JP2000050615A - 回転運動伝達装置 - Google Patents

回転運動伝達装置

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JP2000050615A
JP2000050615A JP10208949A JP20894998A JP2000050615A JP 2000050615 A JP2000050615 A JP 2000050615A JP 10208949 A JP10208949 A JP 10208949A JP 20894998 A JP20894998 A JP 20894998A JP 2000050615 A JP2000050615 A JP 2000050615A
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JP
Japan
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disk
permanent magnet
rotating body
shaped
pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP10208949A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Sekine
重信 関根
Koji Sato
廣治 佐藤
Minoru Narita
実 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanei Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sanei Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平歯車、傘歯車、ベルト車/ベルトなどの従
来の機械的手段において不可避であった騒音、摩耗、破
断などの問題を解決する。 【解決手段】 周縁部がS極となっている円盤状永久磁
石よりなる第1の回転体と、周縁部がN極となっている
円盤状永久磁石よりなる第2の回転体とを、それぞれが
相互に外接するように組み合わせたものである。円盤状
で且つその平面部が磁極となっている永久磁石の一方ま
たは両方の平面側に、その円盤状永久磁石よりも径の大
きい円盤状鉄片を同心円状に重ねて設置したものよりな
る第1の回転体と、同一構造の第2の回転体とを、それ
ぞれの異なる極性を示す円盤状鉄片が相互に外接するよ
うに組み合わせたものでも良い。第1の回転体1と第2
の回転体2のうちの一方は、円盤状鉄片のみであっても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動を伝達する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転運動伝達装置としては、平歯車、傘
歯車、ベルト車/ベルトなどの機械的手段が常用されて
いる。しかしこれらの機械的手段は騒音、摩耗、破断な
どの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
装置の欠点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転運動伝
達装置は、周縁部がS極となっている円盤状永久磁石よ
りなる第1の回転体と、円盤状鉄片または周縁部がN極
となっている円盤状永久磁石よりなる第2の回転体と
を、それぞれが相互に外接するように組み合わせたもの
であることを特徴とする。
【0005】あるいは、円盤状で且つその平面部が磁極
となっている永久磁石のN極の平面側に、その円盤状永
久磁石よりも径の大きい円盤状鉄片を同心円状に重ねて
設置したものよりなる第1の回転体と、円盤状鉄片また
は円盤状で且つその平面部が磁極となっている永久磁石
のS極の平面側に、その円盤状永久磁石よりも径の大き
い円盤状鉄片を同心円状に重ねて設置したものよりなる
第2の回転体とを、それぞれの円盤状鉄片が相互に外接
するように組み合わせたものでもよい。
【0006】さらに、円盤状で且つその平面部が磁極と
なっている永久磁石の両方の平面側に、その円盤状永久
磁石よりも径の大きい円盤状鉄片を同心円状に重ねて設
置したものよりなる第1の回転体と、同一構造の第2の
回転体とを、それぞれの異なる極性を示す円盤状鉄片が
相互に外接するように組み合わせたものでも良い。
【0007】またさらに、円盤状で且つその平面部が磁
極となっている永久磁石の両方の平面側に、その円盤状
永久磁石よりも径の大きい円盤状鉄片を同心円状に重ね
て設置したものよりなる第1の回転体と、第1の回転体
における2枚の円盤状鉄片と同じ間隔で設置した2枚の
円盤状鉄片よりなる第2の回転体とを、それぞれの円盤
状鉄片が相互に外接するように組み合わせたものでもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は請求項1の発明の実施態様
を示す平面図である。周縁部がS極となっている円盤状
永久磁石3よりなる第1の回転体1と、周縁部がN極と
なっている円盤状永久磁石4よりなる第2の回転体2と
を、それぞれが相互に外接するように組み合わせたもの
である。符号5、6はそれぞれの回転軸である。例え
ば、第1の回転体1の回転軸5を電動機(図示せず)の
回転軸に接続し、第1の回転体1を矢印A方向に回転さ
せると、第2の回転体2は矢印B方向に回転する。第1
の回転体1と第2の回転体2のうちの一方は、円盤状永
久磁石ではなく、円盤状鉄片であってもよい。
【0009】図2は請求項2の発明の実施態様を示す平
面図、図3はその側面図である。円盤状で且つその平面
部が磁極となっている永久磁石7のN極の平面側に、そ
の円盤状永久磁石よりも径の大きい円盤状鉄片9を同心
円状に重ねて設置したものよりなる第1の回転体1と、
円盤状で且つその平面部が磁極となっている永久磁石8
のS極の平面側に、その円盤状永久磁石よりも径の大き
い円盤状鉄片10を同心円状に重ねて設置したものより
なる第2の回転体とを、それぞれの円盤状鉄片が相互に
外接するように組み合わせたものである。第1の回転体
1における円盤状鉄片9は、その側面に同心円状に重ね
て設置された径の小さい円盤状永久磁石7のN極の磁気
作用によりその周縁部がS極になる。一方、第2の回転
体における円盤状鉄片10は、その側面に同心円状に重
ねて設置された径の小さい円盤状永久磁石8のS極の磁
気作用によりその周縁部がN極になる。このようにし
て、図1の場合と同様に、例えば、第1の回転体1の回
転軸5を電動機(図示せず)の回転軸に接続し、第1の
回転体1を矢印A方向に回転させると、第2の回転体2
は矢印B方向に回転する。第1の回転体1と第2の回転
体2のうちの一方は、円盤状鉄片のみであってもよい。
【0010】図4は請求項3の発明の実施態様を示す側
面図である。円盤状で且つその平面部が磁極となってい
る永久磁石7の両方の平面側に、その円盤状永久磁石よ
りも径の大きい円盤状鉄片9、9’を同心円状に重ねて
設置したものよりなる第1の回転体と、同一構造の第2
の回転体、すなわち円盤状で且つその平面部が磁極とな
っている永久磁石8の両方の平面側に、その円盤状永久
磁石よりも径の大きい円盤状鉄片10、10’を同心円
状に重ねて設置したものよりなる第2の回転体との組合
せである。この場合、第1の回転体及び第2の回転体の
いずれにおいても、一方の円盤状鉄片の周縁部はN極、
他方の円盤状鉄片の周縁部はS極になるので、それぞれ
の異なる極性を示す円盤状鉄片が相互に外接するように
組み合わせる。図1の場合と同様に、例えば、第1の回
転体1の回転軸5を電動機(図示せず)の回転軸に接続
し、第1の回転体1を回転させると、第2の回転体2は
回転する。第2の回転体2が第1の回転体1における2
枚の円盤状鉄片と同じ間隔で設置した2枚の円盤状鉄片
よりなるものであり、第1の回転体と第2の回転体と
を、それぞれの円盤状鉄片が相互に外接するように組み
合わせたものであっても良い。
【0011】第1の回転体と第2の回転体とは、必ずし
も正対している必要はない。図5に示すように、第1の
回転体1の回転軸5と、第2の回転体2の回転軸6と
は、必ずしも平行である必要はなく、第1の回転体1の
回転軸5に対して第2の回転体2の回転軸6が傾いてい
ても良く、さらにねじれていても良い。何れの場合も第
1の回転体1の回転運動は第2の回転体2に伝達され
る。
【0012】第1の回転体と第2の回転体とは、必ずし
も密着している必要はなく、若干の間隙があっても良
い。
【0013】
【発明の効果】磁気作用により、第1の回転体の回転運
動は第2の回転体に伝達される。平歯車、傘歯車、ベル
ト車/ベルトなどの従来の機械的手段において不可避で
あった騒音、摩耗、破断などの問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の実施態様を示す平面図であ
る。
【図2】 請求項2の発明の実施態様を示す平面図であ
る。
【図3】 請求項2の発明の実施態様を示す側面図であ
る。
【図4】 請求項3の発明の実施態様を示す側面図であ
る。
【図5】 請求項2の発明の異なる実施態様を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 第1の回転体 2 第2の回転体 3 周縁部がN極となっている円盤状永久磁石 4 周縁部がS極となっている円盤状永久磁石 5 第1の回転体の回転軸 6 第2の回転体の回転軸 7 平面部が磁極となっている円盤状永久磁石 8 平面部が磁極となっている円盤状永久磁石 9 円盤状鉄片 10 円盤状鉄片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁部がS極となっている円盤状永久磁
    石よりなる第1の回転体と、円盤状鉄片または周縁部が
    N極となっている円盤状永久磁石よりなる第2の回転体
    とを、それぞれが相互に外接するように組み合わせたも
    のであることを特徴とする回転運動伝達装置。
  2. 【請求項2】 円盤状で且つその平面部が磁極となって
    いる永久磁石のN極の平面側に、その円盤状永久磁石よ
    りも径の大きい円盤状鉄片を同心円状に重ねて設置した
    ものよりなる第1の回転体と、円盤状鉄片または円盤状
    で且つその平面部が磁極となっている永久磁石のS極の
    平面側に、その円盤状永久磁石よりも径の大きい円盤状
    鉄片を同心円状に重ねて設置したものよりなる第2の回
    転体とを、それぞれの円盤状鉄片が相互に外接するよう
    に組み合わせたものであることを特徴とする回転運動伝
    達装置。
  3. 【請求項3】 円盤状で且つその平面部が磁極となって
    いる永久磁石の両方の平面側に、その円盤状永久磁石よ
    りも径の大きい円盤状鉄片を同心円状に重ねて設置した
    ものよりなる第1の回転体と、同一構造の第2の回転体
    とを、それぞれの異なる極性を示す円盤状鉄片が相互に
    外接するように組み合わせたものであることを特徴とす
    る回転運動伝達装置。
  4. 【請求項4】 円盤状で且つその平面部が磁極となって
    いる永久磁石の両方の平面側に、その円盤状永久磁石よ
    りも径の大きい円盤状鉄片を同心円状に重ねて設置した
    ものよりなる第1の回転体と、第1の回転体における2
    枚の円盤状鉄片と同じ間隔で設置した2枚の円盤状鉄片
    よりなる第2の回転体とを、それぞれの円盤状鉄片が相
    互に外接するように組み合わせたものであることを特徴
    とする回転運動伝達装置。
JP10208949A 1998-07-24 1998-07-24 回転運動伝達装置 Pending JP2000050615A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RD04 Notification of resignation of power of attorney

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