JP2007285641A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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泰幸 岡本
Takeshi Shimizu
武 清水
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Abstract

【課題】製氷皿の温度を検知する温度センサを有しない自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫において、製氷皿への給水動作から製氷完了までの時間を冷蔵庫の運転状況で補正して決定することで製氷時間の適正化を図り、タイムリーな氷を供給することを目的とする。
【解決手段】製氷時間は、圧縮機16の運転積算時間と、温調ダイヤル設定39と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチ46、47、48の開時間と、製氷ユニット60を設置する室内の温度検出手段45とのいずれかの要素の組み合わせによって補正し決定するので、製氷時間の適正化を行うことができ、タイムリーな氷を供給することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫に関するものである。
近年、製氷皿温度検出手段のない自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫が主流となってきている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫を示すものである。図11は、従来の冷凍冷蔵庫の動作を示すフローチャートである。図12は、従来の自動製氷装置の動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、冷凍冷蔵庫本体1は外箱2、内箱3、及び外箱2と内箱3間に充填された断熱材4より構成されている。区画壁5により冷凍冷蔵庫本体1の内部を上下に区画し、最上部に冷蔵室6、中央部に切換室7および製氷室8、最下部に冷凍室9を区画形成している。
冷却器10は冷凍室9の背面に備え冷気を生成し、送風機11により生成した冷気を強制循環させ冷凍サイクルの一部を形成している。庫内温度検出手段12は冷凍室9内に設置された庫内温度検出用サーミスタ13より庫内温度を検出する手段であり、庫内温度判定手段14は庫内温度検出手段12の検出した温度が設定温度以上であるかを判定する手段である。圧縮機駆動手段15は冷凍サイクルの圧縮機16を動作させる手段である。製氷皿17は家庭用冷凍冷蔵庫に付設するような場合には、製氷室8の冷気吹き出し口付近にあり、冷却器10および送風機11により生成した冷気が直接あたるように設置している。
製氷温度決定手段18は送風機11の積算運転時間と、庫内温度検出手段12の検知温度とから相関関係により製氷皿温度を推定し、この推定した製氷皿温度に基いて製氷完了温度を決定する。給水タンク19は、家庭用冷凍冷蔵庫に付設するような場合には冷蔵室6に設置する。給水ポンプモータ20は給水タンク19から製氷皿17に水を供給する。離氷機構21は製氷皿17をモータにより回転させて、その回転により捻りを加えて離氷させる機能を持つ。尚、離氷機構21は、プラスチックなどで囲まれた製氷ケース22内部に構成されている。
また、製氷皿17の下には、落下した氷を貯めておく貯氷箱23が配置されている。また、製氷ケース22からは、貯氷箱23の氷の量を検知する製氷ケース22の一部を支点に離氷機構21のモータに連動して上下に動く検氷レバー24が貯氷箱23の上に位置している。離氷機構21のモータが動き出すと検氷レバー24が下がり始め一定時間たつと最も下に下がる。さらに離氷機構21のモータを動かしていると、検氷レバー24は上がり始め最終的には検氷レバー24は最初の位置に戻る。その検氷レバー24が下がって行く間に氷等の障害物に当たると検氷レバー24はその場で止まるが離氷機構21のモータは続いて動いている。
そして離氷機構21のモータが動き始めて一定時間後検氷レバー24を上げる動作に入った時に連動して検氷レバー24も上がる。その一連の検氷レバー24の一連の動作量で氷の量を検知するマイクロスイッチ等よりなる製氷量検知スイッチ25が製氷ケース22内にある。また、製氷温度判定手段26は製氷温度決定手段18の決定した温度が設定温度以下であるかを判断する。離氷判定手段27は離氷機構21のモータの回転により離氷機構21が製氷皿17に捻りを加えて離氷させ元の水平位置に戻す一連の動作が終了したかを判断する手段である。製氷量検知手段28は製氷量検知スイッチ25の状態を検出する手段で、製氷量判定手段29は製氷量検知手段28より貯氷箱23が満氷状態であるかを判断する手段である。モータ駆動手段30は製氷温度判定手段26より離氷機構21のモータを動作させる手段である。
給水ポンプモータ駆動手段31は給水ポンプモータ20を動作させる手段である。
給水タイマ32は給水ポンプモータ20が動作している時間をカウントするタイマでタイムアップも判断する。第1タイマ33は製氷量判定手段29の状態が満氷でモータ駆動手段30が離氷機構21のモータを停止した時よりカウントするタイマでタイムアップも判断する。第2タイマ34は離氷機構21のモータが動き出した時からカウントするタイマでタイムアップも判断する。第3タイマ35は製氷量判定手段29の状態が貯氷量不足で給水ポンプモータ20が給水タンク19から製氷皿17に水を供給した時よりカウントするタイマでタイムアップも判断する。
以上のように構成された冷凍冷蔵庫における動作について図11を参照しながら以下その動作を説明する。
最初にステップ1で庫内温度検出手段12が冷凍室9内部に設置された庫内温度検出用サーミスタ13より冷凍室内温度を検出する。次に、ステップ2で庫内温度判定手段14は庫内温度検出手段12が検出した温度が設定温度より高いかまたは低いかを判断し、高ければステップ3で圧縮機駆動手段15が圧縮機16を動作させステップ1へ戻る。しかし、ステップ2で庫内温度が低いと判断すればステップ4に進み圧縮機駆動手段15で圧縮機16を停止させステップ1へ戻る。このサイクルを繰り返し庫内冷却を行っている。
次に自動製氷装置について、図12を参照しながら以下その動作を説明する。
まず最初にステップ101で製氷温度決定手段18が送風機11の積算運転時間と、庫内温度検出手段12の検知温度とから相関関係により製氷皿温度を推定し、この推定した製氷皿温度に基いて製氷完了温度を決定する。次に、ステップ102で製氷温度判定手段26はステップ101で決定された温度が設定温度より高いか低いかを判断し、高ければステップ101に戻り、低ければ製氷が完了したと判断し、ステップ103に進みモータ駆動手段30が離氷機構21のモータを動作させ、次のステップ104で第2タイマ34をスタートさせる。ステップ105では第2タイマ34一定時間カウントしたかどうかを判断し、タイムアップするまで待機している。
離氷機構21のモータはこの間も動いておりその動作は、検氷レバー24が最初に下がり貯氷箱23の氷に当たり停止もしくは何も当たらずに最下点まで到達し次に上がる動作をしている。製氷量検知スイッチ24は検氷レバー24の動作量で氷の量を判断し、氷が多い時はOFFそして氷が少ない時はONの状態になっている。検氷レバー24の一連の動作が終了すると第2タイマ34の時間カウントも終了しステップ106に進む。ステップ106では製氷量検知手段28が製氷量検知スイッチ25の状態を検出し、次のステップ107で製氷量判定手段29が、製氷量が少ないと判断すればステップ108へと進み離氷動作を行う。
ステップ108で離氷判定手段27は、離氷機構21のモータにより離氷機構21が製氷皿17を回転させて捻りを加え、氷を製氷皿17より離氷させて元の水平位置に戻す一連の動作が終了したかどうかを判断し、終了したと判断すればステップ109に進み、モータ駆動手段30が離氷機構21のモータを停止させる。ステップ110では給水ポンプモータ駆動手段31が空の製氷皿17に水を給水すべく給水ポンプモータ20を動作させるとともにステップ111で給水タイマ31をスタートさせる。ステップ112で給水タイマ31が一定時間カウントしたかどうかを判断し、タイムアップするまで給水ポンプモータ20を動作させる。ステップ112で給水タイマ32がタイムアップすると、次のステップ113で給水ポンプモータ駆動手段31は給水ポンプモータ20を停止させる。
以上で給水が完了し製氷サイクルが終了したので、ステップ114に進み第3タイマ35がタイムアップすると再度ステップ101に戻り、以降このサイクルを繰り返し自動的に製氷を行う。ステップ107で製氷量判定手段28により製氷量が多いと判断すればステップ114へ進む。ステップ115ではモータ駆動手段30が離氷機構21のモータを停止させ、ステップ116で第1タイマ33をスタートさせる。ステップ117で第1タイマ33が一定時間カウントしたかどうかを判断し、タイムアップするまで待機する。ステップ116で第1タイマ33がタイムアップするとステップ103に戻り再度検氷動作を行う。
特開2003−130519号公報
しかしながら、上記従来の構成では、送風機の積算運転時間と冷凍室用温度検知センサの検知温度からの相関関係により製氷皿温度を推定させ製氷完了の温度を決定するため、冷凍室の温度から製氷皿の温度を推定するという予測を前提に製氷完了を安全側に設定する必要があり、製氷完了時間は製氷完了を判断するための製氷皿の温度を検知する温度センサを備えたものより長くなり、タイムリーな氷の供給ができないという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、製氷皿温度検出手段を用いないもので、実使用状態において適正な製氷時間を算出することができる自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動製氷装置付き冷凍冷蔵庫は、製氷完了を判断するための製氷皿の温度を検知する温度センサを有しないものにおいて、自動製氷装置の製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間を、圧縮機の運転積算時間とダンパー装置の開時間と温調ダイヤル設定と除霜の有無と扉開閉検知スイッチの開時間と製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの組み合わせによって補正して決定するものである。
これによって、製氷皿への給水動作から製氷完了までの時間をあらゆる運転状況の中でも決定することができ製氷時間の適正化を行うことができる。
また、本発明の自動製氷装置付き冷凍冷蔵庫は、自動製氷装置の製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間を、圧縮機の運転積算時間とダンパー装置の開時間と温調ダイヤル設定と除霜の有無と扉開閉検知スイッチの開時間と製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの組み合わせによって補正し決定することで、ダンパー装置を備えた冷凍冷蔵庫の製氷時間の適正化を行うことができる。
本発明の冷凍冷蔵庫は、製氷皿温度検出手段を用いないもので、圧縮機の運転積算時間と温調ダイヤル設定と除霜と扉開閉検知スイッチの開時間と製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの組み合わせによって補正し製氷時間を決定することで製氷時間の適正化を図り、タイムリーな氷を供給することができる自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、外箱と内箱間に断熱材を充墳してなる断熱箱体の庫内を断熱仕切体により区画してなる冷蔵室と野菜室と冷凍室と製氷室と、圧縮機と冷気を生成する冷却器と、生成した冷気を強制循環する送風機と、前記冷凍室の内部に設置された庫内温度を検出する温度検出手段と、温調ダイヤル装置と、扉開閉検知スイッチと、制御装置と前記冷蔵室内に備えた給水タンクと給水ポンプとで構成された給水装置と、前記製氷室内に配置され前記給水装置から給水管を経路して給水され氷を生成する製氷皿と、前記製氷皿を回転させて離氷する駆動部と、離氷し貯氷した貯氷量を検知する検氷レバーとで構成された製氷ユニットと、前記製氷ユニットで製氷した氷を貯氷する貯氷箱からなる自動製氷装置を備え、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、前記圧縮機の運転積算時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの要素の組み合わせによって補正し決定するものであり、製氷完了を判断するための製氷皿の温度を検知する温度センサを有しないものにおいて、製氷皿への給水動作から製氷完了までの時間をあらゆる運転状況の中でも決定することができ製氷時間の適正化を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、外箱と内箱間に断熱材を充墳してなる断熱箱体の庫内を断熱仕切体により区画してなる冷蔵室と野菜室と冷凍室と製氷室と、圧縮機と冷気を生成する冷却器と、生成した冷気を強制循環する送風機と、前記送風機で循環する冷気を調整するダンパー装置と、前記冷凍室の内部に設置された庫内温度を検出する温度検出手段と、温調ダイヤル装置と、扉開閉検知スイッチと、制御装置と前記冷蔵室内に備えた給水タンクと給水ポンプとで構成された給水装置と、前記製氷室内に配置され前記給水装置から給水管を経路して給水され氷を生成する製氷皿と、前記製氷皿を回転させて離氷する駆動部と、離氷し貯氷した貯氷量を検知する検氷レバーとで構成された製氷ユニットと、前記製氷ユニットで製氷した氷を貯氷する貯氷箱からなる自動製氷装置を備え、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの要素の組み合わせによって補正し決定するものであり、製氷完了を判断するための製氷皿の温度を検知する温度センサを用いず、ダンパー装置を備えたものにおいて、製氷皿への給水動作から製氷完了までの時間をあらゆる運転状況の中でも決定することができ製氷時間の適正化を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正し決定することで、さらに冷凍冷蔵庫の製氷時間の適正化を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、あらかじめ設定した標準時間に、標準時間が経過した時点で前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正した時間を加算して決定することで、標準時間を調整し容易に製氷時間の適正化を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、あらかじめ設定した標準時間に標準時間が経過した時点で前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、冷凍室の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正した時間を加算して決定し、さらにその後も前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正した時間を加算することで、冷蔵庫の負荷変動に対し順応できるので、製氷時間の適正化を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記自動製氷装置の離氷動作は、任意の製氷時間経過後に、製氷ユニット近傍温度が任意温度以下になった時点で行うことで、万が一補正しきれない場合でも、不完全氷が精製されるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成について同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。尚、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫のブロック図である。図2は本発明の実施の形態1による製氷ユニットの斜視図である。図3は本発明の実施の形態1の動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、温調ダイヤル装置39は冷蔵室6の側面に設置し、お客様が冷蔵室6及び冷凍室9内の温度の調節を出来るようにしている。
除霜ヒータ41は冷却器10の下部に配置し、定期的に冷却器10の霜を融かしている。
各扉近傍には、各扉の開閉を検知する冷蔵室扉スイッチ46、製氷室扉スイッチ47、冷凍室スイッチ48があり、扉開時間判定手段43に信号を出力している。
温度検出手段45は製氷室8内製氷ユニット60近傍に設置された庫内温度検出用サーミスタ44より製氷ユニット60近傍温度を検出する手段である。
図2に示すように、製氷ユニット60が製氷室8内上部の区画壁5に固定されている。製氷ユニット60には、製氷皿61と温度検出センサ44と、離氷モータ62と、着脱可能な製氷皿61に冷気を導く風路63を備えている。
以上のように構成された自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫について、以下動作を図3を用いて説明する。
まず、ステップ1からステップ4およびステップ103からステップ117は従来通りである。
ステップ201で製氷時間決定手段50が、圧縮機運転積算時間判定手段38の信号と、温調ダイヤル設定判定手段40の信号と、除霜の有無判定手段42の信号と、扉開時間判定手段43の信号と、温度検出手段45の信号とから相関関係により製氷時間を決定する。
次に、ステップ202で製氷時間判定手段51はステップ201で決定された製氷時間を経過したかを判断し、経過していなければステップ201に戻り、経過した時はステップ103に進む。
以上のように、本実施の形態では、たとえば、製氷皿17の衛生性を高めるために製氷皿17を製氷室内より着脱自在としたものは、その構成上、製氷完了を判断するための製氷皿17の温度を検知する温度センサを設置することが困難であり、上記仕様のものにおいて、製氷時間の適正化を行うことで、タイムリーな氷を供給することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2による自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫のブロック図である。図5は本発明の実施の形態2の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、野菜室7と冷蔵室6の背面には冷蔵室用吐出風路68があり冷蔵室用吐出風路68内にはダンパ装置66がある。
冷凍室9内には自動製氷ユニット60が、冷凍室9内上部の区画壁5に固定されている。
以上のように構成された自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫について、以下動作を図5を用いて説明する。
まず、ステップ1からステップ4およびステップ103からステップ117は従来通りである。
ステップ301で製氷時間決定手段64が、圧縮機運転積算時間判定手段38の信号と、温調ダイヤル設定判定手段40の信号と、除霜の有無判定手段42の信号と、扉開時間判定手段43の信号と、温度検出手段45の信号と、ダンパー開度率検出手段67の信号とから相関関係により製氷時間を決定する。
次に、ステップ302で製氷時間判定手段51はステップ301で決定された製氷時間を経過したかを判断し、経過していなければステップ301に戻り、経過した時はステップ103に進む。
以上のように、本実施の形態では、たとえば、製氷皿17の衛生性を高めるために製氷皿17を製氷室内より着脱自在としたものは、その構成上、製氷完了を判断するための製氷皿17の温度を検知する温度センサを設置することが困難であり、上記仕様のものにおいて、製氷時間の適正化を行うことで、タイムリーな氷を供給することができる。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3による自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫の動作を示すフローチャートである。以下動作を図6を用いて説明する。
まず、ステップ1からステップ4およびステップ103からステップ117は従来通りである。
ステップ401で製氷時間決定手段64が、圧縮機運転積算時間判定手段38の信号と、温調ダイヤル設定判定手段40の信号と、除霜の有無判定手段42の信号と、扉開時間判定手段43の信号と、温度検出手段45の信号と、ダンパー開度率検出手段67の信号とから(数1)に示すように各項目に重み係数を付加し製氷時間を決定する。
Figure 2007285641
次に、ステップ402で製氷時間判定手段51はステップ401で決定された製氷時間を経過したかを判断し、経過していなければステップ401に戻り、経過した時はステップ103に進む。
以上のように、本実施の形態では、庫内容量の違うモデルに適用する際、係数を変更することで容易に製氷時間の適正化を行うことが出来る。
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4による自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫の動作を示すフローチャートである。以下動作を図7を用いて説明する。
まず、ステップ1からステップ4およびステップ103からステップ117は従来通りである。
ステップ501で製氷時間決定手段64が、圧縮機運転積算時間判定手段38の信号と、温調ダイヤル設定判定手段40の信号と、除霜の有無判定手段42の信号と、扉開時間判定手段43の信号と、温度検出手段45の信号と、ダンパー開度率検出手段67の信号とから(数2)に示すように、あらかじめ任意時間に設定した標準製氷時間に各項目に重み係数を付加した補正時間を加算し製氷時間を決定する。
Figure 2007285641
次に、ステップ502で製氷時間判定手段51はステップ501で決定された製氷時間を経過したかを判断し、経過していなければステップ501に戻り、経過した時はステップ103に進む。
以上のように、本実施の形態では、庫内容量の違うモデルに適用する際、標準時間を変更することで容易に製氷時間の適正化を行うことが出来る。
(実施の形態5)
図8は本発明の実施の形態5による自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫の動作を示すフローチャートである。以下動作を図8を用いて説明する。
まず、ステップ1からステップ4およびステップ103からステップ117は従来通りである。
ステップ601で製氷時間決定手段64が、圧縮機運転積算時間判定手段38の信号と、温調ダイヤル設定判定手段40の信号と、除霜の有無判定手段42の信号と、扉開時間判定手段43の信号と、温度検出手段45の信号と、ダンパー開度率検出手段67の信号とから(数3)に示すように、あらかじめ任意時間に設定した標準製氷時間に各項目に重み係数を付加した補正時間を加算し第1製氷時間を決定する。
Figure 2007285641
次に、ステップ602で製氷時間判定手段51はステップ601で決定された製氷時間を経過したかを判断し、経過していなければステップ601に戻り、経過した時はステップ603に進む。
ステップ603では、さらに第1製氷時間が経過する時に変化した圧縮機運転積算時間判定手段38の信号と、温調ダイヤル設定判定手段40の信号と、除霜の有無判定手段42の信号と、扉開時間判定手段43の信号と、温度検出手段45の信号と、ダンパー開度率検出手段67の信号とから(数4)に示すように、各項目に重み係数を付加した補正時間から第2製氷時間を決定する。
Figure 2007285641
次に、ステップ604で製氷時間判定手段51はステップ603で決定された製氷時間を経過したかを判断し、経過していなければステップ603に戻り、経過した時はステップ103に進む。
以上のように、本実施の形態では、常に冷蔵庫の状態を製氷時間に反映することにより製氷時間の適正化を行うことが出来る。
(実施の形態6)
図9は本発明の実施の形態6による自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫の動作を示すフローチャートである。以下動作を図9を用いて説明する。
まず、ステップ1からステップ4およびステップ103からステップ117は従来通りであり、ステップ601からステップ604は実施の形態5の通りである。
ステップ605で、製氷ユニット60近傍に設置した庫内温度検出用サーミスタ44の温度が、任意の設定温度と比較して、設定温度以下になれば製氷完了と判断しステップ103に進む。
以上のように、本実施の形態では、製氷完了の最終判断を製氷ユニット近傍の温度を確認することで、確実に氷が出来ていることを判別することが出来る。
以上のように、本発明にかかる自動製氷装置を備えた冷凍冷蔵庫は、製氷皿への給水動作から製氷完了までの時間を、圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、冷凍室の温度検出手段とのいずれかの要素の組み合わせによって補正して決定することで製氷時間の適正化を行い、タイムリーな氷を供給することが可能となるので、製氷皿の温度を検知するセンサを製氷皿に付設できない製氷皿脱着可能な自動製氷装置およびこの装置を備えた冷却機器等の用途にも利用できる。
本発明の実施の形態1における自動製氷装置およびこの装置を備えた冷凍冷蔵庫のブロック図 本発明の実施の形態1における製氷ユニットの斜視図 本発明の実施の形態1の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自動製氷装置およびこの装置を備えた冷凍冷蔵庫のブロック図 本発明の実施の形態2の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6の動作を示すフローチャート 従来の自動製氷装置およびこの装置を備えた冷凍冷蔵庫のブロック図 従来の冷凍冷蔵庫の動作を示すフローチャート 従来の自動製氷装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 外箱
3 内箱
4 断熱材
5 区画壁
6 冷蔵室
7 切換室
8 製氷室
9 冷凍室
10 冷却器
11 送風機
12 庫内温度検出手段
13 庫内温度検出用サーミスタ
19 給水タンク
20 給水ポンプモータ
23 貯氷箱
24 検氷レバー
39 温調ダイヤル装置
44 庫内温度検出用サーミスタ
46 扉開閉検知スイッチ
47 扉開閉検知スイッチ
48 扉開閉検知スイッチ
60 製氷ユニット
61 製氷皿
62 離氷モータ

Claims (6)

  1. 外箱と内箱間に断熱材を充墳してなる断熱箱体の庫内を断熱仕切体により区画してなる冷蔵室と野菜室と冷凍室と製氷室と、圧縮機と冷気を生成する冷却器と、生成した冷気を強制循環する送風機と、前記冷凍室の内部に設置された庫内温度を検出する温度検出手段と、温調ダイヤル装置と、扉開閉検知スイッチと、制御装置と、前記冷蔵室内に備えた給水タンクと給水ポンプとで構成された給水装置と、前記製氷室内に配置され前記給水装置から給水管を経路して給水され氷を生成する製氷皿と、前記製氷皿を回転させて離氷する駆動部と、離氷し貯氷した貯氷量を検知する検氷レバーとで構成された製氷ユニットと、前記製氷ユニットで製氷した氷を貯氷する貯氷箱からなる自動製氷装置を備え、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、前記圧縮機の運転積算時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの要素の組み合わせによって補正し決定することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 外箱と内箱間に断熱材を充墳してなる断熱箱体の庫内を断熱仕切体により区画してなる冷蔵室と野菜室と冷凍室と製氷室と、圧縮機と冷気を生成する冷却器と、生成した冷気を強制循環する送風機と、前記送風機で循環する冷気を調整するダンパー装置と、前記冷凍室の内部に設置された庫内温度を検出する温度検出手段と、温調ダイヤル装置と、扉開閉検知スイッチと、制御装置と、前記冷蔵室内に備えた給水タンクと給水ポンプとで構成された給水装置と、前記製氷室内に配置され前記給水装置から給水管を経路して給水され氷を生成する製氷皿と、前記製氷皿を回転させて離氷する駆動部と、離氷し貯氷した貯氷量を検知する検氷レバーとで構成された製氷ユニットと、前記製氷ユニットで製氷した氷を貯氷する貯氷箱からなる自動製氷装置を備え、前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段とのいずれかの要素の組み合わせによって補正し決定することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正し決定することを特徴とする請求項1または2に記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、あらかじめ設定した標準時間に、標準時間が経過した時点で前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正した時間を加算して決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 前記自動製氷装置の前記製氷皿に給水されてから離氷するまでの製氷時間は、あらかじめ設定した標準時間に標準時間が経過した時点で前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、冷凍室の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正した時間を加算して決定し、さらにその後も前記圧縮機の運転積算時間と、ダンパー装置の開時間と、温調ダイヤル設定と、除霜の有無と、扉開閉検知スイッチの開時間と、製氷ユニットを設置する室内の温度検出手段のいずれかの要素に重みつけ係数をつけて補正した時間を加算することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 前記自動製氷装置の離氷動作は、任意の製氷時間経過後に、製氷ユニット近傍温度が任意温度以下になった時点で行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷凍冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009243778A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2010071549A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Panasonic Corp 冷蔵庫

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