JP2009128133A - レゾルバ及び角度検出装置 - Google Patents
レゾルバ及び角度検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009128133A JP2009128133A JP2007302266A JP2007302266A JP2009128133A JP 2009128133 A JP2009128133 A JP 2009128133A JP 2007302266 A JP2007302266 A JP 2007302266A JP 2007302266 A JP2007302266 A JP 2007302266A JP 2009128133 A JP2009128133 A JP 2009128133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- sheet
- stator
- magnetic
- resolver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
【解決手段】レゾルバは、複数の巻線磁芯と、それぞれが各巻線磁芯に巻回するように設けられた複数の巻線部材とを有する固定子と、前記固定子に対して回転自在に配設された回転子とを備え、前記複数の巻線部材の少なくとも1つは、シートに導電体が渦巻き状に形成されたシート状コイルであり、前記シートの導電体形成面又はその裏面の少なくとも一部と当該巻線磁芯の側面とが対向するように配置される。
【選択図】図1
Description
図1に、本発明に係る実施形態1におけるレゾルバの構成例の斜視図を示す。図1では、固定子枠の一部を切り欠いて実施形態1におけるレゾルバの構造を示している。
なお、本発明に係るレゾルバは図1に示す構成に限定されるものではない。本発明に係る実施形態2におけるレゾルバは、回転軸の軸振れに起因する検出精度の低下をより一層抑えることを可能にする構成を有しており、実施形態2におけるレゾルバにおいても、実施形態1と同様のシート状コイルからなる巻線部材を設けることができる。
図19に、図16のA−A線に沿って切断して示した縦断面図を示す。
図20に、下部固定子板と励磁巻線とを示した斜視図を示す。
図21に、1つの固定子と励磁巻線及び検出巻線を示した斜視図を示す。
図22に、巻線磁芯と励磁巻線及び検出巻線を示した斜視図を示す。
図23に、図16のB−B線に沿って切断して示した縦断面図を示す。
図24に、下側固定子枠と4個の固定子との組み立て状態を示す平面図を示す。
実施形態1及び実施形態2では、磁性体固定子に設けられた空隙を介して回転子を回転させる構成のレゾルバを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係る実施形態3におけるレゾルバは、回転子の回転により空隙形成板の板内面と巻線磁芯との間隔を変化させることで、回転角度を検出することができ、このような構成のレゾルバにも本発明を適用することができる。
実施形態1〜実施形態3では、レゾルバについて説明したが、本発明に係る角度検出装置は、実施形態1〜実施形態3のいずれかにおけるレゾルバを含むことができる。
4A,4B,4C,4D,211,212,316a,316b,316c,316d…巻線磁芯、
4a,218…検出巻線、 4b,217…励磁巻線、 5…固定子体、
5A,5B,5C,5D…磁性固定子、 5a…第1固定子片、 5b…第2固定子片、
6…磁性体回転子、 6A…軸、 6a…外周面、 10…弧状空隙、 30…内周面、
42…シート、 44…金属層、 46…金属線、 50,92…側面、
60,80…シート状コイル、 62,82…導電体形成面、 64…導電体、
66,68…電極、 70…スルーホール、 72…切込部、 76…開口部、
100,200,300,430…レゾルバ、 202…上側固定子枠、
203…下型固定子枠、 204A,204B,204C,204D,310…固定子、
205A,205B,205C,205D…凹所、 206,330…回転子、
207a,207b,207c,207d…山形部、 208…上部固定子板、
210…下部固定子板、 214…ビス、 215,216…突起部、
312…輪状基板、 314a,314b,314c,314d…分割固定子板、
318a,318b,318c,318d…巻線部材、
320a,320b,320c,320d…磁束帰路台、 332…輪状回転子板、
334…空隙形成板、 336…板内面、 400…角度検出装置、
410…R/D変換器、 420…バッファアンプ
Claims (15)
- 複数の巻線磁芯と、それぞれが各巻線磁芯に巻回するように設けられた複数の巻線部材とを有する固定子と、
前記固定子に対して回転自在に配設された回転子とを備え、
前記複数の巻線部材の少なくとも1つは、シートに導電体が渦巻き状に形成されたシート状コイルであり、前記シートの導電体形成面又はその裏面の少なくとも一部と当該巻線磁芯の側面とが対向するように配置されていることを特徴とするレゾルバ。 - 固定子枠と、
前記固定子枠内に設けられその円周方向に配置された複数の磁性固定子を有する固定子と、それぞれが各磁性固定子を形成するための巻線部材を有する複数の巻線磁芯と、
各巻線磁芯の両端面に設けられ前記各巻線磁芯を狭持する第1及び第2の固定子片と、
前記固定子の内側に設けられた磁性体の回転子とを備え、
前記複数の巻線磁芯の巻線部材の少なくとも1つは、シートに導電体が渦巻き状に形成されたシート状コイルであり、前記シートの導電体形成面又はその裏面の少なくとも一部と当該巻線磁芯の側面とが対向するように配置され、
前記回転子の軸方向厚さと、前記各磁性固定子の軸方向厚さとが等しく形成され、前記回転子の外周面は、前記各磁性固定子の内周面に対して常時非重合状態であることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項2に記載のレゾルバにおいて、
前記各磁性固定子の巻線磁芯及び各固定子片は、弧状に形成されていることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項2又は3に記載のレゾルバにおいて、
前記各固定子片間には、弧状空隙が形成されていることを特徴とするレゾルバ。 - 磁性材料からなり円周方向に1又は複数の山形部を有する回転子と、
磁気間隙を残して前記回転子の外周領域の一部を両側から挟み込んだ複数の固定子と、
前記複数の固定子を固定保持する固定子枠とを備え、
前記複数の固定子の少なくとも1つは、上部固定子板と、下部固定子板と、前記上部固定子板及び前記下部固定子板を連結する巻線磁芯と、前記巻線磁芯に巻回するように設けられた巻線部材とを有し、
前記巻線部材は、シートに導電体が渦巻き状に形成されたシート状コイルであり、前記シートの導電体形成面又はその裏面の少なくとも一部と当該巻線磁芯の側面とが対向するように配置され、
前記上部固定子板及び前記下部固定子板の先端の対向する内側の面に突起部を有することを特徴とするレゾルバ。 - 請求項5に記載のレゾルバにおいて、
前記固定子枠は、上側固定子枠と下側固定子枠とを有し、前記上側固定子枠及び前記下側固定子枠の間に複数の固定子を挟持したことを特徴とするレゾルバ。 - 非磁性材料からなる輪状基板と、前記輪状基板に配設され磁性材料からなる輪状固定子板と、前記輪状固定子板の面上に突出して且つ円周方向に沿って配設された1又は複数の巻線磁芯と、前記巻線磁芯の周囲に配設された巻線部材と、前記輪状固定子板の面上に突出して、且つ、前記巻線磁芯の内側又は外側に設置された磁束帰路台とを有する固定子と、
磁性材料からなる輪状回転子板と、前記輪状回転子板の内側に配設され波状に突出状態が変化する板内面を有し磁性材料からなる空隙形成板とを有する回転子とを備え、
前記巻線部材は、シートに導電体が渦巻き状に形成されたシート状コイルであり、前記シートの導電体形成面又はその裏面の少なくとも一部と当該巻線磁芯の側面とが対向するように配置され、
前記回転子の回転により、前記空隙形成板の前記板内面と前記巻線磁芯の端面との間隔が変化するように構成されたことを特徴とするレゾルバ。 - 請求項7に記載のレゾルバにおいて、
前記輪状固定子板は、前記巻線磁芯ごとに複数の分割固定子板に分割されていることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項7又は8に記載のレゾルバにおいて、
前記空隙形成板の前記板内面は、突出状態が円周方向に沿って正弦波状に変化することを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1乃至9のいずれかに記載のレゾルバにおいて、
前記巻線部材が有するシート状コイルは、
前記シートの両面に導電体が渦巻き状に形成されたシート状コイルであることを特徴するレゾルバ。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載のレゾルバにおいて、
前記巻線部材が有するシート状コイルは、
励磁巻線用のシート状コイルと、検出巻線用のシート状コイルとを備えることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項11に記載のレゾルバにおいて、
前記巻線部材が有するシート状コイルは、
前記励磁巻線用のシート状コイルと、前記出力巻線用のシート状コイルとがそれぞれ複数枚積層されたシート状積層コイルであることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1乃至12のいずれかに記載のレゾルバにおいて、
前記巻線部材は、
前記シートに渦巻き状に形成された前記導電体の中心領域内に設けられた切込部を開くことにより形成される開口部を有し、
前記開口部に前記巻線磁芯が挿入されることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項13に記載のレゾルバにおいて、
前記巻線部材は、
前記シートに複数の導電体がそれぞれ渦巻き状に形成されたシート状コイルであり、該シートに渦巻き状に形成された各導電体の中心領域内に設けられた切込部を開くことにより形成される複数の開口部を有し、
各開口部に各巻線磁芯が挿入されることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1乃至14のいずれか記載のレゾルバと、
前記レゾルバからの出力に対応したデジタル信号を出力する変換器とを含むことを特徴とする角度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302266A JP4654368B2 (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | レゾルバ及び角度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302266A JP4654368B2 (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | レゾルバ及び角度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009128133A true JP2009128133A (ja) | 2009-06-11 |
JP4654368B2 JP4654368B2 (ja) | 2011-03-16 |
Family
ID=40819222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007302266A Expired - Fee Related JP4654368B2 (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | レゾルバ及び角度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4654368B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012002126A1 (ja) | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 国立大学法人九州大学 | 角度検出装置 |
JP2014016271A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Aisan Ind Co Ltd | 角度センサ |
JP2018078755A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 株式会社一宮電機 | バリアブルリラクタンス型レゾルバ |
JP2018537669A (ja) * | 2015-11-13 | 2018-12-20 | エルエス オートモーティブ テクノロジーズ カンパニー リミテッドLs Automotive Technologies Co., Ltd. | レゾルバ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08313297A (ja) * | 1995-05-17 | 1996-11-29 | Yaskawa Electric Corp | シートコイル形レゾルバ |
JPH10248222A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-14 | Toshiba Corp | 超小形モータ及びその製造方法 |
JP2006067756A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Toyota Motor Corp | 回転電機のステータおよび回転電機のステータの製造方法 |
JP2006284255A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 平面型レゾルバ |
JP2007232507A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ |
JP2007285774A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Toyota Motor Corp | 磁気レゾルバ及びその製造方法 |
-
2007
- 2007-11-21 JP JP2007302266A patent/JP4654368B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08313297A (ja) * | 1995-05-17 | 1996-11-29 | Yaskawa Electric Corp | シートコイル形レゾルバ |
JPH10248222A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-14 | Toshiba Corp | 超小形モータ及びその製造方法 |
JP2006067756A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Toyota Motor Corp | 回転電機のステータおよび回転電機のステータの製造方法 |
JP2006284255A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 平面型レゾルバ |
JP2007232507A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ |
JP2007285774A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Toyota Motor Corp | 磁気レゾルバ及びその製造方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012002126A1 (ja) | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 国立大学法人九州大学 | 角度検出装置 |
EP2589934A1 (en) * | 2010-07-02 | 2013-05-08 | Kyushu University National University Corporation | Angle detection device |
JPWO2012002126A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2013-08-22 | 国立大学法人九州大学 | 角度検出装置 |
EP2589934A4 (en) * | 2010-07-02 | 2014-10-15 | Univ Kyushu Nat Univ Corp | ANGLE DETECTION DEVICE |
US9134108B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-09-15 | Kyushu University, National University Corporation | Angle detection apparatus |
USRE47723E1 (en) | 2010-07-02 | 2019-11-12 | Kyushu University, National University Corporation | Angle detection apparatus |
JP2014016271A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Aisan Ind Co Ltd | 角度センサ |
JP2018537669A (ja) * | 2015-11-13 | 2018-12-20 | エルエス オートモーティブ テクノロジーズ カンパニー リミテッドLs Automotive Technologies Co., Ltd. | レゾルバ |
US10677613B2 (en) | 2015-11-13 | 2020-06-09 | Ls Automotive Technologies Co., Ltd. | Resolver |
JP2018078755A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 株式会社一宮電機 | バリアブルリラクタンス型レゾルバ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4654368B2 (ja) | 2011-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7199691B2 (en) | Flat resolver | |
JP4862118B2 (ja) | 角度検出器 | |
JP5275944B2 (ja) | シートコイル型レゾルバ | |
JP2005164486A (ja) | 回転角度検出器 | |
JP2012231648A (ja) | モータロータ及びモータ | |
JP4654368B2 (ja) | レゾルバ及び角度検出装置 | |
JPWO2019123836A1 (ja) | 回転角度センサ | |
JP3534206B2 (ja) | シートコイル型レゾルバ | |
JP4639281B2 (ja) | 平面型レゾルバ | |
JP2006064513A (ja) | Vr型レゾルバおよびそれを用いた多重化レゾルバ | |
JP7118766B2 (ja) | レゾルバ | |
JP2008233032A (ja) | 回転角度検出器 | |
JP2008029070A (ja) | 角度検出器 | |
JP5143119B2 (ja) | 印刷機又は印刷機のための電気機械 | |
JP5342963B2 (ja) | シートコイル型レゾルバ | |
JP6477358B2 (ja) | モータ | |
JP2011202966A (ja) | 回転角センサ | |
JP4654366B2 (ja) | レゾルバ及び角度検出装置 | |
JPH065161B2 (ja) | 分離されたステータコアを有する誘導形位置検出器 | |
JP2008032623A (ja) | 有限角度検出器 | |
JP2008116353A (ja) | フレキシブル基板レゾルバ | |
JP2008292469A (ja) | 可変リラクタンス型の回転角検出装置 | |
JP2008175553A (ja) | 角度検出器 | |
JPS61169715A (ja) | レゾルバ | |
JP2008128653A (ja) | 角度検出器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |