JP2007053046A - 車両用コンビランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランプレンズの車両後方側から出射される白色光を抑制し、車両後方からのサイドターンランプバルブの橙色光の視認性の向上を図ることが可能な車両用コンビランプの提供。
【解決手段】 車両用コンビランプ1は、ランプレンズ3とランプボディ2との間に区画された領域の車両前方側と車両後方側とにそれぞれコーナーリングランプバルブ4とサイドターンランプバルブ5とが併設され、ランプボディ2は、コーナーリングランプリフレクタ15と、サイドターンランプリフレクタ20とを有する。ランプレンズ3は、車両前方側の白色部23と、車両後方側の橙色部24とを有する。コーナーリングランプリフレクタ15が設置される車両後方側側壁部12の先端部16とサイドターンランプリフレクタ20が設置される側壁部17の先端部21との間には、コーナーリングランプバルブ4からの光を散乱させる光散乱部10を設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コーナーリングランプバルブとサイドターンランプバルブとが車両前方側と車両後方側とに併設された車両用コンビランプに関する。
コーナーリングランプバルブとサイドターンランプバルブとが車両前方側と車両後方側とに併設された従来の車両用コンビランプとして、例えば特許文献1に記載の車両用コンビランプがある。特許文献1の車両用コンビランプは、ランプボディと、該ランプボディを覆う白色のランプレンズと、ランプレンズ近傍まで延びランプボディを車両前方側の灯室と車両後方側の灯室とに画成する略板状の隔壁と、車両前方側の灯室に設けられ白色のグローブからなるコーナーリングランプバルブと、車両後方側の灯室に設けられ橙色の着色グローブからなるサイドターンランプバルブと、車両前方側の灯室に設置されコーナーリングランプバルブの照射光を反射するコーナーリングランプリフレクタと、車両後方側の灯室に設置されサイドターンランプバルブの照射光を反射するサイドターンランプリフレクタとを備える。
特開平8―339712号公報
特許文献1の車両用コンビランプでは、車両前方側に設けられたコーナーリングランプバルブからの光のうち車両後方へ向かう光は、ランプボディとランプレンズとの間に設けられた隔壁によって遮光される。このため、コーナーリングランプバルブからの光のうち白色のランプレンズを通過して車両後方へ出射される白色光は有効に抑制される。
しかしながら、コーナーリングランプバルブからの光は、ランプレンズを通過して車両後方へ出射される光のみならず、ランプレンズの内面と隔壁との間を通過してランプレンズの内面で反射する光や、ランプレンズの内部で反射を繰返し車両後方へ向かう光も存在する。
このため、コーナーリングランプバルブからの光がランプレンズの内面と隔壁との間を通過してランプレンズの内面で反射する場合には、車両後方側の灯室のサイドターンランプリフレクタで反射し、白色のランプレンズを通過した白色光が車両後方へ出射される可能性がある。また、コーナーリングランプバルブからの光がランプレンズの内部で反射を繰返し車両後方へ向かう場合には、ランプレンズ全体が白色であるため、ランプレンズの全域が白色を帯び、この光がランプレンズから車両外側に向けて出射される。
かかる場合に、ランプレンズの車両方向外側において、サイドターンランプバルブの橙色の着色グローブを透過した橙色光が、コーナーリングランプバルブからの白色光と干渉するため、車両後方からサイドターンランプバルブの橙色光が見え辛くなる恐れが生じる。
そこで、本発明は、コーナーリングランプバルブとサイドターンランプバルブとがそれぞれ車両前方側と車両後方側とに併設された車両用コンビランプにおいて、ランプレンズの車両後方側から出射される白色光を抑制し、車両後方からのサイドターンランプバルブの橙色光の視認性の向上を図ることが可能な車両用コンビランプの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る車両用コンビランプは、ランプレンズとランプボディとの間に区画されたランプ収納領域の車両前方側と車両後方側とにそれぞれコーナーリングランプバルブとサイドターンランプバルブとが併設され、ランプボディは、コーナーリングランプリフレクタと、サイドターンランプリフレクタとを有する。コーナーリングランプリフレクタは、コーナーリングランプバルブの車両後方に設置されてコーナーリングランプバルブの照射光を反射し、その車両方向外側の先端部がランプレンズに近接する。サイドターンランプリフレクタは、サイドターンランプバルブの車両前方に設置されてサイドターンランプバルブの照射光を反射し、その車両方向外側の先端部がランプレンズに近接する。ランプレンズは、ランプ収納領域のうちコーナーリングランプバルブが配設される領域に対応する車両前方側の白色部と、ランプ収納領域のうちサイドターンランプバルブが配設される領域に対応する車両後方側の橙色部とを有する。コーナーリングランプリフレクタの先端部とサイドターンランプリフレクタの先端部との間には、コーナーリングランプバルブからの光を散乱させる光散乱部を設けられている。
上記構成では、コーナーリングランプバルブの車両後方には、ランプレンズ近傍まで延びるコーナーリングランプリフレクタが設置され、コーナーリングランプバルブの車両方向外側には、白色部を有するランプレンズが配置される。一方、サイドターンランプバルブの車両前方には、ランプレンズ近傍まで延びるサイドターンランプリフレクタが設置され、サイドターンランプバルブの車両方向外側には、橙色部を有するランプレンズが配置される。すなわち、車両後方へ向かうコーナーリングランプバルブの照射光は、コーナーリングランプリフレクタによって車両前方へ反射し、ランプレンズの白色部を通過して、白色光となってランプレンズから車両前方へ出射する。一方、車両前方へ向かうサイドターンランプバルブの照射光は、サイドターンランプリフレクタによって車両後方へ反射し、ランプレンズの橙色部を通過して、橙色光となってランプレンズから車両後方へ出射する。従って、コーナーリングランプリフレクタ及びサイドターンランプリフレクタが、コーナーリングランプバルブの車両後方へ向かう照射光とサイドターンランプバルブの車両前方へ向かう照射光とをそれぞれ遮る遮光壁として機能するため、ランプレンズの白色部を通過する白色光とランプレンズの橙色部を通過する橙色光とを、それぞれ車両前方と車両後方とにランプレンズから効率良く出射させることができる。
また、ランプレンズに近接するコーナーリングランプリフレクタの先端部とサイドターンランプリフレクタの先端部との間には、コーナーリングランプバルブからの光を散乱させる光散乱部が設けられ、ランプレンズは、コーナーリングランプリフレクタの先端部とサイドターンランプリフレクタの先端部との間を境界として、車両前方側の白色部と車両後方側の橙色部とに色別されている。すなわち、車両後方へ向かうコーナーリングランプバルブの照射光のうち、ランプレンズの内面で反射してコーナーリングランプリフレクタの先端部とサイドターンランプリフレクタの先端部との間へ向かう反射光は、光散乱部によって散乱され、光散乱部から車両後方へ向かう光量が低減される。また、光散乱部から車両後方へ向かう光のうちランプレンズの橙色部を通過する光は、橙色光としてランプレンズから車両後方へ出射される。
さらに、ランプレンズは、その車両後方側に橙色部を有するため、コーナーリングランプバルブから照射された光が、ランプレンズの内部で反射を繰返し車両後方へ向かう場合であっても、この光はランプレンズの車両後方側の橙色部において橙色を帯び、車両方向外側に向けて出射される。
このように、ランプボディのコーナーリングランプリフレクタ及びサイドターンランプリフレクタと、光散乱部と、白色部と橙色部とを有するランプレンズとによって、ランプレンズから車両後方へ出射される白色光が確実に抑制される。従って、ランプレンズの車両方向外側において、ランプレンズから出射される白色光と橙色光とが相互に干渉し難いため、サイドターンランプバルブから照射され、ランプレンズの橙色部を介して出射される橙色光が車両後方から見辛くなることを有効に防止することができる。
本発明によれば、コーナーリングランプバルブとサイドターンランプバルブとがそれぞれ車両前方側と車両後方側とに併設された車両用コンビランプにおいて、車両後方側へ出射される白色光を確実に抑制することができるため、車両後方からのサイドターンランプバルブの橙色光の視認性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る車両用コンビランプの平面図、図2は図1のII−II断面図、図3は図1のIII−III断面図である。なお図中FRは車両前方を、UPは車両上方を、INは車幅方向内側を、図2中Aはコーナーリングランプバルブからの光の照射方向を、図2中Bはランプレンズの白色部と橙色部との境界をそれぞれ示している。また、以下の説明における左右方向は、車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、車両用コンビランプ1は、乗用自動車やトラックなどの車両の車両側方、例えば、一対のドア部などに設けられ、ランプボディ2と、ランプボディ2の前面開口を覆うと共に車両ボディ7(図2及び図3参照)の外面から車両方向外側に突出するランプレンズ3と、ランプボディ2の車両前方側に配設され白色のグローブからなるコーナーリングランプバルブ4と、ランプボディ2の車両後方側に配設され白色のグローブからなるサイドターンランプバルブ5と、ランプレンズ3の車両上方側と車両下方側とをそれぞれ覆う遮光板6,6とを有する。
図2及び図3に示すように、ランプボディ2は、コーナーリングランプバルブ4を収容する車両前方側のコーナーリングランプバルブ収容部(ランプ収納領域)8と、サイドターンランプバルブ5を収容する車両後方側のサイドターンランプバルブ収容部(ランプ収納領域)9と、光散乱部10とを有し、これらは一体的に形成されている。ランプボディ2の周縁部分は、車両側方の車両ボディ7の所定位置に固着されている。
コーナーリングランプバルブ収容部8は、車両方向内側へ膨出し、車幅方向内側で湾曲面板状に形成された後壁部11と、湾曲面板状に形成され後壁部11の車両後方側の端部から車両方向外側へ曲折して延びる車両後方側側壁部12と、略板状に形成され後壁部11の車両前方側の端部から車両方向外側へ曲折して延びる車両前方側側壁部13と、コーナーリングランプソケット14と、コーナーリングランプリフレクタ15とを有する。コーナーリングランプソケット14は、後壁部11の車両上下方向の略中央(図1参照)で且つ車両後方側に設けられ、コーナーリングランプバルブ4を所定の角度で車両前方側に傾斜させて支持する。コーナーリングランプリフレクタ15は、湾曲面板状に形成された後壁部11及び車両後方側側壁部12の表面にアルミ蒸着処理を施したものであり、コーナーリングランプバルブ4の照射光を車両前方へ向けて反射する。車両後方側側壁部12の車両方向外側の先端部16は、ランプレンズ3の内面に近接する。
また、コーナーリングランプバルブ収容部8の車両後方側側壁部12と後述するサイドターンランプバルブ収容部9の側壁部17とは、これらの車両方向外側に設けられる光散乱部10を介して接合されている。
なお、本実施形態では、コーナーリングランプバルブ4の照射光を車両前方へ効率良く出射させるために、コーナーリングランプリフレクタ15の光軸は、車両前後方向に対して、車両前方で且つ車両方向外側の方向で約30°〜60°の角度に設定されている。また、コーナーリングランプリフレクタ15は、車両後方側側壁部12の表面に設置する場合に限られず、後述する光散乱部10のコーナーリングランプバルブ収容部8側の外周面の先端部22まで延長させて設置してもよい。
サイドターンランプバルブ収容部9は、車両前方へ膨出し湾曲面板状に形成された側壁部17と、略板状に形成され側壁部17の車両方向内側の端部から車両後方へ曲折して延びる後壁部18と、サイドターンランプソケット19と、サイドターンランプリフレクタ20とを有する。側壁部17の車両方向外側の先端部21は、ランプレンズ3の内面に近接する。サイドターンランプソケット19は、後壁部18の略中央(図1参照)に設けられ、サイドターンランプバルブ5を支持する。サイドターンランプリフレクタ20は、湾曲面板状に形成された側壁部17の表面にアルミ蒸着処理を施したものであり、サイドターンランプバルブ5の照射光を車両後方へ向けて反射する。なお、サイドターンランプリフレクタ20は、側壁部17の表面に設置する場合に限られず、後述する光散乱部10のサイドターンランプバルブ収容部9側の外周面の先端部22まで延長させて設置してもよい。
また、本実施形態では、サイドターンランプバルブ5からの照射光を車両後方へ効率良く出射させるために、サイドターンランプリフレクタ20の光軸は、車両前後方向に対して車両後方で且つ車両方向外側の方向で約0°〜30°の角度に設定されている。
光散乱部10は、断面略凹状に形成され、コーナーリングランプバルブ収容部8の車両後方側側壁部12の先端部16及びサイドターンランプバルブ収容部9の側壁部17の先端部21の車両方向外側に設けられている。また、光散乱部10の車両方向外側の先端部22は、ランプレンズ3の内面に近接する。光散乱部10のコーナーリングランプバルブ収容部8側の外周面は、コーナーリングランプバルブ収容部8の車両後方側側壁部12の表面と連続し、光散乱部10のサイドターンランプバルブ収容部9側の外周面は、サイドターンランプバルブ収容部9の側壁部17の表面と連続する。光散乱部10の凹状の内周面は、光散乱部10へ向かうランプレンズ3の内面で反射した光を、車両方向外側へ向けて不規則な方向に反射する。なお、光散乱部10は、断面略凹状に形成する場合に限られず、例えば、断面略U字状又は断面略V字状に形成してもよい。
ランプレンズ3は、略容器形状を有し、車両後方へ向かうに従い、車両ボディ7に対する車両方向外側への突出量を増加させて設けられている。ランプレンズ3の周縁部分は、ランプボディ2に固着され、ランプレンズ3はランプボディ2のコーナーリングランプバルブ収容部8及びサイドターンランプバルブ収容部9を車両側方から覆う。ランプレンズ3は、ランプボディ2の車両前方側のコーナーリングランプバルブ収容部8と、車両後方側のサイドターンランプバルブ収容部9とに対応する車両前方側の白色部23と、車両後方側の橙色部24とを有する。また、白色部23と橙色部24とは、コーナーリングランプバルブ収容部8の車両後方側側壁部12の先端部16と、サイドターンランプバルブ収容部9の側壁部17の先端部21との間を境界(図2中B)として色別される。すなわち、コーナーリングランプバルブ収容部8とサイドターンランプバルブ収容部9とは、それぞれランプレンズ3の白色部23とランプレンズ3の橙色部24とによって覆われるため、車両前方側の白色のグローブからなるコーナーリングランプバルブ4からの光は、主として、ランプレンズ3の白色部23を通過して、白色光となってランプレンズ3から出射し、一方、車両後方側の白色のグローブからなるサイドターンランプバルブ5からの光は、主として、ランプレンズ3の橙色部24を通過して、橙色光となってランプレンズ3から出射する。
なお、ランプレンズ3の側面部25のうち白色部23の領域の内面には、例えば、車両前後方向(横方向)の断面を略半円筒状とする凸円筒レンズが多数車両上下方向(縦方向)に並列して形成されている。このため、車両方向外側へ向かうコーナーリングランプバルブ4からの光は、ランプレンズ3の白色部23の凸円筒レンズを通過することにより拡散されて、ランプレンズ3から白色光が車両前後方向へ効率良く出射される。
また、ランプレンズ3の側面部25のうち橙色部24の領域の内面には、例えば、凸球面の魚眼レンズが車両前後方向及び車両前後方向(縦横方向)に整列して形成されている。このため、車両方向外側へ向かうサイドターンランプバルブ5からの光は、ランプレンズ3の橙色部24の魚眼レンズを通過することにより拡散されて、ランプレンズ3から橙色光が車両前後方向へ効率良く出射される。なお、側面部25の橙色部24の内面には、魚眼レンズに代えて、側面部25の白色部23の内面と同様に、車両上下方向に並列して形成される凸円筒レンズを形成してもよい。
また、ランプレンズ3の後面部26のうち橙色部24の内面には、例えば、車両前後方向の断面を略三角状とする屈折レンズと、屈折レンズなどのレンズ素子が形成されない平坦部とが車両上下方向に交互に並列して形成されている。このため、車両後方へ向かうサイドターンランプバルブ5からの光は、ランプレンズ3の橙色部24の屈折レンズ及び平坦部を通過することにより、橙色光がランプレンズ3から車両後方へ良好に出射される。
図3に示すように、遮光板6,6は、ランプボディ2の上端部27と下端部28とにそれぞれ固着され、ランプレンズ3の上面部29と下面部30とを、それぞれ車両上方と車両下方とから覆う。遮光板6,6は、車両上方及び車両下方へ向かうコーナーリングランプバルブ4及びサイドターンランプバルブ5からの光を遮光して、ランプレンズ3の車両上方及び車両下方への光の漏洩を防止する。すなわち、ランプレンズ3の上面部29及び下面部30のうち白色部23の領域を通過したコーナーリングランプバルブ4からの白色光は、遮光板6,6によって遮光されるため、ランプレンズ3の車両上方及び車両下方から車両後方へ向かう白色光を確実に規制することができる。なお、ランプレンズ3の上面部29及び下面部30に遮光塗装を施すことにより、ランプレンズ3の車両上方及び車両下方に設けられる遮光板6,6を省略することも可能である。
このように本実施形態によれば、コーナーリングランプバルブ4の車両後方には、ランプレンズ3の内面近傍まで延びるコーナーリングランプリフレクタ15が設置され、コーナーリングランプバルブ4の車両方向外側には、白色部23を有するランプレンズ3が配置される。一方、サイドターンランプバルブ5の車両前方には、ランプレンズ3近傍まで延びるサイドターンランプリフレクタ20が設置され、サイドターンランプバルブ5の車両方向外側には、橙色部24を有するランプレンズ3が配置される。すなわち、車両後方へ向かうコーナーリングランプバルブ4の照射光は、コーナーリングランプリフレクタ15によって車両前方へ反射し、ランプレンズ3の白色部23を通過して、白色光となってランプレンズ3から車両前方へ出射する。一方、車両前方へ向かうサイドターンランプバルブ5の照射光は、サイドターンランプリフレクタ20によって車両後方へ反射し、ランプレンズ3の橙色部24を通過して、橙色光となってランプレンズ3から車両後方へ出射する。
従って、コーナーリングランプリフレクタ15及びサイドターンランプリフレクタ20が、コーナーリングランプバルブ4の車両後方へ向かう照射光とサイドターンランプバルブ5の車両前方へ向かう照射光とをそれぞれ遮る遮光壁として機能するため、ランプレンズ3の白色部23を通過する白色光とランプレンズ3の橙色部24を通過する橙色光とを、それぞれ車両前方と車両後方とにランプレンズ3から効率良く出射させることができる。
また、コーナーリングランプリフレクタ15が設置される車両後方側側壁部12の先端部16、及び、サイドターンランプリフレクタ20が設置される側壁部17の先端部21の車両方向外側には、コーナーリングランプバルブ4からの光を散乱させる光散乱部10が設けられ、ランプレンズ3は、車両後方側側壁部12の先端部16と側壁部17の先端部21との間を境界(図2中B)として、車両前方側の白色部23と車両後方側の橙色部24とに色別されている。すなわち、車両後方へ向かうコーナーリングランプバルブ4の照射光のうち、ランプレンズ3の内面で反射して車両後方側側壁部12の先端部16と側壁部17の先端部21との間へ向かう反射光(図2中矢線A)は、光散乱部10によって散乱され、光散乱部10から車両後方へ向かう光量が低減される。また、光散乱部10から車両後方へ向かう光のうちランプレンズ3の橙色部24を通過する光(図2中矢線A)は、橙色光としてランプレンズ3から車両後方へ出射される。
さらに、ランプレンズ3は、その車両後方側に橙色部24を有するため、コーナーリングランプバルブ4から照射された光が、ランプレンズ3の内部で反射を繰返し車両後方へ向かう場合であっても、この光はランプレンズ3の車両後方側の橙色部24において橙色を帯び、車両方向外側に向けて出射される。
このように、ランプボディ2のコーナーリングランプリフレクタ15及びサイドターンランプリフレクタ20と、光散乱部10と、白色部23と橙色部24とを有するランプレンズ3とによって、ランプレンズ3から車両後方へ出射される白色光が確実に抑制される。
従って、ランプレンズ3の車両方向外側において、ランプレンズ3から出射される白色光と橙色光とが相互に干渉し難いため、サイドターンランプバルブ5から照射され、ランプレンズ3の橙色部24を介して出射される橙色光が車両後方から見辛くなることを有効に防止することができる。
なお、本実施形態では、車両用コンビランプ1を車両側方のドア部などに設けたが、これに限られず、車両の前方や後方、例えば、ヘッドランプやテールランプに隣接して設けてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本実施形態に係る車両用コンビランプの平面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。
符号の説明
1 車両用コンビランプ
2 ランプボディ
3 ランプレンズ
4 コーナーリングランプバルブ
5 サイドターンランプバルブ
8 コーナーリングランプバルブ収容部(ランプ収納領域)
9 サイドターンランプバルブ収容部(ランプ収納領域)
10 光散乱部
15 コーナーリングランプリフレクタ
16 先端部
20 サイドターンランプリフレクタ
21 先端部
23 白色部
24 橙色部

Claims (1)

  1. ランプレンズとランプボディとの間に区画されたランプ収納領域の車両前方側と車両後方側とにそれぞれコーナーリングランプバルブとサイドターンランプバルブとが併設される車両用コンビランプであって、
    前記ランプボディは、前記コーナーリングランプバルブの車両後方に設置されて前記コーナーリングランプバルブの照射光を反射するコーナーリングランプリフレクタと、前記サイドターンランプバルブの車両前方に設置されて前記サイドターンランプバルブの照射光を反射するサイドターンランプリフレクタと、を有し、
    前記コーナーリングランプリフレクタの車両方向外側の先端部と前記サイドターンランプリフレクタの車両方向外側の先端部とは、それぞれ前記ランプレンズに近接し、
    前記ランプレンズは、前記ランプ収納領域のうち前記コーナーリングランプバルブが配設される領域に対応する車両前方側の白色部と、前記ランプ収納領域のうち前記サイドターンランプバルブが配設される領域に対応する車両後方側の橙色部と、を有し、
    前記コーナーリングランプリフレクタの前記先端部と前記サイドターンランプリフレクタの前記先端部との間に、前記コーナーリングランプバルブからの光を散乱させる光散乱部を設けた
    ことを特徴とする車両用コンビランプ。
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