JP2007050648A - 切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切断材に載置するベースと、このベースの上面に支持された切断機本体を備えた携帯型の丸鋸盤において、鋸刃の回転により発生する鋸刃回転風とともにブレードケース内に吹き込まれた切り粉を、当該丸鋸盤の携帯性を損なうことなく、また集塵袋のような目詰まりを発生することなく効率よく集塵できるようにする。
【解決手段】 ブレードケース13の風下側に、サイクロン式の集塵機51を取り付ける。これにより、切断機1の携帯性を損なうことなく、集塵路21内に吹き込まれた切り粉を効率よく集塵することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば作業者が手に持って移動させて切断材を切断する携帯型の切断機であって、切断により発生する切り粉を集塵するための集塵機を備えた切断機に関する。
例えば丸鋸盤と称される携帯型の切断機は、電動モータを駆動源として回転する円形の鋸刃を備えた切断機本体と切断材に載置するベースを備えたもので、ベースを切断材の上面に載せ掛けた状態で作業者が切断機本体を切断方向に沿って移動させることにより、ベースの下面側に突き出された鋸刃によって切断材を切断することができる。
このような携帯型の切断機において、切断により発生する切り粉を効率よく集塵するための工夫が従来よりなされている。
例えば、実開平5−5332号公報あるいは特開平11−58305号公報には、円形の鋸刃の上部を覆うブレードケースの内側に集塵路を設け、切断部位から鋸刃の回転により発生する空気の流れ(鋸刃回転風)に混じって上方に巻き上げられた切り粉をこの集塵路内に導くことにより、切断部位周辺における切り粉の飛散を防止する技術が開示されている。
実開平5−5332号公報 特開平11−58305号公報
しかしながら、上記従来の切断機では、ブレードケース内に巻き上げられた切り粉を集塵するために、ブレードケースの風下側に布製の集塵袋を取り付けたり、別途用意した集塵装置のホースを接続して切り粉を強制的に集塵することが行われていた。前者の集塵方法では、集塵袋が目詰まりして集塵効率が低下しやすい問題があり、後者の集塵方法では別途集塵装置を接続する必要があるためコスト高であり、また切断機の携帯性が損なわれる問題があった。
本発明は、この問題を解消するためになされたもので、集塵袋のような目詰まりを発生せず、かつ簡易で切断機の携帯性を損なうことがない集塵機を備えた切断機を提供することを目的とする。
本発明は、この課題を解決するために、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の切断機とした。
請求項1記載の切断機によれば、ブレードケース内に吹き上げられた切り粉をサイクロン式の集塵機により集塵する構成であるので、従来の集塵袋のように目詰まりを発生することがなく、かつ別途用意した強制的集塵装置を接続して切断機の携帯性が損なわれることもない。
請求項2記載の切断機によれば、ブレードケースの風下側にサイクロン式の集塵機を備えることにより、鋸刃回転風によりブレードケース内に巻き上げられた切り粉を効率よく集塵することができる。
請求項3記載の切断機によれば、内筒から排気される鋸刃回転風であって、外筒内において切り粉が遠心分離された後の空気をスミ線ガイド部に吹き付けることにより、当該スミ線ガイド部に飛散し、堆積した切り粉を吹き飛ばして当該スミ線ガイド部を目視しやすくすることができ、これによりサイクロン式の集塵機からの排気を有効利用することができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1は、以下説明する切断機1の概略の全体構成を示している。図1では後述するモータ冷却風及び切り粉(切断粉)の流れを白抜きの矢印で示している。なお、以下説明する実施形態では、切断機の一例として携帯型の丸鋸盤を例示する。
この切断機1は、電動モータ11により回転する円形の鋸刃12を備えた切断機本体10と、この切断機本体10を上面側に支持するベース2を備えている。
切断機本体10は、鋸刃12の上側ほぼ半分の範囲を覆うブレードケース13を備えている。このブレードケース13の背面側(図3では上面側)に電動モータ11が配置されている。この電動モータ11は、そのモータケース17の前端がブレードケース13の背面側に設けた円筒形状のモータ取り付け台座部13aに接合されて当該ブレードケース13の背面から側方へ突き出す状態に取り付けられている。このため、当該電動モータ11の機軸(回転子11aの回転軸線)は鋸刃12に直交している。
電動モータ11の出力軸15(回転子11aの回転軸)は、モータ取り付け台座部13a内に組み込まれた減速歯車列(図示省略)に連結されている。出力軸15には冷却ファン14が取り付けられている。この冷却ファン14は出力軸15と一体で回転する。冷却ファン14が回転すると、当該電動モータ11のモータケース17の後面に設けた冷却風取り入れ口16を経てその内部に外気(冷却風)が導入される。導入された冷却風はモータケース17の前部に向かって流れ、これにより当該電動モータ11の内部が冷却される。モータケース17の前部に至った冷却風は、モータ取り付け台座部13a内に吹き込まれ、その後一部が排気口19〜19を経てブレードケース13内に排気され、残りが当該モータ取り付け台座部13aの側部に設けた冷却風吹き出し口18を経て通気路20に吹き込まれる。
通気路20は、ブレードケース13の背面に沿って設けられている。この通気路20の一端側(風上側)は上記冷却風吹き出し口18に連通され、他端側(風下側)は以下説明する集塵路21の集塵口21a付近に開口されている。
上記排気口19〜19は、図4に示すようにブレードケース13の背面側の側部であって電動モータ11の出力軸15の周囲に設けられている。また、ブレードケース11の背面側の側部には鋸刃12の切断部位Cを明るく照らすための照明具29が設けられている。
さらに、ブレードケース13の背面側であってモータケース17の基部側(モータ取り付け台座部13a側)の上面には、作業者が把持するためのハンドル部45が設けられている。
次に、ブレードケース13は、図2に示すように鋸刃12の上側ほぼ半分の範囲を覆う半円弧形状を有している。また、図5に示すようにこのブレードケース13は、鋸刃12及び後述するセーフティカバー25と帯板形状をなすデプスガイド26を内側に収容できる幅を備えている。このブレードケース13ひいては当該切断機本体10は、その切断進行方向(図2において右方向)の前端側(図2において右端部)が上下動支軸24を介してベース2側に上下に回動可能に支持されている。一方、ブレードケース13の切断進行方向の後端側(図2において左端部)は、ベース2の上面に起立状態に設けられた帯板形状のデプスガイド26に連結されている。このデプスガイド26は、ブレードケース13の内周に沿って相対移動可能に位置している。このデプスガイド26とブレードケース13との間には固定ピン27が挿通されている。レバー28の傾動操作によりこの固定ピン27を軸方向に変位させることにより、デプスガイド26に対してブレードケース13が固定され、またその固定状態が解除される。デプスガイド26に対する固定を解除した状態で、ブレードケース13ひいては切断機本体10を上記上下動支軸24を中心にして上下に傾動させることにより、鋸刃12のベース2の下面側への突き出し寸法を変化させることができ、これによりいわゆる鋸刃12の切り込み深さを調整することができる。
さらに、ブレードケース13ひいては当該切断機本体10はベース2に対して切断進行方向左右に傾動させることができ、これによりいわゆる傾斜切りができるようになっている。図2〜図4に示すようにベース2の切断進行方向前端に前側アンギュラープレート30が起立状態に設けられている。この前側アンギュラープレート30には前側支軸31(図4)を介して前側ブラケット32が切断進行方向に対して左右に傾動可能に支持されている。この前側ブラケット32に上記上下動支軸24が設けられている。前側アンギュラープレート30と前側ブラケット32との間には前側固定ねじ33が締め込まれている。この前側固定ねじ33を緩めると、前側ブラケット32は前側支軸31を中心にして切断進行方向左右に傾動可能となり、前側固定ねじ33を締め込むと前側アンギュラープレート30に対して前側ブラケット32が傾動不能に固定される。
また、ベース2の切断進行方向後端側にも同様の左右傾動機構が設けられている。図4〜図6に示すようにベース2の後端上面には後ろ側アンギュラープレート35が起立状態に設けられている。この後ろ側アンギュラープレート35には、前記前側支軸31と同軸に配置された後ろ側支軸36を介して後ろ側ブラケット37が切断進行方向に対して左右に傾動可能に支持されている。この後ろ側ブラケット37に前記デプスガイド26が設けられている。後ろ側アンギュラープレート35と後ろ側ブラケット37との間には後ろ側固定ねじ38が締め込まれている。この後ろ側固定ねじ38を緩めると、後ろ側ブラケット37が後ろ側支軸36を中心にして切断進行方向左右に傾動可能となり、後ろ側固定ねじ38を締め込むと後ろ側アンギュラープレート35に対して後ろ側ブラケット37が傾動不能に固定される。
このため、前後の固定ねじ33,38を緩めると、ブレードケース13ひいては切断機本体10を切断進行方向に対して左右に傾動可能となり、前後の固定ねじ33,38を締め込むと、ブレードケース13ひいては切断機本体10を任意の左右傾動位置で固定することができる。また、切断機本体10を任意の左右傾動位置に固定した状態で、さらに前記レバー28を傾動操作することにより切断機本体10を上下動支軸24を中心にして上下に傾動させて鋸刃12の切り込み深さ(ベース2からの突き出し寸法)を調整することができる。
次に、ブレードケース13の内側周縁に沿ってその前端付近から後端付近に至る範囲で上記集塵路21が形成されている。この集塵路21は、図4に示すようにブレードケース13の内側周縁に対向して設けた区画壁部22によって当該ブレードケース13のその他の範囲(鋸刃12側)から区画されている。この集塵路21の前端に集塵口21aが設けられている。この集塵口21aは、鋸刃12の切断部位Cの上方に位置している。図2及び図4において鋸刃12は、反時計回り方向(図2において白抜きの矢印で示す方向)に回転する。このため、鋸刃12の回転により切断部位Cにおいて発生する切り粉は、当該鋸刃12の回転により発生する空気の流れ(鋸刃回転風)に乗って上方へ巻き上げられる。巻き上げられた切り粉は、鋸刃回転風の流れに乗ってそのまま集塵口21aを経て集塵路21内に吹き込む。吹き込んだ切り粉は鋸刃回転風とともに集塵路21内を後ろ側に向かって(反時計回り方向に)流れる。
また、集塵口21aの側方には前記した通気路20の他端側が開口されている。このため、電動モータ11からモータ取り付け台座部13a内に吹き込まれたモータ冷却風の一部は、通気路20を経てこの集塵口21a付近に吹き出される。ここで、集塵口21aの下流側には、分岐板40がほぼ水平に設けられている。この分岐板40によって通気路20の他端側から吹き込まれたモータ冷却風が上下に分岐される。上側に分岐されたモータ冷却風が、集塵口21aから吹き込まれた切り粉及び鋸刃回転風に合流され、下側に分岐されたモータ冷却風がブレードケース13の前端付近からベース2の前端に設けたスミ線ガイド部2aに向けて吹き付けられる。モータ冷却風の一部がスミ線ガイド部2aに吹き付けられることにより、スミ線ガイド部2aを覆う切り粉を吹き飛ばしてその視認性を高めることができる。
さらに、集塵口21aの両側部には、整流板21b,21bが設けられている。この整流板21b,21bによって、集塵口21a内に吹き込む鋸刃回転風の整流がなされ、これにより発生した切り粉が効率よく集塵口21a内に吹き込まれる。
また、集塵路21の中流域であって区画壁部22の中途位置には補助集塵口21cが鋸刃12側に開口する状態に設けられている。この補助集塵口21cには、集塵口21a内に吹き込まれなかった切り粉及び鋸刃回転風が吹き込まれる。
以上のようにしてブレードケース13内に設けた集塵路21に吹き込まれた切り粉及び鋸刃回転風は、当該集塵路21を下流側(ブレードケース13の後部側)に向けて流れ、その後ブレードケース13の正面側に併設したサイクロン式の集塵機51に吹き込まれる。
このサイクロン式の集塵機51は外筒52と、内筒53を備えている。外筒52は、ブレードケース13の正面側の側部に接続されている。また、図2に示すように正面側から見てこの外筒52は、その軸線を上下方向に傾斜させて排出口52bを斜め下側に向けた向きに支持されている。
集塵路21の風下側端部には排気口21dが設けられている。この排気口21dは、ブレードケース13の正面側に突き出されている。一方、外筒52の側部には接続口52aが設けられている。この接続口52aは、その軸線が当該外筒52の中心軸線に交差しない状態に位置に設けられている。この接続口52aが上記排気口21dに対して気密に接続されて、当該外筒52がブレードケース13の正面側に支持されている。
この外筒52の内周側には、その中心軸線沿って内筒53が固定されている。上記したように接続口52aは、外筒52の中心軸線に交差しない向きで設けられている。このため、排気口21dから吹き込まれた鋸刃回転風は、外筒52の内壁面に沿って内筒53回りに旋回する。
鋸刃回転風及び切り粉が外筒52の内壁に沿って旋回することにより発生する遠心力によってより比重の大きな切り粉が外周側(外筒52の内壁面側)に分離される(サイクロン作用)。こうして鋸刃回転風から分離された切り粉は、その後重力の作用によって外筒52の下部に設けた排出口52bに落下する。図示は省略したが、外筒52の排出口52bに落下した切り粉は、そのまま集塵箱等で受けることができ、あるいは別途用意した集塵機により強制的に吸い込むことができる。
一方、外筒52内に吹き込んだ鋸刃回転風は、内筒53の下端部に設けた吸気口53aを経て外筒52の外部に排気される。内筒53の上部は、外筒52の上部(図1では右端部)から上方へ突き出されている。外筒52の上部から突き出された内筒53の上部は、排気路55の一端側に連通されている。排気路55はブレードケース13の正面側の側部に沿って設けられている。この排気路55の他端側は、ブレードケース13の前部においてベース2の先端部に設けたスミ線ガイド部2aに向けて開口されている(吹き出し口55a)。このため、内筒53を経て排気された鋸刃回転風は、この排気路55を経てスミ線ガイド部2aに吹き付けられる。
内筒53内を経て吹き出し口55aから吹き出される鋸刃回転風は、サイクロン式の集塵機51により切り粉が遠心分離された後の空気であるので、吹き出し口55aから吹き出される段階の鋸刃回転風に切り粉は混じっていない。前記したようにモータ冷却風の一部が分岐板40によって分岐されて、これがブレードケース13の前端から吹き出されてスミ線ガイド部2aに吹き付けられる。これに加えて、サイクロン式の集塵機51からの排気がスミ線ガイド部2aに吹き付けられるので、当該スミ線ガイド部2aに堆積する切り粉を一層確実に吹き飛ばしてその視認性を高めることができ、この点で、モータ冷却風のみならず、集塵機51の排気をも有効活用することができる。
以上のように構成した本実施形態の切断機1によれば、鋸刃12の回転に伴い発生する鋸刃回転風に乗って巻き上げられた切り粉は鋸刃回転風とともに集塵路21内に吹き込まれる。この集塵路21には、上記鋸刃回転風に加えて、電動モータ11のモータ冷却風が通気路20を経て吹き込まれる。このため、切断部位Cで発生する切り粉は鋸刃12の回転により発生した直後の鋸刃回転風のみによる場合に比して一層強い風力で集塵路21内に吹き込まれるため、切断部位で発生する切り粉をより大きな風力で効率よく集塵路21内に集塵することができる。
集塵路21内に吹き込まれた鋸刃回転風及び切り粉は、集塵路21の風下側に設けたサイクロン式の集塵機51に流れ込み、このサイクロン式の集塵機51により切り粉が遠心分離される。これにより、切断部位Cで発生した切り粉をより一層確実に集塵することができる。
このように、集塵路21内に吹き込まれた切り粉をサイクロン式の集塵機により効率よく集塵することができることから、従来のように布製の集塵袋を取り付けた場合におけるその目詰まりによる集塵効率の低下、あるいは別途用意した強制集塵装置を接続した場合におけるコスト高及び当該切断機の携帯性を損なうといった問題を解消することができる。
しかも、集塵機51の内筒53から排気された鋸刃回転風がブレードケース13の前端側に環流され、その後スミ線ガイド部2aに吹き付けられる。このようにモータ冷却風の一部に加えて集塵機51から排気される鋸刃回転風がスミ線ガイド部2aに吹き付けられるので、スミ線ガイド部2aに堆積した切り粉を吹き飛ばし、あるいは堆積しにくくすることができ、これにより当該スミ線ガイド部2aの視認性を高めることができる。このように、本実施形態の切断機によれば、モータ冷却風及び集塵機51の排気を有効に活用することができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、集塵機51において、外筒52の接続口52aを排気口21dに対してその軸線回りに一定の範囲で回転可能に接続し、また内筒43と排気路55との間に例えば蛇腹管等の可撓性を有する管を介装して、外筒52ひいては当該集塵機51を排気口21dの軸線回りに一定の範囲で回転可能に設けた構成とすることができる。係る構成によれば、当該集塵機51の傾斜角度を変更することができるので、外筒52内における切り粉の遠心分離効率を調整することができ、ひいては当該集塵機51の集塵能力を発生する切り粉の大きさ、比重等にあわせて適切に設定することができる。
また、内筒55から排気される鋸刃回転風をブレードケース13の前端部からスミ線ガイド部2aに吹き付ける構成を例示したが、係る構成を省略して切り粉が除去された鋸刃回転風を内筒53から直接大気に排気する構成としてもよい。
さらに、モータ冷却風をブレードケース13の前端側に環流して、その一部を集塵路21内に吹き込ませ、残余をスミ線ガイド部2aに向けて吹き付ける構成を例示したがこれらの構成も省略することができる。この場合、通気路20及び分岐板40等は不要になる。
また、集塵機51の外筒52内に遠心分離された切り粉は、そのまま排出口52bから排出して別途用意した集塵箱等に回収してもよい。なお、外筒52の排出口52bに、別途用意した強制集塵装置のホースを接続して、外筒52内で遠心分離された切り粉を強制的に集塵する構成とすることは可能である。
本発明の実施形態に係る集塵機を備えた携帯型丸鋸盤の概略の平面図である。 本発明の実施形態に係る集塵機を備えた携帯型丸鋸盤の正面図である。 本発明の実施形態に係る集塵機を備えた携帯型丸鋸盤の平面図である。 本発明の実施形態に係る集塵機を備えた携帯型丸鋸盤の縦断面図である。本図では、ブレードケースが縦断面で示されている。 本発明の実施形態に係る集塵機を備えた携帯型丸鋸盤の横断面図である。 本発明の実施形態に係る集塵機を備えた携帯型丸鋸盤の斜視図である。本図は、切断進行方向左斜め前側から背面側を見た状態を示している。
符号の説明
1…切断機(携帯型丸鋸盤)
2…ベース、2a…スミ線ガイド部
10…切断機本体
11…電動モータ
12…鋸刃
13…ブレードケース、13a…モータ取り付け台座部
14…冷却ファン
16…冷却風取り入れ口
18…冷却風吹き出し口
20…通気路
21…集塵路
21a…集塵口、21d…排気口
25…セーフティカバー
26…デプスガイド
30…前側アンギュラープレート
35…後ろ側アンギュラープレート
40…分岐板
45…ハンドル部
51…集塵機
52…外筒、52a…接続口、52b…排出口
53…内筒、53a…吸気口
55…排気路、55a…吹き出し口
C…切断部位

Claims (3)

  1. 切断材に載置するベースと、該ベースの上面に支持された切断機本体を備え、該切断機本体は電動モータにより回転する鋸刃と、該鋸刃の周囲を覆うブレードケースを備え、前記鋸刃の回転により発生する鋸刃回転風に混じって切り粉が前記ブレードケース内に巻き上げられる切断機であって、前記ブレードケースの風下側にサイクロン式の集塵機を備えた切断機。
  2. 請求項1記載の切断機であって、前記集塵機は外筒と、該外筒の内側の内筒を備え、前記外筒は、前記ブレードケースの風下側に設けた排気口に接続した切断機。
  3. 請求項2記載の切断機であって、前記内筒から排気される鋸刃回転風を前記ブレードケースの風上側に環流して、前記ベースの切断進行方向前端部に設けたスミ線ガイド部に吹き付ける構成とした切断機。
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