JP2007061823A - 熱間スラブの板厚圧下方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】板厚圧下プレスによってスラブの板厚方向圧下を行うに際して、良好な生産性を保持しつつ、板厚方向圧下時の幅広がりW、幅分布ΔWを低減して、エッジャー等の幅修正加工の縮小化やトリム代の低減による歩留まり向上を可能とする熱間スラブの板厚圧下方法を提供する。
【解決手段】送り量Lfと接触長Ldの比Lf/Ldが0.6以上となるようにし、板厚圧下中に金型2とスラブ1の接触面がスラブ進行方向上流側から下流側へ移り変わるように、下流側圧下面19がスラブ進行方向と平行になるまで金型2を回動させながら圧下を行う。
【選択図】図1
【解決手段】送り量Lfと接触長Ldの比Lf/Ldが0.6以上となるようにし、板厚圧下中に金型2とスラブ1の接触面がスラブ進行方向上流側から下流側へ移り変わるように、下流側圧下面19がスラブ進行方向と平行になるまで金型2を回動させながら圧下を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、熱間スラブに単一パスで板厚方向の大圧下を可能とする板厚圧下方法に関する。
2本の圧延ロール間でスラブを圧延する通常の圧延機では、噛込角の限界から1パスでの大圧下は困難である。そのため、例えば250mm程度の厚さの熱間スラブを30〜50mm程度のシートバーに圧下する熱間圧延プロセスの粗圧延ラインでは、通常、2〜5基の圧延機を直列に配置し、スラブを往復動させて圧延するリバースを含めて5〜7パス程度の圧延が行われるが、本設備の導入には多額の設備費が必要であり、また設備長が長くなる等の問題がある。
一方、1パスで大圧下が可能な圧延手段として、多数の遊星ロールを具備したプラネタリーミルが提案されている。しかし、プラネタリーミルでは小径ロールが高速で被圧延材に当たるため、衝撃が大きく、ベアリング寿命が短いことから頻繁にメンテナンスが必要となる等、量産型設備には適さないという問題があった。
上述した問題を解決するために、1パスで大圧下が可能な熱間スラブの圧下手段として、従来の幅圧下プレスを板厚圧下に適用した板厚圧下プレス装置が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
図6は、特許文献1に開示されている熱間スラブプレス装置である。この装置は、スラブSを挟んで上下に設けられた金型50、50と、各金型ごとに設けられた金型を上下および前後に揺動させるスライダー51、51と、このスライダーを駆動する駆動装置とを備え、前記スライダーは、スラブ幅方向に中心軸を有する円孔52、52が設けられた本体53、53と、この円孔に嵌合する第1軸とこの第1軸より小径の第2軸で第1軸と中心軸をずらして構成されたクランク54、54とを有し、この第2軸が前記駆動装置で回動駆動されることを特徴としている。特許文献1に開示されている熱間スラブプレス装置では、特許文献2に開示されているように、スラブの進行方向に対し入側方向に拡開傾斜したテーパ部55と該テーパ部と連続し前記進行方向と平行な平行部56からなる主加工面をもつ金型を用いている。これらの圧下方法では、圧下にともない金型とスラブがスリップすることを防止するため、スラブと金型の接触開始面が、前記テーパ部と平行部間の遷移領域及び前記平行部の一部であることを特徴とする。
また、図7は特許文献3に開示されている板厚圧下装置である。この装置は、被成形材料Sの上下から、スラブ進行方向の側方から見て当該スラブ進行方向に向かって凸曲面状の成形面61、61を有する金型60、60を、同調してスラブ進行方向に近接させながら成形面の被成形材料に接する部分がスラブ進行方向下流側からスラブ進行方向上流側へ移り変わるように揺動させて被成形材料を板厚方向に圧下成形することを特徴とする板厚圧下方法が開示されている。
特開平11−239832号公報、特許請求の範囲など
特開2000−254702号公報、特許請求の範囲など
特開平11−90502号公報、特許請求の範囲など
しかし、特許文献1、2に記載されているような従来の板厚圧下プレス技術では、単一パスでスラブに大きな圧下量を与えることができるが、以下のような問題点を有していた。
すなわち、特許文献1、2に開示されているような図6の熱間スラブプレス装置では、上下の金型の平行部がスラブSと平行となるように設定されており、金型50、50の圧下動作に伴い、スラブと金型が接触してから板厚方向圧下の下死点に至るまで、金型とスラブの接触長は漸次増大する。ここで、金型とスラブの接触長とは図10に示すごとく、板厚方向圧下下死点でのスラブと金型の全接触長さLdである。本発明者らの知見によれば、金型とスラブの接触長Ldが大きくなると、圧下後のスラブの幅広がりWが大きくなる。ここで、幅広がりWとは図8に示すごとく板厚圧下後の熱間スラブの最大幅W1と板厚圧下前の熱間スラブの幅W0との差である。また、板厚圧下プレス装置は断続加工であるので、断続的に幅広がりが発生し、長手方向の幅分布ΔWも大きくなることは避けられない。ここで、幅分布ΔWとは図8に示すごとく、長手方向に断続的に生ずる幅広がりの変動量であり、板厚圧下後の熱間スラブの最大幅W1と最小幅W2の差である。
従って、このように幅広がりWや長手方向の幅分布ΔWが大きなスラブを所望の一定幅に成形するには、板厚圧下プレス装置による板厚圧下の後にエッジャーによる大きな幅修正加工が必須となり、エネルギーロスとなる。もしくは、板幅端部はトリムされ、幅分布ΔWが大きい場合にはトリム代が大きくなり、歩留まりが低下する。したがって、この長手方向の断続的な幅分布ΔWを低減させることが望まれる。
本発明者らの知見によれば、スラブの幅広がりW、幅分布ΔWを低減するためには、金型とスラブの接触長Ldを低減する、すなわち単一パス間のスラブの下流側への送り量を小さく設定すればよい。ここで、送り量とは図10に示すごとく単一パスあたり(圧下動作1回あたり)のスラブの進行方向へ進めた量Lfである。
しかし、送り量Lfを小さく設定すると、単一パスあたりの加工長さが短くなり、生産性が低下するという問題や、特許文献2に示されているように、圧下開始時に金型とスラブ間でスリップが発生するという問題がある。
一方、特許文献3に開示されている図7の板厚圧下装置では、円弧上の圧下面を有する金型60、60を、金型とスラブとの接触面がスラブ進行方向下流側からスラブ進行方向上流側へ移り変わるように揺動させながら圧下するが、その目的は、金型とスラブの接触長Ldを短縮し圧下荷重を低減することであり、金型揺動の挙動とスラブの幅変化の関係についてはなにも記載されていない。また、圧下に伴うスラブの後進が大きく、それを補償する機構が必要となり、金型を揺動させるための装置機構が非常に複雑とならざるを得ない。
さらに、特許文献3のごとく金型の成形面を凸曲面状とした場合、金型を揺動させて圧下しても、図9に示すごとく圧下後の板厚分布が凹凸となりやすい。しかも、通常、金型の成形面がある程度摩耗した後には、切削加工あるいは研削加工にて成形面の再仕上げを実施するが、凸曲面状の加工には長時間を要する。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、板厚圧下プレスによってスラブの板厚方向圧下を行うに際して、良好な生産性を保持しつつ、板厚方向圧下時の幅広がりW、幅分布ΔWを低減して、エッジャー等の幅修正加工の縮小化やトリム代の低減による歩留まり向上を可能とする熱間スラブの板厚圧下方法を提供することを目的としている。
本発明者等は、上記課題を解決するために、熱間スラブの板厚圧下における幅広がりWと幅分布ΔWを小さくする手段について鋭意検討した結果、圧下動作1回あたりの送り量Lfと金型とスラブの接触長Ldとの比Lf/Ldが所定の値となるようにし、板厚圧下中に金型とスラブの接触面がスラブ進行方向上流側から下流側へ移り変わるように金型を回動させることによって、生産性を損なうことなく、幅広がりWと幅分布ΔWを低減させることが可能であることを見出した。
本発明はこのような知見に基づきなされたもので、以下のような特徴を有する。
(1)熱間スラブの進行方向に対し入側方向に拡開傾斜した上流側圧下面及びこの上流側圧下面と連続し前記進行方向にむけて拡開傾斜した下流側圧下面を有し、熱間スラブを挟んで上下に対峙して設けられた一対の金型を用いて熱間スラブを断続的に板厚方向に圧下する熱間スラブの板厚圧下方法であって、
板厚方向の圧下動作1回あたりの熱間スラブの送り量Lfと金型とスラブの接触長Ldとの比Lf/Ldが0.6以上となるようにし、前記金型を板厚方向に圧下して上流側圧下面及び下流側圧下面によりスラブの圧下動作を開始するとともに、圧下に伴いスラブとの接触面が下流側に移り変わるように、下流側圧下面がスラブ進行方向と平行になるまで金型を回動させながら圧下動作の下死点まで金型を圧下することを特徴とする熱間スラブの板厚圧下方法。
板厚方向の圧下動作1回あたりの熱間スラブの送り量Lfと金型とスラブの接触長Ldとの比Lf/Ldが0.6以上となるようにし、前記金型を板厚方向に圧下して上流側圧下面及び下流側圧下面によりスラブの圧下動作を開始するとともに、圧下に伴いスラブとの接触面が下流側に移り変わるように、下流側圧下面がスラブ進行方向と平行になるまで金型を回動させながら圧下動作の下死点まで金型を圧下することを特徴とする熱間スラブの板厚圧下方法。
(2)前記金型を回動する角度を6°〜40°とすることを特徴とする前記(1)に記載の熱間スラブの板厚圧下方法。
本発明の熱間スラブの板厚圧下方法によると、良好な生産性を保持しつつ、スラブの板厚方向圧下時の幅広がりW、幅分布ΔWを従来技術と比較して大幅に低減することが可能である。これにより、エッジャー等の幅修正加工の縮小可能となる、トリム代の低減により歩留まり向上となる、より一層の大圧下が可能となる、硬質材の大圧下が可能となる、設備をコンパクトにすることができる等、多くの面で大きな効果が期待できる。
以下、本発明の実施形態について図1、図2を参照して説明する。
図1に示す本発明の実施形態では、図2に示すごとく金型2がスラブ進行方向に対して上流側圧下面18が角度θ、下流側圧下面19が角度φだけ傾いた状態にて圧下上死点位置(金型2がスラブ1から最も離れる位置)からスラブ1の圧下を開始し、圧下下死点(金型2がスラブ1を最も圧下する位置)まで、圧下方向に金型2を上下に移動させるとともに、金型2とスラブ1の接触面がスラブ進行方向の下流側に移り変わるように図中の矢印方向(以下、順回動方向とよび、逆向きの回動方向を逆回動方向とよぶ)に金型2を角度φだけ回動させている。
上記のような板厚圧下を行うことによって、本実施形態では、図6に示すような平行部を有する金型を用いる技術(以下、従来技術という)に比べて、スラブ1と金型2の接触長Ldを短くすることができる。
図4は、下流側圧下面19の傾斜角度φ(すなわち、金型2の回動角度φ)による接触長Ldの変化を示したものであり、従来技術の場合の接触長Ldを1としている。なお、従来技術の場合の接触長Ldの定義は前述の図10に示すとおりであるが、本実施形態における接触長Ldは、圧下下死点において金型を角度φ回動させた後の図11の状態で定義する。
このように、本実施形態では、従来技術に比べて、スラブ1と金型2の接触長Ldを短くすることができるが、金型2の回動角度φは6°〜40°とするのが好ましい。角度φが小さすぎると接触長Ldを短くする効果が小さい、すなわち幅広がりWと幅分布ΔWの低減効果が小さい。エッジャーによる幅修正加工の縮小効果として、幅広がりWについて25%、幅分布ΔWについて60%の縮小効果が得られる接触長の比が、本発明者らの実験により、従来技術に対して0.9以下となればよいことがわかった。すなわち、図4より角度φは6°以上が必要である。好ましくは角度φは9°以上がよい。一方、角度φを過大に大きくしても、接触長Ldを短くする効果、すなわち、幅広がりWと幅分布ΔWの低減効果が飽和傾向となる一方、機構が大規模となるため、角度φの上限を40°とした。より好ましくは角度φの上限は25°である。
なお、上流側圧下面18の傾斜角度θは、特に限定されるものではないが、好ましくは15°〜35°、特に好ましくは20°〜30°がよい。これは、角度θが小さすぎると接触長Ldが長くなるため荷重と幅広がりが増大し、また角度θが大きすぎると上流側圧下面18と材料間の接触が不安定となり、安定したプレス加工が難しくなるという問題があるためである。
そして、このような本実施形態における従来技術に対する幅広がりWおよび幅分布ΔWの低減効果は、図5に示すように、送り量Lf/接触長Ldが0.6以上の場合に得られる。
図5は、送り量Lf/接触長Ldを横軸にして、本実施形態と従来技術での幅広がりWおよび幅分布ΔWを比較したものである。送り量Lf/接触長Ldの増加により、本実施形態でも従来技術でも、幅広がりW、幅分布ΔWは増加するが、送り量Lf/接触長Ldが0.6以上において、従来技術に比べ本実施形態の方が、幅広がりW、幅分布ΔWともに低減し、送り量Lf/接触長Ldが大きくなればなるほど、本実施形態による低減効果が増大する。
したがって、本実施形態においては、送り量Lf/接触長Ldが0.6以上となるようにして、スラブの板厚圧下を行う。
なお、送り量Lf/接触長Ldを大きくするということは、送り量Lfを大きくする方向であるので、生産性を損なうこともない。
このように、本実施形態においては、送り量Lf/接触長Ldが0.6以上となるようにし、板厚圧下中に金型2とスラブ1の接触面がスラブ進行方向上流側から下流側へ移り変わるように、下流側圧下面19がスラブ進行方向と平行になるまで金型2を回動させながら圧下を行っているので、生産性を損なうことなく、幅広がりWと幅分布ΔWを効率的に低減させることができる。
図3は、本発明の実施形態による熱間スラブの圧下方法を実現するための金型回動機構の一例を示す説明図である。金型2は、金型受け4との接触面が円弧上となっており、金型受け4とは円筒コロ8を介して接触するように金型回動軸10にて変位を固定され、回動運動のみが可能となっている。また、金型2は油圧シリンダー11と回動軸を会して連結されており、油圧シリンダー11の上下運動により、金型回動軸10を軸とした回動運動を行う。また、金型2の回動範囲は、金型受台17によって上流側圧下面18が逆回動方向位置が拘束されることにより制限される。この時、図3には示していないが、金型2が設置されている金型受け4の上下運動は、図6に示した従来の熱間スラブプレス装置に用いられている偏心運動による圧下動作の他、単純な上下方向の圧下運動のいずれでもよく、板厚方向の圧下動作間のスラブ進行方向へのスラブ送りはピンチロール12によって行えばよい。
以下、図1の熱間スラブの圧下方法の実施形態に関し、図3の金型回動機構を用いてその動作を説明する。
図1の実施形態では、圧下上死点位置において金型2は油圧シリンダー11にてその下流側連結部を引き上げられて逆回動方向に回動し、金型受台17にて回動が固定された状態となっている。圧下上死点位置より、上下方向への圧下を開始するとともに、油圧シリンダー11により金型2の下流側端連結部を押し出しながら順方向に回動させ、圧下下死点位置にて金型回動角度がφとなるように、圧下と回動を同時に行う。この際、油圧シリンダー11の最大ストロークにて金型回動角がφとなる、すなわち下流側圧下面19が水平となるように設定しておけばよく、圧下動作位置に応じて金型回動角を制御すればよい。パス間、すなわち上下の金型を離反させて圧下上死点位置まで移動させるまでの間に、ピンチロール12にてスラブ1を所定の送り量だけ、送り、油圧シリンダー11によって金型2の下流側端連結部を引き上げて逆回動方向に回動させ、金型受台17にて回動が固定された状態とする。以下、本動作を連続して実施することにより、長手方向全長に渡る熱間スラブの圧下を行う。
なお、本発明における金型の回動は、図3に示す金型回動機構を用いることに限定されるものではなく、例えばリンク機構によりその回動動作を実現してもよい。
本発明例として、図3に示した金型回動機構を備えた板厚圧下プレス装置を用い、前述の実施形態にて熱間スラブの板厚圧下を行い、比較例として、図6に示した従来の板厚圧下装置を用いて熱間スラブの板厚圧下を行い、スラブの圧下後の幅広がりWと幅分布ΔWについて両者を比較した。対象としたスラブは、実機のスラブの1/10モデル比であり、板厚25.4mm、板幅100mm、長さ900mmの普通鋼である。
まず、本スラブを加熱炉にて1200℃まで加熱した後に加熱炉から抽出し、搬送テーブルにて板厚圧下プレス装置まで搬送し、板厚方向の圧下を開始し、送り量Lf/接触長Ldを0.6〜0.8の範囲で変更した。この際、圧下開始後のスラブ温度は1100℃程度であり、板厚8.9mmまで圧下を行った(圧下率約65%)。金型形状は図2に示した形態のものを使用したが、上流側圧下面の傾斜角θを20°で一定とし、下流側圧下面の傾斜角(金型回動角度)φを9.2°とした。
その結果、図5に示したものと同様の幅広がりWと幅分布ΔWの低減効果が得られた。具体的には、送り量Lfが40mmの場合、比較例では送り量Lf/接触長Ldが0.64であることから、幅広がりWに関しては、比較例が9mmであったのに対し、本発明例では、送り量Lf/接触長Ldが0.73となり、このときの幅広がりWは6.5mmであり、比較例に比べ約28%の幅広がりWの低減効果があった。また、幅分布Δに関しては、比較例が2.5mmであったのに対し、本発明例では1mmであり、比較例に比べ約60%の幅分布ΔWの低減効果があった。
1 スラブ
2 金型
3 スライダー
4 金型受け
5 本体
6 円孔
7 クランク
8 円筒コロ
9 フレーム
10 金型回転軸
11 油圧シリンダー
12 ピンチロール
13 テーブルローラ
14 ロッド
15 金型前後動機構
16 ハウジング
17 金型回転受台
18 上流側圧下面
19 下流側圧下面
2 金型
3 スライダー
4 金型受け
5 本体
6 円孔
7 クランク
8 円筒コロ
9 フレーム
10 金型回転軸
11 油圧シリンダー
12 ピンチロール
13 テーブルローラ
14 ロッド
15 金型前後動機構
16 ハウジング
17 金型回転受台
18 上流側圧下面
19 下流側圧下面
Claims (2)
- 熱間スラブの進行方向に対し入側方向に拡開傾斜した上流側圧下面及びこの上流側圧下面と連続し前記進行方向にむけて拡開傾斜した下流側圧下面を有し、熱間スラブを挟んで上下に対峙して設けられた一対の金型を用いて熱間スラブを断続的に板厚方向に圧下する熱間スラブの板厚圧下方法であって、
板厚方向の圧下動作1回あたりの熱間スラブの送り量Lfと金型とスラブの接触長Ldとの比Lf/Ldが0.6以上となるようにし、前記金型を板厚方向に圧下して上流側圧下面及び下流側圧下面によりスラブの圧下動作を開始するとともに、圧下に伴いスラブとの接触面が下流側に移り変わるように、下流側圧下面がスラブ進行方向と平行になるまで金型を回動させながら圧下動作の下死点まで金型を圧下することを特徴とする熱間スラブの板厚圧下方法。 - 前記金型を回動する角度を6°〜40°とすることを特徴とする請求項1に記載の熱間スラブの板厚圧下方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005246998A JP2007061823A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 熱間スラブの板厚圧下方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005246998A JP2007061823A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 熱間スラブの板厚圧下方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007061823A true JP2007061823A (ja) | 2007-03-15 |
Family
ID=37924638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005246998A Pending JP2007061823A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 熱間スラブの板厚圧下方法 |
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Country | Link |
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2005
- 2005-08-29 JP JP2005246998A patent/JP2007061823A/ja active Pending
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