JP2008175553A - 角度検出器 - Google Patents

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JP2008175553A JP2007006823A JP2007006823A JP2008175553A JP 2008175553 A JP2008175553 A JP 2008175553A JP 2007006823 A JP2007006823 A JP 2007006823A JP 2007006823 A JP2007006823 A JP 2007006823A JP 2008175553 A JP2008175553 A JP 2008175553A
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Yoshimi Kikuchi
良巳 菊池
Tadashi Okada
匡史 岡田
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、輪状固定子枠に設けた一対の固定子片間に磁性体回転子を案内させて薄型とし、各固定子片を矩形として生産効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明による角度検出器は、輪状固定子枠(1)に設けられた複数の固定子(5)と、各固定子(5)の固定子片(5a,5b)間の空隙(5A)に案内される磁性体回転子(6)と、を備え、前記各固定子片(5a,5b)は矩形形状よりなる構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、角度検出器に関し、特に、輪状固定子枠にステータ巻線を有する固定子を複数設け、この輪状固定子枠の内側に板状をなす磁性体回転子を回転自在に配設することにより、インナーロータ型の超薄型の角度検出器を得ると共に、各固定子の固定子片を矩形状とすることにより、生産効率の向上及びコストダウンを達成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の薄型のレゾルバとしては、図6及び図7で示される回転トランスを用いた構成、及び、図8で示される特許文献1のバリアブルリラクタンス型のレゾルバの構成を挙げることができる。
すなわち、図6及び図7で示される従来構成のケーシング1内には、レゾルバ部2と回転トランス部3とが軸方向に沿って重合して配設されている。
また、図8において示される他の従来構成のレゾルバ部2は、輪状でレゾルバステータコイル4を有するステータ5と、前記ステータ5内に設けられコイルを有しない輪状のロータ6が回転自在に内設されている。
また、前述の図6、図7及び図8におけるレゾルバの巻線の配線図は図10で示されるように構成され、励磁巻線R1,R2は1相よりなり、検出側の出力巻線S1〜S4は2相で構成されている。
また、前記各出力巻線S1〜S4による出力電圧曲線及び出力電圧方程式は、図9で示される。
米国特許第5920135号明細書
従来の薄型のレゾルバは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、図6及び図7に開示された従来構成においては、レゾルバ部と回転トランス部とが軸方向に重合されているため、レゾルバ自体の厚さが厚く(16mmが最小)なり、前述と同様に、扁平状に構成することは極めて困難であった。
また、図8の他の従来構成においては、コイルとしてはレゾルバステータコイルのみで済むが、ステータに巻回したレゾルバステータコイルがステータの両面に突出するため、このレゾルバステータコイルの絶縁用の絶縁カバー及びコイルカバー等を必要とし、これらのステータへの装置によって厚さが厚く(10mmが最小)なり、前述と同様に、扁平状に構成することが極めて困難であった。
また、ロータにコイルを有していないため、検出精度には限界があった。
また、従来構成においては、ロータの外周とステータの各磁極の内周とのギャップパーミアンスの変化により回転検出を行うため、回転軸振れが発生すると空隙変動に影響していた。
また、固定子が一体構造であるため、励磁巻線により発生する磁界分布が検出用回転子極の機械的な位置により影響を受けていた。
本発明による角度検出器は、輪状固定子枠と、前記輪状固定子枠に設けられその円周方向に周期的あるいは非周期的に分割配置された複数の固定子と、前記各固定子を形成するためステータ巻線を挟持した一対の固定子片と、前記輪状固定子枠の内側で回転自在に設けられ偏芯したあるいは半径方向に周期的に変化した外周面を有する磁性体回転子と、を備え、前記各固定子片は、矩形形状よりなる構成であり、また、前記ステータ巻線を形成する励磁巻線と検出巻線は、矩形状で板状をなす巻線磁芯の外周に互いに積層して設けられると共に矩形状をなしている構成である。
本発明による角度検出器は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、輪状固定子枠に分割配置された各固定子の一対の固定子片間の空隙に設けた磁性体回転子を回転自在に設けることにより、超薄型のインナーロータ型の角度検出器を得ることができる。
また、一対の各固定子片間の空隙が固定されているため、輪状磁性体回転子に軸振れがある場合でも、回転に伴う角度信号は一対の固定子片と磁性体回転子の鎖交する量に依存しているため、安定した高精度の回転角度信号を得ることができる。
また、各固定子が分割されているため、隣接する固定子巻線との磁気的干渉も少なく、高精度の回転角度信号を得ることができる。
また、各固定子の各固定子片が矩形状に形成されているため、加工が極めて容易であり、製造コストを低減することができる。
また、各固定子の各固定磁芯が矩形状に形成されているため、この固定磁芯の製造も容易であると共に、検出巻線及び励磁巻線の巻線動作も容易となる。
本発明は、輪状固定子枠にステータ巻線を有する固定子を複数設け、この輪状固定子枠の内側に板状をなす磁性体回転子を回転自在に配設することにより、インナーロータ型の超薄型の角度検出器を得ると共に、各固定子の固定子片を矩形状とすることにより、生産効率の向上及びコストダウンを達成した角度検出器を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による角度検出器の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは非磁性体で輪状に形成された輪状固定子枠であり、この輪状固定子枠1には、その円周方向に沿って周期的あるいは非周期的に独立して分割配置された複数の固定子5が設けられている。
前記各固定子5は、図2に示されるように、検出巻線4aと励磁巻線4bを積層して有するステータ巻線4を挟持する状態で互いに対向配置された一対の固定子片5a,5bにより構成されている。
前記各固定子5のステータ巻線4は、図3及び図4で示されるように、矩形状で板状をなす巻線磁芯10の外周に巻回されており、前記巻線磁芯10の両端に前記各固定子片5a,5bが接合している。
前記各固定子片5a,5bは、図示のように全体形状が正方形又は長方形等からなる矩形の板で形成されており、加工が容易で、生産性に優れている。
また、各固定子片5a,5b間には所定の空隙5Aが形成されて降り、この空隙5Aの間隔は前記巻線磁芯10の厚さによって決められている。
前記輪状固定子枠の内側には、図5で示される磁性体回転子6が回転軸11を介して回転自在に設けられており、この磁性体回転子6の外周面6aが前記空隙5A内に出入りできるように構成されている。
前記磁性体回転子6は、図5に示されるように、磁性コアのみで構成され、巻線を有しないため、真円状として偏芯させて回転軸11に設けた場合、又は、その外周面6aを半径方向に周期的に変化させた四葉形状(図5)又は三葉形状のようにn周期の外形形状で構成されている。
前述の構成において、4個の各励磁巻線4bに励磁信号を供給した状態で、磁性体回転子6を回転させると、前記各固定子5の空隙5A内で磁性体回転子6の外周面6aが半径方向に出入りし、各固定子片5a,5bと鎖交する面積が変化し、検出巻線4aに正弦波状に変化する誘起電圧が発生するように構成されている。
前述の場合、従来構成では回転軸11が回転振れを起すと、いわゆるロータとステータ間の空隙(ギャップ)が変化し、精度誤差が発生したが、一対構成の固定子片5a,5bによる空隙5Aが固定されているため、磁気的な精度は低下せず、誤差の発生も防止される。
また、回転に伴う角度信号は、各固定子片5a,5bとの鎖交する量に依存するため、回転軸11の偏芯による軸振れは検出精度に関係がなくなる。
また、各固定子5は電気的には一体であるが、磁気的には分離しているため、検出精度向上に寄与できるものである。
尚、この固定子5の数(極数m)及び磁性体回転子6の外周面6aの形状変化の周期の数(周期n)は、角度検出器の用途等に応じて設定できる。
また、前述の図1の角度検出器の軸方向の厚さは、実験のプロトタイプにおいても4mmであり、従来構成に比較すると、約1/4であり、超薄型の角度検出器を得ることができる。
本発明による角度検出器を示す斜視図である。 図1の要部を示す拡大斜視図である。 図2の固定子の拡大斜視図である。 図3の巻線磁芯を示す拡大斜視図である。 図2の磁性体回転子を示す拡大斜視図である。 従来のレゾルバを示す半断面図である。 図6の平面図である。 従来のVR型レゾルバの断面図である。 レゾルバの出力電圧曲線及び出力電圧方程式である。 レゾルバの結線を示す配線図である。
符号の説明
1 輪状固定子枠
4 ステータ巻線
4a 検出巻線
4b 励磁巻線
5 固定子
5a,5b 固定子片
5A 空隙
6 磁性体回転子
6a 外周面
10 巻線磁芯
11 回転軸

Claims (2)

  1. 輪状固定子枠(1)と、前記輪状固定子枠(1)に設けられその円周方向に周期的あるいは非周期的に分割配置された複数の固定子(5)と、前記各固定子(5)を形成するためステータ巻線(4)を挟持した一対の固定子片(5a,5b)と、前記輪状固定子枠(1)の内側で回転自在に設けられ偏芯したあるいは半径方向に周期的に変化した外周面(6a)を有する磁性体回転子(6)と、を備え、
    前記各固定子片(5a,5b)は、矩形形状よりなることを特徴とする角度検出器。
  2. 前記ステータ巻線(4)を形成する励磁巻線(4b)と検出巻線(4a)は、矩形状で板状をなす巻線磁芯(10)の外周に互いに積層して設けられると共に矩形状をなしていることを特徴とする請求項1記載の角度検出器。
JP2007006823A 2007-01-16 2007-01-16 角度検出器 Pending JP2008175553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069811A (ja) * 2009-08-31 2011-04-07 Aisin Seiki Co Ltd 回転角度センサ

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