JP2007071961A - 写真処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、中断されたプリント処理の再開時に、写真プリントを重複させることなく正確にプリント処理が行え、また、一オーダー内で分割されて集積された写真プリントの照合を簡単に行える写真処理装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、画像データを取得する画像入力部と、取得した画像データに基づいて写真プリントを作成するプリント手段105と、作成された写真プリントをオーダー単位に集積可能な集積手段107とを備える写真処理装置であって、オーダー単位の写真プリントが分割されて集積手段に集積される場合に、分割されて続きの写真プリントが存在することを示す残存情報をプリントするように制御する制御手段103eを有することを特徴とする写真処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを取得する画像入力部と、取得した画像データに基づいて、写真プリントを作成するプリント手段と、作成された写真プリントをオーダー単位に集積可能な集積手段とを備える写真処理装置に関するものである。
近年、いわゆるミニラボ店において、デジタルカメラ等で撮影された被写体のデジタル画像データに基づく写真プリントの注文が増加傾向にある。かかる注文の態様として、注文者が、デジタル画像データを各種メディアに記録してミニラボ店に持ち込む。ミニラボ店内に受付端末機が設置され、注文者は直接この端末機を操作し、デジタル画像データ及び注文に関する情報、例えば、プリントサイズ、プリント枚数等の情報(以下、「オーダー情報」という)を入力する。このデジタル画像データ及びオーダー情報は、受付端末機から写真処理装置に送信され、これらデータに基づいて、写真処理装置によって、オーダー単位に写真プリントが作成され、オーダー単位に集積されるものであった。
上記の写真処理装置において、プリント処理中に、別の急ぎのプリント注文があった場合に、その処理中のプリント処理を中断させることがある。かかる場合において、写真処理装置のオペレータが、中断指示を装置に行い、これにより、そのプリント処理が中断される。そして、急ぎのプリント注文に対するプリント処理が行われ、その写真プリントは、直前のプリント処理で作成された写真プリントとは別の集積トレイに集積される。そして、次に、中断されたプリント処理を再開する場合には、中断されたコマ画像からプリント処理が行われ、それによって作成された写真プリントは、さらに別の集積トレイに集積される。すなわち、プリント処理が中断された場合に、一のオーダー内の写真プリントは、異なるオーダーの写真プリントをその間におくように、分割されて異なる集積トレイに集積されることになる。
また、このような注文態様においては、メディアに大容量のデータを格納できるという利点から、オーダー当たりのプリント枚数が多い傾向にある(オーダー当り、例えば150枚)。集積トレイのサイズや、集積トレイの間隔、或いは、集積コンベアと排出口の位置的制約によって、例えば、集積トレイに50枚まで集積できるタイプの写真処理装置の場合において、総プリント枚数が150枚のオーダーでは、50枚毎に分割されて別々に集積するように構成されていた(例えば、異なる集積トレイに分割して集積していた)。
ところで、プリント処理が、例えば、印画紙の紙詰まりエラーで中断された後にオペレータが速やかに作業を再開することができるように、複数の画像のなかのどの画像までが露光処理されたかを表示手段に表示する構成とした写真処理装置が公知である(特許文献1参照)。
さらに、急ぎのプリント注文を処理した場合において、その急ぎのオーダーの写真プリントが集積されたトレイを簡単に識別するために、以下の構成の写真処理装置が公知である。すなわち、急ぎのプリント依頼などの特定オーダー分の出来上がったプリントを他のオーダーの出来上がったプリント中から簡単に識別することが出来るように、特定オーダーのプリントが収容される受け皿(集積トレイに相当する)に対応したランプを点灯させ、又は、その受け皿に対応した識別番号を表示部に表示させるように構成されている(特許文献2参照)。
特開2005−073136号公報 特開2003−330157号公報
特許文献1の写真処理装置は、中断されたオーダーを再度処理したい場合に、複数の画像のなかのどの画像までが露光処理されたかを表示手段に表示することができる構成であるが、表示手段に表示した内容を印刷するか、または手書きでその内容をメモにとり、それを見ながら、中断したオーダーから次の画像を選択する必要があり、印刷やメモを取る等の手間が必要であった。
また、上記の写真処理装置は、プリント処理が中断/再開された場合に、一オーダーの写真プリントが、分割されて異なる集積トレイに集積されるため、分割された写真プリントを照合する必要がある。
特許文献2の写真処理装置は、受け皿(集積トレイに相当する)に対応したランプを点灯させ、又は、その受け皿に対応した識別番号を表示部に表示させることで、特定オーダーの写真プリントの照合を簡単にしている。この構成手段を、分割された写真プリントを集積する集積トレイに対応するランプを点滅するように応用できるが、ランプ等の構成を必要とし、装置全体のコストアップとなる。また、受け皿の識別番号をディスプレイ等の表示部に表示しても、その表示を見間違える場合もある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、中断されたプリント処理の再開時に、同じ写真プリントを重複して作成させることなく正確にプリント処理が行え、また、一オーダー内で分割されて集積された写真プリントの照合を簡単に行え、且つ、装置全体のコストパフォーマンスや写真処理効率を低下させないように構成した写真処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の写真処理装置は、画像データを取得する画像入力部と、取得した画像データに基づいて写真プリントを作成するプリント手段と、作成された写真プリントをオーダー単位に集積可能な集積手段とを備える写真処理装置であって、
オーダー単位の写真プリントが分割されて集積手段に集積される場合に、分割されて続きの写真プリントが存在することを示す残存情報をプリントするように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明の作用効果は以下の通りである。すなわち、画像データ及びそのオーダー情報を外部装置(例えば、受付端末30、サーバ装置60、PC端末50、記録装置40等)から取得する。取得された画像データは各種補正処理が施され、プリント手段に送られる。プリント手段は、感光材料の表面に写真プリントを形成するように露光処理を行う。そして、現像処理・乾燥処理の後、集積手段に搬送されてオーダー単位に集積される。ここで、オーダーとは、注文者が写真プリントを注文する場合の注文単位であり、例えば、1オーダーとは、通常、記録メディア1個、フィルム1本をいうが、特にこれに限定されない。
そして、プリント処理中に、急ぎのオーダーが入った場合に、そのプリント処理を中断する。かかる場合に、分割されて続きの写真プリントが存在することを示す残存情報がプリントされる。そして、急ぎのオーダーのプリント処理終了後に、中断したプリント処理を再開する場合に、中断された写真プリントと、急ぎの写真プリントと、再開されたプリントは、各々異なる集積場所に集積される。
また、総プリント枚数が例えば150枚の場合で、集積手段の集積可能枚数が50枚であれば、3つに分割されて集積される。かかる場合に、分割されて続きの写真プリントが存在することを示す残存情報がプリントされる。
従って、オペレータは、残存情報を確認することで、一オーダー内で分割されて集積されたことや、その分割された写真プリントの照合を簡単に行える。
また、フィルムから画像を読み取る場合も上記と同様である。
また、本発明の写真処理装置の好適な実施態様として、制御手段は、オーダー内の総プリント枚数とプリント処理されたプリント枚数から未プリント枚数を算出し、当該算出された未プリント枚数をプリントするように制御する。
この構成によれば、一オーダー内で写真プリントが分割されて集積される場合において、オーダー内の総プリント枚数とプリント処理されたプリント枚数から未プリント枚数を算出し、未プリント枚数がプリントされる。
また、本発明の写真処理装置の好適な実施態様として、制御手段は、プリント処理されたプリント枚数及び総プリント枚数をプリントするように制御する。
この構成によれば、一オーダー内で写真プリントが分割されて集積される場合において、プリント処理されたプリント枚数及び総プリント枚数がプリントされる。
従って、残存情報、プリント枚数及び総プリント枚数、或いは未プリント枚数を簡単に確認できるので、再開時に、その内容を見て、未処理の画像データをプリント処理でき、既にプリント処理した画像データを重複してプリント処理することなく正確にプリント処理を行える。また、オペレータは、プリント枚数及び総プリント枚数又は未プリント枚数から、一オーダー内で分割されて集積された写真プリントの照合を簡単に行える。
また、本発明の写真処理装置の他の好適な実施態様として、制御手段は、分割された区切り目の写真プリントの裏面に、残存情報若しくはプリント枚数に関する情報をプリントするように制御する。「プリント枚数に関する情報」は、プリント処理されたプリント枚数、総プリント枚数、又は未プリント枚数の情報である。
この構成によれば、一オーダー内で写真プリントが分割されて集積される場合において、分割された区切り目の写真プリントの裏面に、残存情報若しくはプリント枚数に関する情報がプリントされる。
従って、分割された区切り目の写真プリントの裏面を確認するだけでよく、オペレータは簡単に、プリント処理の再開や、分割された写真プリントの照合を行える。さらに、かかる場合において、集積群の中で、区切り目の写真プリントが1番上に集積されるので確認が簡単である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
<写真処理装置の構成>
図1に写真処理装置100及び写真処理装置100を含む写真処理システムの外観の一例を示す。写真処理システムは、写真処理装置100、受付端末30、記録装置40、PC端末50を有して構成されている。図1に示すように写真処理システムはインターネットを介してサーバ装置60、注文者のパソコン70と接続されている。また、写真処理装置100は、受付端末30、記録装置40、PC端末50とローカルエリアネットワーク(LAN)で接続されている。
図2を用いて写真処理装置100の機能を説明する。写真処理装置100は、例えば、フィルムスキャン処理、ジャッジ処理、画像処理、露光処理、現像処理、乾燥処理、集積処理等の機能を有し、画像データとオーダー情報に基づく写真プリントを作成する機能を有する。画像入力部は、取得手段101、読取手段102を有する構成である。
取得手段101は、画像データ及びオーダー情報を、受付端末30、記録装置40、PC端末50又はサーバ装置60から取得(又は受信)する。取得手段101は、公知の通信手段で実現されうる。
読取手段102は、例えば、ネガフィルムから画像を読み取る。読取手段102は、通常、フィルムスキャナー装置で実現できる。
情報処理手段103は、格納手段103a、ジャッジ手段103b、表示手段103c、入力手段103d、制御手段103e、図示しない、メモリ、CPU、バス等のその他の要素を有して構成されている。
格納手段103aは、取得手段101又は読取手段102から送信される画像データやオーダー情報を格納する。格納手段103aは、ハードディスク、SDRAM等の記憶装置で実現される。
ジャッジ手段103bは、画像データに対する画像補正の設定、プリントサイズ、プリント枚数等の設定(以下、「ジャッジ処理」という。)を行い、プリント開始、プリント中断・再開等の指示を行える機能を有する。具体的に、「ジャッジ処理」は、画像データに対する色、濃度、シャープネス等の各種補正、プリント枚数設定、プリントサイズ設定等を行う処理である。なお、色・濃度補正等を目的とするジャッジ処理は、必ず行われるものではなく、読み取った又は取得した画像データをそのままプリント手段105に送信し写真プリントを作成することもできる。
表示手段103cは、例えば、タッチパネル、液晶ディスプレイ、CRTモニター等で実現され、ジャッジ処理の際に画像を表示させ、また、写真処理装置100の操作画面を表示させる機能を有する。
入力手段103dは、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等で実現され、ジャッジ処理や写真処理装置100の操作の際に、オペレータからの指示を受け付けられるように機能する。
制御手段103eは、オーダー単位の写真プリントが分割されて後述する集積手段107に集積される場合に、分割されて続きの写真プリントが存在することを示す残存情報をプリントするように制御する。残存情報は、例えば、絵、図、英数字等なんでも良く、適宜設定できる。
また、制御手段103eは、オーダー内の総プリント枚数とプリント処理されたプリント枚数から未プリント枚数を算出し、総プリント枚数及び当該算出された未プリント枚数をプリントするように制御する。
また、制御手段103eは、分割された区切り目の写真プリントの裏面(又は表面)に、残存情報、プリント枚数に関する情報をプリントするように制御する。「分割された区切り目の写真プリント」は、集積される写真プリント群の1番上に位置する写真プリント、中断処理において露光処理される最後のプリントである。例えば、プリント処理の中断指示を出した時に最後にプリントサイズにカットされた感光材料の写真プリント、プリント処理が中断された時に露光処理が完了している最後の写真プリント、又は、プリント処理が中断された時に既にジャッジ処理がなされプリント開始が指示された最後の画像データの写真プリント等であり、適宜設定可能である。
また、制御手段103eは、残存情報、プリント処理されたプリント枚数、総プリント枚数、未プリント枚数を後述するプリント手段105によって、プリントするように制御する。
制御手段103eは、ソフトウエアで構成され、CPUやメモリ等のハードウエア資源と協働して動作可能に構成されている。また、制御手段103eは、ファームウエアや専用回路として構成してもよい。
画像処理手段104は、画像データ及びジャッジ処理により設定した補正データ等に基づいて、画像処理を行い、露光用画像データを作成する。感光材料の表面に残存情報、プリント枚数に関する情報(プリント枚数、総プリント枚数、未プリント枚数)をプリントする場合には、画像処理手段104は、それらのデータを含めて露光用画像データを作成することもできる。ただし、本実施形態においては裏に印字する。画像処理手段104は、図示しない入力側・出力側メモリ、ファームウエアで構成される画像処理部等で実現される。なお、画像処理手段104の機能を情報処理手段103で行うように構成してもよい。
プリント手段105は、露光手段105a及び裏プリント手段105bを有する構成である。露光手段105aは、プリントサイズにカットされた感光材料を、露光用画像データを用いて露光処理を行う。露光処理された感光材料は、現像処理手段、乾燥処理手段に搬送され、現像処理、乾燥処理が施される。露光手段105aは、公知の露光エンジン(レーザー、CRT、PLZT)等で実現される。
裏プリント手段105bは、感光材料の裏面に残存情報、プリント枚数に関する情報をプリントする機能を有する。また、裏プリント手段105bは、補正データ等もプリント可能に構成される。裏プリント手段105bは、例えば、ドットインパクトプリンタ、熱転写式プリンタ、インクジェットプリンタ等で実現される。
集積手段107は、ベルトコンベア式集積装置、或いは、複数の集積トレイで構成されるトレイ式集積装置で構成される。集積手段107の駆動は、制御手段103eによって制御される。図2に示すトレイ式集積装置は、複数の集積トレイと、その集積トレイを循環駆動する駆動手段等で構成され、オーダーが切り換わるタイミングで駆動手段が駆動され、集積トレイを所定距離だけ移動させる。排出口から排出された写真プリントは、横送りコンベアに送られ、横送りコンベアから、集積トレイに搬送され、1個の集積トレイに、オーダー分又は最大集積枚数分だけ集積される。
受付端末30は、記録メディアから画像データを読み出す画像データ取得手段、注文者から直接入力されるオーダー情報を受け付けるオーダー情報受付手段を有する。
記録装置40は、写真処理装置100とLANを介して接続され、デジタル画像データ又はデジタル画像データ及びそのオーダー情報を各種記録メディアに記録する機能、記録メディアから画像データ等を読み出す機能を有する装置である。
PC端末50は、主に、インターネット受信端末として機能し、サーバ装置60からデジタル画像データ及びそのオーダー情報を受信し、適宜、画像データに対する補正処理(色、濃度等)が可能に構成されている。
サーバ装置60は、オンラインで写真プリント注文する場合に用いられるサーバ装置である。注文者のパソコン70からデジタル画像データ及びそのオーダー情報を受信し、適宜そのデータをPC端末50若しくは直接写真処理装置100に送信可能に構成されている。
なお、「オーダー情報」は、デジタルの画像データに対する処理の注文に関する情報である。例えば、写真プリント注文に関するオーダー情報は、例えば、注文者氏名、注文ID、ファイル名、プリントサイズ、総プリント枚数等で構成される。
<フローチャート>
図3を用いて、プリント処理を中断・再開する場合の写真処理装置の動作の一例を説明する。すべてのプリント処理において、プリント処理されたプリント枚数、総プリント枚数及び未プリント枚数はプリントされるものとして説明する。任意のオーダーのプリント処理が行われている状態で、急ぎのオーダーが受注されたとする。かかる場合、オペレータは、中断指示を行う(S10)。例えば、中断キーを入力することで、ジャッジ画面上に中断するか否かの確認画面が表示され、プリント処理中断を選択する。
そして、中断指示された時に既にジャッジ処理が完了しプリント開始指示済みの画像データに対しては、そのままプリント処理が続行される。最後の画像データをプリント処理する際に、裏面に残存情報がプリントされる(S20)。そして、急ぎのオーダーの割り込みプリント処理を行う。異なるオーダーのため、集積トレイは自動的に切り換わり、割り込みオーダーと中断されたオーダーの写真プリントは異なるトレイに集積される。(S30)。
割り込みオーダーが終了すると、オペレータは、中断されたオーダーの再開指示を行う(S40)。例えば、オーダー画面上で、中断されたオーダーを選択し、中断されたオーダーの最後の写真プリントの裏面にプリントされたプリント枚数、総プリント枚数及び未プリント枚数を確認し、次の画像データを選択することで、ジャッジ処理が可能になる。
そして、集積トレイが切り換わり、中断された画像データに対するジャッジ処理、プリント処理が行われる(S50)。
なお、上記の中断・再開処理において、画像データ及びオーダー情報が格納手段103aに格納されていない場合は、画像データ及びオーダー情報を外部装置から再度取得するか、または、ネガフィルムから画像データを再度読み取る必要がある。
図4を用いて、総プリント枚数が多いために集積領域を切り換え、分割して集積する場合の写真処理装置の動作の一例を説明する。受付端末30から画像データ及びオーダー情報を受け取る。このオーダー情報には、総プリント枚数「60枚」のデータが含まれている。写真処理装置100の集積手段107は、トレイ式の集積装置であり、1つの集積トレイには、写真プリントを50枚まで集積できる。
新しいオーダーを処理する場合に、ジャッジ処理において1コマ目から6コマ目までの6コマ分の画像を表示し(図5参照)、画像毎に適宜補正データを設定し、プリント開始を指示する。そして、6コマ分の画像データ及び対応する補正データが画像処理され、プリント処理される。このプリント処理においては、写真プリントの裏面に、プリント枚数、総プリント枚数及び未プリント枚数がプリントされる(S1)。そして、プリント処理された写真プリントは、集積トレイに集積される(S6)。
そして、オーダー内の画像データの全てについてジャッジ処理、プリント開始指示を順次繰り返す。そして、50枚目の画像データのプリント処理の場合に、プリント裏面に残存情報がプリントされる(S2、S3)。51枚目の写真プリントが集積トレイに集積される際に、集積トレイが切り換わる(S4、S5)。オーダー内の画像データの全てについて写真プリント作成が終了するまで、上記処理が繰り返される(S7)。
なお、50枚目以外の画像データのプリント処理においても裏面に残存情報をプリントするようにも構成できる。また、S2において、50枚目のプリント処理か否かを判断するように説明したが、50の整数倍の100、150、200・・の枚数についても判断するように構成される。また、S4において、51枚目の集積処理か否かを判断するように説明したが、50の整数倍に1加算した101、151、201・・の数についても判断するように構成される。なお、「50」の値は、トレイの最大集積枚数によって異なる値となることはいうまでもない。
また、複数のネガフィルムから画像データを読み出してプリント処理する場合、予め総プリント枚数が分からなくとも、ジャッジ処理する過程で、総プリント枚数が50枚を超える場合もある。かかる場合においても、50枚目の画像データのプリント処理において、裏面に残存情報がプリントされる。そして、51枚目の写真プリントが集積トレイに集積される際に、集積トレイが切り換わるように構成される。
(写真処理装置の具体的動作)
以下に、写真処理装置100の具体的実施形態について説明する。受付端末30で注文処理が行われる場合について説明する。
注文者は、受付端末30にメディアを挿入し、画像データを読み出し、プリントサイズ、各画像のプリント枚数等を設定する。各画像のプリント枚数から総プリント枚数(「60枚」)が算出される。なお、写真処理装置側で、総プリント枚数を算出することもできる。プリントサイズ、各画像のプリント枚数、総プリント枚数はオーダーIDと共にオーダー情報を構成する。オーダーIDは、受付端末30の制御手段によって設定される。画像データとオーダー情報は、受付端末30から写真処理装置100に送信される。
送信された画像データとオーダー情報は、取得手段101で受信されて、格納手段103aに格納される。格納手段103aには、複数のオーダーが蓄積可能であり、記録装置40、PC端末50、サーバ装置60から送信された画像データ及びオーダー情報をオーダー単位で蓄積している。
オペレータは、格納手段103aに蓄積されたオーダーを選択し、ジャッジ処理を行う。図5は、ジャッジ処理の画面の一例である。図5に示すように、画面には、6コマ分の画像が表示され、適宜補正値を設定可能である。例えば、色、濃度が適正な写真プリントが仕上げるように、Y、M、Cの補正値、濃度補正値を入力する。画面下部の総プリント枚数フィールド51に総プリント枚数「60」枚が表示される。6コマ分の画像のジャッジ処理が完了したら、プリント開始52を指示する(例えば、入力手段103dのマウスで指示する)。
6コマ分の画像データ及び補正データに基づいて画像処理され露光用画像データが作成される。そして、感光材料がプリントサイズにカットされて、露光手段105aの露光処理部(不図示)に搬送され、露光用画像データに基づいて露光処理される。そして、インクジェットプリンタ(裏プリント手段105bに相当する)は、感光材料の裏面に、オーダーID、プリント処理されたプリント枚数(プリント処理済みの累積枚数)、総プリント枚数及び未プリント枚数をプリントする。図6(a)に、プリントされたオーダーID61、プリント枚数/総プリント枚数62及び未プリント枚数63を示す。なお、未プリント枚数は、制御手段103eによって、総プリント枚数からプリント枚数を減算して得られる。
感光材料が搬送され、集積トレイに集積される。集積手段107は、オーダー単位に集積トレイを切り換える機能を有しており、新しいオーダーの一枚目の写真プリントが集積される際に、集積トレイを切り換えるように、制御手段103eによって制御されている。図7に集積トレイの模式図を示す。図7(a)に示すように、第1トレイ71に写真プリントが集積されているのが分かる。
(中断・再開の処理の場合)
上記のプリント処理が完了しない内に、急ぎのオーダー(割り込みオーダー)が入った場合に、オペレータは、キーボードの中断キーを押下する。そうすると、ジャッジ処理画面上に、中断確認画面がポップアップ表示され、ここでオペレータがプリント処理中断を選択する。これにより、プリント処理が中断されるが、既にジャッジ処理がなされプリント開始指示した画像データについては、そのままプリント処理が行われるようにする。即ち、ジャッジ処理してプリント開始指示をした画像が露光処理待ちの状態にあれば、そのまま露光処理をすることで、ジャッジ処理が無駄にならない。
そして、中断されて、最後尾の写真プリントとなる感光材料の裏面には、残存情報(!!!:びっくりマーク。中断を意味する。)がインクジェットプリンタによってプリントされる。図8に示すように、感光材料の裏面に、オーダーID81、残存情報82、プリント枚数/総プリント枚数83、未プリント枚数84がプリントされていることが分かる。
そして割り込みオーダーのプリント処理が終了し、中断されたオーダーのプリント処理を再開する場合に、オペレータは、操作画面上で中断されたオーダーを選択する。そして、オペレータは、中断された写真プリントの裏面を確認して、総プリント枚数や未プリント枚数の値から、未処理の画像を選択しジャッジ処理画面に表示させる。これにより、未処理の画像データを正確に判別できるので、画像データを重複してプリント処理するような操作間違いを無くすことができる。
再開されたオーダーの写真プリントは、さらに別の集積トレイに集積されるが、オペレータは、裏面にプリントされた残存情報、プリント枚数/総プリント枚数、未プリント枚数を確認できるので、同一オーダーの照合を簡単に行える。図7(b)に示すように、第1トレイ71に中断されたオーダーの写真プリントが、第2トレイ72に割り込みオーダーの写真プリントが、第3トレイ73に、再開されたオーダーの写真プリントが、各々集積されることが分かる。
(総プリント枚数が集積手段の集積数を超える場合の処理) 集積トレイの最大集積可能数が50である場合、50枚目の画像データのプリント処理において、裏面に残存情報がプリントされる。例えば、図6(b)に示すように、残存情報64(↑↑↑:上矢印。上の集積トレイに残りの写真プリントが存在することを意味する。)がプリントされる。なお、50枚目以外の画像データのプリント処理においても裏面に残存情報をプリントするようにも構成でき、例えば、51枚目や、最後の写真プリント(ここでは、60枚目)に残存情報をプリントすることで、照合作業をより簡単にできる。
そして、51枚目の写真プリントが集積トレイに集積される際に、集積トレイが切り換わる。図7(c)に示すように、第1トレイ71が下部に移行し、第2トレイ72に51枚目以降の写真プリントが集積される。
以上の実施形態によれば、オペレータは、50枚目の写真プリントの裏面にプリントされた残存情報を確認することで、次の集積トレイに同一オーダーの写真プリントが集積されていることが簡単に判別できる。
(別実施形態)
以上の説明において、集積手段107は、集積トレイ式の集積装置であったが、集積手段107は、コンベア式集積装置でもよく、かかる場合、コンベアが移動することで、オーダー内で分割された写真プリントを集積できる(図9参照)。
また、本実施の形態において、画像データ及びオーダー情報を外部装置から取得する場合について説明したが、ネガフィルムから画像を読み取る場合についても適用される。
また、プリント枚数、総プリント枚数及び未プリント枚数が全ての写真プリントの裏面にプリントされるように構成したが、特にこれに限定されず、分割される切れ目の写真プリントにプリントするように構成してもよい。
また、残存情報、プリント枚数、総プリント枚数及び未プリント枚数を裏面にプリントするように構成したが、特にこれに限定されず、表面にプリントしてもよい。
また、中断・再開の処理は、上記の説明の急ぎのオーダーの場合に限定されず、写真処理装置100のメンテナンス、トラブル(例えば、感光材料(ペーパー)の搬送のトラブル)、感光材料(ペーパー)交換、現像液交換等の場合でも同様に中断・再開処理が行われ、オーダー内の写真プリントが分割されて集積される場合に、区切り目の写真プリントの裏面(又は表面)に残存情報、プリント枚数に関する情報をプリントするように構成できる。
また、写真プリントの表面に画像をプリントする場合に、露光手段105aを用いてプリント処理するように構成したが、特にこれに限定されず、例えば、レーザープリンタ、インクジェットプリンタ、熱転写式プリンタ等で、表面に画像をプリントするように構成してもよい。
実施の形態における写真処理装置及び写真処理システムの外観を示す図 実施の形態における写真処理装置の構成を示すブロック図 実施の形態における写真処理装置の動作例を説明するフローチャート 実施の形態における写真処理装置の動作例を説明するフローチャート 実施の形態におけるジャッジ画面の例を示す図 実施の形態における残存情報、総プリント枚数及び未プリント枚数の例を示す図 実施の形態における集積トレイの模式図 実施の形態における実施の形態における残存情報、総プリント枚数及び未プリント枚数の例を示す図 実施の形態におけるコンベア式集積装置の模式図
符号の説明
100 写真処理装置
101 取得手段
102 読取手段
103 情報処理手段
103a 格納手段
103b ジャッジ手段
103c 表示手段
103d 入力手段
103e 制御手段
104 画像処理手段
105 プリント手段
105a 露光手段
105b 裏プリント手段
107 集積手段

Claims (4)

  1. 画像データを取得する画像入力部と、前記取得した画像データに基づいて、写真プリントを作成するプリント手段と、作成された写真プリントをオーダー単位に集積可能な集積手段とを備える写真処理装置であって、
    オーダー単位の写真プリントが分割されて前記集積手段に集積される場合に、分割されて続きの写真プリントが存在することを示す残存情報をプリントするように制御する制御手段を有することを特徴とする写真処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    オーダー内の総プリント枚数とプリント処理されたプリント枚数から未プリント枚数を算出し、当該算出された未プリント枚数をプリントするように制御することを特徴とする請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 前記制御手段は、
    プリント処理されたプリント枚数及び総プリント枚数をプリントするように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の写真処理装置。
  4. 前記制御手段は、
    分割された区切り目の写真プリントの裏面に、前記残存情報若しくはプリント枚数に関する情報をプリントするように制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の写真処理装置。
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