JP2007057137A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 暖房用熱交換器(31)が介在された循環加熱回路(30)と、風呂用液々熱交換器(41)が介在された風呂追焚き用回路(40)とを備え、ミストノズル(22)とミスト用液々熱交換器(21)が介在されたミスト用給水回路(20)からなるミスト装置(2)を具備させた給湯装置において、全体の省スペース化と配管工事の簡略化を図ること。
【解決手段】 風呂追焚き用回路(40)を開閉する開閉弁(44)を設け、その下流側の風呂追焚き用回路(40)に、風呂・ミスト兼用の一つの液々熱交換器(E)と、それをミストノズル(22)側又は浴槽側に択一的に連通させる切替弁(26)をこの順序で配設し、ミスト用給水回路(20)は、開閉弁(44)と液々熱交換器(E)の間の回路に合流した後、液々熱交換器(E)から切替弁(26)を介してミストノズル(22)に連通し、この連通状態のとき、開閉弁(44)は閉弁し、液々熱交換器(E)を浴槽側に連通させる際には開閉弁(44)は開弁する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯装置、特に、浴室内で湯水をミスト状に噴霧させるミスト装置を具備させた給湯装置に関する。
近年、浴室に設置されたミストノズルからミストを噴霧させてミストサウナ効果を楽しめるミスト装置が、浴室暖房装置と共に普及しつつある。
浴室内のミストノズルに連通するミスト用給水回路を、台所、洗面所及び浴室に給湯する給湯装置内の給湯用回路から分岐して使用した場合、給湯用回路内の水を加熱する給湯用熱交換器のバーナを燃焼させるために所定量の水を給湯用回路内に流さなければならず、それを最低作動水量に設定したとしても、ミストの噴霧に適する温水量としては多量であるため、これをミストノズルからそのまま噴霧させると、ミストの流量及び粒径が大きくなって、使用者に不快感を与えてしまうといった不都合がある。
そこで、従来は、図4に示すように、前記給湯装置(1)とは別に、独立したミスト用給水回路(20)とミスト用液々熱交換器(21)を備えたミスト装置(2)が設けられている。
前記給湯装置(1)には、上記したような、前記給湯用熱交換器(11)によって加熱された湯を台所、洗面所及び浴室に給湯する給湯用回路(10)のほかに、暖房用熱交換器(31)によって加熱された熱媒体を床暖房マット(M)や浴室暖房器(図示せず)に供給する循環加熱回路(30)や、前記循環加熱回路(30)からの熱媒体を利用した風呂用液々熱交換器(41)によって浴槽内の湯を循環させながら追焚きする風呂用追焚回路(40)が内蔵されており、従来のミスト装置(2)は、これらとは別個に設けられているのである。
すなわち、水道水を供給するミスト用給水回路(20)が給湯用回路(10)とは別に設けられ、前記ミスト用給水回路(20)からミストノズル(22)に至る流路の途中に、前記循環加熱回路(30)からの熱媒体を利用したミスト用液々熱交換器(21)が、前記風呂用液々熱交換器(41)とは別に設けられており、前記ミスト用液々熱交換器(21)によって前記ミスト用給水回路(20)内の水が加熱される構成となっている。
尚、前記給湯用回路(10)及びミスト用給水回路(20)には、それぞれ逆流防止弁(15)(25)がそれぞれ設けられている。
この場合、前記ミスト用給水回路(20)へ通水させる水量は、前記給湯用熱交換器(11)で加熱させるための最低作動水量の制約を受けることがないから、ミストノズル(22)からミストとして噴霧させるのに適した所定量に設定することができる。よって、ミスト用液々熱交換器(21)を介して加熱された前記ミスト用給水回路(20)内の温水は、ミストノズル(22)から適度なミスト粒径で浴室(4)内にミストとして噴霧することができる。
特開2003―334230号公報
しかしながら、従来のミスト装置(2)は、上記したように、給湯装置(1)とは別に設置しなければならないため、設置場所が余分に必要である。又、ミスト装置(2)内には、ミスト用液々熱交換器(21)、基板(23)、逆流防止弁(25)及び凍結予防装置等が必要であり、前記ミスト用液々熱交換器(21)に、給湯装置(1)内の前記循環加熱回路(30)からの熱媒体を供給させるために、煩雑な配管工事も必要である。
さらに、給湯装置(1)とミスト装置(2)とを繋ぐ配管は、内径7mmから10mm程度であるため、前記循環加熱回路(30)から熱源となる熱媒体を小量しか供給できず、ミスト用給水回路(20)内の温水を適温まで上昇させるためには、大型のミスト用液々熱交換器(21)が必要であった。
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、『暖房用熱交換器によって加熱される循環加熱回路と、浴槽の湯を循環加熱する風呂追焚き用回路と、前記循環加熱回路から供給される熱媒体を利用して前記風呂追焚き用回路内の温水を加熱する風呂用液々熱交換器とを備え、
浴室内のミストノズルに連通するミスト用給水回路と、前記循環加熱回路から供給される前記熱媒体を利用して前記ミスト用給水回路内の水を加熱するミスト用液々熱交換器とからなるミスト装置を具備させた給湯装置』において、前記ミスト装置の設置場所の確保を不要とし、前記ミスト装置を具備させるための配管工事の簡略化及びコストダウンを図ることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の技術的手段は、『前記風呂追焚き用回路を開閉する開閉弁を設け、
前記開閉弁の下流側の前記風呂追焚き用回路に、風呂・ミスト兼用の一つの液々熱交換器と、前記液々熱交換器を前記ミストノズル側又は前記浴槽側に択一的に連通させる切替弁をこの順序で配設し、
前記ミスト用給水回路は、前記開閉弁と前記液々熱交換器の間の回路に合流した後、前記液々熱交換器から前記切替弁を経由して、前記ミストノズルに連通しており、
前記液々熱交換器を前記ミストノズル側に連通させるときには、前記開閉弁は閉弁状態となり、
前記液々熱交換器を前記浴槽側に連通させるときには、前記開閉弁は開弁状態となるように設定されている』ことである。
上記技術的手段は次のように作用する。
循環加熱回路は、例えば、床暖房装置や浴室暖房装置等の暖房用端末と、暖房用熱交換器との間を繋ぐように接続されており、前記循環加熱回路内を循環する温水等が熱媒体として液々熱交換器の一次側に供給され、二次側の回路内の液体を加熱する。前記二次側の回路は、前記風呂追焚き用回路に設けられた開閉弁が開状態のときには、風呂追焚き用回路となり、前記風呂追焚き用回路内の循環温水が加熱される。又、前記開閉弁が閉状態のときには、前記回路には、ミスト用給水回路からの水が供給されることにより、風呂追焚き用回路からミスト用給水回路に切替わり、前記ミスト用給水回路内の水が加熱されることとなる。すなわち、前記開閉弁が開状態のときには、前記液々熱交換器は風呂用液々熱交換器として使用され、前記開閉弁が閉状態のときには、前記液々熱交換器はミスト用液々熱交換器として使用可能となる。そして、ミスト用給水回路として使用されるときには、前記液々熱交換器の下流側の切替弁がミストノズル側へ切替わって、ミストノズルからのミストの噴霧を可能としている。
[請求項2に係る発明]
上記課題と同様な課題を解決する為の請求項2に係る発明の技術的手段は、『前記ミスト用液々熱交換器は、前記熱媒体が流れる内管と、前記内管の周囲の一部分を囲み且つ前記ミスト用給水回路に連通する第1外管とからなる二重管構造とし、
前記風呂用液々熱交換器は、前記内管と、前記内管の周囲の他の部分を囲み且つ前記風呂追焚き用回路に連通する第2外管とからなる二重管構造とし、
前記第1、第2外管は非連通状態としたこと』である。
前記ミスト用液々熱交換器と前記風呂用液々熱交換器とは、熱媒体が流れる内管を共通とし、前記ミスト用給水回路に連通する第1外管が設けられている範囲がミスト用液々熱交換器として機能し、前記風呂用液々熱交換器に連通する第2外管が設けられている範囲が風呂用液々熱交換器として機能することとなる。よって、前記ミスト用液々熱交換器と前記風呂用液々熱交換器とは別個に作動させることができる。
[請求項3に係る発明]
請求項3に係る発明のものは、請求項2に記載の給湯装置において、『前記ミスト用給水回路と前記風呂追焚き用回路とは、それぞれ別回路に構成されている』ものであり、風呂の追焚き操作時には、浴槽内の湯を前記風呂追焚き用回路内に循環させながら、前記風呂用液々熱交換器で前記湯を加熱するが、このとき、ミスト装置を同時に作動させても、前記ミスト用給水回路は前記風呂追焚き用回路と別回路であるから、前記ミスト用給水回路内に、前記風呂追焚き用回路内を流れている浴槽内の湯が混入されることがない。
[請求項4に係る発明]
請求項4に係る発明の技術的手段は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の給湯装置において、『台所、洗面所及び浴室等に給湯する給湯用回路と、前記給湯用回路内の水を加熱する給湯用熱交換器とが備えられ、
前記ミスト用給水回路は前記給湯用熱交換器の下流側で前記給湯用回路から分岐されると共に、前記ミスト用給水回路へ送る水量は制御可能』としたものでは、給湯用回路からミスト用給水回路へ水を送る際に、前記給湯用熱交換器を燃焼させない構成とすることにより、前記ミスト用給水回路へ送る流量は前記給湯用熱交換器の最低作動水量に関係なく設定することができる。
本発明は次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、給湯装置に予め内蔵されている風呂用液々熱交換器をミスト用液々熱交換器に切替使用できるようにしたから、ミスト装置を給湯装置に内蔵させることができ、ミスト用液々熱交換器に供給される熱媒体として、従来の風呂用液々熱交換器に供給される循環加熱回路内の熱媒体をそのまま利用できるようにしたから、前記ミスト用給水回路内の水を加熱するための大きな液々熱交換器を備える必要もない。よって、ミスト装置設置用の場所を余分に確保する必要がなく、省スペース化が実現できる。又、ミスト装置用の独立した液々熱交換器や逆流防止回路等も別途設ける必要がないから、配管工事が容易となる上に、コストダウンも図れるため、ミストサウナの普及率の向上に貢献することができる。
請求項2に係る発明では、ミスト用液々熱交換器及び風呂用液々熱交換器は共に、熱媒体が流れる内管を共通とする二重管構造とし、ミスト用給水回路に連通する第1外管と、風呂追焚き用回路に連通する第2外管とは非連通状態としたから、ミスト用給水回路及び風呂追焚き用回路はそれぞれ独立して使用することができる。よって、風呂の追焚きとミスト噴霧とを同時に使用することができるから、使い勝手の良い給湯装置を提供することができる。
請求項3に係る発明では、上記請求項2の効果に加えて、風呂の追焚きとミスト噴霧とを同時に行っても、ミストノズルから浴室内に噴霧されるミストに、追焚きされる浴槽内の湯が混入されることがないから、ミスト噴霧用としては常に清潔な温水を送ることができる。
請求項4に係る発明では、ミスト用給水回路を給湯用回路から分岐させる構成としたため、前記ミスト用給水回路を別途設ける必要がなく、配管工事も容易となる。又、浴槽内温度が所定温度以上となれば、ミスト用給水回路に送られる水は、給湯用熱交換器で加熱されないから、ミスト用給水回路には、ミスト噴霧用に小量の水を送ることが可能となり、体感性の良いミストをミストノズルから噴霧することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態について]
図1に示すものは、第1実施形態におけるミスト装置(2)を具備させた給湯装置(1)の回路を示す説明図であり、図2は、図1のミスト装置(2)における噴霧制御の処理内容を示すフローチャート図である。
図1に示すように、浴室(4)には、ミストノズル(22)と浴室暖房機(42)とが配設されており、浴室暖房機(42)には、屋外に設置させた熱源機としての給湯装置(1)内の暖房用熱交換器(31)によって加熱された温水が循環加熱回路(30)を通じて供給されると共に、ミストノズル(22)は、前記循環加熱回路(30)とは別に設けられているミスト用給水回路(20)に連通されている。
前記給湯装置(1)には、前記循環加熱回路(30)やミスト用給水回路(20)のほかに、台所、洗面所及び浴室へ温水を供給するための給湯用回路(10)が設けられている。前記給湯用回路(10)には、バーナの燃焼によって前記給湯用回路(10)内の水を加熱する給湯用熱交換器(11)が介在されていると共に、前記給湯用回路(10)は、前記給湯用熱交換器(11)の下流側で、台所や洗面所の蛇口へ連通する出湯用回路(12)と浴室(4)側の出湯用回路(33)及びミストノズル(22)へ連通するミスト用給水回路(20)とに分岐される。
さらに、前記ミスト用給水回路(20)には、前記ミスト用給水回路(20)を開閉する開閉弁としての注湯電磁弁(24)及び逆流防止弁(15)が設けられており、その下流側で風呂用追焚回路(40)に連通している。
前記風呂用追焚回路(40)には、浴槽内の湯を液々熱交換器(E)との間で循環させる風呂ポンプ(43)と、前記風呂用追焚回路(40)を開閉する開閉弁としての追焚き回路用電磁弁(44)が設けられており、前記ミスト用給水回路(20)の接続部は、前記追焚き回路用電磁弁(44)の下流側に位置している。
これにより、前記注湯電磁弁(24)が閉弁状態で且つ追焚き回路用電磁弁(44)が開弁状態のときには、前記追焚き回路用電磁弁(44)より下流側の回路は、前記追焚き回路用電磁弁(44)を含む風呂用追焚回路(40)として使用可能になり、前記注湯電磁弁(24)が開弁状態で且つ追焚き回路用電磁弁(44)が閉弁状態のときには、前記追焚き回路用電磁弁(44)より下流側の回路は、前記追焚き回路用電磁弁(44)を含まないミスト装置(2)のミスト用給水回路(20)として使用可能となる。
以下、前記追焚き回路用電磁弁(44)からその下流側の切替弁(26)に至る回路を、風呂用追焚回路(40)とミスト用給水回路(20)との共通回路(C)とする。
尚、前記注湯電磁弁(24)及び追焚き回路用電磁弁(44)の両方を開弁させ且つ前記風呂ポンプ(43)を作動させない状態で浴槽への湯張りが可能となる。
前記循環加熱回路(30)には、暖房用熱交換器(31)と暖房ポンプ(34)が介在されており、前記暖房用熱交換器(31)のバーナの燃焼によって加熱された循環加熱回路(30)内の温水は、暖房ポンプ(34)の動作によって、床暖房や前記浴室暖房機(42)用の温水として循環する他、前記循環加熱回路(30)から分岐されている分岐循環回路(3)にも供給される。
前記分岐循環回路(3)内に分岐された温水は熱媒体として、二重管構造の液々熱交換器(E)の内管に供給される。前記内管の入り口近傍には、流量制御弁(32)が設けられており、流量制御弁(32)の開度に応じて分岐循環回路(3)へ供給させる温水量が制御される。
前記液々熱交換器(E)の外管は、前記共通回路(C)に連通しており、前記共通回路(C)から前記外管に通水される湯水は、前記暖房用熱交換器(31)によって加熱された前記内管内の温水によって加熱される。
尚、給湯用回路(10)内の給湯用熱交換器(11)の下流側、給湯用回路(10)からミスト用給水回路(20)への分岐部分、ミスト用給水回路(20)の風呂用追焚回路(40)への接続部分、循環加熱回路(30)内、循環加熱回路(30)から浴槽又はミストノズル(22)へ連通する出湯用回路(33)内には、それぞれ、サーミスタ(51)(52)(53)(54)(55)がそれぞれ設けられていると共に、前記出湯用回路(33)からミストノズル(22)へ分岐される分岐部分には、三方切替弁(26)が設けられている。
風呂の追焚き、浴室暖房機(42)及びミスト装置(2)の運転等は、すべて遠隔操作可能に設定されており、図示しないが、例えば、リモコンの追焚きスイッチをON操作すると、風呂ポンプ(43)が作動すると同時に追焚き回路用電磁弁(44)が開弁し、前記共通回路(C)を介して、浴槽内の湯が循環する。この場合、前記共通回路(C)は、風呂用追焚回路(40)として機能することとなり、前記液々熱交換器(E)の外管には、前記浴槽内の湯が通水されることとなる。
尚、前記共通回路(C)にミスト用給水回路(20)が接続する接続部の上流側に設けられた逆流防止弁(15)によって、風呂用追焚回路(40)内を循環する湯がミスト用給水回路(20)へ逆流する不都合を防止している。さらに、前記切替弁(26)は、浴槽側に切替えられている。
又、これと同時に、暖房用熱交換器(31)が作動し、流量制御弁(32)が設定開度に維持され、循環加熱回路(30)と分岐循環回路(3)内に所定量の温水が循環する。これにより、前記液々熱交換器(E)の内管には、熱媒体として分岐循環回路(3)の温水が通水され、前記外管内の湯は、前記内管を流れる温水によって加熱されることとなる。すなわち、この場合、前記液々熱交換器(E)は、風呂用液々熱交換器(41)として機能することとなる。
このように、追焚きスイッチをON操作すると、浴槽内の湯が風呂用追焚回路(40)を循環し、風呂用液々熱交換器(41)を通過する際に加熱されて前記切替弁(26)を介して浴槽へ排出される。この動作を繰り返すことにより、浴槽内の湯は追焚きされることとなる。
尚、風呂往きサーミスタ(55)が、浴槽内の湯が設定温度に達したことを検知するまで循環加熱は継続する。
追焚き運転終了後、ミスト運転スイッチをON操作すると、前記追焚き操作のときと同様に、暖房用熱交換器(31)で循環加熱回路(30)と分岐循環回路(3)内の温水が加熱されながら循環する。
そして、浴室内温度が設定温度以上であれば、水量サーボ(13)が所定開度開いて、給湯用回路(10)を介してミスト用給水回路(20)内にミスト噴霧用の所定量の水道水が通水されると、注湯用電磁弁(24)が開弁すると同時に、前記追焚き回路用電磁弁(44)が閉弁する。
これにより、ミスト用給水回路(20)へ通水された水は、注湯用電磁弁(24)を介して共通回路(C)に送られ、液々熱交換器(E)を通過する際に加熱される。すなわち、この場合、前記共通回路(C)はミスト用給水回路(20)として使用されると共に、液々熱交換器(E)はミスト用液々熱交換器(21)として使用されることとなる。
そして、風呂往きサーミスタ(55)で前記ミスト用液々熱交換器(21)から出湯用回路(33)に送られて来た温水が設定温度に達した時点で、前記切替弁(26)がミストノズル(22)側に開となるように切り替わり、前記ミストノズル(22)から浴室(4)へミストが噴霧されることとなる。
前記ミスト運転スイッチがOFFになると、暖房用熱交換器(31)が停止すると共に、注湯用電磁弁(24)が閉弁し、ミストノズル(22)からのミストの噴霧が停止する。
上述したミスト装置(2)の運転制御の詳細について、図2のフローチャートに基づいて説明を加える。
まず、S1のステップで、前記運転スイッチがON操作されたか否かを判別し、ミスト運転の開始が指令されると、S2のステップで、浴室暖房機(42)の室温サーミスタで検知される浴室内温度が、ミストの設定温度マイナス5℃未満かどうかを判別する。低い場合は、ミスト装置(2)の準備として立上げ動作が必要となる。
具体的には、S3のステップで、水量サーボ(13)及び注湯用電磁弁(24)が開くと共に、流量制御弁(32)が全開となり、さらに、暖房ポンプ(34)がON状態となる。これとほぼ同期的に、S4のステップで、給湯用熱交換器(11)及び暖房用熱交換器(31)のバーナを燃焼させる。
これにより、水量サーボ(13)の上流から給湯用回路(10)へ送られる水は、給湯用熱交換器(11)を通過する間に加熱され、温水となってミスト用給水回路(20)へ送られる。他方、暖房ポンプ(34)の作動によって循環加熱回路(30)内を循環させられる循環水も暖房用熱交換器(31)を通過する際に加熱され、浴室暖房機(42)へ送られると共に、流量制御弁(32)を介して、分岐循環回路(3)からミスト用液々熱交換器(21)の内管へ送られる。
ミスト用給水回路(20)内の温水は、ミスト用液々熱交換器(21)の外管を通過する際にさらに加熱され、風呂往きサーミスタ(55)で温度が検知された後、切替弁(26)を介してミストノズル(22)から浴室(4)内へ出湯される。このときミストノズル(22)から出湯される温水はミストとしては粒径が大きいものである。
前記浴室暖房機(42)へ送られた温水によって加熱された空気が温風として浴室(4)内へ吹き出されると共に、ミストノズル(22)からの温水が出湯することによって、浴室(4)内の温度は上昇する。
そして、次のS5のステップで、前記室温サーミスタによって、前記浴室内温度が前記ミストの設定温度に一致したことを検知されると、S9のステップにて、水量サーボ(13)の開度が制御されると共に給湯用熱交換器(11)のバーナが燃焼を停止する。
尚、浴室内温度が前記ミストの設定温度に一致しない場合であって、S6のステップで、前記浴室内温度が前記ミストの設定温度よりも高くなったことが検知されると、S7のステップにて、流量制御弁(32)を閉方向に制御して、分岐循環回路(3)の流量を低下させ、ミスト用液々熱交換器(21)によるミスト用給水回路(20)内の温水の加熱を弱める。逆に、前記浴室内温度が前記ミストの設定温度よりまだ低い場合は、S8のステップにて、(32)を開方向に制御して、前記浴室内温度が前記ミストの設定温度に一致するまで、ミスト用液々熱交換器(21)による加熱を増加させる。
前記S9のステップの後、前記S2のステップに戻り、前記S2のステップで、浴室内温度がミストの設定温度よりも5℃低い温度以上であると検知された場合、前記S2のステップから、S10のステップに進む。
すなわち、上記S2からS9のステップはミスト運転の立上動作であり、S5のステップで、浴室内温度が前記ミストの設定温度に一致したことが認識されて初めて、前記立上動作が終了した状態となり、ミストノズル(22)からミストの噴霧が可能となる。
このために、S10のステップで、流量制御弁(32)を全開にすると共に、暖房ポンプ(34)をON動作させ、暖房用熱交換器(31)のバーナを燃焼させる。そして、次のS11のステップで、暖房高温サーミスタ(54)で循環加熱回路(30)内の温水の温度が68℃以上となったことが検知されると、ミスト用液々熱交換器(21)の準備が整ったこととなり、S12のステップに進んで、水量サーボ(13)及び注湯用電磁弁(24)を開弁させて、ミスト用給水回路(20)に所定水量の水を送り込む。暖房用熱交換器(31)のバーナの燃焼により、循環加熱回路(30)内の水は加熱され、ミスト用液々熱交換器(21)によってミスト用給水回路(20)内の水が加熱される。
その後、前記したS5からS8の各ステップからなるステップAを介して、前記室温サーミスタによって、前記浴室内温度が前記ミストの設定温度に一致したことが検知されると、S13のステップで、前記ミスト運転スイッチがOFF操作されるか又はタイマー時間が終了して、ミスト運転が停止されるまで、ミストノズル(22)からミストが噴霧される。
このとき、ミストノズル(22)から噴霧されるミストは、水量サーボ(13)によって所定水量に設定されていることから、適度な粒径のミストとして噴霧することができる。
ミスト運転が停止されると、S14のステップに進んで、暖房用熱交換器(31)のバーナの燃焼が停止すると共に、ミスト用給水回路(20)内において注湯用電磁弁(24)及び流量制御弁(32)が閉弁する。
尚、上記第1実施形態のものでは、ミスト用給水回路(20)又は風呂用追焚回路(40)は一部分を共通回路(C)として切替使用すると共に、一つの液々熱交換器(E)を、ミスト用液々熱交換器(21)又は風呂用液々熱交換器(41)として切替使用する構成としたから、ミスト運転と、浴槽内の湯の追焚き操作を同時に行うことが出来ない。
[第2実施形態について]
図3に示すものは、第2実施形態におけるミスト装置の回路を示す説明図であり、ミスト用給水回路(20)と風呂用追焚回路(40)とが全域的に別回路となるようにしたものである。
循環加熱回路(30)は上記した第1実施形態で採用したものと同様に、循環加熱回路(30)内の液体は、暖房ポンプ(34)によって循環させられると共に、暖房用熱交換器(31)を通過する際にバーナによって加熱される構成である。又、流量制御弁(32)を開弁させて分岐循環回路(3)に供給させる加熱温水は、二重管構造の液々熱交換器の内管内を流れる熱媒体として利用されるものとする。
この第2実施形態では、ミスト用給水回路(20)が、注湯用電磁弁(24)の下流側で且つ前記風呂追焚き用回路(40)に合流する合流部の上流側で、分岐回路(20a)が分岐しており、前記分岐回路(20a)の分岐部(200)よりも下流側の分岐回路(20a)及びミスト用給水回路(20)には、それぞれの流路を開閉するための開閉弁として、第1、第2電磁弁(27)(28)が配設されている。
一方の第1電磁弁(27)を開弁することによってミスト用給水回路(20)は分岐部(200)を介して分岐回路(20a)に連通し、前記内管の周囲の一部分を囲む第1外管(3a)に連通するように設定されている。前記第1外管(3a)は出湯用回路(35)を介してミストノズル(22)に連通している。
前記内管の周囲の他の部分を囲む第2外管(3b)に連通している風呂用追焚回路(40)は、前記第2電磁弁(28)の下流側に設けられ、前記第1、第2電磁弁(27)(28)を閉弁させると共に追焚き回路用電磁弁(44)を開弁させ、風呂ポンプ(43)を作動させることにより、風呂用追焚き用回路(40)内を浴槽内の湯が循環し、前記第2外管(3b)を通過する際に、内管を流れる循環加熱回路(30)内の温水によって加熱される。
尚、前記第1外管(3a)と、第2外管(3b)とは非連通状態となっており、前記内管と前記第1外管(3a)とからミスト用液々熱交換器(21)が構成され、これとは別に、前記内管と前記第2外管(3b)とから風呂用液々熱交換器(41)が構成される態様となる。
この実施形態のものでは、ミストノズル(22)へ連通するミスト用給水回路(20)と風呂用追焚回路(40)とは、別回路に設定されているから、ミスト運転と、風呂の追焚きを同時に行うことができる。
尚、浴槽に湯張りする際には、 第1電磁弁(27)を閉弁させると共に、第2電磁弁(28)及び追焚き回路用電磁弁(44)を開弁させ、風呂ポンプ(43)は作動させないように設定しておけば良い。
この第2実施形態においても、ミスト運転の立ち上がり動作は、図2に示したフローチャートのS2からS9の動作に従うものとする。
本発明の各実施形態では、ミスト装置(2)を給湯装置(1)に対して外付けせず、内蔵させる構成とし、ミスト用液々熱交換器(21)と風呂用液々熱交換器(41)を構成する部品の一部を共有化できるようにしたから、全体にコンパクトに収めることができ、省スペース化及びミスト装置設置のためのコストダウンを図ることができる。
本発明の第1実施形態における給湯装置の回路を示す説明図。 図1のミスト装置における噴霧制御の処理内容を示すフローチャート図。 本発明の第2実施形態における給湯装置の回路を示す説明図。 従来の給湯装置の回路を示す説明図。
符号の説明
(1) ・・・・・・給湯装置
(10)・・・・・・給湯用回路
(11)・・・・・・給湯用熱交換器
(2) ・・・・・・ミスト装置
(20)・・・・・・ミスト用給水回路
(21)・・・・・・ミスト用液々熱交換器
(22)・・・・・・ミストノズル
(26)・・・・・・切替弁
(30)・・・・・・循環加熱回路
(31)・・・・・・暖房用熱交換器
(4) ・・・・・・浴室
(40)・・・・・・風呂追焚き用回路
(41)・・・・・・風呂用液々熱交換器
(44)・・・・・・開閉弁(追焚き回路用電磁弁)

Claims (4)

  1. 暖房用熱交換器によって加熱される循環加熱回路と、浴槽の湯を循環加熱する風呂追焚き用回路と、前記循環加熱回路から供給される熱媒体を利用して前記風呂追焚き用回路内の温水を加熱する風呂用液々熱交換器とを備え、
    浴室内のミストノズルに連通するミスト用給水回路と、前記循環加熱回路から供給される前記熱媒体を利用して前記ミスト用給水回路内の水を加熱するミスト用液々熱交換器とからなるミスト装置を具備させた給湯装置において、
    前記風呂追焚き用回路を開閉する開閉弁を設け、
    前記開閉弁の下流側の前記風呂追焚き用回路に、風呂・ミスト兼用の一つの液々熱交換器と、前記液々熱交換器を前記ミストノズル側又は前記浴槽側に択一的に連通させる切替弁をこの順序で配設し、
    前記ミスト用給水回路は、前記開閉弁と前記液々熱交換器の間の回路に合流した後、前記液々熱交換器から前記切替弁を経由して、前記ミストノズルに連通しており、
    前記液々熱交換器を前記ミストノズル側に連通させるときには、前記開閉弁は閉弁状態となり、
    前記液々熱交換器を前記浴槽側に連通させるときには、前記開閉弁は開弁状態となるように設定されていることを特徴とする給湯装置。
  2. 暖房用熱交換器によって加熱される循環加熱回路と、浴槽の湯を循環加熱する風呂追焚き用回路と、前記循環加熱回路から供給される熱媒体を利用して前記風呂追焚き用回路内の温水を加熱する風呂用液々熱交換器とを備え、
    浴室内のミストノズルに連通するミスト用給水回路と、前記循環加熱回路から供給される前記熱媒体を利用して前記ミスト用給水回路内の水を加熱するミスト用液々熱交換器とからなるミスト装置を具備させた給湯装置において、
    前記ミスト用液々熱交換器は、前記熱媒体が流れる内管と、前記内管の周囲の一部分を囲み且つ前記ミスト用給水回路に連通する第1外管とからなる二重管構造とし、
    前記風呂用液々熱交換器は、前記内管と、前記内管の周囲の他の部分を囲み且つ前記風呂追焚き用回路に連通する第2外管とからなる二重管構造とし、
    前記第1、第2外管は非連通状態としたことを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項2に記載の給湯装置において、前記ミスト用給水回路と前記風呂追焚き用回路とは、それぞれ別回路に構成されていることを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の給湯装置において、台所、洗面所及び浴室等に給湯する給湯用回路と、前記給湯用回路内の水を加熱する給湯用熱交換器とが備えられ、
    前記ミスト用給水回路は前記給湯用熱交換器の下流側で前記給湯用回路から分岐されると共に、前記ミスト用給水回路へ送る水量は制御可能としたことを特徴とする給湯装置。
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