JP4297079B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、自動製氷装置を備える冷蔵庫に関するものである。
従来の冷蔵庫は、冷蔵室に給水タンクを設け、冷蔵室の下部の製氷室に製氷皿と、貯氷ケースと、製氷皿をひねるための製氷モータと、貯氷量を検出するための検知レバーと、製氷皿16の水温を検出するための製氷サーミスタを製氷皿に設けている。また、給水タンクから製氷皿への給水経路には製氷関連ヒータがを設けられている。
従来の冷蔵庫は、製氷サーミスタの温度変化にて給水タンク内の水の有無を判断して水なしと判断した場合には製氷機能動作や製氷関連ヒータへの通電を停止するようにしている。そして顧客が再開スイッチを押した場合に製氷機能動作を再開するようにしている。(たとえば特許文献1参照)
特開2003−269831号公報
しかしながら、従来の冷蔵庫では、給水タンク内に水が無いと判定した場合には、使用者に製氷の意思がないことを確認するため繰り返して給水動作を行うようにしているが、このときには離氷動作を行っていないので、例えば、電源投入直後などで製氷皿サーミスタ温度が高く、給水後の製氷皿サーミスタ温度変化が小さかった場合に、一度誤って給水タンク内に水が無いと判定してしまうと、給水タンク内に水があるにも関わらず、離氷動作を行わないまま給水を行うため、製氷皿16内より水が溢れてしまう恐れがあるという問題があった。
また、給水タンク内に水が無いと判定された場合には、再開スイッチが押されるまで製氷動作(製氷・検氷・離氷及び給水からなる一連の製氷機能)を停止させるため、霜が付くなどして氷結し、製氷機能停止時間が長い場合には、再開スイッチを押してもすぐには検氷レバーや駆動手段が動作しなくなり、次に動作させようとしても正常に動作しなくなるという問題があった。
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、電気代が安く信頼性の高い冷蔵庫を供給することを目的とする。また、給水タンクや製氷皿の水無し判定を確実にして、誤動作を起こさない冷蔵庫を提供することを目的とする。また、給水タンクや製氷皿に水が無い場合に無駄な離氷動作や検氷動作を行わない低消費電力で電気代のかからない高効率の冷蔵庫を提供することを目的とする。また、製氷動作を確実に行うことのできる信頼性の高い冷蔵庫を提供することを目的とする。また、製氷動作停止中に駆動手段や検氷手段が氷結して動作不良などを起こさない信頼性の高い冷蔵庫を得ることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するためのものであり、給水タンク内の水を製氷皿に供給する給水手段と、前記製氷皿をひねって前記製氷皿内の氷を貯氷箱内に離氷させる駆動手段と、前記貯氷箱内の貯氷量を検出する検氷手段と、前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内の水の有無を判断する水有無判断手段と、を備え、前記水有無判断手段により前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内に水が無いと判断された場合には、前記検氷手段及び前記駆動手段の氷結を防止するための氷結防止動作を行うようにしたものである。
以上のように、本発明の冷蔵庫は、製氷皿16内の水の有/無判定において、製氷皿16内に水が無いと判定する際に、製氷・検氷・離氷動作を伴うため、製氷皿16内の水が溢れることを防止することができる。
また、製氷皿16内に水が有るか、無いかの判断を、複数回の製氷皿16内の水の有/無判定結果に基づいて行うようにしているので、誤判定を防止することができる。
また、製氷皿16内の水の有/無判定において、製氷皿16内の水が無いと判定した場合に、氷結防止モードを選択して氷結防止動作(検氷レバー18や駆動手段17の氷結防止など)を実施するため、氷結による検氷レバー18や駆動手段17の誤動作や動作不良などを防止することができ、信頼性の高い冷蔵庫を提供できる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の概略図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は側断面図である。冷蔵庫本体1は上部に冷蔵室7、冷蔵室7の下部に製氷室8、切替室にもなる第1の冷凍室9が並列に配置されており、さらにその下部には野菜室10、その下部で冷蔵庫本体1の最下部には第2の冷凍室が配置されており、それぞれの貯蔵室には、冷蔵室扉2、製氷室扉3、切替室扉(第1冷凍室扉)4、野菜室扉5、第2冷凍室扉6が設けられている。
製氷室8内の製氷コーナー15に配置されている製氷皿16へ供給する水を保存する冷蔵室7内に配置されている給水タンク12と、製氷皿16の下部に配置されて製氷された氷を貯氷するく貯氷箱20と、製氷皿16をひねって離氷動作を行わせるための駆動手段17と、貯氷箱20内の貯氷量の確認を行うための検氷手段である検氷レバー18と、製氷皿16内の水の温度を検出するための製氷皿温度検出手段である製氷皿サーミスタ21と、給水タンク12内の水を給水経路19を介して製氷皿16に供給するための給水ポンプ28と、給水経路19の凍結を防止するための給水経路の巻かれて通電オン/オフされるヒーター22と、を有している。また、給水タンク12の近傍には給水タンク12の残水量を検出するための残水量検出センサ31が設けられている。残水量検出センサ31は、たとえば発光部と受光部を有する光センサーなどが使用される。
冷蔵室扉2には、操作パネル24が設けられており、操作パネル24に各貯蔵室の温度などを表示する液晶部、各貯蔵室の温度を調節するスイッチなどが設けられている。また、冷蔵庫本体1の後方には仕切部材を介して冷却室が設けられており、野菜室9と第2冷凍室10の後方の冷却器室には冷却器13が設けられ、第1冷凍室にも切り替え可能で冷凍温度帯から冷蔵温度帯まで切り替え可能な切替室9の後方には庫内ファン14が設けられている。また、各貯蔵室の扉にはドアスイッチ23が設けれており、ドアの開閉を検出している。
図2は本実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置に関わる制御ブロック図である。製氷皿サーミスタ21の検出温度、残水量検出センサ31による検出結果が制御基板29に設けられたマイコン30に入力される。マイコン30は、製氷皿サーミスタ21の検出温度や製氷時間、残水量検出センサ31による検出結果などの給水タンク12内の水の有無情報や製氷状態に応じて、検氷レバー18、駆動手段17、給水ポンプ28、凍結防止ヒータ22を動作させたり、また、操作パネル24に情報を表示する制御を行う。また、制御基板29には、その他にドアスイッチ23の検出信号や操作パネル24などからの検出信号も接続されている。
図3は、本実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置の製氷フローチャート図である。ここで図中の水無しフラグとは、給水タンク12内の水の有/無状態を示すためのフラグであり、給水タンク12内の水が無いと判定された場合にはフラグに1を立て、給水タンク12内に水が有ると判定された場合にはフラグに0を立てる。
図において、ステップ21は、給水タンク12内の水を製氷皿1内に給水する給水ステップであり、給水完了後、ステップ22へ進む。
ステップ22は、給水タンク12内の水の有無を検出する残水量検出センサ31により給水タンク12内の水の有/無の判定を行う給水タンク水有無判定ステップである。給水タンク水有無判定ステップにより給水タンク12内の水の有/無の判定は、たとえば給水タンク12近傍(給水タンク12の内部や外部)に取り付けられた光センサなどの残水量検出センサ31により行う。ステップ22において、残水量検出センサ31の検出結果により、給水タンク12に水が無いと判定された場合には、ステップ23に進んで水無しフラグに1を立ててから、ステップ25に進む。また、ステップ22において、給水タンク12内に水が有ると判定された場合にはステップ24に進んで水無しフラグに0を立ててから、ステップ25に進む。
ステップ25は、製氷完了判定ステップである。製氷完了の判定は、例えば、給水からの経過時間と、製氷皿サーミスタ21の検出温度に基づいて行い、給水から所定(一定)時間以上経過し、かつ製氷皿サーミスタ21の温度が所定(一定)温度以下まで到達した場合に製氷が完了したと判定するようにしている。ここで、所定時間は例えば給水から100分とし、また所定温度は−10℃とすれば良い。この場合には、給水から所定時間である100分以上経過し、かつ所定温度である−10℃以下となった場合に製氷を完了したと判定し、ステップ26に進む。ステップ25にて製氷が完了していないと判断された場合には、ステップ25に戻り、製氷が完了したと判定されるまで製氷完了判定ステップ25を繰り返す。
ステップ26は、給水タンク12内の水の有/無を判定する給水タンク水有無判定ステップである。ここでは、水無しフラグが0の場合、つまり給水タンク12内に水が有る場合はステップ27に進む。また、水無しフラグが1の場合、つまり給水タンク12内に水が無い場合にはステップ29に進む。
ステップ27は、検氷動作すなわち貯氷箱20内の貯氷量の確認を行う検氷ステップであり、検氷レバー18を動作させて貯氷箱20内の貯氷量を検知し、満氷でないと検知された場合にはステップ28に進む。また、ステップ27において満氷であると検知された場合は、ステップ25に戻る。
ここで、自動製氷装置の駆動手段の動作においては、水平位置から離氷方向への動作を例えば正転動作とし、その逆方向への回転動作、たとえば水平位置から離氷方向と反対方向への動作や離氷位置から水平位置へ戻る動作を逆転動作としている。
ステップ28は、駆動手段17を正転動作させることによって製氷皿16を正転方向にひねり、氷を貯氷箱20に落下させる離氷動作を行う離氷ステップである。離氷ステップ28により離氷動作が完了した後、駆動手段17の逆転動作を行い、製氷皿16を水平位置まで戻し、その後ステップ21に戻る。
ステップ26にて、水無しフラグが1であると判定された場合には、検氷中断ステップ29に進み検氷動作を中断する。検氷動作中断中は、検氷を行わないため以降の離氷動作や給水動作も中断されるので、離氷動作や給水動作に伴う騒音も低減される。
したがって、給水タンク12内に水が無いと判定された場合には、検氷動作や離氷動作を中断するため、駆動手段17及び製氷皿16の不要な動作を抑制することができ、無駄な電気代を低減できるため、省エネルギーで低騒音の冷蔵庫を得ることができる。
図4は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置の別の製氷フローチャート図である。図において、図1、図2と同等部分は同一の符号を付して説明は省略する。図4では、図3の検氷中断ステップ29における検氷動作や離氷動作の中断中に、検氷レバー18や駆動手段17の氷結防止のための氷結防止動作を実施している。
図4において、ステップ21〜ステップ29については、図3と同様であるため説明を省略する。図4において、ステップ31は、ステップ29にて検氷動作を中断した場合に、検氷レバー18や駆動手段17の氷結防止動作を行う氷結防止動作ステップである。ステップ29にて検氷動作を中断している間は、長時間にわたり、検氷レバー18や駆動手段17を動作させない状態が継続するので、検氷レバー18や駆動手段17に霜が付くなどして検氷レバー18や駆動手段17が氷結し、動作しなかったり、誤動作を招く恐れが発生する。したがって、本実施の形態では、ステップ31にて所定時間毎に検氷レバー18や駆動手段17を動作させて氷結を防止するようにしている。そして、ステップ31にて氷結防止動作を行った後、ステップ25に戻る。
以上のように、本実施の形態では、検氷動作や離氷動作が中断中であっても、所定時間毎に検氷レバー18や駆動手段17を動作させ、駆動手段17の氷結を防止することができるので、検氷レバー18や駆動手段17の氷結による自動製氷装置の誤動作を防ぐことができ、信頼性の高い冷蔵庫を提供できる。ここで、駆動手段17の氷結防止動作とは、通常の離氷動作のように製氷皿を大きくひねるのではなく、駆動手段17が氷結しない程度にわずかだけ正転方向、あるいは逆転方向に短時間動作させるようにして、騒音低減、および駆動負荷の低減を図っている。また、検氷レバー18の氷結防止動作も同様にわずかだけ正転方向、あるいは逆転方向に短時間動作させるようにして、騒音低減、および駆動負荷の低減を図っている。すなわち、氷結防止動作とは、通常の製氷動作(たとえば離氷動作や検氷動作など)のように大きく回転させたり、ひねったりするのではなく、通常の製氷動作のときよりも小さい所定量(たとえばひねり角度で1度〜10度程度、好ましくは2度〜5度程度であれば確実に氷結防止が行え駆動するための駆動力が少なくて済むので省エネとなる。)だけ回転させたり、あるいはひねったりする動作を表す。
次に、本発明の実施の形態1を表す別の冷蔵庫の概略図、およびブロック図について説明する。本実施の形態では、図4における給水タンク12内の水の有/無の判定を、残水量検出センサ32の様な新たな検出手段を用いることなく、別の手段で代用するものである。図5は、本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の概略図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は側面図である。図6は、本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置の制御ブロック図である。図7は本発明の実施の形態1を表す別の冷蔵庫の自動製氷装置の制御フローチャート図である。図5、図6、図7において、図1〜図4と同等部分は同一の符号を付して説明は省略する。図5、図6、図7においては、図1〜図4において説明した給水タンク12内の残水量を検出する残水量検出センサ31を必要としない構成としている。
図5の冷蔵庫は、図1にて説明した冷蔵庫において、給水タンク12の残水量を検出する残水量検出センサ31を備えていない。給水タンク12内の水の有無の判断を残水量検出センサ31の代わりに既存の製氷皿温度検出手段である製氷皿サーミスタ21にて代用するものである。
図6において、製氷皿サーミスタ21の検出温度が制御基板29に設けられたマイコン30に入力される。マイコン30は、検出温度や製氷時間などの製氷状態に応じて、検氷レバー18、駆動手段17、給水ポンプ28、凍結防止ヒータ22を動作させたり、また、操作パネル24に情報を表示する制御を行う。制御基板29には、その他にドアスイッチ23の検出信号や操作パネル24などからの検出信号も接続されている。
図7において、製氷皿16の裏面に設けられた製氷皿温度検出手段である製氷皿サーミスタ21によって製氷皿16内の温度を測定しており、製氷皿温度検出ステップ51では、給水直前の製氷皿サーミスタ21の温度T1を検出し、給水ステップ52に進み給水タンク12から給水経路19を介して製氷皿16へ給水動作が実施される。次に、時間測定ステップ53において、製氷皿サーミスタ21の温度の上昇を確実に検知することのできる所定時間(例えば10分)になるまで時間をカウントし、所定時間(たとえば10分)経過後、製氷皿温度検出第2ステップ54に進み、製氷皿サーミスタ21によって再度所定時間後の製氷皿16内の温度を測定する。
製氷皿温度検出第2ステップ54において、給水から所定時間である10分経過後の製氷皿サーミスタ21の温度T2を検出し、温度差判定ステップ55において、給水直前の製氷皿サーミスタ21の温度T1と給水開始から所定時間である10分経過後の製氷皿サーミスタ21の温度T2の温度比較を行う。温度差判定ステップ55にて両者の温度差(T2−T1)が所定の温度以上(例えば5K以上)であったと判定された場合には製氷皿16内に水が有ると判定し、水なし判定ステップ56に進み水無しフラグを0として製氷完了判定ステップ58に進む。
温度差判定ステップ55にて両者の温度差(T2−T1)が所定の温度(例えば5K)よりも小さいと判定された場合には製氷皿16内に水が無いと判定し、水なし判定ステップ57に進み水無しフラグを1として製氷完了判定ステップ58に進む。
製氷完了判定ステップ58では、製氷が完了したかどうかの判定を行う。製氷完了の判定は例えば、給水からの経過時間と、製氷皿サーミスタ21の検出温度で行い、給水から所定時間(たとえば約100分)以上経過し、かつ製氷皿サーミスタ21の検出温度が所定の温度(たとえば−10℃)以下に到達した場合に製氷が完了したと判定する。ステップ58では、例えば給水から100分が経過しており、かつ製氷皿サーミスタ21の検出温度が−10℃以下であった場合に製氷が完了したと判定し、動作モード判定ステップ59に進む。
製氷完了判定ステップ58において、製氷が完了していないと判定した場合は、ステップ58に戻り製氷が完了するまでステップ58に戻り製氷完了の判定を繰り返す。
動作モード判定ステップ59では、自動製氷装置の動作モード(製氷モードあるいは氷結防止モードなど)の選択を行うため水無しフラグの数値が1であるかどうか、水無しフラグの数値が1である状態が2回以上連続しているかどうかを確認する。
動作モード判定ステップ59では、確実に製氷皿16内の水の有/無状態を判定するため、所定の回数(例えば複数回、少なくとも2回連続)で製氷皿16内に水が無かったどうかの判定を行う。水無しフラグが1であり、かつ、水無しフラグが1の状態が連続2回以上である場合には、氷結防止ステップ63に進み、氷結防止モードを選択する。ここで、本実施の形態では、検氷ステップ60〜離氷ステップ61を製氷を行うための製氷モードとし、また、氷結防止ステップ63を検氷レバー18及び駆動手段17の氷結を防止するための氷結防止モードとしている。
動作モード判定ステップ59にて水無しフラグが0であるか、あるいは、水無しフラグが1の状態が2回以上連続しなかった場合は、検氷ステップ60に進み、製氷モードを選択する。検氷ステップ60では、検氷手段18を動作させて貯氷箱20内が満氷かどうかの確認を行う検氷動作を行い、貯氷量を確認する。検氷手段18を動作させ貯氷箱20の貯氷量を検出し、満氷でない場合には、離氷ステップ61に進み、製氷皿16を駆動手段17によってひねり離氷を行う。検氷ステップ60において、満氷であると判断された場合には、ステップ58に戻る。
ここで、本実施の形態では、駆動手段17の動作方向については、水平位置から離氷方向への動作を例えば正転方向動作とし、また、水平位置から離氷方向と反対方向への動作や離氷位置から水平方向へ戻る方向の動作を例えば逆転方向動作としている。
離氷ステップ61においては、駆動手段17を正転方向に動作させて製氷皿16を正転方向にひねり、離氷動作を行う。ここで、駆動手段17は製氷皿16内の氷を離氷するのに十分な所定角度(例えば90度以上、好ましくは約150度以上であればよく、約270度以下であれば良い)だけ正転方向にひねられた後、逆転方向に動作して水平位置に戻される。そして、離氷ステップ61にて離氷動作完了後、ステップ51へ戻る。
動作モード判定ステップ59においては、水無しフラグが1であり、水無しフラグが1の状態が2回以上連続した場合は、氷結防止ステップ63に進み、氷結防止モードを選択して氷結防止動作を実施するが、ステップ63における氷結防止動作では、検氷レバー18あるいは駆動手段17(あるいは製氷皿16)を所定量(ひねり角度で1度〜10度、たとえば約5度程度)だけ正転動作させ、逆転方向に動作させて水平位置に戻す動作を行うことによって検氷レバー18あるいは駆動手段17(あるいは製氷皿16)の氷結を防止するようにしている。氷結防止動作を実施した後、ステップ51に戻り繰り返す。
以上のように、本実施の形態では、給水動作を行う毎に製氷皿16内の水の有/無判定を行い、所定回数連続して製氷皿16内に水が無いと判定するまで、製氷・検氷・離氷動作などの一連の製氷動作を継続して実施するようにしているので、給水動作を行う前には必ず離氷動作を行うようになり、製氷皿16内に水があるにもかかわらず給水動作を行って製氷皿16内の水が許容量を超えて製氷皿16より水が溢れてしまうことを防止することができ、無駄に水を供給することがなくなり、また、溢れた水が氷結して信頼性が低下することがなくなる。したがって、給水前には必ず離氷動作を行うため水が溢れることがなくなり水が溢れることにより無駄な水を使用することのない信頼性の高い冷蔵庫を得ることができる。
また、製氷皿16内の水の有/無の複数回の判定結果に基づいて製氷皿16内に水が有るか、無いかの判断を行うようにしているので、製氷皿16内の水の有/無に関して誤判定を防止することができる。また、製氷皿16内に水が無かった場合においても、検氷レバー18や駆動手段17の氷結防止動作を実施するため、検氷レバー18や駆動手段17の氷結による誤動作や動作不良などを防止することができる。
また、給水タンク12内の水の有/無を、給水タンク12の残水量を検知するための新たな検出手段などを設けることなく、製氷皿16の検出温度にて行うことができるため、コストアップを伴わない低コストの冷蔵庫を得ることができる。
また、給水タンク12内の水の有/無の判定は、給水前の製氷皿サーミスタ21の検出温度のみ(給水前の製氷皿サーミスタ21の絶対温度)による判定ではなく、給水前後の製氷皿サーミスタ21の検出温度の温度差(たとえば温度上昇量)にて行うようにしているため、給水前の製氷皿サーミスタ21の検出温度のみによらず、製氷皿サーミスタ21の検出温度の温度差によるため扉開閉などによる製氷皿の温度そのものが変動しても確実に水の有/無の判定を行うことができ、信頼性の高い冷蔵庫が得られる。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2を表す冷蔵庫の制御フローチャート図、図9は本発明の実施の形態2を表す冷蔵庫の概略図であり、図9(a)は正面図、図9(b)は側面図である。図10は本発明の実施の形態2を表す冷蔵庫の制御部のブロック図である。本実施の形態では、実施の形態1に加えて氷結防止モードを解除する氷結防止モード解除手段を設けたものである。
図8においては、図7に加えて氷結防止解除判定ステップ(扉開確認ステップ71、水無しフラグ0設定ステップ72)が追加されている。図9においては、図5に加えて、氷結防止モード解除スイッチ33が冷蔵庫扉前面に設けられている。図10においては、図6に加えてタンク取り付けスイッチであるタンク取り付けセンサ32の検出信号が制御基板29に設けられたマイコン30に取り込まれる点を追加したものである。図8、図9、図10におけるその他の部分は、実施の形態1や図1〜図7と同等部分には同一の符号を付しているので、説明は省略する。
本実施の形態では、製氷皿温度検出第2ステップ54において、給水から所定時間である10分経過後の製氷皿サーミスタ21の温度T2を検出し、温度差判定ステップ55において、給水直前の製氷皿サーミスタ21の温度T1と給水開始から所定時間である10分経過後の製氷皿サーミスタ21の温度T2の温度比較を行う。温度差判定ステップ55にて両者の温度差(T2−T1)が所定の温度以上(例えば5K以上)であったと判定された場合には製氷皿16内に水が有ると判定し、水なし判定ステップ56に進み水無しフラグを0として扉開確認ステップ71に進み、扉が開放されたかどうかを確認する。
温度差判定ステップ55にて両者の温度差(T2−T1)が所定の温度(例えば5K)よりも小さいと判定された場合には製氷皿16内に水が無いと判定し、水なし判定ステップ57に進み水無しフラグを1として扉開確認ステップ71に進み、扉が開放されたかどうかを確認する。
扉開確認ステップ71では、氷結防止モードの解除判定を行う。氷結防止モード中に冷蔵庫本体1のいずれかの扉(好ましくは給水タンク12が配置されている貯蔵室の扉)が開いた場合、使用者が給水タンクに水を入れた可能性があるため、氷結防止モードを終了し、製氷モードに移行する。扉開確認ステップ71にて扉開が確認された場合には、水無しフラグ0設定ステップ72に進み、水無しフラグを0として製氷完了判定ステップ58に進み、製氷が完了したかどうかの判定を行う。そして、自動製氷装置の動作モードを選択する動作モード判定ステップ59において、製氷モードを選択して検氷ステップ60、離氷ステップ61の順に進む。
扉開確認ステップ71にて冷蔵庫本体1のいずれかの扉(好ましくは給水タンク12が配置されている貯蔵室の扉)も開かなかったと判断された場合には、水無しフラグの値は直前の状態を保持したまま、製氷完了判定ステップ58に進み製氷が完了したかどうかの判定を行う。
以上より、氷結防止モード中に冷蔵庫本体1のいずれかの扉が開いた場合には、給水タンク12に水を入れた可能性があると判断し、氷結防止モードを解除することができる。これにより使用者が氷を作る場合に、氷結防止モードが解除されるため、給水タンク12に水を入れたにもかかわらず製氷されないことがなくなり、適切なタイミングで製氷モードに移行して製氷することができる。
また、本実施の形態において、氷結防止モードを解除する手段として冷蔵庫1のいずれかの扉が開いた状態を検出する方法について説明したが、例えば、図9に示したように冷蔵室7の扉2に設けられた操作パネル24上にスイッチ33を設け、このスイッチ33を、氷結防止モードの解除手段(解除スイッチ)として用いてもよい。
また、本実施の形態において、氷結防止モード中を解除する手段として、製氷皿16の温度差による検出方法や冷蔵庫本体1のいずれかの扉(好ましくは給水タンク12が配置されている貯蔵室の扉)が開いた状態を検出する方法について説明したが、図9に示すように給水タンク12が冷蔵庫本体1内に取り付けられた状態かどうかを判断する給水タンク取付けスイッチ32を設け、給水タンク取付けスイッチ32の検出結果に基づいてを氷結防止モードを解除するようにしてもよい。
図9においては、給水タンク取付けスイッチ32を設けた冷蔵庫の概略図であり、図10は、ドアスイッチ23や給水タンク12を冷蔵庫本体1に取りつけたかどうかを検出する給水タンク取付けスイッチ32を設けた場合の自動製氷装置に関わる制御部のブロック図である。
給水タンク取付けスイッチ32は、給水タンク12が冷蔵庫本体1の取付け位置に取り付けられているか、あるいは取り外されているかを検出するためのスイッチであり、給水タンク12の取付け状態を制御基板29内のマイコン30で判断し、氷結防止モード(検氷動作及び離氷動作中断)の解除判定に用いられる。本実施の形態では、氷結防止モード中に給水タンク12の取り外し、取付けがあった場合は、給水タンク12に水を補充した可能性があるため、氷結防止モード(検氷動作及び離氷動作中断)を解除するようにしている。
ここで、本実施の形態において、氷結防止モード(検氷動作及び離氷動作中断)を解除する手段として冷蔵庫のいずれかの扉が開いた状態を検出する方法や給水タンク取付けスイッチにて給水タンク12の取り付け状態を検出する方法について説明したが、実施の形態1において説明した残水量検出センサ31の検出結果を用いて氷結防止モードを解除する手段としてもよい。
この場合は、実施の形態1の図3や図4の残水量検出ステップ22における残水量検出センサ31の検出結果による判定において、給水タンク12内に水があると判定した場合に、氷結防止モード(検氷動作や離氷動作中断)を解除するようにしても良い。
また、本実施の形態では、冷蔵庫において、氷結防止モード中に、給水タンク12から製氷皿16への給水経路19に取り付けられている凍結防止用ヒーター22の通電率を低減したり、あるいは給水経路19に取り付けられている凍結防止用ヒーター22の通電を中断して省エネルギな冷蔵庫を提供することもできる。
実施の形態1や実施の形態2においては、通常の運転時に給水タンク12から製氷皿16への給水経路19の凍結防止のため、給水経路19に取り付けられた凍結防止用ヒーター22の通電制御を行っているが、この通電制御を実施の形態1や実施の形態2にて説明した氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)にも、行うようにしている。氷結防止モード中は、給水タンク12から製氷皿16への給水を行わないことから凍結防止用ヒーター22の通電を抑えることが可能であるため、氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)は、凍結防止用ヒーター22の通電率を低減したり、あるいは凍結防止用ヒーター22への通電を中断するようにしている。
したがって、実施の形態1や実施の形態2における氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)は、水無しフラグが1の場合、つまり給水タンク12に水が無いと判定した場合に実施されるため、給水経路19に設けられた凍結防止用ヒーター22への通電率の低減、もしくは凍結防止用ヒーター22への通電を中断することが可能であり、消費電力量を低減することができ、省エネルギな冷蔵庫を得ることができる。
実施の形態3.
次に実施の形態3について説明する。実施の形態3では実施の形態1〜実施の形態2にて説明した冷蔵庫において、氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)に、使用者に対して給水タンク12の水が無い状態をお知らせするための表示手段を設けたものである。
図11は本発明の実施の形態3を表す冷蔵庫の概略図であり、図11(a)は正面図、図11(b)は側面図である。また、図12は本発明の実施の形態3を表す自動製氷装置に関わる制御部のブロック図である。
図において、実施の形態1、実施の形態2や、図1〜図10と同等部分は同一の符号を付して説明は省略する。図11、図12において、実施の形態1、実施の形態2の冷蔵庫に対して、例えば冷蔵室7の扉2に設けられている操作パネル24上に給水タンク12内に水が無い状態を表示するため表示手段であるLED(発光ダイオード)26を追加したものである。この表示手段であるLED26以外に操作パネル24には、ユーザー(使用者)が冷蔵庫本体1内の各貯蔵室(冷蔵室7、製氷室8、第1の冷凍室9、野菜室10や第2の冷凍室11)内の温度を変更することが可能な温度調節スイッチ25や各貯蔵室内の温度や各貯蔵室の温度帯などを表示する液晶表示部27が設けられており、操作パネル24の温度調節スイッチ25を操作することにより、冷蔵庫の温度調節などを行うことができる。本実施の形態では、例えば、製氷皿16や給水タンク12内に水がないと判断された場合には、冷蔵室7の扉2に設けられた操作パネル24上に設けられた表示手段であるLED26を点灯するようにして、ユーザーに給水タンク12への水の補充を促すことができる。
したがって、実施の形態1〜実施の形態3で説明した冷蔵庫における氷結防止モード(検氷動作や離氷動作中断)は、給水タンク12に水が無いと判定した場合に実施するようにしているため、給水タンク12内に水が無い状態を表示するため表示手段であるLED26を追加したことにより氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)に、使用者に給水タンク12に水が無い状態である旨を即座にお知らせすることが可能となり、氷の無い状態を防止できる使い勝手の良い冷蔵庫を提供できる。
以上のように、給水タンク12に水が無い状態を使用者にお知らせする表示手段を設けることにより、使用者が給水タンク12を直接確認することなく水の補充タイミングを確認することができるため、水の補充忘れを防ぐことができる。
また、本実施の形態において、給水タンク12内に水が無い状態をお知らせする手段として、操作パネル上の表示手段であるLED26を用いたが、LED26でなくてもよく、別の表示手段を用いてもよい。また、水のない状態をお知らせしなくても良く、逆に水のある状態をお知らせするようにしてもよい。
以上のように、実施の形態1〜実施の形態3にて説明したように、給水タンク12内の水を製氷皿16に供給する給水手段である給水ポンプ28と、製氷皿16をひねって製氷皿16内の氷を貯氷箱20内に離氷させる駆動手段17と、貯氷箱20内の貯氷量を検出する検氷手段である検氷レバー18と、製氷皿16内あるいは給水タンク12内の水の有無を判断する水有無判断手段である製氷皿サーミスタ21、残水量検出手段31と、を備え、水有無判断手段21、31により製氷皿16内あるいは給水タン12ク内に水が無いと判断された場合には、検氷手段18や駆動手段17が氷結するのを防止するための氷結防止動作を行うようにしたので、氷結による検氷手段18や駆動手段17の誤動作や動作不良などを防止することができ、信頼性の高い冷蔵庫を提供できる。
また、氷結防止動作が、検氷手段あるいは製氷皿あるいは駆動手段を通常の製氷動作のときよりも小さい所定量だけ回転させたり、あるいはひねったりする動作であるので、確実に氷結防止が行え、かつ氷結防止動作を実施するための駆動力が少なくて済むので省エネルギな冷蔵庫が得られる。また、氷結防止動作中は、通常の製氷動作中とことなり検氷手段あるいは製氷皿あるいは駆動手段の回転量やひねり量が小さいので低騒音な冷蔵庫が得られる。
また、本発明の冷蔵庫は、製氷皿16内の水の有/無判定において、製氷皿16内に水が無いと判定する際に、製氷・検氷・離氷動作を伴うため、製氷皿16内の水が溢れることを防止することができる。
また、製氷皿16内に水が有るか、無いかの判断を、複数回の製氷皿16内の水の有/無判定結果に基づいて行うようにしているので、誤判定を防止することができる。また、製氷皿16内の水の有/無判定において、製氷皿16内の水が無いと判定した場合に、氷結防止モードを選択して氷結防止動作(検氷レバー18や駆動手段17の氷結防止など)を実施するため、氷結による検氷レバー18や駆動手段17の誤動作や動作不良などを防止することができ、信頼性の高い冷蔵庫を提供できる。
また、本発明の冷蔵庫は、検氷レバー18や駆動手段17の氷結防止動作を実施する氷結防止モードの解除手段を備えているため、適切なタイミングで氷結防止モードを解除することが可能であり、使用者が氷を作りたい場合に適切なタイミングで製氷モードに移行することができ、使い勝手の良い冷蔵庫を得ることができる。
また、本発明の冷蔵庫であると、水有無判断手段として製氷皿16の温度を検出する製氷皿温度検出手段21を備え、製氷皿温度検出手段21にて検出された給水前温度と給水後温度との温度差が所定の温度差よりも小さい場合が少なくとも2回以上連続した場合に、製氷皿16内あるいは給水タンク12内に水が無いと判断するようにしたしているので、給水タンク12の水の有/無判定を新たな検出手段を設けることなく判定をすることができるため、コストアップを伴わず、また、水の有/無判定を実施しているので、給水タンク12内に水が無い場合に検氷動作及び離氷動作などの不要な動作を適切なタイミングで抑制することができる。
また、水有無判断手段として給水タンク12内の残水量を検出する残水量検出手段31を備え、残水量検出手段31にて給水タンク12内に水が無いと判断された状態が少なくとも2回以上連続した場合に、製氷皿16内あるいは給水タンク16内に水が無いと判断するようにしたいるため、給水タンク12内に水の有無を直接検出できるので、確実に製氷皿16内あるいは給水タンク16内に水が無いと判断できる信頼性の高い冷蔵庫を提供できる。
また、本発明の冷蔵庫は、氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)に給水タンク12内から製氷皿16への給水経路19に設けられている凍結防止用ヒーター22の通電率を低減したり、もしくは凍結防止用ヒーター22への通電を中断することができるため、不要な電力の消費を抑制することができる省エネルギな冷蔵庫を得ることができる。
また、本発明の冷蔵庫は、氷結防止動作中に、給水タンク12や製氷皿16に水が無い状態をユーザに知らせるための表示手段26を冷蔵庫本体1の前面の冷蔵室扉2に設けたので、氷結防止モード中(検氷動作や離氷動作中断中)に給水タンク12内に水が無い状態を使用者にお知らせすることができ、使用者は適切なタイミングで給水タンクに水を補充することができ、氷の無い状態を抑制できる使い勝手の良い冷蔵庫を得ることができる。また、冷蔵庫本体1の前面の冷蔵室扉2に表示手段26を設けたので、ユーザーにすぐに知らせることができる。また、表示手段は赤色LEDがすぐにユーザーに気づいてもらえるため好ましい。また、表示手段はユーザーがON/OFFできるようにすれば長期間製氷しない場合などに目障りとならず更に使い勝手が向上する。
また、氷結防止動作中に、氷結防止動作状態である旨をユーザに知らせるための表示手段26を冷蔵庫本体1の前面の冷蔵室扉2に設けたので、氷結防止状態であることが直接ユーザーに分かってしてもらえるため、省エネ状態であることがユーザに目視にて理解してもらえる。また、表示手段は赤色LEDがすぐにユーザーに気づいてもらえるため好ましい。また、表示手段はユーザーがON/OFFできるようにすれば長期間製氷しない場合などに目障りとならず更に使い勝手が向上する。
本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の概略図である。 本実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置に関わる制御ブロック図である。 本実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置の製氷フローチャート図である。 本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置の別の製氷フローチャート図である。 本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の概略図である。 本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の自動製氷装置の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1を表す別の冷蔵庫の自動製氷装置の制御フローチャート図である。 本発明の実施の形態2を表す冷蔵庫の制御フローチャート図である。 本発明の実施の形態2を表す冷蔵庫の概略図である。 本発明の実施の形態2を表す冷蔵庫の制御部のブロック図である。 本発明の実施の形態3を表す冷蔵庫の概略図である。 本発明の実施の形態3を表す自動製氷装置に関わる制御部のブロック図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室扉、3 製氷室扉、4 切替室扉、5 野菜室扉、6 冷凍室扉、7 冷蔵室、8 製氷室、9 切替室、10 野菜室、11 冷凍室、12 給水タンク、13 冷却器、14 庫内ファン、15 製氷コーナー、16 製氷皿、17 駆動手段、18 検氷レバー、19 給水経路、20 貯氷箱、21 製氷皿サーミスタ、22 給水経路凍結防止用ヒーター、23 ドアスイッチ、24 操作パネル、25 スイッチ、26 表示手段、27 液晶部、28 給水ポンプ、29 制御基板、30 マイコン、31 残水量検出センサ、32 取付けスイッチ、33 解除スイッチ。

Claims (8)

  1. 給水タンク内の水を製氷皿に供給する給水手段と、前記製氷皿をひねって前記製氷皿内の氷を貯氷箱内に離氷させる駆動手段と、前記貯氷箱内の貯氷量を検出する検氷手段と、前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内の水の有無を判断する水有無判断手段と、を備え、前記水有無判断手段により前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内に水が無いと判断された場合には、前記検氷手段や前記駆動手段が氷結するのを防止するための氷結防止動作を行うようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 氷結防止動作が、前記検氷手段あるいは前記製氷皿あるいは前記駆動手段を通常の製氷動作のときよりも小さい所定量だけ回転させたり、あるいはひねったりする動作であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記水有無判断手段として前記給水タンク内の残水量を検出する残水量検出手段を備え、前記残水量検出手段にて給水タンク内に水が無いと判断された状態が少なくとも2回以上連続した場合に、前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内に水が無いと判断するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 給水タンク内の水を製氷皿に供給する給水手段と、前記製氷皿をひねって前記製氷皿内の氷を貯氷箱内に離氷させる駆動手段と、前記貯氷箱内の貯氷量を検出する検氷手段と、前記製氷皿の温度を検出する製氷皿温度検出手段と、前記製氷皿温度検出手段にて検出された給水前温度と給水後温度との温度差が所定の温度差よりも小さい場合が給水動作を行うごとに少なくとも2回以上連続した場合に、前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内に水が無いと判断する水有無判断手段と、を備え、前記水有無判断手段により前記製氷皿内あるいは前記給水タンク内に水が無いと判断された場合には、前記検氷手段あるいは前記製氷皿あるいは前記駆動手段を通常の製氷動作のときよりも小さい所定量だけ回転させたり、あるいはひねったりして氷結するのを防止する氷結防止動作を行うようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 前記検氷手段や前記駆動手段の氷結防止動作を解除する氷結防止動作解除手段を設けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記氷結防止動作中に、前記給水タンクから前記製氷皿への給水経路中に取り付けた凍結防止用ヒータの通電率を低減させるか、あるいは前記凍結防止用ヒーターの通電を中断するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記氷結防止動作中に、前記給水タンクや前記製氷皿に水が無い状態をユーザに知らせるための表示手段を前記冷蔵庫本体前面の冷蔵室扉に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記氷結防止動作中に、前記氷結防止動作状態である旨をユーザに知らせるための表示手段を前記冷蔵庫本体前面の冷蔵室扉に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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