JP2007071469A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷蔵庫の自動製氷機で、回転中の製氷皿と自動製氷機の保持部との間に氷等の異物が挟まり、製氷皿が回転できなくなった場合に、異物を排除して、迅速に離氷動作を完了させること。
【解決手段】 マイコン31は、位置検知手段15の製氷皿11の給水位置の検知に基づき製氷皿を回転させる駆動装置12を動作させ、製氷皿11を給水位置から離氷位置まで回転させている途中で、タイマ31aが位置検知手段が検知した給水位置から離氷位置を検知するまでに要した所定時間が経過したことで製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦給水位置の方向に回転させ、一定時間が経過するか、位置検知手段が給水位置を検知した後で、再び製氷皿を離氷位置まで回転させ、位置検知手段の離氷位置の検知に基づき駆動装置の動作を停止させ、次の製氷を行えるようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は自動製氷機を有する冷蔵庫に関するものである。
従来の自動製氷機は、製氷皿の水を製氷する製氷動作後に、製氷皿の温度が所定の温度(例えば−10℃)以下であること、および所定の時間(例えば100分)が経過していることによって製氷完了と判断し、駆動装置により製氷皿を給水位置から離氷位置まで正転させ、製氷皿を捻ることで離氷を行ない、製氷皿の離氷位置を検知手段が検知すると、次に製氷皿を給水位置に戻るまで逆転させ、製氷皿の給水位置を検知手段が検知すると、駆動装置を停止させ、次の製氷動作に移行する。
この際、製氷皿を正転させた後、一定時間が経過しても検知手段が製氷皿の離氷位置を検知しない場合に、製氷皿を逆転させ、製氷皿を給水位置まで戻して、駆動装置を停止し、一連の動作を終了させ、その後、次の製氷動作に移行する。
このように構成された自動製氷機は、製氷皿と自動製氷機の保持部との間に氷や食品等の異物が挟まることにより回転できなくなったことを検知すると、製氷皿をそのまま正転させ続けることなく、製氷皿を逆転して異物を排除するので、駆動装置への負荷を低減することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−259973号公報(第1頁、図6、図7)
しかし、従来の自動製氷機では、製氷皿が離氷中に正転できないことを検知して製氷皿を逆転させた後、離氷が完了していないまま、一度離氷動作を終了し、再び製氷動作から一連の動作を行なうので、製氷完了の判断をするために所定の時間(例えば100分)の経過を待つ必要があり、直ちに氷を離氷させるための正転を再開することができないという問題があった。
そこで、本発明は、氷を離氷するために製氷皿を給水位置から離氷位置まで正転させている途中で、製氷皿と自動製氷機の保持部との間に氷や食品等の異物が挟まることによって、製氷皿が正転できなくなった場合に、一旦製氷皿を逆転させ、挟み込んだ異物を排除して、その後再び製氷皿を正転させることで、迅速に離氷を完了させることができる自動製氷機を有した冷蔵庫を提供することである。
本発明に係る冷蔵庫は、製氷皿と、製氷皿を回転させるための駆動装置と、製氷皿の給水位置と離氷位置を検知する位置検知手段と、製氷皿に水を供給するための給水装置と、製氷皿が回転できない状態を検出する製氷皿回転異常判定手段と、駆動装置及び給水装置を制御する制御手段とを備えた自動製氷機を有する冷蔵庫において、前記制御手段は、前記位置検知手段の給水位置の検知に基づいて前記駆動装置を動作させ、離氷を行なうために製氷皿を給水位置から離氷位置まで回転させている途中で、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦給水位置の方向に回転させ、一定時間経過するか、前記位置検知手段が給水位置を検知した後で、再び製氷皿を離氷位置まで回転させ、前記位置検知手段の離氷位置の検知に基づいて前記駆動装置の動作を停止させるように制御するようにしたものである。
本発明に係る冷蔵庫において、制御手段は、回転させられた製氷皿の給水位置と離氷位置を検出する位置検知手段の給水位置の検知に基づいて前記駆動装置を動作させ、離氷を行なうために製氷皿を給水位置から離氷位置まで回転させている途中で、製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦給水位置の方向に回転させ、一定時間経過するか、前記位置検知手段が給水位置を検知した後で、再び製氷皿を離氷位置まで回転させ、位置検知手段の離氷位置の検知に基づいて前記駆動装置の動作を停止させるように制御するようにしており、製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態の検出はいわゆる回転中の製氷皿と自動製氷機保持部との間に氷や食品等の異物が挟まることによって、製氷皿が回転できなくなったことを検出するものであり、製氷皿が給水位置から離氷位置まで回転、即ち正転できなくなった場合に、一旦製氷皿を給水位置へと逆転させ、挟まった異物を排除し、その後直ちに製氷皿の正転を再開させるものであり、製氷完了を判断する時間の経過を待つことなく、迅速に離氷を完了させることができるという効果がある。
また、製氷皿が回転できない状態にもかかわらず、さらに製氷皿を同じ方向に回転させようとすると、製氷皿および駆動装置を破損させる恐れがあるが、製氷皿が回転できない状態にあると判断すれば、製氷皿を元の位置へと逆転させて挟まった異物を排除した後にに製氷皿の正転を再開させるため、駆動装置を無理に駆動し続けることならず、製氷皿及び駆動装置の破損を未然に防止することができるという効果もある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電気的構成を示すブロック図、図2は同冷蔵庫の断面図、図3は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の製氷室の断面図、図4は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の一部を破断した斜視図、図5は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の動作を示すフローチャート、図6は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の離氷動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、自動製氷機を搭載した冷蔵庫は、製氷室1と、冷蔵室2と、野菜室3と、冷凍室4とを有し、圧縮機7と冷却器8とを含む冷凍サイクルにより冷気を生成し、この冷気を庫内ファン9によって製氷室1、冷蔵室2、野菜室3、冷凍室4の各々へ循環式に送り込む。なお、20は冷蔵室2の冷蔵室扉、21は製氷室1の製氷室扉、22は野菜室3の野菜室扉、23は冷凍室4の冷凍室扉である。
冷蔵庫に搭載される自動製氷機は、主に製氷皿11と、製氷皿11を回転させて離氷動作を行う例えば駆動モータである駆動装置12と、回転させられる製氷皿11の給水位置と離氷位置を検知する位置検知手段15と、貯氷箱14内の貯氷量の嵩量をもって満氷か空氷かを検知するため上下方向に移動する検氷レバー13と、製氷完了を判断するため製氷皿11の温度を検知する製氷皿温度センサ17と、自動製氷機内に製氷皿11を固定するための自動製氷機保持部19と、製氷皿11に水を供給する給水装置から構成されている。
駆動装置12は製氷皿11の一端部中央に設けられた回転軸(図示省略)と接続されている。製氷皿11の他端部中央に設けられた支持軸11aは自動製氷機保持部19に回転自在に保持されている。
給水装置は、水を溜めるための貯水タンク10と、貯水タンク10から水を汲み上げる給水ポンプ14と、給水ポンプ14が汲み上げた水を製氷皿11に供給する給水パイプ10aと、給水パイプ10aの凍結を防ぐために給水パイプ10aの周囲に配置された凍結防止用ヒータ16とにより構成されている。
図1は冷蔵庫に搭載された自動製氷機の制御系を示している。
この制御系は制御基板30に設けられたマイクロコンピュータ31を有している。マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)31は、自動製氷のために、給水−検氷−離氷の一連のシーケンス制御を行うプログラムを記憶しており、自動製氷について、所謂マイコン制御を行う。
即ち、給水時には給水ポンプ14を一定時間駆動させ、製氷皿温度センサ17により検出される製氷皿温度によって給水完了を判断する。
給水完了後は製氷皿温度センサ17により検出される製氷皿温度によって製氷完了を判断し、製氷完了時点で検氷レバー13のレバー降下角度により貯氷箱6の貯氷量を調べ、貯氷箱6に貯氷余裕があれば、離氷動作へ移行し、駆動装置12の駆動用モータを駆動する。これにより、製氷皿11が回転させられ、製氷皿11の氷が離氷して貯氷箱6へ落下する。
次に、冷蔵庫に搭載した自動製氷機の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御手段であるマイコン31は駆動回路(図示省略)を介して給水ポンプ14を駆動して給水タンク10の水を給水パイプ10aより製氷皿11へ供給する(ステップ1)。次に、マイコン31は駆動回路を介して庫内ファン9を駆動して冷却器8、圧縮機7等から構成される冷凍サイクルによって生成された冷気を製氷室1に送り込むことで製氷を行なう(ステップ2)。
そして、マイコン31はそれに内蔵されているでタイマ31aが所定の時間(例えば100分)が経過していることを確認し、製氷皿11の底面に設けた製氷皿温度センサ17により製氷皿11の温度を検出し、検出した温度が所定の温度(例えば−10℃)を下回っている場合に製氷完了と判断する(ステップ3)。なお、製氷が完了していない場合は、製氷完了まで製氷動作を続ける。
製氷が完了した場合は、マイコン31は駆動回路を介して検氷レバー13を下方向に移動させ、貯氷箱6内の貯氷量が少なく氷に衝突しなければ、貯氷箱6内は空氷と判断し、降下中に氷に衝突し検氷レバー13が下方向に回転できなくなった場合に貯氷箱6内は満氷と判断する(ステップ4)。このとき、貯氷箱6内は満氷であった場合は、再びステップS2の製氷動作を行う。そして、検氷レバー13は空氷又は満氷と判断した場合、いずれの場合も判断信号をマイコン31に出力する。
マイコン31は検氷レバー13から空氷の判断信号を受け取り、貯氷箱6内は空氷と判断した場合は、駆動回路を介して駆動装置12の駆動モータを駆動して製氷皿11を回転させて離氷動作を行なう(ステップ5)。離氷動作が終了したら、給水ポンプ14により製氷皿11に水を供給し(ステップ1)、次の製氷動作へと移行する。
上記の一連の動作の中でステップ5の離氷動作について図6のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
離氷動作が始まると、マイコン31は位置検知手段15の給水位置の検知に基づいて駆動回路を介して駆動装置12の駆動モータを駆動して製氷皿11を給水位置から離氷位置に到達するまで正転させる(ステップS5.1)。この際、タイマ31aは製氷皿11が正常に回転するのに要する時間(例えば20秒)が経過していることを確認し、位置検知手段15が製氷皿11の離氷位置を検知しない場合は、マイコン31は製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に氷や製氷室1に貯蔵してある食品等の異物が挟まって、回転できなくなったと判断する(ステップS5.2)。
製氷皿11と自動製氷機の保持部19との間に異物が挟まったと判断した場合には、マイコン31は製氷皿11を所定の時間(例えば5秒)が経過するまで、もしくは位置検知手段が製氷皿11の給水位置を検知するまで逆転させ、挟まった異物を排除する(ステップS5.4、S5.5)。逆転が終了すると、ステップS5.1に戻って製氷皿11の正転を再開する。
なお、挟まった異物を排除するために製氷皿11を逆転させても異物が排除されず、その後製氷皿11を正転させても位置検知手段15が製氷皿11の離氷位置を検知できない場合は、異物が排除できるまで製氷皿11の正転、逆転を繰り返し行なう。これにより、挟まった異物を確実に振り落とすことができ、迅速に離氷を完了させることができる。
こうして異物が排除され、位置検知手段が製氷皿11の離氷位置を検知したら(ステップS5.3)、離氷完了とし製氷皿11を給水位置に戻す動作に移行する。(ステップS5.6)
離氷完了後、マイコン31は位置検知手段15の離氷位置の検知に基づいて駆動回路を介して駆動装置12の駆動モータを駆動して製氷皿11を離氷位置から給水位置へと逆転させ、タイマ31aは製氷皿11が離氷位置から逆転を始めてから、製氷皿11が正常に回転するのに要する時間(例えば20秒)を経過していること確認し(ステップS5.7)、位置検知手段15が製氷皿11の給水位置を検知しない場合は、マイコン31は製氷皿11と自動製氷機の保持部19との間に異物が挟まって、回転できなくなったと判断する(ステップS5.7)。
このような逆転中に、製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に異物が挟まったと判断した場合には、マイコン31は製氷皿11を所定の時間(例えば5秒)が経過するまで、もしくは位置検知手段が製氷皿11の離氷位置を検知するまで正転させ、挟まった異物を排除する(ステップS5.9、S5.10)。正転が終了すると、製氷皿11の逆転を再開する。
なお、挟まった異物を排除するために製氷皿11を正転させても異物が排除されず、その後製氷皿を逆転させても位置検知手段15が製氷皿の給水位置を検知できない場合は、マイコン31は異物が排除できるまで製氷皿11の正転、逆転を繰り返し行なう。これにより、挟まった異物を確実に振り落とすことができ、迅速に製氷皿11を給水位置に移動させることができる。
こうして異物が排除され、位置検知手段15が製氷皿11の給水位置を検知したら(ステップS5.8)、マイコン31はステップS5の離氷動作を終了し、ステップS1の給水動作に移行する。
以上のように本実施の形態1では、マイコン31は駆動装置12の駆動モータを駆動して製氷皿11を給水位置から正転させている途中で、製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に氷や食品等の異物が挟まって、製氷皿11が正転できなくなった場合、製氷皿11を逆転させて異物を排除し、その後再び製氷皿11を離氷位置まで正転させることで、製氷完了を判断する時間の経過をまつことなく、迅速に離氷を完了することができる。
また、マイコン31は製氷皿11を離氷位置から逆転させている途中で、製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に異物が挟まって、製氷皿11が逆転できなくなった場合、製氷皿11を正転させ異物を排除し、その後再び製氷皿11を給水位置まで逆転させることで、製氷完了を判断する時間の経過をまつことなく、迅速に製氷皿11を給水位置に移動させることができ、次の製氷を行なえるようにできる。
また、製氷皿11が回転できなくなった場合に、製氷皿11を一旦逆方向に回転させるため、駆動装置12を無理に動作させることがなく、製氷皿11および駆動装置12への負荷を低減することができ、製氷皿11および駆動装置12を破損させることを防止することができる。
図7は本発明の実施の形態1の変形例の冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電気的構成を示すブロック図である。
上記実施の形態1では、製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に氷や食品等の異物が挟まって製氷皿11が回転できなくなる異常を検出する製氷皿回転異常判定手段としてのタイマ31aにより製氷皿11の回転時間を計測し、その回転時間により、製氷皿11の回転異常を判断しているが、この変形例では、タイマ31aの代わりに駆動装置12の駆動モータの電流値を検出する電流値検知手段32を設け、電流値検知手段32が計測した電流値により、製氷皿11の回転異常を判断するようにしている。
即ち、製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に異物が挟まり回転できなくなると、駆動装置12の駆動モータへの負荷が大きくなり、電流値検出手段32により検出される駆動モータの電流値が正常に回転する場合に比べて大きくなるため、予め定めておいた所定の電流値以上の電流値を検出した場合には、マイコン31は製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に異物が挟まっていると判断するようにしたもので、実施の形態1と略同等の効果を有する。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2の冷蔵庫の正面図、図9は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電気的構成を示すブロック図、図10は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の離氷動作を示すフローチャートである。
この実施の形態2において、実施の形態1と相違する構成は、冷蔵室扉20に異常を表示する液晶パネル18を設けたことと、マイコン31の内部に製氷皿11と自動製氷機保持部19との間に挟まった異物を排除する動作を行なった回数をカウントするカウント手段31cを設けたものである。
この実施の形態2の離氷動作は、実施の形態1のステップS5.1〜ステップS5.10まで同じであるが、ステップS5.2とステップS5.4との間と、ステップS5.7とステップS5.4との間で自動製氷機の異常を判定するようにしたものである。
即ち、この実施の形態2の離氷動作においては、離氷動作の開始後に製氷皿11を正転させ、製氷皿11が正常に回転するのに要する時間がステップS5.2で述べたように20秒経過した場合、自動製氷機の異常(1)と判定し(ステップS5.11)、挟まった異物を排除するために製氷皿11を逆転させるが、それでも異物が排除されずに、その後製氷皿11を正転させても位置検知手段15が製氷皿11の離氷位置を検知できない場合は、異物が排除できるまで製氷皿11の正転、逆転を繰り返し行なう。
そして、この場合、その都度ステップS5.11で自動製氷機の異常と判定するため、その異常判定の回数をカウント手段3bでカウントし、異常判定の回数が所定の回数(例えば10回)以上行なった場合(ステップS5.12)は、自動製氷機の運転を停止するようにしたものである(ステップS5.15)。
また、製氷皿11が離氷位置から製氷皿11を逆転させ、製氷皿11が逆転に要する時間がステップS5.7で述べたように20秒経過した場合、自動製氷機の異常(2)と判定し(ステップS5.11)、挟まった異物を排除するために製氷皿11を正転させるが、それでも異物が排除されずに、その後製氷皿11を逆転させても位置検知手段15が製氷皿11の給水位置を検知できない場合は、異物が排除できるまで製氷皿11の逆転、正転を繰り返し行なう。
そして、この場合、その都度Sステップ5.13で自動製氷機の異常と判定するため、その異常判定の回数をカウント手段3bでカウントし、異常判定の回数が所定の回数(例えば10回)以上行なった場合(Sステップ5.14)は、自動製氷機の運転を停止するようにしたものである(ステップS5.15)。
このように、自動製氷機の運転を停止した場合(ステップS5.15)、マイコン31は液晶パネル18に製氷皿異常表示を行ない(ステップS5.16)、自動製氷機の運転停止後、一定の時間(例えば100分)経過したら(ステップS5.17)、ステップ2の製氷動作に移行し、再び一連の動作を行なうものである。
この実施の形態2の冷蔵庫においては、自動製氷機の運転に異常がある場合に、マイコン31は液晶パネル18に製氷皿異常表示を行なうので、使用者に自動製氷機が異常であることを報知することができる。また、自動製氷機の運転に異常がある場合に、マイコン31は自動製氷機の運転を停止させるので、無理に自動製氷機の動作を継続させることがないため、製氷皿11および駆動装置12の破損を未然に防止することができる。
なお、この実施の形態2では、液晶パネル18に異常表示を行なっているが、これに限らずLEDの点灯、点滅等により、異常表示を行なってもよいし、また、ブザー等により、音で異常を報知してもよく、いずれの場合も実施の形態2と略同等の効果を有する。
実施の形態3.
図11は本発明の実施の形態3の冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電気的構成を示すブロック図、図12は同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の離氷動作を示すフローチャートである。
この実施の形態3は、実施の形態2の電気的構成に、凍結防止用ヒータ16をマイコン31に接続し、凍結防止用ヒータ16の通電を自動製氷機の運転状態に応じて制御するようにしたものである。
この実施の形態3の離氷動作は、実施の形態2のステップS5.1〜ステップS5.17まで同じであるが、ステップS5.16とステップS5.17との間と、ステップS5の終了後とステップS1の給水動作との間で、凍結防止用ヒータ16の通電制御を行うようにしたものである。
即ち、ステップS5.15で自動製氷機が異常と判断されて自動製氷機の運転を停止してからステップS5.17の一定の時間(例えば100分)経過するまでの間は、マイコン31は凍結防止用ヒータ16への通電を実施しないものである(ステップS5.18)。
さらに、異物を排除する動作を行なってステップS5の離氷動作が終了してからステップ1の給水動作に移行すまでの間に、マイコン31は凍結防止用ヒータ16への通電を再開するようにしたものである(ステップS5.19)。
通常、給水パイプ15の凍結を防ぐために、凍結防止用ヒータ16に常時通電を行なっているが、実施の形態3のように構成された冷蔵庫においては、製氷皿11が回転できずに自動製氷機が異常と判断されて自動製氷機の運転が停止され、自動製氷機の異常を報知する表示を液晶パネル18が行っている間は、給水パイプ15には水が通ることがないので、無駄に凍結防止用ヒータ16に通電をする必要がなく、電力の浪費を抑制することができる。
本発明の実施の形態1の冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電気的構成を示すブロック図。 同冷蔵庫の断面図。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の製氷室の断面図。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の一部を破断した斜視図。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の動作を示すフローチャート。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の離氷動作を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1の変形例の冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電気的構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態2の冷蔵庫の正面図。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電位的構成を示すブロック図。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の離氷動作を示すフローチャート。 本発明の実施の形態3の冷蔵庫に搭載された自動製氷機の電位的構成を示すブロック図。 同冷蔵庫に搭載された自動製氷機の離氷動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 製氷室、5 自動製氷機、6 貯氷箱、10 給水タンク、11 製氷皿、12 駆動装置、13 検氷レバー、14 給水ポンプ、15 位置検知手段、17 製氷皿温度センサ、30 制御基板、31 マイコン、31a タイマ。

Claims (8)

  1. 製氷皿と、製氷皿を回転させる駆動装置と、製氷皿の給水位置と離氷位置を検知する位置検知手段と、製氷皿に水を供給するための給水装置と、製氷皿が回転できない状態を検出する製氷皿回転異常判定手段と、駆動装置及び給水装置を制御する制御手段とを備えた自動製氷機を有する冷蔵庫において、
    前記制御手段は、前記位置検知手段の給水位置の検知に基づいて前記駆動装置を動作させ、離氷を行なうために製氷皿を給水位置から離氷位置まで回転させている途中で、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦給水位置の方向に回転させ、一定時間が経過するか、前記位置検知手段が給水位置を検知した後で、再び製氷皿を離氷位置まで回転させ、前記位置検知手段の離氷位置の検知に基づいて前記駆動装置の動作を停止させるように制御することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 製氷皿と、製氷皿を回転させる駆動装置と、製氷皿の給水位置と離氷位置を検知する位置検知手段と、製氷皿に水を供給するための給水装置と、製氷皿が回転できなくなる状態を検出する製氷皿回転異常判定手段と、駆動装置及び給水装置を制御する制御手段とを備えた自動製氷機を有する冷蔵庫において、
    前記制御手段は、前記位置検知手段の離氷位置の検知に基づいて前記駆動装置を動作させ、給水を行うために製氷皿を離氷位置から給水位置まで回転させている途中で、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦離氷位置の方向に回転させ、一定時間が経過するか、前記位置検知手段が離氷位置を検知した後で、
    再び製氷皿を給水位置まで回転させ、前記位置検知手段の給水位置の検知に基づいて前記駆動装置の動作を停止させるように制御することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 製氷皿と、製氷皿を回転させる駆動装置と、製氷皿の給水位置と離氷位置を検知する位置検知手段と、製氷皿に水を供給するための給水装置と、製氷皿が回転できなくなる状態を検出する製氷皿回転異常判定手段と、駆動装置及び給水装置を制御する制御手段とを備えた自動製氷機を有する冷蔵庫において、
    前記制御手段は、前記位置検知手段の給水位置の検知に基づいて前記駆動装置を動作させ、離氷を行なうために製氷皿を給水位置から離氷位置まで回転させている途中で、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦給水位置の方向に回転させ、一定時間が経過するか、前記位置検知手段が給水位置を検知した後で、再び製氷皿を離氷位置まで回転させ、前記位置検知手段の離氷位置の検知に基づいて前記駆動装置の動作を停止させ、離氷完了後に前記位置検知手段の離氷位置の検知に基づいて前記駆動装置を動作させ、給水を行うために製氷皿を離氷位置から給水位置まで回転させている途中で、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出すると製氷皿を一旦離氷位置の方向に回転させ、一定時間が経過するか、前記位置検知手段が離氷位置を検知した後で、再び製氷皿を給水位置まで回転させ、前記位置検知手段の給水位置の検知に基づいて前記駆動装置の動作を停止させるように制御することを特徴とする冷蔵庫。
  4. 前記制御手段は、前記駆動装置を動作させて製氷皿を回転させている途中で、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出したことに基づいて製氷皿を前記回転方向とは逆方向に回転させ、その後に前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出したことに基づいて製氷皿を当該回転方向とは更に逆方向に回転させ、前記製氷皿回転異常判定手段が製氷皿が回転できない状態を検出しなくなるまで製氷皿の回転方向の変換を連続して繰り返すことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記製氷皿回転異常判定手段は前記位置検知手段が検知した給水位置から離氷位置、又は離氷位置から給水位置を検知するまでに要した時間を計測するタイマであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記製氷皿回転異常判定手段は前記駆動装置の電流値を検出する電流検出手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記自動製氷機の異常を報知する表示手段と、前記製氷皿の回転方向の変換が繰り返し行われた回数をカウントするカウント手段とを備え、
    前記制御手段は、前記カウント手段がカウントした回数が所定数以上のときに、前記駆動装置の動作を停止させると共に、前記表示手段に自動製氷機の異常を表示させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記製氷皿に水を供給する前記給水装置の給水パイプに凍結防止用ヒータを備え、
    前記制御手段は、前記駆動装置の動作を停止させ、前記表示手段に自動製氷機の異常を表示させている間、前記凍結防止用ヒータへの通電を停止させることを特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。
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