JP2009088768A - 撮影装置、及び撮影方法 - Google Patents

撮影装置、及び撮影方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009088768A
JP2009088768A JP2007253343A JP2007253343A JP2009088768A JP 2009088768 A JP2009088768 A JP 2009088768A JP 2007253343 A JP2007253343 A JP 2007253343A JP 2007253343 A JP2007253343 A JP 2007253343A JP 2009088768 A JP2009088768 A JP 2009088768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
subject
imaging
information
auxiliary light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007253343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4663700B2 (ja
Inventor
Akihiro Kasagawa
章弘 笠川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007253343A priority Critical patent/JP4663700B2/ja
Priority to US12/235,364 priority patent/US20090086050A1/en
Priority to CN2008101662780A priority patent/CN101399914B/zh
Publication of JP2009088768A publication Critical patent/JP2009088768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663700B2 publication Critical patent/JP4663700B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • H04N23/611Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を増やすことなく、被写体に不自然な影を写さず撮影できる撮影装置、及び撮像方法を得る。
【解決手段】デジタルカメラでは、撮像部60が撮像した画像データから顔方向判別部64が人物の顔の縦横方向を判別し、判別した顔の縦横方向データを照合部66へ送出する。部品位置情報取得部68が、デジタルカメラの部品の位置情報を照合部66へ送出する。照合部66は、顔方向判別部64から送出される顔の縦横方向データと、部品位置情報取得部68から送出される位置情報と、から、デジタルカメラの構えの縦横位置を判定し、ストロボがレンズの下方にあり、被写体の影が不自然に写ると照合された場合は、報知部70へ報知指示を送出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影の向きの検出を行う撮影装置、及び撮影方法に関する。
デジタルカメラ等の撮影装置で撮影する際に、撮影者はファインダを覗きながら或いは液晶ディスプレイの表示(すなわち、スルー画像)を確認しながら、画角を決定して撮影している。撮影装置には、ストロボを内蔵したものが多く、撮像時に周囲の光量が不足している場合には、ストロボを発光することにより、被写体を照射して撮影する。このとき、被写体に対して撮影装置をどのように構えているかに関わらず、ストロボは発光されていた。
ここで、特許文献1には、撮影者が、被写体に対して撮像装置を縦位置、横位置の何れの位置で構えているかを検出する縦横位置検出センサを用いて検出する技術が開示されている。
特開2003−66520公報
しかしながら、特許文献1では、被写体に不自然な影を写すことなく撮影できるが、撮像装置の縦位置、横位置を検出する縦横位置検出センサを用いているため、部品点数が増えてしまう、という問題点があった。
本発明は上記事実を考慮し、部品点数を増やすことなく、被写体に不自然な影を写さず撮影できる撮影装置、及び撮影方法を得ることを目的としている。
請求項1記載の発明は、被写体を光学系部材によって撮像素子へ撮像することで画像データを取得する撮像手段と、前記光学系部材の配置位置に対して所定方向にずれた位置に設けられ、前記撮像手段による撮像時に同期して、補助光を出力する補助光源と、前記撮像手段が撮像した前記画像データから人物の顔に相当する領域を抽出する顔領域抽出手段と、前記顔領域抽出手段により抽出した顔領域の画像データから、少なくとも前記撮像手段の撮像光軸を中心とした回転方向の位置に基づく前記顔の向きを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて、前記光学系部材と前記補助光源との相対位置情報を取得する相対位置情報取得手段と、前記相対位置情報取得手段により取得した相対位置情報が、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を報知する報知手段と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、判別手段により判別される顔の向きから、光学系部材と補助光源との相対位置情報を取得することができ、光学系部材と補助光源との相対位置情報を取得するための検出部材等を必要としない。
請求項2記載の発明は、前記照合情報が、前記補助光源から出力される補助光に起因して発生する前記被写体の影の状態に依存して設定されることを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、補助光源により発生する被写体の影が不自然な状態になることを報知することができる。
請求項3記載の発明は、前記照合情報が、前記光学系部材の位置よりも前記補助光源の位置の方が、重力方向下側となる相対位置関係を示す情報であることを特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、光学系部材が補助光源よりも重力方向下側になることで発生する被写体の影が不自然になることを報知することができる。
請求項4記載の発明は、撮像した前記画像データを表示するための表示手段を更に有し、前記報知手段は、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を、前記撮像手段の撮像時の向きに拘らず、前記被写体の正立像に合わせて表示することを特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、表示手段が被写体の向きに合わせて情報を表示することで、情報が分かりやすくなる。
請求項5記載の発明は、前記判別手段は、前記顔領域抽出手段により抽出した前記顔領域が複数ある場合、一致する前記顔の向きが多い方を全体の前記顔の向きと判別することを特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、複数の人物を被写体として撮影する場合は、顔の向きの多い方を、全体の顔の向きとすることで、正確に全体としての人物の顔の向きを得ることができる。
請求項6記載の発明は、前記判別手段は、前記顔領域抽出手段により抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以上の場合に、前記首を曲げていると判別することを特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、首のエッジラインも顔の向きの判別に加えることで、首を曲げているような被写体を判別することができる。
請求項7記載の発明は、前記判別手段は、前記顔領域抽出手段により抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以下の前記顔の向き同士を比較し、一致する前記顔の向きが多い方を全体の前記顔の向きと判別することを特徴としている。
請求項7記載の発明によれば、首を曲げている人がいる場合は、首を曲げていない人の顔の向きの一致数が多い方の顔の向きから、正確に全体としての人物の顔の向きを得ることができる。
請求項8記載の発明は、被写体を光学系部材によって撮像素子へ撮像することで画像データを取得し、必要に応じて、前記撮像に同期して、前記光学系部材の配置位置に対して所定方向にずれた位置に設けられた補助光源から補助光を出力し、前記補助光源の出力がある状況での撮像時に、前記撮像ステップで撮像した前記画像データから人物の顔に相当する領域を抽出する顔領域抽出し、前記顔領域抽出ステップにより抽出した顔領域の画像データから、前記光学系部材に対する前記顔の向きを判別し、前記判別ステップでの判別結果に基づいて、前記光学系部材と前記補助光源との相対位置情報を取得し、前記相対位置情報取得ステップにより取得した相対位置情報が、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を報知する、ことを特徴としている。
請求項8記載の発明によれば、撮像方向を検出する検出部材を増やすことなく、撮像することで得られる画像データから顔を検出し、撮像方向を検出することができる。これにより、照射手段が下方にある場合に、撮影者に報知することが可能となり、被写体に不自然な影を写すことなく撮影できる。
請求項9記載の発明は、前記照合情報が、前記補助光源から出力される補助光に起因して発生する前記被写体の影の状態に依存して設定されることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、前記照合情報が、前記光学系部材の位置よりも前記補助光源の位置の方が、重力方向下側となる相対位置関係を示す情報であることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、撮像した前記画像データを表示するための表示手段に、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を、撮像時の向きに拘らず、前記被写体の正立像に合わせて表示することを特徴としている。
請求項12記載の発明は、抽出した前記顔領域が複数ある場合、一致する前記顔の向きが多い方を前記照合情報との比較対象の顔の向きと判別することを特徴としている。
請求項13記載の発明は、抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以上の場合に、前記首を曲げていると判別することを特徴としている。
請求項14記載の発明は、抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以下の前記顔の向き同士を比較し、一致する前記顔の向きが多い方を全体の前記顔の向きと判別することを特徴としている。
以上説明した如く本発明では、部品点数を増やすことなく、被写体に不自然な影を写さず撮影できる撮影装置、及び撮影方法を得ることができる。
(第1の実施の形態)
図1には、第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を示している。
図1(A)に示すように、デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ12と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ14と、撮影時に必要に応じて被写体に照射する光を発するストロボ54と、が備えられている。また、図1(B)に示すように、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に撮影者によって押圧操作されるレリーズボタン(所謂シャッター)16Aと、電源スイッチ16Bと、が備えられている。
なお、第1の実施の形態に係るレリーズボタン16Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10では、レリーズボタン16Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞り状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
一方、図1(C)に示すように、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ14の接眼部と、撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像や各種メニュー画面、メッセージ等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)18と、撮影を行うモードである撮影モード及び撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像をLCD18に表示(再生)するモードである再生モードの何れかのモードに設定するためにスライド操作されるモード切替スイッチ16Cと、LCD18の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成された十字カーソルボタン16Dと、が備えられている。
また、デジタルカメラ10の背面には、LCD18にメインメニュー画面を表示する際に押圧操作されるメニューキー16Eと、メニュー画面で指定された処理を実行する際に押圧操作される実行キー16Fと、各種操作を中止(キャンセル)する際に押圧操作されるキャンセルキー16Gと、が備えられている。
次に、図2には、第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を示している。
図2に示すように、デジタルカメラ10は、前述のレンズ12を含んで構成された光学ユニット20と、レンズ12の光軸後方に配設されたCCD22と、相関二重サンプリング回路(以下、「CDS」という。)24と、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)26と、を含んで構成されており、CCD22の出力端子はCDS24の入力端子に、CDS24の出力端子はADC18の入力端子に、各々接続されている。
ここで、CDS24による相関二重サンプリング処理は、固体撮像素子の出力信号に含まれるノイズ(特に熱雑音)等を軽減することを目的として、固体撮像素子の1画素毎の出力信号に含まれるフィードスルー成分レベルと画素信号成分レベルとの差をとることにより正確な画素データを得る処理である。
一方、デジタルカメラ10は、所定容量のラインバッファを内蔵すると共に入力されたデジタル画像データを後述する第2メモリ44の所定領域に直接記憶させる制御を行う画像入力コントローラ28と、デジタル画像データに対して各種画像処理を施す画像信号処理回路30と、所定の圧縮形式でデジタル画像データに圧縮処理を施す一方、圧縮されたデジタル画像データに伸張処理を施す圧縮・伸張処理回路32と、デジタル画像データにより示される画像やメニュー画面等をLCD18に表示させるための信号を生成してLCD18に供給するLCD I/F(インタフェース)34と、を含んで構成されている。なお、画像入力コントローラ28の入力端子はADC26の出力端子に接続されている。
また、デジタルカメラ10は、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)36と、AF機能を働かせるために必要とされる物理量を検出するAF検出回路38と、AE機能及びAWB(Automatic White Balance)機能を働かせるために必要とされる物理量を検出するAE・AWB検出回路40と、CPU36による各種処理の実行時のワークエリア等として用いられるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成された第1メモリ42と、主として撮影により得られたデジタル画像データを記憶するVRAM(Video RAM)により構成された第2メモリ44と、撮像することで得られるデジタル画像データから人物の顔の有無を検出する顔検出回路52と、を含んで構成されている。
顔検出回路52は、例えば、予め人物の肌色に対応する輝度信号及び色信号(クロマ信号)の範囲を決定しておき、CCD22による撮像によって得られた被写体象を示すデジタル画像データの各画素の輝度信号及び色信号がその範囲内にあるか否かを判定し、肌色を有する1まとまりの領域を肌色領域として抽出する。色相や彩度の2次元ヒストグラムからクラスターを求め、クラスターの内部構造、形状、接続する外部構造から顔領域を判定する方法などを利用しても良い。
更に、デジタルカメラ10は、記録メディア46Aをデジタルカメラ10でアクセス可能とするためのメディアコントローラ46と、を含んで構成されている。
以上の画像入力コントローラ28、画像信号処理回路30、圧縮・伸張処理回路32、LCD I/F34、CPU36、AF検出回路38、AE・AWB検出回路40、第1メモリ42、第2メモリ44及びメディアコントローラ46、顔検出回路52は、各々バス(BUS)を介して相互に接続されている。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD22を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD22に供給するタイミングジェネレータ48が設けられている。当該タイミングジェネレータ48の入力端子はCPU36に、出力端子はCCD22に各々接続されており、CCD22の駆動は、CPU36によりタイミングジェネレータ48を介して制御される。
更に、CPU36はモータ駆動部50の入力端子に接続され、モータ駆動部50の出力端子は光学ユニット20に備えられた焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータに接続されている。
第1の実施に係る光学ユニット20に含まれるレンズ12は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは含まれるものであり、焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは各々CPU36の制御下でモータ駆動部50から供給された駆動信号によって駆動される。
CPU36は、光学ズーム倍率を変更する際にはズームモータを駆動制御して光学ユニット20に含まれるレンズ12の焦点距離を変化させる。
また、CPU36は、CCD22による撮像によって得られた画像のコントラストが最大となるように上記焦点調整モータを駆動制御することによって合焦制御を行う。すなわち、第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10では、合焦制御として、読み取られた画像のコントラストが最大となるようにレンズの位置を設定する、所謂TTL(Through The Lens)方式を採用している。
更に、前述のレリーズボタン16A、電源スイッチ16B、モード切替スイッチ16C、十字カーソルボタン16D、メニューキー16E、実行キー16F及びキャンセルキー16Gを含む操作部16はCPU36に接続されており、CPU36は、これら操作部16の各々に対する操作状態を常時把握できる。
また、デジタルカメラ10には、ストロボ54とCPU36との間に介在されると共に、CPU36の制御によりストロボ54を発光させるための電力を充電する充電部56が備えられている。更に、ストロボ54はCPU36にも接続されており、ストロボ54の発光は、CPU36によって制御される。
なお、光学ユニット20、CCD22、CDS24、ADC26、画像入力コントローラ28、タイミングジェネレータ48、モータ駆動部50を撮像部60とする。
第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10は、人物の顔を検出することにより、検出した人物の顔から人物の縦方向、横方向を判定している。
ここで、図3を用いて人物の顔を検出した際の人物の縦横方向の判別について説明する。
図3に示すように、人物Hの顔Fの縦横方向の判別は、顔検出回路52(図2参照)によって検出された顔領域にある両目を結んだ直線Aを横方向と判別し、両目を結んだ直線の垂直二等分線Bを縦方向と判別する。なお、人物Hの顔Fの縦横方向の判別は、これに限ったものではなく、鼻Nの穴を結んだ直線、鼻Nのエッジライン等から、顔の縦横方向が判別できればよい。
このように判別した人物Hの顔Fの縦横方向からデジタルカメラ10の構えの縦横位置を判別する。デジタルカメラ10の構え位置と、デジタルカメラ10の部品の位置関係とから、ストロボ54がレンズ12の下方に位置し、ストロボ54を発光したときに不自然な影が写る場合を判別し、撮影者に報知する。
図4は、第1の実施の形態に係る人物Hの顔Fの縦横方向から、ストロボ54とレンズ12との位置関係の判定を示す機能ブロック図である。
撮像部60は、顔検出部62に接続されている。撮像部60は、撮影者が撮影モードで撮像された画像データを、顔検出部62に送出する。
顔検出部62は、顔方向判別部64に接続されている。顔検出部62は、撮像部60から送出される画像データから顔検出回路52(図2参照)によって人物Hの顔Fに相当する領域を検出し、検出した顔データを顔方向判別部64へ送出する。
顔方向判別部64は、照合部66に接続されている。顔方向判別部64は、顔検出部62から送出される顔データから、人物Hの顔Fの縦横方向を判別する。顔方向判別部64は、判別した顔Fの縦横方向データを照合部66へ送出する。
部品位置情報取得部68は、照合部66に接続されている。部品位置情報取得部68は、デジタルカメラ10のレンズ12と、ストロボ54との位置情報を取得する。部品位置情報取得部68は、取得したレンズ12とストロボ54との位置情報を、照合部66へ送出する。
照合部66は、報知部70に接続されている。照合部66は、まず、顔方向判別部64が判別した顔Fの縦横方向データから、デジタルカメラ10の構えの縦横位置を判別する。次に、被写体をストロボ54で照射した場合に、被写体に不自然な影が写る状態であるか照合する。被写体に不自然な影が写る状態とは、ストロボ54が、レンズ12より下方に位置している場合である。そこで、部品位置情報取得部68が取得した位置情報から、被写体に対してデジタルカメラ10のストロボ54が、レンズ12より下方に位置しているかを照合する。照合部66は、照合した結果により、報知指示を報知部70へ送出する。
報知部70は、照合部66から送出される報知指示に基づき、撮影者に報知すべきメッセージをLCD18に表示する。
ここで、図5を用いて、照合部66での照合について説明する。図5(A1)、図5(B1)、図5(C1)は、被写体である人物Hに対して構えられたデジタルカメラ10、つまり、撮影時の被写体から見たデジタルカメラ10の構えの縦横位置を示している。また、図5(A2)は図5(A1)の構えで被写体を撮影した時のデジタルカメラ10の背面図、図5(B2)は図5(B1)の構えで被写体を撮影した時のデジタルカメラ10の背面図、図5(C2)は図5(C1)の構えで被写体を撮影した時のデジタルカメラ10の背面図を示している。このとき、CCD22の撮像素子の電荷が読み取られる走査方向をx方向、走査方向に直行する方向をy方向とする。デジタルカメラ10のx方向は、デジタルカメラ10を横位置(図5(A1))で構えた場合の横方向、y方向は、デジタルカメラ10を縦位置(図5(B1)、図5(C1))で構えた場合の横方向となる。また、LCD18のファインダ18の各頂点をE1、E2、E3、E4とする。
図5(A2)に示される画像データの顔Fは、両目を結んだ直線Aが横方向となる。このため、x方向が顔Fの横方向となり、y方向が縦方向となる。顔Fの横方向(x方向)が、デジタルカメラ10を横位置で構えた場合の方向(x方向)と一致するため、デジタルカメラ10は、横向きに構えられていることになる。ストロボ54は、ファインダ18のE2方向に位置するため、人物Hに対して上方から発光することになる。
次に、デジタルカメラ10で図5(B2)に示すような画像データが撮像された場合について説明する。図5(B2)に示す画像データは、両目を結んだ直線Aよりy方向が横方向となる。顔Fの横方向(y方向)が、デジタルカメラ10を縦位置で構えたときの横方向(y方向)と一致するため、デジタルカメラ10は縦位置で構えていることになる。ストロボ54は、ファインダ18のE2方向に位置するため、人物Hに対して上方から発光することになる。
次に、デジタルカメラ10で図5(C2)に示すような画像データが撮像された場合について説明する。図5(C2)に示す画像データは、両目を結んだ直線Aよりy方向が横方向となる。顔Fの横方向(y方向)が、デジタルカメラ10を縦位置で構えたときの横方向(y方向)と一致するため、デジタルカメラ10は、縦位置で構えていることになる。ストロボ54は、ファインダ18のE2方向に位置するため、人物Hに対して下方から発光することになる。このため、照合部66は、報知部70へ報知指示を送出する。
図6は、LCD18に表示されるメッセージの一例を示している。図6に示されるように、図5(A1)のようにデジタルカメラ10を構えた場合の撮像面の上方にメッセージを表示して、撮影者に、影が不自然になることを報知する。
以下に、第1の実施の形態の作用を説明する。
デジタルカメラ10では、撮像部60が撮像した画像データから顔方向判別部64が人物Hの顔Fの縦横方向を判別し、判別した顔Fの縦横方向データを照合部66へ送出する。部品位置情報取得部68が、デジタルカメラ10の部品の位置情報を取得し、照合部66へ送出する。照合部66は、顔方向判別部64から送出される顔Fの縦横方向データと、部品位置情報取得部68から送出される位置情報と、から、デジタルカメラ10の構えの縦横位置を判定し、ストロボ54がレンズ12の下方にあり、被写体の影が不自然に写ると照合された場合は、報知部70へ報知指示を送出する。
図7は、撮影モードで撮像しているときの、被写体である人物Hに対するレンズ12とストロボ54との位置を判定して撮影する処理の流れを示したフローチャートである。
ステップ100では、撮像部60が撮影モードで撮像した画像データから顔検出部62が人物Hの顔領域を検出してステップ102へ移行する。
ステップ102では、ステップ100で検出した顔領域の有無を判定する。顔領域がある肯定判定の場合はステップ104へ移行し、顔領域がない否定判定の場合はステップ122へ移行する。
ステップ104では、ステップ102で検出した顔データから、顔Fの縦横方向を判別し、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、ステップ104で判別した顔Fの縦横方向から、照合部66が、デジタルカメラ10の構えが縦位置であるか否かを判定する。デジタルカメラ10が縦位置である肯定判定の場合はステップ108へ移行する。
ステップ108では、照合部66が、部品位置情報取得部68からの位置情報を基に、レンズ12に対してストロボ54が下方に位置しているか照合することにより判定する。判定した結果、ストロボ54が下方に位置している肯定判定の場合はステップ110へ移行し、ストロボ54が上方に位置している否定判定の場合はステップ122へ移行する。
ステップ110では、自動的にストロボ54が発光される自動発光モードと、ストロボ54が強制的に発光される強制発光モードとに関わらず、ストロボ54が発光するか否かが判定される。ストロボ54を発光する肯定判定の場合はステップ112へ移行し、発光しない否定判定の場合はステップ122へ移行する。
ステップ112では、撮影者への報知処理として、図6に示したようなメッセージをLCD18に表示してステップ122へ移行する。
ステップ106で、デジタルカメラ10が縦方向でない否定判定の場合は、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、ステップ104で検出した顔Fの縦横方向から、照合部66が、デジタルカメラ10の構えが横位置であるか否かを判定する。デジタルカメラ10の構えが横位置の場合はステップ116へ移行し、デジタルカメラ10が横位置でない否定判定の場合はステップ122へ移行する。
ステップ116では、照合部66が、部品位置情報取得部68からの位置情報を基に、レンズ12に対してストロボ54が下方に位置しているか照合することにより判定する。判定した結果、ストロボ54が下方に位置している肯定判定の場合はステップ118へ移行し、ストロボ54が上方に位置している否定判定の場合はステップ122へ移行する。
ステップ118では、ストロボ54が自動発光、強制発光の何れの場合でも、発光するか否かが判定される。ストロボ54を発光する肯定判定の場合はステップ120へ移行し、発光しない否定判定の場合はステップ122へ移行する。
ステップ120では、撮影者への報知処理として、図6に示したようなメッセージをLCD18に表示してステップ122へ移行する。
ステップ122では、撮影するか否かが判定される。撮影しない否定判定の場合は、ステップ100へ移行し、顔検出を実行する。撮影する肯定判定の場合は、ステップ124へ移行する。
ステップ124では、撮影処理が行われ、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、撮影した画像を記憶し、このルーチンは終了する。
第1の実施の形態では、人物Hの顔Fの部位の配置から、顔Fの縦横方向を判別し、デジタルカメラ10の構えの縦横位置を判別する。デジタルカメラ10の構えの縦横位置と、部品の位置情報から、被写体に不自然な影が写るストロボ54がレンズ12よりも下方に位置していると判別された場合は、人物Hに対して下方からストロボ54が発光されることになる。このため、ストロボ54の発光により人物の影が不自然になるのを防止するために、LCD18に、撮影者に報知するためのメッセージを表示する。これにより、デジタルカメラ10の構えの縦横位置を検出するための部材を新たに追加することなく、縦横位置を判定することができる。
なお、顔Fの縦横方向を判別と、デジタルカメラ10の部品の位置情報とから、撮影時のデジタルカメラの上方が判別されるため、撮影者に報知するためのメッセージを、図8に示すように、被写体である人物Hを撮像するデジタルカメラ10の位置の上方に表示することも可能となる。このようにメッセージを表示することで、撮影者がメッセージを読みやすくなる。このとき、図7のステップ112とステップ120との報知処理は、撮影時のデジタルカメラ10の上方に応じてメッセージを表示することとなる。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同一構成部分について、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第2の実施の形態の特徴は、第1の実施の形態が、被写体の人物Hが1人であるのに対し、複数の人物Hを撮影する場合にデジタルカメラ10の構えの縦横位置を判別することである。
図9〜図11は、第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10の構えの縦横位置を判別する例を示した図である。図9〜図11は、図5と同様に、CCD22の撮像素子の電荷が読み取られる走査方向をx方向、走査方向に直交する方向をy方向とする。
図9の場合は、複数の人物Hが存在するが、人物Hの両目を結んだ直線Aはどちらもx方向となり、デジタルカメラ10を横位置で構えられていると判別される。
図10(A)の場合は、複数の人物Hが存在し、顔Fの縦方向と、横方向とが混在する。人物Hの両目を結んだ直線Aは、x方向が2、y方向が1となる。複数の人物Hが存在し、縦方向、横方向が混在する場合は、一致する数が多い方向で判定される。そのため、図10(A)の場合は、x方向が顔Fの方向となり、デジタルカメラ10は、横位置で構えられていると判別される。
図10(B)の場合は、図10(A)と同様に、複数の人物Hが存在し、顔Fの縦方向と、横方向とが混在する。人物Hの両目を結んだ直線Aは、x方向が1、y方向が2となり、人物Hはy方向が横方向となる。そのため、デジタルカメラ10は、縦位置で構えられていると判別される。
次に、複数の人物Hが存在し、縦方向と横方向との顔Fが同数の場合について説明する。このとき、両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとの角度を検出し、所定以上の角度がついている場合、首を曲げていると判別する。首を曲げている人物Hが存在する場合、両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとの角度が所定以内、つまり首を曲げていない人数Hの顔Fから縦横方向を判定し、デジタルカメラ10の構え位置を判別する。
図11(A)の場合は、両目を結んだ直線Aは、y方向が1、x方向が1で同数である。このとき、両目を結んだ直線Aがy方向の人物Fの両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとの角度は所定以内となる。また、両目を結んだ直線Aがx方向の人物Hの両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとの角度は所定以上となり、首を曲げていることになる。同数の場合は、角度が所定以内の顔Fの方向となるため、図11(A)の場合、人物Hの顔Fはy方向が横方向となり、デジタルカメラ10は、縦位置で構えられていると判別される。
図11(B)の場合は、両目を結んだ直線Aは、y方向が2、x方向が2で同数である。このとき、両目を結んだ直線Aがy方向の人物Hの両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとの角度は所定以内となる。両目を結んだ直線Aがx方向の人物Hの両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとの角度は所定以内となる人物Hが1人と、所定以上となる人物Hが1人となり、1人は首を曲げていることになる。これにより、y方向が2、x方向が1となり、図11(B)の場合、人物Hの顔Fはy方向が横となってデジタルカメラ10は縦位置で構えられていると判別される。
図12は、複数の人物Hが存在する場合の、被写体である人物Hに対するレンズ12とストロボ54との位置を判定して撮影する処理の流れを示したフローチャートである。
ステップ200では、ステップ100で検出した人物Hの顔Fが複数か否かが判定される。顔Fが複数である肯定判定の場合はステップ202へ移行し、顔Fが複数でない否定判定の場合はステップ208へ移行する。
ステップ202では、ステップ100で検出した顔データから縦方向の顔Fと、横方向の顔Fとが同数であるか否かが判定される。同数である肯定判定の場合はステップ204へ移行し、同数ではない否定判定の場合はステップ208へ移行する。
ステップ204では、ステップ100で検出した顔データから、両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとから所定以上の角度がついているか検出して、所定以内の角度の顔Fの方向で縦横方向を判定する。角度を検出して、ステップ206へ移行する。
ステップ206では、ステップ204で検出した角度から、顔Fの縦横方向が判別できるか否かを判定する。顔Fの縦横方向が判別できる肯定判定の場合はステップ208へ移行し、判定できなかった否定判定の場合は、ステップ122へ移行する。
ステップ208では、ステップ202で、縦方向の顔Fと横方向の顔Fとが同数でない否定判定の場合は、数の多い顔Fの向きで縦横方向を判別する。また、ステップ204で、顔の両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと、首のエッジラインNとから角度を検出した場合は、角度が所定以内の首を曲げていない人数で顔Fの縦横方向を検出する。顔Fの縦横方向を判別すると、ステップ106へ移行する。
第2の実施の形態では、複数の人物Hを撮影する場合に、より正確に顔Fの縦横方向の判別が可能となる。また、寝そべった人物Hや、顔Fを横に向けた人物Hがいる場合でも、それぞれの顔Fの縦横方向を判別し、顔Fの縦横方向からデジタルカメラ10の構えの位置を検出して、ストロボ54がレンズ12よりも下方にあるか否かを判定するため、ストロボ54による自然な影を得ることができる。さらに、首を曲げた状態を、両目を結んだ直線Aの垂直二等分線Bと首のラインエッジNとの角度から検出することで、精度良く顔Fの向きを判定することができる。
なお、第2の実施の形態において、複数の人物Hを撮影する場合に、数の多い顔Fの向きで縦横方向を判別し、首を曲げている人物Hがいる場合は首を曲げていない人数Hから顔Fの縦横方向を判別したが、これに限ったものではない。これらの顔Fの縦横方向の判別については、首を曲げている人物Hを優先させる等、撮影者がパラメータ等を変更することで設定可能であればよい。
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態とにおいて、顔検出部62で検出される顔Fは、人物Hに限ったものではなく、例えば、動物でも構わない。顔検出時の設定を、人物モード、動物モード等に変更することにより、検出のパラメータを変更できるように設定可能であればよい。
さらに、逆立ちになった人物Hを撮影する場合、上から下にいる人物Hを撮影する場合、撮影の方法等によっては所望の動作をしないことがある。しかし、このような撮影の機会の確率は低く、図7、図12のフローチャートに示すように、報知処理としてメッセージは表示されるが撮影は可能であるため、影響は軽微である。
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態では、図5(C1)に示すようにデジタルカメラ10を構えた場合、ストロボ54がレンズ12によりも下方に位置しているが、これに限ったものではない。ストロボ54とレンズ12との位置関係は、部品位置情報取得部68が部品の位置情報を取得することで把握できるため、デジタルカメラ10のストロボ54がどのような位置にあっても対応できる。
また、報知処理がされるストロボ54がレンズ12よりも下方で発光される場合は、その情報を付帯情報としてExif(Exchangeable Image File Format)規格のタグ領域等に記憶して、記録を残してもよい。
第1の実施の形態に係り、(A)はデジタルカメラの正面、(B)はデジタルカメラの上面、(C)はデジタルカメラの背面、を示す概観図である。 第1の実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る、人物の顔の縦横方向の判別の一例を示した図である。 第1の実施の形態に係る、機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る、デジタルカメラの構えの位置と、撮像された画像データとの一例を示した図である。 第1の実施の形態に係る、報知処理で表示されるメッセージの一例を示した図である。 第1の実施の形態に係る、被写体である人物に対するレンズとストロボとの位置を判別して撮影する処理の流れを示したフローチャートである。 第1の実施の形態に係る、報知処理で表示されるメッセージの一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る、被写体である人物が複数の場合の顔の縦横方向の判別の一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る、被写体である人物が複数の場合の顔の縦横方向の判別の一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る、被写体である人物が複数の場合の顔の縦横方向の判別の一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る、被写体である人物に対するレンズとストロボとの位置を判別して撮影する処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
20 光学ユニット(光学系部材)
54 ストロボ(補助光源)
60 撮像部(撮像手段)
62 顔検出部(顔領域抽出手段)
64 顔方向判別部(判別手段)
68 部品位置情報取得部(相対位置情報取得手段)
70 報知部(報知手段)

Claims (14)

  1. 被写体を光学系部材によって撮像素子へ撮像することで画像データを取得する撮像手段と、
    前記光学系部材の配置位置に対して所定方向にずれた位置に設けられ、前記撮像手段による撮像時に同期して、補助光を出力する補助光源と、
    前記撮像手段が撮像した前記画像データから人物の顔に相当する領域を抽出する顔領域抽出手段と、
    前記顔領域抽出手段により抽出した顔領域の画像データから、少なくとも前記撮像手段の撮像光軸を中心とした回転方向の位置に基づく前記顔の向きを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、前記光学系部材と前記補助光源との相対位置情報を取得する相対位置情報取得手段と、
    前記相対位置情報取得手段により取得した相対位置情報が、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を報知する報知手段と、
    を有する撮影装置。
  2. 前記照合情報が、前記補助光源から出力される補助光に起因して発生する前記被写体の影の状態に依存して設定されることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記照合情報が、前記光学系部材の位置よりも前記補助光源の位置の方が、重力方向下側となる相対位置関係を示す情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮影装置。
  4. 撮像した前記画像データを表示するための表示手段を更に有し、前記報知手段は、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を、前記撮像手段の撮像時の向きに拘らず、前記被写体の正立像に合わせて表示することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の撮影装置。
  5. 前記判別手段は、前記顔領域抽出手段により抽出した前記顔領域が複数ある場合、一致する前記顔の向きが多い方を前記照合情報との比較対象の顔の向きと判別することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の撮影装置。
  6. 前記判別手段は、前記顔領域抽出手段により抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以上の場合に、前記首を曲げていると判別することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の撮影装置。
  7. 前記判別手段は、前記顔領域抽出手段により抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以下の前記顔の向き同士を比較し、一致する前記顔の向きが多い方を全体の前記顔の向きと判別することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項記載の撮影装置。
  8. 被写体を光学系部材によって撮像素子へ撮像することで画像データを取得し、
    必要に応じて、前記撮像に同期して、前記光学系部材の配置位置に対して所定方向にずれた位置に設けられた補助光源から補助光を出力し、
    前記補助光源の出力がある状況での撮像時に、撮像した前記画像データから人物の顔に相当する領域を抽出する顔領域を抽出し、
    抽出した前記顔領域の画像データから、前記光学系部材に対する前記顔の向きを判別し、
    判別した結果に基づいて、前記光学系部材と前記補助光源との相対位置情報を取得し、
    取得した相対位置情報が、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を報知する、
    ことを特徴とする撮影方法。
  9. 前記照合情報が、前記補助光源から出力される補助光に起因して発生する前記被写体の影の状態に依存して設定されることを特徴とする請求項8記載の撮影方法。
  10. 前記照合情報が、前記光学系部材の位置よりも前記補助光源の位置の方が、重力方向下側となる相対位置関係を示す情報であることを特徴とする請求項8又は請求項9記載の撮影方法。
  11. 撮像した前記画像データを表示するための表示手段に、予め定めた照合情報と一致した場合に、当該一致に関する情報を、撮像時の向きに拘らず、前記被写体の正立像に合わせて表示することを特徴とする請求項8〜請求項10の何れか1項記載の撮影方法。
  12. 抽出した前記顔領域が複数ある場合、一致する前記顔の向きが多い方を前記照合情報との比較対象の顔の向きと判別することを特徴とする請求項8〜請求項11の何れか1項記載の撮影方法。
  13. 抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以上の場合に、前記首を曲げていると判別することを特徴とする請求項8〜請求項12の何れか1項記載の撮影方法。
  14. 抽出した前記顔領域が複数あり、一致する前記顔の向きが同数の場合、前記被写体の前記顔の両目を結ぶ直線の垂直二等分線と、当該被写体の首のエッジラインと、の角度が所定以下の前記顔の向き同士を比較し、一致する前記顔の向きが多い方を全体の前記顔の向きと判別することを特徴とする請求項8〜請求項13の何れか1項記載の撮影方法。
JP2007253343A 2007-09-28 2007-09-28 撮影装置、及び撮影方法 Expired - Fee Related JP4663700B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007253343A JP4663700B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 撮影装置、及び撮影方法
US12/235,364 US20090086050A1 (en) 2007-09-28 2008-09-22 Image capture device and image capture method
CN2008101662780A CN101399914B (zh) 2007-09-28 2008-09-25 摄影装置和摄影方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007253343A JP4663700B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 撮影装置、及び撮影方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009088768A true JP2009088768A (ja) 2009-04-23
JP4663700B2 JP4663700B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=40507776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007253343A Expired - Fee Related JP4663700B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 撮影装置、及び撮影方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090086050A1 (ja)
JP (1) JP4663700B2 (ja)
CN (1) CN101399914B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015001124B3 (de) * 2015-01-29 2016-05-19 Jan Kechel Automatisiertes Erzeugen von Beleuchtungs-Mustern in Kamera-Blitz-Systemen durch Steuerung der Blitzrichtung

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8405736B2 (en) 2010-04-07 2013-03-26 Apple Inc. Face detection using orientation sensor data
EP2499961B1 (en) * 2011-03-18 2016-09-21 SensoMotoric Instruments Gesellschaft für innovative Sensorik mbH Spectacle device with an adjustable field of view and method
WO2012175785A1 (en) * 2011-06-20 2012-12-27 Nokia Corporation Methods, apparatuses and computer program products for performing accurate pose estimation of objects
US8643741B2 (en) 2012-01-17 2014-02-04 Apple Inc. Orientation detection using image processing
JP6039205B2 (ja) 2012-03-21 2016-12-07 キヤノン株式会社 撮像装置
US9177360B2 (en) * 2012-09-11 2015-11-03 Apple Inc. Automatic image orientation and straightening through image analysis
CN104580886B (zh) * 2014-12-15 2018-10-12 小米科技有限责任公司 拍摄控制方法及装置
US10033917B1 (en) 2015-11-13 2018-07-24 Apple Inc. Dynamic optical shift/tilt lens
JP7215173B2 (ja) * 2017-02-02 2023-01-31 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、および情報処理方法
US10891126B2 (en) * 2017-09-11 2021-01-12 Mx Technologies, Inc. On-device feature and performance testing and adjustment

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261891A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Canon Inc 映像信号処理装置および方法
JP2000232601A (ja) * 1999-02-08 2000-08-22 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の制御方法、記憶媒体
JP2003066520A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Canon Inc カメラ
JP2006074498A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Canon Inc 画像処理装置及び撮像装置
JP2006186930A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、画像処理方法及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7375755B2 (en) * 2001-08-30 2008-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method for displaying an image and posture information
US7565030B2 (en) * 2003-06-26 2009-07-21 Fotonation Vision Limited Detecting orientation of digital images using face detection information
US7616233B2 (en) * 2003-06-26 2009-11-10 Fotonation Vision Limited Perfecting of digital image capture parameters within acquisition devices using face detection
JP3642336B2 (ja) * 2003-07-01 2005-04-27 松下電器産業株式会社 目画像撮像装置
CN1627317A (zh) * 2003-12-12 2005-06-15 北京阳光奥森科技有限公司 利用主动光源获取人脸图像的方法
CN100358340C (zh) * 2005-01-05 2007-12-26 张健 可选择最佳拍照时机的数码相机
JP4770178B2 (ja) * 2005-01-17 2011-09-14 ソニー株式会社 カメラ制御装置、カメラシステム、電子会議システムおよびカメラ制御方法
CN1734468A (zh) * 2005-06-17 2006-02-15 中华电信股份有限公司 复杂环境下动态人脸侦测系统

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261891A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Canon Inc 映像信号処理装置および方法
JP2000232601A (ja) * 1999-02-08 2000-08-22 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の制御方法、記憶媒体
JP2003066520A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Canon Inc カメラ
JP2006074498A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Canon Inc 画像処理装置及び撮像装置
JP2006186930A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、画像処理方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015001124B3 (de) * 2015-01-29 2016-05-19 Jan Kechel Automatisiertes Erzeugen von Beleuchtungs-Mustern in Kamera-Blitz-Systemen durch Steuerung der Blitzrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
CN101399914A (zh) 2009-04-01
CN101399914B (zh) 2011-02-09
US20090086050A1 (en) 2009-04-02
JP4663700B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663700B2 (ja) 撮影装置、及び撮影方法
JP5467992B2 (ja) 撮像装置
JP2005128156A (ja) 焦点調節装置及び焦点調節方法
JP2007281760A (ja) 電子カメラ
JP5180349B2 (ja) 撮影装置および方法並びにプログラム
JP4127521B2 (ja) ディジタル・カメラおよびその制御方法
JP5604285B2 (ja) 撮像装置
JP5228354B2 (ja) ディジタルカメラ
JP2010259088A (ja) 撮像装置
JP4818999B2 (ja) 撮影装置および方法並びにプログラム
JP5233727B2 (ja) 電子カメラ
JP2011048295A (ja) 複眼撮影装置及びその姿勢検出方法
JP2011172093A (ja) 撮像装置
JP2009177330A (ja) 撮像装置及びその表示制御方法
JP2008054031A (ja) デジタルカメラ及び表示制御方法
JP2009267468A (ja) 撮影装置
JP2007208355A (ja) 撮影装置および方法並びにプログラム
JP4336186B2 (ja) 画像修正装置および撮像装置
JP2006109005A (ja) 画像出力装置および撮像装置
JP2008258960A (ja) ディジタルカメラ
JP5098917B2 (ja) 構図判定装置、構図判定方法、プログラム
JP2011030104A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2010171841A (ja) 撮像装置
JP2008172501A (ja) 撮像装置
JP5257097B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100823

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4663700

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees