JPH04131554A - 磁気利用のバックラッシュ防止歯車 - Google Patents

磁気利用のバックラッシュ防止歯車

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Publication number
JPH04131554A
JPH04131554A JP24910790A JP24910790A JPH04131554A JP H04131554 A JPH04131554 A JP H04131554A JP 24910790 A JP24910790 A JP 24910790A JP 24910790 A JP24910790 A JP 24910790A JP H04131554 A JPH04131554 A JP H04131554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnet
teeth
backlash
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP24910790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BERUMATEITSUKU KK
Bellmatic Ltd
Original Assignee
BERUMATEITSUKU KK
Bellmatic Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by BERUMATEITSUKU KK, Bellmatic Ltd filed Critical BERUMATEITSUKU KK
Priority to JP24910790A priority Critical patent/JPH04131554A/ja
Publication of JPH04131554A publication Critical patent/JPH04131554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、動力伝達機構として用いられる磁気利用のバ
ックラッシュ防止歯車に関する。
〔従来の技術〕
一般に広く使用されている歯車にはバックラッシュを呈
し、このバックラッシュを防ぐべ〈従来より各種の方法
が提案されており、例えば、下記の如く防止方法が知ら
れるところである。
■2枚の歯車を重ね合わせ、相互間にスプリングを介在
させて各歯車の歯並びをずらす方法。
■円錐歯車を利用し、円錐歯車の噛合を変化させる方法
■歯車と歯車との噛合比を整数倍ではなく約数として歯
の摩耗を平均化する方法。
■歯車の研削精度を上げる方法。
■材質にプラスチックを使用する方法。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記何れのバックラッシュ防止方法にお
いても、高速回転時の振動、歯当たり音、始動・停止時
の音、歯車の片減りに関し、多少改良されてはいるもの
の高精密度が要求される機器が増大する近年においては
、充分満足し得るものではない。
そこで、本発明は、高速回転時の騒音や振動等上記従来
の問題点を解消し得る磁気利用のバンクラッシュ防止歯
車を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段並びに作用〕本発明は上記
目的を達成すべ(なされたもので、マグネットを強磁性
体で挟み、該強磁性体の周面にギア歯を形成すると共に
、上記マグネットが各強磁性体の歯先を互いに異極とな
るように帯磁させたものである。そして、磁力によりギ
ア歯の相互間が吸着し噛合して、バックラッシュを吸収
できるようにしたものである。
〔実施例] 以下に、本発明に係る磁気利用のバックラッシュ防止歯
車の実施例を図面に基づき説明する。第1図及び第2回
は第1実施例を示し、1,2は磁気平歯車である。各磁
気平歯車1.2は同一構成で、マグネット3を鉄等の強
磁性体4.5で両側から挟込んだ構造にしである。強磁
性体4,5に対するマグネット3の取付けは、インロー
、接着、ボルト締め、嵌合等で装着されている。マグネ
ット3は一方の強磁性体4が添着される面にN極が、又
、他方の強磁性体5が付着される面にS極がそれぞれ現
われるように着磁されている。このため、一方の強磁性
体4の周面にはN極が、又他方の強性体5の周面にはS
極が現れる。
そして、第1図及び第2図に示す如く、各磁気平歯車1
.2の磁性体4.5には歯8,9が形成されて、それぞ
れ磁極の開きが異極となる相互間で噛合させる。各磁気
平歯車1,2には回転軸が嵌着される嵌合孔6,7を有
している。従って各磁気平歯車1.2の噛合部では、磁
力により吸着力が作用するために、磁気平歯車1. 2
の相互間が規定のトルク以下の伝動力で回転するもので
あれば、ガタつまりバックラッシュが吸収される。
磁気平歯車1,2が回転中に発熱し、膨張又は収縮し、
更に摩耗が生じても、上記磁力による吸着力でハシクラ
ッシュを防止し得る。尚、上記磁気平歯車1.2の何れ
か一方が強磁性材のみより成る平歯車の使用も可能であ
る。
第3図は第2実施例を示し、磁気傘歯車1213が各々
マグネット14を両側より挟む強磁性体15.16から
成っており、マグネット14で一方の強磁性体15の周
面にN極が、又他方の強磁性体16の周面にS極がそれ
ぞれ現れるように各強磁性体15.16が帯磁されるよ
うになっている。各強磁性体15.16の周面は45度
の角度で屈曲させて歯17.18をそれぞれ形成させで
ある。各磁気傘歯車12.13は、各歯1718を異極
同士噛合させて、90度の伝動角を持たせて使用するも
のである。この場合も、上記第1実施例と同様に各磁気
傘歯車12.13の噛合部分が磁力による吸着が作用し
てバックラッシュが防止し得る。磁気傘歯車12.13
の何れか一方を強磁性材のみより成るものに代えての使
用が可能で、その他は第1実施例と同様である。
第4図及び第5図は第3実施例を示し、上記第1実施例
と同様にマグネット19を挟んで両側に強磁性体20.
21を設けて磁気ビニオン22を形成し、一方マグネッ
ト23を挟んで両側に強磁性体24.25を設けて磁気
ラック26を形成し、上記磁気ピニオン22と磁気ラッ
ク26とを噛合させるようにしたものである。強磁性体
20,21.24.25にはそれぞれ歯27〜30を形
成しである。強磁性体20の歯27はマグネット19に
よりN極に、強磁性体21の歯28はマグネット19に
よりS極にそれぞれ帯磁されるようになっている。一方
、強磁性体24の歯29はマグネット23によりN極に
、又強磁性体25の歯30は同様にマグネット23によ
りS極になるようにそれぞれ帯磁されている。マグネッ
ト23は、強磁性体24.25の長さと略同じ長さに形
成されている。そして、磁気ビニオン22の歯2728
と磁気ラック26の歯29.30とは異極同士噛合させ
て、磁力による吸着力を作用させるようになっている。
本実施例においても、磁気ピニオン22又は磁気ラック
26の何れかを強磁性材のみよりなるものに代えて使用
しても同様な効果を持たせることができ、その他は上記
第1実施例と同様である。
第6図及び第7図は第4実施例を示し、リング状マグネ
ット31を挟むように両側にリング状の強磁性体32.
33を形成し、各強磁性体3233のリング孔34の孔
縁に内歯35,36を形成した磁気インターナルギア3
7として使用するようにしたものである。一方の強磁性
体32の内歯35はマグネット31によりN極に、他方
の強磁性体33の内歯36は同様にマグネット31によ
りS極にそれぞれ帯磁させである。磁気インターナルギ
ア37の各内歯35,36には、磁性材のみより成るギ
ア又は、第1図及び第2図に示す如くマグふットと強磁
性体より成る磁気ギアを噛合させるようにしたもので、
磁気ギアを噛合させる時は、異極相互間で噛合させて磁
力による吸着力を作用させるようにしたもので、その他
は上記第1実施例と同様である。
第8図及び第9図は第5実施例を示し、ウオームホイー
ルとしてマグネット38を挟むように両側に強磁性体3
9.40を設け、該強磁性体39400周部に歯41.
42を形成して磁気ウオームホイール43を構成したも
のである。一方の強磁性体39の歯41はマグネット3
8によりN極に、又他方の強磁性体40の歯42は同様
にマグネット38によりS極にそれぞれ帯磁されるよう
になっている。歯41.42はウオーム44と噛合させ
るために縁部が切欠されて亀甲状に形成されている。ウ
オーム44は強磁性材のみより成るものを使用しており
、その他は上記第1実施例と同様である。
尚、各実施例において、各種ギア1,2,1213.2
2,26,37,43.44の表面にプラスチック、金
属材をコーティングさせ又は張り付け、更にはメツキを
施すことも可能である。
(発明の効果〕 以上の如く磁気利用のバックラッシュ防止歯車によれば
、歯車の噛合部分に異極相互間の吸引力で吸着力が作用
し、このため互いに噛合する歯の相互間が磁力による吸
着力で噛合が確実に行われてハックランシュが吸収され
、これにより動力伝達時にガタによる振動の発生や雑音
の発生を防止できる。しかも、マグネットから生ずる磁
力線が歯の相互間の噛合で閉磁路となるので、歯車外へ
の漏洩磁束が少なく、従ってマグネットの磁力が歯相互
間の噛合力として効率的に作用し、これにより、バック
ラッシュを効果的に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る磁気利用のバックラッシュ防止用
歯車の実施例を示し、第1図は第1実施例の磁気平歯車
を示す正面図、第2図は第1図の中央縦断面図、第3図
は第2実施例の磁気傘歯車を示す縦断面図、第4図は第
3実施例を示す磁気ビニオンと磁気ラックとを示す正面
図、第5図は第4図の中央縦断面図、第6図は第4実施
例の磁気インターナルギアを示す正面図、第7図は第6
図の中央縦断面図、第8図は第5実施例の磁気ウオーム
ホイールとウオームとの噛合状態を示す正面図、第9図
は第8図の中央縦断面図である。 1.2・・・磁気平歯車  12.13・・・磁気傘歯
車22・・・磁気ピニオン  26・・・磁気ラック3
7・・・磁気インターナルギア 43・・・磁気ウオームホイール 3.14.19,23,31.38・・・マグネット4
.5,15,16,20,21,24 2532.33
.39.40・・・強磁性体8.9.17,18.27
〜30.41.42゜・・・歯 35.36・・・内歯 第1図 第4図 第5図 第3図 第6図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  マグネットを強磁性体で挟み、該強磁性体の周面にギ
    ア歯を形成すると共に、上記マグネットが各強磁性体の
    歯先を互いに異極となるように帯磁させてなることを特
    徴とする磁気利用のバックラッシュ防止歯車。
JP24910790A 1990-09-19 1990-09-19 磁気利用のバックラッシュ防止歯車 Pending JPH04131554A (ja)

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JP24910790A JPH04131554A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 磁気利用のバックラッシュ防止歯車

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JP24910790A JPH04131554A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 磁気利用のバックラッシュ防止歯車

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JPH04131554A true JPH04131554A (ja) 1992-05-06

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ID=17188062

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JP24910790A Pending JPH04131554A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 磁気利用のバックラッシュ防止歯車

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JP (1) JPH04131554A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06129498A (ja) * 1992-10-15 1994-05-10 Tlv Co Ltd 回転運動伝達装置
CN104048017A (zh) * 2014-06-09 2014-09-17 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种齿轮动态消隙装置
CN108613615A (zh) * 2018-03-23 2018-10-02 中国航发哈尔滨东安发动机有限公司 直齿轮齿侧间隙测量工装
WO2019242427A1 (zh) * 2018-06-19 2019-12-26 王之焕 永磁传动组件

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