JP2018078755A - バリアブルリラクタンス型レゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】励磁コイルが発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータの磁界が重ね合われても、電気誤差を発生させることのないレゾルバを提供すること。【解決手段】組数Pのティース対のうち、不使用ティース対29を除く残りの組数P−1のティース対は、励磁コイル26が巻回されている使用ティース対30である。上記使用ティース対30に含まれている2つの上記ティース24には、互いに異なる磁極を発生させるように、それぞれ、上記励磁コイル26が互いに逆向きに巻回されている。組数P−1の上記使用ティース対30に含まれる上記ティース24のうち、レゾルバロータ21の軸芯13の周方向に沿って隣り合う2つの上記ティース24には、上記励磁コイル26が互いに逆向きに巻回されている。【選択図】図4

Description

本発明は、バリアブルリラクタンス型レゾルバに関する。
従来、回転体の回転角を検出する回転角センサが知られている。回転角センサの用途は広範にわたり、例えば自動車の動力系における車輪速センサ、ハンドルの操舵角センサ等に使用される。また、ロボットや搬送機器等の回転駆動ユニット、自動組立機や計測機等のインデックステーブル、NC工作機械や専用機等の加工用インデックス等に使用される。過酷な環境で使用される回転角センサには、高い耐環境性が求められる。例えば、従来回転角センサに使用されてきた光学式エンコーダや磁気式エンコーダは、温度変化及び電磁場の影響を受け易く、耐環境性が低い。高い耐環境性を実現する回転角センサとしてレゾルバがある。レゾルバの1つとしてバリアブルリラクタンス型レゾルバ(以下「VR型レゾルバ」と称する。)が知られている。
VR型レゾルバは、レゾルバロータの回転に伴って磁気抵抗(リラクタンス)が変化することを利用して、回転角に応じた電圧を出力するものである。一般的なVR型レゾルバにおいて、環状のレゾルバステータの各ティースには、励磁コイル及び2つの出力コイルが巻回されている。レゾルバステータの内側には、レゾルバロータが配置されている。レゾルバロータは、周方向において各ティースとの距離(磁気ギャップ)が異なる。励磁コイルは電流が流れることによって磁界を生じさせ、隣接するレゾルバロータとの間に磁路を形成する。レゾルバロータが回転することによって磁界の強度が変化する。出力コイルは、磁界の強度に基づいた電圧を出力する。
レゾルバロータが回転すると、磁路中の磁気抵抗が変化し、2つの出力コイルが出力する電圧は正弦波状又は余弦波状に変化する。レゾルバロータが1回転する間に、2つの出力コイルは正弦波状又は余弦波状の電圧を出力する。2つの出力コイルが出力した電圧が、例えば外部の信号処理回路によって信号処理されて、レゾルバロータの回転速度、回転角等が算出される。
レゾルバロータが1回転する間に出力される正弦波状又は余弦波状の電圧におけるサイクル数を軸倍角数nとして、各種のVR型レゾルバが「nX」と称されて区別されている。例えば、レゾルバロータが1回転する間に2サイクルの正弦波状又は余弦波状の電圧が出力されるVR型レゾルバは、「2X」と称される。軸倍角数nは、レゾルバロータの形状によって決定される。また、レゾルバステータのスロット数(ティース数)をNとすると、VR型レゾルバは、N=4nとなるように構成されることが一般的である。
特許文献1には、このようなVR型レゾルバの一例が開示されている。
特開2013−217852
レゾルバがモータに近接して配置される場合、レゾルバロータに、モータロータのマグネットが発生させる磁界が影響して、以下のような問題を発生させている。
図9に示されるように、モータロータには、周方向に沿ってN極及びS極を交互に生じさせるマグネット120が配置されている。モータロータの磁極数MがM=2m(m:偶数)の関係を満たすとき、モータロータにおける磁極の配置は、モータシャフトの軸芯に対して点対称となる。つまり、モータロータの周方向のどの位置においても、N極同士またはS極同士が点対称に配置されている。
レゾルバの軸倍角数nが4以上の偶数であれば、上述したように通常N=4nとなるようにティース数Nが設定される。図10に示されるように、このレゾルバロータの形状はモータシャフトの軸芯に対して点対称であり、励磁コイル126の巻きの向きの配置もモータシャフトの軸芯に対して点対称である。丸印で囲まれた文字R及び文字Lは、各ティースに巻回された励磁コイル126の巻線部分の巻きの向きを示している。ティース124をレゾルバロータ121から外向きに視たときに、例えば、文字Rで示される巻線部分の巻きの向きは、右回り向きであり、文字Lで示される巻線部分の巻きの向きは、左回り向きである。したがって、励磁コイル126が発生させる磁極の配置もモータシャフトの軸芯に対して点対称である。つまり、レゾルバロータの周方向のどの位置においても、N極同士またはS極同士が点対称に発生する。
前述のモータロータが発生させる磁界は、磁極が周方向に沿って交互に交代し且つ同一磁極が点対称に配置された磁界である。モータロータからレゾルバロータまでの距離が小さいと、モータロータのマグネットが発生させる磁極と同一の磁極が、レゾルバロータに発生する。この結果、レゾルバロータに、モータロータのマグネットにより、同一磁極が点対称に配置される。
前述されたモータロータ及びレゾルバが近接して配置されると、モータロータが発生させる磁界が、励磁コイルが発生させる磁界に重なる。モータロータが発生させる磁界及び励磁コイルが発生させる磁界の双方は、同一磁極が点対称に配置された磁界である。そのため、励磁コイルが発生させる磁界は、モータロータが発生させる磁界によって、均等に強められるか又は弱められる。その結果、出力コイルに発生する誘起電圧は、モータロータが発生させる磁界からの誘起電圧を含むことになる。したがって、モータロータが発生させる磁界は、電気誤差の原因となる。特に、モータロータのマグネットの磁界による誘起電圧は、モータロータの回転速度が高速になればなるほど大きくなる。したがって、モータロータの回転速度の高速化に伴って電気誤差は大きくなる。
従来、モータロータが発生させる磁界の影響をレゾルバから遮断するために、モータロータとレゾルバとの間に磁気シールドが設けられたり、モータロータとレゾルバとの距離が長くされたりしていた。しかしながら、これらの対策では、モータ又はレゾルバの形状が大きくなるか、モータ又はレゾルバのコストアップを招いてしまう。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、励磁コイルが発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータの磁界が重ね合われても、電気誤差を発生させることのないレゾルバを提供することである。
(1) 本発明に係るバリアブルリラクタンス型レゾルバは、モータロータの磁極数MがM=2m(mは偶数)の関係を満たすモータに設けられるバリアブルリラクタンス型レゾルバであって、モータシャフトと同軸に取り付けられたロータと、ティース数Nのティースを有し、上記ティース数NがN=2P(Pは偶数)且つN≧16の関係を満たすステータと、複数の上記ティースに巻回された励磁コイル、第1出力コイル、及び第2出力コイルと、を備えており、上記ティース数Nの上記ティースは、組数Pのティース対からなっており、上記ティース対は、上記ロータの軸芯に対して点対称の位置関係にある2つの上記ティースであり、上記組数Pの上記ティース対のうち、1つの上記ティース対は、上記励磁コイルが巻回されていない不使用ティース対であり、上記組数Pの上記ティース対のうち、上記不使用ティース対を除く残りの組数P−1の上記ティース対は、上記励磁コイルが巻回されている使用ティース対であり、上記使用ティース対に含まれている2つの上記ティースには、互いに異なる磁極を発生させるように、それぞれ、上記励磁コイルが互いに逆向きに巻回されており、上記組数P−1の上記使用ティース対に含まれる上記ティースのうち、上記軸芯の周方向に沿って隣り合う2つの上記ティースには、上記励磁コイルが互いに逆向きに巻回されている。
上記構成によれば、使用ティース対に含まれている2つのティースには、互いに異なる磁極を発生させるように、それぞれ、励磁コイルが互いに逆向きに巻回されているので、励磁コイルは、異なる磁極を点対称に発生させる。ここで、励磁コイルが発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータのマグネットによる磁界が重ね合わされて、合成磁界が形成される。この合成磁界により、第1出力コイル及び第2出力コイルに誘起電圧が発生する。励磁コイルにおいて点対称の位置にある2つの巻線部分のうち、一方の巻線部分では合成磁界が強められ、他方の巻線部分では合成磁界が弱められる。誘起電圧は、一方の巻線部分の合成磁界によって強められ、他方の巻線部分の合成磁界によって弱められる。結果として、モータロータの磁界によって発生したノイズとしての誘起電圧は、打ち消される。したがって、励磁コイルが発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータの磁界が重ね合われても、電気誤差が発生しない。
また、上記構成によれば、励磁コイルが巻回されていない不使用ティース対が設けられているので、励磁コイルが互いに逆向きに巻回された使用ティース対を設けながら、励磁コイルによる磁極を周方向に沿って交互に発生させることができる。つまり、ティース数Nのスロットのレゾルバが実現される。
(2) 好ましくは、上記組数P−1の上記使用ティース対のうち、組数P/2−1の上記使用ティース対は、上記第1出力コイルが巻回されている第1使用ティース対であり、上記第1使用ティース対に含まれている2つの上記ティースには、上記第1出力コイルが互いに逆向きに巻回されており、上記組数P−1の上記使用ティース対のうち、上記組数P/2−1の上記第1使用ティース対を除く組数P/2の上記使用ティース対は、上記第2出力コイルが巻回されている第2使用ティース対であり、上記第2使用ティース対に含まれている2つの上記ティースには、上記第2出力コイルが互いに逆向きに巻回されている。
上記構成によれば、励磁コイルが巻回されていない不使用ティース対が設けられながら、第1出力コイル及び第2出力コイルが効率よく配置される。
(3) 好ましくは、上記軸芯の周方向に沿って、上記第1使用ティース対及び上記第2使用ティース対が交互に配置されている。
(4) 好ましくは、軸倍角数nがn=4の関係を満たし、上記ティース数NがN=16の関係を満たす。
(5) 好ましくは、軸倍角数nがn=12の関係を満たし、上記ティース数NがN=16の関係を満たす。
(6) 好ましくは、軸倍角数nがn=20の関係を満たし、上記ティース数NがN=16の関係を満たす。
(7) 好ましくは、上記ロータが上記ステータの内側に配置されている。
本発明によれば、励磁コイルが発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータの磁界が重ね合われても、電気誤差が発生しない。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレゾルバ100が設けられたモータ10の構成を示す模式図である。 図2は、第1実施形態に係るレゾルバ100が設けられたモータ10のモータロータ17の模式図である。 図3は、第1実施形態に係るレゾルバ100の構成を示す模式図である。 図4は、第1実施形態に係るレゾルバ100において、励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28によって形成される磁極を示す模式図である。 図5は、第2実施形態に係るレゾルバ200が設けられたモータのモータロータ17の模式図である。 図6は、第2実施形態に係るレゾルバ200において、励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28によって形成される磁極を示す模式図である。 図7は、第4実施形態に係るレゾルバ400において、励磁コイル426、第1出力コイル427、及び第2出力コイル428によって形成される磁極を示す模式図である。 図8は、第5実施形態に係るレゾルバ500において、励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28によって形成される磁極を示す模式図である。 図9は、従来のレゾルバが設けられたモータのモータロータの模式図である。 図10は、従来のレゾルバにおいて、励磁コイル126、第1出力コイル127、及び第2出力コイル128によって形成される磁極を示す模式図である。
以下、本発明の好ましい実施形態が説明される。なお、各実施形態は、本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更できることは言うまでもない。
[第1実施形態]
[モータ10]
図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係るレゾルバ100は、モータ10に設けられている。モータ10は、ブラシレスモータである。モータ10は、例えばEPS(電動パワーステアリング)に搭載される。モータ10は、モータ本体11と制御部12とを備える。モータ本体11及び制御部12は、電力ケーブル14及びセンサケーブル15によって電気的に接続されている。
モータ本体11は、モータステータ16と、モータロータ17と、モータロータ17に固定されたモータシャフト18と、筐体19と、を備える。モータシャフト18には、レゾルバ100が設けられている。モータロータ17は、モータステータ16の内側に配置されている。モータ10は、インナーロータ型のモータである。モータ本体11及びレゾルバ100は、筐体19内に配置されている。
図2には、モータ10のモータロータ17が示されている。モータロータ17は、モータシャフト18に固定された8極のマグネット20を備えている。マグネット20は、磁石粒子が円筒状に焼結された永久磁石である。マグネット20には、周方向にN極とS極とが交互に形成されている。マグネット20では、同一磁極が点対称に配置されている。
モータ10では、モータロータ17の磁極数Mは、M=2mの関係を満たしている。mは偶数である。モータロータ17は、8極のマグネット20を備えているので、モータロータ17の磁極数Mは、8である。磁極数Mが8であるため、mは4である。
[レゾルバ100]
図3に示されるように、レゾルバ100は、レゾルバロータ21及びレゾルバステータ22を備えている。レゾルバ100は、いわゆるバリアブルリラクタンス型レゾルバである。レゾルバロータ21は、レゾルバステータ22の内側に配置されている。つまり、レゾルバ100は、インナーロータ型のレゾルバである。レゾルバロータ21は、モータシャフト18と同軸に取り付けられている。
レゾルバロータ21は、無方向性電気鋼板が複数枚積層されてカシメ等により固定されて構成されている。レゾルバロータ21の外周は、レゾルバロータ21とレゾルバステータ22とのギャップパーミアンスが、レゾルバロータ21の回転方向の角度θに対して正弦波状に変化する形状に形成されている。レゾルバ100は、4Xのレゾルバである。レゾルバ100の軸倍角数nは、n=4の関係を満たしている。そのため、レゾルバロータ21の外周は、軸倍角数に対応する角度である90°(360°/4)毎に、周期的に同じ形状が繰り返されるように形成されている。レゾルバロータ21は、軸倍角数4に対応して、軸芯13から径方向に突出する4つの突起を有している。
図3に示されるように、レゾルバステータ22は、ヨーク23と、16個のティース24と、コイル群25と、を備えている。ヨーク23は、略円筒形状である。16個のティース24は、ヨーク23の内周面から軸芯13に向けて突出し、ヨーク23の周方向に沿って等間隔に並んでいる。ヨーク23及び16個のティース24は、無方向性電気鋼板が複数枚積層されてカシメ等により固定されて構成されている。
16個のティース24は、ヨーク23の周方向に沿って並ぶ1番目のティース24(1)から16番目のティース24(16)よりなっている。i番目のティース24(i)は、1番目のティース24(1)からの順番iに対応するティース24である。順番iは、1から16までの数である。順番の異なるティース24同士を区別する必要がない場合、総称としてのティース24が用いられる。
レゾルバステータ22のティース数Nについて、N=2P且つN≧16の関係が満たされている。Pは偶数である。レゾルバステータ22では、ティース数Nが16であり、Pは8である。ティース数Nのティース24は、組数Pのティース対からなっている。ティース対は、レゾルバロータ21の軸芯13に対して点対称の位置関係にある2つのティース24からなる。レゾルバステータ22は、8組のティース対を備えている。
コイル群25は、図4に示される励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28の総体を指している。コイル群25は、16個のティース24の一部に巻回されている。励磁コイル26に所定の電圧が付与されることにより、第1出力コイル27及び第2出力コイル28からそれぞれ正弦波状又は余弦波状の出力電圧が得られる。第1出力コイル27及び第2出力コイル28は、互いの出力電圧の位相が異なるように巻回されている。つまり、第1出力コイル27から正弦波状の電圧が出力される場合、第2出力コイル28から余弦波状の電圧が出力される。逆もまた同様である。第1出力コイル27及び第2出力コイル28の出力電圧に基づいて、レゾルバロータ21の回転角、すなわちモータシャフト18の回転角度が検出されうる。
図4には、16個のティース24、励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28が示されている。励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28は、それぞれ、ティース24に巻回された複数の巻線部分を有している。図4において、丸印で囲まれた文字R及び文字Lは、各ティース24に巻回された励磁コイル26の巻線部分の巻きの向きを示している。ティース24をレゾルバロータ21から外向きに視たときに、文字Rで示される巻きの向きは一方向きであり、文字Lで示される巻きの向きは、他方向きである。一方向きは他方向きとは逆の向きである。例えば、一方向きは右回り向きであり、他方向きは左回り向きである。巻きの向きが同一の巻線部分では、同一の磁極が発生する。巻きの向きが異なる巻線部分では、異なる磁極が発生する。
励磁コイル26には交流電圧が印加されるので、励磁コイル26の巻線部分から発生する磁界の極性は、周期的に逆転する。そのため、相互誘導により第1出力コイル27及び第2出力コイル28の巻線部分に発生する磁界の極性も、周期的に逆転する。例えば、ある瞬間には、文字Rで示される一方向きの巻線部分にN極性の磁界が発生し、文字Lで示される他方向きの巻線部分にS極性の磁界が発生する。別の瞬間には、文字Rで示される一方向きの巻線部分にS極性の磁界が発生し、文字Lで示される他方向きの巻線部分にN極性の磁界が発生する。
16個のティース24は、8組のティース対からなっている。8組のティース対は、1組の不使用ティース対29と、7組の使用ティース対30と、からなっている。不使用ティース対29に含まれるティース24には、励磁コイル26、第1出力コイル27、及び第2出力コイル28のいずれもが巻回されていない。使用ティース対30にティース24には、励磁コイル26が必ず巻回されている。7組の使用ティース対30は、3組の第1使用ティース対30Aと、4組の第2使用ティース対30Bと、からなっている。第1使用ティース対30Aに含まれるティース24には、第1出力コイル27が巻回されている。第2使用ティース対30Bに含まれるティース24には、第2出力コイル28が巻回されている。第1使用ティース対30A及び第2使用ティース対30Bを区別する必要がない場合、総称としての使用ティース対30が用いられる。
ティース対、不使用ティース対29、使用ティース対30の組数は、ティース数Nに関連する偶数Pを用いて、以下の関係にある。組数Pのティース対は、1つの不使用ティース対29と、組数P−1の使用ティース対30とを含む。組数P−1の使用ティース対30は、組数P/2−1の第1使用ティース対30Aと、組数P/2−1の第2使用ティース対30Bと、を含む。第1実施形態に係るP=8の場合、組数P−1は7組であり、組数P/2−1は3組であり、組数P/2は4組である。
励磁コイル26は、7組の使用ティース対30に含まれる14個のティース24のそれぞれに巻回されている。励磁コイル26は、1番目のティース24(1)、3番目のティース24(3)、6番目のティース24(6)、8番目のティース24(8)、10番目のティース24(10)、12番目のティース24(12)、及び15番目のティース24(15)に、文字Rで示される一方向きに巻回されている。一方向きは、例えば、ティース24をレゾルバロータ21から外向きに視たときに右回り向きである。また、励磁コイル26は、2番目のティース24(2)、4番目のティース24(4)、7番目のティース24(7)、9番目のティース24(9)、11番目のティース24(11)、14番目のティース24(14)、及び16番目のティース24(16)に、文字Lで示される他方向きに巻回されている。他方向きは、例えば、ティース24をレゾルバロータ21から外向きに視たときに左回り向きである。
励磁コイル26は、各使用ティース対30に含まれる2つのティース24に、互いに逆向きに巻回されている。例えば、1番目のティース24(1)及び9番目のティース24(9)を含む使用ティース対30において、励磁コイル26は、1番目のティース24(1)に文字Rで示される一方向きに巻回され、9番目のティース24(9)に文字Lで示される他方向きに巻回されている。2番目のティース24(2)及び10番目のティース24(10)を含む使用ティース対30において、励磁コイル26は、2番目のティース24(2)に文字Lで示される他方向きに巻回され、10番目のティース24(10)に文字Rで示される一方向きに巻回されている。
励磁コイル26は、7組の使用ティース対30に含まれる14個のティース24のうち、レゾルバロータ21の周方向に沿って隣り合う2つのティース24に、互いに逆向きに巻回されている。例えば、励磁コイル26は、3番目のティース24(3)に文字Rで示される一方向きに巻回され、4番目のティース24(4)に文字Lで示される他方向きに巻回されている。3番目のティース24(3)における巻きの向きは、4番目のティース24(4)における巻きの向きと逆向きである。また、励磁コイル26は、6番目のティース24(6)に文字Rで示される一方向きに巻回されている。不使用ティース対29を挟んだ4番目のティース24(4)及び6番目のティース24(6)の間で、4番目のティース24(4)における巻きの向きは、6番目のティース24(6)における巻きの向きと逆向きである。
第1出力コイル27は、第1使用ティース対30Aに含まれる2つのティース24に、互いに逆向きに巻回されている。例えば、7番目のティース24(7)及び15番目のティース24(15)を含む第1使用ティース対30Aにおいて、第1出力コイル27は、7番目のティース24(7)に文字Lで示される他方向きに巻回され、15番目のティース24(15)に文字Rで示される一方向きに巻回されている。
第2出力コイル28は、第2使用ティース対30Bに含まれる2つのティース24に、互いに逆向きに巻回されている。例えば、8番目のティース24(8)及び16番目のティース24(16)を含む第2使用ティース対30Bにおいて、第2出力コイル28は、8番目のティース24(8)に文字Rで示される一方向きに巻回され、16番目のティース24(16)に文字Lで示される他方向きに巻回されている。
レゾルバロータ21の周方向に沿って、第1使用ティース対30A及び第2使用ティース対30Bが交互に配置されている。つまり、第1出力コイル27の巻線部分及び第2出力コイル28の巻線部分が、周方向に沿って交互に配置されている。
[第1実施形態の作用効果]
第1実施形態に係るレゾルバ100によれば、使用ティース対30に含まれている2つのティース24には、互いに異なる磁極を発生させるように、それぞれ、励磁コイル26が互いに逆向きに巻回されているので、励磁コイル26は、異なる磁極を点対称に発生させる。ここで、励磁コイル26が発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータ17のマグネット20による磁界が重ね合わされて、合成磁界が形成される。この合成磁界により、第1出力コイル27及び第2出力コイル28に誘起電圧が発生する。励磁コイル26において点対称の位置にある2つの巻線部分のうち、一方の巻線部分では合成磁界が強められ、他方の巻線部分では合成磁界が弱められる。誘起電圧は、一方の巻線部分の合成磁界によって強められ、他方の巻線部分の合成磁界によって弱められる。結果として、モータロータ17の磁界によって発生したノイズとしての誘起電圧は、打ち消される。したがって、励磁コイル26が発生させる磁界に、同一磁極が点対称に配置されたモータロータ17の磁界が重ね合われても、電気誤差が発生しない。
また、励磁コイル26が巻回されていない不使用ティース対29が設けられながら、第1出力コイル27及び第2出力コイル28が効率よく配置される。
[第2実施形態]
図5、図6を参照して、第2実施形態に係るレゾルバ200が説明される。第2実施形態に係るレゾルバ200は、軸倍角数nにおいて、第1実施形態に係るレゾルバ100とは異なっている。他の点においては、第2実施形態に係るレゾルバ200は、第1実施形態に係るレゾルバ100と同一の構成を有している。同一の構成については、その説明が省略されている。
第2実施形態では、磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nは、以下の関係を満たしている。磁極数Mは、M=24の関係を満たしている。m=12である。軸倍角数nは、n=12の関係を満たしている。ティース数Nは、N=16の関係を満たしている。
図5には、第2実施形態に係るレゾルバ200が設けられたモータのモータロータ217が示されている。モータロータ217は、磁極数24に対応して、モータシャフト18に固定された24極のマグネット220を備えている。マグネット220には、周方向にN極とS極とが交互に形成されている。マグネット220では、同一磁極が点対称に配置されている。
図6に示されるように、第2実施形態に係るレゾルバロータ221は、軸倍角数12に対応して、軸芯13から径方向に突出する12個の突起を有している。なお、第2実施形態に係るレゾルバ200のレゾルバステータ22の構成は、第1実施形態に係るレゾルバ100のレゾルバステータ22の構成と同一である。第2実施形態に係るレゾルバ200のティース数Nは、N=16の関係を満たしている。
[第3実施形態]
第3実施形態に係るレゾルバが説明される。第3実施形態に係るレゾルバは、軸倍角数nにおいて、第1実施形態に係るレゾルバ100とは異なっている。他の点においては、第3実施形態に係るレゾルバは、第1実施形態に係るレゾルバ100と同一の構成を有している。同一の構成については、その説明が省略されている。
第3実施形態では、磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nは、以下の関係を満たしている。磁極数Mは、M=40の関係を満たしている。m=20である。軸倍角数nは、n=20の関係を満たしている。ティース数Nは、N=16の関係を満たしている。
[第4実施形態]
図7を参照して、第4実施形態に係るレゾルバ400が説明される。第4実施形態に係るレゾルバ400は、軸倍角数n及びティース数Nにおいて、第1実施形態に係るレゾルバ100とは異なっている。他の点においては、第4実施形態に係るレゾルバ400は、第1実施形態に係るレゾルバ100と同一の構成を有している。同一の構成については、その説明が省略されている。
第4実施形態では、磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nは、以下の関係を満たしている。磁極数Mは、M=12の関係を満たしている。m=6である。軸倍角数nは、n=6の関係を満たしている。ティース数Nは、N=24の関係を満たしている。
図7に示されるように、第4実施形態に係るレゾルバロータ421は、軸倍角数6に対応して、軸芯13から径方向に突出する6個の突起を有している。
図7に示されるように、第4実施形態に係るレゾルバステータ422は、24個のティース424を備えている。レゾルバステータ422は、励磁コイル426、第1出力コイル427、及び第2出力コイル428を備えている。24個のティース424は、12組のティース対からなっている。12組のティース対は、1組の不使用ティース対429と、11組の使用ティース対430と、からなっている。11組の使用ティース対430は、5組の第1使用ティース対430Aと、6組の第2使用ティース対430Bと、からなっている。第1使用ティース対430A及び第2使用ティース対430Bを区別する必要がない場合、総称としての使用ティース対430が用いられる。
励磁コイル426は、11組の使用ティース対430に含まれる22個のティース424のうち、レゾルバロータ421の周方向に沿って隣り合う2つのティース424に、互いに逆向きに巻回されている。第1出力コイル427は、第1使用ティース対430Aに含まれる2つのティース424に、互いに逆向きに巻回されている。第2出力コイル428は、第2使用ティース対430Bに含まれる2つのティース424に、互いに逆向きに巻回されている。レゾルバロータ421の周方向に沿って、第1使用ティース対430A及び第2使用ティース対430Bが交互に配置されている。
[第5実施形態]
図8を参照して、第5実施形態に係るレゾルバ500が説明される。第5実施形態に係るレゾルバ500は、軸倍角数n及びティース数Nにおいて、第1実施形態に係るレゾルバ100とは異なっている。他の点においては、第5実施形態に係るレゾルバ500は、第1実施形態に係るレゾルバ100と同一の構成を有している。同一の構成については、その説明が省略されている。
第5実施形態では、磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nは、以下の関係を満たしている。磁極数Mは、M=36の関係を満たしている。m=18である。軸倍角数nは、n=18の関係を満たしている。ティース数Nは、N=24の関係を満たしている。
図8に示されるように、第5実施形態に係るレゾルバロータ521は、軸倍角数18に対応して、軸芯13から径方向に突出する18個の突起を有している。第5実施形態に係るレゾルバステータ422は、第4実施形態に係るレゾルバステータ422と同一である。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。第1から第5実施形態に係るレゾルバ100から500の各構成要素に関して、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び追加が行われてもよい。また、上記レゾルバ100から500の各構成要素の形状及び大きさも、実施の形態に応じて、適宜、設定されてよい。例えば、以下の変更が可能である。
第1から第5実施形態では、特定の磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nにおけるレゾルバが説明されている。磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nが上述の関係を満たす限り、他の磁極数M、軸倍角数n、ティース数Nが採用されてもよい。上述の関係は、磁極数MがM=2m(mは偶数)の関係を満たし且つティース数NがN=2P(Pは偶数)の関係を満たすことである。ここで、軸倍角数nは、磁極数Mの半値である偶数mと同一の値である。
第1から第5実施形態に係るレゾルバは、レゾルバロータがレゾルバステータの内側に配置されたインナーロータ型のレゾルバである。レゾルバとしては、レゾルバロータがレゾルバステータの外側に配置されたレゾルバであってもよい。この場合、レゾルバが設けられるモータも、アウターロータ型のモータとなる。
17、217・・・モータロータ
20、220・・・マグネット
21、221、421、521・・・レゾルバロータ
22、422・・・レゾルバステータ
24、424・・・ティース
26、426・・・励磁コイル
27、427・・・第1出力コイル
28、428・・・第2出力コイル
29、429・・・不使用ティース対
30、430・・・使用ティース対
30A、430A・・・第1使用ティース対
30B、430B・・・第2使用ティース対
100、200、400、500・・・レゾルバ

Claims (7)

  1. モータロータの磁極数MがM=2m(mは偶数)の関係を満たすモータに設けられるバリアブルリラクタンス型レゾルバであって、
    モータシャフトと同軸に取り付けられたロータと、
    ティース数Nのティースを有し、上記ティース数NがN=2P(Pは偶数)且つN≧16の関係を満たすステータと、
    複数の上記ティースに巻回された励磁コイル、第1出力コイル、及び第2出力コイルと、を備えており、
    上記ティース数Nの上記ティースは、組数Pのティース対からなっており、それぞれの上記ティース対は、上記ロータの軸芯に対して点対称の位置関係にある2つの上記ティースであり、
    上記組数Pの上記ティース対のうち、1つの上記ティース対は、上記励磁コイルが巻回されていない不使用ティース対であり、
    上記組数Pの上記ティース対のうち、上記不使用ティース対を除く残りの組数P−1の上記ティース対は、上記励磁コイルが巻回されている使用ティース対であり、
    上記使用ティース対に含まれている2つの上記ティースには、互いに異なる磁極を発生させるように、それぞれ、上記励磁コイルが互いに逆向きに巻回されており、
    上記組数P−1の上記使用ティース対に含まれる上記ティースのうち、上記軸芯の周方向に沿って隣り合う2つの上記ティースには、上記励磁コイルが互いに逆向きに巻回されているバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
  2. 上記組数P−1の上記使用ティース対のうち、組数P/2−1の上記使用ティース対は、上記第1出力コイルが巻回されている第1使用ティース対であり、
    上記第1使用ティース対に含まれている2つの上記ティースには、上記第1出力コイルが互いに逆向きに巻回されており、
    上記組数P−1の上記使用ティース対のうち、上記組数P/2−1の上記第1使用ティース対を除く組数P/2の上記使用ティース対は、上記第2出力コイルが巻回されている第2使用ティース対であり、
    上記第2使用ティース対に含まれている2つの上記ティースには、上記第2出力コイルが互いに逆向きに巻回されている請求項1に記載のバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
  3. 上記軸芯の周方向に沿って、上記第1使用ティース対及び上記第2使用ティース対が交互に配置されている請求項2に記載のバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
  4. 軸倍角数nがn=4の関係を満たし、
    上記ティース数NがN=16の関係を満たす請求項1から3のいずれかに記載のバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
  5. 軸倍角数nがn=12の関係を満たし、
    上記ティース数NがN=16の関係を満たす請求項1から3のいずれかに記載のバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
  6. 軸倍角数nがn=20の関係を満たし、
    上記ティース数NがN=16の関係を満たす請求項1から3のいずれかに記載のバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
  7. 上記ロータが上記ステータの内側に配置されている請求項1から6のいずれかに記載のバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
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