JP2005265311A - ミストサウナ装置の給湯構造 - Google Patents

ミストサウナ装置の給湯構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005265311A
JP2005265311A JP2004078988A JP2004078988A JP2005265311A JP 2005265311 A JP2005265311 A JP 2005265311A JP 2004078988 A JP2004078988 A JP 2004078988A JP 2004078988 A JP2004078988 A JP 2004078988A JP 2005265311 A JP2005265311 A JP 2005265311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
mist
water supply
supply pipe
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004078988A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Fukagi
隆行 深木
Hideki Okamoto
秀樹 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2004078988A priority Critical patent/JP2005265311A/ja
Publication of JP2005265311A publication Critical patent/JP2005265311A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 後沸きにより高温の温水が供給される可能性のある給湯器から給湯するものでも温度変化の少ない温水のミストを発生できて快適にミストサウナ浴ができるミストサウナ装置の給湯構造を提供する。
【解決手段】 浴室外の給湯器1から浴室内のミスト発生器10のミストノズル11に給湯管5にて温水を供給すると共に前記浴室内で前記ミストノズル11から温水のミストを噴霧してミストサウナ浴をするようにしたミストサウナ装置である。これにおいて、前記給湯管5のミスト発生器10側に温水の温度変化を緩和するバッファタンク12を配置して前記ミスト発生器10に一定温度の温水を供給するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室内でミストノズルから温水のミストを噴霧してミストサウナ浴をするミストサウナ装置で温水を給湯する構造に関するものである。
近年、浴室内でミストサウナ浴を行う場合、浴室内に設置したミスト発生器に温水を供給し、この温水をミスト発生器のミストノズルから噴霧することで浴室内に温水のミストを充満させてミストサウナ浴を行うようになっている。このミスト発生器に温水を供給する場合、浴室の洗い場の湯水混合水栓の手前で給湯管に接続してあり、給湯器から供給される温水をミスト発生器に供給するようにしてある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−185223号公報
ところで、上記給湯管に温水を供給する給湯器1は一般的には図4のようにバーナ2で加熱される熱交換器3の両端に給水管4と給湯管5を接続してあり、給湯管5に給湯管5を流れる温水の温度を検知する温度センサー6を配置してある。そして給水管4から熱交換器3に水を供給し、熱交換器3でバーナ2の燃焼により加熱された温水が給湯管5にて供給されるようになっている。給湯管5を流れる温水の温度は温度センサー6にて検知されており、温水の温度が所定温度以下になるとバーナ2が燃焼させられ、温水の温度が所定温度以上になるとバーナ2の燃焼が停止させられるようになっている。しかしながら、このように給湯管5を流れる温水の温度を検知してからバーナ2を燃焼させたり、燃焼を停止したりしていると、燃焼を開始するときには給湯管5に低温の温水が供給され、燃焼を停止するときは後沸きで高温の温水が供給される(所謂、冷水サンドイッチ現象と云われる現象)。この現象は特に給湯器1の使用を開始するときに多く、高温の温水と低温の温水が交互に供給される。このような給湯器1から給湯管5にて温水を供給し、浴室内でミスト発生器にてミストを発生すると、温度の高いミストと温度の低いミストが交互に発生して体感が悪く、快適なミストサウナ浴をすることができないという問題がある。
また給湯器1としては図5のようなものもある。これは図4に示すものに加えて給水管4と給湯管5との間にバイパス管7を設けると共にバイパス管7に開閉弁8を設けてある。かかる給湯器1では温度センサー6で温水が所定温度以上になったのが検知されると、開閉弁8が開放されて給水管4から水が供給され、給湯管5に流れる温水に水が混合されるようになっている。このような給湯器1の場合、後沸きにより高温の温水が供給されなくなる。このためこの給湯器1からミスト発生器に温水を供給するようにすると、発生するミストの温度変化が少なくて快適なミストサウナ浴ができる。
図5のような構造の給湯器1が設置されている家庭ではミスト発生器に給湯管5を介して温水を供給するようにするだけで問題なく使用することができるが、図4のような給湯器1しか設置されていない家庭では単にミスト発生器に給湯管5を介して温水を供給するようにするだけでは上記のようにミストの温度が変化するために使用に問題ある。給湯器1を取り替えれば問題がないのであるが、この場合大幅な投資が必要であり、ミストサウナ装置の普及に弊害となる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、後沸きにより高温の温水が供給される可能性のある給湯器から給湯するものでも温度変化の少ない温水のミストを発生できて快適にミストサウナ浴ができるミストサウナ装置の給湯構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係るミストサウナ装置の給湯構造は、浴室外の給湯器1から浴室内のミスト発生器10のミストノズル11に給湯管5にて温水を供給すると共に前記浴室内で前記ミストノズル11から温水のミストを噴霧してミストサウナ浴をするようにしたミストサウナ装置において、前記給湯管5のミスト発生器10側に温水の温度変化を緩和するバッファタンク12を配置して前記ミスト発生器10に一定温度の温水を供給するようにしたことを特徴とする。バッファタンク12で温度変化を緩和することにより、後沸きで高温の温水が供給される可能性のある給湯器1から給湯するものでも温度変化の少ないミストを発生できて快適にミストサウナ浴ができるようになる。また給湯器1を取り換えないでもミスト発生器10側でバッファタンク12を設けるだけで対応でき、コストもあまりかからなくてミストサウナ装置の普及に貢献できる。
また前記バッファタンク12としての容量タンク12aを前記給湯管5の途中に挿入配置し、この容量タンク12a内で給湯器1側から送られる温水を混合することにより温度変化を緩和するようにしたことを特徴とすることも好ましい。この場合、容量タンク12a内で給湯管5から供給される温水と容量タンク12a内の温水が混じり合うことで温度変化を緩和することができて温度変化の少ないミストを発生できる。また給湯管5の途中に容量タンク12aを挿入して接続するという簡単な構造で温度変化を緩和することができる。
また前記バッファタンク12としての貯水タンク12bを前記給湯管5の途中から分岐した分岐管13に接続し、前記分岐管13にタンク用開閉弁14を配置すると共に前記分岐管13より下流側で前記給湯管5に給湯開閉弁15を設け、前記分岐管13の近傍で前記給湯管5を流れる温水の温度を検出する温度センサー16を設けると共に前記温度センサー16で検出した温度に応じて前記タンク用開閉弁14を開閉制御するようにしたことを特徴とすることも好ましい。ミストサウナの運転開始時にタンク用開閉弁14を開き且つ給湯開閉弁15を閉じた状態で給湯器1内の冷たい残水を貯水タンク12bに溜め、貯水タンク12bに水を溜めた状態でタンク用開閉弁14を閉じて給湯開閉弁15を開いてミストを発生するが、給湯管5から給湯される温水の温度を温度センサー16で検出して検出される温度が高くなったとき、タンク用開閉弁14を開いて貯水タンク12bから給水して給湯管5を流れる温水に混合することにより温度変化を緩和し、温度変化の少ないミストを発生できる。
本発明は叙述の如く構成されているので、バッファタンクで温水の温度変化を緩和することにより、後沸きで高温の温水が供給される可能性のある給湯器から給湯するものでも温度変化の少ない温水のミストを発生できて快適にミストサウナ浴ができるようになるという効果があり、また給湯器を取り換えないでもミスト発生器側でバッファタンクを設けるだけで対応でき、コストもあまりかからなくてミストサウナ装置の普及に貢献できるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
浴室内にはミスト発生器10を配置してあり、ミスト発生器10のミストノズル11から温水のミストを噴霧することにより浴室内でミストサウナ浴を行うことができるようになっている。このミスト発生器10には浴室外に配置した給湯器1から給湯管5を介して温水が供給されるようになっている。給湯器1には燃焼するバーナ2と、バーナ2で加熱される熱交換器3とを配置してあり、熱交換器3に一端には水道水のような上水を供給する給水管4を連結してあり、熱交換器3の他端には加熱した温水を供給する給湯管5を連結してある。ミスト発生器10では給湯管5にミストノズル11への給湯を開閉する給湯開閉弁15を設けてある。ここで、給湯開閉弁15を開くと、バーナ2が燃焼して給水管4から供給した水が熱交換器3で加熱され、加熱された温水が給湯管5を介してミストノズル11に供給され、温水のミストがミストノズル11から噴霧されてミストサウナ浴ができるようになっている。
本発明ではミストサウナする時のミストノズル11から噴霧されるミストの温度の変動がないようにするためミスト発生器10側で給湯管5に温度変動を緩和するバッファタンク12を設けてある。図1、図2に示す例ではバッファタンク12として容量タンク12aを挿入配置してある。この容量タンク12aの容量は給湯器1の給湯回路に相当する保有水量であり、例えば、3〜5リットル程度である。ミストを噴霧するとき給湯管5を流れる温水の流量は1リットル/min程度である。図に示す例では容量タンク12aの一端側の上部の入口18に給湯管5を接続してあり、容量タンク12aの他端側の下部の出口19に給湯管5を接続してある。容量タンク12aの下部には排水口20を設けてあり、この排水口20には排水開閉弁21を設けてある。給湯開閉弁15を開いて給湯器1から給湯すると、給湯管5及び容量タンク12aを介してミストノズル11に温水が供給されてミストノズル11から温水のミストが噴霧される。このとき給湯器1から供給された温水は容量タンク12aを通るために給湯器1から供給される温水の温度が変動しても容量タンク12a内の温水と混じって温度変化が緩和され、ミストノズル11に一定温度の温水が供給されて一定温度のミストが発生し、快適にミストサウナ浴を行うことができる。ミストサウナの使い始めには排水開閉弁21を開いて排水口20から容量タンク12aの水を排水口20からブローすることにより設定湯温への即湯性を高めることができる。
また図3は他の例を示す。本例の場合、バッファタンク12として貯水タンク12bが用いられており、給湯管5の途中から分岐した分岐管13に貯水タンク12bを接続してある。この貯水タンク12bは開放タンクであり、貯水タンク12bにオーバーフロー口23を設けてある。この分岐管13にはタンク用開閉弁14を設けてあり、給湯管5のミストノズル11の手前には給湯開閉弁15を設けてあり、タンク用開閉弁14や給湯開閉弁15はタンク用開閉弁4の近傍に設けた制御部(図示せず)にて制御されるようになっている。貯水タンク12bには貯水タンク12b水位を検出する水位センサー22を設けてあり、水位センサー22を制御部に接続してある。また給湯管5の分岐管13より給湯器1側には温度センサー16を設けてあり、温度センサー16を制御部に接続してある。
ミストサウナの運転開始直後は、給湯開閉弁15が閉じられていると共にタンク用開閉弁14が開かれている。これにより給湯器1内の残水を貯水タンク12bに流して貯水タンク12bに許容水量溜めることができる。このとき、貯水タンク12bの内の水位が水位センサー22で検知され、貯水タンク12b内に所定の量の水が溜められる。次にタンク用開閉弁14を閉じて給湯開閉弁15を開くと、給湯器1から給湯管5を介してミストノズル11に供給された温水のミストがミストノズル11から噴霧される。給湯器1から供給される温水の温度は温度センサー16で検出されるが、給湯器1から供給される温水の温度が高くなった場合(例えば、60℃の温水を要求しているのに、後沸きで70℃になった場合)は、温度センサー16で検出した温度に応じてタンク用開閉弁14を開放し、給湯管5を流れてきた温水と貯水タンク12bから供給した水とをミキシングすることで温水温度を調整できるようになっている。これにより、ミストノズル11に一定温度の温水が供給されて一定温度のミストが発生し、快適にミストサウナ浴を行うことができる。
本発明の実施の形態の一例の全体の管路図である。 同上の要部の断面図である。 同上の他の例の断面図である。 給湯器の構造の一例の管路図である。 給湯器の構造の他の例の管路図である。
符号の説明
1 給湯器
10 ミスト発生器
11 ミストノズル
12 バッファタンク
12a 容量タンク
12b 貯水タンク
13 分岐管
14 タンク用開閉弁
15 給湯開閉弁
16 温度センサー

Claims (3)

  1. 浴室外の給湯器から浴室内のミスト発生器のミストノズルに給湯管にて温水を供給すると共に前記浴室内で前記ミストノズルから温水のミストを噴霧してミストサウナ浴をするようにしたミストサウナ装置において、前記給湯管のミスト発生器側に温水の温度変化を緩和するバッファタンクを配置して前記ミスト発生器に一定温度の温水を供給するようにしたことを特徴とするミストサウナ装置の給湯構造。
  2. 前記バッファタンクとしての容量タンクを前記給湯管の途中に挿入配置し、この容量タンク内で給湯器側から送られる温水を混合することにより温度変化を緩和するようにしたことを特徴とする請求項1記載のミストサウナ装置の給湯構造。
  3. 前記バッファタンクとしての貯水タンクを前記給湯管の途中から分岐した分岐管に接続し、前記分岐管にタンク用開閉弁を配置すると共に前記分岐管より下流側で前記給湯管に給湯開閉弁を設け、前記分岐管の近傍で前記給湯管を流れる温水の温度を検出する温度センサーを設けると共に前記温度センサーで検出した温度に応じて前記タンク用開閉弁を開閉制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載のミストサウナ装置の給湯構造。
JP2004078988A 2004-03-18 2004-03-18 ミストサウナ装置の給湯構造 Withdrawn JP2005265311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078988A JP2005265311A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 ミストサウナ装置の給湯構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078988A JP2005265311A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 ミストサウナ装置の給湯構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005265311A true JP2005265311A (ja) 2005-09-29

Family

ID=35090055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004078988A Withdrawn JP2005265311A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 ミストサウナ装置の給湯構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005265311A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292345A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Denso Corp 貯湯式給湯装置
JP2007292324A (ja) * 2006-04-20 2007-11-08 Max Co Ltd 湯水噴出空調システム
CN112642611A (zh) * 2020-12-21 2021-04-13 温岭温高教育科技有限公司 一种小型可控温药剂喷洒壶

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292324A (ja) * 2006-04-20 2007-11-08 Max Co Ltd 湯水噴出空調システム
JP4697026B2 (ja) * 2006-04-20 2011-06-08 マックス株式会社 湯水噴出空調システム
JP2007292345A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Denso Corp 貯湯式給湯装置
CN112642611A (zh) * 2020-12-21 2021-04-13 温岭温高教育科技有限公司 一种小型可控温药剂喷洒壶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009243813A (ja) 貯湯式給湯器
JP2005265311A (ja) ミストサウナ装置の給湯構造
JP2008002704A (ja) ミスト装置付き給湯機
JP2006255003A (ja) 浴室用ミスト装置
JP4519033B2 (ja) 給湯装置
JP5361981B2 (ja) 貯湯式給湯器
JP4881637B2 (ja) 給湯装置
JP4881778B2 (ja) ミスト式浴室暖房装置
JP4157876B2 (ja) ミストサウナ兼用給湯装置
JP2005106330A (ja) 給湯装置及びその制御方法
JP2960515B2 (ja) 蒸気発生装置
JP2005147438A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5852607B2 (ja) 給湯装置
JP2005241024A (ja) 給湯器及びその運転方法
JP2005147579A (ja) ガス給湯暖房機
JP2008014596A (ja) 貯湯式給湯機
JP2005315523A (ja) 給湯装置
JP2006266597A (ja) 貯湯式温水器
JP5050641B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP5109427B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2002122353A (ja) 貯湯式温水器
JP2005163438A (ja) 人体洗浄装置
JP2010194341A (ja) 浴室用ミスト装置
JP5157196B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP4711873B2 (ja) ミストサウナシステム及びその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605