JP7315413B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータを駆動源として動作する切断機に関する。
下記の特許文献には、切断刃具を回転させる駆動源として電動モータを備えた携帯用切断機が開示されている。電動モータには、ブラシレスモータが用いられている。この携帯用切断機では、電動モータの動作制御を行うためのコントローラがモータハウジングの側方に配置されている。コントローラには、電動モータ冷却後の冷却風が吹き当てられて、その冷却がなされるようになっている。
特開2014-79873号公報
上記特許文献に開示されたコントローラの冷却構造では、モータ冷却後の冷却風を利用してその冷却がなされる構成であることから、近年の発熱量の大きなコントローラに対して冷却が不十分になることが想定される。
本発明は、電動モータに加えてコントローラについても十分な冷却がなされるようにすることを目的とする。
本開示の1つの特徴によると、切断機であって、電動モータと、電動モータにより回転する複数の冷却ファンと、電動モータの動作を制御するコントローラと、を備え、複数の冷却ファンは、電動モータを冷却するための第1冷却ファンと、コントローラを冷却するための第2冷却ファンを備えている切断機である。
従って、電動モータとコントローラがそれぞれ独自の冷却ファンにより効率よく冷却される。従来電動モータ冷却後の風を利用してコントローラを冷却する場合に比して、独自の冷却風によりコントローラがより効率よく冷却される。従って、上記の特徴は、ブラシレスモータを動作制御するための、比較的発熱量の大きなコントローラについて好適に適用することができる。
本開示の他の特徴によると、電動モータを収容するモータハウジングに対して、コントローラを収容するコントローラ収容部を区画して設け、モータハウジングに第1冷却ファンを配置し、コントローラ収容部に第2冷却ファンを配置した。
従って、冷却風の流れが分離されて電動モータとコントローラがそれぞれ効率よく冷却される。
本開示の他の特徴によると、第2冷却ファンは、電動モータと一体である。
従って、例えば電動モータの出力軸に第1冷却ファンと第2冷却ファンの双方が支持されることで、電動モータの回転動力により第2冷却ファンが一体で回転され、別途独自の動力源を用いる構成に比して構成の簡略化を図ることができる。
本開示の他の特徴によると、電動モータにより回転する刃具を備え、刃具の回転軸線に沿って電動モータが配置されており、第2冷却ファンは、電動モータに対して刃具とは反対側に配置され、第2冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、第2冷却ファンに対して刃具とは反対側に配置されている。
従って、第2冷却ファンと吸気口が電動モータに対して最適位置に配置されて、構成の簡略化を図ることができる。
本開示の他の特徴によると、第2冷却ファンとして遠心ファンが用いられている。
従って、風の流れる方向が第2冷却ファンにより直角に曲げられて、冷却風をスムーズにコントローラに向けて流すことができる。
本開示の他の特徴によると、第1冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、電動モータの径方向側方に配置されている。
従って、第1冷却ファンにより外気が導入される吸気口と、第2冷却ファンにより外気が導入される吸気口を分離させることで吸気効率を高めることができる。
本開示の他の特徴によると、第2冷却ファンの外径は、第1冷却ファンの外径よりも小さい。
従って、第1冷却ファンと同径の第2冷却ファンを用いる場合に比して、第2冷却ファンの慣性モーメントを低減することができる。
本開示の他の特徴によると、第2冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、第2冷却ファンの回転中心付近に配置されている。
従って、圧力損失を少なくして風を流すことができる。
本開示の他の特徴によると、第1冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、モータハウジングの前方又は後方若しくはその双方に配置されている。
従って、外気導入用の吸気口をモータハウジングの上部に設ける構成に比して電動モータの防塵性を高めることができる。
本開示の他の特徴によると、電動モータにはブラシレスモータが用いられている。
従って、コントローラには、ブラシレスモータの動作制御をするための比較的発熱量が高いものが用いられている。比較的発熱量の高いコントローラが、モータ冷却用とは別の独自の第2の冷却ファンにより効率よく冷却がなされる。
携帯用切断機の全体斜視図である。本図は、前方斜め右上方から見た状態を示している。 携帯用切断機の全体斜視図である。本図は、後方斜め左上方から見た状態を示している。本図は、バッテリパックを取り外した状態で示されている。 図2中(III)矢視図であって、携帯用切断機の左側面図である。 図3中(IV)-(IV)線断面矢視図であって、主として電動モータ及びコントローラの横断面図である。
次に、本発明の実施形態を図1~図4に基づいて説明する。本実施形態の携帯用マルノコと称される携帯用切断機1は、被切断材Wの上面に当接させる矩形平板形のベース2と、ベース2の上面に支持された切断機本体10を備えている。切断機本体10は、電動モータ20を駆動源として回転するチップソーと称される形の刃具12を備えている。刃具12の上部側の周囲は固定カバー13で覆われている。
刃具12は、前後方向に長い矩形の窓部2aを経てベース2の下面側に突き出されている。ベース2の下面側に突き出された刃具12を被切断材Wに切り込ませて切断加工がなされる。刃具12の下部側の周囲は、開閉可能な可動カバー14で覆われている。切断加工の進行に伴って可動カバー14が相対的に開かれていく。以下の説明では、切断加工が進行する方向を前側とする。作業者は携帯用切断機1の後側に位置して携帯用切断機1の移動操作を行う。左右方向については作業者を基準とする。
切断機本体10には、作業者が一方の手で把持するハンドル部15と、他方の手では把持するフロントグリップ部16が設けられている。ハンドル部15は、固定カバー13の左側方において、ギヤハウジング19と電動モータ20との結合部付近から上方へ延びる状態に設けられている。フロントグリップ部16は、ギヤハウジング19と電動モータ20との結合部付近からベース2の後部上方に至るループ形を有している。フロントグリップ部16は、ハンドル部15の前部から前方へ張り出す状態に設けられている。
ハンドル部15の後部には、バッテリ取り付け台座部17が設けられている。バッテリ取り付け台座部17の下面側には、一つのバッテリパック18を取り付けることができる。図2ではバッテリパック18が取り外された状態が示され、図3ではバッテリパック18が取付けられた状態が示されている。バッテリパック18は、バッテリ取り付け台座部17から取り外して別途用意した充電器で充電することで繰り返し使用でき、また取り外して他の電動工具にも使い回すことができる。
電動モータ20には、いわゆるブラシレスモータが用いられている。本実施形態では、電動モータ20は、そのモータ軸21(モータ軸線M)を左右方向に沿わせた向きに配置されている。図4に示すように刃具12の回転軸線Cは、平面的に見ればモータ軸線Mに一致しているが、上下方向にずれている。電動モータ20の回転出力は、ギヤ列11により減速されて、刃具12を取り付けた出力軸(図では見えていない)に伝達される。ギヤ列11を介在させたことにより刃具12の回転軸線Cは、モータ軸線Mに対して下側にずれている。
電動モータ20は、概ね円筒形のモータハウジング22に収容されている。モータ軸21は、モータハウジング22の左端部(反鋸刃側)に保持した軸受23と、ギヤハウジング19(鋸刃側)に保持した軸受24を介してモータ軸線M回りに回転自在に支持されている。右側の軸受24の左側において、モータ軸21には第1冷却ファン25が取り付けられている。
モータハウジング22の左端部側の後面に第1吸気口26が設けられている。第1吸気口26は、複数の吸気孔26aから構成されている。各吸気孔26aは、左右に長いスリット形状を有している。複数の吸気孔26aが上下に並んで配置されて第1吸気口26が設けられている。図3に示すように複数の吸気孔26aは、モータ軸線Mよりも下方の領域であってモータハウジング22の下面寄りにおいて、それぞれ斜め下方に向けて開口されている。これにより第1吸気口26の上方からの粉塵等について高い防塵性が確保されている。
電動モータ20が起動して第1冷却ファン25が回転すると、第1吸気口26を経てモータハウジング22内に外気が導入される。モータハウジング22内に導入された外気(モータ冷却風)により、電動モータ20が冷却される。図4において、モータ冷却風の流れが白抜き矢印で示されている。
電動モータ20を左方から右方に流れたモータ冷却風の一部は、第1冷却ファン25の風下側に配置した排気ダクト19aに排気される。モータ冷却風の残余は、ギヤハウジング19とモータハウジング22との結合部付近から排気される。排気ダクト19aは、ギヤハウジング19の前部から固定カバー13の左側面に沿って前方へ延びる状態に設けられている。排気ダクト19aの前端部に排気口が設けられている。排気ダクト19の排気口は、ベース2の前端縁に設けたスミ線ガイド部2bに向けられている。排気ダクト19aに排気されたモータ冷却風は、スミ線ガイド部2bに向けて吹き付けられる。スミ線ガイド部2bにモータ冷却風が吹き付けられることで、スミ線ガイド部2b付近の切断粉等の粉塵が吹き飛ばされて、スミ線ガイド部2bの視認性が確保される。排気ダクト19aは、粉塵を吹き飛ばすためのブロワとして機能する。電動モータ20を冷却した後のモータ冷却風の一部は、粉塵吹き飛ばし用のブロワに利用される。
モータハウジング22の周囲には、コントローラ収容部としてのコントローラハウジング30が一体に設けられている。コントローラハウジング30は、モータハウジング22の左端面から前面に跨って配置されている。このため、図4に示すように、コントローラハウジング30の内部は、モータハウジング22の左端面の後面から前面に沿ったL字形に屈曲している。以下、コントローラハウジング30の内部領域のうち、モータハウジング22の左端面に沿った領域を特に左方領域30aと言い、モータハウジング22の前面に沿った領域を特に前方領域30bと言う。
モータ軸21の左端部は、モータハウジング22の左端面を経て、コントローラハウジング30の左方領域30a内に突き出されている。モータ軸21の、左方領域30a内に突き出された部分には、第2冷却ファン32が取り付けられている。このため、第2冷却ファン32は、電動モータ20が起動すると、第1冷却ファン25と同じく一体で回転する。第2冷却ファン32には、第1冷却ファン25よりも外径サイズが小さなファンが用いられている。
第2冷却ファン32の回転中心付近であってコントローラハウジング30の左側面には、第2吸気口33が設けられている。第2吸気口33は、複数の吸気孔33aから構成されている。複数の吸気孔33aは、モータ軸線Mを中心とする概ね円形の領域に設けられている。第2冷却ファン32が回転すると、概ね円形をなす第2吸気口33を経てコントローラハウジング30内に外気が導入される。第2冷却ファン32の回転中心を中心として、第2吸気口33が円形に形成されていることで、外気導入時の圧力損失が低減される。
第2冷却ファン32には、遠心ファンが用いられている。このため、第2吸気口33を経てコントローラハウジング30の左方領域30a内に導入された外気は、第2冷却ファン32の側方に位置する前方領域30bに向けて吹き付けられる。コントローラハウジング30の前方領域30bには、コントローラ35が収容されている。コントローラ35は、電動モータ20の動作制御を行う制御基板を底浅のケースに収容して樹脂モールドしたもので、概ね平板形を有している。図2、3に示すようにコントローラ35は、直立姿勢に対して上部側が後方へ変位した後傾姿勢で収容されている。
コントローラ35の制御基板には、電動モータ20のセンサ基板で検知されたロータの回転位置情報に基づいて制御信号を送信するマイコンからなる制御回路、及びこの制御回路から受信した制御信号に基づいて電動モータ20の電流をスイッチングするFETからなる駆動回路、及びバッテリパック18の状態の検出結果に応じて過放電又は過電流状態とならないように電動モータ20への電力供給を遮断するオートストップ回路等が搭載されている。
前方領域30b内に流入した外気(コントローラ冷却風)は、コントローラ35を冷却しつつ右方へ流れる。図4中、コントローラ冷却風の流れが塗り潰した矢印で示されている。白抜き矢印で示したモータ冷却風の流れとは独立した経路で流入されたコントローラ冷却風によりコントローラ35が効率よく冷却される。
コントローラハウジング30の前方領域30bの右側部であって、コントローラ冷却風の風下側には、排気口34が設けられている。図1に示すように排気口34は、前後に長いスリット形の排気孔34aが上下に複数並列配置されて構成されている。図4中塗り潰した矢印で示すようにコントローラ冷却風は、前方領域30b内を右方に流れてコントローラ35を冷却した後、排気口34を経てコントローラハウジング30の外部に排気される。
以上のように構成した本実施形態に係る携帯用切断機1のコントローラ冷却構造によれば、コントローラ35が独自の第2冷却ファン32により効率よく冷却される。すなわち、電動モータ20が第1冷却ファン25の回転により導入される外気(図4中白抜き矢印で示す風の流れ)により冷却され、コントローラ35が第2冷却ファン32の回転により導入される外気(図4中塗り潰した矢印で示す風の流れ)により冷却される。このように、比較的大きな発熱量のコントローラ35が独自の第2冷却ファン32により発生する風の流れにより従来よりも効率よく冷却される。
特に、第1冷却ファン25により発生する冷却風の流れと、第2冷却ファン32により発生する冷却風の流れが、相互に区画されたモータハウジング22とコントローラハウジング30により完全に分離されていることから、電動モータ20とコントローラ35が相互に発熱の影響を受けることなく、それぞれ独自の冷却風により効率よく冷却される。
また、第2冷却ファン32は、電動モータ20のモータ軸21に取り付けられて、電動モータ20を駆動源として回転する構成であることから、別途独自の動力源を用いる構成に比して構成の簡略化を図ることができる。
さらに、第2冷却ファン32が、電動モータ20に対して刃具12とは反対側(左側)に配置され、且つ第2吸気口33が、第2冷却ファン32に対して刃具12とは反対側(左側)に配置されている。これにより、第2冷却ファン32と第2吸気口33が電動モータ20に対して最適位置に配置されて、構成の簡略化が図られている。なお、ブラシレスモータを使用すれば軸方向の小型化が可能なので、電動モータの軸方向端部にデッドスペースができ、第2冷却ファン32の配置による大型化を防ぐこともできる。
また、例示した実施形態では、第2冷却ファン32として遠心ファンが用いられていることから、導入される外気の流れが第2冷却ファン32により第2吸気口33から左方領域30a内に至って直角に曲げられて、前方領域30bに収容されたコントローラ35に向けて流すことができる。
さらに、例示した実施形態によると、第1冷却ファン25により外気が導入されるモータ冷却用の第1吸気口26は、電動モータ20の径方向後方に配置されている。モータ冷却用の第1吸気口26と、コントローラ冷却用の第2吸気口33とが個別に設けられ、且つ適切な距離だけ離間して配置されることにより、両吸気口26,33を経てそれぞれ十分な外気の導入がなされる。
また、例示した実施形態では、第1冷却ファン25よりも外径サイズが小さい第2冷却ファン32が用いられている。これにより、第2冷却ファン32の慣性モーメントが第1冷却ファン25よりも低減されている。
さらに、例示した実施形態によると、第2冷却ファン32により外気が導入される第2吸気口33は、第2冷却ファン32の回転中心(モータ軸線M)を中心とする概ね円形の領域に配置されている。概ね円形の第2吸気口33の中心が第2冷却ファン32の回転中心にほぼ一致していることにより、圧力損失を抑制しつつ第2吸気口33を経て外気が左方領域30a内にスムーズに導入されるようになっている。
また、モータ冷却用の外気が導入される第1吸気口26が、モータハウジング22の左端部側の後面であって、刃具12により切断粉が吹き上げられる切断部位(刃具12が被切断材Wに切り込まれる部位)から最も離れた部位において、ベース2により接近した下面寄り(モータ軸線Mより下方の領域)に設けられている。このように、第1吸気口26が、モータハウジング22の下面寄りにおいてやや下方向きに開口して設けられていることにより、切断部位から上方に吹き上げられる切断粉に対して上面に設ける構成よりも高い防塵性が確保されるようになっている。
以上説明した実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、モータハウジング22とは区画したコントローラハウジング30にコントローラ35を収容して、モータ冷却風とは別の経路で流入させた外気によりコントローラ35を冷却する構成を例示したが、共通の区画領域に電動モータとコントローラを収容した構成についても、電動モータとコントローラに個別の冷却ファンを用いて冷却する構成とすることができる。
電動モータ20のモータ軸21に第1冷却ファン25と第2冷却ファン32との双方を取り付けて駆動源を共通化した構成を例示したが、第1冷却ファン25と第2冷却ファン32の駆動源を個別に設定する構成としてもよい。従って、第2冷却ファン32を第1冷却ファン25と同軸に配置する構成とする他、第2冷却ファンをコントローラハウジングの前方領域に配置する構成としてもよい。
モータハウジング22の左端部側から前方に跨ってコントローラハウジング30を配置する構成を例示したが、より単純化したコントローラハウジングにコントローラを収容し、第2冷却ファンを配置する構成としてもよい。
第1冷却ファン25よりも外径サイズの小さな第2冷却ファン32を用いる構成を例示したが、同径サイズ若しくはより大径サイズの第2冷却ファンを用いる構成としてもよい。
モータ冷却用の第1吸気口と、コントローラ冷却用の第2吸気口は、それぞれ例示した部位とは異なる部位に変更してもよい。第1吸気口26を電動モータ20の径方向後方に設けた構成を例示したが、径方向前方に設けてもよく、あるいは径方向の前後両側方に設けてもよい。また、モータ冷却用の第1吸気口と、コントローラ冷却用の第2吸気口を単一の吸気口に共通化してもよい。要は、モータ冷却用とコントローラ冷却用として個別の冷却ファンを設けることで、コントローラ冷却の効率化を図ることができる。
コントローラハウジング30の排気口34を排気ダクト19aに接続して、モータ冷却後の排気に加えて、コントローラ冷却後の排気についても、粉塵吹き飛ばし用のブロワとして利用する構成とすることができる。
携帯用切断機1として携帯用マルノコを例示したが、ブレードを上下に往復動させて切断加工を行うジグソーと称される携帯用切断機についても同様に適用することができる。また、例示した実施形態は、携帯用切断機1に限らず、卓上マルノコやスライドマルノコと称される卓上切断機について、モータ制御用のコントローラを電動モータとは個別の冷却ファンにより冷却する構成とすることにより同様に適用することができる。
W…被切断材
1…携帯用切断機
2…ベース
2a…窓部、2b…スミ線ガイド部
10…切断機本体
11…ギヤ列
12…刃具、C…回転軸線
13…固定カバー
14…可動カバー
15…ハンドル部
16…フロントグリップ部
17…バッテリ取り付け台座部
18…バッテリパック
19…ギヤハウジング、19a…排気ダクト
20…電動モータ(ブラシレスモータ)
21…モータ軸、M…モータ軸線
22…モータハウジング
23,24…軸受
25…第1冷却ファン
26…第1吸気口、26a…吸気孔
30…コントローラハウジング
30a…左方領域、30b…前方領域
32…第2冷却ファン
33…第2吸気口、33a…吸気孔
34…排気口
35…コントローラ

Claims (9)

  1. 切断機であって、
    電動モータと、
    前記電動モータにより回転する刃具と
    前記電動モータにより回転する複数の冷却ファンと、
    前記電動モータの動作を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記刃具の回転軸線にモータ軸線を沿わせて前記電動モータが配置されており、
    前記複数の冷却ファンは、
    前記電動モータを冷却するための第1冷却ファンと、
    前記コントローラを冷却するための第2冷却ファンを備え
    前記電動モータを収容するモータハウジングに対して、前記コントローラを収容するコントローラ収容部を区画して設け、前記モータハウジングに前記第1冷却ファンを配置し、前記コントローラ収容部に前記第2冷却ファンを配置し、
    前記第2冷却ファンは、前記電動モータに対して前記刃具とは反対側に配置され、
    前記第2冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、前記第2冷却ファンに対して前記刃具とは反対側に配置され、
    前記コントローラは前記電動モータの前記モータ軸線に交差する前方で前記モータ軸線に沿った姿勢で配置され、
    前記第2冷却ファンにより導入された外気の排気口は、前記刃具を覆う固定カバーの反刃具側の側面に対して前記モータ軸線方向に対向して配置されている切断機。
  2. 請求項1に記載した切断機であって、
    前記第2冷却ファンとして遠心ファンを用いた切断機。
  3. 請求項2記載の切断機であって、
    前記第2冷却ファンにより発生した風が前方へ流れた後に、前記モータ軸線に沿って前記刃具に向けて流れる切断機。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載した切断機であって、
    前記第2冷却ファンは、前記電動モータと一体である切断機。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載した切断機であって、
    前記第1冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、前記電動モータに対して前記モータ軸線に交差する方向に配置された切断機。
  6. 請求項1~の何れか1項に記載した切断機であって、
    前記第2冷却ファンの外径は、前記第1冷却ファンの外径よりも小さい切断機。
  7. 請求項1~の何れか1項に記載した切断機であって、
    前記第2冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、前記第2冷却ファンの回転中心付近に配置された切断機。
  8. 請求項記載の切断機であって、
    前記第1冷却ファンにより外気が導入される吸気口は、前記電動モータに対して前記モータ軸線に交差する前方又は後方若しくはその双方に配置された切断機。
  9. 請求項1~記載の切断機であって、
    前記電動モータはブラシレスモータである切断機。
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