JP2012075054A - 映像処理装置、表示システム及び映像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な操作で表示させる映像を変更できる技術を提供する。
【解決手段】表示システムにおいては、記録メディアの映像の表示中になされた回転操作を、指示受付部が、記録メディアの複数のチャプターを示すリストM3をディスプレイに表示させる指示、及び、リストのうちからディスプレイへの表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける。このため、ユーザは、回転操作を行うことだけで、記録メディアの複数のチャプターのリストをディスプレイに表示させることができるとともに、そのリストから表示対象とするチャプターを選択することができる。その結果、複雑な操作が必要とならず、回転操作という簡便な操作で表示させる映像を変更することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、表示装置に映像を表示させる技術に関する。
従来より、記録メディアやデジタル放送などの映像を表示装置に表示させる映像処理装置が知られている。
近年、このような映像処理装置の機能を備えた各種の表示システムが提案されている。例えば、記録メディアやデジタル放送などの映像をディスプレイに表示させることが可能な車載装置や可搬性装置なども提案されている。このような車載装置は代表的にはカーナビゲーション装置やカーオーディオ装置などであり、可搬性装置は代表的には携帯電話機やポータブルゲーム機などである。
なお、本明細書で説明する技術に関連する技術を開示した文献として特許文献1がある。
特開2005−99403号公報
ところで、映像を表示可能な表示システムにおいては、ユーザが操作をして指示を与えることによって、表示する映像を変更できるようになっている。例えば、記録メディアの映像を表示可能な表示システムでは、表示対象とするチャプターを変更することが可能である。同様に、デジタル放送の映像を表示可能な表示システムでは、表示対象とするチャンネルを変更することが可能である。
しかしながら、近年の表示システムにおいては、搭載機能の多様化などに起因して、チャプターやチャンネルを変更するために、複雑な操作が必要となることが多い。例えば、メニュー画面を所定の操作で表示させた上で、所望のコマンドを選択する操作を複数回(2〜5回程度)繰り返すことで、ようやくチャプターやチャンネルを変更することができるようになっている。
このような複雑な操作はユーザが煩雑に感じることになるため、改善が要望されている。特に、車両に搭載される車載装置においては、信号待ちの停車中などの比較的短い期間に、車両の周辺の状況や車両の他の計器類にも注意を払いつつ車載装置に指示を与える場面が生じる。このため、車載装置では、簡便な操作でチャプターやチャンネルを変更できる技術が強く要望されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡便な操作で表示させる映像を変更できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、表示装置に映像を表示させる映像処理装置であって、記録メディアの映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、回転操作が可能な操作手段と、前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記記録メディアの複数のチャプターを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける受付手段と、を備えている。
また、請求項2の発明は、表示装置に映像を表示させる映像処理装置であって、デジタル放送の映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、回転操作が可能な操作手段と、前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送の複数のチャンネルを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャンネルを選択する指示として受け付ける受付手段と、を備えている。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の映像処理装置において、前記映像と前記リストとは、前記表示装置の同一の画面内に表示される。
また、請求項4の発明は、請求項2に記載の映像処理装置において、前記受付手段は、前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送で放送予定の番組をチャンネルと放送時間とで分類して示す電子番組表を前記表示装置に表示させる指示として受け付けるとともに、一方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記チャンネルを選択する指示、他方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記放送時間を選択する指示、としてそれぞれ受け付ける。
また、請求項5の発明は、表示装置に映像を表示させる映像処理装置であって、デジタル放送の映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、回転操作が可能な操作手段と、前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送で放送予定の番組をチャンネルと放送時間とで分類して示す電子番組表を前記表示装置に表示させる指示として受け付けるとともに、一方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記チャンネルを選択する指示、他方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記放送時間を選択する指示、としてそれぞれ受け付ける受付手段と、を備えている。
また、請求項6の発明は、表示システムであって、請求項1ないし5のいずれかに記載の映像処理装置と、前記映像を表示する表示装置と、を備えている。
また、請求項7の発明は、表示装置に映像を表示させる映像処理方法であって、記録メディアの映像を表示装置に表示させる工程と、操作手段において回転操作を受け付ける工程と、前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記記録メディアの複数のチャプターを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける工程と、を備えている。
また、請求項8の発明は、表示装置に映像を表示させる映像処理方法であって、デジタル放送の映像を表示装置に表示させる工程と、操作手段において回転操作を受け付ける工程と、前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送の複数のチャンネルを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャンネルを選択する指示として受け付ける工程と、を備えている。
請求項1及び7の発明によれば、回転操作を行うことだけで、記録メディアの複数のチャプターのリストを表示装置に表示させることができるとともに、そのリストから表示対象とするチャプターを選択することができる。このため、複雑な操作が必要とならず、回転操作という簡便な操作で表示させる映像を変更することができる。
また、請求項2及び8の発明によれば、回転操作を行うことだけで、デジタル放送の複数のチャンネルのリストを表示装置に表示させることができるとともに、そのリストから表示対象とするチャンネルを選択することができる。このため、複雑な操作が必要とならず、回転操作という簡便な操作で表示させる映像を変更することができる。
また、請求項3の発明によれば、変更結果が表示装置で表示される映像に反映されるため、表示させる映像として所望の映像を容易に選択することができる。
また、請求項4及び5の発明によれば、回転操作を行うことだけで、デジタル放送の電子番組表を表示装置に表示させることができるとともに、電子番組表のうちから表示対象とする番組を選択することができる。
図1は、表示システムの構成の概要を示すブロック図である。 図2は、表示システムの構成の車室内における配置の一例を示す図である。 図3は、メインコントローラの外観を示す斜視図である。 図4は、ディスプレイの表示例を示す図である。 図5は、ディスプレイの画面の遷移の例を示す図である。 図6は、回転操作を行った場合の処理の流れを示す図である。 図7は、ディスプレイの表示例を示す図である。 図8は、ディスプレイの画面の遷移の例を示す図である。 図9は、回転操作を行った場合の処理の流れを示す図である。 図10は、第2の実施の形態におけるディスプレイの画面の遷移の例を示す図である。 図11は、第2の実施の形態におけるディスプレイの画面の遷移の例を示す図である。 図12は、第2の実施の形態における回転操作を行った場合の処理の流れを示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1−1.構成>
図1は、本実施の形態の表示システム100の構成の概要を示すブロック図である。この表示システム100は、自動車などの車両に搭載される車載装置である。表示システム100は、表示装置であるディスプレイ3を備えており、映像をディスプレイ3に表示させる映像処理装置としての機能を備えている。表示システム100は、主な機能として、記録メディアのコンテンツを再生するディスク再生機能、及び、デジタル放送のコンテンツを再生する放送再生機能を有している。
図1に示すように、表示システム100は、システム全体を統括する本体部10と、各種情報を表示するディスプレイ3と、各種音声を出力するスピーカ4と、ユーザが操作を行う操作部5とを備えている。
操作部5は、メインコントローラ50とソース切替ボタン59とを含んでいる。メインコントローラ50は、表示システム100に各種の指示を行う際に、ユーザが主に操作するものである。一方、ソース切替ボタン59は、ディスプレイ3に表示させる映像ソースを、記録メディアとデジタル放送とで切り替えるボタンである。すなわち、ソース切替ボタン59を操作することで、ディスク再生機能及び放送再生機能のいずれかを有効化することができる。
ディスプレイ3、スピーカ4及び操作部5は、本体部10とケーブルを介して電気的に接続される。このため、ディスプレイ3及びスピーカ4は本体部10の制御下で動作するとともに、操作部5へのユーザの操作内容は信号として本体部10に入力される。
本体部10は、表示システム100の全体を統括する装置であり、車両の所定の位置に配置される。本体部10は、各種の制御機能を有する制御部1と、記録メディアを読み取るディスク読取部21と、放送信号を受信する放送受信部22とを備えている。
ディスク読取部21は、DVD及びBD(Blu-ray Disc)などのディスクメディアである記録メディアの記録内容を読み取り、記録内容をデコードして映像信号及び音声信号を取得する。また、放送受信部22は、デジタルテレビ放送(DTV)を含むデジタル放送の放送信号を受信するアンテナを備えており、受信した放送信号をデコードして映像信号及び音声信号を取得する。
制御部1は、CPU、RAM及びROMなどを備えたコンピュータを備えており、予めROMなどに記憶されたファームウェアとしてのプログラムに従ってCPUが演算処理を行うことで各種の制御機能が実現される。図中に示す、表示制御部11、指示受付部12及び指示実行部13は、このようにして実現される制御部1の機能のうちの一部を示している。
表示制御部11は、ディスプレイ3の表示、及び、スピーカ4の出力に係る制御を行う。記録メディアのコンテンツを再生する場合は、表示制御部11は、ディスク読取部21で取得された映像信号及び音声信号をそれぞれ、ディスプレイ3及びスピーカ4に出力する。これにより、ディスプレイ3において記録メディアの映像が表示され、スピーカ4から音声が出力される。また、デジタル放送のコンテンツを再生する場合は、表示制御部11は、放送受信部22で取得された映像信号及び音声信号をそれぞれ、ディスプレイ3及びスピーカ4に出力する。これにより、ディスプレイ3においてデジタル放送の映像が表示され、スピーカ4から音声が出力される。
指示受付部12は、操作部5への操作に基づいて、表示システム100へのユーザの指示を受け付ける。また、指示実行部13は、表示システム100の全体を制御して、指示受付部12が受け付けたユーザの指示を実行する。
操作部5において可能な各操作には、表示システム100の現時点の状況に応じた指示が割り当てられる。操作部5においてユーザの操作がなされると、その操作内容を示す信号が指示受付部12に入力される。この信号に応答して、指示受付部12は当該操作に割り当てられた指示を受け付け、その受け付けた指示を指示実行部13が実行する。
また、表示システム100では、ユーザインタフェースとしてGUI(グラフィカルユーザインタフェース)が採用されている。GUIにおいてユーザから指示を受け付ける場合には、選択候補となる複数の項目のリストがディスプレイ3に表示される。リストに含まれる複数の項目にはそれぞれ、表示システム100に対する指示が割り当てられている。ユーザは、このリストが表示された画面を確認しながら、操作部5を操作してカーソル(フォーカス)を移動させて所望の項目を選択する。これにより、指示受付部12は選択された項目に割り当てられた指示を受け付け、受け付けた指示を指示実行部13が実行する。
ディスプレイ3、スピーカ4及び操作部5は、本体部10とは独立して、車室内におけるそれぞれに適した位置に配置される。図2は、ディスプレイ3、スピーカ4及び操作部5の車室内における配置の一例を示す図である。
図に示すように、ディスプレイ3は、視認するドライバの視線の移動量が少なくなるように、車両のインストルメントパネル91の左右中央に配置される。スピーカ4は、このディスプレイ3に近接して配置される。
また、操作部5は、ユーザが操作しやすいようにディスプレイ3やスピーカ4から離間して配置される。具体的には、操作部5は、車両のセンターコンソール93においてシフトレバー94に近接して配置される。メインコントローラ50はシフトレバー94よりも後方に配置され、このメインコントローラ50の周辺にソース切替ボタン59が設けられる。本実施の形態の車両は右ハンドル車であるため、ドライバは運転中に、ステアリングホイール92を操作しながら、必要に応じてシフトレバー94を左手で操作することになる。操作部5は、このシフトレバー94に近接して配置されるため、ドライバはドライビングポジションのまま左手(片手)で操作部5を操作することが可能である。
操作部5のメインコントローラ50は、回転操作、押圧操作(プッシュ操作)及び方向操作(スライド操作)のすべてをユーザから受け付け可能な一つの操作部材を備えている。ユーザは、回転操作、押圧操作及び方向操作のすべてをメインコントローラ50に対して片手のみで行うことが可能である。
図3は、メインコントローラ50の外観を示す斜視図である。図に示すように、メインコントローラ50は、略円柱形状をしており、その大きさはユーザがその全体を片手で覆って把持できる程度とされている。
メインコントローラ50は、図中の矢印AR1で示す方向に回転する回転操作を受け付け可能である。この回転操作がなされると、回転操作がなされたこと、及び、その回転方向(左方向、及び、右方向)を示す信号が制御部1に入力される。このような信号を出力するデバイスとしてロータリーエンコーダを採用することができる。
また、メインコントローラ50は、図中の矢印AR2で示す方向にプッシュする押圧操作を受け付けることが可能である。この押圧操作がなされると、押圧操作がなされたことを示す信号が制御部1に入力される。このような信号を出力する機能は、例えば押圧操作によって移動したメインコントローラ50の一部で押圧される押圧スイッチを採用することにより実現できる。
さらに、メインコントローラ50は、図中の矢印AR3で示す4方向にスライドする方向操作を受け付けることが可能である。この方向操作がなされると、方向操作がなされたこと、及び、その方向操作によって示された方向(スライドされた方向)を示す信号が制御部1に入力される。このような信号を出力する機能は、例えば方向操作によって移動したメインコントローラ50の一部で押圧される複数の押圧スイッチ等を採用することで実現できる。押圧スイッチは、方向操作によって示すことが可能な4方向にそれぞれ配置される。
表示システム100においては、このメインコントローラ50において回転操作を行うことにより、表示させる映像を変更できるようになっている。例えば、記録メディアのコンテンツの再生中において回転操作を行うと、表示対象とするチャプターを変更することができる。また、デジタル放送のコンテンツの再生中において回転操作を行うと、表示対象とするチャンネルを変更することができる。以下、この回転操作による映像の変更の詳細について説明する。
<1−2.ディスク再生機能における回転操作>
まず、ディスク再生機能により、記録メディアのコンテンツを再生する場合について説明する。
図4は、記録メディアのコンテンツを再生する場合におけるディスプレイ3の画面の表示例を示す図である。図に示すように、ディスプレイ3の画面は、主に文字列などが表示される第1領域A1と、主に映像が表示される第2領域A2との2つの領域に分割されている。
第1領域A1は、画面の左側に配置される第2領域A2よりも狭い領域であり、第2領域A2に表示される映像に係る文字列が表示される。例えば、記録メディアのタイトルM1や、現時点で表示対象となっているチャプターを示すチャプター番号M2などが第1領域A1に表示される。一方、第2領域A2は画面の右側に配置され、表示対象となっているチャプターの映像(通常は、動画像)が表示される。
この図4に例示するような、記録メディアの通常の映像の表示中において、ユーザがメインコントローラ50で回転操作を行った場合、表示対象とするチャプターが変更される。図5は、この回転操作を行った場合における、ディスプレイ3の画面の遷移の例を示す図である。
記録メディアの通常の映像の表示中(状態ST10)において、回転操作がなされると、記録メディアの複数のチャプターに対応する複数の項目を示すリストM3が、第1領域A1に表示される(状態ST11)。この回転操作は、右方向の回転操作(以下、「右回転操作」という。)及び左方向の回転操作(以下、「左回転操作」という。)のいずれであってもよい。
リストM3においては、選択候補となるチャプター(正確には、チャプターの番号)を示す複数の項目が上下方向に配列して含まれている。ディスプレイ3の画面には、表示サイズの制約から、選択可能なチャプターのうちの一部(最大で5つ)に対応する項目のみがリストM3に含まれて表示される。表示された複数の項目のうち、現在の表示対象となっているチャプターを示す項目にはカーソルCが表示される。なお、この例ではリストM3の項目にはチャプターの番号が示されているが、当該チャプターに対応する静止画あるいは動画を示すことも可能である。この場合、ユーザは当該静止画や動画に基づいて、チャプターを選択することになる。
このリストM3が表示された状態において、ユーザは、メインコントローラ50で回転操作を行うことで、カーソルCを他の項目に移動させることができる。これにより、ユーザは、リストM3に含まれる複数の項目が示すチャプターから、表示対象とすべきチャプターを選択できることになる。リストM3に含まれる複数の項目は、円弧状に沿って配列される。このような項目の配列によって、カーソルCの他の項目への移動を回転操作でできることをユーザが直感的に把握できるようになっている。
メインコントローラ50で回転操作を行った場合、カーソルCは中央領域の上下中央に維持される一方で、リストM3に含まれる複数の項目がスクロールする。これにより複数の項目に対してカーソルCが相対的に移動する。
具体的には、メインコントローラ50で右回転操作を行うことで、各項目がスクロールアップ(上側へスクロール)するため、カーソルCを一つ下の項目に移動させることができる。例えば、状態ST11で右回転操作を行えば、状態ST12に示すように、状態ST11で表示されていたチャプターを示す項目がそれぞれ一つずつ上側に移動する。そして、状態ST11では「1」の項目にカーソルCがあるが、状態ST12では「1」の項目の一つ下の「2」の項目にカーソルCがある。また、逆に、メインコントローラ50で左回転操作を行うことで、各項目がスクロールダウン(下側へスクロール)するため、カーソルCを一つ上の項目に移動させることができる。
このようにカーソルCが移動されると、移動後のカーソルCがある項目が示すチャプターが新たな表示対象として選択される。そして、その表示対象となったチャプターの映像が、第2領域A2に表示されることになる。このように映像とリストM3とがディスプレイ3の同一の画面内に表示され、選択されたチャプターの映像がチャプターの選択後に速やかに第2領域A2に表示される。このため、ユーザは、所望の映像が含まれるチャプターを容易に選択することができる。
また、リストM3が表示された状態において、回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は、リストM3の表示が解除される(状態ST13)。この状態で、リストM3を再表示させるためには、再び回転操作を行えばよい。
このように、ユーザは、リストM3を回転操作によって表示させることができ、その表示されたリストM3から表示対象とするチャプターをさらなる回転操作によって選択することができる。このような処理は、指示受付部12及び指示実行部13の制御により実現される。すなわち、指示受付部12は、複数のチャプターを示すリストM3をディスプレイ3に表示させる指示として回転操作を受け付けるとともに、リストM3のうちから表示対象とするチャプターを選択する指示としても回転操作を受け付けることになる。そして、これらの双方の指示が指示実行部13により実行される。これにより、ユーザは、回転操作以外の操作をすることなく、表示させる映像を変更できることになる。
図6は、記録メディアの映像の表示中において回転操作を行った場合における、表示システム100の処理の流れを示す図である。
記録メディアの映像の表示中においてメインコントローラ50に回転操作がなされると、指示受付部12は、この回転操作をリストM3をディスプレイ3に表示させる指示として受け付ける。そして、指示実行部13が、その指示を実行してリストM3をディスプレイ3に表示させる(ステップS11)。
次に、このリストM3の表示状態において回転操作があるか否かが判断される(ステップS12)。回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は(ステップS12にてNo)、リストM3の表示が解除されて処理が終了する(ステップS18)。
一方、リストM3の表示状態において回転操作があった場合は(ステップS12にてYes)、指示受付部12は、その回転操作を、表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける。そして、指示実行部13が、その指示を実行することになる。
具体的には、まず、回転操作の回転方向が判断される(ステップS13)。左回転操作の場合は、リストM3の各項目がスクロールダウンしてカーソルCが上の項目に移動される(ステップS14)。一方、右回転操作の場合は、リストM3の各項目がスクロールアップしてカーソルCが下の項目に移動される(ステップS15)。
カーソルCが移動されると、そのカーソルCがある項目が示すチャプターが表示対象として選択される。そして、選択されたチャプターの映像が第2領域A2に表示されることになる(ステップS16)。
また、さらに回転操作がなされた場合は(ステップS17にてYes)、処理はステップS13に戻り、回転操作の回転方向に応じてカーソルCが移動される。これにより、ユーザは所望の項目にカーソルCを移動させ、表示対象とするチャプターとして所望のチャプターを選択することができる。
そして、回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は(ステップS17にてNo)、リストM3の表示が解除されて処理が終了する(ステップS18)。
以上のように、表示システム100においては、記録メディアの映像の表示中になされた回転操作を、指示受付部12が、記録メディアの複数のチャプターを示すリストM3をディスプレイ3に表示させる指示、及び、リストM3のうちからディスプレイ3への表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける。このため、ユーザは、回転操作を行うことだけで、記録メディアの複数のチャプターのリストをディスプレイ3に表示させることができるとともに、そのリストM3から表示対象とするチャプターを選択することができる。その結果、複雑な操作が必要とならず、回転操作という簡便な操作で表示させる映像を変更することができる。
<1−3.放送再生機能における回転操作>
次に、放送再生機能により、デジタル放送のコンテンツを再生する場合について説明する。
図7は、デジタル放送のコンテンツを再生する場合におけるディスプレイ3の画面の表示例を示す図である。この場合も、ディスプレイ3の画面は、主に文字列などが表示される第1領域A1と、主に映像が表示される第2領域A2との2つの領域に分割される。
第1領域A1には、現時点で表示対象となっている番組のタイトルM4や、現時点で表示対象となっているチャンネルを示すチャンネル番号M5などが表示される。また、第2領域A2には、表示対象となっているチャンネルの映像(通常は、動画像)が表示される。
この図7に例示するような、デジタル放送の通常の映像の表示中において、ユーザがメインコントローラ50で回転操作を行った場合、表示対象とするチャンネルが変更される。図8は、この回転操作を行った場合における、ディスプレイ3の画面の遷移の例を示す図である。
デジタル放送の通常の映像の表示中(状態ST20)において、回転操作がなされると、デジタル放送の複数のチャンネルに対応する複数の項目を示すリストM6が、第1領域A1に表示される(状態ST21)。この回転操作も、右回転操作及び左回転操作のいずれであってもよい。
リストM6においては、選択候補となるチャンネル(正確には、チャンネルの番号)を示す複数の項目が含まれている。このリストM6が表示された状態において、ユーザは、メインコントローラ50で回転操作を行うことで、カーソルCを他の項目に移動させることができる(状態ST22)。これにより、ユーザは、リストM6に含まれる複数の項目が示すチャンネルから、表示対象とすべきチャンネルを選択できることになる。この回転操作とカーソルCの移動との関係は、記録メディアのチャプターを選択する場合と同様である。
カーソルCが移動されると、移動後のカーソルCがある項目が示すチャンネルが新たな表示対象として選択される。そして、その表示対象となったチャンネルの映像が、第2領域A2に表示されることになる。このように映像とリストM6とがディスプレイ3の同一の画面内に表示され、選択されたチャンネルの映像がチャンネルの選択後に速やかに第2領域A2に表示される。このため、ユーザは、所望の番組を放送しているチャンネルを容易に選択することができる。
また、リストM6が表示された状態において、回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は、リストM6の表示が解除される(状態ST23)。この状態で、リストM6を再表示させるためには、再び回転操作を行えばよい。
このように、ユーザは、リストM6を回転操作によって表示させることができ、その表示されたリストM6から表示対象とするチャンネルをさらなる回転操作によって選択することができる。このような処理は、指示受付部12及び指示実行部13の制御によって実現される。すなわち、指示受付部12は、複数のチャンネルを示すリストM6をディスプレイ3に表示させる指示として回転操作を受け付けるとともに、リストM6のうちから表示対象とするチャンネルを選択する指示としても回転操作を受け付けることになる。そして、これらの双方の指示が指示実行部13により実行される。これにより、ユーザは、回転操作以外の操作をすることなく、表示させる映像を変更できることになる。
図9は、デジタル放送の映像の表示中において回転操作を行った場合における、表示システム100の処理の流れを示す図である。
デジタル放送の映像の表示中においてメインコントローラ50に回転操作がなされると、指示受付部12は、この回転操作をリストM6をディスプレイ3に表示させる指示として受け付ける。そして、指示実行部13が、その指示を実行してリストM6をディスプレイ3に表示させる(ステップS21)。
次に、このリストM6の表示状態において回転操作があるか否かが判断される(ステップS22)。回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は(ステップS22にてNo)、リストM6の表示が解除されて処理が終了する(ステップS28)。
一方、リストM6の表示状態において回転操作があった場合は(ステップS22にてYes)、指示受付部12は、その回転操作を表示対象とするチャンネルを選択する指示として受け付ける。そして、指示実行部13が、その指示を実行することになる。
具体的には、まず、回転操作の回転方向が判断される(ステップS23)。左回転操作の場合は、リストM6の各項目がスクロールダウンしてカーソルCが上の項目に移動される(ステップS24)。一方、右回転操作の場合は、リストM6の各項目がスクロールアップしてカーソルCが下の項目に移動される(ステップS25)。
カーソルCが移動されると、そのカーソルCがある項目が示すチャンネルが表示対象として選択される。そして、選択されたチャンネルの映像が第2領域A2に表示されることになる(ステップS26)。
また、さらに回転操作がなされた場合は(ステップS27にてYes)、処理はステップS23に戻り、回転操作の回転方向に応じてカーソルCが移動される。これにより、ユーザは所望の項目にカーソルCを移動させ、表示対象とするチャンネルとして所望のチャンネルを選択することができる。
そして、回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は(ステップS27にてNo)、リストM6の表示が解除されて処理が終了する(ステップS28)。
以上のように、表示システム100においては、デジタル放送の映像の表示中になされた回転操作を、指示受付部12が、デジタル放送の複数のチャンネルを示すリストM6をディスプレイ3に表示させる指示、及び、リストM6のうちからディスプレイ3への表示対象とするチャンネルを選択する指示として受け付ける。このため、ユーザは、回転操作を行うことだけで、デジタル放送の複数のチャンネルのリストをディスプレイ3に表示させることができるとともに、そのリストM6から表示対象とするチャンネルを選択することができる。その結果、複雑な操作が必要とならず、回転操作という簡便な操作で表示させる映像を変更することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態の表示システム100の基本的な構成や動作は第1の実施の形態と同様であるため、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施の形態においては、デジタル放送の映像の表示中において回転操作を行った場合はチャンネルを示すリストM6が表示されていた。これに対して、第2の実施の形態においては、図10に示すように、デジタル放送の映像の表示中(状態ST30)において回転操作を行った場合は、EPG(Electronic Program Guide)ともよばれる電子番組表Tが画面全体に表示されるようになっている(状態ST31)。この回転操作も、右回転操作及び左回転操作のいずれであってもよい。
電子番組表Tは、デジタル放送で放送予定の複数の番組を、チャンネル(放送局)と放送時間とで分類して示すものである。電子番組表Tの情報は、所定のチャンネルの放送信号を受信して、当該放送信号をデコードすることで取得される。電子番組表Tには、各番組に対応する複数の項目(番組欄)が縦横に格子状に配列されて含まれている。そして、電子番組表Tの横方向によって番組のチャンネルが示され、電子番組表Tの縦方向によって番組の放送時間が示される。電子番組表Tに含まれるチャンネルの数は、現在の地域(初期設定で設定した地域)で受信できる放送局の数となる。また、電子番組表Tにおいて、表示対象となっている番組の項目にはカーソルCが表示される。
この電子番組表Tが表示された状態において、ユーザは、メインコントローラ50で回転操作を行うことで、カーソルCを他の項目に移動させることができる。これにより、ユーザは、電子番組表Tに含まれる複数の項目が示す番組から、表示対象とすべき番組を選択できるようになっている。
具体的には、図11に示すように、メインコントローラ50で右回転操作を行うことで、カーソルを右方向に移動させることができる(状態ST32)。これにより、ユーザは、電子番組表Tが示す番組のうちから、表示対象とすべき番組のチャンネルを選択できることになる。一方で、メインコントローラ50で左回転操作を行うことで、カーソルを下方向に移動させることができる(状態ST33)。これにより、ユーザは、電子番組表Tが示す番組のうちから、表示対象とすべき番組の放送時間を選択できることになる。
ディスプレイ3の画面には、表示サイズの制約から、電子番組表Tに含まれる選択可能な番組のうちの一部に対応する項目のみが表示される。画面上に表示されていない番組の項目にカーソルCを移動する場合においては、表示中の項目がスクロールして当該番組の項目が画面上に表示される。
また、カーソルCを電子番組表Tの右端のチャンネルの位置まで移動させた場合に、さらにメインコントローラ50で右回転操作を行うことで、カーソルCを電子番組表Tの左端のチャンネルの位置に移動させることができる。また、カーソルCを電子番組表Tの下端の放送時間の位置まで移動させた場合に、さらにメインコントローラ50で左回転操作を行うことで、カーソルCを電子番組表Tの上端の放送時間(例えば、現在時刻)の位置に移動させることができる。電子番組表Tに含まれる放送時間は、現在時刻から所定時間後(例えば、1日後)、あるいは、その日の所定時刻(例えば、24:00)までに制限することが好ましい。また、このような電子番組表Tに含まれる放送時間の制限を、ユーザが設定できるようにすることが好ましい。
このように、ユーザは、電子番組表Tを回転操作によって表示させることができる。そして、その表示された電子番組表Tから表示対象とする番組のチャンネルを右回転操作を行うことによって選択することができ、表示対象とする番組の放送時間を左回転操作を行うことによって選択することができる。このような処理は、指示受付部12及び指示実行部13の制御によって実行される。すなわち、指示受付部12は、回転操作を電子番組表Tをディスプレイ3に表示させる指示として受け付ける。これとともに、指示受付部12は、右回転操作を表示対象とする番組のチャンネルを選択する指示としても受け付け、左回転操作を表示対象とする番組の放送時間を選択する指示としても受け付けることになる。そして、これらの指示は全て、指示実行部13により実行される。これにより、ユーザは、回転操作以外の操作をすることなく、表示させる番組を変更できることになる。
図12は、デジタル放送の映像の表示中において回転操作を行った場合における、表示システム100の処理の流れを示す図である。
デジタル放送の映像の表示中においてメインコントローラ50に回転操作がなされると、指示受付部12は、この回転操作を電子番組表Tをディスプレイ3に表示させる指示として受け付ける。そして、指示実行部13が、その指示を実行して電子番組表Tをディスプレイ3の画面全体に表示させる(ステップS31)。このときカーソルCは、電子番組表Tの表示前に表示していた番組の項目に表示される。
次に、この電子番組表Tの表示状態において回転操作があるか否かが判断される(ステップS32)。回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は(ステップS32にてNo)、電子番組表Tの表示が解除されて処理が終了する(ステップS41)。
一方、電子番組表Tの表示状態において回転操作があった場合は(ステップS32にてYes)、指示受付部12は、右回転操作の場合は表示対象とする番組のチャンネルを選択する指示を受け付け、左回転操作の場合は表示対象とする番組の放送時間を選択する指示を受け付ける。そして、指示実行部13が、その指示を実行することになる。
具体的には、まず、回転操作の回転方向が判断される(ステップS33)。左回転操作の場合は、電子番組表TにおいてカーソルCが下の項目に移動される(ステップS34)。一方、右回転操作の場合は、電子番組表TにおいてカーソルCが右の項目に移動される(ステップS35)。カーソルCが移動されると、そのカーソルCがある項目が示す番組が表示対象として選択される。
また、さらに回転操作がなされた場合は(ステップS36にてYes)、処理はステップS33に戻り、回転操作の回転方向に応じてカーソルCが移動される。これにより、ユーザは所望の項目にカーソルCを移動させ、表示対象とする番組として所望の番組を選択することができる。
そして、回転操作がない状態が所定時間(例えば、2秒間)を超えて継続した場合は(ステップS36にてNo)、電子番組表Tの表示が解除される(ステップS37)。続いて、表示対象として選択された番組が現在時刻に放送中の番組か否かが判断される(ステップS38)。選択された番組が現在時刻に放送中の番組であれば、当該番組の映像が第2領域A2に表示される(ステップS39)。一方、選択された番組が現在時刻に放送中でない番組であれば、当該番組を表示する予約がなされる(ステップS40)。このようにして番組の予約がなされた場合は、予約直後は、電子番組表Tの表示前に表示していた番組の映像が第2領域A2に表示される。そして、予約した番組の開始時間となったときにその予約した番組の映像が第2領域A2に表示されることになる。
以上のように、表示システム100においては、デジタル放送の映像の表示中になされた回転操作を、指示受付部12が、電子番組表Tをディスプレイ3に表示させる指示として受け付ける。これとともに、指示受付部12が、右回転操作を電子番組表Tのうちからディスプレイ3への表示対象とする番組のチャンネルを選択する指示として受け付け、左回転操作を電子番組表Tのうちからディスプレイ3への表示対象とする番組の放送時間を選択する指示として受け付ける。このため、ユーザは、回転操作を行うことだけで、電子番組表Tをディスプレイ3に表示させることができるとともに、その電子番組表Tから表示対象とする番組を選択することができる。その結果、複雑な操作が必要とならず、回転操作という簡便な操作で表示させる番組を変更することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態で説明した形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
上記実施の形態では、記録メディアは、DVD及びBD(Blu-ray Disc)などのディスクメディアであるものとして説明を行ったが、フラッシュメモリ(半導体メモリ)やハードディスクなどを採用した記録メディアであってもよい。
第1実施の形態においては、最初の回転操作をリストを表示させる指示として受け付け、次の回転操作をチャプターあるいはチャンネルを選択する指示として受け付けていた。これに対して、一つの回転操作を、リストを表示させる指示、及び、チャプターあるいはチャンネルを選択する指示の双方として受け付けてもよい。この場合、ユーザは、回転操作を1回行うのみで、リストを表示させつつ、チャプターあるいはチャンネルを変更することができる。また、第2の実施の形態においても、一つの右回転操作を電子番組表Tを表示させる指示及びチャンネルを選択する指示の双方として受け付け、一つの左回転操作を電子番組表Tを表示させる指示及び時間帯を選択する指示の双方として受け付けてもよい。
また、第1実施の形態においては、デジタル放送の通常の映像の表示中において回転操作を行った場合に、チャンネルの番号を示すリストM6が表示されると説明した。これに対して、現在時刻において放送中の番組を示す電子番組表を表示するようにし、その電子番組表を見ながら表示対象とするチャンネルを選択できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において説明した右回転操作に割り当てられた指示と左回転操作に割り当てられた指示とは、互いに逆であってもよい。
また、上記実施の形態においては、自動車などの車両に搭載される表示システムを例に説明を行ったが、表示装置に映像を表示させる映像処理装置の機能を備えた表示システムであればどのようなものであっても、上記で説明した技術を好適に適用することができる。このような映像処理装置の機能を備えた表示システムは、代表的には、カーナビゲーション装置やカーオーディオ装置などの車載装置や、携帯電話機やポータブルゲーム機などの可搬性装置である。
また、上記実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。
1 制御部
3 ディスプレイ
5 操作部
11 表示制御部
12 指示受付部
13 指示実行部
50 メインコントローラ
C カーソル
M3 リスト
M6 リスト
T 電子番組表
100 表示システム

Claims (8)

  1. 表示装置に映像を表示させる映像処理装置であって、
    記録メディアの映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    回転操作が可能な操作手段と、
    前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記記録メディアの複数のチャプターを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける受付手段と、
    を備えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 表示装置に映像を表示させる映像処理装置であって、
    デジタル放送の映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    回転操作が可能な操作手段と、
    前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送の複数のチャンネルを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャンネルを選択する指示として受け付ける受付手段と、
    を備えることを特徴とする映像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の映像処理装置において、
    前記映像と前記リストとは、前記表示装置の同一の画面内に表示されることを特徴とする映像処理装置。
  4. 請求項2に記載の映像処理装置において、
    前記受付手段は、
    前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送で放送予定の番組をチャンネルと放送時間とで分類して示す電子番組表を前記表示装置に表示させる指示として受け付けるとともに、
    一方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記チャンネルを選択する指示、
    他方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記放送時間を選択する指示、
    としてそれぞれ受け付けることを特徴とする映像処理装置。
  5. 表示装置に映像を表示させる映像処理装置であって、
    デジタル放送の映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    回転操作が可能な操作手段と、
    前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送で放送予定の番組をチャンネルと放送時間とで分類して示す電子番組表を前記表示装置に表示させる指示として受け付けるとともに、
    一方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記チャンネルを選択する指示、
    他方向の前記回転操作を、前記電子番組表のうち前記表示装置への表示対象とする番組の前記放送時間を選択する指示、としてそれぞれ受け付ける受付手段と、
    を備えることを特徴とする映像処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の映像処理装置と、
    前記映像を表示する表示装置と、
    を備えることを特徴とする表示システム。
  7. 表示装置に映像を表示させる映像処理方法であって、
    記録メディアの映像を表示装置に表示させる工程と、
    操作手段において回転操作を受け付ける工程と、
    前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記記録メディアの複数のチャプターを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャプターを選択する指示として受け付ける工程と、
    を備えることを特徴とする映像処理方法。
  8. 表示装置に映像を表示させる映像処理方法であって、
    デジタル放送の映像を表示装置に表示させる工程と、
    操作手段において回転操作を受け付ける工程と、
    前記映像の表示中になされた前記回転操作を、前記デジタル放送の複数のチャンネルを示すリストを前記表示装置に表示させる指示、及び、前記リストのうちから前記表示装置への表示対象とするチャンネルを選択する指示として受け付ける工程と、
    を備えることを特徴とする映像処理方法。
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