JP2007069275A - タッチセンサ - Google Patents

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Tomohiko Shinoda
朋彦 篠田
Tsuyoshi Saito
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Abstract

【課題】 産業用ロボットによる溶接作業、組立作業等の処理スピードを上げた場合でも、タッチピンが破損、損傷するような不具合を解消できるようにする。
【解決手段】 可動アームによりタッチピン20がボディ300に向けて移動する移動速度をVとし、タッチピン20がボディ300に接触したときに制御装置40がタッチピン20の接触位置を演算するまでにかかる時間をTとする。また、タッチピン20がボディ300に対して非接触の状態にあるときのコイルスプリング50の軸長をL1とし、タッチピン20がボディ300に押し付けられてコイルスプリング50が弾性変形したときのコイルスプリング50の最小の軸長をL2としたときに、コイルスプリング50の変形量(L1−L2)を、V×Tとほぼ等しいか、または大きくなるように設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業用ロボットの可動アームに装着されるタッチセンサに関するものである。
従来、自動車等の製造ラインにおいては、製造の効率化を図るために各種様々な産業用ロボットを用いて自動車部品の溶接、組み立て等を行っている。一般に、このような産業用ロボットには、タッチセンサ等の各種センサ類が装着されており、例えば自動車のボディに自動車部品を溶接する際には、産業用ロボットの可動アーム先端に設けられた前記タッチセンサを用いて予めボディへの自動車部品の溶接位置を算出しておき、この算出した溶接位置に自動車部品を自動で溶接するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、この種の従来技術によるタッチセンサが装着された産業用ロボットについて、図3および図4を参照して説明する。図3に示すように、産業用ロボット100は、基台101と、基台101に回動可能に設けられたロボット本体102と、ロボット本体102に設けられた可動アーム103とを備えている。そして、可動アーム103は、ロボット本体102に回動可能に設けられた第1アーム103Aと、第1アーム103Aに回動可能に設けられた第2アーム103Bと、第2アーム103Bに回動可能に設けられた第3アーム103Cとを有し、第3アーム103Cの先端側にはタッチセンサ200が装着されている。
また、図4に示すように、タッチセンサ200は、ガイド孔(図示せず)を有するガイド筒201と、ガイド筒201のガイド孔に伸縮自在に設けられたタッチピン202とを有している。そして、例えば被測定物である自動車のボディ(ルーフ)300に形成された凹溝300Aに自動車部品(図示せず)を溶接するときには、以下の手順によって溶接が行われる。
まず、可動アーム103を作動させることにより、タッチセンサ200を凹溝300Aの上方まで移動させ、そこからタッチセンサ200を下向きに降ろし、タッチピン202を凹溝300Aに接触させる。この結果、凹溝300Aに対するタッチピン202の接触位置がタッチセンサ200により検出され、このタッチセンサ200の検出信号が制御装置(図示せず)に出力される。制御装置は、前記検出信号に基づいて凹溝300Aに対するタッチピン202の接触位置を演算する。演算が終了すると同時にタッチセンサ200は可動アーム103により上昇する。そして、次に可動アーム103の第3アーム103Cに装着された溶接具(図示せず)を前記制御装置で演算された接触位置まで移動させ、この溶接具により自動車部品を凹溝300Aに溶接するようにする。
特開2001−225288号公報(段落0023〜0025、図5)
ところで、前記した従来技術では、タッチピン202がボディ300の凹溝300Aに接触してからタッチセンサ200がONするまで、即ちタッチピン202が凹溝300Aに接触してから制御装置がタッチピン202の接触位置を演算するまでにタイムラグがあるため、このタイムラグの間、タッチピン202には凹溝300Aからの押付反力Fが加えられ続けることになる。
このため、産業用ロボット100による溶接作業をより迅速に行うために、溶接作業の処理スピードを上げようとすると、後記のような問題が生じる。即ち、この産業用ロボット100において、溶接作業の処理スピードを上げるために可動アーム103と一体となったタッチセンサ200の動きを速くすると、タッチピン202が凹溝300Aに接触したときに、タッチピン202に加えられる凹溝300Aからの押付反力Fが過大になり、タッチピン202が損傷したり、場合によってはタッチピン202が破損する虞れがあるという問題がある。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、産業用ロボットによる溶接作業、組立作業等を迅速に行うために、このような作業の処理スピードを上げた場合でも、タッチピンが破損、損傷するような不具合を解消できるようにしたタッチセンサを提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のタッチセンサは、産業用ロボットの可動アーム先端の位置検出に用いるタッチセンサであって、ガイド筒と、基端側が前記ガイド筒内に摺動可能に設けられ、先端側がガイド筒から外部に突出したタッチピンとを備え、前記ガイド筒内には、前記タッチピンが被測定物に接触したときに前記被測定物から前記タッチピンに加えられる押付反力を受け止めて吸収する弾性部材を設け、前記弾性部材は前記可動アームの前記被測定物に対する移動速度に前記産業用ロボットの制御装置が当該制御装置に入力される検出信号の処理に要する時間を乗じた計算結果である長さ分だけ少なくとも弾性変形することを特徴としている。
このような構成によれば、可動アームと一体に動くタッチセンサの速度を上昇させた場合でも、タッチピンが被測定物に接触したときには、ガイド部材のガイド孔内に設けられた弾性部材が、被測定物に向けて移動するタッチピンの移動速度と、タッチピンが被測定物に接触したときに制御装置が接触位置を演算するのにかかる時間とを乗じた計算結果である長さ分だけ弾性変形させることができる。このため、弾性部材によりタッチピンに加えられる被測定物からの押付反力を確実に吸収でき、タッチピンが破損、損傷する不具合を解消することができる。
本発明によれば、産業用ロボットによる溶接作業、組立作業等の各種作業をより迅速に行うために産業用ロボットの可動アームの動きを速めた場合でも、タッチピンが破損、損傷するような事態を防止することができる。
次に、本発明の実施の形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施の形態に係るタッチセンサの縦断面図であり、図2は図1中のタッチセンサのタッチピンが自動車のボディに設けられた凹溝に接触してコイルスプリングが弾性変形した状態を示す縦断面図である。
本実施の形態に係るタッチセンサ1は、前記従来技術で述べたタッチセンサ200と同様に産業用ロボットの可動アームを構成する第3アームの先端側に装着されている。そして、このタッチセンサ1は、図1および図2に示すように、ガイド筒10、タッチピン20、制御装置40および弾性部材であるコイルスプリング50によって概ね構成されている。
ガイド筒10は、内周側がガイド孔11Aとなった円筒部11と、円筒部11の一端側(図2中の上端側)を閉塞する円板状の一側蓋部12と、円筒部11の他端側(図2中の下端側)を閉塞する段付き筒状の他側蓋部13とを備えている。そして、一側蓋部12には、例えば誘導型近接スイッチまたはリミットスイッチ等のスイッチが内蔵され、このスイッチは、タッチピン20がボディ300等の被測定物に接触してタッチピン20が移動したときに、検出信号を後記する制御装置40に出力するようになっている。
タッチピン20は、その基端側がばね受け筒部20Aとなってガイド筒10の円筒部11内に軸方向で摺動可能に設けられている。また、タッチピン20の先端側は円柱部20Bとなってガイド筒10から外部に突出している。なお、このタッチピン20の円柱部20Bは、その外径が小さい程、検出感度が高くなる一方破損し易くなるものである。
制御装置40は、ガイド筒10の一側蓋部12に内蔵された前記スイッチから入力される検出信号に基づいて、ボディ300の凹溝300Aに対するタッチピン20の接触位置を演算するものである。
コイルスプリング50はガイド筒10の一側蓋部12とタッチピン20のばね受け筒部20Aとの間に弾性変形可能に設けられている。そして、このコイルスプリング50は、タッチピン20がボディ300に接触した(押し付けられた)ときに弾性変形し、これによりボディ300の凹溝300Aからタッチピン20に加えられる押付反力を受け止めて吸収するものである。
ここで、可動アームによりタッチピン20が被測定物であるボディ300に向けて移動する移動速度をVとし、タッチピン20がボディ300に接触したときに制御装置40が前記スイッチを介して接触位置を演算するまでにかかる時間をTとする。また、タッチピン20が図1に示すようにボディ300に対して非接触の状態にあるときのコイルスプリング50の軸長をL1とし、タッチピン20が図2に示すようにボディ300に押し付けられてコイルスプリング50が弾性変形したときのコイルスプリング50の最小の軸長をL2としたときに、コイルスプリング50の変形量(L1−L2)は、V×Tとほぼ等しいか大きく((L1−L2)≧V×T)なるように設定されている。
このように構成される本実施の形態に係るタッチセンサ1によれば、可動アームと一体となって動くタッチセンサ1の移動速度を上昇させた場合でも、タッチピン20が被測定物に接触したときには、ガイド筒10のガイド孔11A内に設けられたコイルスプリング50の変形量が(L1−L2)≧V×Tとなるように設定されているため、コイルスプリング50によりタッチピン20に加えられるボディ300の凹溝300Aからの押付反力Fを確実に吸収でき、タッチピン20が破損、損傷する不具合を解消することができる。従って、産業用ロボットによる溶接作業、組立作業等の各種作業をより迅速に行うことができ、自動車等の生産効率を高めることができる。
なお、本実施の形態では、弾性部材としてコイルスプリングを用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばゴム等の他の弾性部材を用いてもよい。
本発明の実施の形態に係るタッチセンサを示す縦断面図である。 図1中のタッチピンがボディに接触して押し付けられた状態を示す縦断面図である。 従来技術による産業用ロボットとボディを示す斜視図である。 図3中のタッチピンがボディに接触して押し付けられた状態を示す外観図である。
符号の説明
1 タッチセンサ
10 ガイド筒
11A ガイド孔
20 タッチピン
40 制御装置
50 コイルスプリング(弾性部材)
100 産業用ロボット
103 可動アーム
300 ボディ(被測定物)

Claims (1)

  1. 産業用ロボットの可動アーム先端の位置検出に用いるタッチセンサであって、
    ガイド筒と、基端側が前記ガイド筒内に摺動可能に設けられ、先端側がガイド筒から外部に突出したタッチピンとを備え、
    前記ガイド筒内には、前記タッチピンが被測定物に接触したときに前記被測定物から前記タッチピンに加えられる押付反力を受け止めて吸収する弾性部材を設け、
    前記弾性部材は前記可動アームの前記被測定物に対する移動速度に前記産業用ロボットの制御装置が当該制御装置に入力される検出信号の処理に要する時間を乗じた計算結果である長さ分だけ少なくとも弾性変形することを特徴とするタッチセンサ。
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