JP2007069828A - 車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置 - Google Patents

車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置 Download PDF

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滋幸 鈴木
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Abstract

【課題】ガス発生源から発生するガスにより作動されるガス圧式作動装置を装備した車両の事故発生の際には、ガス圧式作動装置が作動前か否かを把握できるようにする。
【解決手段】ダッシュボードにはカーナビゲーション用の表示装置28が搭載されている。カーナビゲーション用の表示手段である表示装置28は、制御コンピュータ29の制御を受け、制御コンピュータ29は、カーナビゲーション用情報を表示装置28に表示させる。又、制御コンピュータ25は、制御コンピュータ29を介してエアバッグ装置情報を表示装置28に表示させる機能を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス発生源から発生するガスにより作動されるガス圧式作動装置を装備した車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置に関する。
車両事故が発生した場合、この事故発生を知らせるための手段が特許文献1,2,3に開示されている。特許文献1では、車体のバンパーやエアバッグの作動等から事故の衝撃を検知し、事故の衝撃が検知されると、ヘッドライト、バックライト、ウインカー等を点灯あるいは点滅する手段が開示されている。
特許文献2では、車両事故が発生すると、事故状況情報、乗員人員数情報、シートベルト装着情報等をセンターに送信する手段が開示されている。
特許文献3では、車両事故が発生すると、衝突データやアクチュエータ作動データを所定の救急機関に通報する手段が開示されている。
特開平11−147441号公報 特開2000−285347号公報 特開2001−247005号公報 特開2004−268601号公報
車両が激しい衝突事故を起こした場合、レスキュー隊員が乗員救出のために事故車を解体しなければならない場合がある。しかし、特許文献4に開示されるようなガス発生器から発生する高圧ガスによって作動するエアバッグ装置やシートベルトプリテンショナーが車両に装備されている場合、レスキュー隊員が乗員救出作業時に誤ってエアバッグ装置やシートベルトプリテンショナーを作動させてしまわないように、エアバッグ装置やシートベルトプリテンショナーが作動前の状態か否かをレスキュー隊員がチェックするのが望ましい。しかし、乗員救出作業を行なうには、エアバッグ装置の配置表や配線表等をチェックする等のそれなりの準備作業の時間を要し、更に車両毎にそれらの配置位置表、配線表等を参照しなければならない。
例えば、シートの背もたれ部の側部にサイドエアバッグ装置を装備した車両が前面衝突した場合、このサイドエアバッグ装置が作動しない場合がある。あるいは、シートの前方にフロントエアバッグ装置を装備した車両が側部衝突した場合、このフロントエアバッグ装置が作動しない場合がある。乗員救出作業時に、レスキュー隊員がエアバッグの配置位置あるいは配線の位置等を熟知していなければ、作動前のサイドエアバッグ装置あるいはフロントエアバッグ装置に付属するインフレータ(例えばハイブリッド型インフレータ)を誤って切断して高圧ガスを放出させてしまう可能性がある。あるいは、このインフレータに通じる電気配線を切断してしまい、これによりインフレータを作動(エアバッグを膨張展開)させてしまう可能性がある。
特許文献1,2,3のいずれにおいても、エアバッグの配置位置あるいは配線の位置等を表示する思想は、開示されていない。
本発明は、ガス発生源から発生するガスにより作動されるガス圧式作動装置を装備した車両において、必要時(例えば車両事故発生時)には、ガス圧式作動装置が作動前か否かを把握できるようにすることを目的とする。
本発明は、ガス発生源から発生するガスにより作動されるガス圧式作動装置を装備した車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置を対象とし、請求項1の発明は、車両衝突の発生の有無を検出する車両衝突検出手段と、前記ガス圧式作動装置の配置位置の情報と、前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報とを表示できる表示手段とを備え、前記車両衝突検出手段が車両衝突の発生有を検出し、且つ前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるときには、前記作動前状態の情報が前記表示手段に表示されることを特徴とする。
ガス圧式作動装置の配置位置の情報が表示されている場合、ガス圧式作動装置が作動前の状態にある場合にはガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報が表示手段に表示される。そのため、レスキュー隊員が乗員救出のために事故車を解体しなければならない場合にも、作動前のガス圧式作動装置を避けて乗員救出作業を遂行することができる。
好適な例では、前記ガス圧式作動装置は、ガス発生源から発生するガスにより膨張展開されるエアバッグを備えたエアバッグ装置である。
作動前のエアバッグ装置を作動させないように注意しながら乗員救出作業を遂行することができる。
好適な例では、前記表示制御装置は、前記ガス圧式作動装置が作動前か否かを判別する判別手段とを備え、前記車両衝突検出手段が車両衝突の発生有を検出し、且つ前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという判別を前記判別手段が行なったときには、前記表示制御装置は、前記ガス圧式作動装置の配置位置の情報と、前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報とを前記表示手段に表示させる。
車両衝突が発生したときにガス圧式作動装置が作動前の状態にある場合には、ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報が表示手段に表示される。従って、作動前のガス圧式作動装置を作動させないように注意しながら乗員救出作業を遂行することができる。
好適な例では、前記車両衝突検出手段が車両衝突の発生有を検出し、且つ前記ガス圧式作動装置が作動後の状態にあるという判別を前記判別手段が行なったときには、前記表示制御装置は、前記ガス圧式作動装置の配置位置の情報と、前記ガス圧式作動装置が作動後の状態にあるという作動後状態の情報とを前記表示手段に表示させる。
車両衝突が発生したときにガス圧式作動装置が作動後の状態にある場合には、ガス圧式作動装置が作動後の状態にあるという作動後状態の情報が表示手段に表示される。従って、このガス圧式作動装置が作動済みということを念頭におきながら乗員救出作業を遂行することができる。
好適な例では、前記表示手段は、カーナビゲーション用表示手段である。
カーナビゲーション用表示手段という既存の表示手段を表示制御装置における表示手段に流用する構成は、コストに関して有利である。
好適な例では、前記表示手段は、ガス圧式作動装置情報表示専用の専用表示手段である。
専用表示手段の採用は、設置位置の自由度を高め、視認し易い場所を確保する上で有利である。
好適な例では、前記専用表示手段は、インストルメントパネルに設けられている。
インストルメントパネルという設置場所は、専用表示手段に表示されているガス圧式作動装置情報を視認する上で好適な場所である。
好適な例では、前記専用表示手段は、車両の車外側に設けられている。
車両の車外側は、専用表示手段に表示されているガス圧式作動装置情報を車外から視認する上で最も確実な場所である。
好適な例では、前記専用表示手段は、車外において車両ドアに設けられている。
車両ドアの車外の部分は、専用表示手段の設置場所として好適である。特にドアノブの近く、又はドアノブ上は、ドアを開けようとする手順を踏む際に専用表示手段の存在を認識し易い。
好適な例では、前記ガス圧式作動装置におけるガス発生源は、配線を経由した電気的な作動指令信号の入力に基づいて、ガスを供給し、前記表示制御装置は、前記配線の位置情報を前記表示手段に表示させる。
作動指令信号を送るための配線の情報を表示手段に表示させる構成では、配線を切断する等してガス圧式作動装置を作動させることがないように、注意しながら乗員救出作業を遂行することができる。
好適な例では、前記表示手段は、ガス圧式作動装置情報表示専用の専用表示手段であり、前記専用表示手段は、前記ガス圧式作動装置が作動前の状態であるとい作動前状態の情報を表示する機械的な第1表示状態から、前記ガス圧式作動装置が作動後の状態であるという作動後状態の情報を表示する機械的な第2表示状態へ、切り換え表示可能である。
車両事故後に電気系統が機能停止している場合にも、ガス圧式作動装置が作動前か否かを認識することができる。
本発明は、ガス発生源から発生するガスにより作動されるガス圧式作動装置を装備した車両の事故発生の際には、ガス圧式作動装置の作動前か否かを把握できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。なお、以下において、前後方向とは、車両の前後進方向のことであり、前方とは、車両の前進方向、後方とは、車両の後進方向のことである。又、右側とは、車両の進行方向に見て右側のことであり、左側とは、車両の進行方向に見て左側のことである。
図2(a)に示すように、車両10は、運転座席11と、運転座席11の左側に配置された助手座席12と、運転座席11と助手座席12との後方に配置された後部座席13とを備えている。ステアリングホイール14の回動中心部にはフロントエアバッグ装置15が設けられており、助手座席12の前方のインストルメントパネル16にはフロントエアバッグ装置17が設けられている。運転座席11の背もたれ部111にはサイドエアバッグ装置18が設けられており、助手座席12の背もたれ部121にはサイドエアバッグ装置19が設けられている。又、後部座席13の背もたれ部131の右側の側部にはサイドエアバッグ装置20が設けられており、背もたれ部131の左側の側部にはサイドエアバッグ装置21が設けられている。
フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18,19,20,21は、いずれも、インフレータ22と、インフレータ22を被覆する布製のエアバッグ23とを備えている。インフレータ22の内部には、高圧ガスが充填、あるいは燃焼してガスを発生するガス発生剤が収容されている。ガス発生源としてのインフレータ22から放出される高圧ガスは、エアバッグ23内へ流入し、エアバッグ23が膨張展開する。
図2(a)に示すように、車両10のフロント側には衝撃センサ24(例えば加速度検出器)が設けられている。衝撃センサ24は、車両に加えられる前後方向の衝撃の情報(加速度検出器の場合には加速度情報)を制御コンピュータ25へ送る。制御コンピュータ25は、衝撃センサ24によって検出された衝撃が所定の大きさ以上の衝撃である場合には、フロントエアバッグ装置15,17へ電気的な作動指令信号を出力する。これによりフロントエアバッグ装置15,17のインフレータ22が作動される。つまり、衝撃センサ24によって検出された衝撃が所定の大きさ以上の衝撃である場合には、フロントエアバッグ装置15,17のインフレータ22からフロントエアバッグ装置15,17のエアバッグ23へ高圧ガスが送られる。
車両10のセンターピラー(図示略)には衝撃センサ27(例えば加速度検出器)が設けられている。衝撃センサ27は、車両に加えられる左右方向の衝撃の情報(加速度検出器の場合には加速度情報)を制御コンピュータ25へ送る。制御コンピュータ25は、衝撃センサ27によって検出された衝撃が所定の大きさ以上の衝撃である場合には、サイドエアバッグ装置18,19,20,21へ作動指令信号を出力する。これによりサイドエアバッグ装置18,19,20,21のインフレータ22が作動される。つまり、衝撃センサ27によって検出された衝撃が所定の大きさ以上の衝撃である場合には、サイドエアバッグ装置18〜21のインフレータ22からサイドエアバッグ装置18〜21のエアバッグ23へ高圧ガスが送られる。
衝撃センサ24,27は、車両衝突を検出する車両衝突検出手段である。
図2(a),(b)には、衝撃センサ24と制御コンピュータ25とを電気的に接続する電気配線の経路(以下、電気配線経路D1という)、及び衝撃センサ27と制御コンピュータ25とを電気的に接続する電気配線の経路(以下、電気配線経路D2という)が図示されている。又、図2(a),(b)には、フロントエアバッグ装置15と制御コンピュータ25とを電気的に接続する電気配線の経路(以下、電気配線経路D3という)、サイドエアバッグ装置18,20と制御コンピュータ25とを電気的に接続する電気配線の経路(以下、電気配線経路D4,D5という)が図示されている。
衝撃センサ24によって検出された衝撃情報は、電気配線経路D1を経由して制御コンピュータ25へ送られる。衝撃センサ27によって検出された衝撃情報は、電気配線経路D2を経由して制御コンピュータ25へ送られる。制御コンピュータ25からフロントエアバッグ装置15へ送られる作動指令信号は、電気配線経路D3を経由する。制御コンピュータ25からサイドエアバッグ装置18へ送られる電気的な作動指令信号は、電気配線経路D4を経由し、制御コンピュータ25からサイドエアバッグ装置20へ送られる作動指令信号は、電気配線経路D5を経由する。
図2(c)には、フロントエアバッグ装置17と制御コンピュータ25とを電気的に接続する電気配線の経路(以下、電気配線経路D6という)、サイドエアバッグ装置19,21と制御コンピュータ25とを電気的に接続する電気配線の経路(以下、電気配線経路D7,D8という)が図示されている。制御コンピュータ25からフロントエアバッグ装置17へ送られる作動指令信号は、電気配線経路D6を経由する。制御コンピュータ25からサイドエアバッグ装置19へ送られる作動指令信号は、電気配線経路D7を経由し、制御コンピュータ25からサイドエアバッグ装置21へ送られる作動指令信号は、電気配線経路D8を経由する。
図1(a)に示すように、インストルメントパネル16の意匠面161にはカーナビゲーション用の表示装置28が搭載されている。カーナビゲーション用の表示手段である表示装置28は、制御コンピュータ29の制御を受け、制御コンピュータ29は、カーナビゲーション用情報を表示装置28に表示させる。又、制御コンピュータ29は、エアバッグ装置情報を表示装置28に表示させる機能を有する。
図1(b)は、表示装置28に表示されたエアバッグ装置情報の例を示す。アイコンG1における領域Eoは、制御コンピュータ25の配置位置を表す。アイコンG1における領域E1は、衝撃センサ24の配置位置を表し、アイコンG1における領域E2は、衝撃センサ27の配置位置を表す。アイコンG1における領域E3は、フロントエアバッグ装置15の配置位置を表し、アイコンG1における領域E4は、フロントエアバッグ装置17の配置位置を表す。アイコンG1における領域E5は、サイドエアバッグ装置18の配置位置を表し、アイコンG1における領域E6は、サイドエアバッグ装置19の配置位置を表す。アイコンG1における領域E7は、サイドエアバッグ装置20の配置位置を表し、アイコンG1における領域E8は、サイドエアバッグ装置21の配置位置を表す。線d1,d2,d3,d4,d5,d6,d7,d8は、電気配線経路D1〜D8の経路位置を表す配線情報である。つまり、アイコンG1は、衝撃センサ24,27の配置位置と、フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21の配置位置と、電気配線経路D1〜D8の経路位置というエアバッグ装置情報を表す。
アイコンG2における領域Eo1は、制御コンピュータ25の配置位置を表す。アイコンG2における領域E11は、衝撃センサ24の配置位置を表し、アイコンG2における領域E21は、衝撃センサ27の配置位置を表す。アイコンG1における領域E31は、フロントエアバッグ装置15の配置位置を表し、アイコンG1における領域E51は、サイドエアバッグ装置18の配置位置を表し、アイコンG1における領域E71は、サイドエアバッグ装置20の配置位置を表す。線d11,d21,d31,d41,d51は、電気配線経路D1〜D5の経路位置を表す。つまり、アイコンG2は、衝撃センサ24,27の配置位置と、フロントエアバッグ装置15及びサイドエアバッグ装置18,20の配置位置と、電気配線経路D1,D2,D3,D4,D5の経路位置というエアバッグ装置情報を表す。
アイコンG3における領域Eo2は、制御コンピュータ25の配置位置を表す。アイコンG3における領域E41は、フロントエアバッグ装置17の配置位置を表す。アイコンG3における領域E61は、サイドエアバッグ装置19の配置位置を表し、アイコンG3における領域E81は、サイドエアバッグ装置21の配置位置を表す。線d61,d71,d81は、電気配線経路D6,D7,D8の経路位置を表す。つまり、アイコンG3は、フロントエアバッグ装置17及びサイドエアバッグ装置19,20の配置位置と、電気配線経路D6,D7,D8の経路位置というエアバッグ装置情報を表す。
各アイコンG1,G2,G3におけるエアバッグ装置の配置位置を表す領域E3,E4,E5,E6,E7,E8,E31,E41,E51,E61,E71,E81は、2色(例えば赤と青)のうちのいずれかによって彩色される。
制御コンピュータ25は、以下のような制御を行なう。
車両10の衝突事故が発生した場合、制御コンピュータ25は、衝撃センサ24,27からの衝撃情報に基づいて、フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21の作動必要性の有無を判断する。フロントエアバッグ装置15,17を作動させる必要があるが、サイドエアバッグ装置18〜21を作動させる必要がないとの判断が行われた場合、制御コンピュータ25は、フロントエアバッグ装置15,17に作動指令信号を送る。これにより、フロントエアバッグ装置15,17のエアバッグ23が膨張展開する。又、制御コンピュータ25は、エアバッグ装置情報の表示指令(第1表示指令)を制御コンピュータ29に送る。制御コンピュータ29は、この第1表示指令に基づいて、領域E3,E4,E31,E41を青に彩色すると共に、領域E5,E6,E7,E8,E51,E61,E71,E81を赤に彩色したアイコンG1,G2,G3を表示装置28に表示させる。
サイドエアバッグ装置18〜21を作動させる必要があるが、フロントエアバッグ装置15,17を作動させる必要がないとの判断が行われた場合、制御コンピュータ25は、サイドエアバッグ装置18〜21に作動指令信号を送る。これにより、サイドエアバッグ装置18〜21のエアバッグ23が膨張展開する。又、制御コンピュータ25は、エアバッグ装置情報の表示指令(第2表示指令)を制御コンピュータ29に送る。制御コンピュータ29は、この第2表示指令に基づいて、領域E3,E4,E31,E41を赤に彩色すると共に、領域E5,E6,E7,E8,E51,E61,E71,E81を青に彩色したアイコンG1,G2,G3を表示装置28に表示させる。
フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21の全てを作動させる必要があるとの判断が行われた場合、制御コンピュータ25は、フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21に作動指令信号を送る。これにより、フロントエアバッグ装置15,17のエアバッグ23及びサイドエアバッグ装置18〜21のエアバッグ23が膨張展開する。又、制御コンピュータ25は、エアバッグ装置情報の表示指令(第3表示指令)を制御コンピュータ29に送る。制御コンピュータ29は、この第3表示指令に基づいて、領域E3,E4,E31,E41,E5,E6,E7,E8,E51,E61,E71,E81を青に彩色したアイコンG1,G2,G3を表示装置28に表示させる。
フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21のいずれをも作動させる必要がないとの判断が行われた場合、制御コンピュータ25は、フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21に作動指令信号を送ることなく、エアバッグ装置情報の表示指令を制御コンピュータ29に送ることもない。
アイコンG1,G2,G3の表示(エアバッグ装置情報の表示)は、表示装置28がカーナビゲーション用情報を表示していたか否かに関わらず、行われる。つまり、表示装置28がカーナビゲーション用情報を表示していた場合にも、このカーナビゲーション用情報表示に代えて、エアバッグ装置情報の表示が行われる。
衝撃センサ24,27、制御コンピュータ25,29及び表示装置28は、エアバッグ装置情報の表示制御装置を構成する。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)作動前の状態にあるエアバッグ装置のインフレータ22を切断すると、高圧ガスが噴出する可能性がある。
アイコンG1,G2,G3(エアバッグ装置情報)が表示されている場合、フロントエアバッグ装置15,17とサイドエアバッグ装置18〜21とのいずれか一方のエアバッグ23が膨張展開していない場合がある。フロントエアバッグ装置15,17とサイドエアバッグ装置18〜21とのいずれか一方のエアバッグ23が膨張展開していない場合、膨張展開しているエアバッグ装置の位置を表す領域が赤で配色される。つまり、車両10の衝突事故発生の際には、フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21の配置位置の情報と、作動前のエアバッグ装置がある場合には、この作動前のエアバッグ装置の配置位置と、このエアバッグ装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報(赤による彩色)とが表示装置28に表示される。そのため、レスキュー隊員が乗員救出のために事故車を解体しなければならない場合にも、レスキュー隊員は、表示装置28に表示されているエアバッグ装置情報に基づいて、どのエアバッグ装置が作動前か否かを認識することができる。その結果、作動前のエアバッグ装置を作動させないように、注意しながら乗員救出作業を遂行することができる。あるいは、作動前のエアバッグ装置を取り外したり、作動前のエアバッグ装置をわざと作動させたりしておくこともでき、これにより乗員救出作業の安全性が向上する。
(2)アイコンG1,G2,G3(エアバッグ装置情報)が表示されている場合、フロントエアバッグ装置15,17とサイドエアバッグ装置18〜21との少なくとも一方のエアバッグ23が膨張展開しており、膨張展開しているエアバッグ装置の位置を表す領域が青で配色される。そのため、レスキュー隊員が乗員救出のために事故車を解体しなければならない場合にも、レスキュー隊員は、表示装置28に表示されているエアバッグ装置情報に基づいて、どのエアバッグ装置が作動前か否かを認識することができる。その結果、例えば、作動後のエアバッグ装置の付近での切断、解体等の作業が別の作動後のエアバッグ装置の作動をもたらさないといった状況を認識しながら、乗員救出作業を遂行することができる。
(3)電気配線経路L1〜L8の配線を切断してしまうと、高電圧に帯電した静電気が剥き出しになった配線に印加された場合(例えば、回転式電動カッターの高速切断に伴う摩擦によって該静電気が生じた場合等)には、作動前のエアバッグ装置が作動してしまう可能性がある。
フロントエアバッグ装置15,17及びサイドエアバッグ装置18〜21へ制御コンピュータ25から作動指令信号を送るための配線の位置情報(電気配線経路L1〜L8の位置情報)が線d3,d4,d5,d6,d7,d8,d31,d41,d51,d61,d71,d81としてアイコンG1,G2,G3に含まれている。そのため、レスキュー隊員が乗員救出のために事故車を解体しなければならない場合にも、レスキュー隊員は、表示装置28に表示されている配線位置情報に基づいて、電気配線経路L1〜L8の位置を認識することができる。その結果、作動前のエアバッグ装置に通じる電気配線を切断して作動前のエアバッグ装置を作動させてしまうことがないように、注意しながら乗員救出作業を遂行することができる。
(4)乗員救出作業時に衝撃センサ24,27に衝撃を加えると、作動前のエアバッグ装置を作動させてしまう可能性がある。
アイコンG1,G2,G3(エアバッグ装置情報)が表示されている場合、表示されている領域E1,E2,E11,E21によって衝撃センサ24,27の配置位置を認識することができる。従って、衝撃センサ24,27に衝撃を加えて作動前のエアバッグ装置を作動させてしまうことがないように、注意しながら乗員救出作業を遂行することができる。
(5)表示装置28は、カーナビゲイション情報用の表示手段であり、エアバッグ装置情報の表示にはカーナビゲイション情報用の表示装置28が利用される。カーナビゲーション用表示手段という既存の表示装置28を表示制御装置における表示手段に流用する構成は、コストに関して有利である。
(6)車両衝突を検出する車両衝突検出手段である衝撃センサ24,27と、制御コンピュータ25とは、エアバッグ装置が作動前か否かを判別する判別手段である。衝撃センサ24,27は、判別手段の構成要素として好適である。
次に、図3(a),(b)の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
第2の実施形態では、エアバッグ装置情報専用の表示装置30がインストルメントパネル16に設けられている。表示装置30は、制御コンピュータ25Aの制御を受ける。制御コンピュータ25Aは、フロントエアバッグ装置15,17の作動及びサイドエアバッグ装置18〜21の作動を制御すると共に、エアバッグ装置情報を表示装置30に表示させる。衝撃センサ24,27、制御コンピュータ25A及び表示装置30は、エアバッグ装置情報の表示制御装置を構成する。
エアバッグ装置情報を専用に表示する専用表示手段である表示装置30の採用は、設置位置の自由度を高め、視認し易い場所を確保する上で有利である。特に、インストルメントパネル16という設置場所は、車室内の場所としては車外からも視認し易い場所であり、表示装置30に表示されているエアバッグ装置情報を視認する上で好適な場所である。
次に、図4(a),(b)の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
第3の実施形態では、エアバッグ装置情報専用の表示装置32,33,34,35が車両10の外部においてサイドドア36,37,38,39に設けられている。表示装置32〜35は、サイドドア36〜39の取っ手361,371,381,391に近い位置に設けられている。制御コンピュータ25Bは、フロントエアバッグ装置15及びサイドエアバッグ装置18が作動前か否かの情報を表示装置32に表示させ、フロントエアバッグ装置17が作動前か否かの情報を表示装置33に表示させる。又、制御コンピュータ25Bは、サイドエアバッグ装置19が作動前か否かの情報を表示装置34に表示させ、サイドエアバッグ装置21が作動前か否かの情報を表示装置35に表示させる。衝撃センサ24,27、制御コンピュータ25B及び表示装置32〜35は、エアバッグ装置情報の表示制御装置を構成する。
車両の車外側は、エアバッグ装置情報を専用に表示する表示装置32〜35に表示されているエアバッグ装置情報を車外から視認する上で最も確実な場所である。つまり、サイドドア36〜39の車外の部分は、エアバッグ装置情報を専用に表示する表示装置32〜35の設置場所として好適である。特にサイドドア36〜39の取っ手361,371,381,391は、サイドドア36〜39を開けようとする手順を踏む際に表示装置32の存在を認識し易い。
次に、図5(a),(b),(c)に示す第4の実施形態を説明する。
図5(a)に示すように、筒40内にはスライダ41が摺動可能に収容されている。筒40の一方の端壁401とスライダ41との間には圧縮バネ42が介在されている。圧縮バネ42は、筒40の他方の端壁402に向けてスライダ41を付勢している。端壁402とスライダ41との間の室403内にはチューブ43の一端が通じており、チューブ43の他端は、エアバッグ装置44のエアバッグ45内に接続されている。エアバッグ装置44のインフレータ46からエアバッグ45内へガスが供給されると、エアバッグ45が膨張展開する。又、インフレータ46からチューブ43を介して筒40の室403内へガスが送られ、スライダ41が圧縮バネ42のバネ力に抗して端壁402側から端壁401側へ移動する。
図5(b),(c)に示すように、筒40には窓404が設けられており、スライダ41の側面にはエアバッグ装置情報(本実施形態では、エアバッグ装置44が作動前の状態にあることを表す○印、及びエアバッグ装置44が作動後の状態にあることを表す×印)が表記されている。エアバッグ装置44が作動前の状態にある場合には、スライダ41に表記された○印が窓404に対応する位置にあり、窓404を通して○印を視認することができる。○印が窓404に対応する位置にある状態は、エアバッグ装置44が作動前の状態にあるという作動前状態の情報を表示する機械的な第1表示状態である。エアバッグ装置44が作動後の状態にある場合には、スライダ41に表記された×印が窓404に対応する位置にあり、窓404を通して×印を視認することができる。×印が窓404に対応する位置にある状態は、エアバッグ装置44が作動後の状態にあるという作動後状態の情報を表示する機械的な第2表示状態である。
筒40、スライダ41、圧縮バネ42及びチューブ43は、エアバッグ装置44が作動していないという作動前状態の情報を表示する機械的な第1表示状態から、エアバッグ装置44が作動したという作動後状態の情報を表示する機械的な第2表示状態へ切り換え表示可能な専用表示手段47である。専用表示手段47及びエアバッグ装置44は、エアバッグ装置情報の表示制御装置を構成する。専用表示手段47を構成する筒40は、エアバッグ装置44の近くの場所、且つ設置可能な場所に配置される。例えば、エアバッグ装置44が運転座席の背もたれ部に設けられたサイドエアバッグ装置18(図2参照)である場合には、筒40は、センターピラーや車室の天井等に配置可能である。
第4の実施形態では、車両事故後に電気系統が機能停止している場合にも、エアバッグ装置44が作動前の状態か否かを認識することができる。
次に、図6(a),(b)に示す第5の実施形態を説明する。第2の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
第5の実施形態では、車両10のフロント側には一対の衝撃センサ24A,24B(例えば加速度検出器)が設けられている。衝撃センサ24A,24Bは、車両に加えられる前後方向の衝撃の情報(加速度検出器の場合には加速度情報)を制御コンピュータ25Aへ送る。
図6(a)に示すように、運転席及び車両右側の後部座席に着座した乗員の頭部を保護するためのカーテンエアバッグ装置48が設けられており、助手席及び車両左側の後部座席に着座した乗員の頭部を保護するためのカーテンエアバッグ装置49が設けられている。カーテンエアバッグ装置48のインフレータ481は、例えば車両右側のフロントピラー、車両右側のセンターピラーの上側のルーフ部分(もしくはセンターピラー自体)、あるいは車両右側のリアピラーに取り付けられており、カーテンエアバッグ装置49のインフレータ491は、例えば車両左側のフロントピラー、車両左側のセンターピラーの上側のルーフ部分(もしくはセンターピラー自体)、あるいは車両左側のリアピラー等に取り付けられている。本実施形態では、インフレータ481は、車両右側のフロントピラーに取り付けられており、インフレータ491は、車両左側のフロントピラーに取り付けられている。
カーテンエアバッグ装置48のエアバッグ482は、例えば運転席の上方及び車両右側の後部座席の上方におけるルーフの周辺に沿って車両右側のフロントピラーから車両右側のリアピラーにわたって配設されている。カーテンエアバッグ装置49のエアバッグ492は、例えば助手席の上方及び車両左側の後部座席の上方におけるルーフの周辺に沿って車両左側のフロントピラーから車両左側のリアピラーにわたって配設されている。カーテンエアバッグ装置48が作動した状態では、エアバッグ482は、運転席側の窓及び車両右側の後部座席側の窓を被覆するように膨張展開する。カーテンエアバッグ装置49が作動した状態では、エアバッグ492は、助手席側の窓及び車両左側の後部座席側の窓を被覆するように膨張展開する。
図6(b)に示すように、表示装置30にはエアバッグ装置情報(エアバッグ装置の位置情報、エアバッグ装置が作動前か否かの情報、及び配線の位置情報)が斜視図として表示される。
領域Esoは、制御コンピュータ25Aの配置位置を表し、領域Es2は、衝撃センサ27の配置位置を表す。領域Eaは、衝撃センサ24Aの配置位置を表し、領域Ebは、衝撃センサ24Bの配置位置を表す。領域Es3は、フロントエアバッグ装置15の配置位置を表し、領域Es4は、フロントエアバッグ装置17の配置位置を表す。領域Es5は、サイドエアバッグ装置18の配置位置を表し、領域Es6は、サイドエアバッグ装置19の配置位置を表す。領域E9は、カーテンエアバッグ装置48のインフレータ481の配置位置を表し、領域E10は、カーテンエアバッグ装置49のインフレータ491の配置位置を表す。線daは、衝撃センサ24Aから制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表し、線dbは、衝撃センサ24Bから制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表す。
線ds3は、フロントエアバッグ装置15から制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表し、線ds6は、フロントエアバッグ装置17から制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表す。線ds4は、サイドエアバッグ装置18から制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表し、線ds7は、サイドエアバッグ装置19から制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表す。線d9は、カーテンエアバッグ装置48から制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表し、線d10は、カーテンエアバッグ装置49から制御コンピュータ25Aに至る電気配線の経路を表す。
第5の実施形態では、第2の実施形態と同じ効果が得られる。又、エアバッグ装置情報の斜視図表示は、エアバッグ装置情報の内容把握の容易性の向上に有効である。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○第1の実施形態において、領域E1.E2,E3,E4,E5,E6,E7,E8,E11,E21,E31,E41,E51,E61,E71,E81のみを表示するようにしてもよい。つまり、線d1,d2,d3,d4,d5,d6,d7,d8,d11,d21,d31,d41,d51,d61,d71,d81の表示(配線の位置情報の表示)は、行わないようにしてもよい。
○第1の実施形態において、領域E3,E4,E5,E6,E7,E8,E31,E41,E51,E61,E71,E81のみを表示するようにしてもよい。
○第1の実施形態において、作動前のエアバッグ装置の配置位置を表す領域のみに彩色を施すようにしてもよい。
○第1の実施形態において、作動前のエアバッグ装置の配置位置を表す領域と、作動前のエアバッグ装置に通じる配線の位置を表す線とのみを点滅させるようにしてもよい。
○第1の実施形態において、作動前のエアバッグ装置の配置位置を表す領域と、作動前のアバッグ装置に通じる配線の位置を表す線とのみを表示するようにしてもよい。
○カーナビゲーション情報以外の情報表示を行なう表示手段(テレビ、空調装置用モニター等)をエアバッグ装置情報の表示に利用してもよい。
○エアバッグ装置以外のガス圧式作動装置(例えば、シートベルトに拘束用張力を付与するためのガス圧によって作動するプリテンションナー)に本発明を適用してもよい。
第1実施形態を示し、(a)は、車両の車室内を示す簡略正面図。(b)は、エアバッグ装置情報を表示した表示装置を示す正面図。 (a)は、衝撃センサ、フロントエアバッグ装置及びサイドエアバッグ装置の配置位置を示す簡略平面図。(b)は、衝撃センサ、フロントエアバッグ装置及びサイドエアバッグ装置の配置位置を示す簡略側面図。(c)は、フロントエアバッグ装置及びサイドエアバッグ装置の配置位置を示す簡略側面図。 第2実施形態を示し、(a)は、車両の車室内を示す簡略正面図。(b)は、エアバッグ装置情報を表示した表示装置を示す正面図。 第3の実施形態を示し、(a),(b)は、表示装置の配置位置を示す簡略側面図。 第4の実施形態を示し、(a)は、側断面図。(b),(c)は、エアバッグ装置情報を表示した状態を示す正面図。 第5実施形態を示し、(a)は、車両の車室内を示す簡略正面図。(b)は、エアバッグ装置情報を表示した表示装置を示す正面図。
符号の説明
10…車両。16…インストルメントパネル。22,46,481…ガス発生源としてのインフレータ。23,45,482,492…エアバッグ。15,17…ガス圧式作動装置であるフロントエアバッグ装置。18,19,20,21…ガス圧式作動装置であるサイドエアバッグ装置。25,25A,25B,29…判別手段及び表示制御手段を構成する制御コンピュータ。28…カーナビゲーション用情報及びエアバッグ装置情報用の表示手段である表示装置。24,27…車両衝突検出手段である衝撃センサ。30,32,33,34,35…専用表示手段である表示装置。31…インストルメントパネル。36,37,38,39…車両ドアであるサイドドア。44…ガス圧式作動装置であるエアバッグ装置。47…専用表示手段。48…ガス圧式作動装置であるカーテンエアバッグ装置。

Claims (11)

  1. ガス発生源から発生するガスにより作動されるガス圧式作動装置を装備した車両において、
    車両衝突の発生の有無を検出する車両衝突検出手段と、
    前記ガス圧式作動装置の配置位置の情報と、前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報とを表示できる表示手段とを備え、
    前記車両衝突検出手段が車両衝突の発生有を検出し、且つ前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるときには、前記作動前状態の情報が前記表示手段に表示される車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  2. 前記ガス圧式作動装置は、ガス発生源から発生するガスにより膨張展開されるエアバッグを備えたエアバッグ装置である請求項1に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  3. 前記表示制御装置は、前記ガス圧式作動装置が作動前か否かを判別する判別手段とを備え、前記車両衝突検出手段が車両衝突の発生有を検出し、且つ前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという判別を前記判別手段が行なったときには、前記表示制御装置は、前記ガス圧式作動装置の配置位置の情報と、前記ガス圧式作動装置が作動前の状態にあるという作動前状態の情報とを前記表示手段に表示させる請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  4. 前記車両衝突検出手段が車両衝突の発生有を検出し、且つ前記ガス圧式作動装置が作動後の状態にあるという判別を前記判別手段が行なったときには、前記表示制御装置は、前記ガス圧式作動装置の配置位置の情報と、前記ガス圧式作動装置が作動後の状態にあるという作動後状態の情報とを前記表示手段に表示させる請求項3に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  5. 前記表示手段は、カーナビゲーション用表示手段である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  6. 前記表示手段は、ガス圧式作動装置情報表示専用の専用表示手段である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  7. 前記専用表示手段は、インストルメントパネルに設けられている請求項6に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  8. 前記専用表示手段は、車両の車外側に設けられている請求項6に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  9. 前記専用表示手段は、車両ドアに設けられている請求項8に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  10. 前記ガス圧式作動装置におけるガス発生源は、配線を経由した電気的な作動指令信号の入力に基づいて、ガスを供給し、前記表示制御装置は、前記配線の位置情報を前記表示手段に表示させる請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
  11. 前記専用表示手段は、前記ガス圧式作動装置が作動前の状態であるとい作動前状態の情報を表示する機械的な第1表示状態から、前記ガス圧式作動装置が作動後の状態であるという作動後状態の情報を表示する機械的な第2表示状態へ、切り換え表示可能である請求項7に記載の車両におけるガス圧式作動装置情報の表示制御装置。
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