JP2007055874A - 陶器の焼成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で、且つ、従来得られなかった窯変を現出させることができる陶器の焼成方法を提供する。
【解決手段】焼成炉12内のワーク載置床14上に、耐熱材からなるさや16に囲まれた焼成空間18を形成し、この内側のワーク載置床14に炭を敷き詰めて炭床層20を形成し、更に、炭床層20上の素焼きワーク10の周囲に牡蠣殻22を積み上げた貝殻層24を配置し、この状態で、酸化雰囲気で4時間、900℃まで加熱し、次に還元雰囲気で3時間40分で1250℃まで加熱して、これを1時間維持し、更に、30分かけて1150℃まで徐冷し、この状態を約1時間維持してから加熱を停止する陶器の焼成方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、釉薬を用いることなく、いわゆる焼き締めと称する陶器の焼成方法に関する。
従来の、陶器の焼き締めは、登り窯あるいは穴窯と称される焼成炉において、木材を燃料として行なわれ、焼成された陶器には、その表面に、木材の灰によって形成されたガラス層であるビードロ、火炎による焦げ、炭素が付着したことによって発生するゴマ、木材の燃焼による灰の付着による灰かつぎ等の、各種の窯変が得られていた。
しかしながら、上記の登り窯や穴窯は、例えば、2トン車20台分の薪を燃料として用い、且つ100時間近くの焼成時間が必要であった。
この発明は、従来の1/10程度の焼成時間で、陶器を焼成することができ、且つ、表面に、光彩、橙色、赤色、金色等の美しい窯変を現出できる陶器の焼成方法を提供することを課題とする。
本発明者は、炭と貝殻を用い、且つ、酸化焼成と還元焼成を組み合わせると、10時間程度で焼成が可能であり、且つ、焼成した陶器の表面に美しい窯変を現出することができることを見出した。
即ち、以下の各種実施例により上記課題を解決することができる。
(1)焼成炉内のワーク載置床上に、耐熱材からなるさやにより囲まれた焼成空間を形成すると共に、この焼成空間の少なくとも一部に炭を配置し、且つ、前記ワーク載置床上に素焼きワークを載置し、この素焼きワークの周囲の少なくとも一部に、素焼きワークの外周面に対して非接触となるように、且つ、接近して貝殻を配置し、焼成炉内を、酸化雰囲気で4〜8時間かけて、室温から約900℃乃至950℃まで、加熱し、次いで、還元雰囲気で約3時間乃至4時間かけて、約1250℃まで加熱して、そのまま1時間乃至2時間維持し、次に、還元雰囲気で約20分乃至30分かけて1150℃まで徐冷し、且つ、約1100℃乃至1170℃の状態を約1時間維持してから加熱を停止することを特徴とする陶器の焼成方法。
(2)前記焼成空間におけるワークの載置床上に炭を、厚さ1〜2cmに敷いて、炭床層を形成し、この炭床層の上に前記素焼きワーク及びその周囲の前記貝殻を載置することを特徴とする(1)に記載の陶器の焼成方法。
(3)前記さやの内周面の少なくとも一部に沿って、炭を配置したことを特徴とする(1)又は(2)に記載の陶器の焼成方法。
(4)前記素焼きワークの、上端面及び下端面を除く外周面を囲んで、前記貝殻を配置したことを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の陶器の焼成方法。
(5)前記さやの上端面近傍に、耐熱材からなる枠状皿を配置し、ここに貝殻を配置したことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の陶器の焼成方法。
(6)前記さやの内側の一部に、前記素焼きワークよりも高く貝殻を積み上げて配置したことを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかに記載の陶器の焼成方法。
(7)前記さやの内側に積み上げた貝殻上に炭を配置したことを特徴とする(6)に記載の陶器の焼成方法。
(8)前記貝殻を、前記素焼きワークの周囲から上方に、且つ、素焼きワークの中心方向に積み上げて、素焼きワークの外周部上方を覆うオーバーハング部を構成しておくことを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかに記載の陶器の焼成方法。
(9)焼成炉内のワーク載置床上に、耐熱材からなるさや、及び、このさやの上端開口を塞ぐ孔付蓋により囲まれた空間を形成すると共に、この空間内で前記ワーク載置床上に炭を配置し、この炭に隣接して、又は、その上に貝殻を配置し、前記孔付蓋の上に、少なくとも3個配置された道具土を介して、皿形状の素焼きワークを、その裏面を上向きに載置し、焼成炉内を、酸化雰囲気で4〜8時間かけて、室温から約900℃乃至950℃まで、加熱し、次いで、還元雰囲気で約3時間乃至4時間かけて、約1250℃まで加熱して、そのまま1時間乃至2時間維持し、次に、還元雰囲気で約20分乃至30分かけて1150℃まで徐冷し、且つ、約1100℃乃至1170℃の状態を約1時間維持してから加熱を停止することを特徴とする陶器の焼成方法。
この発明においては、10時間程度で陶器を焼成することができ、且つ、その表面に、金色等の美しい窯変を現出させることができるという効果を奏する。
最良の実施形態に係る陶器の焼成方法は、ガスを燃料とする焼成炉内のワーク載置床上に、耐熱材からなる平面視で4角形のさやにより囲まれた焼成空間を、素焼きワークよりも高く形成すると共に、この焼成空間の内側の、ワーク載置床上に炭をほぼ均一に敷き詰めて、この上に素焼きワークを載置し、更に、この素焼きワークの周囲を、例えば牡蠣殻を、素焼きワークの外周面に接触しないように積み重ねて取り囲んだ状態で、焼成炉内を、酸化雰囲気で4〜8時間かけて、室温から約900℃乃至950℃まで、加熱し、次いで、還元雰囲気で約3時間乃至4時間かけて、約1250℃まで加熱して、そのまま1時間乃至2時間維持し、次に、還元雰囲気で約20分乃至30分かけて1150℃まで徐冷し、且つ、約1100℃乃至1170℃の状態を約1時間維持してから加熱を停止するものである。
次に、図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係る陶器の焼成方法について詳細に説明する。
まず、図1のフローチャートにおけるステップ101において、例えば美濃赤と称される赤土を練り上げて、ワークの原型を作り、これを乾燥した後に約800℃で素焼きして、図2、図3に示される素焼きワーク10を形成する。
次に、ガスを燃料とする焼成炉12内のワーク載置床14上に、図1のステップ102に示されるように、耐熱材からなる平面視で4角形状のさや16により囲まれた焼成空間18を形成する。次に、前記焼成空間18内において、前記ワーク載置床14上に、厚さ1〜2cmの範囲で、炭を敷いて、炭床層20を形成する(ステップ103参照)。
前記炭床層20を形成する炭は木炭、特に、着火し難い堅炭がよいが、活性炭であってもよい。
次のステップ104において、前記炭床層20上に、前記素焼きワーク10よりもやや大きい内側空間25を残して、平面視で4角形のさや16の内側に牡蠣殻22を積み上げて貝殻層24を形成する。このとき、牡蠣殻22は、前記素焼きワーク10よりも高く積み上げると良い。
次に、ステップ105に進み、前記積み上げられた牡蠣殻22の内側空間25に、前記素焼きワーク10を上方から降ろして、前記炭床層20上にセットする。
この状態で、次のステップ106において、焼成炉12の加熱を開始する。このとき、焼成炉12内を酸化雰囲気として、加熱開始から約4時間かけて900℃まで加熱する。
ステップ107において、ガスの燃焼を還元燃焼に切替えて、前記900℃から約1250℃まで、約3時間40分かけて加熱し、且つ、その状態を約1時間維持する。次のステップ108において、同じく還元雰囲気で、約30分かけて1150℃まで徐冷する。
ステップ109に進み、前記還元雰囲気での約1150℃の状態を約1時間維持する。次に、ステップ110において、加熱を停止し、ステップ111において焼成炉12の冷却を待ち、冷却後に、焼成炉12を開いて、焼成された陶器を取り出し、作業を終了する。
この実施例1においては、同時に複数の素焼きワークを焼成したところ、いずれにも、金色、赤色、橙色、虹彩、等の1又は複数の窯変を現出させることができた。
特に金色の窯変は、材料となる赤土あるいは普通土における鉄分の含有量が多い場合に多く出現した。
上記実施例1において、牡蠣殻22を、素焼きワーク10の外周面に接触しないように積み上げることが必要である。接触すると、貝殻の炭酸カルシウムが釉薬となって、素焼きワーク10の表面に予期せぬビードロ層が形成されてしまう。
又、貝殻層24は、敷き詰めた炭床層20と素焼きワーク10の外周面との接触を防止するためのものでもある。両者が接触すると、素焼きワーク10の表面に、炭素による黒色層が形成される。
従って、例えばゴマと称される黒点を形成する場合は、敢えて炭を素焼きワーク10の表面に接触させればよい。
上記実施例1において、ステップ106では、酸化雰囲気で、約4時間かけて約900℃まで加熱している。これは8時間以上でも良いが、焼成結果に変化がなく、効率を考慮すれば8時間以内でよい。又900℃は、±50℃まで許容される。酸化焼成温度が高いと、炭が燃焼してしまう。又、温度が850℃未満及び又は4時間未満の場合は、いわゆる炭化焼成ができない。
又、次の、ステップ107において、還元雰囲気で、約3時間40分かけて1250℃まで加熱するが、これは、通常の還元焼成における最短時間であり、4時間までは許容される。更に、1250℃を約1時間維持し、且つ、次の、ステップ108における、還元雰囲気で、約30分かけて1150℃まで徐冷する工程は、本発明者が試行錯誤の上見出した。
理由は不明であるが、このようにすると、素焼きワーク10の表面に、金色の窯変が容易に発生する。ステップ107における1250℃の維持時間は2時間までが許容される。これ以上の長時間にしても窯変の発現に変化がなかった。ステップ108の徐冷時間は20〜30分でよい。ステップ109は1100℃〜1170℃の範囲であれば、結果の変化がほとんどなかった。
次に、図4を参照して、本発明の実施例2に係る陶器の焼成方法について説明する。
この実施例は、前記実施例1において素焼きワーク10が湯呑み茶碗形状であったのに対して、皿状の素焼きワーク30を焼成する場合のものである。
この実施例2において、実施例1と同様に、ワーク載置床14上には炭床層20が形成されているが、牡蠣殻22は、皿状の素焼きワーク30の下側面に沿って配置され、且つ、素焼きワーク30の外周縁32よりも高く、更に、外周縁32の周囲から上方且つ中心方向に積み上げて、前記外周縁32の上方を覆うオーバーハング部34を有する貝殻層36を形成している。
この素焼きワーク30の焼成過程は前記実施例1と同一である。この実施例2の素焼きワーク30は、前記オーバーハング部34によって、外周縁32の上方まで覆われているので、素焼きワーク30の上面にまで、外周縁近傍に、前記金色や赤色の窯変を形成させることができる。
上記牡蠣殻22は、前記焼成過程における温度では、焼き崩れることがないので、オーバーハング部34を、素焼きワーク30の中心位置にまで延長して形成すれば、皿状の素焼きワーク30の上面全体に美しい窯変を現出させることができる。
上記のように、オーバーハング部34を形成することなく、素焼きワークよりも高く牡蠣殻22を配置する場合は、図5の実施例3のように、さや16の上端面に耐熱材からなる枠状皿38を配置し、この上に牡蠣殻22を積み上げて貝殻層40を形成してもよい。
なお、上記実施例1において、素焼きワーク10の外周を取り囲むようにして牡蠣殻22を積み上げているが、本発明はこれに限定されるものでなく、さや16の内周面と素焼きワーク10又は30の外周縁との間に隙間が少ない場合は、この部分に牡蠣殻22を積み上げなくてもよい。
図6に示される実施例4のように、さや16の平面視で4隅に素焼きワーク10又は30との隙間が生じるので、ここに牡蠣殻22を積み上げて貝殻層42を形成してもよい。又、牡蠣殻22を積み上げる面積が大きい場合は、貝殻層42の上部に、粉末が素焼きワーク10又は30に降りかからない範囲で、炭44を積み上げてもよい。
上記各実施例において、貝殻層は牡蠣殼を積み上げて形成しているが、牡蠣殻以外の、例えばほたて貝、一般的な巻き貝等の貝殻であればよい。但し、牡蠣殻は凹凸が多くて相互に引掛り易いため、高く積み上げる場合は便利である。又、素焼ワークが皿であって、下側のスペースが少ない場合は、小さい巻き貝を用いるとよい。
次に、図7に示される実施例5について説明する。この実施例5の陶器の焼成方法は、焼成炉内のワーク載置床14上に、耐熱材からなるさや16及び、このさや16の上端開口17を塞ぐ孔付蓋46により囲まれた空間48を形成すると共に、この空間48内で前記ワーク載置床14上に炭44を配置し、この炭44に隣接して、又は、その上に牡蠣殻22を配置し、前記孔付蓋46の上に、少なくとも3個配置された道具土50を介して、皿形状の素焼きワーク52を、その裏面を上向きにして載置し、次いで、前記実施例1におけると同様にステップ101〜111までの焼成工程を経て陶器を焼成するものである。
この実施例5においては、空間48内の炭44により炭化焼成の雰囲気が形成され、且つ、牡蠣殻22を加熱することによりその成分がガスとなって孔付蓋46の孔47を通って上昇し、皿状の素焼きワーク52の表面に接触することにより窯変が形成されるものと考えられる。
本発明の陶器の焼成方法の実施例を示すフローチャート 同実施例に係る陶器の焼成方法を実施するための焼成炉、素焼きワーク、さや等を示す略示断面図 同斜視図 本発明の実施例2におけるさや、素焼きワーク等の関係を示す断面図 本発明の実施例3に係る陶器の焼成方法を実施する際の牡蠣殻の積み上げ状態を示す斜視図 本発明の実施例4に係る陶器の焼成方法を実施する際の牡蠣殻の積み上げ状態を示す斜視図 本発明の実施例5に係る陶器の焼成方法を実施する際のさや、素焼きワーク、炭、牡蠣殻の積み上げ状態を示す断面図
符号の説明
10、30、52…素焼きワーク
12…焼成炉
14…ワーク載置床
16…さや
18…焼成空間
20…炭床層
22…牡蠣殻
24、36、40、42…貝殻層
25…内側空間
32…外周縁
34…オーバーハング部
38…枠状皿
44…炭
46…孔付蓋
48…空間
50…道具土

Claims (9)

  1. 焼成炉内のワーク載置床上に、耐熱材からなるさやにより囲まれた焼成空間を形成すると共に、この焼成空間の少なくとも一部に炭を配置し、且つ、前記ワーク載置床上に素焼きワークを載置し、この素焼きワークの周囲の少なくとも一部に、素焼きワークの外周面に対して非接触となるように、且つ、接近して貝殻を配置し、
    焼成炉内を、酸化雰囲気で4〜8時間かけて、室温から約900℃乃至950℃まで、加熱し、次いで、還元雰囲気で約3時間乃至4時間かけて、約1250℃まで加熱して、そのまま1時間乃至2時間維持し、次に、還元雰囲気で約20分乃至30分かけて1150℃まで徐冷し、且つ、約1100℃乃至1170℃の状態を約1時間維持してから加熱を停止することを特徴とする陶器の焼成方法。
  2. 請求項1において、
    前記焼成空間におけるワークの載置床上に炭を、厚さ1〜2cmに敷いて、炭床層を形成し、この炭床層の上に前記素焼きワーク及びその周囲の前記貝殻を載置することを特徴とする陶器の焼成方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記さやの内周面の少なくとも一部に沿って、炭を配置したことを特徴とする陶器の焼成方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記素焼きワークの、上端面及び下端面を除く外周面を囲んで、前記貝殻を配置したことを特徴とする陶器の焼成方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記さやの上端面近傍に、耐熱材からなる枠状皿を配置し、ここに貝殻を配置したことを特徴とする陶器の焼成方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記さやの内側の一部に、前記素焼きワークよりも高く貝殻を積み上げて配置したことを特徴とする陶器の焼成方法。
  7. 請求項6において、
    前記さやの内側に積み上げた貝殻上に炭を配置したことを特徴とする陶器の焼成方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記貝殻を、前記素焼きワークの周囲から上方に、且つ、素焼きワークの中心方向に積み上げて、素焼きワークの外周部上方を覆うオーバーハング部を構成しておくことを特徴とする陶器の焼成方法。
  9. 焼成炉内のワーク載置床上に、耐熱材からなるさや、及び、このさやの上端開口を塞ぐ孔付蓋により囲まれた空間を形成すると共に、この空間内で前記ワーク載置床上に炭を配置し、この炭に隣接して、又は、その上に貝殻を配置し、
    前記孔付蓋の上に、少なくとも3個配置された道具土を介して、皿形状の素焼きワークを、その裏面を上向きに載置し、
    焼成炉内を、酸化雰囲気で4〜8時間かけて、室温から約900℃乃至950℃まで、加熱し、次いで、還元雰囲気で約3時間乃至4時間かけて、約1250℃まで加熱して、そのまま1時間乃至2時間維持し、次に、還元雰囲気で約20分乃至30分かけて1150℃まで徐冷し、且つ、約1100℃乃至1170℃の状態を約1時間維持してから加熱を停止することを特徴とする陶器の焼成方法。
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JP2014177358A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Shimane Prefecture 貝殻を用いた無施釉の陶磁器の製造方法
KR20160118105A (ko) 2015-04-01 2016-10-11 전수걸 도자기 제조방법

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