JP2007067721A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 不定型サイズの原稿を、画像欠けすることなくコピーすることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿に対応する定型用紙を選択して、画像形成する制御を司る制御手段を備える。また、セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿サイズと指定した用紙サイズに合わせて変倍率を算出して、画像形成する制御を司る制御手段を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿に対応する定型用紙を選択して、画像形成する制御を司る制御手段を備える。また、セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿サイズと指定した用紙サイズに合わせて変倍率を算出して、画像形成する制御を司る制御手段を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に用紙サイズ選択技術に特徴のある画像形成装置に関する。
近年の広幅デジタル複写機においては、読み取った原稿画像サイズに合わせて最適な用紙を自動的に選択して印刷を行う自動用紙選択機能が一般的に備わっている。
一般的には、定型サイズを判別する位置にセンサを一定間隔で配置し、センサのON/OFF情報にて原稿の主走査幅判定を行うため、不定型サイズの主走査幅を正確に判定するこができない。よって自動用紙選択コピーにおいては、定型サイズ分の原稿画像領域のみ読み取り、サイズの合致する用紙にて印刷を行うため、原稿画像が欠落したミスコピーとなる場合がある。
一方で不定型サイズの原稿画像を欠落せずに読み取る方法として、検知した原稿主走査幅の1サイズアップしたサイズで読み取る方法が提案され既に製品化されている。
関連技術として以下のものがある。
特許文献1には、自動用紙サイズ検知機構にて不定型サイズ用紙を検知しオペレータに通知する画像形成装置が提案されている。
特許文献2には、読み取った原稿の副走査長が不定型の場合に、原稿画像のサイズよりも大きく、かつ最も近似サイズの定型サイズ記録紙を自動的に判定し記録する画像形成装置が提案されている。
特許文献3には、原稿サイズより少し大きな範囲で画像を読み取り、画像欠けの無いコピー画像を得られるようにした画像形成装置が提案されている。
特許文献4には、原稿の画像を拡大、縮小または回転し不定型サイズの画像を用紙上に自動形成することができる画像形成装置が提案されている。
特開2004−115136公報
特開2004−69820公報
特開2003−87522公報
特開2001−86326公報
一般的には、定型サイズを判別する位置にセンサを一定間隔で配置し、センサのON/OFF情報にて原稿の主走査幅判定を行うため、不定型サイズの主走査幅を正確に判定するこができない。よって自動用紙選択コピーにおいては、定型サイズ分の原稿画像領域のみ読み取り、サイズの合致する用紙にて印刷を行うため、原稿画像が欠落したミスコピーとなる場合がある。
一方で不定型サイズの原稿画像を欠落せずに読み取る方法として、検知した原稿主走査幅の1サイズアップしたサイズで読み取る方法が提案され既に製品化されている。
関連技術として以下のものがある。
特許文献1には、自動用紙サイズ検知機構にて不定型サイズ用紙を検知しオペレータに通知する画像形成装置が提案されている。
特許文献2には、読み取った原稿の副走査長が不定型の場合に、原稿画像のサイズよりも大きく、かつ最も近似サイズの定型サイズ記録紙を自動的に判定し記録する画像形成装置が提案されている。
特許文献3には、原稿サイズより少し大きな範囲で画像を読み取り、画像欠けの無いコピー画像を得られるようにした画像形成装置が提案されている。
特許文献4には、原稿の画像を拡大、縮小または回転し不定型サイズの画像を用紙上に自動形成することができる画像形成装置が提案されている。
しかしながら従来技術は、主走査サイズのみ1サイズアップしたサイズで原稿を読み取るため、合致する定型サイズ用紙が存在しなくなり自動用紙選択機能を用いたコピーができないといった欠点があった。また、指定した用紙サイズと主走査側と副走査側の比率が合わなくなり用紙指定変倍機能を用いたコピーができないといった欠点があった。また、原稿を定型サイズとして扱えずオートモード変倍コピーができないといった欠点があった。また、この原稿サイズを2つ並べたサイズが定型サイズとして扱えずダブルコピーができないといった欠点があった。
本発明は、不定型サイズの原稿の画像形成を画像欠けすることなく行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、不定型サイズの原稿の画像形成を画像欠けすることなく行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿に対応する定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿サイズと指定した用紙サイズに合わせて変倍率を算出して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿に応じてオートモード変倍実行時の定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択定型原稿によるダブルコピーに合致する定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿の副走査幅と実際の原稿の副走査幅を比較し、実際の原稿の副走査幅が認識した定型原稿の副走査幅よりも長い場合に、複写動作を中断してオペレータに警告を通知する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、1ランク大きいサイズの定型原稿を認識するに際し、主走査幅のみ判断するか主走査幅と副走査幅の両方を判断するかを任意に切り替え設定するための操作パネルを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿サイズと指定した用紙サイズに合わせて変倍率を算出して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿に応じてオートモード変倍実行時の定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択定型原稿によるダブルコピーに合致する定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿の副走査幅と実際の原稿の副走査幅を比較し、実際の原稿の副走査幅が認識した定型原稿の副走査幅よりも長い場合に、複写動作を中断してオペレータに警告を通知する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、1ランク大きいサイズの定型原稿を認識するに際し、主走査幅のみ判断するか主走査幅と副走査幅の両方を判断するかを任意に切り替え設定するための操作パネルを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿に対応する定型用紙を選択して画像形成する制御を司る制御手段を備えたことで、また、セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿サイズと指定した用紙サイズに合わせて変倍率を算出して画像形成する制御を司る制御手段を備えたことで、また、セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿に応じてオートモード変倍実行時の定型用紙を選択して画像形成する制御を司る制御手段を備えたことで、また、セットした原稿の主走査幅を基に1ランク大きいサイズの定型原稿を認識し、認識した定型原稿によるダブルコピーに合致する定型用紙を選択して画像形成する制御を司る制御手段を備えたことで、
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。本画像形成装置は、CPU1、ROM2、RAM3、エンジンI/F4、原稿搬送部5、原稿読み取り部6、印刷部7、用紙搬送部8、画像処理I/F9、データ蓄積部10、操作部I/F11、操作キー12、操作パネル13を備えている。
CPU(Central Processing Unit)1は画像形成装置の中央処理装置で、ROM(Read Only Memory)2に格納されている画像形成装置の制御プログラムの論理演算を行い、RAM(Random Access Memory)3に対しプログラムの論理演算で用いる変数データのリード及びライトを行う。
エンジンI/F4では、原稿挿入センサによる原稿挿入検知と定型サイズ検知位置に備えた原稿サイズセンサによる原稿の主走査幅検知及び原稿先端部の検知による原稿の読み取りタイミングの判定と、原稿長の測定を開始して原稿の後端部検知により原稿の副走査長の判定を行う原稿搬送部5のインターフェース処理と、変倍率と解像度に従った原稿送り速度により原稿画像を主走査方向にデジタルデータとして読み取る原稿読み取り部6のインターフェース処理と、印刷開始指示により読み取った原稿画像データを用紙上に転写する印刷部7)のインターフェース処理と、用紙を所定のタイミングと速度で搬送しロール紙を所定の長さでカットする用紙搬送部8のインターフェース処理を行う。
画像処理I/F9では、デジタルデータとして読み取った原稿画像データのハードディスク等の記録媒体装置への書き込み、読み出しを行うデータ蓄積部10のインターフェース処理を行う。
操作部I/F11では、オペレータが操作するための操作キー12と、画像形成装置の状態通知や設定状態通知をLCDやLEDデバイスを通じてオペレータに通知を行う操作パネル13のインターフェース処理を行う。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。本画像形成装置は、CPU1、ROM2、RAM3、エンジンI/F4、原稿搬送部5、原稿読み取り部6、印刷部7、用紙搬送部8、画像処理I/F9、データ蓄積部10、操作部I/F11、操作キー12、操作パネル13を備えている。
CPU(Central Processing Unit)1は画像形成装置の中央処理装置で、ROM(Read Only Memory)2に格納されている画像形成装置の制御プログラムの論理演算を行い、RAM(Random Access Memory)3に対しプログラムの論理演算で用いる変数データのリード及びライトを行う。
エンジンI/F4では、原稿挿入センサによる原稿挿入検知と定型サイズ検知位置に備えた原稿サイズセンサによる原稿の主走査幅検知及び原稿先端部の検知による原稿の読み取りタイミングの判定と、原稿長の測定を開始して原稿の後端部検知により原稿の副走査長の判定を行う原稿搬送部5のインターフェース処理と、変倍率と解像度に従った原稿送り速度により原稿画像を主走査方向にデジタルデータとして読み取る原稿読み取り部6のインターフェース処理と、印刷開始指示により読み取った原稿画像データを用紙上に転写する印刷部7)のインターフェース処理と、用紙を所定のタイミングと速度で搬送しロール紙を所定の長さでカットする用紙搬送部8のインターフェース処理を行う。
画像処理I/F9では、デジタルデータとして読み取った原稿画像データのハードディスク等の記録媒体装置への書き込み、読み出しを行うデータ蓄積部10のインターフェース処理を行う。
操作部I/F11では、オペレータが操作するための操作キー12と、画像形成装置の状態通知や設定状態通知をLCDやLEDデバイスを通じてオペレータに通知を行う操作パネル13のインターフェース処理を行う。
図2から図5は本実施形態の画像形成装置におけるコピー動作処理を示すフロー図である。
図2はコピー開始から印刷終了、または印刷中断までを示した全体フロー図である。ユーザー設定処理(2−1)ではユーザーの設定内容により変数modeに設定機能のコードを格納し、変数magに設定倍率を格納する。詳細は図3で説明を行う。
原稿挿入センサ検知により原稿がセットされたかどうか判定を行い(2−2)、セットされた場合は原稿のサイズ判定(2−3)処理を行う。この処理では変数wideに原稿の読み取り主走査幅データを格納し、変数lenに原稿の読み取り副走査長データを格納する。それぞれ1ランクアップの設定がある場合は1ランク大きいデータを格納する。詳細は図4で説明を行う。
次に倍率決定処理(2−4)では、原稿サイズを判定後に変倍率を設定する必要のある用紙指定変倍機能とオートモード変倍機能の変倍率の算出を行う。変倍率は変数magに格納する。詳細は図5で説明を行う。変数len_countの初期化のため0をセットする(2−5)。
等倍線速は等倍、つまり変倍率100%時の原稿送り速度であり、原稿の副走査側の変倍を原稿送り側の速度を変化させて実現する場合、原稿送り速度を、拡大倍率の場合は等倍線速より低速で、縮小倍率の場合は等倍線速よりも高速に設定する必要がある。線速は等倍線速(mm/S)×100(%)/変倍率(%)で求め、原稿搬送を行う駆動モータへ回転数の指示を行う(2−6)。
原稿を読み取る範囲を指定する読み取り幅設定は、変数wideに格納したデータを設定する(2−7)。この読み取り幅データに基づき指定した範囲でのみ原稿画像の読み取りを行うための動作開始指示を行う(2−8)。
読み取り開始後、読み取り解像度に応じたタイミングにより原稿画像を主走査方向に読み取り、エンジンI/F4を介して画像処理I/F9からデータ蓄積部10への画データの転送処理を開始する。原稿の副走査長を測定するため原稿モータを単位ステップ量送ったタイミングにて(2−9)、変数len_countに単位距離を加算し、再び変数len_countに格納する(2−10)。
原稿搬送部5に備えたセンサにより原稿後端を検知するまで単位距離送り処理と変数len_countへの加算処理を繰り返す(2−11)。原稿後端を検知すると、原稿搬送部5から原稿を排出するための原稿排紙処理を行い(2−12)、原稿後端検知位置より排出位置までの距離の原稿搬送を行う。
図2はコピー開始から印刷終了、または印刷中断までを示した全体フロー図である。ユーザー設定処理(2−1)ではユーザーの設定内容により変数modeに設定機能のコードを格納し、変数magに設定倍率を格納する。詳細は図3で説明を行う。
原稿挿入センサ検知により原稿がセットされたかどうか判定を行い(2−2)、セットされた場合は原稿のサイズ判定(2−3)処理を行う。この処理では変数wideに原稿の読み取り主走査幅データを格納し、変数lenに原稿の読み取り副走査長データを格納する。それぞれ1ランクアップの設定がある場合は1ランク大きいデータを格納する。詳細は図4で説明を行う。
次に倍率決定処理(2−4)では、原稿サイズを判定後に変倍率を設定する必要のある用紙指定変倍機能とオートモード変倍機能の変倍率の算出を行う。変倍率は変数magに格納する。詳細は図5で説明を行う。変数len_countの初期化のため0をセットする(2−5)。
等倍線速は等倍、つまり変倍率100%時の原稿送り速度であり、原稿の副走査側の変倍を原稿送り側の速度を変化させて実現する場合、原稿送り速度を、拡大倍率の場合は等倍線速より低速で、縮小倍率の場合は等倍線速よりも高速に設定する必要がある。線速は等倍線速(mm/S)×100(%)/変倍率(%)で求め、原稿搬送を行う駆動モータへ回転数の指示を行う(2−6)。
原稿を読み取る範囲を指定する読み取り幅設定は、変数wideに格納したデータを設定する(2−7)。この読み取り幅データに基づき指定した範囲でのみ原稿画像の読み取りを行うための動作開始指示を行う(2−8)。
読み取り開始後、読み取り解像度に応じたタイミングにより原稿画像を主走査方向に読み取り、エンジンI/F4を介して画像処理I/F9からデータ蓄積部10への画データの転送処理を開始する。原稿の副走査長を測定するため原稿モータを単位ステップ量送ったタイミングにて(2−9)、変数len_countに単位距離を加算し、再び変数len_countに格納する(2−10)。
原稿搬送部5に備えたセンサにより原稿後端を検知するまで単位距離送り処理と変数len_countへの加算処理を繰り返す(2−11)。原稿後端を検知すると、原稿搬送部5から原稿を排出するための原稿排紙処理を行い(2−12)、原稿後端検知位置より排出位置までの距離の原稿搬送を行う。
あらかじめ算出した原稿の読み取り副走査長を格納した変数lenと、読み取った原稿の副走査長を格納した変数len_countのデータを比較し、原稿の読み取り副走査長に対してマージン量aの範囲に実際の原稿の副走査長が収まるか判定を行う(2−13)。マージン量aは定数であり、原稿送り時のスリップ率により原稿搬送時に原稿副走査長の測定誤差を吸収するためにあらかじめ決まった値を設定する。
原稿の読み取り副走査長に実際の原稿副走査長が収まった場合は印刷指示を行い、データ蓄積部10に蓄積した画データを画像処理I/F9、及びエンジンI/F4を介して印刷部7へ転送すると共に、用紙搬送部8へ起動をかけて用紙の搬送を開始する。ダブルコピーの設定時は用紙中央部から左右へ画データを2つ転送することで主走査側へのダブル印刷を実現する(2−14)。
印刷部7にて搬送した用紙への画データの転写終了を判定し(2−15)、用紙排出終了後コピー処理を終了する。一方で原稿の読み取り副走査長に実際の原稿副走査長が収まらなかった場合は、印刷中断する旨を、操作部I/F11を介して操作パネル13上のLEDを点灯することで、またはLCD描画を行うことで、ユーザーに通知する(2−16)。データ蓄積部10に蓄積した画データを破棄して(2−17)、コピー処理を終了する。
原稿の読み取り副走査長に実際の原稿副走査長が収まった場合は印刷指示を行い、データ蓄積部10に蓄積した画データを画像処理I/F9、及びエンジンI/F4を介して印刷部7へ転送すると共に、用紙搬送部8へ起動をかけて用紙の搬送を開始する。ダブルコピーの設定時は用紙中央部から左右へ画データを2つ転送することで主走査側へのダブル印刷を実現する(2−14)。
印刷部7にて搬送した用紙への画データの転写終了を判定し(2−15)、用紙排出終了後コピー処理を終了する。一方で原稿の読み取り副走査長に実際の原稿副走査長が収まらなかった場合は、印刷中断する旨を、操作部I/F11を介して操作パネル13上のLEDを点灯することで、またはLCD描画を行うことで、ユーザーに通知する(2−16)。データ蓄積部10に蓄積した画データを破棄して(2−17)、コピー処理を終了する。
図3は図2のユーザー設定(2−1)処理の詳細フロー図である。変数magの初期化のため0を格納する(3−1)。ユーザーが任意に設定した、自動用紙選択、用紙指定変倍、オートモード変倍、ダブルコピー等の機能をコードとして変数modeに格納する(3−2)。ユーザーが任意に変倍率を指定している場合を含め変倍率が指定されているか判定を行う(3−3)。
変倍率が指定されていない場合とは、用紙指定変倍やオートモード変倍のように原稿サイズの確定後に変倍率が決定される機能が設定されている場合である。指定されている変倍率がある場合には変数magに指定倍率を格納する。特にユーザーが変倍率を設定していない場合においては等倍(=100%)を変数modeへ格納し(3−4)、処理を終了する。
図4は図2のサイズ判定(2−3)処理の詳細フロー図である。テーブル参照用オフセットの変数numを初期化のため0を格納する(4−1)。原稿サイズセンサにより検知した原稿サイズ検知幅と、符号21で示すサイズテーブルに定義した主走査幅の比較を行う(4−2)。
このサイズテーブル21は原稿サイズの小さい順にそれぞれの原稿サイズ毎に主走査(W)、副走査(L)を定義したデータ配列であり、変数numをオフセットとして各データを参照するためのプログラムテーブルである。
検知した原稿主走査幅がサイズテーブルに定義した検知した原稿幅以下の場合は、オフセットの変数numを1繰上げて(4−3)再度比較を行う。オフセット変数numが確定した後、サイズテーブルの主走査(W)のnum番目を変数wideに格納(4−4)すると共に、サイズテーブルの副走査(L)のnum番目を変数lenに格納する(4−5)。これは検知した原稿の主走査幅と副走査長に相当する値である。
次に変数numを1繰上げる(4−6)。ユーザーによる主走査幅の1ランクアップ設定の有無を判定し(4−7)、主走査幅1ランクアップの設定有りの場合は、サイズテーブルの主走査(W)の繰り上げた変数num番目を変数wideに再び格納する(4−8)。これは検知した原稿の主走査幅の1ランクアップに相当する値である。
続けてユーザーによる副走査長の1ランクアップ設定の有無を判定し(9)、副走査長1ランクアップの設定有りの場合は、サイズテーブルの副走査(L)の繰り上げた変数num番目を変数lenに再び格納し(4−10)、処理を終了する。
変倍率が指定されていない場合とは、用紙指定変倍やオートモード変倍のように原稿サイズの確定後に変倍率が決定される機能が設定されている場合である。指定されている変倍率がある場合には変数magに指定倍率を格納する。特にユーザーが変倍率を設定していない場合においては等倍(=100%)を変数modeへ格納し(3−4)、処理を終了する。
図4は図2のサイズ判定(2−3)処理の詳細フロー図である。テーブル参照用オフセットの変数numを初期化のため0を格納する(4−1)。原稿サイズセンサにより検知した原稿サイズ検知幅と、符号21で示すサイズテーブルに定義した主走査幅の比較を行う(4−2)。
このサイズテーブル21は原稿サイズの小さい順にそれぞれの原稿サイズ毎に主走査(W)、副走査(L)を定義したデータ配列であり、変数numをオフセットとして各データを参照するためのプログラムテーブルである。
検知した原稿主走査幅がサイズテーブルに定義した検知した原稿幅以下の場合は、オフセットの変数numを1繰上げて(4−3)再度比較を行う。オフセット変数numが確定した後、サイズテーブルの主走査(W)のnum番目を変数wideに格納(4−4)すると共に、サイズテーブルの副走査(L)のnum番目を変数lenに格納する(4−5)。これは検知した原稿の主走査幅と副走査長に相当する値である。
次に変数numを1繰上げる(4−6)。ユーザーによる主走査幅の1ランクアップ設定の有無を判定し(4−7)、主走査幅1ランクアップの設定有りの場合は、サイズテーブルの主走査(W)の繰り上げた変数num番目を変数wideに再び格納する(4−8)。これは検知した原稿の主走査幅の1ランクアップに相当する値である。
続けてユーザーによる副走査長の1ランクアップ設定の有無を判定し(9)、副走査長1ランクアップの設定有りの場合は、サイズテーブルの副走査(L)の繰り上げた変数num番目を変数lenに再び格納し(4−10)、処理を終了する。
図5は図2の倍率決定(2−4)処理の詳細フロー図である。設定機能のコードを格納した変数modeを参照して用紙指定変倍がセットされているか判定を行い(5−1)、用紙指定変倍がセットされている場合は、選択した用紙トレイに格納されたロール紙幅を変数wideで割り、選択した用紙サイズに合わせた変倍率を求めて、変倍率の変数magに格納する(5−2)。
一方で設定機能のコードを格納した変数modeを参照してオートモード変倍がセットされているか判定を行い(5−3)、セットされていない場合は、変数magを変更せずに処理を終了する。セットされている場合はテーブル参照用オフセットの変数nを初期化するため0を格納(5−4)した後、原稿読み取り幅の変数wideと符号22で示すオートテーブルに定義したオートモード変倍時の原稿主走査幅の比較を行う(5−5)。
このオートテーブルはあらかじめユーザーが設定したオートモード変倍時に読み取る原稿サイズと印刷する用紙サイズと、読み取る原稿の主走査幅(doc)、印刷する用紙の主走査幅(pap)を格納したデータ配列であり、変数nをオフセットとして各データを参照するためのRAMデータテーブルである。印刷する用紙の主走査幅(pap)は任意に設定可能のデータであるため*として記す。
原稿読み取り幅の変数wideとオートテーブル22に格納した原稿の主走査幅(doc)が一致しない場合は、オフセットの変数nを1繰り上げて(5−6)再度比較を行う。
原稿読み取り幅の変数wideとオートテーブルに格納した原稿の主走査幅(doc)が一致した場合は、変数n番目に印刷する用紙の主走査幅(pap)を読み取る原稿の主走査幅(doc)で割り、オートモード変倍による変倍率を求めて、変倍率の変数magに格納し(5−7)、処理を終了する。
一方で設定機能のコードを格納した変数modeを参照してオートモード変倍がセットされているか判定を行い(5−3)、セットされていない場合は、変数magを変更せずに処理を終了する。セットされている場合はテーブル参照用オフセットの変数nを初期化するため0を格納(5−4)した後、原稿読み取り幅の変数wideと符号22で示すオートテーブルに定義したオートモード変倍時の原稿主走査幅の比較を行う(5−5)。
このオートテーブルはあらかじめユーザーが設定したオートモード変倍時に読み取る原稿サイズと印刷する用紙サイズと、読み取る原稿の主走査幅(doc)、印刷する用紙の主走査幅(pap)を格納したデータ配列であり、変数nをオフセットとして各データを参照するためのRAMデータテーブルである。印刷する用紙の主走査幅(pap)は任意に設定可能のデータであるため*として記す。
原稿読み取り幅の変数wideとオートテーブル22に格納した原稿の主走査幅(doc)が一致しない場合は、オフセットの変数nを1繰り上げて(5−6)再度比較を行う。
原稿読み取り幅の変数wideとオートテーブルに格納した原稿の主走査幅(doc)が一致した場合は、変数n番目に印刷する用紙の主走査幅(pap)を読み取る原稿の主走査幅(doc)で割り、オートモード変倍による変倍率を求めて、変倍率の変数magに格納し(5−7)、処理を終了する。
1 CPU(制御手段)
2 ROM
3 RAM
4 エンジンI/F
5 原稿搬送部
6 原稿読み取り部
7 印刷部
8 用紙搬送部
9 画像処理I/F
10 データ蓄積部
11 操作部I/F
12 操作キー
13 操作パネル
2 ROM
3 RAM
4 エンジンI/F
5 原稿搬送部
6 原稿読み取り部
7 印刷部
8 用紙搬送部
9 画像処理I/F
10 データ蓄積部
11 操作部I/F
12 操作キー
13 操作パネル
Claims (6)
- セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿に対応する定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿サイズと指定した用紙サイズに合わせて変倍率を算出して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿に応じてオートモード変倍実行時の定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択定型原稿によるダブルコピーに合致する定型用紙を選択して画像形成する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- セットした原稿の主走査幅を検出する主走査幅検出手段と、該主走査幅検出手段により検出した主走査幅に対して1ランク大きいサイズの定型原稿を選択する選択手段と、該選択手段により選択した定型原稿の副走査幅と実際の原稿の副走査幅を比較し、実際の原稿の副走査幅が認識した定型原稿の副走査幅よりも長い場合に、複写動作を中断してオペレータに警告を通知する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、1ランク大きいサイズの定型原稿を認識するに際し、主走査幅のみ判断するか主走査幅と副走査幅の両方を判断するかを任意に切り替え設定するための操作パネルを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005250190A JP2007067721A (ja) | 2005-08-30 | 2005-08-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005250190A JP2007067721A (ja) | 2005-08-30 | 2005-08-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007067721A true JP2007067721A (ja) | 2007-03-15 |
Family
ID=37929417
Family Applications (1)
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JP2005250190A Pending JP2007067721A (ja) | 2005-08-30 | 2005-08-30 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007067721A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016001396A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置、システム及びプログラム |
-
2005
- 2005-08-30 JP JP2005250190A patent/JP2007067721A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016001396A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置、システム及びプログラム |
US9516189B2 (en) | 2014-06-11 | 2016-12-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing apparatus, system, and non-transitory computer readable medium for generating code image expressing acquired attribute information |
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