JP2010273281A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、笑顔を主体にしながら、それ以外の表情(主体とする笑顔と度合いが異なる笑顔も含む)についても、手間無く、簡単に、撮影することができる撮像装置を提供することである。
【解決手段】 本発明の撮像装置(11〜26)は、被写体の笑顔を検出したときに自動的に撮影を行う撮像装置において、検出手段(20)と、制御手段(20)とを備える。検出手段は、笑顔の被写体が写った笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、それ以降は、被写体の笑顔以外の表情又は動作(ジェスチャー)を検出する。制御手段は、検出手段により笑顔以外の表情又はジェスチャーが検出されたときに、自動的に撮影を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静止画や動画の撮影が可能なデジタルカメラなどの撮像装置に関する。
旧来、写真を撮影する際には「はい、チーズ」というような掛け声をかけるのが一般的である。これは、笑顔で写った写真が魅力的なためである。
ところで、近年、笑顔を検出して自動的にレリーズ動作を行うデジタルカメラが普及している。また、特許文献1,2などで開示されるように、泣き顔など、笑顔以外の表情を認識するための技術も各種提案されている。これらの従来技術を利用すれば、人の顔の表情に応じて自動的に写真を撮影することが可能になるので、撮影者などのユーザーは、手間無く、簡単に、魅力的な表情で写ったベストショットの写真を取得することができる。
特開2001−51338号公報 特開2004−46591号公報
しかしながら、従来技術では、例えば、笑顔を主体に写真を撮影したいが、それ以外の表情も撮影しておきたいといったようなニーズに対応するには、撮影しようとする顔の表情によって、検出モードを設定し直すなどの操作をいちいち行う必要があり煩わしかった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明の目的は、笑顔を主体にしながら、それ以外の表情(主体とする笑顔と度合いが異なる笑顔も含む)についても、手間無く、簡単に、撮影することができる撮像装置を提供することである。
第1の発明の撮像装置は、被写体の笑顔を検出したときに自動的に撮影を行う撮像装置において、検出手段と、制御手段とを備える。検出手段は、笑顔の被写体が写った笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、それ以降は、被写体の笑顔以外の表情又は動作(ジェスチャー)を検出する。制御手段は、検出手段により笑顔以外の表情又はジェスチャーが検出されたときに、自動的に撮影を実行する。
第2の発明は、第1の発明において、笑顔以外の表情は、「泣き顔」、「困り顔」である。
第3の発明は、第1の発明において、基準枚数、笑顔以外の表情、ジェスチャーを、ユーザーが、カスタマイズして設定することが可能である。
第4の発明は、第1の発明において、笑顔以外の表情は、笑顔(「大笑い」など)と度合いが異なる笑顔(「微笑み」など)であり、検出手段は、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、笑顔の「検出レベル」を、到達前に設定されていた「強」から「弱」に変更する。
第5の発明は、第1の発明において、笑顔以外の表情の種類毎に撮影枚数の情報を表示する表示手段を更に備える。
第6の発明は、第1の発明において、検出手段は、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、それ以降は、被写体の「横顔」を検出し、制御手段は、検出手段により「横顔」が検出されたときに、自動的に撮影を実行する。
第7の発明は、第1の発明において、基準枚数は、1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過するまでの間において撮影することが可能な笑顔画像の枚数の上限を示す値である。
第8の発明は、第3の発明において、基準枚数は、度合いの異なる笑顔毎、笑顔以外の表情毎、かつ、被写体毎に設定することが可能である。
第9の発明の撮像装置は、被写体の笑顔を検出したときに自動的に撮影を行う撮像装置において、第一撮影手段と、第二撮影手段と、制御手段とを備える。第一撮影手段は、第一の基準を満たす被写体の笑顔を撮影した第一の笑顔画像をメモリに一時的に格納する。第二撮影手段は、第一の基準よりも低い基準である第二の基準を満たす被写体の笑顔を撮影した第二の笑顔画像をメモリに一時的に格納する。制御手段は、第一の笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達したときに、メモリから第一の笑顔画像と第二の笑顔画像とを読み出して、それらを記録媒体へ記録する。
第10の発明は、第9の発明において、制御手段は、第一の笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達したときに、所定期間を所定時間で区切った時間帯毎に、第一の笑顔画像の撮影枚数を調べると共に、第一の笑顔画像および、第一の笑顔画像の撮影枚数が少ない時間帯に属する第二の笑顔画像をメモリから読み出して、それらを記録媒体へ記録する。
第11の発明は、第9の発明において、複数の被写体のそれぞれに基準枚数が設定される場合に、制御手段は、複数のうちの何れかの被写体を撮影した第一の笑顔画像の撮影枚数が、該被写体に対して設定された基準枚数に到達したときに、該被写体を撮影した第一の笑顔画像および、基準枚数に未だ到達していない被写体を撮影した第一の笑顔画像をメモリから読み出して、それらを記録媒体へ記録する。
第12の発明は、第9の発明において、第一の笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達したときに、メモリに格納された基準枚数分の第一の笑顔画像を、笑顔の度合い毎に、かつその度合いについて時間軸上での分布が分かるように表示する表示手段を更に備える。
本発明を利用すれば、笑顔を主体にしながら、それ以外の表情についても、手間無く、簡単に、撮影することができる。
第1実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のスマイル+αレリーズモードの動作を示す流れ図である。 顔の表情の種類毎に撮影枚数の情報を表示する例を示す図である。 顔の各表情の検出の有効/無効等を設定する方法の例を示す図である。 検出すべき表情の優先度を設定する方法の例を示す図である。 第2実施形態のスマイル+αレリーズモードの動作を示す流れ図である。 変形例のスマイル+αレリーズモードの動作を示す流れ図である。 第3実施形態のスマイル+αレリーズモードの動作を示す流れ図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を説明する。第1実施形態は、デジタルカメラの実施形態である。
図1は、第1実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
デジタルカメラは、撮像レンズ11およびレンズ駆動部12と、撮像素子13と、アナログ信号処理部14と、タイミングジェネレータ(TG)15と、バッファメモリ16と、画像処理部17と、表示制御部18と、表示部19と、制御部20と、圧縮/復号部21と、記録インターフェース(記録I/F)22と、記録媒体23と、通信インターフェース(通信I/F)24と、操作部25と、バス26とを有している。ここで、バッファメモリ16、画像処理部17、表示制御部18、制御部20、圧縮/復号部21、記録I/F22、通信I/F24は、バス26を介して接続されている。また、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14、TG15、操作部25は、それぞれ制御部20に接続されている。
撮像レンズ11は、フォーカスレンズやズームレンズを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図1では撮像レンズ11を1枚のレンズとして図示している。
レンズ駆動部12は、制御部20の指示に応じてレンズ駆動信号を発生し、撮像レンズ11を光軸方向に移動させてフォーカス調整やズーム調整を行う。このレンズ駆動部12によって駆動された撮像レンズ11は、該撮像レンズ11を通過した光束による被写体像を、撮像素子13の受光面上に形成する。
撮像素子13は、動画像や連写画像の撮影が可能な撮像素子であり、例えば、CCD型撮像素子、あるいはCMOS型撮像素子などによって構成される。なお、撮像素子13は、勿論、1フレーム毎の静止画像の撮影も可能である。
撮像素子13は、撮像レンズ11の像空間側に配置され、その受光面に形成された被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。この撮像素子13の出力はアナログ信号処理部14に接続されている。
アナログ信号処理部14は、制御部20の指示に応じて、撮像素子13から出力されたアナログ画像信号に対し、CDS(相関二重サンプリング)、ゲイン調整、A/D変換などのアナログ信号処理を施すと共に、その処理後の画像信号を出力する。なお、アナログ信号処理部14の出力はバッファメモリ16に接続されている。
また、アナログ信号処理部14は、制御部20の指示に基づいてゲイン調整の調整量を設定し、それによってISO感度に相当する撮影感度の調整を行う。
TG15は、制御部20の指示に基づき撮像素子13およびアナログ信号処理部14に対してタイミングパルスを供給する。撮像素子13およびアナログ信号処理部14の駆動タイミングはそのタイミングパルスによって制御される。
バッファメモリ16は、アナログ信号処理部14から出力される画像信号を画像データとして一時的に記憶する。また、バッファメモリ16は、制御部20により記録媒体23から読み出された画像データや、制御部20による処理の過程で作成された画像データを一時的に記憶する。
画像処理部17は、制御部20の指示に応じて、バッファメモリ16の画像データに対し、ホワイトバランス調整、補間、輪郭強調、ガンマ補正、解像度変換(画素数変換)などの画像処理を施す。なお、解像度変換(画素数変換)は、表示部19に画像データを表示させる場合などに必要な処理である。画像処理部17は、ASICなどとして構成される。
表示制御部18は、制御部20の指示に応じて、画像処理後の画像データに所定の信号処理(例えば、NTSC方式の複合映像信号に変換するための信号処理)を施して表示部19へ出力する。この出力により、画像データが表示部19に表示される。なお、本実施形態による表示部19は、デジタルカメラ筐体の背面に設けられたLCDモニタであるが、表示部19として、接眼部を介して観察される電子ファインダを構成しても良い。
圧縮/復号部21は、制御部20の指示に応じて、バッファメモリ16の画像データに圧縮処理又は復号処理を施す。なお、圧縮処理及び復号処理は、静止画撮影時にはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などによって行われ、動画撮影時にはMPEG(Moving Picture Experts Group)形式などによって行われる。
また、圧縮/復号部21は、可逆圧縮(いわゆるロスレス符号化)を行うことも可能な構成となっている。
記録I/F22には、記録媒体23を接続するためのコネクタが形成されている。記録I/F22は、そのコネクタに接続された記録媒体23にアクセスして、各種データの書き込みや読み出しを行う。制御部20は、撮影時には、この記録I/F22を介して、バッファメモリ16の圧縮処理後の画像データを記録媒体23へ記録する。但し、デジタルカメラが非圧縮記録モードに設定された場合には、制御部20は、バッファメモリ16の画像処理後の画像データを、圧縮処理を施さずに非圧縮のまま記録媒体23へ記録する。また、制御部20は、画像再生時には、記録I/F22を介して、その記録された画像データを記録媒体23から読み出してバッファメモリ16へ記録する。なお、記録媒体23は、半導体メモリを内蔵したメモリカードや、小型のハードディスクなどである。
通信I/F24は、有線LAN、USB、無線LAN、IrDA、BlueToothなどの各種の有線または無線の通信規格に基づく通信インターフェースである。制御部20は、この通信I/F24を介して、外部の装置/機器、例えば、デジタルフォトフレームやバックアップ用ストレージなどと通信を行う。具体的には、例えば、デジタルカメラで撮影した画像データをデジタルフォトフレームやバックアップ用ストレージなどに転送する。
操作部25は、レリーズボタン、モード設定ボタン、メニューボタン、画像再生ボタン等の各種の操作部材を含み、撮影者などのユーザーによる部材操作の内容に応じた操作信号を制御部20に送る。
制御部20は、ユーザーによる操作部材の操作内容等に応じてデジタルカメラの各部を統括制御する。
制御部20は、例えば、デジタルカメラが「スマイル+αレリーズモード」に設定された状態で、レリーズボタンが全押しされると、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動してスルー画像の撮影を開始する。このとき、撮像素子13はドラフトモード(間引き読み出しモード)で駆動され、スルー画像の画像データがアナログ信号処理部14を介してバッファメモリ16へ順次記録される。制御部20は、そのスルー画像の画像データを基に、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部を駆動して、バッファメモリ16のスルー画像の画像データを基に撮影シーンの評価値を算出させると、その評価値に基づきアナログ信号処理部14などの設定内容を調整する。また、制御部20は、画像処理部17を駆動してバッファメモリ16のスルー画像の画像データに画像処理を施した後、表示制御部18を駆動して画像処理後のスルー画像の画像データを表示部19に順次表示させる(ライブビュー表示)。
制御部20は、上記動作中に、スルー画像の画像データから被写体の顔の特定の表情や被写体の特定のジェスチャーを検出すると、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動され、撮影された静止画像(本撮影画像)の画像データがアナログ信号処理部14を介してバッファメモリ16へ記録される。この後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像の画像データに対し画像処理を施す。また、制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の本撮影画像を表示部19に表示させる。そして、制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の本撮影画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の本撮影画像の画像データを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。但し、デジタルカメラが非圧縮記録モードに設定された場合には、制御部20は、圧縮/復号部21を駆動することなく、画像処理後の本撮影画像の画像データを非圧縮のまま記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。
なお、以下では、本撮影によって上記のように取得される本撮影画像のうち笑顔の被写体が写ったものを特に笑顔画像と呼ぶこととする。
以下、デジタルカメラが行う「スマイル+αレリーズモード」の動作の詳細について、図2のフローチャートを参照して説明する。なお、「スマイル+αレリーズモード」は、被写体の顔の特定の表情や被写体の特定のジェスチャーを検出したときに自動的に本撮影を行うモードである。ユーザーは、例えば、モード設定ボタン等を操作してデジタルカメラを同モードに設定した後、レリーズボタンを全押しすることで、スマイル+αレリーズによる撮影を行うことができる。
ステップ101(S101):制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動してスルー画像の撮影を開始する。このとき、撮像素子13はドラフトモード(間引き読み出しモード)で駆動される。
ステップ102:制御部20は、1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間(例えば、一週間など)が経過したか否かを判定する。そして、制御部20は、所定期間が経過した場合にはステップ117へ移行し(Yes側)、一方、経過していない場合にはステップ103へ移行する(No側)。
ステップ103:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数が予め定められた基準枚数(例えば、20枚など)に到達したか否かを判定する。基準枚数は、その値をユーザーが任意に設定することが可能である。そして、制御部20は、基準枚数に到達した場合にはステップ111へ移行し(Yes側)、一方、到達していない場合にはステップ104へ移行する(No側)。
ステップ104:制御部20は、バッファメモリ16に記録されたスルー画像(1フレーム分)から特徴点を抽出して被写体の顔領域、顔の大きさ等を検出する。なお、その検出は、例えば、特開2001−16573号公報に記載される特徴点抽出処理などの従来技術を利用して行える。また、特徴点としては、例えば、眉、目、鼻、唇の各端点、顔の輪郭点、頭頂点や顎の下端点などが挙げられる。
ところで、デジタルカメラが顔登録モードに設定された場合には、制御部20は、検出した顔の特徴点の位置、特徴点から求まる顔パーツの大きさ、各特徴点の相対距離などから、登録人物の顔認識データを生成して、それを特定の人物(被写体)を認識するためのデータとして登録する。そして、制御部20は、スマイル+αレリーズモードの動作において、撮影画面内の人物(被写体)の顔が特定の人物であるか否かを判断する際に、その登録された顔認識データを使用する。具体的には、先ず、制御部20は、検出された顔の特徴点に基づいて、撮影される人物の顔の特徴点の位置、各顔パーツの大きさ、各特徴点の相対距離などを演算する。次に、制御部20は、上記の演算結果と登録された顔認識データとを比較して、撮影される人物の顔と登録された特定の人物の顔との相似度を求める。そして、制御部20は、上記の相似度が予め定められた閾値を超える場合に、撮影される人物が特定の人物であると判断して認識する。
制御部20は、上記で検出した被写体の顔領域のデータと上記で抽出した特徴点とに基づき被写体の笑顔を検出する。なお、笑顔の検出は、例えば、ユーザーにより設定される「検出レベル」或いは「笑顔度」に基づいて行われる。例えば、「検出レベル」が「弱」或いは「笑顔度」が「80%」などに設定されると、制御部20は、大笑いのようにはっきりとした笑顔のみを検出する。一方、「検出レベル」が「強」或いは「笑顔度」が「10%」などに設定されると、制御部20は、微笑みのような僅かな笑顔までも検出するようになる。このような笑顔の検出は、例えば、特開2004−46591号公報などで開示される従来の手法を利用して行える。
ステップ105:制御部20は、笑顔を検出できたか否かを判定する。そして、制御部20は、笑顔を検出できた場合にはステップ106へ移行し(Yes側)、一方、検出できない場合にはステップ118へ移行する(No側)。
ステップ106:制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15の駆動を停止して、スルー画像の撮影を終了する。
ステップ107:制御部20は、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。その後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像(笑顔画像)の画像データに対し画像処理を施す。
ステップ108:制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の笑顔画像を表示部19に表示させる。
ステップ109:制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の笑顔画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の笑顔画像の画像データを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。
ステップ110:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数をインクリメント(+1)して、ステップ119へ移行する。
ステップ111:制御部20は、バッファメモリ16に記録されたスルー画像(1フレーム分)から特徴点を抽出して被写体の顔領域、顔の大きさ等を検出する。
そして、制御部20は、検出した被写体の顔領域のデータと抽出した特徴点とに基づき被写体の笑顔以外の表情を検出する。笑顔以外の表情は、例えば、泣き顔、困り顔である。
なお、表情(例えば、泣き顔、困り顔といった喜怒哀楽など)の検出は、例えば、特開2001−51338号公報などで開示される従来の手法を利用して行える。また、表情の検出においては、ウインク(目瞑り)を検出するようにしてもよい。ウインクの検出は、例えば、特開2001−338303号公報などで開示される従来の手法を利用して行える。
また、被写体の笑顔以外の表情ではなく、被写体のジェスチャーを検出してもよい。例えば、被写体が赤ちゃんであれば、あくび、くしゃみなどの動作(ジェスチャー)を検出する。あくびの場合は口を大きく開けた状態を検出し、くしゃみの場合は顔がクシャとなった瞬間を検出する。このような動作・ポーズの検出は、例えば、特開2004−294498号公報などで開示される従来の手法を利用して行える。
なお、上記の笑顔以外の表情、ジェスチャーは、ユーザーが、デジタルカメラに予め用意されているテンプレートを使用してカスタマイズすることが可能である。
ステップ112:制御部20は、被写体の笑顔以外の表情又は被写体のジェスチャーを検出できたか否かを判定する。そして、制御部20は、検出できた場合にはステップ113へ移行し(Yes側)、一方、検出できない場合にはステップ118へ移行する(No側)。
ステップ113:制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15の駆動を停止して、スルー画像の撮影を終了する。
ステップ114:制御部20は、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。その後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像の画像データに対し画像処理を施す。
ステップ115:制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の本撮影画像を表示部19に表示させる。
ステップ116:制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の本撮影画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の本撮影画像の画像データを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。その後、制御部20は、ステップ119へ移行する。
ステップ117:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数を「0(ゼロ)」に設定(リセット)する。そして、制御部20は、ステップ104へ移行する。
ステップ118:制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16のスルー画像の画像データに対し画像処理を施す。そして、制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後のスルー画像(1フレーム分)を表示部19に表示させる。
ステップ119:制御部20は、撮影中止の指示が行われたか否かを判定する。なお、撮影中止の指示は、ユーザーがレリーズボタンを再度全押しすることなどによって行える。
制御部20は、指示が行われていない場合には、ステップ102へ移行して上記の処理を繰り返す(No側)。一方、制御部20は、撮影中止の指示が行われた場合には、撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して、本フローチャートの処理を終了する(Yes側)。
(第1実施形態の補足事項)
なお、上記では、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数(例えば、20枚など)に到達した場合に、被写体の笑顔以外の表情又は被写体のジェスチャーを検出するようにした。しかし、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合に、笑顔の「検出レベル」を変更するようにしてもよい。具体的には、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達するまでは「検出レベル」を「強」に設定しておき、基準枚数に到達したら「検出レベル」を「強」から「弱」に変更するようにしてもよい。そうすれば、「大笑い」のようにはっきりとした笑顔を主体にしながら、大笑い以外の「微笑み」のような僅かな笑顔についても、手間無く、簡単に、撮影することができるようになる。
また、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達したら、被写体の横顔に反応して自動的に本撮影が行われるようにしてもよい。なお、横顔の検出は、例えば、特開2001−51338号公報などで開示される従来の手法を利用して行える。
また、上記のステップ108やステップ115で本撮影画像(笑顔画像を含む)を表示する際には、例えば図3に示すように、顔の表情についてその種類毎の撮影枚数の情報を一緒に表示するようにしてもよい。また、動作/ジェスチャーについてもその種類毎の撮影枚数の情報を一緒に表示するようにしてもよい。
また、上述した表情の種類(笑顔、泣き顔、困り顔など)、動作/ジェスチャーの種類(あくび、くしゃみなど)に関する情報を、テキスト或いは記号(例えば、表情マーク)などとして本撮影画像(笑顔画像を含む)と共に記録媒体へ記録するようにしてもよい。そうした場合、その情報は画像ファイルのタグ情報などとして記録する。そうすれば、如何なる表情、動作/ジェスチャーで自動撮影されたかを、その情報を表示することで視覚的に判断することができるようになる。また、後の画像検索(デジタルカメラの画像再生モードなどにおいて行える。)で、そのテキスト或いは記号を検索キーワードとして利用することができるようになる。
また、上記のスマイル+αレリーズによって撮影された笑顔画像に写った人物が、通常の撮影モードで撮影された画像に笑顔で写っている場合には、その笑顔で写った画像も笑顔画像の撮影枚数に含めてカウントするようにしてもよい。具体的には、記録媒体23に記録された画像のうちスマイル+αレリーズによって撮影された笑顔画像に写った人物を特定する。次に、記録媒体23に記録された画像のうち通常の撮影モードで撮影された画像で、特定した人物が笑顔で写っているものの枚数を数える。そして、その数えた枚数と上記の笑顔画像の撮影枚数との合計が上記の基準枚数に到達したならば、笑顔以外の表情又はジェスチャーに反応して自動的に本撮影を行うようにする。
また、上記の基準枚数は、笑顔の本撮影画像の撮影枚数の許容基準として設定されているが、上述した表情の種類(笑顔、泣き顔、困り顔など)毎、動作/ジェスチャーの種類(あくび、くしゃみなど)毎にも個別に設定されてよい。さらに、それらの基準枚数は、デジタルカメラに登録される人物(被写体)毎にも設定されてよい。なお、そうした場合、それらの基準枚数に対して、ユーザーは任意の値を個別に設定可能である。
また、上記ステップ104での笑顔の検出および、上記ステップ111での笑顔以外の表情又はジェスチャーの検出については、その「検出レベル」或いは「笑顔度」を、デジタルカメラに登録される人物(被写体)毎に設定することができる。例えば、普段あまり笑わない人物に対しては、少し笑っただけでも笑顔が検出されるように設定することができる。具体的には、図4の例に示すように、人物毎に「笑顔度」を設定する。図4の例では、Aさんは、「笑顔度」が50%に設定されているので少し笑っただけでも笑顔が検出される。なお、Cさんは、「笑顔度」が0%に設定されているので、どのように笑ってもそれが笑顔として検出されることはない。なお、この設定は、例えば、LCDモニタ上にその人物の顔が写った画像を表示した状態で行うことが可能である。また、「笑顔度」のパーセンテージは、画面に表示されたスライドバーの操作、或いは入力欄への数値入力によって設定することが可能である。
また、図4の例では、人物毎に、検出を有効とする顔の表情の種類を設定することができるようになっている。図4の例では、喜怒哀楽等の表情について、ユーザーは、それらの検出の有効/無効を、チェックボックス形式に「○(有効)」/「×(無効)」を入力することによって設定することができる。例えば、Aさんに対しては、顔の表情の種類として、喜び、怒り、驚き、視線、ウインクの検出が有効に設定されている。そのため、Aさんについては、喜び、怒り、驚きの何れかが検出された場合、又は視線がカメラに向けられ、かつウインクが検出された場合に自動的に本撮影が行われる。また、Cさんに対しては、視線とウインクのみ検出が有効に設定されている。そのため、Cさんについては、視線がカメラに向けられ、かつウインク検出された場合にのみ自動的に本撮影が行われる。なお、視線(目線)の検出は、例えば、特開2001−51338号公報などで開示される従来の手法を利用して行える。
また、視線とウインクの検出が有効に設定されている場合には、ウインクが検出されてから所定の時間(ディレイ時間)が経過するのを待ってから本撮影を行うようにしてもよい。なお、ディレイ時間については、ユーザーに、任意の時間を入力させてもよいし、画面に表示させた、例えば3秒、5秒などの時間の中から1つを選択させるようにしてもよい。
また、検出を有効とする顔の表情の種類が複数設定される場合には、検出すべき表情の優先度を予め設定できるようにしてもよい。図5の例では、ひろみさんに対しては、顔の表情の種類として、笑顔、困り顔、泣き顔の検出が有効に設定されており、そして、検出の優先度として、笑顔に対しては(1)、困り顔に対しては(2)、泣き顔に対しては(3)という数値が設定されている。これらの数値は、値が小さいほど優先度が高いことを示している。この場合、例えば、優先度が最も高い笑顔については、その表情が検出される度に毎回必ず本撮影が行われるが、優先度が最も低い泣き顔については、その表情が3回検出されたら本撮影が1回行われるというように、設定された優先度を考慮して動作を行うようにするとよい。また、検出を有効とする動作/ジェスチャーの種類が複数設定される場合にも、同様に、優先度を予め設定できるようにしてもよい。
また、上記では、1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過した場合に笑顔画像の撮影枚数をリセットするようにした。しかし、デジタルカメラが「スマイル+αレリーズモード」に設定されたら笑顔画像の撮影枚数のカウントを開始し、同モードの設定が解除されてその動作を終了するときに笑顔画像の撮影枚数をリセットするようにしてもよい。
また、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合には、ユーザーにその旨を通知するようにしてもよい。そうした場合、その通知は、例えば、表示部19へのメッセージ等の表示や音声などによって行うようにするとよい。
また、上記では説明していないが、所定期間内において笑顔画像の検出基準(例えば、既述の「検出レベル」或いは「笑顔度」である。)よりも低い基準で検出した度合いの異なる笑顔が写った本撮影画像を不図示のメモリに格納しておく。そして、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合に、そのメモリに格納した本撮影画像を記録媒体23へ記録するか否か、或いは、その本撮影画像のうちのどれを記録媒体23へ記録するかをユーザーに指定させるようにしてもよい。若しくは、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、その後のデジタルカメラの電源OFF(或いは、電源OFFの後の電源ON)時に、そのメモリに格納した本撮影画像の整理(例えば、記録媒体23へ記録するなど)を促す通知をユーザーに対して行うようにしてもよい。
また、上記では説明していないが、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合には、撮影された基準枚数の笑顔画像を、笑顔の度合い毎に、かつその度合いについて時間軸上での分布が分かるように表示するようにしてもよい。
また、上記では説明していないが、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合には、撮影された基準枚数の笑顔画像を記録媒体23から読み出して、通信I/F24を介した無線通信や有線通信により、例えばデジタルフォトフレームやバックアップ用ストレージなどに転送するようにしてもよい。なお、バックアップ用ストレージに転送する場合には、転送完了後に、当該笑顔画像を記録媒体23から削除するようにしてもよい。
また、上記では、笑顔画像を記録媒体23へ記録した後に、笑顔画像の撮影枚数をインクリメント(+1)している。このインクリメント後に、もしも笑顔画像が、前記のようにデジタルフォトフレームなどの外部の装置/機器に転送されることなくユーザー操作により記録媒体23から削除されてしまった場合には、笑顔画像の撮影枚数をデクリメント(−1)するようにする。但し、既に外部の装置/機器に転送された笑顔画像が、ユーザー操作により記録媒体23から削除される場合には、その撮影枚数のデクリメントを行わないようにする。
また、デジタルカメラに登録された人物以外の人物(不特定人物)の顔が撮影される(笑顔、困り顔、泣き顔、真面目顔などの表情が撮影される)場合には、登録された人物の笑顔を撮影した笑顔画像の前後において撮影日時が時間的に近い不特定人物の本撮影画像を多めに記録媒体23へ記録するようにしてもよい。
このように、第1実施形態のデジタルカメラでは、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数(例えば、20枚など)に到達したら、以降、笑顔以外の表情又はジェスチャーにも反応して自動的に本撮影が行われる。
また、第1実施形態のデジタルカメラでは、1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過すると、笑顔画像の撮影枚数がリセットされる。例えば、赤ちゃんのように比較的短期間で表情が変化(成長)する被写体の場合には、撮影間隔が例えば一ヶ月のように長いと、一ヶ月前と今とでは、笑顔でも表情に大きな変化(成長)が表れることが考えられる。そのため、撮影時には同じ笑顔のように感じたとしても、実際に一ヶ月間に撮影した笑顔画像を比較してみると同一の笑顔の表情をしていない場合が多い。そのため、或る一定の期間(所定期間)を経過した場合には、笑顔の表情に変化が生じるものと考えて、笑顔画像の撮影枚数をリセットすることにより、赤ちゃんのように成長が早い被写体を考慮した笑顔画像撮影を実現することができる。なお、この場合において、所定期間は、被写体によって変更されるようにしておくとよい。例えば、被写体の誕生日の情報をユーザーが予めデジタルカメラに入力しておき、その情報から被写体の撮影時点の年齢を算出して、その年齢が低い被写体ほど所定期間を短く設定するようにすればよい。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態も、デジタルカメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通するデジタルカメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
以下、第2実施形態のデジタルカメラが行う「スマイル+αレリーズモード」の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップ201(S201):制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動してスルー画像の撮影を開始する。このとき、撮像素子13はドラフトモード(間引き読み出しモード)で駆動される。
ステップ202:制御部20は、バッファメモリ16に記録されたスルー画像(1フレーム分)から特徴点を抽出して被写体の顔領域、顔の大きさ等を検出する。そして、制御部20は、検出した被写体の顔領域のデータと抽出した特徴点とに基づき「笑顔基準」を満たす被写体の笑顔を検出する。なお、「笑顔基準」は、例えば、既述の「検出レベル」或いは「笑顔度」である。
ステップ203:制御部20は、「笑顔基準」を満たす笑顔を検出できたか否かを判定する。そして、制御部20は、「笑顔基準」を満たす笑顔を検出できた場合にはステップ204へ移行し(Yes側)、一方、検出できない場合にはステップ209へ移行する(No側)。
ステップ204:制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15の駆動を停止して、スルー画像の撮影を終了する。
ステップ205:制御部20は、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。その後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像(笑顔画像)の画像データに対し画像処理を施す。
ステップ206:制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の笑顔画像を表示部19に表示させる。
ステップ207:制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の笑顔画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の笑顔画像の画像データを不図示のメモリへ格納する。
ステップ208:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数をインクリメント(+1)する。そして、制御部20は、ステップ215へ移行する。
ステップ209:制御部20は、ステップ202で検出した被写体の顔領域のデータとステップ202で抽出した特徴点とに基づき「第二基準」を満たす被写体の笑顔を検出する。なお、「第二基準」は、例えば、既述の「検出レベル」或いは「笑顔度」である。この「第二基準」には、上記の「笑顔基準」を基に「笑顔基準」よりも低い基準値が自動的に設定される。
ステップ210:制御部20は、「第二基準」を満たす笑顔を検出できたか否かを判定する。そして、制御部20は、「第二基準」を満たす笑顔を検出できた場合にはステップ211へ移行し(Yes側)、一方、検出できない場合にはステップ220へ移行する(No側)。
ステップ211:制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15の駆動を停止して、スルー画像の撮影を終了する。
ステップ212:制御部20は、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。その後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像の画像データに対し画像処理を施す。
ステップ213:制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の本撮影画像を表示部19に表示させる。
ステップ214:制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の本撮影画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の本撮影画像の画像データを不図示のメモリへ格納する。
ステップ215:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数が予め定められた基準枚数(例えば、20枚など)に到達したか否かを判定する。基準枚数は、その値をユーザーが任意に設定することが可能である。そして、制御部20は、基準枚数に到達した場合にはステップ216へ移行し(Yes側)、一方、到達していない場合にはステップ217へ移行する(No側)。
ステップ216:制御部20は、笑顔画像と本撮影画像とを不図示のメモリから読み出して、それらを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。そして、制御部20は、ステップ219へ移行する。
ステップ217:制御部20は、1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間(例えば、一週間など)が経過したか否かを判定する。そして、制御部20は、所定期間が経過した場合にはステップ218へ移行し(Yes側)、一方、経過していない場合には撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して本フローチャートの処理を終了する。
ステップ218:制御部20は、笑顔画像とその基準枚数に対する不足分の数の本撮影画像とを不図示のメモリから読み出して、それらを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。例えば、基準枚数が20枚に設定されている場合で、笑顔画像の撮影枚数が15枚であれば、その基準枚数に対する不足分の5枚(20枚−15枚)を本撮影画像で補って、それら合計20枚(基準枚数)を記録媒体23へ記録するようにする。なお、その場合に、本撮影画像の撮影枚数が例えば10枚であれば、記録媒体23へ記録する5枚の本撮影画像を、その10枚の中からユーザーに選択させるようにしてもよい。
ステップ219:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数を「0(ゼロ)」に設定(リセット)する。そして、制御部20は、撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して本フローチャートの処理を終了する。
ステップ220:制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16のスルー画像の画像データに対し画像処理を施す。そして、制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後のスルー画像(1フレーム分)を表示部19に表示させる。
ステップ221:制御部20は、撮影中止の指示が行われたか否かを判定する。なお、撮影中止の指示は、ユーザーがレリーズボタンを再度全押しすることなどによって行える。
制御部20は、指示が行われていない場合には、ステップ202へ移行して上記の処理を繰り返す(No側)。一方、制御部20は、撮影中止の指示が行われた場合には、撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して、本フローチャートの処理を終了する(Yes側)。
(第2実施形態の補足事項)
なお、上記では、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達しない場合であっても、1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過すると、基準枚数に対する不足分を本撮影画像で補うようにして笑顔画像を記録媒体23へ記録した。しかし、基準枚数に到達しないまま1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過した場合には、笑顔画像よりも低い基準で撮影された本撮影画像は破棄するようにして、撮影された分の笑顔画像のみを記録媒体23へ記録するようにしてもよい。
また、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、上記ステップ216の処理は行わずに、その後のデジタルカメラの電源OFF(或いは、電源OFFの後の電源ON)時に、メモリに格納した本撮影画像(笑顔画像よりも低い基準で撮影されたもの)と笑顔画像との整理(例えば、記録媒体23へ記録するなど)を促す通知をユーザーに対して行うようにしてもよい。また、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達しないまま1枚目の笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過した場合、上記ステップ218の処理は行わずに、その後のデジタルカメラの電源OFF(或いは、電源OFFの後の電源ON)時に、メモリに格納した本撮影画像(笑顔画像よりも低い基準で撮影されたもの)と笑顔画像との整理(例えば、記録媒体23へ記録するなど)を促す通知をユーザーに対して行うようにしてもよい。なお、そうした場合、ユーザーに対する通知は、例えば、表示部19へのメッセージ等の表示や音声などによって行うとよい。
また、デジタルカメラに登録される複数の人物(被写体)のそれぞれに基準枚数が設定される場合において、何れかの人物(被写体)の笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合には、未だ基準枚数に到達しない人物の笑顔画像も一緒に整理(例えば、記録媒体23へ記録するなど)するようにしてもよい。若しくは、基準枚数到達後のデジタルカメラの電源OFF(或いは、電源OFFの後の電源ON)時に、それら笑顔画像の整理を促す通知をユーザーに対して行うようにしてもよい。
(第2実施形態の変形例)
以下、第2実施形態の変形例を説明する。
以下、第2実施形態の変形例のデジタルカメラが行う「スマイル+αレリーズモード」の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、第2実施形態と変形例との相違は、図6のフローチャートにおけるステップ218の処理が、図7のフローチャートにおけるステップ318及びステップ319の処理に変更された点である。
よって、以下では、ステップ318及びステップ319の処理についてのみ説明を行う。
ステップ318(S318):制御部20は、所定期間を所定時間で区切った時間帯毎に笑顔画像の撮影枚数を調べる。
ステップ319:制御部20は、笑顔画像および、笑顔画像の撮影枚数が少ない時間帯に属する本撮影画像を不図示のメモリから読み出して、それらを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。
(第2実施形態の変形例の補足事項)
なお、上記のステップ318及びステップ319の処理は、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合のステップ316の処理に変えて実行するようにしてもよい。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態を説明する。この第3実施形態も、デジタルカメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通するデジタルカメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
以下、第3実施形態のデジタルカメラが行う「スマイル+αレリーズモード」の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
ステップ401(S401):制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動してスルー画像の撮影を開始する。このとき、撮像素子13はドラフトモード(間引き読み出しモード)で駆動される。
ステップ402:制御部20は、バッファメモリ16に記録されたスルー画像(1フレーム分)から特徴点を抽出して被写体の顔領域、顔の大きさ等を検出する。そして、制御部20は、検出した被写体の顔領域のデータと抽出した特徴点とに基づき「笑顔基準」を満たす被写体の笑顔を検出する。なお、「笑顔基準」は、例えば、既述の「検出レベル」或いは「笑顔度」である。
ステップ403:制御部20は、「笑顔基準」を満たす笑顔を検出できたか否かを判定する。そして、制御部20は、「笑顔基準」を満たす笑顔を検出できた場合にはステップ404へ移行し(Yes側)、一方、検出できない場合にはステップ409へ移行する(No側)。
ステップ404:制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15の駆動を停止して、スルー画像の撮影を終了する。
ステップ405:制御部20は、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。その後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像(笑顔画像)の画像データに対し画像処理を施す。
ステップ406:制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の笑顔画像を表示部19に表示させる。
ステップ407:制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の笑顔画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の笑顔画像の画像データを不図示のメモリへ格納する。
ステップ408:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数をインクリメント(+1)する。そして、制御部20は、ステップ415へ移行する。
ステップ409:制御部20は、ステップ402で検出した被写体の顔領域のデータとステップ402で抽出した特徴点とに基づき「別基準」を満たす被写体の表情又は被写体のジェスチャーを検出する。なお、「別基準」は、被写体の笑顔以外の表情(例えば、泣き顔、困り顔、真面目顔など)を検出する基準値、或いは、被写体のジェスチャー(例えば、被写体が赤ちゃんであれば、あくび、くしゃみなど)を検出する基準値、或いは、被写体の笑顔を検出するための、例えば、既述の「検出レベル」或いは「笑顔度」である。この「別基準」には、上記の「笑顔基準」とは異なる別の基準値が自動的に設定される。
ステップ410:制御部20は、「別基準」を満たす被写体の表情又は被写体のジェスチャーを検出できたか否かを判定する。そして、制御部20は、検出できた場合にはステップ411へ移行し(Yes側)、一方、検出できない場合にはステップ419へ移行する(No側)。
ステップ411:制御部20は、レンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15の駆動を停止して、スルー画像の撮影を終了する。
ステップ412:制御部20は、レンズ駆動部12と協働して撮像レンズ11の焦点調節制御(AF)を行う。また、制御部20は、不図示の測光部が算出した評価値に基づき撮影条件(絞り値、シャッター速度、ストロボ発光の有無など)を決定する。そして、制御部20は、決定した撮影条件の下でレンズ駆動部12、アナログ信号処理部14およびTG15を駆動して本撮影を実施する。このとき、撮像素子13はフレームモード(全画素読み出しモード)で駆動される。その後、制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16に記録された本撮影画像の画像データに対し画像処理を施す。
ステップ413:制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後の本撮影画像を表示部19に表示させる。
ステップ414:制御部20は、圧縮/復号部21を駆動して、画像処理後の本撮影画像の画像データに対し圧縮処理を施すと共に、圧縮処理後の本撮影画像の画像データを不図示のメモリへ格納する。
ステップ415:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数が予め定められた基準枚数(例えば、20枚など)に到達したか否かを判定する。基準枚数は、その値をユーザーが任意に設定することが可能である。そして、制御部20は、基準枚数に到達した場合にはステップ416へ移行し(Yes側)、一方、到達していない場合には撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して本フローチャートの処理を終了する。
ステップ416:制御部20は、「別基準」の内容を変更する。例えば、「別基準」が、これまで「困り顔」を検出する基準値であったとすれば、ここで、「真面目顔」を検出する基準値に変更する。
ステップ417:制御部20は、笑顔画像および、笑顔画像と撮影日時の隔たりが大きい本撮影画像を不図示のメモリから読み出して、それらを記録I/F22を介して記録媒体23へ記録する。
ステップ418:制御部20は、笑顔画像の撮影枚数を「0(ゼロ)」に設定(リセット)する。そして、制御部20は、撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して本フローチャートの処理を終了する。
ステップ419:制御部20は、画像処理部17を駆動して、バッファメモリ16のスルー画像の画像データに対し画像処理を施す。そして、制御部20は、表示制御部18を駆動して、画像処理後のスルー画像(1フレーム分)を表示部19に表示させる。
ステップ420:制御部20は、撮影中止の指示が行われたか否かを判定する。なお、撮影中止の指示は、ユーザーがレリーズボタンを再度全押しすることなどによって行える。
制御部20は、指示が行われていない場合には、ステップ402へ移行して上記の処理を繰り返す(No側)。一方、制御部20は、撮影中止の指示が行われた場合には、撮影に係るデジタルカメラ各部の駆動を停止して、本フローチャートの処理を終了する(Yes側)。
(第3実施形態の補足事項)
なお、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合には、「笑顔基準」で撮影された笑顔画像と「別基準」で撮影された本撮影画像とをメモリから読み出して、記録媒体23へ記録するようにしてもよい。
また、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合には、笑顔画像のみ記録媒体23へ記録するようにする。そして、「別基準」で撮影された本撮影画像は削除するようにしてもよい。若しくは、本撮影画像を削除するか否か、或いは、本撮影画像のうちのどれを削除するかをユーザーに指定させるようにしてもよい。若しくは、基準枚数到達後のデジタルカメラの電源OFF(或いは、電源OFFの後の電源ON)時に、笑顔画像と本撮影画像との整理(例えば、記録媒体23へ記録するなど)を促す通知をユーザーに対して行うようにしてもよい。なお、そうした場合、通知は、例えば、表示部19へのメッセージ等の表示や音声などによって行うとよい。
(実施形態の作用効果)
以上、第1実施形態のデジタルカメラでは、「スマイル+αレリーズモード」で撮影すると、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達するまでは、被写体の笑顔が検出された場合に本撮影が実行される。なお、この場合、取得された笑顔画像が記録媒体へ記録された時点で笑顔画像の撮影が完了する。そして、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達すると、それ以降は、被写体の笑顔以外の表情又は動作(ジェスチャー)が検出された場合に本撮影が実行される。なお、この場合、取得された本撮影画像が記録媒体へ記録された時点で本撮影画像の撮影が完了する。
また、第2実施形態のデジタルカメラでは、「スマイル+αレリーズモード」で撮影すると、笑顔基準を満たす被写体の笑顔が検出された場合に本撮影が実行され、取得された笑顔画像がメモリに一時的に格納される。また、笑顔基準よりも低い基準である第二基準を満たす被写体の笑顔が検出された場合にも本撮影が実行され、取得された本撮影画像がメモリに一時的に格納される。そして、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達すると、メモリから笑顔画像と本撮影画像とが読み出されて、それらが記録媒体へ記録される。なお、この場合、それらが記録媒体へ記録された時点で笑顔画像と本撮影画像との撮影が完了する。
また、第3実施形態のデジタルカメラでは、「スマイル+αレリーズモード」で撮影すると、笑顔基準を満たす被写体の笑顔が検出された場合に本撮影が実行され、取得された笑顔画像がメモリに一時的に格納される。また、笑顔基準とは異なる別基準、即ち、被写体の笑顔以外の表情又は被写体の動作(ジェスチャー)を検出するための基準値を満たす被写体が検出された場合にも本撮影が実行され、取得された本撮影画像がメモリに一時的に格納される。そして、笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達すると、メモリから笑顔画像と本撮影画像とが読み出されて、それらが記録媒体へ記録される。なお、この場合、それらが記録媒体へ記録された時点で笑顔画像と本撮影画像との撮影が完了する。
従って、上記実施形態のデジタルカメラによれば、笑顔を主体にしながら、それ以外の表情(主体とする笑顔と度合いが異なる笑顔も含む)についても、手間無く、簡単に、撮影することができる。
(その他)
なお、上記ではデジタルカメラの実施例を説明したが、本発明の撮像装置は、静止画や動画の撮影が可能な他の装置/機器、例えば、携帯電話機やデジタルビデオカメラなどにも適用することが可能である。
11…撮像レンズ,12…レンズ駆動部,13…撮像素子,14…アナログ信号処理部,15…タイミングジェネレータ(TG),16…バッファメモリ,17…画像処理部,18…表示制御部,19…表示部,20…制御部,21…圧縮/復号部,22…記録インターフェース(記録I/F),23…記録媒体,24…通信インターフェース(通信I/F),25…操作部,26…バス

Claims (12)

  1. 被写体の笑顔を検出したときに自動的に撮影を行う撮像装置において、
    前記笑顔の被写体が写った笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達した場合、それ以降は、被写体の笑顔以外の表情又は動作(ジェスチャー)を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記笑顔以外の表情又はジェスチャーが検出されたときに、自動的に撮影を実行する制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記笑顔以外の表情は、「泣き顔」、「困り顔」である
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記基準枚数、前記笑顔以外の表情、前記ジェスチャーを、ユーザーが、カスタマイズして設定することが可能である
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記笑顔以外の表情は、前記笑顔(「大笑い」など)と度合いが異なる笑顔(「微笑み」など)であり、
    前記検出手段は、前記笑顔画像の撮影枚数が前記基準枚数に到達した場合、前記笑顔の「検出レベル」を、前記到達前に設定されていた「強」から「弱」に変更する
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記笑顔以外の表情の種類毎に撮影枚数の情報を表示する表示手段
    を更に備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記検出手段は、前記笑顔画像の撮影枚数が前記基準枚数に到達した場合、それ以降は、被写体の「横顔」を検出し、
    制御手段は、前記検出手段により前記「横顔」が検出されたときに、自動的に撮影を実行する
    ことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記基準枚数は、1枚目の前記笑顔画像が撮影されてから所定期間が経過するまでの間において撮影することが可能な前記笑顔画像の枚数の上限を示す値である
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記基準枚数は、度合いの異なる前記笑顔毎、前記笑顔以外の表情毎、かつ、前記被写体毎に設定することが可能である
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 被写体の笑顔を検出したときに自動的に撮影を行う撮像装置において、
    第一の基準を満たす被写体の笑顔を撮影した第一の笑顔画像をメモリに一時的に格納する第一撮影手段と、
    前記第一の基準よりも低い基準である第二の基準を満たす被写体の笑顔を撮影した第二の笑顔画像を前記メモリに一時的に格納する第二撮影手段と、
    前記第一の笑顔画像の撮影枚数が基準枚数に到達したときに、前記メモリから前記第一の笑顔画像と前記第二の笑顔画像とを読み出して、それらを記録媒体へ記録する制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項9に記載の撮像装置において、
    前記制御手段は、前記第一の笑顔画像の撮影枚数が前記基準枚数に到達したときに、所定期間を所定時間で区切った時間帯毎に、前記第一の笑顔画像の撮影枚数を調べると共に、前記第一の笑顔画像および、前記第一の笑顔画像の撮影枚数が少ない前記時間帯に属する前記第二の笑顔画像を前記メモリから読み出して、それらを記録媒体へ記録する
    ことを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項9に記載の撮像装置において、
    複数の被写体のそれぞれに前記基準枚数が設定される場合に、
    前記制御手段は、前記複数のうちの何れかの被写体を撮影した前記第一の笑顔画像の撮影枚数が、該被写体に対して設定された基準枚数に到達したときに、該被写体を撮影した前記第一の笑顔画像および、基準枚数に未だ到達していない被写体を撮影した前記第一の笑顔画像を前記メモリから読み出して、それらを記録媒体へ記録する
    ことを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項9に記載の撮像装置において、
    前記第一の笑顔画像の撮影枚数が前記基準枚数に到達したときに、前記メモリに格納された前記基準枚数分の前記第一の笑顔画像を、笑顔の度合い毎に、かつその度合いについて時間軸上での分布が分かるように表示する表示手段
    を更に備えることを特徴とする撮像装置。
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