JP2007062032A - 熱転写プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 大容量のインクリボンを用いた場合でも張力の制御を適切に行うことができる熱転写プリンタを提供すること。
【解決手段】 本発明は、サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに押し付けられ、前記サーマルヘッドとの間で転写領域を形成するプラテンローラと、回転軸を中心に回転することにより、前記転写領域にインクリボンを供給する供給コアと、前記回転軸のトルクをトルク制限値に保つトルクリミッタと、前記供給コアにおけるインクリボンの残量を算出する残量算出手段と、制御信号に従って動作し、前記トルクリミッタのトルク制限値を減少させる負担トルクを発生し、発生した負担トルクを前記トルクリミッタに伝達する負担トルク発生手段と、前記残量算出手段により測定されたインクリボンの残量が減少するに従って、前記負担トルクを増大させる制御信号を、前記負担トルク発生手段に出力する張力制御手段とを有する熱転写プリンタを提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに押し付けられ、前記サーマルヘッドとの間で転写領域を形成するプラテンローラと、回転軸を中心に回転することにより、前記転写領域にインクリボンを供給する供給コアと、前記回転軸のトルクをトルク制限値に保つトルクリミッタと、前記供給コアにおけるインクリボンの残量を算出する残量算出手段と、制御信号に従って動作し、前記トルクリミッタのトルク制限値を減少させる負担トルクを発生し、発生した負担トルクを前記トルクリミッタに伝達する負担トルク発生手段と、前記残量算出手段により測定されたインクリボンの残量が減少するに従って、前記負担トルクを増大させる制御信号を、前記負担トルク発生手段に出力する張力制御手段とを有する熱転写プリンタを提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、熱転写プリンタに関する。特に、本発明は、熱転写プリンタにおいて、インクリボン(インクシート)の張力を制御する技術に関する。
図7は、従来技術に係る熱転写プリンタの構成を示す図である。インクリボン120上に塗布された複数色のインク(染料)は、サーマルヘッド130で加熱されることにより印刷用紙141上に転写される。転写後のインクリボン120と印刷用紙141は、剥離プレート131により分離される。印刷用紙141は、排紙ローラ114およびピンチローラ115により搬送される。
ここで、インクの転写時にインクリボン120の張力が変動するとシワが発生してしまう。インクリボン120にシワが発生するのを防止するために、サーマルヘッド130の上流(供給コア121側)からも張力(バックテンション)が与えられる。しかし、サーマルヘッド130の上流から与えられる張力が大きくなり過ぎると、印刷用紙141にかかる負荷が増大してしまう。用紙にかかる負荷が増大すると、印刷用紙141と排紙ローラ114、115がスリップしてしまい、各色のプリント位置がずれてしまうという問題があった。この現象は一般に「色ズレ」と呼ばれている。色ズレは印刷される画像の画質の低下を招くので、色ズレの起こらない熱転写プリンタが要求されている。
色ズレを防止する、すなわち、サーマルヘッド130の上流から与えられる張力を制御する技術として、トルクリミッタを用いてサーマルヘッド130の上流から与えられる張力を制御する技術が知られている。
図8は、従来技術に係る、トルクリミッタを用いた張力制御機構の構成を示す図である。トルクリミッタ200は、ギア191およびギア192を介して供給コア121に接続されている。トルクリミッタ200により、供給コア121の軸トルクは一定に保たれる。図8に示される張力制御機構は、供給コア121の軸トルクは一定に保つことにより張力を一定に保つ、すなわち、張力が過大になるのを防ぐものである。
図8は、従来技術に係る、トルクリミッタを用いた張力制御機構の構成を示す図である。トルクリミッタ200は、ギア191およびギア192を介して供給コア121に接続されている。トルクリミッタ200により、供給コア121の軸トルクは一定に保たれる。図8に示される張力制御機構は、供給コア121の軸トルクは一定に保つことにより張力を一定に保つ、すなわち、張力が過大になるのを防ぐものである。
近年、消耗品交換の頻度を少なくするため、消耗品は大容量のものが用いられる傾向にある。インクリボンも例外ではなく、大容量のインクリボンが用いられている。供給コア121に巻かれているインクリボンの径(以下、「供給インクリボン径」という)は、消費されるにつれ小さくなっていく。つまり、大容量のインクリボンは、使用開始時と使用終了時の直前とでは、その供給インクリボン径が大きく変わることになる。
図8に示される張力制御機構においては、トルクリミッタ200により軸トルクは一定に保たれる。しかし、軸トルクが一定であっても、インクリボン120においてサーマルヘッド130の上流から与えられる張力は、供給インクリボン径によって変化する。供給インクリボン径が大きい場合(使用開始間もない時期)は、張力が不足してしまう。張力が不足すると、インクリボン120にシワが発生し、インクが転写されない部分(「色抜け」)が発生する。一方、供給インクリボン径が小さくなった場合(使用終了直前)は、張力が過大となってしまう。張力が過大になると、先ほど説明したように色ズレが発生してしまう。このように、トルクリミッタを用いた張力制御機構では、大容量のインクリボンを用いた場合、張力の制御を適切に行うことができないという問題があった。
この他、インクリボンの張力の変動による画質の低下を防止する技術としては、例えば特許文献1に記載の技術がある。特許文献1は、インクリボンの使用量に応じてサーマルヘッドに供給するパルスの時間幅を制御する技術を開示している。
特開2003−165242号公報
特許文献1は、インクリボンの張力の変動によらず画像のガンマ特性を一定にする技術に関するものであり、インクリボンの張力変動を制御する技術に関するものではなかった。したがって、特許文献1に記載の技術によっても、大容量のインクリボンを用いた場合、張力の制御を適切に行うことができないという問題は解決されない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、大容量のインクリボンを用いた場合でも張力の制御を適切に行うことができる熱転写プリンタを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに押し付けられ、前記サーマルヘッドとの間で転写領域を形成するプラテンローラと、回転軸を中心に回転することにより、前記転写領域にインクリボンを供給する供給コアと、前記回転軸のトルクをトルク制限値に保つトルクリミッタと、前記供給コアにおけるインクリボンの残量を算出する残量算出手段と、制御信号に従って動作する負担トルク発生手段であって、前記トルクリミッタのトルク制限値を減少させる負担トルクを発生し、発生した負担トルクを前記トルクリミッタに伝達する負担トルク発生手段と、前記残量算出手段により測定されたインクリボンの残量が減少するに従って、前記負担トルクを増大させる制御信号を、前記負担トルク発生手段に出力する張力制御手段とを有する熱転写プリンタを提供する。
この熱転写プリンタによれば、インクリボンにかかるバックテンションはインクリボンの残量に応じて制御される。したがって、大容量のインクリボンを用いた場合でも張力の制御を適切に行うことができる。
この熱転写プリンタによれば、インクリボンにかかるバックテンションはインクリボンの残量に応じて制御される。したがって、大容量のインクリボンを用いた場合でも張力の制御を適切に行うことができる。
好ましい態様において、この熱転写プリンタは、前記回転軸に取り付けられ、複数のスリットを有するスリットプレートと、前記複数のスリットのうち、所定の位置を通過したスリットの数を計測するスリット数計測手段とをさらに有し、前記残量算出手段が、前記インクリボンを所定量供給した間に前記所定の位置を通過したスリットの数から前記インクリボンの残量を算出してもよい。
別の好ましい態様において、この熱転写プリンタは、前記負担トルク発生手段がDCモータであり、前記制御信号が、パルス幅変調方式により前記DCモータのデューティ比を制御する信号、または、電圧変調方式により前記負担トルクを制御する信号であってもよい。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱転写プリンタ100の構成を示す図である。熱転写プリンタ100は概ね、紙送り機構110と、インクリボン120と、インクリボン送り機構150と、サーマルヘッド130と、用紙カセット140とによって構成されている。また、熱転写プリンタ100は図示しないパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)からの画像データによって駆動される。なお、熱転写プリンタ100は、メモリカード等から画像データを読み出すメモリカードインターフェースを有し、読み出した画像データによって駆動される構成としてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱転写プリンタ100の構成を示す図である。熱転写プリンタ100は概ね、紙送り機構110と、インクリボン120と、インクリボン送り機構150と、サーマルヘッド130と、用紙カセット140とによって構成されている。また、熱転写プリンタ100は図示しないパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)からの画像データによって駆動される。なお、熱転写プリンタ100は、メモリカード等から画像データを読み出すメモリカードインターフェースを有し、読み出した画像データによって駆動される構成としてもよい。
紙送り機構110は、サーマルヘッド130を境に給紙側と排出側とに分かれる。紙送り機構110は、給紙側に配置された給紙ローラ111およびピンチローラ112と、サーマルヘッド130と対向する位置に配置されたプラテンローラ113と、排出側に配置された排紙ローラ114およびピンチローラ115とによって構成されている。紙送り機構110は、給紙ローラ111とピンチローラ112との間、サーマルヘッド130とプラテンローラ113との間、排紙ローラ114とピンチローラ115との間を介して後述する印刷用紙141を順次搬送する。
給紙ローラ111、プラテンローラ113および排紙ローラ114は、例えばステッピングモータ等の駆動源(図示略)によって回転駆動される。この駆動源を駆動させることにより給紙ローラ111、プラテンローラ113および排紙ローラ114を時計方向に回転させたときには、印刷用紙141が送り方向Fに搬送され、一方、反時計方向に回転させたときには、印刷用紙141が戻し方向Rに搬送される。
インクリボン送り機構150は、供給コア121から巻取コア122までインクリボン120を搬送する。インクリボン120の両端は供給コア121および巻取コア122に巻回されている。巻取コア122は、例えばDCモータ等の駆動源によって時計方向に回転してインクリボン120を巻取る。これにより、インクリボン120は送り方向fに搬送される。未使用のインクリボン120は、供給コア121に巻かれている。供給コア121および未使用のインクリボン120からなる回転体の半径を「供給リボン径」といい、符号rを用いて表す。
図2は、インクリボン120の構成を示す図である。インクリボン120は、薄いベースフィルム120aと、ベースフィルム120aの長手方向に、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、およびC(シアン)の各色の染料が順番に繰り返し塗布された染料層120Y、120Mおよび120Cとからなる。ベースフィルム120a上において、各染料層の間には、マークパターンMが形成されている。マークパターンMは、インクリボン120の頭出しを行う際に用いるものである。マークパターンMは、一定の間隔で配置されている。
本実施形態において、インクリボン120の染料としては、熱によって昇華し得る染料を用いている。インクリボン120を用いた熱転写プリンタ100においては、サーマルヘッド130の温度調整により、印刷濃度のレベルを変える階調印刷を行うことができる。これにより、印刷用紙141には高品位なカラー画像が形成される。
再び図1を参照して説明する。インクリボン送り機構150も紙送り機構110と同様に、サーマルヘッド130を境に、供給側と排出側とに分かれる。サーマルヘッド130と供給コア121との間には、供給側ガイドローラ123、サーマルヘッド130と巻取コア122との間には排出側ガイドローラ124が配置されている。
サーマルヘッド130は、基板に複数個の発熱体(いずれも図示略)が列設されたものである。サーマルヘッド130は、図示しない昇降機構によってプラテンローラ113に対して離間または圧接される。サーマルヘッド130の近傍には、剥離プレート131が設けられている。剥離プレート131は、サーマルヘッド130の送り方向F側に備え付けられている。剥離プレート131は、サーマルヘッド130により印刷用紙141に染料を転写したインクリボン120の上側から当接される。これにより、剥離プレート131は、インクリボン120の搬送の軌道を印刷用紙141の搬送の軌道から引き離す。つまり、インクリボン120はこの剥離プレート131を支点にして印刷用紙141から剥離される。剥離プレート131の下流には、マークセンサ210が設けられている。マークセンサ210は、インクリボン120のマークパターンMを検出するセンサである。
用紙カセット140は、定型(例えば、A4、A5等)の印刷用紙141を多数枚収納するものである。この印刷用紙141は、図示しないシートフィーダにより一枚ずつ取り出されて用紙搬送路116を通して搬送される。搬送された印刷用紙141上には、サーマルヘッド130とプラテンローラ113の間の画像形成領域において各色の染料が転写されカラー画像が形成される。
図3は、供給コア121周辺の構造の詳細を示す図である。トルクリミッタ200は、供給コア121の回転軸170のトルクを負荷トルクTlに制限する機能を有する。張力制御モータ220は、制御信号に従ってトルクリミッタ200に負担トルクTmを与える。プリント中、張力制御モータ220の回転方向は、図3中A方向である。供給コア121とトルクリミッタ200とは、ギア192およびギア191で連結されている。トルクリミッタ200と張力制御モータ220とは、ギア191およびギア221を介して連結されている。
供給コア121の回転軸170には、スリットプレート230が取り付けられている。スリットプレート230には、その円形の外縁に沿って複数のスリットが設けられている。フォトインタラプラ240は、LEDとフォトトランジスタ(またはフォトダイオード)とを有する。フォトインタラプラ240は、LEDとフォトトランジスタの間をスリットが通過すると、スリットが通過したことを示す信号を出力する。
図4は、熱転写プリンタ100の機能構成を示す図である。モータドライバ250は、制御部260の制御下で張力制御モータ220を駆動するための制御信号を出力する。本実施形態において、モータドライバ250は、定電圧パルス変調(Pulse Wave Modulation、PWM)方式の制御信号を出力する。なお、PWM方式に代わり電圧変調方式を用いてもよい。フォトインタラプラ240は、スリットが通過したことを示す信号を制御部260に出力する。制御部260は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサおよびRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリから構成される。制御部260は、熱転写プリンタ100の各構成要素を制御する。
図5は、本実施形態に係るトルクの制御方法を示す図である。図5においては、供給リボン径が減少する方向を正方向としている。rsは使用開始時(新品時)の供給リボン径を、reは使用終了時(リボンを使い切ったとき)の供給リボン径を示している。プリント動作中、制御部260は、供給リボン径rに応じて張力制御モータ220の負担トルクを制御する。具体的には、制御部260は、図5に示されるように、供給リボン径が減少するにつれて負担トルクTm(の大きさ)が増大するように張力制御モータ220を制御する信号を、モータドライバ250に出力させる。トルクリミッタ200の負荷トルクTlと、張力制御モータ220の負担トルクTmとは、互いに反対方向を向いている。したがって、従来技術によれば、供給リボン径rによらず負荷トルクTl、すなわち軸トルクTbは一定であるのに対し、本実施形態においては、回転軸170の軸トルクTb(=Tl−Tm)は、負担トルクTmの大きさが増大するにつれて小さくなる。なお、インクリボン120がたわむのを防止するため、Tl>Tmの条件が満たされている必要がある。
図6は、インクリボン120にかかる張力(バックテンション)を示す図である。従来技術によれば、バックテンションFb1は、供給リボン径rが減少するにつれ増大してしまった。本実施形態によれば、供給リボン径によらず、バックテンションFb2を一定に保つことができる。これにより、色ズレのない熱転写プリンタを提供することができる。
供給リボン径、すなわちインクリボン120の残量は、例えば次のように算出される。制御部260は巻取コア122を回転させるDCモータ(図示略)を回転させる。インクリボン120は巻取コア122に巻き取られる。マークセンサ210は、インクリボン120上のマークパターンMを検出すると、マークパターンMを検出したことを示す信号を制御部260に出力する。マークパターンMはインクリボン120上において一定の間隔で配置されているので、制御部260はマークセンサ210から出力される信号によりインクリボン120が供給された量を算出する。また、制御部260は、フォトインタラプラ240から出力される信号により、フォトインタラプラ240の位置を通過したスリットの数を計測する。スリットの数は回転軸170の回転角に対応する。制御部260は、計測したスリットの数から、回転軸170の回転角を算出する。制御部260は、算出したインクリボンの供給量(=供給コア121に巻かれているインクリボン120の径)、および回転軸170の回転角(=供給コア121の回転角)から、供給リボン径を算出する。制御部260は算出した供給リボン径をメモリに記憶する。供給リボン径の算出は、あらかじめ決められた量のインクリボン120が供給されたときのスリットの数に基づいて算出されてもよい。
なお、マークパターンMが無いインクリボンを用いるプリンタの場合、マークセンサ210に代わって各染色層の色を識別するセンサを用いればよい。
プリント中は上述のようにして供給リボン径を算出すればよいが、プリント前はインクリボン120が巻き取られないので、インクリボン120を空送りすることにより供給リボン径を算出してもよい。例えば、熱転写プリンタ100の電源投入時、あるいは消耗品を交換するため筐体のメンテナンスカバー(図示略)が開閉された時に供給リボン径を算出する構成としてもよい。また、インクリボンを所定量供給し、供給リボン径の算出を行った後、供給コア121を駆動するDCモータおよび張力制御モータ220を逆回転し、インクリボンを空送りした分を元に戻してもよい。
プリント中は上述のようにして供給リボン径を算出すればよいが、プリント前はインクリボン120が巻き取られないので、インクリボン120を空送りすることにより供給リボン径を算出してもよい。例えば、熱転写プリンタ100の電源投入時、あるいは消耗品を交換するため筐体のメンテナンスカバー(図示略)が開閉された時に供給リボン径を算出する構成としてもよい。また、インクリボンを所定量供給し、供給リボン径の算出を行った後、供給コア121を駆動するDCモータおよび張力制御モータ220を逆回転し、インクリボンを空送りした分を元に戻してもよい。
上述の実施形態においては、DCモータを用いてトルクリミッタ200に負担トルクを与える構成としたが、ACモータ等、他のトルク発生装置を用いる構成としてもよい。
100…熱転写プリンタ、110…紙送り機構、111…給紙ローラ、112…ピンチローラ、113…プラテンローラ、114…排紙ローラ、115…ピンチローラ、120…インクリボン、121…供給コア、122…巻取コア、123…供給側ガイドローラ、124…排出側ガイドローラ、130…サーマルヘッド、131…剥離プレート、140…用紙カセット、141…印刷用紙、150…インクリボン送り機構、170…回転軸、191…ギア、192…ギア、200…トルクリミッタ、210…マークセンサ、220…張力制御モータ、221…ギア、230…スリットプレート、240…フォトインタラプラ、250…モータドライバ、260…制御部
Claims (3)
- サーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドに押し付けられ、前記サーマルヘッドとの間で転写領域を形成するプラテンローラと、
回転軸を中心に回転することにより、前記転写領域にインクリボンを供給する供給コアと、
前記回転軸のトルクをトルク制限値に保つトルクリミッタと、
前記供給コアにおけるインクリボンの残量を算出する残量算出手段と、
制御信号に従って動作する負担トルク発生手段であって、前記トルクリミッタのトルク制限値を減少させる負担トルクを発生し、発生した負担トルクを前記トルクリミッタに伝達する負担トルク発生手段と、
前記残量算出手段により測定されたインクリボンの残量が減少するに従って、前記負担トルクを増大させる制御信号を、前記負担トルク発生手段に出力する張力制御手段と
を有する熱転写プリンタ。 - 前記回転軸に取り付けられ、複数のスリットを有するスリットプレートと、
前記複数のスリットのうち、所定の位置を通過したスリットの数を計測するスリット数計測手段と
をさらに有し、
前記残量算出手段が、前記インクリボンを所定量供給した間に前記所定の位置を通過したスリットの数から前記インクリボンの残量を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。 - 前記負担トルク発生手段がDCモータであり、
前記制御信号が、パルス幅変調方式により前記DCモータのデューティ比を制御する信号、または、電圧変調方式により前記負担トルクを制御する信号である
ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005247439A JP2007062032A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005247439A JP2007062032A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007062032A true JP2007062032A (ja) | 2007-03-15 |
Family
ID=37924817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005247439A Abandoned JP2007062032A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007062032A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201257A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Sinfonia Technology Co Ltd | サーマルプリンタ |
JP2011207109A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sinfonia Technology Co Ltd | サーマルプリンタ |
WO2020054007A1 (ja) | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 三菱電機株式会社 | 熱転写型プリンター |
-
2005
- 2005-08-29 JP JP2005247439A patent/JP2007062032A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201257A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Sinfonia Technology Co Ltd | サーマルプリンタ |
JP2011207109A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sinfonia Technology Co Ltd | サーマルプリンタ |
WO2020054007A1 (ja) | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 三菱電機株式会社 | 熱転写型プリンター |
US11007792B2 (en) | 2018-09-13 | 2021-05-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Thermal transfer printer |
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