JP2007306695A - 角度位置検出装置および角度位置検出装置用のステータ - Google Patents

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昌樹 桑原
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Abstract

【課題】ステータの積層構造を耐環境温度特性に優れたものにすること。
【解決手段】略円環状に形成されたステータ12と、円環状に形成されて、ステータ12に対して相対的に角度変位し、ステータ12との間隙中のリラクタンス成分を変化せしめるロータ14を備え、ステータ12は、環状の電磁鋼板を複数枚積層して形成されたステータスタック20と、各鋼板の外周側に周方向に亘って等間隔で形成された複数のステータポール22と、各ステータポール22にコイルボビン24を介して巻き付けられたコイル巻線26とを備え、ステータスタック20の積層厚さは、2.4mm以上に設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、角度位置検出装置に関し、特に、角度位置検出装置を構成する単極レゾルバや多極レゾルバに用いられるステータの積層構造の改良技術に関する。
回転検出器(角度位置検出装置)として、バリアブルリラクタンス型レゾルバの鉄心構造を採用したものが知られている(特許文献1参照)。この回転検出器においては、固定子の積層厚を4mm以下0.5mm以上として、磁気特性の回転方向のバラツキを少なくしているので、固定子の積層厚を薄くしても、検出精度を高めることができる。
特開2002−119032号公報
従来技術においては、固定子の積層厚を4mm以下0.5mm以上としているので、固定子の積層厚を薄くしても、検出精度を高めることはできるが、この構造では、耐環境温度特性を考慮すると十分ではない。本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、ステータの積層構造を耐環境温度特性に優れたものにすることにある。
前記目的を達成するために、本発明は、環状に形成されたステータと、前記ステータに対して相対的に角度変位し、前記ステータとの間隙中のリラクタンス成分を変化せしめるロータとを備え、前記ステータは、環状でかつ外周側に周方向に亘って等間隔で形成された複雑な外歯状の突設部を備えた形状の鋼板を複数枚積層して形成されたステータスタックと、前記ステータスタックの前記各突設部に巻き付けられたコイル巻線とを備え、前記ステータスタックの積層厚さは2.4mm以上に設定されてなる角度位置検出装置を構成したものである。
本発明によれば、ステータスタックの積層厚さは2.4mm以上に設定することで、最小の積層厚で、耐環境温度特性に優れたものとなり、高温時でも、高精度な位置検出精度を実現できるとともに、ステータのスタック高さを3mm以下に抑制することができる。
本発明によれば、高温時でも、高精度な位置検出精度を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す角度位置検出装置の要部拡大断面図、図2は、角度位置検出装置の要部縦断面図である。図1および図2において、角度位置検出装置10は、インクリメンタルレゾルバとして、略円環状に形成されたステータ12と、ステータ12の周囲を囲むように、円環状に形成されて、ステータ12に対して相対的に角度変位し、ステータ12との間隙中のリラクタンス成分を変化せしめるロータ14を備えて構成されており、ステータ12は、検出対象となるモータの中空状回転軸16に固定され、ロータ14は、円環状のモータハウジング18に固定されている。ロータ14は環状で、内周側に周方向に亘って等間隔で形成された複数の内歯状の突設部(図示省略)を備えている。
ステータ12は、環状で外周側の周方向に亘って等間隔で形成された外葉状の突設部22を備えた形状の電磁鋼板を複数枚積層して形成されたステータスタック20と、ステータスタック20の、各突設部22にコイルボビン24を介して巻き付けられたコイル巻線26とを備えて構成されている。突設部22、コイルボビン24、及びコイル巻き線26によりステータポールを構成しており該ステータポールは、ステータスタック20の環状の基端部の外周に、120°間隔でA相、B相、C相を構成するように3×N個(Nは自然数)の外歯状に突設されている。
ステータスタック20の積層厚さは、例えば、ステータスタック20の高さを3mm以下に抑制するために、2.4mm以上に設定されている。この際、ステータスタック20を構成する電磁鋼板としては、極薄の電磁鋼板であって板厚0.2mmのものが12枚用いられている。板厚0.2mmの電磁鋼板を12枚積層してステータスタック20を構成すると、ステータスタック20の積層厚は=12×0.2mm=2.4mmとなる。
ここで、角度位置検出装置として、外径が100mmのステータ12、ロータ14の歯数が80、ステータポール22の数が24のものを用いて、ステータスタック20の積層枚数と高環境温度時(40℃温度上昇時)における角度位置検出装置の絶対精度との関係を測定したところ、図3に示すような測定結果が得られた。
図3から、ステータスタック20の積層枚数が12枚までは枚数を増やすほど、耐環境温度特性が良好になることが分かる。すなわち、板厚0.2mmの電磁鋼板を12枚積層したときには、ステータスタック20の積層厚=2.4mmが変曲点になり、ステータスタック20の積層厚を2.4mm以上にすることが、耐環境温度特性を考慮する上で望ましいことが分かる。
本実施例によれば、ステータスタック20の積層厚を2.4mmとすれば、最小積層厚でステータ12の積層構造を耐環境温度特性に優れたものにすることができ、高温時でも、高精度な位置検出精度を実現することができる。
なお、本実施例では、板厚0.2mmの鋼板を積層した場合について述べたが、これに限らず、板厚を変えた場合も積層厚が約2.4mm以上で耐環境温度特性が良好となる。例えば、板厚0.35mmの鋼板の場合では、積層枚数7枚で積層厚2.45mmとすることにより最小積層厚で耐環境温度特性も良好な角度位置検出装置が得られる。また、ステータスタック20の積層厚を最小積層厚にすることで、渦電流を小さくすることができ、高温時の発熱を抑制することができる。
本実施例では、インクリメンタルレゾルバについて述べたが、本発明は、アブソリュートレゾルバに適用できるとともに、インナーロータ型にも適用できる。
本発明の一実施例を示す角度位置検出装置の要部拡大断面図である。 角度位置検出装置の要部縦断面図である。 ステータスタックの積層枚数と高環境温度時の角度位置検出装置の絶対精度との関係を示す特性図である。
符号の説明
10 角度位置検出装置
12 ステータ
14 ロータ
16 回転軸
18 モータハウジング
20 ステータスタック
22 突設部
24 コイルボビン
26 コイル巻線

Claims (2)

  1. 環状に形成されたステータと、前記ステータに対して相対的に角度変位し、前記ステータとの間隙中のリラクタンス成分を変化せしめるロータとを備え、前記ステータは、環状でかつ、外周側に周方向に亘って等間隔で形成された複雑な外歯状の突設部を備えた形状の鋼板を複数枚積層して形成されたステータスタックと、前記ステータスタックの前記各突設部に巻き付けられたコイル巻線とを備え、前記ステータスタックの積層厚さは2.4mm以上に設定されてなる角度位置検出装置。
  2. 環状でかつ外周側に周方向に亘って等間隔で形成された複数の外葉状の突設部を備えた形状の鋼板を複数枚積層して形成されたステータスタックと、前記ステータスタックの前記各突設部に巻き付けられたコイル巻線とを備え、前記ステータスタックの積層厚さは2.4mm以上に設定されてなる角度位置検出装置用ステータ。
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CN109163746A (zh) * 2018-09-13 2019-01-08 重庆理工大学 单码道绝对式时栅角位移传感器

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