JP2007051909A - レゾルバ - Google Patents
レゾルバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007051909A JP2007051909A JP2005236489A JP2005236489A JP2007051909A JP 2007051909 A JP2007051909 A JP 2007051909A JP 2005236489 A JP2005236489 A JP 2005236489A JP 2005236489 A JP2005236489 A JP 2005236489A JP 2007051909 A JP2007051909 A JP 2007051909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor core
- resolver
- thickness
- stator
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、輪状ステータ(12)の直径を25ミリから50ミリとし、厚さを5ミリ、前記ロータコア(13)の厚さを前記輪状ステータ(12)の厚さよりも薄くし、狭いスペースに装着可能とした構成である。
【選択図】図1
Description
すなわち、図20及び図21において、符号1で示されるものは回転トランス部3を有する基台であり、この基台1には回転トランス部に隣接してレゾルバ部2が設けられ、このレゾルバ部2に対する信号の出し入れは、前記回転トランス部3を介して行われている。
すなわち、回転トランス部を有するレゾルバは、電気的精度は高いが、軸方向の厚さが20ミリから50ミリは必要で、薄型かつ小型化は極めて困難であり、超小型モータ、ロボット等の関節、航空機のアクチュエータ及び小型アンテナの角度検出等への適用は極めて困難であった。
すなわち、輪状ステータの直径を25ミリから50ミリとし、厚さを5ミリとし、ロータコアの厚さを輪状ステータの厚さよりも薄くしたことにより、超小型でかつ超薄型のレゾルバを得ることができ、省スペース、低コスト化により超小型モータの回転検出、ロボット等の関節などスペースのない部分での角度検出、航空機等の小型アクチュエータの角度検出、小型アンテナの角度検出を容易に行うことができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1及び図2において符号2で示されるものはレゾルバであり、このレゾルバ2の輪状ステータ12の内面12aには複数(本形態では4個)の磁極10が所定の角度間隔でかつ内方へ向けて一体に突出して形成されている。
また、前記ロータコア13は、その軸心位置に中心穴13Aが形成され、輪状に構成され回転軸等を取付けやすく構成されているが、磁気的には中心穴13Aがない方が出力コイル20bからの出力信号のゲインが高くなるように構成することができる。
すなわち、図3の場合、輪状ステータ12の直径が25ミリ、厚さが5ミリ、ステータコイル20を含めた厚さが8ミリ、ロータコア13の厚さが2ミリ、中心穴13Aの径が10ミリとして製作した結果、各種機器への取付けも容易に行われ、出力信号も良好な結果を得ることができた。尚、輪状ステータ12の厚さ5ミリ及びロータコア13の厚さ2ミリ以下では、電気的な特性が取りにくく、機械的な特性も限界であることが判明した。
また、図4は図3と同様に実機化した構成のレゾルバ2の輪状ステータ12が50ミリの直径を有する構成であり、輪状ステータ12のスペックは図3の場合と同様で、中心穴
13Aの寸法のみが大径化している。尚、直径50ミリ以上では、従来のレゾルバでも使用可の場合が多く、薄形化の場合は50ミリ以下が好適である。
図7から図8の構成は、4スロットタイプのレゾルバ2のロータコア13の回転状態を示すもので、図7はロータコア13が0°位置、図8はロータコア13が90°位置、図9はロータコア13が180°位置、図10はロータコア13が270°位置の状態を示している。
また、図11から図14は、前述の図7から図10の回転と同じ回転状態における12スロットの構成の場合を示している。
X軸とY軸はステータの中心00を通っている。ロータの中心01はステータの中心00として半径δの円周上を回転するものとする。(図15参照)
ここにステータの中心00を中心としてロータの中心01がθ回転したものとする。
ロータ円周上に任意の点Pをとり直線P−01を定め、その延長線とロータコア外径、輪状ステータ内径との交点をP,Q,P’,Q’とすると、次の数1の(1)〜(9)式の通りである。
また、(8),(9)式はsin波とcos波の振幅はsin(α)に比例して変化することを示している。
ここにαはスロット歯幅である。αを変化させた時の出力の解析値を図16に示す。
図17に示されているように(0°,180°),(90°,270°)の位置に設置された出力巻線に(8),(9)式に示されるsin波とcos波が出力されている。
また、図16よりスロット歯幅αを変化させた時の出力の解析値の変化はsin(α)に比例して変化していることがわかり、所定レベル以上の出力を得るために好適なスロット歯幅αは20°から40°の範囲である。
以上のように理論値と解析値は一致していることが確認できた。
10 磁極
10a 舌片
10A 内周面
12 輪状ステータ
13 ロータコア
13A 中心穴
13a 外周面
20 ステータコイル
20a 一次コイル(励磁コイル)
20b 出力コイル
G1〜G4 ギャップ
α スロット歯幅
Claims (5)
- 内方に突出する複数の磁極(10)を所定角度毎に有する輪状ステータ(12)と、前記各磁極(10)に設けられ励磁コイル(20a)及び出力コイル(20b)からなるステータコイル(20)と、前記輪状ステータ(12)の内側に設けられたロータコア(13)とを設け、前記ロータコア(13)の偏心回転により前記各磁極(10)の内周面(10A)と前記ロータコア(13)の外周面(13a)間のギャップパーミアンスが変化するようにしたレゾルバにおいて、
前記輪状ステータ(12)の直径を25ミリから50ミリとし、厚さを5ミリ、前記ロータコア(13)の厚さを前記輪状ステータ(12)の厚さよりも薄くしたことを特徴とするレゾルバ。 - 前記ロータコア(13)の厚さは2ミリとし、前記ロータコア(13)には中心穴(13A)がないことを特徴とする請求項1記載のレゾルバ。
- 前記ロータコア(13)の厚さは2ミリとし、前記ロータコア(13)には中心穴(13A)があることを特徴とする請求項1記載のレゾルバ。
- 前記磁極(10)に形成され円周方向に沿って舌片状に延設された舌片(10a)からなるスロット歯幅(α)は、20°から40°であることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のレゾルバ。
- 前記輪状ステータ(12)に設けられた前記ステータコイル(20)の軸方向の厚さは、8ミリよりなることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のレゾルバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236489A JP2007051909A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | レゾルバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236489A JP2007051909A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | レゾルバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007051909A true JP2007051909A (ja) | 2007-03-01 |
Family
ID=37916456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005236489A Pending JP2007051909A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | レゾルバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007051909A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014023279A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Mitsubishi Electric Corp | 同期電動機 |
US20180316253A1 (en) * | 2015-11-11 | 2018-11-01 | Ls Automotive Technologies Co., Ltd. | Resolver |
CN111344537A (zh) * | 2017-11-13 | 2020-06-26 | 西门子股份公司 | 利用雷达技术检测转动位置的角度传感器 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09103059A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-15 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ |
JP2002119032A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-19 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 回転検出器の鉄心構造 |
JP2003202240A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転センサと回転角度の検出方法 |
JP2003294488A (ja) * | 2002-04-02 | 2003-10-15 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ用ステータ構造 |
JP2004037306A (ja) * | 2002-07-04 | 2004-02-05 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバロータ構造 |
-
2005
- 2005-08-17 JP JP2005236489A patent/JP2007051909A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09103059A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-15 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ |
JP2002119032A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-19 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 回転検出器の鉄心構造 |
JP2003202240A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転センサと回転角度の検出方法 |
JP2003294488A (ja) * | 2002-04-02 | 2003-10-15 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ用ステータ構造 |
JP2004037306A (ja) * | 2002-07-04 | 2004-02-05 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバロータ構造 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014023279A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Mitsubishi Electric Corp | 同期電動機 |
US20180316253A1 (en) * | 2015-11-11 | 2018-11-01 | Ls Automotive Technologies Co., Ltd. | Resolver |
US10931184B2 (en) * | 2015-11-11 | 2021-02-23 | Ls Automotive Technologies Co., Ltd. | Resolver |
CN111344537A (zh) * | 2017-11-13 | 2020-06-26 | 西门子股份公司 | 利用雷达技术检测转动位置的角度传感器 |
CN111344537B (zh) * | 2017-11-13 | 2022-04-12 | 西门子股份公司 | 利用雷达技术检测转动位置的角度传感器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4158858B2 (ja) | 回転角度検出器 | |
JP4862118B2 (ja) | 角度検出器 | |
US4255682A (en) | Multipolar resolver | |
US20060043815A1 (en) | Variable-reluctance resolver and multi-resolver using same | |
JP4696209B2 (ja) | 角度検出器 | |
JP2007051909A (ja) | レゾルバ | |
JP4639281B2 (ja) | 平面型レゾルバ | |
JP2008029070A (ja) | 角度検出器 | |
JP2008233032A (ja) | 回転角度検出器 | |
JP2008309618A (ja) | 冗長系回転型有限角度検出器 | |
JP6650188B2 (ja) | レゾルバ | |
JP2008175553A (ja) | 角度検出器 | |
JP4862122B2 (ja) | 角度検出器 | |
JPH0125289Y2 (ja) | ||
JP4992022B2 (ja) | 回転型有限角度検出器 | |
JP2008032623A (ja) | 有限角度検出器 | |
JP2011151973A (ja) | 固定子のインシュレータおよびモータ | |
JP2008128653A (ja) | 角度検出器 | |
JP5830736B2 (ja) | トルクセンサ | |
JP2007139805A (ja) | 回転角度センサー | |
JP2009270914A (ja) | レゾルバ及び角度検出装置 | |
JP2018004382A (ja) | レゾルバ用ロータ構造 | |
JP2009002749A (ja) | 回転型有限角度検出器 | |
JP2008292469A (ja) | 可変リラクタンス型の回転角検出装置 | |
JP4701347B2 (ja) | 回転検出器およびスロット面被覆構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080317 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20101005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110215 |