JP2007051667A - ハイポサイクロイド歯車減速装置 - Google Patents

ハイポサイクロイド歯車減速装置 Download PDF

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孝志 野▲崎▼
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract

【課題】簡単な構成でコンパクトに設計でき、かつ、高速回転まで安定して効率よく減速できるハイポサイクロイド歯車減速装置を提供することである。
【解決手段】入力軸2の偏心部2aと、入力軸2と同軸上の出力軸5とに内外に噛み合う内歯車1と外歯車4を設け、内歯車1の側面と、この側面が対向するハウジング6のフランジ部6aの側面とに取り付けたリング状のプレート9a、9bに対向させて設けた複数の円環状溝12a、12b間にボール10を介在させて、これらの各ボール10を保持器11に保持し、各円環状溝12a、12bとボール10との転動係合によって、出力軸5側の外歯車4に振れ回りする入力軸2側の内歯車1の自転運動を止め、その公転運動を出力軸5側の外歯車4に伝達することにより、簡単な構成でコンパクトに設計でき、かつ、高速回転まで安定して効率よく減速できるものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイポサイクロイド歯車減速装置に関する。
ハイポサイクロイド歯車減速装置は、わずかに異なる歯数の内歯車と外歯車とを、一方が他方に振れ回りするように内外に噛み合わせて、大きな減速比が得られるようにしたものであり、種々の構成のものが提案されているが、入力軸の偏心部と、この入力軸と同軸上に配設した出力軸とに、互いに異なる歯数で内外に噛み合う歯車を設けて、入力軸の偏心部に設けた入力軸側の歯車を出力軸に設けた出力軸側の歯車に振れ回りさせ、この振れ回りする入力軸側の歯車の自転運動を止めて、その公転運動を出力軸側の歯車に伝達するようにしたものが多く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたものは、入力軸の偏心部に第1外歯車と第2外歯車を設け、第1外歯車を同軸上に固定した第1内歯車に振れ回りするように噛み合わせ、入力軸と同軸上に配設した出力軸に設けた第2内歯車に第2外歯車を振れ回りするように噛み合わせて、第1および第2外歯車の公転運動を出力軸に設けた第2内歯車に伝達するようにしている。
特開平5−10401号公報(第1−7図)
特許文献1に記載されたハイポサイクロイド歯車減速装置は、摺動部分を有するオルダム継手等を用いずに、歯車の噛み合いのみで入力軸の回転力を出力軸に効率よく減速して伝達できるが、入力軸の偏心部に2つの外歯車を設け、これらの外歯車と噛み合う2つの内歯車を固定部と出力軸に設ける必要があるので、構成が複雑でコンパクトな設計ができない問題がある。
そこで、本発明の課題は、簡単な構成でコンパクトに設計でき、かつ、高速回転まで安定して効率よく減速できるハイポサイクロイド歯車減速装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、入力軸の偏心部と、この入力軸と同軸上に配設した出力軸とに、互いに異なる歯数で内外に噛み合う歯車を設けて、前記入力軸の偏心部に設けた入力軸側の歯車を前記出力軸に設けた出力軸側の歯車に振れ回りさせ、この振れ回りする入力軸側の歯車の自転運動を止めて、その公転運動を前記出力軸側の歯車に伝達するハイポサイクロイド歯車減速装置において、前記入力軸側の歯車の側面と、この側面と対向する固定部の側面とにリング状のプレートを設けて、これら2枚のプレートの対向面に複数の円環状溝を対向させて設け、これらの対向させた各円環状溝間に転動体を介在させて、これらの転動体を保持器のポケットに保持し、前記入力軸側の歯車が振れ回りするときに、前記保持器に保持された転動体を前記対向する円環状溝に沿って転動させ、これらの円環状溝と転動体との転動係合によって、前記入力軸側の歯車の自転運動を止める構成を採用した。
すなわち、入力軸側の歯車の側面と、この側面と対向する固定部の側面とにリング状のプレートを設けて、これら2枚のプレートの対向面に複数の円環状溝を対向させて設け、これらの対向させた各円環状溝間に転動体を介在させて、これらの転動体を保持器のポケットに保持し、入力軸側の歯車が振れ回りするときに、保持器に保持された転動体を対向する円環状溝に沿って転動させ、これらの円環状溝と転動体との転動係合によって、入力軸側の歯車の自転運動を止めることにより、簡単な構成でコンパクトに設計でき、かつ、高速回転まで安定して効率よく減速できるものとした。
前記転動体を保持する保持器を軸方向に2分割することにより、保持器を安価に製造することができる。
前記各プレートの複数の円環状溝を円周方向に等配して設けることにより、保持器のポケットも円周方向に等配して、より安価に製造することができる。
本発明のハイポサイクロイド歯車減速装置は、入力軸側の歯車の側面と、この側面と対向する固定部の側面とにリング状のプレートを設けて、これら2枚のプレートの対向面に複数の円環状溝を対向させて設け、これらの対向させた各円環状溝間に転動体を介在させて、これらの転動体を保持器のポケットに保持し、入力軸側の歯車が振れ回りするときに、保持器に保持された転動体を対向する円環状溝に沿って転動させ、これらの円環状溝と転動体との転動係合によって、入力軸側の歯車の自転運動を止めるようにしたので、簡単な構成でコンパクトに設計でき、かつ、高速回転まで安定して効率よく減速することができる。
前記転動体を保持する保持器を軸方向に2分割することにより、保持器を安価に製造することができる。
前記各プレートの複数の円環状溝を円周方向に等配して設けることにより、保持器のポケットも円周方向に等配して、より安価に製造することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。このハイポサイクロイド歯車減速装置は、図1および図2に示すように、内歯車1が入力軸2の偏心部2aに針状ころ軸受3で回転自在に支持され、この内歯車1と噛み合う内歯車1よりも歯数の少ない外歯車4が入力軸2と同軸上に配設された出力軸5に設けられており、入力軸2側の内歯車1が出力軸5側の外歯車4に振れ回りするようになっている。なお、入力軸2と出力軸5は、それぞれ分割されたハウジング6、7に玉軸受8a、8bで支持されている。
前記内歯車1は外歯車4側に開口するコ字断面に形成されており、コ字の側面と、この側面が対向するハウジング6のフランジ部6aの側面とに、リング状のプレート9a、9bが取り付けられ、これらの対向するプレート9a、9bの間に、転動体としてのボール10が保持器11に保持されている。
図3および図4に示すように、前記各プレート9a、9bの対向面には、それぞれ複数の円環状溝12a、12bが円周方向に等配して設けられ、円環の中心が互いに偏心するように対向する円環状溝12a、12b間に1つずつのボール10が介在している。
図5(a)、(b)に示すように、前記各プレート9a、9bの円環状溝12a、12b間に介在する各ボール10は、円周方向に等配された保持器11のポケット11aに保持され、内歯車1と一緒に振れ回るプレート9aの偏心運動に伴って、偏心して対向する円環状溝12a、12bの互いに位相が180°ずれた位置を安定して転動する。したがって、これらの円環状溝12a、12bとボール10との転動係合によって、振れ回りする内歯車1の自転運動が止められて公転運動が出力軸5側の外歯車4に伝達され、高速回転まで安定して効率よく減速される。
図6(a)に示すように、前記保持器11はリング状の鋼材に切削加工でポケット11aを形成したものであり、熱処理と表面処理が施されている。熱処理としては焼入れ焼戻し、浸炭、窒化等を採用でき、表面処理としては無電解ニッケルめっき、銀めっき、二硫化モリブデン系のコーティング等を採用できる。また、保持器11は樹脂で形成することもできる。
図6(b)は、前記保持器11の変形例を示す。この変形例は、2枚のリング状の薄鋼板をスポット溶接で軸方向に結合したものであり、各ポケット11aは各薄鋼板を打ち抜き加工した孔をフランジ曲げすることにより形成されている。2枚の薄鋼板はリベット等で結合してもよく、熱処理や表面処理を施してもよい。
上述した実施形態では、内歯車を入力軸の偏心部に設け、外歯車を出力軸に設けたが、内歯車を出力軸に設け、外歯車を入力軸の偏心部に設けて、振れ回りする入力軸側の外歯車の自転運動を、実施形態と同様の手段で止めるようにすることもできる。
また、上述した実施形態では、各プレートの複数の円環状溝を円周方向に等配し、各円環状溝間に転動体としてボールを介在させたが、これらの円環状溝は必ずしも円周方向に等配する必要はなく、転動体もボールに限定されることはない。
ハイポサイクロイド歯車減速装置の実施形態を示す切欠き縦断面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1のリング状プレートとボールの係合部を示す縦断面図 図3のリング状プレートを示す正面図 a、bは、それぞれ図3のVa−Va線とVb−Vb線に沿った方向の矢視図 aは図3の保持器の拡大断面図、bはaの変形例を示す断面図
符号の説明
1 内歯車
2 入力軸
2a 偏心部
3 針状ころ軸受
4 外歯車
5 出力軸
6、7 ハウジング
6a フランジ部
8a、8b 玉軸受
9a、9b プレート
10 ボール
11 保持器
11a ポケット
12a、12b 円環状溝

Claims (3)

  1. 入力軸の偏心部と、この入力軸と同軸上に配設した出力軸とに、互いに異なる歯数で内外に噛み合う歯車を設けて、前記入力軸の偏心部に設けた入力軸側の歯車を前記出力軸に設けた出力軸側の歯車に振れ回りさせ、この振れ回りする入力軸側の歯車の自転運動を止めて、その公転運動を前記出力軸側の歯車に伝達するハイポサイクロイド歯車減速装置において、前記入力軸側の歯車の側面と、この側面と対向する固定部の側面とにリング状のプレートを設けて、これら2枚のプレートの対向面に複数の円環状溝を対向させて設け、これらの対向させた各円環状溝間に転動体を介在させて、これらの転動体を保持器のポケットに保持し、前記入力軸側の歯車が振れ回りするときに、前記保持器に保持された転動体を前記対向する円環状溝に沿って転動させ、これらの円環状溝と転動体との転動係合によって、前記入力軸側の歯車の自転運動を止めるようにしたことを特徴とするハイポサイクロイド歯車減速装置。
  2. 前記転動体を保持する保持器を軸方向に2分割した請求項1に記載のハイポサイクロイド歯車減速装置。
  3. 前記各プレートの複数の円環状溝を円周方向に等配して設けた請求項1または2に記載のハイポサイクロイド歯車減速装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106838266A (zh) * 2017-04-06 2017-06-13 重庆科谷机械有限公司 轴承减速机保持架
CN106884961A (zh) * 2017-04-06 2017-06-23 重庆科谷机械有限公司 轴承减速机

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CN106884961B (zh) * 2017-04-06 2023-02-03 重庆科谷机械有限公司 轴承减速机
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