JP4549857B2 - スクリューポンプ及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、歯形状が同一で互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータを噛み合わせ、同期して反転させて流体を吸い込みかつ吐出するスクリューポンプ及びその運転方法に関するものである。
従来から、特開平8−189485号公報(以下、特許文献1という)に示すように、タイミングギヤを介して一対のスクリューロータを非接触の状態で同期反転させて気体を吸い込みかつ吐出するスクリュー機械の例が知られている。この特許文献1には、設計・製造が容易なスクリューロータの歯形の例が紹介されている。すなわち、歯形状が同一で互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータにおいて、その軸方向に沿った歯形状(以下、軸断面形状という)が、共に直線でピッチ線を挟んで等距離にあって互いに長さが等しい外周部および歯底部と、外周部と歯底部とを連結する2つの曲線とで構成されている。2つの曲線のうちの一方はピッチ線との交点であるピッチ点に対して点対称であって外周部および歯底部とを滑らかに連結している。他方の曲線は、軸直角断面上において相手側スクリューロータの外周上の点で創成されるトロコイド曲線によって決定される。
また、特開平9−324780号公報(以下、特許文献2という)には、2つの回転軸に固定された2対のスクリューロータを2軸同期ブラシレス直流モータにより駆動し、タイミングギヤを用いる事無く同期反転するスクリュー機械の例が示されている。
特許文献1の例ではスクリューロータを非接触で同期して反転させる手段としてタイミングギヤが必要である。一方、特許文献2のスクリュー機械では、2軸同期ブラシレス直流モータのマグネットカップリングによりタイミングギヤが無くても同期反転させることが可能である。しかしながら、いずれの場合でも、ポンプの吐出圧力の急激な変動等の外乱により、スクリューロータ同士が接触してしまう場合があった。従来の歯形では、スクリューロータ同士がピッチ線上でのみ接触するとは限らず、他の場所でも接触してしまう。このため、スクリューロータの接触する部分が互いに相対移動し、スクリューロータの接触部分が発熱し、摩耗したり、さらには、スクリューロータ同士が強く接触して拘束してしまう原因となっていた。そのため、特にマグネットカップリングを用いて同期反転させる方式においては、タイミングギヤを用いる場合に比べてスクリューロータ間のクリアランスを大きくする必要があり、スクリュー機械としての性能が低下していた。
本発明は、かかる事情に鑑みて為されたもので、スクリューロータ間のクリアランスを小さくしてポンプ性能を向上させると共に、スクリューロータ同士が接触する場合においてもスクリューロータが摩耗したり、噛み込んだりすることを防止することができるスクリューポンプ及びその運転方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、歯の形状が同一で、互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータを噛み合わせ、同期して反転させて流体を吸い込みかつ吐出するスクリューポンプにおいて、前記スクリューロータの歯は、対向する一対のテーパー面を有し、かつ前記テーパー面がピッチ線上でのみ接触する軸断面形状を有していることを特徴とする。
また、上記本発明は、前記スクリューロータの歯の軸断面形状が、前記ピッチ線を挟んで概略等距離にある外周部及び歯底部と、該外周部と歯底部とを連結する2つの連結部とで構成され、前記2つの連結部のうちの一方は、前記歯底部から前記外周部に向かって歯幅が小さくなるように前記スクリューロータの軸方向と垂直な方向に対して傾きを持った線であり、前記テーパー面は、前記2つの連結部のうちの前記一方から構成されることを特徴とする。
また、上記本発明は、前記傾きを持った線のピッチ線から前記外周部までの傾き角は前記歯底部からピッチ線までの傾き角よりも大きいことを特徴とする。
更に、上記本発明は、前記スクリューロータの歯は、前記テーパー面とは反対側に一対のトロコイド面を有し、前記トロコイド面は、相手側スクリューロータの外周上の点で創成されるトロコイド曲線或いはトロコイド曲線に近似した曲線から構成され、前記2つの連結部のうちの他方は、前記トロコイド曲線或いはトロコイド曲線に近似した前記曲線に対応することを特徴とする。
互いに噛み合う上記スクリューロータにおいて、互いに対向する外周部と歯底部との間に所定のクリアランスを保つように2本の軸間距離を一定にしたまま片側のスクリューロータを回転させた場合、2つのスクリューロータは次の2通りの形態で接触する。
1つは、トロコイド曲線からなる面(以後、トロコイド面と呼ぶ)同士が接触する場合である。しかし、トロコイド曲線というのは相手側スクリューロータの外周上の1点で創成される曲線のことであるから、トロコイド面同士をピッチ線上でのみ接触させることは不可能である。従って、トロコイド面における接触は避けなければならないのでトロコイド面同士の間には所定のクリアランスを設ける必要がある。このように、トロコイド面同士は非接触であることが前提となるので、トロコイド曲線は厳密なものでなくともトロコイド曲線に近似したものであっても良い。
もう1つは、傾きを持った線で構成される面(以後、テーパー面と呼ぶ)同士が接触する場合である。従来の歯形では、この傾きを持った線がピッチ線との交点であるピッチ点に対して点対称であったため、これらのテーパー面同士は傾きを持った線の全長に渡って接触する。このため、接触する部分が互いに相対移動し、接触部分において発熱し、摩耗してしまう。従って、テーパー面同士の接触を避けるため、所定のクリアランスを設けて完全に非接触としていた。本発明においては、このテーパー面の形状、即ち傾きを持った線に改良を加えており、傾きを持った線の歯底部からピッチ線までの傾き角よりもピッチ線から外周部に至る傾き角を若干大きくしている。これにより、テーパー面同士はピッチ線上でのみ接触することになる。ピッチ線上ではスクリューロータの接触部位は相対移動しないので発熱することがない。また、駆動力を上記接触部位を介して一方のスクリューロータから他方(すなわち、相手側スクリューロータ)に伝達させることができ、互いのスクリューロータを反対方向に同期して回転させることができる。
つまり、上述した本発明によれば、テーパー面同士の接触を積極的に利用することが出来る。例えば、吐出圧力が低く駆動力も小さな小型のポンプ等においては、片軸のみを駆動して、タイミングギヤの代わりにこのテーパー面での転がり接触によりもう片軸を従動させることも可能である。また、スクリューロータ同士を非接触とする場合でも、従来のスクリューロータに比べてテーパー面間のクリアランスを狭めることができる。すなわち、仮にスクリューロータ同士が接触しても、上述したように、テーパー面同士が転がり接触することになるので、テーパー面間のクリアランスを小さく設定することができる。従って、ポンプ性能を向上させることができる。
本発明の好ましい態様は、前記一対のスクリューロータの回転軸に一対のマグネットロータを取り付け、前記マグネットロータの磁極数は互いに同一であり、前記マグネットロータを異磁極同士が引き合うように配置したことを特徴とする。
先に述べたように、本発明によれば、片軸のみを駆動してテーパー面同士の転がり接触により他方のスクリューロータを回転させる、いわゆるトラクションドライブが可能ではある。しかしながら、非接触駆動に比べると転がり摩擦により大きな駆動力が必要になる。そこで、一対のスクリューロータをタイミングギヤを用いずに滑らかに同期して反転させる手段としてマグネットロータを設けることにより、トラクションドライブであっても駆動力を低減させることができる。
本発明の好ましい態様は、前記マグネットロータの少なくとも1つの径方向外側に配置した鉄心と巻線とから成る複数相の電機子への通電の切り替えにより前記マグネットロータの少なくとも1つを駆動し、前記一対のスクリューロータを同期反転させることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも1つのマグネットロータをブラシレス直流モータとして駆動し、マグネットロータのマグネットカップリング作用と合わせて一対のスクリューロータを同期反転させることができる。
上述した特許文献2に示すように、従来から、タイミングギヤを用いずに2軸同期ブラシレス直流モータを用いてスクリューロータを同期反転させるスクリュー機械が知られている。これに対し、本発明では、トラクションドライブが可能であることから、必ずしも2軸同期ブラシレス直流モータを用いる必要はなく、一対のマグネットロータを同時に駆動する必要はない。従って一対のマグネットロータの外周上の磁極のうち、一部分の磁極を使用することにより簡便な駆動源、即ちブラシレス直流モータを構成することができる。また、片側のマグネットロータを軸方向に延長して延長部を形成し、この延長部の外周面に近接して電機子を配置してもよい。
本発明に好ましい態様は、前記一対のスクリューロータの回転軸に複数対のマグネットロータを取り付け、前記マグネットロータの磁極数は各対ごとに互いに同一であり、前記マグネットロータを異磁極同士が引き合うように配置したことを特徴とする。
スクリューロータ同士を非接触とする場合は、マグネットカップリング作用を強化することが必要となる。本発明によれば、駆動源となるマグネットロータとは別に他のマグネットロータを設けることにより、マグネットカップリング作用を強化することができ、スクリューロータを非接触で回転させることができる。
本発明の他の態様は、歯の形状が同一で、互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータを有するスクリューポンプの運転方法において、前記スクリューロータの対向する一対のテーパー面をピッチ線上でのみ接触させながら、前記一対のスクリューロータのうちの一方を駆動することにより前記一対のスクリューロータを同期して反転させて流体を吸い込みかつ吐出することを特徴とするスクリューポンプの運転方法である。
以上説明したように、本発明によれば、スクリューロータの対向する一対の歯面同士はピッチ線上でのみ接触することから、接触による摩耗や噛み込みを防止することができる。さらに、スクリューロータ同士の接触を積極的に利用することにより以下の効果が得られた。
(1)スクリューロータ同士の転がり接触によるトラクションドライブが可能である。つまりタイミングギヤを用いることなく1軸のみを駆動することで2つのスクリューロータを同期反転することができる。この場合でも、スクリューロータが傷みにくい。
(2)テーパー面(上記一対の歯面)における接触位置を基準にしてスクリューロータを容易に組み立てることが可能となる。また、スクリューロータ間のクリアランスの管理が簡単である。
(3)タイミングギヤを用いることなくマグネットカップリング作用によりスクリューロータを同期反転させる場合において、スクリューロータ同士が接触してもテーパー面同士は互いに滑ることなく、接触部分が相対移動することがない。このように、スクリューロータを滑らかに転がり接触させることができ、それぞれのスクリューロータを回転方向にふらつかせずに安定して回転させることができる。
(4)テーパー面同士のクリアランスを小さく、または0とすることができるので、ポンプ性能を向上させることができる。
(5)永久磁石と、この永久磁石を回転させる巻線を備えた簡単な構成のモータを用いてスクリューロータを駆動させることができる。
このように、本発明によれば、小型でかつ高性能のスクリューポンプが得られる。また、タイミングギヤが不要となることにより、装置のコンパクト化、オイルフリー、低騒音、低動力などの環境にやさしいスクリューポンプが提供できる。
以下、本発明の実施形態に係るスクリューポンプ(スクリューブロワ)ついて添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のスクリューポンプの回転軸に沿った断面図である。
図2は、図1のII−II線断面を矢印の方向から見た断面図である。
ポンプケーシング8内には2本の回転軸1a,1bが平行に配置され、それぞれの回転軸1a,1bは軸受3により回転自在に支承されている。回転軸1aには右ねじ状の歯を有するスクリューロータ2aが、また回転軸1bには左ねじ状の歯を有するスクリューロータ2bがそれぞれ固定されている。スクリューロータ2a,2bは、回転軸1a,1bを支承する軸受3間に位置を合わせて並んで配置されている。回転軸1a,1bの端部には一対のマグネットロータ4が固定されており、これらのマグネットロータ4はモータケーシング9に収容されている。モータケーシング9には吸気口11が設けられ、ポンプケーシング8には吐出口12が設けられている。吐出側の軸受3はポンプケーシング8に固定され、吸気側の軸受3は軸受押さえ6及びボルト10にて軸受ハウジング5に固定されている。軸受ハウジング5は図示しないボルト等でポンプケーシング8に固定されている。
図3Aは図1に示すスクリューロータの歯を示す拡大断面図であり、図3Bは図1に示すスクリューロータの軸直角断面図である。
図3Aに示すように、スクリューロータ2aの右ねじ状の歯の軸断面形状(スクリューロータ2aの軸方向に沿った歯形状)は、外周部E(ab)と、歯底部F(cd)と、外周部Eと歯底部Fとを連結する第1の連結部I1(da)及び第2の連結部I2(cb)とから構成されている。ピッチ線Pは外周部Eと歯底部Fとの間に位置している。外周部Eの長さと歯底部Fの長さはほぼ等しくなっており、外周部Eと歯底部Fはそれぞれピッチ線Pから概略等距離に位置している。図3Aに示す外周部E(ab)、歯底部F(cd)、第1の連結部I1(da)、及び第2の連結部I2(cb)は、それぞれ図3Bに示す曲線a’b’、曲線c’d’、曲線d’a’、及び曲線c’b’に対応している。曲線a’b’及び曲線c’d’は、スクリューロータ2aの軸心を中心として延びる円弧である。なお、図3Bに示す軸直角断面はスクリューロータ2aの歯の軸直角断面形状(軸線に垂直な断面形状)を示している。
図3Bに示す軸直角断面において、第1の連結部I1(da)に対応する曲線d’a’は、相手側スクリューロータ2bの外周上の点で創成されるトロコイド曲線或いはトロコイド曲線に近似した曲線である。図4A乃至図4Dはトロコイド曲線が創成される様子を説明するための図である。図4A乃至図4Dに示すように、スクリューロータ2a,2bが同期反転するときに、相手側のスクリューロータ2bの外周上の点Hがスクリューロータ2aの歯面上を動く軌跡によってトロコイド曲線、すなわち曲線d’a’が創成される。このように、スクリューロータ2aの歯面上に創成されるトロコイド曲線により曲線d’a’が決定される。図1においては曲線d’a’からなるトロコイド面を符号Sで示している。
図3Aに示すように、第2の連結部I2は、軸方向断面において歯底部Fから外周部Eに向かって歯幅が小さくなるようにスクリューロータ2aの軸方向と垂直な方向に対して傾きを持った線(傾斜線)cbであり、この線cbは2つの直線ce,ebから構成されている。すなわち、歯底部Fからピッチ線Pまでの傾き角θ1を持った直線ceと、傾き角θ1よりも若干大きい傾き角θ2を持ったピッチ線Pから外周部Eまでの直線ebとにより線cb(第2の連結部I2)が形成されている。ここで、角度θ1,θ2は、スクリューロータ2aの軸方向と垂直な方向に対する直線ce,ebの傾きである。図1においては第2の連結部I2からなるテーパー面を符号Tで示している。このテーパー面Tにより当然ながら外周部Eでの歯幅は、歯底部Fでの歯幅よりも小さくなっている。ここで、歯幅とは、スクリューロータ2aの歯の厚さであり、第1の連結部I1と第2の連結部I2との間の軸方向の距離である。なお、スクリューロータ2bも、スクリューロータ2aと同様の歯形状を有している。
図1に示すように、スクリューロータ2a,2bの外周部Eとポンプケーシング8の内周面8aとの間には微小なクリアランスC0が形成され、これによりスクリューロータ2a,2bがポンプケーシング8内で非接触で回転可能となっている。また、スクリューロータ2a,2bの対向部には右ねじ状の歯と左ねじ状の歯の噛み合い部が存在する。スクリューロータ2a,2b同士を非接触とするためには、通常、歯底部Fと外周部EとのクリアランスC1、トロコイド面S同士のクリアランスC2、およびテーパー面T同士のクリアランスC3を設けることが必要である。
本発明の大きな特徴は、このテーパー面Tの形状にある。第2の連結部I2によって決定されるテーパー面Tの形状によりスクリューロータ2a,2bのテーパー面T同士は、ピッチ線P上でのみ接触する。このピッチ線P上では、スクリューロータ2a,2bのテーパー面Tが等速度(相対速度が0)で移動するので、スクリューロータ2a,2bを転がり接触させることができる。従って、スクリューロータ2a,2bは転がり接触により滑らかに同期反転する。なお、本実施形態においては、このテーパー面Tを構成する第2の連結部I2を2直線ce,ebの組み合わせとしているが、他にも歯底部Fから外周部Eにかけて徐々に傾き角が大きくなる1つの曲線であってもよく、さらには直線と曲線との組み合わせであってもよい。
図1においては、テーパー面T同士を接触させた状態で、即ちクリアランスC3が無い状態でスクリューロータ2a,2bが組み立てられている。図9は従来のスクリューロータを示す断面図である。図9に示すように、従来のスクリューロータでは、トロコイド面S同士のクリアランスC2とテーパー面T同士のクリアランスC3を設けることが必要であると同時に各クリアランスC2,C3の大きさを管理しなければならなかった。これに対して本実施形態においては、クリアランスC3を無くし、テーパー面T同士がピッチ線P上でのみ接触していることから、クリアランスC2の大きさも一義的に決まるので、スクリューロータ2a,2bを組み立てやすいと同時にポンプ性能も安定し、かつ向上するのである。このように、クリアランスC3を無くすことでクリアランスC2の大きさが一定になり、トロコイド面S同士を非接触に保つことができる。従って、トロコイド面Sにおける曲線d’a’は厳密なトロコイド曲線でなくともトロコイド曲線に近似した曲線であっても良い。なお、本実施形態に係るスクリューロータ2a,2bの材料としては、カーボンを付加したポリアミドイミドなどの耐熱性及び耐摩耗性に優れた樹脂を用いることが好ましい。スクリューロータ2a,2bを樹脂により構成することにより、自己潤滑が可能になり、テーパー面T同士の接触音を低減させることができる。
図5は、図1のV−V線断面図である。図5に示すように、一対のマグネットロータ4は同一の構成を有し、互いに同一位置に並んで配置されている。各マグネットロータ4は、磁性材のヨーク4bと、その外周面に取り付けられたリング形状のマグネット4aとを備えている。マグネット4aは8極に着磁しており、これにより、マグネットロータ4の外周面には8極の磁極が形成されている。なお、本実施形態では、マグネットロータ4の磁極数を8極としたが、この磁極数は偶数(2n:n=1,2,・・・)であれば良い。マグネットロータ4は異磁極が引き合うように対向し、かつクリアランスC4を保って配置されている。図1および図2のように組み立てられたスクリューロータ2a,2bは、マグネットロータ4のマグネットカップリング作用により各々のクリアランスC0,C1,C2を維持したまま滑らかに反対方向に同期して回転することが可能になっている。また、さらに同期して回転する力を強めたい場合には、マグネットロータを一組のみならず複数組を回転軸1a,1bに取り付けてもよい。
つまり、これまでに説明した本実施形態の構成により、タイミングギヤが無くても安定した運転が可能なスクリューポンプを構成することができる。タイミングギヤが無いことは、潤滑油が不要であり、タイミングギヤによる騒音や駆動力の損失が無いことを意味している。さらに、スクリューポンプの軸方向の長さを短くすることができるので、スクリューポンプをコンパクトにすることができる。
スクリューポンプの駆動方法としては、一般に、いろいろな方法が考えられる。前述した特許文献2の2軸同期ブラシレス直流モータを用いても良いが、別の一般的な1軸駆動のモータを回転軸1a(又は1b)に連結しても良い。本実施形態に係るスクリューポンプは、図5に示すように、各マグネットロータ4の外周面の一部に近接して配置された鉄心7aと巻線7bとから成る三相(U,V,W)の電機子7による駆動方法を採用している。三相の電機子7はマグネットロータ4同士が対向する側とは反対側に2セット配置されている。このことはマグネットロータ4同士が互いに引き合う力をマグネットロータ4と鉄心7aとの間に作用する引力でキャンセルする狙いがある。なお、回転軸1a,1bを中心に配置された電機子7の各相の開角は60度となっている。
三相の巻線7b(U,V,W,U′,V′,W′)は、図6Aに示すように結線され、2つのマグネットロータ4と電機子7とにより1つのブラシレス直流モータが構成される。図6Aは2つのマグネットロータを同時に駆動する方法を説明するための結線図であり、本実施形態に係るブラシレスDCモータは2軸同期ブラシレス直流モータの一種であることを示している。巻線U′,V′,W′は、それぞれ巻線U,V,Wと逆方向に巻かれている。なお、図6Aにおいて、iUV、iVW、iWU、iVU、iWV、iUWは、各巻線7b(U,V,W,U′,V′,W′)を流れる電流を表している。図6Bは片側のマグネットロータのみを駆動する方法を説明するための結線図である。このように、片側のマグネットロータ4のみを駆動するようにしてもよい。いずれの場合であっても、マグネットロータ4の磁極位置に応じてiUV、iVW、iWU、iVU、iWV、iUWの6通りの通電を切り替えてマグネットロータ4を駆動する図7に示すようなブラシレス直流モータの駆動装置を使用する。
図7はブラシレス直流モータを駆動するための駆動装置を示す模式図である。なお、図7において、ブラシレス直流モータMはマグネットロータ4と電機子7(図5参照)とから構成されている。図7に示すように、ブラシレス直流モータMの駆動装置は、電源39からの電流を整流する整流回路40と、スイッチング回路41と、スイッチング回路41を介してブラシレス直流モータMを制御する制御部42を備えている。制御部42は、マグネットロータ4の磁極位置及び回転速度を検出するセンサ43と、整流回路40からの電流を監視するセンサ44と、パルス幅変調信号をスイッチング回路41に送信するPWM制御部45と、マグネットロータ4の磁極位置に基づいた通電切換信号を所定のパターンに従ってスイッチング回路41に送信する通電制御部46と、センサ43の出力信号と予め設定された回転速度基準Rとを比較する比較器47とを備えている。なお、マグネットロータ4の磁極位置を検出するセンサと、マグネットロータ4の回転速度を検出するセンサとを別々に設けてもよい。
PWM制御部45には、比較器47を介してセンサ43の出力信号が送信される。PWM制御部45は、マグネットロータ4(ブラシレス直流モータM)の回転速度と回転速度基準Rとの偏差に基づいてパルス幅変調信号を生成するようになっている。このパルス幅変調信号はスイッチング回路41に送信され、同時に通電制御部46からは通電切換信号がスイッチング回路41に送信される。これにより、パルス電流が所定のパターンに従ってブラシレス直流モータMに流れるようになっている。
通常、スクリューポンプの起動時には、スクリューロータ2a,2b(図1参照)を回転させるために大きなトルクを必要とする。制御部42は、ブラシレス直流モータMが一定の回転速度で回転するように制御するため、起動時においてブラシレス直流モータMに過大な電流が流れてしまい、ブラシレス直流モータMが発熱するなどの問題を起こしてしまう。そこで、このような問題を回避するために、センサ44の出力信号と予め設定された電流制限基準Lとを比較する比較器48を設け、電流制限基準L以上の電流がブラシレス直流モータMに流れてしまうことを防止している。なお、センサ44−1をスイッチング回路41とブラシレス直流モータMとの間に設け、ブラシレス直流モータMに通電される電流を監視するようにしてもよい。このように、制御部42は、センサ43,44の出力信号に基づいて回転速度と電流との2つの制御を切り替えるようになっている。
また、図1においてモータケーシング9は、マグネットロータ4、鉄心7a、および巻線7bを覆い、図示はしていないがボルト等を使用して軸受ハウジング5に固定されている。また、モータケーシング9には吸気口11、ポンプケーシング8には吐出口12を設けて1つのポンプユニットケーシングを構成している。吸気口11から吸い込まれた気体によりマグネットロータ4や巻線7bを冷却できて都合が良い。
次に、本発明の第2の実施形態に係るスクリューポンプ(スクリューブロワ)について図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係るスクリューポンプの回転軸に沿った断面図である。なお、特に説明しない本実施形態の構成は第1の実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
図8に示すように、回転軸1a,1bには、マグネットロータ(第1のマグネットロータ)4とスクリューロータ2a,2bの間に、一対のマグネットロータ(第2のマグネットロータ)50が固定されている。このマグネットロータ50の基本的構成は、マグネットロータ4と同様である。すなわち、マグネットロータ50は、ヨーク50bと、このヨーク50bの外周面に固定されたマグネット50aとを備えている。スクリューロータ2a,2bの回転をより滑らかに同期させるためには、マグネットロータ50の磁極数はマグネットロータ4の磁極数よりも大きいことが好ましい。すなわち、マグネットロータ50の磁極数は、m+2n(m=マグネットロータ4の磁極数、n=1,2,・・・)であることが好ましい。このような観点から、マグネットロータ50の磁極数は14に設定されている。また、マグネットカップリング作用を強化するためには、マグネットロータ50間のクリアランスC5をできるだけ小さくすることが好ましい。本実施形態では、マグネットロータ50間のクリアランスC5はマグネットロータ4同士のクリアランスC4よりも小さく設定されている。
このように、スクリューロータ2a,2bを駆動するためのマグネットロータ4とは別にマグネットロータ50を設けることによってマグネットカップリング作用を強化することができ、スクリューロータ2a,2bを滑らかに同期反転させることができる。また、駆動力を低減させるために2対のマグネットロータ4,50を設けているため、スクリューロータ2a,2bを接触させて駆動力を伝達させる必要がない。従って、スクリューロータ2a,2bを非接触で配置することが出来る。この場合、これらのスクリューロータ2a,2bの材料としてアルミニウムなどの金属を用いることができる。本実施形態においても、仮にスクリューロータ2a,2bが接触したとしても、これらのスクリューロータ2a,2bのテーパー面T同士がピッチ線P上でのみ接触することになる。従って、スクリューロータ2a,2bの発熱や摩耗などを防止することができる。なお、本実施形態では、2対のマグネットロータ4,50が設けられているが、3対以上のマグネットロータを設けても良い。
なお、本発明のスクリューポンプは、本実施形態のような気体を排気する用途のみならず油等の液体の移送にも使用できることができる。また、各部品の構成や形状等についても本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは言うまでも無い。
本発明は、歯形状が同一で互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータを噛み合わせ、同期して反転させて流体を吸い込みかつ吐出するスクリューポンプに及びその運転方法に好適に用いることができる。
本発明の第1の実施形態に係るスクリューポンプの回転軸に沿った断面図である。 図1のII−II線断面を矢印の方向から見た断面図である。 図3Aは図1に示すスクリューロータの歯を示す拡大断面図であり、図3Bは図1に示すスクリューロータの軸直角断面図である。 図4A乃至図4Dはトロコイド曲線が創成される様子を説明するための図である。 図1のV−V断面を矢印の方向から見た断面図である。 図6Aは2つのマグネットロータを同時に駆動する方法を説明するための結線図であり、図6Bは片側のマグネットロータのみを駆動する方法を説明するための結線図である。 本発明の第1の実施形態に係るスクリューポンプのブラシレス直流モータの駆動装置を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るスクリューポンプの回転軸に沿った断面図である。 従来の歯形を有するスクリューロータの噛み合わせ部を示す断面図である。

Claims (5)

  1. 歯の形状が同一で、互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータを噛み合わせ、同期して反転させて流体を吸い込みかつ吐出するスクリューポンプにおいて、
    前記スクリューロータの歯は、対向する一対のテーパー面を有し、かつ前記テーパー面がピッチ線上でのみ接触する軸断面形状を有しており、
    前記スクリューロータの歯の軸断面形状が、前記ピッチ線を挟んで概略等距離にある外周部及び歯底部と、該外周部と歯底部とを連結する2つの連結部とで構成され、前記2つの連結部のうちの一方は、前記歯底部から前記外周部に向かって歯幅が小さくなるように前記スクリューロータの軸方向と垂直な方向に対して傾きを持った線であり、前記テーパー面は、前記2つの連結部のうちの前記一方から構成され、
    前記傾きを持った線のピッチ線から前記外周部までの傾き角は前記歯底部からピッチ線までの傾き角よりも大きく、
    前記スクリューロータの歯は、前記テーパー面とは反対側に一対のトロコイド面を有し、前記トロコイド面は、相手側スクリューロータの外周上の点で創成されるトロコイド曲線或いはトロコイド曲線に近似した曲線から構成され、前記2つの連結部のうちの他方は、前記トロコイド曲線或いはトロコイド曲線に近似した前記曲線に対応することを特徴とするスクリューポンプ。
  2. 前記一対のスクリューロータの回転軸に一対のマグネットロータを取り付け、前記マグネットロータの磁極数は互いに同一であり、前記マグネットロータを異磁極同士が引き合うように配置したことを特徴とする請求項に記載のスクリューポンプ。
  3. 前記マグネットロータの少なくとも1つの径方向外側に配置した鉄心と巻線とから成る複数相の電機子への通電の切り替えにより前記マグネットロータの少なくとも1つを駆動し、前記一対のスクリューロータを同期反転させることを特徴とする請求項に記載のスクリューポンプ。
  4. 前記一対のスクリューロータの回転軸に複数対のマグネットロータを取り付け、前記マグネットロータの磁極数は各対ごとに互いに同一であり、前記マグネットロータを異磁極同士が引き合うように配置したことを特徴とする請求項に記載のスクリューポンプ。
  5. 歯の形状が同一で、互いにねじれ方向が逆の一対のスクリューロータを有するスクリューポンプの運転方法において、
    前記スクリューロータの対向する一対のテーパー面をピッチ線上でのみ接触させながら、前記一対のスクリューロータのうちの一方を駆動することにより前記一対のスクリューロータを同期して反転させて流体を吸い込みかつ吐出することを特徴とするスクリューポンプの運転方法。
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