JP2007049552A - 映像表示装置、そのリモートコントロール装置、及び電子番組表表示方法 - Google Patents
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Abstract
従来のEPG情報に基づいて電子番組表を生成して表示装置に表示し、番組選局、番組予約を行えるテレビジョン受像機は、リモコンを操作して、画面に表示された電子番組表を順次スクロールさせていたので番組検索に時間がかかってしまう問題があった。
【解決手段】
表示画面25に表示された番組表56のフォーカスエリアを変更するリモコン時間リング44と、フォーカス番組57を移動させる上下方向移動カーソルボタン39、41と、フォーカス番組57を視聴番組として決定する決定ボタン43とを備え、リモコン時間リング44と上下方向移動カーソルボタン39、41は独立して操作可能な別手段として備えられ、ハイライト表示された時間帯63がリモコン時間リング44の回転に対応して変化する画像表示時間リング55を表示画面25に表示した。これにより、電子番組表で視聴したい番組を調べるとき、素早く目的の番組を探すことができる。
【選択図】図3
Description
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、前記フォーカスエリア変更手段は、前記リモートコントロール装置に備わる回転可能なリング状のリモコン時間リングと、前記フォーカス番組が属するハイライト表示された時間帯が前記リモコン時間リングの回転に対応して変化する画像表示時間リングを前記映像表示手段に表示する画像表示時間リング表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、前記画像表示時間リングは一周が12時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記画像表示時間リングは一周が24時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、前記画像表示時間リングは、リングの一周の表示時間が任意に設定できることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングに代えてリモコン週間リングとし、前記画像表示時間リングに代えて、前記フォーカス番組が属するハイライト表示された日付が前記リモコン週間リングの回転に対応して変化する画像表示週間リングとし、前記画像表示週間リングは一周が1週間の日付で表示されることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項7に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングに代えてリモコンカレンダーリングとし、前記画像表示時間リングに代えて、前記フォーカス番組が属するハイライト表示された日付が前記リモコンカレンダーリングの回転に対応して変化する画像表示カレンダーリングとし、前記画像表示カレンダーリングは一周が1ヶ月の日付で表示されることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項8に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングの操作速度を所定の速度より遅く操作することにより前記電子番組表の表示時間帯を変化させ、所定の速度より速く操作することにより前記電子番組表の日付を変化させることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項9に係る発明の要旨は、前記所定の速度は、任意に設定可能であることを特徴とする請求8に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、前記フォーカスエリア変更手段は、前記リモートコントロール装置に備わるリモコン時間リングと、前記フォーカス番組の属する時間帯が前記リモコン時間リングの回転に対応して変化する長針と短針で示されるアナログ時計を前記映像表示手段に表示するアナログ時計表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項11に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングは、回転可能なリング状の長針用と短針用の2つの時間リングを備えたことを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項12に係る発明の要旨は、前記フォーカス番組移動手段は、ジョイスティック又はスライドパッドを前記リモートコントロール装置に備え、番組がマトリックス状に並んだ前記電子番組表を前記ジョイスティック又は前記スライドパッドの操作により斜め方向を含む任意の方向に進んで前記フォーカス番組として選択することができるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項13に係る発明の要旨は、前記フォーカス番組を拡大して表示することを特徴とする請求項12に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項14に係る発明の要旨は、前記フォーカス番組は、電子番組表の番組枠内に現在受信中の番組が表示されることを特徴とする請求項12に記載の映像表示装置に存する。
また、本発明の請求項15に係る発明の要旨は、EPG情報に基づいて電子番組表を生成して映像表示手段に表示し該表示された前記電子番組表に基づいて視聴番組を決定する手段を備えた映像表示装置のリモートコントロール装置において、前記映像表示手段に表示された前記電子番組表のフォーカスエリアを変更するフォーカスエリア変更手段と、前記フォーカスエリア内でフォーカス番組を移動させるフォーカス番組移動手段と、前記フォーカス番組を視聴番組として決定する決定操作部とを備え、前記フォーカスエリア変更手段と前記フォーカス番組移動手段は独立して操作可能な別手段として備えられたことを特徴とする映像表示装置のリモートコントロール装置に存する。
また、本発明の請求項16に係る発明の要旨は、前記フォーカスエリア変更手段は、リング状の回転可能なリモコン時間リングと、前記リモコン時間リングの回転に対応して前記映像表示手段に表示された画像表示時間リングのハイライトされた時間を変化させる信号を当該映像表示装置のリモコン受信部に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置に存する。
また、本発明の請求項17に係る発明の要旨は、前記フォーカスエリア変更手段は、リング状の回転可能なリモコン時間リングと、前記リモコン時間リングの回転に対応して前記映像表示手段に表示されたアナログ時計のハイライトされた時間を変化させる信号を当該映像表示装置のリモコン受信部に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置に存する。
また、本発明の請求項18に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングは、前記アナログ時計の長針を操作するリング状の回転可能な長針操作部と、前記アナログ時計の短針を操作するリング状の回転可能な短針操作部を備えたことを特徴とする請求項17に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置に存する。
また、本発明の請求項19に係る発明の要旨は、前記フォーカス番組移動手段は、ジョイスティック又はスライドパッドと、前記映像表示手段に番組がマトリックス状に並んだ番組表を前記ジョイスティック又は前記スライドパッドの操作により斜め方向を含む任意の方向に進んで前記フォーカス番組として選択するための信号を当該映像表示装置のリモコン受信部に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置に存する。
また、本発明の請求項20に係る発明の要旨は、EPG情報に基づいて電子番組表を生成して映像表示手段に表示し該表示された前記電子番組表に基づいて視聴番組を決定する映像表示装置の電子番組表表示方法において、電子番組表を表示し、表示された前記電子番組表に視聴したい番組がない場合は、フォーカス番組移動操作とは独立したフォーカスエリア変更操作によりフォーカスエリアを変更して電子番組表を表示し、変更した前記フォーカスエリア内でハイライト表示したフォーカス番組を前記フォーカス番組移動操作により移動させて視聴番組を決定することを特徴とする映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項21に係る発明の要旨は、前記フォーカスエリア変更は、リモートコントロール装置に備わる回転可能なリング状のリモコン時間リングを操作することにより行うことを特徴とする請求項20に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項22に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングに対応した画像表示時間リングを表示し、前記リモコン時間リングを操作することにより前記フォーカス番組の属する前記フォーカスエリアを変更することを特徴とする請求項21に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項23に係る発明の要旨は、前記画像表示時間リングは、一周が12時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項24に係る発明の要旨は、前記画像表示時間リングは一周が24時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項25に係る発明の要旨は、前記画像表示時間リングは、リングの一周の表示時間が任意に設定できることを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項26に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングに代えてリモコン週間リングとし、前記画像表示時間リングに代えて一周が1週間の日付で表示される画像表示週間リングとしたことを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項27に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングに代えてリモコンカレンダーリングとし、前記画像表示時間リングに代えて一周が1ヶ月の日付で表示される画像表示カレンダーリングとしたことを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項28に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングに対応した画像表示のアナログ時計を表示し、前記リモコン時間リングを操作することにより前記アナログ時計の時間を変更し、前記フォーカス番組の属する前記フォーカスエリアを変更することを特徴とする請求項21に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項29に係る発明の要旨は、前記リモコン時間リングの操作速度を所定の速度より遅く操作することにより前記電子番組表の表示時間帯を変化させ、所定の速度より速く操作することにより前記電子番組表の日付を変化させることを特徴とする請求項20乃至請求項25のいずれか一項に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項30に係る発明の要旨は、前記所定の速度は、任意に設定可能であることを特徴とする請求29に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項31に係る発明の要旨は、前記フォーカス番組移動操作は、前記映像表示手段に番組がマトリックス状に並んだ番組表をジョイスティック又はスライドパッドの操作により斜め方向を含む任意の方向に進んで前記フォーカス番組として選択することを特徴とする請求項20に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項32に係る発明の要旨は、前記フォーカス番組をフォーカスエリア内において拡大して表示することを特徴とする請求項31に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
また、本発明の請求項33に係る発明の要旨は、現在受信中の番組を縮小して前記フォーカスエリア内の前記フォーカス番組として表示することを特徴とする請求項31に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法に存する。
本発明による第1の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は本発明を実施するための映像表示装置の一例として、テレビジョン受像機を具体的な例として挙げ、その構成を示した図である。
図1において、1は放送電波を受信するアンテナ、2はテレビジョン受像機本体(以下テレビジョン受像機という)、3はテレビジョン受像機2を遠隔操作するリモートコントロール装置(以下リモコンという)である。4は、DVD、ビデオ装置などの外部機器、8はCATV用チューナ(CATV用セットトップボックス)である。なお、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送で異なるアンテナを必要とする場合も、アンテナ1として簡易に図示してある。また、図1では音声処理回路の図示を省略している。
まず、EPGによる番組表示をする場合には、リモコン3の番組表表示ボタン36を押下する。すると図3に示したEPGによる番組表が表示手段17の表示画面25に表示される。
図3の(a)はリモコン3の要部のみを簡単に図示したものである。図3の(b)はテレビジョン受像機2の表示手段17の表示画面25に表示された電子番組表を示している。
図3の(a)における符号39〜44は図2と同じものを示している。
円50内には日付と、午前と午後の区別が表示されている(図3では例として4/28、午後と表示されている)。以下、円50内の日付表示部を日付リング53と呼ぶことにする。
また、円50と円51の間の領域には曜日(日〜土)が表示されている。以下、円50と円51の間の曜日表示部を曜日リング54と呼ぶことにする。曜日リング54に表示された曜日は色分け、或いは明暗により今フォーカスされている番組の曜日が分かるように表示される(ハイライト部62で示す)。図3の例では「水」が他と異なる色、明るさにハイライトされて、水曜であることを示している。
また、円51と円52の間の領域には時刻(数字0〜11)が表示されている。以下、円51と円52の間の時刻表示部を画像表示時間リング55と呼ぶことにする。画像表示時間リング55に表示された時刻は色分け、或いは明暗により今フォーカスされている番組の時刻が分かるように表示される(ハイライト部63で示す)。図3の例では「3」が他と異なる色、明るさにハイライトされて、時間帯が3時の番組が表示されていることを示している。
またリモコン時間リング44を反時計回りに回転させると、通常の時間の進行とは逆に日付リング53、曜日リング54、画像表示時間リング55の表示が逆行するように変化する。
なお、現在時刻が3時の場合には3時00分より前の番組は終了してしまっており、EPG情報もなくなっているので、画像表示時間リング55の該当部分は白抜き数字でバックが黒の表示(白抜き数字表示部64で示す)とし、EPG情報がないことをユーザに認識させるようになっている。
また、本実施の形態によれば、時間指定の入力画面と比較して別画面に移る必要がなくその時間帯の裏番組も同時に閲覧できるという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、表示手段17の画面に表示された画像表示時間リング55とリモコン時間リング44の形状が同じリング形状になっており、その動きも連動して動くようになっているので、直感的な時間指定が可能となる。したがって目的の番組を素早く探し当てることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、電子番組表のフォーカスエリアの移動操作を時間リングで行い、表示画面内でのフォーカス番組の移動を上下方向移動カーソルボタンで行うなど複数の操作手段を備えるので、番組を探す場合に素早く目的とするところに達することができるという効果を奏する。
次に図4を参照して第2の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図4の(a)はリモコン3の要部のみを簡単に図示したものである。図4の(b)はテレビジョン受像機2の表示手段17に表示された電子番組表を示している。
図4の(a)における符号39〜44は図2と同じものを示している。また、本実施の形態における日付リング53、曜日リング54、画像表示時間リング55の表示は第1の実施の形態と同じになっている。
また、リモコンの上方向移動カーソルボタン39を使って時刻を上方向移動カーソルマーク72の方向に、下方向移動カーソルボタン41を使って下方向移動カーソルマーク73の方向に移動できるようになっている。このとき、番組表の表示範囲が移動するに伴って、日付リング53、曜日リング54、画像表示時間リング55のそれぞれが示す時間、午前/午後、曜日、日付もこれと対応して変化するようになっている。
なお、番組表の縦軸方向の時間、横軸方向のチャンネルは、縦横入れ替えて配列しても良い。
また、番組表70の番組拡大表示部71の番組枠内は番組内容をテキスト表示などで表示し、番組表70の番組拡大表示部71以外の小さな番組枠は番組のジャンルを表すアイコンとして表示すれば、多くの番組の概要を表示することができる。
また、番組拡大表示部71は番組表70の中ほどに拡大して表示することによって、番組拡大表示部71の前後の番組の状態を知ることができ、ユーザは番組拡大表示部71の位置付けを把握することができるという効果を奏する。
次に図5を参照して第3の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図5の(a)はリモコン3の要部のみを簡単に図示したものである。図5の(b)はテレビジョン受像機2の表示手段17の表示画面25に表示された電子番組表を示している。
図5の(a)における符号39〜44は図2と同じものを示している。
次に図6を参照して第4の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図6の(a)において103はリモコンである。39〜43は図2と同じものを示している。リモコン103はリモコン3に対し、時間リングの操作部を除いて同じである。図6の(a)のリモコン103は要部のみを簡単に図示したものである。図6の(b)はテレビジョン受像機2の表示手段17の表示画面25に表示された電子番組表を示している。
また、本実施の形態によれば、電子番組表のフォーカスエリアの移動操作を時間リングで行い、表示画面内でのフォーカス番組の移動を上下方向移動カーソルボタンで行うなど複数の操作手段を備えるので、番組を探す場合に素早く目的とするところに達することができるという効果を奏する。
次に図7を参照して第5の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図7は表示手段17に表示された番組表の表示形態が第4の実施の形態で示した番組表に対し、アナログ時計の表示を小さくし、番組表の表示を大きくしたものである。これはアナログ時計は、シンボリックなものであり、小さなものでも時間認識が容易に行えるということにより、表示を小さくし、逆に番組の内容は文字を表示することが多いので文字の判読性を高めるために広い領域を確保したものである。リモコンは第4の実施の形態と同じリモコン103を使用する。
115はフォーカス番組113の日付、時間表示領域である。
フォーカス番組113の位置は、リモコン103の左、右、上、下移動カーソルボタン39〜42によって、表示画面の左、右、上、下移動カーソルマーク104〜107の方向に移動することができる。
また、本実施の形態では、フォーカス番組113の詳細情報が番組情報表示欄114に表示されるようになっている。
次に図8を参照して第6の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図8の(a)において120はリモコンを示す。リモコン120は第1の実施の形態におけるリモコン3の左、右、上、下方向移動カーソルボタン39〜42、決定ボタン43、リモコン時間リング44の代わりに左、右、上、下方向移動カーソルボタン121〜124、ジョイスティック125、及びジョイスティック125のキートップに決定ボタン126が備わっている。その他はリモコン3と同じである。
また、本実施の形態によれば、どの時間帯のどの放送局付近を見たいかに合わせてフォーカスエリアを移動できるという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、フォーカスエリア決定後は、その範囲内でフォーカスを自在に動かし、その時間帯の情報を見渡すことができるという効果を奏する。ジョイスティック125を斜め方向に倒すことにより直接斜め方向に進むこともでき、移動が迅速、容易に行える。
また、本実施の形態によれば、フォーカスエリアを一旦固定して、フォーカスを移動するので、フォーカスを移動して番組を探索している間、注目していた番組が常に画面上にあるという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、表示領域の移動操作と表示領域内のフォーカス移動を別の操作手段によって行えるので、番組を探す場合に素早く目的とするところに達することができるという効果を奏する。
次に図11を参照して第7の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図11の(a)において155はリモコンを示す。リモコン155は第1の実施の形態におけるリモコン3の左、右、上、下方向移動カーソルボタン39〜42、決定ボタン43、リモコン時間リング44の代わりに回転キー156、スライドパッド157が備わっている。その他はリモコン3と同じである。
また、画面の右上部分にはフォーカス番組133の番組情報表示欄136内に表示されるようになっている。
また、本実施の形態によれば、リモコンなどで地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送の切り替え操作を行わないでも、回転キー156とスライドパッド157によりこれらのチャンネル間を探索することができるという効果を奏する。
次に図13を参照して第8の実施の形態の電子番組情報表示方法を説明する。
図13は電子番組表の一例を示したものである。本実施の形態ではリモコン時間リング44を所定の速度より遅く回すことで図13の番組表の表示時間を移動させるようになっているが、更に、リモコン時間リング44を所定の速度より速く回すと、時間の移動モードから日にちの移動モードに遷移するようになっている。すなわち、ゆっくり回すと図13の138で示した時刻表示欄の時刻表示が1時間ずつ変わり、速く回すと139で示した日にち表示欄の日付が変わるようになっている。表示された番組表140は変更になった時間、日付に対応した番組内容が表示される。リモコン時間リング44を回すときの上記所定の速度は、遅い、速いという速度の感覚がユーザにより異なるので、ユーザにより任意に設定可能であることが望ましい。このユーザにより設定された上記所定の速度は記憶部15に記憶され、リモコン時間リング44が回された実際の速度と比較される。
また、時間リングの回転速度を変えることで日付を変えることができるので、リモコンで日付変更モードにしてから日付を変更するなどの面倒な操作が不用となり、日付変更が容易となる。
上記実施の形態では、日付リング53、曜日リング54、画像表示時間リング55、80、日付曜日リング81を例にとって説明したが、本発明はこれらに限定されない。
例えば、画像表示時間リング55、80は時間をリング状に表示したものであるが、これに代えて、リングの一周を1週間の日付で表示する画像表示週間リングとすることができ、また、リングの一周を1ヶ月の日付で表示する画像表示カレンダーリングとすることができる。この場合に、リング上で選択するのが時間でなく日付になるので、その右に表示される番組表56、70が1日のうちの一部しか表示されないが、上下左右方向の移動カーソルボタン39〜42により番組表の表示範囲を移動させて表示させるようにすれば良い。あるいは番組表56、70に代えて、例えばタイトルのみ表示する番組表として1日の番組全体を簡易表示させるようにしてもよい。なお、この場合、リモコン時間リング44はリモコン週間リング、リモコンカレンダーリングなどに置き換わる。
また、画像表示時間リング55、80は、リングの一周を12時間、24時間など通常の時計表示に合わせる表示としたが、リングの一周の表示時間をユーザが任意に設定できるようにしても良い。例えば3時間、6時間等として設定する。
また、曜日は必ずしも必要でないので、曜日リング54を省略し、日付曜日リング81は日付のみ表示する日付リングとして、曜日を省略することもできる。
このように、日付リング、曜日リング、画像表示時間リング、日付曜日リング、週間リング、カレンダーリングなど種々の表示を考えることができ、また、それらの組み合わせも種々考えることができる。
また、例えば上下左右方向カーソルボタン39〜42、ジョイスティック125、スライドパット157は適宜変更して実施することができる。また、上下左右方向カーソルボタン121〜124、リモコン時間リング44、回転キー156は適宜置き換えて実施することができる。
以上、本発明を具体的な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で変更して実施できることは言うまでもない。
2・・・テレビジョン受像機(映像表示装置)
3、103、120、155・・・リモートコントロール装置(リモコン)
4・・・外部機器
8・・・CATV用チューナ(セットトップボックス)
9・・・地上アナログ放送用チューナ
10・・・地上デジタル放送用チューナ
11・・・BSデジタル放送用チューナ
12・・・CSデジタル放送用チューナ
13・・・切替スイッチ
14・・・デジタル放送デコーダー
15・・・記憶部
16・・・映像処理回路
17・・・表示手段(映像表示手段)
18・・・内部記憶装置
19・・・リモコン受信部
20・・・マイクロコンピュータ(マイコン)
22・・・EPG情報処理部
23・・・EPG情報/予約番組情報記憶部
24・・・EPG番組表生成/処理部
25・・・表示画面
31・・・電源ON/OFF用ボタン
32・・・チャンネル選択用数字ボタン
33・・・地上デジタル放送選択ボタン
34・・・BSデジタル放送選択ボタン
35・・・110度CSデジタル放送選択ボタン
36・・・番組表表示ボタン
37・・・地上アナログ放送選択ボタン
38・・・番組情報ボタン
39、121・・・上方向移動カーソルボタン
40、122・・・右方向移動カーソルボタン
41、123・・・下方向移動カーソルボタン
42、124・・・左方向移動カーソルボタン
43、126・・・決定ボタン
44・・・リモコン時間リング
45・・・戻りボタン
46・・・日付時間画像表示部
50〜52・・・円
53・・・日付リング
54・・・曜日リング
55、80・・・画像表示時間リング
56、70、111、140・・・番組表
57、76、113,133、160・・・フォーカス番組
58、72、106・・・上方向移動カーソルマーク
59、73、107・・・下方向移動カーソルマーク
60、74、87、101、104・・・右方向移動カーソルマーク
61、75、88、102、105・・・左方向移動カーソルマーク
62、63、82・・・ハイライト部
64・・・白抜き数字表示部
71・・・番組拡大表示部
81・・・日付曜日リング
90・・・長針用時間リング
91・・・短針用時間リング
92、110・・・アナログ時計
93・・・長針
94・・・短針
95・・・番組閲覧時間範囲
96・・・日付、曜日、時刻の表示領域
112・・・時間帯枠
114、136・・・番組情報表示欄
115・・・日付、時間表示領域
125・・・ジョイスティック
130・・・日付表示領域
131・・・時刻表示部
132・・・チャンネル表示部
134、135・・・アイコン
137・・・簡易図
138・・・時刻表示欄
139・・・日にち表示欄
142、147、148、161・・・番組枠
150、151・・・表示領域枠
156・・・回転キー
157・・・スライドパッド
162・・・放送種別表示欄
Claims (33)
- EPG情報に基づいて電子番組表を生成して映像表示手段に表示し該表示された前記電子番組表に基づいて視聴番組を決定する手段とリモートコントロール装置を備えた映像表示装置において、
前記映像表示手段に表示された前記電子番組表のフォーカスエリアを変更するフォーカスエリア変更手段と、
前記フォーカスエリア内でフォーカス番組を移動させるフォーカス番組移動手段と、
前記フォーカス番組を視聴番組として決定する決定操作部とを備え、
前記フォーカスエリア変更手段と前記フォーカス番組移動手段は独立して操作可能な別手段として備えられたことを特徴とする映像表示装置。 - 前記フォーカスエリア変更手段は、
前記リモートコントロール装置に備わる回転可能なリング状のリモコン時間リングと、
前記フォーカス番組が属するハイライト表示された時間帯が前記リモコン時間リングの回転に対応して変化する画像表示時間リングを前記映像表示手段に表示する画像表示時間リング表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記画像表示時間リングは一周が12時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
- 前記画像表示時間リングは一周が24時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
- 前記画像表示時間リングは、リングの一周の表示時間が任意に設定できることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
- 前記リモコン時間リングに代えてリモコン週間リングとし、
前記画像表示時間リングに代えて、前記フォーカス番組が属するハイライト表示された日付が前記リモコン週間リングの回転に対応して変化する画像表示週間リングとし、
前記画像表示週間リングは一周が1週間の日付で表示されることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記リモコン時間リングに代えてリモコンカレンダーリングとし、
前記画像表示時間リングに代えて、前記フォーカス番組が属するハイライト表示された日付が前記リモコンカレンダーリングの回転に対応して変化する画像表示カレンダーリングとし、
前記画像表示カレンダーリングは一周が1ヶ月の日付で表示されることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記リモコン時間リングの操作速度を所定の速度より遅く操作することにより前記電子番組表の表示時間帯を変化させ、所定の速度より速く操作することにより前記電子番組表の日付を変化させることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の映像表示装置。
- 前記所定の速度は、任意に設定可能であることを特徴とする請求8に記載の映像表示装置。
- 前記フォーカスエリア変更手段は、前記リモートコントロール装置に備わるリモコン時間リングと、前記フォーカス番組の属する時間帯が前記リモコン時間リングの回転に対応して変化する長針と短針で示されるアナログ時計を前記映像表示手段に表示するアナログ時計表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記リモコン時間リングは、回転可能なリング状の長針用と短針用の2つの時間リングを備えたことを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置。
- 前記フォーカス番組移動手段は、ジョイスティック又はスライドパッドを前記リモートコントロール装置に備え、番組がマトリックス状に並んだ前記電子番組表を前記ジョイスティック又は前記スライドパッドの操作により斜め方向を含む任意の方向に進んで前記フォーカス番組として選択することができるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記フォーカス番組を拡大して表示することを特徴とする請求項12に記載の映像表示装置。
- 前記フォーカス番組は、電子番組表の番組枠内に現在受信中の番組が表示されることを特徴とする請求項12に記載の映像表示装置。
- EPG情報に基づいて電子番組表を生成して映像表示手段に表示し該表示された前記電子番組表に基づいて視聴番組を決定する手段を備えた映像表示装置のリモートコントロール装置において、
前記映像表示手段に表示された前記電子番組表のフォーカスエリアを変更するフォーカスエリア変更手段と、
前記フォーカスエリア内でフォーカス番組を移動させるフォーカス番組移動手段と、
前記フォーカス番組を視聴番組として決定する決定操作部とを備え、
前記フォーカスエリア変更手段と前記フォーカス番組移動手段は独立して操作可能な別手段として備えられたことを特徴とする映像表示装置のリモートコントロール装置。 - 前記フォーカスエリア変更手段は、リング状の回転可能なリモコン時間リングと、前記リモコン時間リングの回転に対応して前記映像表示手段に表示された画像表示時間リングのハイライトされた時間を変化させる信号を当該映像表示装置のリモコン受信部に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置。
- 前記フォーカスエリア変更手段は、リング状の回転可能なリモコン時間リングと、前記リモコン時間リングの回転に対応して前記映像表示手段に表示されたアナログ時計のハイライトされた時間を変化させる信号を当該映像表示装置のリモコン受信部に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置。
- 前記リモコン時間リングは、前記アナログ時計の長針を操作するリング状の回転可能な長針操作部と、前記アナログ時計の短針を操作するリング状の回転可能な短針操作部を備えたことを特徴とする請求項17に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置。
- 前記フォーカス番組移動手段は、ジョイスティック又はスライドパッドと、前記映像表示手段に番組がマトリックス状に並んだ番組表を前記ジョイスティック又は前記スライドパッドの操作により斜め方向を含む任意の方向に進んで前記フォーカス番組として選択するための信号を当該映像表示装置のリモコン受信部に送信する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置のリモートコントロール装置。
- EPG情報に基づいて電子番組表を生成して映像表示手段に表示し該表示された前記電子番組表に基づいて視聴番組を決定する映像表示装置の電子番組表表示方法において、
電子番組表を表示し、
表示された前記電子番組表に視聴したい番組がない場合は、フォーカス番組移動操作とは独立したフォーカスエリア変更操作によりフォーカスエリアを変更して電子番組表を表示し、
変更した前記フォーカスエリア内でハイライト表示したフォーカス番組を前記フォーカス番組移動操作により移動させて視聴番組を決定することを特徴とする映像表示装置の電子番組表表示方法。 - 前記フォーカスエリア変更は、リモートコントロール装置に備わる回転可能なリング状のリモコン時間リングを操作することにより行うことを特徴とする請求項20に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記リモコン時間リングに対応した画像表示時間リングを表示し、前記リモコン時間リングを操作することにより前記フォーカス番組の属する前記フォーカスエリアを変更することを特徴とする請求項21に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記画像表示時間リングは、一周が12時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記画像表示時間リングは一周が24時間で表示される時間リングであることを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記画像表示時間リングは、リングの一周の表示時間が任意に設定できることを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記リモコン時間リングに代えてリモコン週間リングとし、
前記画像表示時間リングに代えて一周が1週間の日付で表示される画像表示週間リングとしたことを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。 - 前記リモコン時間リングに代えてリモコンカレンダーリングとし、
前記画像表示時間リングに代えて一周が1ヶ月の日付で表示される画像表示カレンダーリングとしたことを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。 - 前記リモコン時間リングに対応した画像表示のアナログ時計を表示し、前記リモコン時間リングを操作することにより前記アナログ時計の時間を変更し、前記フォーカス番組の属する前記フォーカスエリアを変更することを特徴とする請求項21に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記リモコン時間リングの操作速度を所定の速度より遅く操作することにより前記電子番組表の表示時間帯を変化させ、所定の速度より速く操作することにより前記電子番組表の日付を変化させることを特徴とする請求項20乃至請求項25のいずれか一項に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記所定の速度は、任意に設定可能であることを特徴とする請求29に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記フォーカス番組移動操作は、前記映像表示手段に番組がマトリックス状に並んだ番組表をジョイスティック又はスライドパッドの操作により斜め方向を含む任意の方向に進んで前記フォーカス番組として選択することを特徴とする請求項20に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 前記フォーカス番組をフォーカスエリア内において拡大して表示することを特徴とする請求項31に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
- 現在受信中の番組を縮小して前記フォーカスエリア内の前記フォーカス番組として表示することを特徴とする請求項31に記載の映像表示装置の電子番組表表示方法。
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