JP2007071147A - ポンプ駆動装置 - Google Patents

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    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/0666Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the motor being of the plane gap type

Abstract

【課題】ポンプ室内における流体の逆流を抑えてポンプ効率を向上することができるポンプ駆動装置を提供する。
【解決手段】ポンプ室8内にモータMの出力軸4と同軸状に設けられ、軸方向両側がポンプ室8を形成するケース内壁面24とポンプ室8に収容されるインペラ9の軸芯側内壁面25とに各々嵌め込まれて滑合するガイド筒23を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明はポンプ室に設けられたインペラの回転により当該ポンプ室に軸芯方向に流体を吸込み周方向に流体を吐出するポンプ駆動装置に関する。
先ず、ポンプ駆動装置の一例について説明する。図6において、ロータ(回転子)51のバックヨーク52に180度ずつ2極に着磁されたロータマグネット53が設けられている。バックヨーク52はマグネットケース56と連繋している。マグネットケース56の上面には、カップリング用のマグネット55が嵌め込まれている。マグネットケース56はモータ側固定軸54aにベアリング57を介して回転可能に嵌め込まれている。ポンプ室58には、モータ側固定軸54aとねじ嵌合により連結するポンプ側固定軸54bが一体に設けられている。このポンプ側固定軸54bには回転羽根(インペラ)59が軸受60を介して嵌め込まれている。インペラ59は軸受60を介してポンプ側固定軸54bの周囲を摺動回転する。インペラ59にはカップリング用のマグネット61がマグネット55と対向して設けられている。マグネット55、61は例えば6極に着磁されており、磁気的結合力(マグネットカップリング)によりロータ51とインペラ59とは一体となって回転する。
ポンプ室58は、ポンプケース62とモータケース63とを仕切り板64を介して一体にねじ止めされて形成される。ポンプ室58は、ポンプケース62と仕切り板64との間に設けられたOリング67によりシールされている。モータを起動すると、ロータ51とマグネットカップリングにより連繋するインペラ59が回転し、流体を吸込み口65から軸方向(矢印P方向)にポンプ室58内へ吸込み、図7のポンプケース62の外周側に設けられた吐出口66より吐出する。図8において、インペラ59には、放射状の突条67が内周側から外周側に向かって形成されている。このインペラ59の回転による遠心力により流体を突条67に沿って図6の軸芯側から外周側へ向かって矢印Q方向に導くようになっている(非特許文献1参照)。
公開技報10194725号公報
図6に示すポンプ駆動装置において、ポンプ室58にはインペラ59の円滑な回転を確保するため、ポンプケース62の内壁面との間には隙間Sが形成される。この隙間Sは、以下の理由により設けられる。即ち、一体成形されるポンプケース62の寸法精度から干渉を防ぐ必要があること、放射状の突条67が形成された上部とカップリング用のマグネット61を内包した下部とが溶着されて形成されるインペラ59の芯出しが難しく同軸度が精度よく製作し難いこと、或いは固定軸54a、54bの傾きによるインペラ59の軸芯ずれを防ぐため仕切り板64の厚さを厚くすることも考えられるが、マグネットカップリングによりインペラ59とロータ51との磁気吸引力が低下することなどの理由による。
吸込み口65からポンプ室58の軸芯側より吸い込まれた流体の多くはポンプ室58の外周側へ矢印Q方向に送り出されて吐出口66より吐出される。しかしながら、ポンプ室58内に圧力差が生じ、高圧である外周側の流体がインペラ59とポンプケース62との隙間Sを通じて低圧である軸芯側に矢印R方向へ逆流し、矢印P方向へ吸い込まれる流体と衝突してポンプ効率を低下させるという課題があった。また、固定軸54a、54bが傾いた場合には、隙間Sも変化することからポンプ室58内の圧力変動が大きくポンプ動作が不安定になるという課題もある。
本発明の目的は、ポンプ室内における流体の逆流を抑えてポンプ効率を向上することができるポンプ駆動装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は次の構成を有する。
モータ側の回転子に磁気的に連繋して固定軸を中心に回転するインペラによりポンプ室に軸芯方向へ流体を吸込んで周方向へ吐出するポンプ駆動装置において、ポンプ室内に固定軸と同軸状に設けられ、軸方向両側がポンプ室を形成するケース壁面とポンプ室に収容されるインペラの軸芯側壁面とに各々嵌合して滑合するガイド筒を設けたことを特徴とする。
また、ケース壁面及びインペラの軸芯側壁面とガイド筒との滑合形態として代表的なものとして以下の形態がある。
即ち、ガイド筒の滑合面は、筒体の外周面部を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部であり、軸方向両側でポンプケース及びインペラの起立壁に各々嵌め込まれて滑合することを特徴とする。
また、ポンプケース及びインペラの滑合面は、ポンプ室内で軸方向に起立する起立壁外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部であり、ガイド筒の筒孔に各々嵌め込まれて滑合することを特徴とする。
また、軸方向一端側において、ポンプケース又はインペラにはポンプ室内で軸方向に起立する起立壁外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部が形成され該球面部はガイド筒の筒孔に嵌め込まれて滑合し、軸方向他端側において、ガイド筒には筒体の外周面部を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部が形成され該球面部はポンプケース又はインペラの起立壁に嵌め込まれて滑合することを特徴とする。
本発明に係るポンプ駆動装置を用いると、ポンプ室内に固定軸と同軸状に設けられ、軸方向両側がポンプ室を形成するケース壁面とポンプ室に収容されるインペラの軸芯側壁面とに各々嵌合して滑合するガイド筒を設けたので、インペラの回転によりポンプ室に軸芯方向へ低圧の流体を吸込んで周方向へ吐出する際に、ポンプ室内の圧力差により高圧の流体がインペラとポンプケースとの隙間を通じてポンプ室の外周側から軸芯側へ逆流するがガイド筒により実質的に遮断できる。よって、ポンプ室内の圧力差により軸芯側で吸い込まれる低圧の流体とポンプ室を逆流する高圧の流体とが勢いよく衝突するのを防ぎ、ポンプ効率を向上させることができる。また、インペラとポンプケースとの間に設けられる隙間を減らすことができるのでポンプ室の無駄な容積を減らしてコンパクトにすることができる。
また、ガイド筒、ポンプケースやインペラのポンプ室内で軸方向に起立する起立壁に形成される滑合面は、例えば筒体や起立壁外周面部を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部であるので、ポンプ室内の圧力変動や固定軸の強度との関係からインペラが傾いたとしてもガイド筒が追従して傾斜するため、ガイド筒とケース壁面及びインペラの壁面との間の接触状態は保たれる。このため、ポンプ室内の圧力差により軸芯側で吸い込まれる低圧の流体と外周側から逆流する高圧の流体が勢いよく衝突するのを防ぐことができ、ポンプ室内の圧力変動が少なく安定したポンプ動作を維持できる。
以下、発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1乃至図3を参照してポンプ駆動装置の全体構成について説明する。
図1において、ポンプを駆動する駆動源の一例としてアウターロータ型の単相2極ブラシレスモータMを用いた場合について説明する。単相2極ブラシレスモータMには、ロータ(回転子)1のバックヨーク2に180度ずつ2極に着磁されたロータマグネット(図示せず)が設けられている。バックヨーク2はマグネットケース6に連繋している。マグネットケース6の上面には、カップリング用のマグネット5が嵌め込まれている。マグネットケース6はモータ側固定軸4aにベアリング7を介して回転可能に嵌め込まれている。尚、ロータ1は、ステータ固定端に設けられた予圧ばねによりマグネットケース6側へ軸方向で付勢されている。
ここで、単相2極ブラシレスモータMは、単相交流電源の交流電流を整流ブリッジ回路により全波整流し、ロータ1の回転角度に(マグネットの磁極位置)に応じて制御部がコイルを流れる整流電流の向きを変えて直流ブラシレスモータとして起動運転する。そして、ロータ1の回転数が電源周波数と同期する回転数付近に到達したときに、同期運転に切り換えて同期運転に移行するようになっている。尚、駆動源としては、単相2極ブラシレスモータMに限らず、単相4極ブラシレスモータなど多極ブラシレスモータやブラシ付きモータなどのDCモータ、ACモータ、更には誘導モータなど多様なモータを用いてもよい。また、モータはアウターロータ型に限らずインナーロータ型であってもよい。
図2において、マグネットケース6のベアリング7が嵌め込まれるボス部14の軸方向下側へ突設された部位には周方向に係合孔15が形成されている。カップ状のバックヨーク2の底部貫通孔16には、周方向に係合突起17が突設されている。マグネットケース6とバックヨーク2との当接部にはグリスが塗布されて摩擦トルクを減じるようになっており、マグネットケース6とバックヨーク2は相対的に回転方向に対して一定角度の遊びを持って係合している。
次に、ポンプ室8側の構成について説明する。ポンプ室8には、モータ側固定軸4aとねじ嵌合により一体に連結するポンプ側固定軸4bが設けられている。このポンプ側固定軸4bには回転羽根(インペラ)9が軸受10を介して嵌め込まれている。軸受10は金属含浸された円筒状のカーボンリング11に、軸方向両端にスラスト方向の荷重を受けるセラミックリング12が併設されている。カーボンリング11はインペラ9に接着されている。インペラ9はカーボンリング11を介してポンプ側固定軸4bの周囲を摺動回転する。インペラ9にはカップリング用のマグネット13がマグネット5と対向して設けられている。マグネット5、13は例えば6極に着磁されており、磁気的結合力(マグネットカップリング)によりロータ1とインペラ9とは一体となって回転する。インペラ9は、放射状の突条9a(図3A参照)が形成された上部とカップリング用のマグネット13を内包した下部とが溶着されて一体に形成される。
図1において、ポンプ室8は、ポンプケース18とモータケース19とを仕切り板20を介して一体にねじ止めされて形成される。ポンプ室8は、ポンプケース18と仕切り板20との間に設けられたOリング28によりシールされている。ポンプケース18の軸芯側には流体の吸込み口21が形成され、外周縁部には流体の吐出口22(図3A参照)が形成されている。ポンプ室8内には、ガイド筒23がポンプ側固定軸4bと同軸状に設けられる。即ち、ガイド筒23は、ポンプ室8を形成するケース内壁面24とインペラ9の軸芯側に起立する起立壁26の内壁面25とに嵌め込まれて滑合するようになっている。ガイド筒23の軸方向両端はポンプケース18とインペラ9によって規定されている。インペラ9はガイド筒23の外周面に接したまま摺動回転するようになっている。
また、図3Bにおいて、ガイド筒23の滑合面は、筒体の外周面部を外側に膨出させた形態をしている。具体的には、モータ側固定軸4bの軸線M上に中心Oを有する球面部23aが軸方向で2箇所に形成されている。図4において、本実施例では、軸線Mからケース内壁面24及び軸線Mからインペラ9の軸芯側に設けられる起立壁内壁面25までの距離が各々rであるため、滑合面に半径rの球面部23aが2箇所に形成されている。この半径rは軸線Mからケース内壁面24の距離とインペラ9の起立壁内壁面25までの距離が異なっている場合には異なる値であってもよい。図4において、仮にポンプ側固定軸4bが軸線Mから軸線M´のように傾きインペラ9が同様に傾いたとしても、球面部23aとケース内壁面24及び球面部23aとインペラ9の起立壁内壁面25との接触位置は変化するがガイド筒23とポンプケース18及びインペラ9との滑合状態に変化はない。このため、ガイド筒23によってインペラ9とポンプケース18との隙間Sを実質的に遮断することができる。
モータを起動すると、ロータ1とマグネットカップリングにより連繋するインペラ9が回転し、流体を吸込み口21から軸方向(矢印P方向)にポンプ室8内へ吸込み、インペラ9の回転によりポンプケース18の軸芯側から外周側へ向かって矢印Q方向へ導かれ、図3Aのポンプケース18の外周側に設けられた吐出口22より吐出される。インペラ9の回転による遠心力によりポンプ室8内に圧力差が生じて高圧である外周側の流体は、インペラ9とポンプケース18との隙間Sを通じて低圧である軸芯側に矢印R方向へ逆流しようとするがガイド筒23により実質的に遮断される。よって、軸芯側へ逆流する流体が吸込み口21から吸い込まれる流体と勢いよくぶつかりあうことがないので、ポンプ効率が20%〜30%以上向上することが見込まれる。
尚、ガイド筒23の球面部23aとケース内壁面24及び起立壁内壁面25とは摺動することにより流体の軸芯側へのわずかな戻りが生ずるが、ポンプ動作に与える影響はほとんど生じない。また、ガイド筒23は、図4に示すように、ポンプ側固定軸4bが傾斜しても追従して傾斜して滑合状態は維持されるため、隙間Sを逆流した流体が吸込み口21から吸い込まれる流体と勢いよく衝突することはない。
ここで、ポンプ駆動装置の組立工程の一例について図3を参照して説明する。
モータ側の組立ての詳細は、モータの態様に特に限定はないことから割愛し、ポンプ側の組立てを中心に説明する。
モータMのモータ側固定軸4aには、カップリング用のマグネット5が嵌め込まれたマグネットケース6がベアリング7を介して嵌め込まれている(図1参照)。モータケース19の上面にはポンプ室と仕切りとなる仕切り板20がねじ止めされている。ポンプ側固定軸4bには、カーボンリング11の両端側でセラミックリング12が嵌め込まれる。カーボンリング11はインペラ9の軸孔に接着固定される。
ポンプ側に突設されたポンプ側固定軸4bには、カーボンリング11を介してインペラ9が嵌め込まれ、カップリング用のマグネット13がロータ側のマグネット5とマグネットカップリングにより連結される。インペラ9の軸芯側には起立壁26が設けられており、起立壁内壁面25にガイド筒23の下端側が嵌め込まれて球面部23aと滑合する。更に、ポンプケース18をモータケース19に重ね合わせてねじ27により固定する。このとき、ガイド筒23の上端側が軸芯側のケース内壁面24に嵌め込まれて球面部23aと滑合する(図1、図4参照)。
上述したポンプ駆動装置によれば、インペラ9の回転によりポンプ室8へ軸方向に流体を吸込んで周方向へ送り出しを行なう際に、ポンプ室8の圧力差によりインペラ9とポンプケース18との隙間Sを通じて逆流する高圧の流体がガイド筒23により実質的に遮断されて軸芯側で吸い込まれる低圧の流体と衝突するのを防ぎ、ポンプ効率を向上させることができる。また、インペラ9とポンプケース18との間に設けられる隙間Sを減らすことができるので、ポンプ室8の無駄な容積を減らしてコンパクトにすることができる。
次に、ポンプケース18及びインペラ9とガイド筒23との滑合形態の他例について図5A〜図5Cを参照して説明する。
図5Aにおいて、ポンプケース18、インペラ9には、ポンプ室内で軸方向に起立する起立壁29、起立壁26が各々形成されている。起立壁29、26には外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線M上に中心Oを有する球面部29a、26aが各々形成されている。これらの起立壁29、起立壁26は、ガイド筒23の筒孔に各々嵌め込まれて滑合するようになっている。
図5Bにおいて、ポンプケース18、インペラ9には、ポンプ室内で軸方向に起立する起立壁29、起立壁26が各々形成されている。また、ガイド筒23は大径部30と小径部31が各々形成されている。起立壁29には外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線M上に中心Oを有する球面部29aが形成されている。また、ガイド筒23には小径部31の外周面部を外側に膨出させ固定軸の軸線M上に中心Oを有する球面部31aが形成されている。軸方向一端側において起立壁29はガイド筒23の筒孔に嵌め込まれて球面部29aが滑合し、軸方向他端側において小径部31は起立壁26に嵌め込まれて球面部31aが滑合するようになっている。
尚、図5Bのガイド筒23の大径部30と小径部31を上下反対にし、ポンプケース18に替えてインペラ9の起立壁26に外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線M上に中心Oを有する球面部を形成してもよい。
図5Cにおいて、ポンプケース18、インペラ9には、ポンプ室内で軸方向に起立する起立壁29、起立壁26が各々形成されている。これらの起立壁29、起立壁26の内壁面には突面部(曲面部、球面部など)29b、26bが形成されている。突面部29b、26bは必ずしも球面部に限定されないが、少なくともガイド筒23の外周面に上下で押接する必要がある。ガイド筒23は、軸方向両側でポンプケース18及びインペラ9の起立壁29、26に各々嵌め込まれて突面部29b、26bと各々滑合するようになっている。尚、上述した各滑合形態は例示であり、滑合面に形成される球面部や突面部を入れ替えた様々な滑合面の態様を採用し得る。
ポンプ駆動装置の要部の部分断面図である。 マグネットケースとバックヨークとの組み付け状態を示す斜視図である。 ポンプ駆動装置の組立て構成を示す分解斜視図である。 ガイド筒の滑合状態を示す模式図である。 他例に係るガイド筒とポンプケース及びインペラの滑合形態を示す模式断面図である。 従来のポンプ駆動装置の断面図である。 従来のポンプ駆動装置の上視図である。 従来のインペラの斜視図である。
符号の説明
M モータ
1 ロータ
2 バックヨーク
4a モータ側固定軸
4b ポンプ側固定軸
5,13 マグネット
6 マグネットケース
7 ベアリング
8 ポンプ室
9 回転羽根(インペラ)
9a 突条
10 軸受
11 カーボンリング
12 セラミックリング
14 ボス部
15 係合孔
16 貫通孔
17 係合突起
18 ポンプケース
19 モータケース
20 仕切り板
21 吸込み口
22 吐出口
23 ガイド筒
23a,26a,29a 球面部
24 ケース内壁面
25 起立壁内壁面
26,29 起立壁
26b,29b 突面部
27 ねじ
28 Oリング
30 大径部
31 小径部

Claims (4)

  1. モータ側の回転子に磁気的に連繋して固定軸を中心に回転するインペラによりポンプ室に軸芯方向へ流体を吸込んで周方向へ吐出するポンプ駆動装置において、
    ポンプ室内に固定軸と同軸状に設けられ、軸方向両側がポンプ室を形成するケース壁面とポンプ室に収容されるインペラの軸芯側壁面とに各々嵌合して滑合するガイド筒を設けたことを特徴とするポンプ駆動装置。
  2. ガイド筒の滑合面は、筒体の外周面部を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部であり、軸方向両側でポンプケース及びインペラの起立壁に各々嵌め込まれて滑合することを特徴とする請求項1記載のポンプ駆動装置。
  3. ポンプケース及びインペラの滑合面は、ポンプ室内で軸方向に起立する起立壁外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部であり、ガイド筒の筒孔に各々嵌め込まれて滑合することを特徴とする請求項1記載のポンプ駆動装置。
  4. 軸方向一端側において、ポンプケース又はインペラにはポンプ室内で軸方向に起立する起立壁外周面を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部が形成され該球面部はガイド筒の筒孔に嵌め込まれて滑合し、軸方向他端側において、ガイド筒には筒体の外周面部を外側に膨出させ固定軸の軸線上に中心を有する球面部が形成され該球面部はポンプケース又はインペラの起立壁に嵌め込まれて滑合することを特徴とする請求項1記載のポンプ駆動装置。
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