JP2009301782A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方のランプの光源からの光が他方のランプのランプレンズから外部に出射するいわゆる光漏れによる見栄えが低下すること。
【解決手段】この発明は、ランプハウジング6および仕切壁9には光を反射させる表面処理が施されていて、仕切壁9とランプレンズ7、8との間には隙間が形成されていて、仕切壁9のランプレンズ7、8と対向する部分には光拡散部16が設けられている。この結果、この発明は、一方のランプ2の光源10からの光であって他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射しようとする光を、拡散部16で拡散させるので、光漏れによる見栄えの低下を防止することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、色が異なる光を照射する複数のランプを隣り合わせに組み合わせてなる車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1参照)。以下、この従来の車両用灯具について説明する。この従来の車両用灯具は、灯室を区画する1個のランプハウジングおよび2個のランプレンズと、ランプハウジングに設けられていて灯室内を2個に仕切る仕切壁と、2個の灯室内にそれぞれ配置されている光源と、を備えるものである。以下、この従来の車両用灯具の作用について説明する。一方の光源を点灯すると、一方の光源からの光が一方のランプレンズから外部に出射する。また、他方の光源を点灯すると、他方の光源からの光が他方のランプレンズから外部に出射する。
この従来の車両用灯具においては、一方の光源からの光が他方のランプレンズから外部に出射するいわゆる光漏れによる見栄えの低下を防止することが重要である。
特開平10−223007号公報
この発明が解決しようとする課題は、色が異なる光を照射する複数のランプを隣り合わせに組み合わせてなる車両用灯具において、一方の光源からの光が他方のランプレンズから外部に出射するいわゆる光漏れによる見栄えの低下を防止することにある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、ランプハウジングおよび仕切壁の灯室側の面には光を反射させる表面処理が施されていて、仕切壁とランプレンズとの間には隙間が形成されていて、仕切壁のランプレンズと対向する部分には、一方のランプの(以下、単に「一方の」と称する)光源からの光であって他方のランプの(以下、単に「他方の」と称する)ランプレンズから外部に出射しようとする光を拡散させる光拡散部が、設けられている、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、ランプハウジングはが複数のランプに対して単一のランプハウジングからなり、ランプレンズが複数のランプにそれぞれ対応する複数のランプレンズからなり、一方のランプレンズと他方のランプレンズとの接合部が仕切壁の光拡散部と対向していてかつ一方のランプと他方のランプとの境界をなし、他方のランプレンズの接合部には仕切壁の光拡散部側に突出する凸部が設けられていて、一方のランプレンズの接合部がレンズ面と面一である、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、仕切壁の光拡散部により、一方の光源からの光であって他方のランプレンズから外部に出射しようとする光が拡散されるので、一方の光源からの光であって他方のランプレンズから外部に出射する光の量(光束)を軽減することができる。さらに、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、一方の光源からの光であって他方のランプレンズから外部に出射した光が仕切壁の光拡散部で拡散されているので、人の目に入る光の量(光束)を軽減することができる。これにより、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、一方の光源からの光が他方のランプレンズから外部に出射するいわゆる光漏れによる見栄えの低下を防止することができる。
特に、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、ランプハウジングおよび仕切壁の灯室側の面には光を反射させる表面処理が施されていて、仕切壁とランプレンズとの間には隙間が形成されていて、一方の光源からの光であって他方のランプレンズから外部に出射しようとする光の量(光束)が大である車両用灯具の場合において、光漏れによる見栄えの低下を防止することができる効果が顕著であり、最適である。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、一方のランプレンズが着色レンズであり、他方のランプレンズが透明レンズ(クリアレンズ)である車両用灯具の場合において、一方のランプレンズの接合部がレンズ面と面一である。このために、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、着色レンズの一方のランプレンズの色の濃淡が均一であるから、見栄えが向上される。たとえば、着色レンズの一方のランプレンズの接合部に、他方のランプレンズの接合部の凸部と同様に、仕切壁側に突出する凸部を設けた場合には、着色レンズの一方のランプレンズの接合部の色が他の部分の色と比較して濃くなり、その色が濃い部分が接合部の凸部に沿ってライン状に見えて、見栄え上問題がある。これに対して、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、着色レンズの一方のランプレンズの接合部とその他の部分との色の濃淡が均一であるから、見栄えが向上される。
特に、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、一方のランプレンズの接合部がレンズ面と面一であり、一方の光源からの光であって他方のランプレンズから外部に出射しようとする光の量(光束)が大である車両用灯具の場合において、光漏れによる見栄えの低下を防止することができる効果が顕著であり、最適である。
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施例のうちの6例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図4は、この発明にかかる車両用灯具の実施例1を示す。以下、この実施例1にかかる車両用灯具の構成について説明する。図において、符号1は、この実施例1にかかる車両用灯具である。前記車両用灯具1は、たとえば、車両(自動車)の後部の左右にそれぞれ装備されるリヤコンビネーションランプである。前記車両用灯具1は、色が異なる光を照射する複数のランプを隣り合わせに組み合わせてなる車両用灯具である。この例では、赤色光を照射するテールランプもしくはストップランプもしくはテール・ストップランプ(一方のランプ)2と、白色光(無色光)もしくは淡黄色光を照射するバックアップランプもしくはターンシグナルランプ(他方のランプ)3とを、上下に隣り合わせに組み合わせてなる車両用灯具である。
前記車両用灯具1は、灯室4、5を区画するランプハウジング6およびランプレンズ7、8を備えるものである。前記ランプハウジング6は、2個の前記ランプ2、3に対して単一のランプハウジングからなる。前記ランプレンズ7、8は、2個の前記ランプ2、3にそれぞれ対応する2個のランプレンズからなる。
前記ランプハウジング6には、前記灯室4、5内を2個の灯室に仕切る仕切壁9が一体に設けられている。すなわち、前記灯室4、5は、前記仕切壁9により、前記一方のランプ2の灯室4と前記他方のランプ3の灯室5とに2個に仕切られている。
2個の前記灯室4、5内には、光源10、11がそれぞれ配置されている。前記光源10、11は、ソケット12、13を介して前記ランプハウジング6にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。前記光源10、11は、白色光を放射するものである。なお、前記他方のランプ3の前記光源11は、淡黄色光を放射するものであっても良い。
前記仕切壁9は、前記一方のランプ2の仕切壁と前記他方のランプ3の仕切壁との2重の仕切壁に構成されている。2重の前記仕切壁9の2個の前記ランプレンズ7、8と対向する先端部14は、連結されている。前記仕切壁9の先端部の連結部14の上下両端には、遮光リブ15がそれぞれ2個の前記ランプレンズ7、8側に一体に突設されている。
前記ランプハウジング6および前記仕切壁9の前記灯室4、5側の面(内面)には、光を反射させる表面処理(図示せず)、たとえば、アルミ蒸着や銀塗装などが施されている。前記表面処理は、前記光源10、11からの光を前記ランプレンズ7、8側に反射させる反射面機能と、外部から前記ランプレンズ7、8を通して前記灯室4、5内を見た際に、前記灯室4、5内の金属光沢感やキラキラ感などが得られる装飾機能とを有する。
前記仕切壁9と前記ランプレンズ7、8との間には、隙間が形成されている。前記隙間は、前記ランプレンズ7、8が何らかの外力で前記灯室4、5側に押し込まれた際に、前記仕切壁9と前記ランプレンズ7、8とが接触して前記仕切壁9の前記表面処理が剥がれたり前記表面処理に傷が付いたりするのを防止する機能を有する。
前記仕切壁9の前記ランプレンズ7、8と対向する部分には、光拡散部16が設けられている。前記光拡散部16は、前記一方のランプ2の前記光源10からの光(図4中、実線矢印を参照)であって、前記他方のランプ3の前記ランプレンズ8から外部に出射しようとする光を拡散させるものである。前記光拡散部16は、前記仕切壁9の前記連結部14の下側と下側の前記遮光リブ15とに亘って設けられていて、垂直断面(縦断面)が曲凹面(もしくは球凹面)をなす。
前記一方のランプ2の前記ランプレンズ7と前記他方のランプ3の前記ランプレンズ8との接合部は、前記仕切壁9の前記光拡散部16と対向していて、前記一方のランプ2と前記他方のランプ3との境界をなす。
前記他方のランプ3の前記ランプレンズ8の前記接合部には、前記仕切壁9の前記光拡散部16側に突出する凸部17が一体に設けられている。前記一方のランプ2の前記ランプレンズ7の前記接合部18は、レンズ面と面一である。
この実施例1にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、一方のランプ2の光源10を点灯する。すると、一方のランプ2の光源10から放射された光が直接一方のランプ2のランプレンズ7に進み、あるいは、一方のランプ2の光源10から放射された光が一方のランプ2のランプハウジング6の反射面で反射して一方のランプ2のランプレンズ7に進む。一方のランプ2の光源10からの光が一方のランプ2のランプレンズ7を透過して赤色光として外部に出射する。これにより、一方のランプ2の機能、すなわち、テールランプもしくはストップランプもしくはテール・ストップランプの機能が果たされる。
このとき、一方のランプ2の光源10からの光が一方のランプ2のランプレンズ7を透過する際に、一方のランプ2のランプレンズ7の傾斜角度と、一方のランプ2の光源10からの光が一方のランプ2のランプレンズ7に入射する角度とにより、一方のランプ2の光源10からの光が一方のランプ2のランプレンズ7を透過せずに一方のランプ2のランプレンズ7の内面で反射する場合がある。この場合、図4に示すように、一方のランプ2のランプレンズ7の内面で反射した光は、仕切壁9の光拡散部16で拡散される。
また、他方のランプ3の光源11を点灯する。すると、他方のランプ3の光源11から放射された光が直接他方のランプ3のランプレンズ8に進み、あるいは、他方のランプ3の光源11から放射された光が他方のランプ3のランプハウジング6の反射面で反射して他方のランプ3のランプレンズ8に進む。他方のランプ3の光源11からの光が他方のランプ3のランプレンズ8を透過して白色光(もしくは淡黄色光)として外部に出射する。これにより、他方のランプ3の機能、すなわち、バックアップランプもしくはターンシグナルランプの機能が果たされる。
この実施例1にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例1にかかる車両用灯具1は、仕切壁9の光拡散部16により、一方のランプ2光源10からの光であって他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射しようとする光が拡散されるので、一方のランプ2の光源10からの光であって他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射する光の量(光束)を軽減することができる。さらに、この実施例1にかかる車両用灯具1は、一方のランプ2の光源10からの光であって他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射した光が仕切壁9の光拡散部16で拡散されているので、人の目E.Pに入る光の量(光束)を軽減することができる。これにより、この実施例1にかかる車両用灯具1は、一方のランプ2の光源10からの光が他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射するいわゆる光漏れによる見栄えの低下を防止することができる。
ここで、たとえば、図11に示すように、仕切壁9に光拡散部16を設けない車両用灯具について説明する。一方のランプ2の光源10からの光(白色光)であって、一方のランプ2のランプレンズ7の内面で反射した光は、一方のランプ2のランプレンズ7と仕切壁9の下側の遮光リブ15との間の隙間を通って仕切壁9の連結部14に入射して反射する。すると、連結部14で反射した光は、他方のランプ3のランプレンズ8と仕切壁9の上側の遮光リブ15と間の隙間を通って、かつ、他方のランプ3のランプレンズ8を透過して外部に出射する。このとき、連結部14で反射した光は、拡散されていないので、他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射する光の量(光束)が大であり、さらに、他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射して人の目E.Pに入る光の量(光束)が大である。これにより、図11の仕切壁9に光拡散部16を設けない車両用灯具の場合には、一方のランプ2のランプレンズ7から赤色光が外部に出射している一方で、一方のランプ2のランプレンズ7と隣り合う他方のランプ3のランプレンズ8から白色光が外部に出射する。このために、図11の仕切壁9に光拡散部16を設けない車両用灯具の場合には、いわゆる光漏れ、また、他方のランプ3の疑似点灯により、見栄えが低下する。特に、赤色光を照射するテールランプもしくはストップランプもしくはテール・ストップランプ(一方のランプ)2と、白色光(無色光)もしくは淡黄色光を照射するバックアップランプもしくはターンシグナルランプ(他方のランプ)3とを、上下に隣り合わせに組み合わせてなる車両用灯具の場合。この場合においては、下の一方のランプ2から赤色光が出射しているのにも拘わらず、上の他方のランプ3から白色光が出射しているかのように見える。しかも、下の一方のランプ2の光源10からの光(白色光)が上の他方のランプ3のランプレンズ8を下から上に透過するので、車両用灯具よりも上方に人の目E.Pが位置する場合には、光漏れの視認が顕著である。これに対して、この実施例1にかかる車両用灯具1は、一方のランプ2の光源10からの光が他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射するいわゆる光漏れまた疑似点灯による見栄えの低下を防止することができる。
特に、この実施例1にかかる車両用灯具1は、ランプハウジング6および仕切壁9の灯室4、5側の面には光を反射させる表面処理が施されていて、かつ、仕切壁9とランプレンズ7、8との間には隙間が形成されていて、一方のランプ2の光源10からの光であって他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射しようとする光の量(光束)が大である車両用灯具の場合において、光漏れによる見栄えの低下を防止することができる効果が顕著であり、最適である。
また、この実施例1にかかる車両用灯具1は、一方のランプ2のランプレンズ7が赤色レンズであり、他方のランプ3のランプレンズ8が透明レンズ(クリアレンズ)である車両用灯具の場合において、一方のランプ2のランプレンズ7の接合部18がレンズ面と面一である。このために、この実施例1にかかる車両用灯具1は、赤色レンズの一方のランプ2のランプレンズ7の色の濃淡が均一であるから、見栄えが向上される。
ここで、たとえば、図12に示すように、赤色レンズの一方のランプ2のランプレンズ7の接合部に、他方のランプ3のランプレンズ8の接合部の凸部17と同様に、仕切壁9側に突出する凸部19を設けた車両用灯具について説明する。図12の車両用灯具の場合においては、一方のランプ2の光源10からの光であって、一方のランプ2のランプレンズ7の内面で反射した光が一方のランプ2のランプレンズ7と仕切壁9の下側の遮光リブ15との間の隙間を通って仕切壁9の連結部14に入射して反射し、その反射光が一方のランプ2のランプレンズ7の接合部の凸部19を透過して赤色光として外部に出射する。このために、図12の車両用灯具の場合には、図11の車両用灯具の場合のように、白色光が他方のランプ3のランプレンズ8を透過して外部に出射するいわゆる光漏れによる見栄えの低下の虞がない。ところが、図12の車両用灯具の場合には、図13に示すように、赤色レンズの一方のランプ2のランプレンズ7の接合部(凸部19であって、図13中の格子が施されているロ形状の部分)の色が他の部分20の色と比較して濃くなり、その色が濃い部分が接合部の凸部19に沿ってライン状に見えて、見栄え上問題がある。これに対して、この実施例1にかかる車両用灯具1は、図1に示すように、赤色レンズの一方のランプ2のランプレンズ7の接合部18とその他の部分20との色の濃淡が均一であるから、見栄えが向上される。
特に、この実施例1にかかる車両用灯具1は、一方のランプ2のランプレンズ7の接合部18がレンズ面と面一であり、一方のランプ2の光源10からの光であって他方のランプ3のランプレンズ8から外部に出射しようとする光の量(光束)が大である車両用灯具の場合において、光漏れによる見栄えの低下を防止することができる効果が顕著であり、最適である。
図5は、この発明にかかる車両用灯具の実施例2を示す。この実施例2にかかる車両用灯具は、前記の実施例1にかかる車両用灯具の光拡散部16(垂直断面(縦断面)が曲凹面(もしくは球凹面)をなす光拡散部)を、仕切壁9の連結部14の上側と上側の遮光リブ15とに亘って設けたものである。この実施例2にかかる車両用灯具は、前記の実施例1にかかる車両用灯具と同様の作用効果を達成することができる。
図6は、この発明にかかる車両用灯具の実施例3を示す。この実施例2にかかる車両用灯具は、垂直断面(縦断面)が曲凸面(もしくは球凸面)をなす光拡散部21を、仕切壁9の連結部14の下側と下側の遮光リブ15とに亘って設けたものである。この実施例3にかかる車両用灯具は、前記の実施例1、2にかかる車両用灯具と同様の作用効果を達成することができる。
図7は、この発明にかかる車両用灯具の実施例4を示す。この実施例4にかかる車両用灯具は、前記の実施例3にかかる車両用灯具の光拡散部21(垂直断面(縦断面)が曲凸面(もしくは球凸面)をなす光拡散部)を、仕切壁9の連結部14の上側と上側の遮光リブ15とに亘って設けたものである。この実施例4にかかる車両用灯具は、前記の実施例1、2、3にかかる車両用灯具と同様の作用効果を達成することができる。
図8は、この発明にかかる車両用灯具の実施例5を示す。この実施例5にかかる車両用灯具は、仕切壁9の連結部14および上下両側の遮光リブ15のうち、ランプレンズ7、8の接合部17、18に対向する面に、シボ加工を施した光拡散部22を設けたものである。この実施例5にかかる車両用灯具は、前記の実施例1、2、3、4にかかる車両用灯具と同様の作用効果を達成することができる。
図9および図10は、この発明にかかる車両用灯具の実施例6を示す。この実施例6にかかる車両用灯具は、仕切壁9の連結部14のうち、ランプレンズ7、8の接合部17、18に対向する面に、ローレット加工を施した光拡散部(拡散プリズム)23を設けたものである。この実施例6にかかる車両用灯具は、前記の実施例1、2、3、4、5にかかる車両用灯具と同様の作用効果を達成することができる。なお、前記光拡散部23のローレットは、シリンドリカル形状(かまぼこ形状)をなす多数の小曲凸部もしくは小球凸部を、一方のランプ2と他方のランプ3との並び方向と同方向に並んで設けられている。なお、前記光拡散部23は、小曲凹部もしくは小球凹部であっても良い。
以下、上記の実施例1〜6以外の例について説明する。前記の実施例1〜6においては、赤色光を照射するテールランプもしくはストップランプもしくはテール・ストップランプ(一方のランプ)2と、白色光(無色光)もしくは淡黄色光を照射するバックアップランプもしくはターンシグナルランプ(他方のランプ)3とを、上下に隣り合わせに組み合わせてなるリヤコンビネーションランプの車両用灯具について説明するものである。ところが、この発明においては、赤色光を照射するテールランプもしくはストップランプもしくはテール・ストップランプ、白色光(無色光)もしくは淡黄色光を照射するバックアップランプもしくはターンシグナルランプ以外のランプであっても良い。また、リヤコンビネーションランプ以外のその他の車両用灯具であっても良い。さらに、3個以上のランプが上下左右斜めに隣りあわせに組み合わせた車両用灯具であっても良い。
この発明にかかる車両用灯具の実施例1を示す正面図である。 同じく、図1におけるII−II線断面図である。 同じく、図2におけるIII部の拡大断面図である。 同じく、光拡散部の光拡散作用を示す一部拡大断面図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例2を示す光拡散部を含む一部拡大断面図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例3を示す光拡散部を含む一部拡大断面図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例4を示す光拡散部を含む一部拡大断面図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例5を示す光拡散部を含む一部拡大断面図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例6を示す光拡散部を含む一部拡大断面図である。 同じく、光拡散部の光拡散作用を示す一部拡大斜視図である。 光拡散部を設けなかった場合の光路を示す一部拡大断面図である。 隣り合うランプのランプレンズの接合部にそれぞれ凸部を設けた場合の光路を示す一部拡大断面図である。 隣り合うランプのランプレンズの接合部にそれぞれ凸部を設けた場合の光の色の濃淡を示す正面図である。
符号の説明
1 車両用灯具(リヤコンビネーションランプ)
2 一方のランプ
3 他方のランプ
4 一方の灯室
5 他方の灯室
6 ランプハウジング
7 一方のランプレンズ
8 他方のインナーレンズ
9 仕切壁
10 一方の光源
11 他方の光源
12 一方のソケット
13 他方のソケット
14 連結部
15 遮光リブ
16 光拡散部
17 凸部
18 接合部
19 凸部
20 他の部分
21 光拡散部
22 光拡散部
23 光拡散部
E.P 人の目

Claims (2)

  1. 色が異なる光を照射する複数のランプを隣り合わせに組み合わせてなる車両用灯具において、
    灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
    前記ランプハウジングに設けられていて、前記灯室内を複数に仕切る仕切壁と、
    複数の前記灯室内にそれぞれ配置されている光源と、
    を備え、
    前記ランプハウジングおよび前記仕切壁の前記灯室側の面には、光を反射させる表面処理が施されていて、
    前記仕切壁と前記ランプレンズとの間には、隙間が形成されていて、
    前記仕切壁の前記ランプレンズと対向する部分には、一方のランプの前記光源からの光であって、他方のランプの前記ランプレンズから外部に出射しようとする光を拡散させる光拡散部が設けられている、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記ランプハウジングは、複数のランプに対して単一のランプハウジングからなり、
    前記ランプレンズは、複数のランプにそれぞれ対応する複数のランプレンズからなり、
    一方のランプの前記ランプレンズと他方のランプの前記ランプレンズとの接合部は、前記仕切壁の前記光拡散部と対向していて、一方のランプと他方のランプとの境界をなし、
    他方のランプの前記ランプレンズの前記接合部には、前記仕切壁の前記光拡散部側に突出する凸部が設けられていて、
    一方のランプの前記ランプレンズの前記接合部は、レンズ面と面一である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
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