JP2007073609A - シールドケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 シールドケース1を構成するカバー3の変形を防止する。
【解決手段】 回路基板4のシールド対象部分Xの周縁部に立設されるフレーム2と、フレーム2に嵌め合ってシールド対象部分Xを覆うカバー3とを有するシールドケース1において、カバー3は、シールド対象部分Xを覆う平板状のカバー本体部15と、フレーム2に嵌まる周壁部16とを有し、周壁部16は、上方側を支点としてカバー内外方向に弾性変形可能な弾性壁部18を有する。弾性壁部18の先端側には、フレーム2を弾性押圧する弾性押圧部20を設ける。弾性壁部18には複数の開口部21を周壁部16を周回方向に間欠的に設ける。開口部21は、弾性押圧部20よりも上側の位置からカバー本体部15の端縁部に入り込んだ位置まで伸長形成する。隣り合う開口部21間の弾性壁部部分の周壁部周回方向の幅は、開口部21の周壁部周回方向の幅よりも狭い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回路基板の回路基板面におけるシールド対象部分を覆ってシールドするシールドケースに関するものである。
図11(a)にはシールドケースの一形態例が回路基板と共に模式的な斜視図により示され(例えば特許文献1参照)、図11(b)には図11(a)のシールドケースが分解状態で表されている。このシールドケース40は、回路基板41の基板面41aにおけるシールド対象部分を覆ってシールドするものであり、この例では、シールドケース40は、導体から成るフレーム42と、導体から成るカバー43とを有して構成されている。
フレーム42は、回路基板面41aにおけるシールド対象部分を囲む周壁により構成されており、このフレーム42には、回路基板面41aに当接する下端縁から外向きに回路基板面41aに沿うように伸長形成されている接合用端子44が設けられている。図11(c)の模式的な断面図に示されるように、接合用端子44と回路基板面41aとの間に介在されるはんだ45によって接合用端子44が回路基板面41aに接合され、これにより、フレーム42が回路基板面41aに固定される。また、回路基板面41aには、接合用端子44の接合部分に接地用電極(図示せず)が形成されており、接合用端子44がはんだ45により回路基板面41aに接合されて接地用電極に接続することにより、接合用端子44(フレーム42)は回路基板面41aの接地用電極を介して回路基板41に設けられているグランド部に接地される。
カバー43には、フレーム42の外周面と嵌合する周壁部46が設けられている。カバー43は、その周壁部46がフレーム42の外周面に嵌合してフレーム42に一体的に組み合わされて、回路基板面41aのシールド対象部分を覆うものであり、フレーム42との嵌合による組み合わせによってフレーム42を介して回路基板41のグランド部に接地されて、回路基板面41aのシールド対象部分をシールドする。
なお、図11中の符号47は回路基板41に搭載されている回路構成用の部品を示している。
特開平7−147495号公報 実開平1−165697号公報 特開平6−13522号公報
ところで、本出願人は、上記のようなフレームとカバーから成る2ピース構造のシールドケースにおいて、組み合わせ易さ等を考慮して、次に示すようなシールドケースを考え出した。図10(a)には、そのシールドケースの模式的な斜視図が表され、図10(b)には、そのシールドケースのカバーの周壁部の模式的な断面図が表されている。この提案例のシールドケース40’は、次に示すようなカバー43’を有している。すなわち、カバー43’は、回路基板41のシールド対象部分の上方側に配置される平板状のカバー本体部49と、このカバー本体部49の端縁部から回路基板面側に伸長形成されフレーム42に嵌合する周壁部46’とを有して構成されている。周壁部46’は、カバー本体部49側を支点Pとしてカバー内外方向に弾性変形可能な構成と成っている。この弾性変形可能な周壁部46’の先端側には、図10(c)の模式的な断面図に示されるように、弾性力でもってフレーム42の周壁を押圧する弾性押圧部48が設けられている。
カバー43’を上記のような構成とすることにより、カバー43’の周壁部46’をフレーム42の周壁に嵌合するだけで、カバー43’の弾性押圧部48がフレーム42の周壁を弾性押圧してカバー43’がフレーム42に固定される。また、カバー43’とフレーム42が電気的に接続される。このため、フレーム42とカバー43’の組み合わせ作業の簡略化を図ることができる。
しかしながら、カバー43’をフレーム42に嵌め合わせてカバー43’の周壁部46’の弾性押圧部48がフレーム42の周壁を弾性押圧している状態になると、図10(d)の模式的な断面図に示されるように、カバー43’の周壁部46’の弾性変形に伴ってカバー43’のカバー本体部49の中央部が回路基板41側に凹んでしまうことが多かった。このように、カバー43’のカバー本体部49が回路基板41側に凹んでしまうと、図10(d)の点線に示されるようにカバー本体部49がフラットな状態である場合に比べて、カバー本体部49と、回路基板41のシールド対象部分の電気部品47との間の間隙が狭くなる。このために、電気部品47がカバー本体部49にショートしてしまうという問題が発生する虞がある。また、例えば電気部品47に高周波電流が通電している場合には電気部品47がカバー本体部49と電磁結合したような状態となって、カバー本体部49のグランド電位によって電気部品47の特性が悪化してしまうという問題の発生が心配される。
近年、シールドケースは薄型化の傾向にあるために、カバー43’の周壁部46’の高さ方向の長さが短くなってきている。これにより、周壁部46’が弾性変形し難くなり、周壁部46’をカバー外向きに弾性変形させたときに周壁部46’側からカバー本体部49側に及ぶ歪みの応力が大きくなる。このために、カバー本体部49の回路基板41側への凹みの度合いが大きくなる。これにより、カバー43’のカバー本体部49と、回路基板41の電気部品47との間の間隙がより一層狭くなり、カバー本体部49の凹みに起因した前記問題が発生し易くなり、無視できない重大な問題となってきている。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、フレームとカバーの2ピース構造のシールドケースにおいて、フレームとカバーの組み合わせ易さを持ちつつ、カバーのカバー本体部の回路基板面側への凹み変形を抑制することができるシールドケースを提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明は、
回路基板の基板面におけるシールド対象部分の周縁部に沿って立設される周壁を備えたフレームと、このフレームの上方側から嵌め合ってシールド対象部分を覆うカバーとを有し、フレームとカバーが嵌合して一体化されグランドに接地されてシールド対象部分をシールドするシールドケースにおいて、
カバーは、シールド対象部分を覆う平板状のカバー本体部と、当該カバー本体部の端縁部から回路基板側に伸長形成されフレームの周壁に嵌め合う周壁部とを有し、
カバーの周壁部は、カバー本体部側を支点としてカバー内外方向に弾性変形可能な弾性壁部を有し、当該弾性壁部の先端側には弾性力によりフレームの周壁を押圧する弾性押圧部が形成されており、
前記弾性壁部には複数の開口部が前記周壁部を周回する方向に間欠的に配設され、各開口部は、それぞれ、前記弾性押圧部の上側の位置からカバー本体部の平板状の端縁部に入り込んだ位置まで伸張形成されており、
隣り合う開口部間の弾性壁部部分の周壁部周回方向の幅は、前記開口部の周壁部周回方向の幅よりも狭いことを特徴としている。
この発明によれば、カバーの弾性壁部には開口部を設け、当該開口部は、弾性壁部とカバー本体部との境界位置よりもカバー本体部の端縁部に入り込んだ位置まで開口している構成とした。このため、カバー本体部と弾性壁部との連接部分が減少し、これにより、弾性壁部は弾性変形し易くなり、弾性変形に因る歪みを小さくすることができる。
また、弾性壁部は、開口部の上端の配置位置(つまり、カバー本体部の端縁部に入り込んだ位置)を支点として弾性変形することとなるので、弾性壁部の弾性変形の支点位置がカバー本体部側の弾性壁部端部である場合に比べて、弾性壁部の弾性変形の支点位置がカバー本体部の端縁部に入り込んだ分、弾性壁部の弾性変形の支点位置から先端側の弾性押圧部形成位置までの長さが長くなる。弾性壁部の弾性変形による弾性押圧部の変位量が同じでも、弾性押圧部形成位置から弾性壁部の弾性変形の支点位置までの長さが長くなるにつれて、弾性壁部の支点側の変位量は減少する。換言すれば、弾性壁部の弾性変形による歪みが小さくなる。
すなわち、この発明では、前記開口部を設けることによって、カバー本体部と弾性壁部との連接部分を減少させるだけでなく、弾性壁部の弾性変形の支点位置をカバー本体部の端縁部に入り込ませて弾性押圧部形成位置から弾性壁部の弾性変形の支点位置までの長さを長くしている。この構成により、弾性壁部の弾性変形による歪みを格段に小さくできる。特に、この発明では、隣り合う開口部間の弾性壁部部分の周壁部周回方向の幅は、開口部の周壁部周回方向の幅よりも狭くなっているので、カバー本体部と弾性壁部との連接部分をより減少させることができて、弾性壁部の弾性変形による歪みを効果的に小さくすることができる。
また、この発明の構成では、このように弾性壁部の弾性変形による歪みが小さくなる上に、カバー本体部と弾性壁部との連接部分が減少したので弾性壁部の弾性変形に因る歪みがカバー本体部側に伝達されにくくなる。これにより、弾性壁部の弾性変形に因るカバー本体部の凹み変形を防止することができる。
つまり、この発明の構成を備えることにより、カバーの周壁部がフレームの周壁に嵌合されて、カバーの弾性壁部が弾性変形し当該弾性壁部の先端側の弾性押圧部がフレームの周壁を押圧してカバーがフレームに組み合わされている状態において、カバー本体部の回路基板側への凹み変形を防止することができる。このため、回路基板のシールド対象部分に設けられている電気部品と、カバー本体部との間の間隔が、設計よりも狭くなってしまうことを回避でき、これにより、カバー本体部と電気部品間がショートしてしまうという問題や、カバー本体部のグランド電位が電気部品に悪影響を与えて電気部品の特性が悪化してしまうという問題の発生を抑制することができる。
また、この発明の構成では、弾性壁部は弾性変形し易くなるので、当該弾性壁部の弾性変形による弾性押圧部の変位可能範囲を大きくすることができる。カバーやフレームの加工精度に起因した寸法ばらつきのためにカバーとフレームの嵌合状態に必然的にばらつきが生じてしまうが、弾性壁部の弾性押圧部によってカバーとフレームをがたつき無く嵌合させることが容易となるし、また、弾性押圧部の変位可能範囲の拡大によって、カバーとフレームの嵌合の不具合の発生率を低減することができる。これにより、シールドケースの量産性を向上させることができる。
さらに、カバーのカバー本体部に、当該カバー本体部の剛性を高めるためのプレス加工が施されている構成を備えることによって、より確実にカバー本体部の回路基板側への凹み変形を回避することができる。これにより、カバー本体部の回路基板側への凹み変形に起因した前記問題の発生をより抑制することができる。
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
図1(a)には第1実施形態例のシールドケースが模式的な斜視図により示され、図2にはそのシールドケースが分解状態で模式的に示されている。この第1実施形態例のシールドケース1は、次に示されるような導体から成るフレーム2と、導体から成るカバー3とを有して構成されている。
フレーム2は、回路基板4の基板面4aにおける予め定められたシールド対象部分(図2に示される斜線部分)Xを囲む形態の周壁5を有している。この周壁5には、回路基板面4aに当接する下端縁から外向きに伸長形成された接合用端子6が設けられている。この接合用端子6は、図1(b)(図1(a)のA−A部分の断面図)に示されるように、周壁5の下端縁から上向きに傾いて(例えば回路基板面4aに対して45度の傾きを持って)伸長形成されている。この接合用端子6と回路基板面4aとの間に介在される導電性の接合材料であるはんだ7によって、接合用端子6が回路基板面4aに接合されて、フレーム2は回路基板面4aに固定される。
また、回路基板面4aには、フレーム2の周壁5が配置される位置に、この第1実施形態例ではシールド対象部分Xを囲む態様でもって電極8が形成されている(図2参照)。この電極8は、回路基板4に形成されているグランド(図示せず)に、図示されていない接続手段によって接続されている。この第1実施形態例では、周壁5の下端縁と、回路基板4の電極8との位置を合わせてフレーム2が回路基板面4a上に配置され、はんだ7によってフレーム2の接合用端子6が回路基板面4aに接合されることにより、フレーム2は、はんだ7を介して回路基板4の電極8に接続される。これにより、フレーム2は、回路基板4のグランドに接地されることとなる。
この第1実施形態例では、フレーム2は自動実装に対応できる部品となっている。つまり、フレーム2の上面開口部の中央部には、吸着対象面部11が連結部10により周壁5に支持された状態で配設されている。吸着対象面部11は、部品搬送用の吸着ノズルによって吸着される面積の広い面を持つものであり、当該吸着対象面部11を部品搬送用の吸着ノズルによって吸着することにより、フレーム2を例えば部品収容用のトレーから回路基板面4a上に自動搬送することが可能である。なお、吸着対象面部11の形成位置は、当該吸着対象面部11を吸着ノズルによって吸着したときにフレーム2が傾かずに安定した姿勢となるように、フレーム2の重心位置を考慮して設計される。
フレーム2の周壁5の下端縁には、位置決め用の突出部12が下方側に突き出し形成されている。第1実施形態例では、位置決め用の突出部12は、周壁5の下端縁の複数箇所に互いに間隔を介して点在配置されている。回路基板4には、そのフレーム2の位置決め用の突出部12に対応する位置に、位置決め用の穴部13が形成されている。フレーム2の位置決め用の突出部12が回路基板4の対応する穴部13に嵌ることにより、フレーム2は回路基板面4a上に位置決めされる。つまり、人の手によってフレーム2を回路基板面4a上に配設するときにも、フレーム2を自動搬送して回路基板面4a上に配設するときにも、フレーム2の位置決め用の突出部12を回路基板の位置決め用の穴部13に嵌め込むだけで、フレーム2を回路基板面4a上の予め定められた実装位置に高精度に位置決めすることが可能である。
ところで、仮に、図3(a)の簡略図に示されるように、フレーム2'の周壁5'に接合用端子が設けられていない構成であるとする。加工精度の問題から、周壁5'の例えばα部分の上端から下端までの長さHαと、β部分の上端から下端までの長さHβとが互いに異なるというような事態が発生し易い。このように、周壁5'において上端位置に対する下端の高さ位置が場所によって異なる場合には、フレーム2'を回路基板面4a上に載置したときに、周壁5'の下端縁を全周に渡って回路基板面4a上に当接させることができず、周壁5'の下端縁の一部は回路基板面4aから浮いた状態となる。図3(a)の構成では、接合用端子が設けられていないため、図3(b)の模式的な断面図に示されるように、周壁5'の下端縁が直接的にはんだ7によって回路基板面4aに接合されることになるが、周壁5'における回路基板面4aから浮いている下端縁部分は回路基板面4aに接合できない虞があるという問題が発生する。
これに対して、第1実施形態例では、図3(c)のモデル図に示されるように、フレーム2の周壁5には下端縁から伸長形成される接合用端子6が設けられている。第1実施形態例では、接合用端子6は金属板の折り曲げ加工により形作られており、その折り曲げ位置Pの調整によって、フレーム2の上端と折り曲げ位置Pとの間の長さHをフレーム2の全周に渡って均一化することができる。これにより、回路基板面4a上にフレーム2をがたつき無く配設することができて、フレーム2を良好に回路基板面4a上に接合させることが容易となる。このことも、フレーム2の自動実装化に大きく関与する。
この第1実施形態例では、フレーム2の接合用端子6は、フレーム2の下端縁から上向きに傾いて外側に伸長形成されている形態を備えている。このため、接合用端子6と回路基板面4aとの間の間隔は、接合用端子6の伸長形成の基端側から先端側に向かうに従って広がることとなり、その広がった分、接合用端子6と回路基板面4aとの間には、接合用端子が回路基板面に沿うように伸長形成されている形態である場合よりも多くの導電性の接合材料(はんだ7)を介在させることができる。これにより、導電性の接合材料による接合用端子6と回路基板面4aとの接合強度の強化が容易となる。
また、接合用端子6の先端側と回路基板面4aとの間の間隔は、接合用端子6の基端側と回路基板面4aとの間の間隔よりも広いので、接合用端子6の先端側には基端側よりも多くの接合材料(はんだ7)を回路基板面4aとの間に介在させることができる。このため、接合用端子6の先端側にはんだ7のフィレットが形成されなくとも、接合用端子6と回路基板面4aとの望ましい接合強度を得ることが可能である。このため、接合用端子6の先端側にフィレットが形成しにくい構成(例えば、接合用端子6の先端面が、はんだ7の接合し難い材料の面である構成や、接合用端子6の先端面が粗面である構成)であっても、接合用端子6と回路基板面4aとの接合強度の低下を回避することができる。
さらに、接合用端子6を上記のような構成とすることにより、はんだ7による接合用端子6と回路基板面4aとの良好な接合状態を得易いので、その接合用端子6と回路基板面4aとの接合部分を介してフレーム2を回路基板4のグランドに安定的に接地させることができることとなる。このため、フレーム2のグランド電位の安定化を図ることができる。
さらに、接合用端子6と回路基板面4aとの間の間隔は、接合用端子6の伸長形成の基端側から先端側に向かうに従って広がっているので、回路基板面4aの上方側から接合用端子6と回路基板面4aとの間に介在されているはんだ7を目視し易くなる。このため、接合材料による接合用端子6と回路基板面4aとの接合状態の良否検査を目視により行うことが容易となり、検査工程の作業効率の向上を図ることができる。
図4には、カバー3を、図1(a)や図2に示される上方側と前方側と後方側と左側と右側の各方向からそれぞれ見た場合の平面図が模式的に表されている。この図4や図1(a)や図2に示されるカバー3は、回路基板4のシールド対象部分Xを覆う平板状のカバー本体部15と、このカバー本体部15の端縁部側から回路基板面側に伸長形成されフレーム2の周壁5の外周面に嵌合する周壁部16とを有して構成されている。
この第1実施形態例では、カバー3の周壁部16は弾性壁部18を有している。この弾性壁部18は、フレーム2の接合用端子6の形成領域に対応する部分に形成され、カバー本体部15側を支点としてカバー内外方向に弾性変形可能な構成と成している。この弾性壁部18の先端側は、カバー外向きに折り曲げ加工されており、その折り曲げ部分20は、弾性力でもってフレーム2の周壁5の外周面を押圧する弾性押圧部と成っている(例えば図1(a)参照)。
つまり、この第1実施形態例では、カバー3の周壁部16をフレーム2の周壁5の外周面に嵌合させると、周壁部16を構成する弾性壁部18が、フレーム2の周壁5によってカバー外向きに押し広げられるように弾性変形して、弾性壁部18の弾性押圧部20からフレーム2の周壁5に向かう方向の付勢力が発生する。弾性押圧部20はその付勢力によってフレーム2の周壁5を押圧する。カバー3はその付勢力によってフレーム2に固定されると共に、弾性押圧部20と、フレーム2の周壁5との押圧接触部分を介して、カバー3はフレーム2に電気的に接続される。すなわち、カバー3は、フレーム2との押圧接触部分およびフレーム2を介して回路基板4のグランドに接地される。
この第1実施形態例では、カバー3の弾性壁部18は、フレーム2の接合用端子6の形成領域に対応する領域に形成されている。このため、フレーム2が回路基板面4aに接合されている部分と、カバー3とフレーム2が押圧接触接続している部分とが近接配置されることとなる。これにより、回路基板4側からカバー3に至るまでの電気的な距離が短くて、回路基板4側とカバー3との間の電気抵抗を非常に小さくできる。このため、カバー3を安定的にグランド電位とすることが可能となる。ところで、加工精度の問題から、フレーム2の周壁5と、カバー3の周壁部16との嵌合具合にばらつきが生じてしまう。これに対して、この第1実施形態例では、カバー3に弾性壁部18を設け、当該弾性壁部18に設けた弾性押圧部20をフレーム2の周壁5の外周面に弾性押圧させる構成とした。このため、フレーム2とカバー3の嵌合具合が多少ばらついても、弾性壁部18の弾性変形によって、フレーム2とカバー3をがたつき無く嵌合させてフレーム2とカバー3間を電気的に接続させることができる。これにより、フレーム2とカバー3の電気的な接続の信頼性を高めることができる。つまり、カバー3をフレーム2を介して確実にグランドに接地させることができることとなり、シールドケース1のシールド性能の安定化を図ることができる。
この第1実施形態例では、カバー3の弾性壁部18には、複数の開口部21が周壁部16を周回する方向に間欠的に設けられている。各開口部21は、それぞれ、弾性押圧部20よりも上側の位置からカバー本体部15の端縁部に入り込んだ位置まで伸張形成されている。また、図5の拡大図に示されるように、隣り合う開口部21間の弾性壁部18の部位の周壁部周回方向の幅Wmは、開口部21の周壁部周回方向の幅Wkよりも狭くなっている。
この第1実施形態例では、弾性壁部18には開口部21を設け、当該開口部21は、弾性壁部18とカバー本体部15との境界部分よりもカバー本体部15の端縁部に入り込んだ位置まで開口している構成とした。このため、図6の模式的な断面図に示されるように、弾性壁部18は、カバー本体部15の端縁部における開口部21の上端位置を支点Pとして弾性変形することとなる。これにより、例えば、図10(b)に示される周壁部46’のように、カバー本体部49側の周壁部端部を支点Pとして周壁部46’が弾性変形する場合に比べて、第1実施形態例の構成では、弾性壁部18の弾性変形の支点Pの位置が、カバー本体部15の端縁部に入り込んだ位置となった分、弾性変形の支点Pから弾性押圧部20までの長さを長くすることができる。その長さが長くなるに従って弾性壁部18の弾性変形による弾性押圧部20の変位量を大きくすることが容易となる。換言すれば、弾性壁部18の弾性変形による弾性押圧部20の変位量が同じであるならば、弾性変形の支点Pから弾性押圧部20までの長さが長くなるに従って、弾性壁部18の支点P側の弾性変形量は少なくて済む。
このため、弾性壁部18の弾性変形による支点P側の歪みを小さくすることができる。また、開口部21の形成により、弾性壁部18とカバー本体部15の連接部分が減少しており、このことも、弾性壁部18が弾性変形し易くなって当該弾性壁部18の弾性変形による歪みを小さくすることに大きく寄与している。このように、弾性壁部18の弾性変形による歪みが小さくできる上に、弾性壁部18とカバー本体部15の連接部分が減少しているために、弾性壁部18からカバー本体部15側に歪みが伝達され難くなる。このため、その歪みに起因したカバー本体部15の凹み変形を非常に小さく(つまり、カバー本体部15の凹み変形に起因した問題の発生を抑制することができる程度まで小さく)することができる。
また、この第1実施形態例では、開口部21は、弾性壁部18において弾性押圧部20よりも上側の位置からカバー本体部15側に向けて伸長形成されている。このため、開口部21の形成のために弾性押圧部20の形成領域が狭められることはなく、弾性押圧部20は、弾性壁部18の一方の側部から他方の側部まで連続的に設けることができる。これにより、開口部21を設けても、弾性押圧部20とフレーム2の周壁5との押圧接触面積の減少を防止することができる。このため、カバー3とフレーム2の電気的な接続に対する信頼性の低下を回避することができる。
上記したようなカバー3は、次に示すように容易に製造することができる。つまり、例えば、図7の平面図に示されるような開口部21を有する形状の導体板23を例えばプレス加工等により作製する。その後、その導体板23を図7に示される点線Tの位置で折り曲げるだけで、カバー本体部15および周壁部16が形作られる。このとき、弾性壁部18となる周壁部16の部位は周壁部16の他の部位よりもカバー内向きに大きく折り曲げられる。また、弾性壁部18の先端側はカバー外向きに折り曲げて弾性押圧部20を形成する。このようにして、カバー3を容易に製造することができる。
以下に、第2実施形態例を説明する。なお、第2実施形態例の説明において、第1実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第2実施形態例では、カバー3を構成するカバー本体部15には、当該カバー本体部15の剛性を高めるためのプレス加工が施されている。そのプレス加工の具体例を挙げると、例えば、バンピングと呼ばれるプレス加工がある。このプレス加工では、図8(a)の平面図および図8(b)の模式的な断面図に示されるように、カバー本体部15の表側のカバー面と裏側のカバー面とのうちの少なくとも一方側のカバー面に凹凸が形成される。例えば、そのカバー面の凹凸の高低差ΔHが0.1mm以下というように、バンピングによるカバー本体部15のカバー面に形成される凹凸は微小である。なお、そのバンピングは、図7に示されるような導体板23の状態で行ってもよいし、導体板23を折り曲げてカバー本体部15と周壁部16が形作られた後に行ってもよい。
また、図9(a)の平面図および図9(b)の側面図および図9(c)の断面図に示されるように、カバー本体部15の周縁部をプレス加工により絞り加工して、弾性壁部18の弾性変形による歪みがカバー本体部15の中央部側に及びにくい構成としてもよい。
第2実施形態例のシールドケースにおける上記構成以外の構成は第1実施形態例と同様である。
なお、この発明は第1や第2の各実施形態例の形態に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第1や第2の各実施形態例では、フレーム2には接合用端子6が設けられていたが、例えば、フレーム2は、接合用端子が設けられていない図3(a)に示されるような周壁5のみの態様であってもよい。また、第1や第2の各実施形態例では、フレーム2の接合用端子6は上向きに傾きを持って伸長形成されていたが、接合用端子6は回路基板面4aに沿うように伸長形成されていてもよい。
さらに、第1や第2の各実施形態例では、周壁部16の全てが弾性壁部18ではなかったが、周壁部16の全てが弾性壁部18と成していてもよい。さらに、弾性壁部18に形成される開口部21の形状や形成数は、図1や図2や図4等に図示されている形状や形成数に限定されるものではなく、弾性壁部18の弾性変形の具合や、弾性壁部18の弾性変形に因るカバー本体部15の凹み変形の状態等の様々な点を考慮して、適宜設定してよいものである。
さらに、第1や第2の各実施形態例では、フレーム2の接合用端子6の上向き傾き角度は、回路基板面4aに対して45度である例を示したが、この上向き角度は、回路基板面4aに対して0度よりも大きく、かつ、90度よりも小さい角度範囲内において、接合用端子6の大きさや、はんだ7の濡れ上がり具合や、はんだ7によるフレーム2とカバー3の接合状態の検査手法等の様々な点を考慮して、適宜に設定されてよいものである。
さらに、第1や第2の各実施形態例では、フレーム2を回路基板面4aに位置精度良く配置するために、フレーム2には位置決め用の複数の突出部12が設けられていたが、例えば、フレーム2を回路基板面4aに高性能な装置を利用して位置精度良く配置することが可能である場合には、フレーム2には、位置決め用の突出部12を1つだけ設ける、あるいは、1つも設けない構成としてもよい。この場合には、回路基板4には、位置決め用の穴部13が1つだけ設けられる、あるいは、穴部13が設けられないこととなる。さらに、第1や第2の各実施形態例では、導電性の接合材料として、はんだ7を利用したが、はんだ以外の導電性の接合材料を利用してもよい。
第1実施形態例のシールドケースを説明するための図である。 図1のシールドケースの模式的な分解図である。 図1のシールドケースのフレームの構成から得られる効果の一つを説明するための図である。 図1のシールドケースを構成するカバーを複数の方向からそれぞれ見た場合の模式的な平面図である。 カバーの弾性壁部に設けた開口部の形態例を説明するための図である。 第1実施形態例のシールドケースを構成するカバーにおいて特徴的な構成部分を説明するための図である。 カバーを作製するための導体板の一形態例を表したモデル図である。 第2実施形態例のシールドケースのカバーの一形態例を説明するための図である。 第2実施形態例のシールドケースのカバーの別の形態例を説明するための図である。 シールドケースの提案例を説明するための図である。 シールドケースの一従来例を説明するための図である。
符号の説明
1 シールドケース
2 フレーム
3 カバー
4 回路基板
5 周壁
15 カバー本体部
16 周壁部
18 弾性壁部
20 弾性押圧部
21 開口部

Claims (2)

  1. 回路基板の基板面におけるシールド対象部分の周縁部に沿って立設される周壁を備えたフレームと、このフレームの上方側から嵌め合ってシールド対象部分を覆うカバーとを有し、フレームとカバーが嵌合して一体化されグランドに接地されてシールド対象部分をシールドするシールドケースにおいて、
    カバーは、シールド対象部分を覆う平板状のカバー本体部と、当該カバー本体部の端縁部から回路基板側に伸長形成されフレームの周壁に嵌め合う周壁部とを有し、
    カバーの周壁部は、カバー本体部側を支点としてカバー内外方向に弾性変形可能な弾性壁部を有し、当該弾性壁部の先端側には弾性力によりフレームの周壁を押圧する弾性押圧部が形成されており、
    前記弾性壁部には複数の開口部が前記周壁部を周回する方向に間欠的に配設され、各開口部は、それぞれ、前記弾性押圧部の上側の位置からカバー本体部の平板状の端縁部に入り込んだ位置まで伸張形成されており、
    隣り合う開口部間の弾性壁部部分の周壁部周回方向の幅は、前記開口部の周壁部周回方向の幅よりも狭いことを特徴とするシールドケース。
  2. カバーのカバー本体部には、当該カバー本体部の剛性を高めるためのプレス加工が施されていることを特徴とする請求項1記載のシールドケース。
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