JP2007047254A - ペリクル用収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペリクル支持枠を配置するための載置部材をペリクル用収納容器から外れにくくする。
【解決手段】
ペリクル膜6と当該ペリクル膜6を支持する支持枠7とを有するペリクル5を輸送するためのペリクル用収納容器1において、トレイ3と、当該トレイ3の蓋となるカバー2と、トレイ3の内側に形成される凹部30bと、支持枠7とが載置されると共に、トレイ3よりも剛性の高い材料で構成されている載置部材4と、を有し、載置部材4は凹部30bに嵌合配置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ペリクル膜とペリクル膜を支持する支持枠とを有するペリクルを輸送するためのペリクル用収納容器に関する。
従来から、半導体回路パターンの製造工程におけるリソグラフィ工程で使用されるフォトマスクの防塵を目的に、ペリクルが用いられている。ペリクルは、一般的に、ニトロセルロース等の透明な高分子膜から成る厚さ10ミクロン程度のペリクル膜と、それを一方の周端面にて支持する厚さ数ミリ程度の支持枠とを備えている。フォトマスク上に異物が付着すると、その異物のパターンが半導体回路上に転写され、半導体チップの多くを不良品としてしまう危険性がある。このため、フォトマスクの上方にペリクル膜が位置するようにペリクルを配置させ、フォトマスク上に異物が入ることを防止するようにしている。
一方、近年、ペリクルは、液晶表示体の製造工程におけるリソグラフィ工程で使用されるフォトマスクの防塵手段としても多用されてきている。液晶表示体は、シリコンウェハに比べて大きな面積を有することから、フォトマスクも大型化している。これに伴い、ペリクル膜も大型化してきており、1000mm×1000mm以上のペリクル膜が多く使用されている。
ペリクルが大型化すると、これを輸送するためのペリクル用収納容器も大型化する。すると、成形の成形残留応力およびそれ自体の自重による反りに代表される変形の問題が顕在化してくる。ペリクル用収納容器に変形が生じると、粘着材の厚さが場所によって不均一になり、フォトマスクとペリクルの支持枠との間に接着不良の箇所が生じ、フォトマスク上に異物が入る危険性が高まる。このような問題に鑑み、ペリクル用収納容器を構成しているトレイおよび蓋の少なくともいずれか一方に補強板を取り付けることによって、ペリクル用収納容器の変形を軽減する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、同様の趣旨から、トレイおよび蓋の少なくともいずれか一方のペリクル搭載面にリブを設けることによって、ペリクル用収納容器の変形を軽減する技術も知られている(特許文献2)。
特開2005−49765号公報(特許請求の範囲) 特開2000−173887号公報(特許請求の範囲)
しかしながら、上述の従来技術は、トレイあるいは蓋全体の反り等の変形を防止するための手段であり、支持枠に備えられた粘着材が不均一になることを間接的に防止しているに過ぎない。したがって、従来のトレイあるいは蓋の変形を防止しようとする方法では、ペリクル支持枠に備えられた粘着材が均一な厚さを確実に維持することができない。そこで、ペリクル支持枠を載置するための載置部材をトレイまたは蓋の内部に配置させ、当該載置部材にペリクル支持枠を配置することで粘着材を均一な厚さに維持させる方法が考えられる。このような方法を採用した場合、載置部材がトレイあるいは蓋から容易に外れることがないようにする必要がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ペリクル支持枠を配置するための部材を強固に接合されたペリクル用収納容器を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、ペリクル膜と当該ペリクル膜を支持する支持枠とを有するペリクルを輸送するためのペリクル用収納容器において、トレイと、当該トレイの蓋となるカバーと、トレイおよびカバーのいずれか一方の内側に形成される凹部と、支持枠が載置されると共に、凹部を形成しているいずれか一方よりも剛性の高い材料で構成されている載置部材と、を有し、載置部材は凹部に嵌合配置されているものである。
このように構成した場合には、載置部材が凹部に嵌合しているため載置部材をトレイまたはカバーに強固に接合することが可能となる。また、載置部材を別部材として形成しているため、載置部材の載置面をより平坦に形成することが可能となる。また、載置部材の存在により、ペリクル用収納容器の強度が増し、変形しにくくなる。特に、載置部材を、ペリクル用収納容器を構成する材料よりも剛性の高い材料で構成しているので、載置部材自体の変形を防止でき、支持枠にかかる荷重をより均一に保つことができる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、載置部材は、凹部の底面から支持枠を載置している面に向かって幅を狭めるようにテーパ若しくは段差を有しているものである。
このように、載置部材は、凹部の底面から支持枠を載置している面に向かって幅が狭くなるようにトレイまたはカバーに嵌合配置されているため、載置部材をトレイまたはカバーに対してさらに強固に接合することが可能となると共に、載置部材が凹部から容易に抜けるのを防止することが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて、載置部材と凹部との接触面に、プライマー処理を施している。このため、載置部材とトレイまたはカバーとの接合強度がさらに向上する。
また、本発明は、ペリクル膜と当該ペリクル膜を支持する支持枠とを有するペリクルを輸送するためのペリクル用収納容器において、トレイと、当該トレイの蓋となるカバーと、トレイおよび上記カバーのいずれか一方の内側において内側に向かって凸となるように形成され、支持枠を載置する載置部と、当該載置部の裏側に形成される凹部と、載置部よりも剛性の高い材料で構成されている載置部補強体と、を有し、載置部補強体は、凹部に嵌合配置されているものである。
このように構成した場合には、載置部補強体が凹部に嵌合しているため、載置部補強体をトレイまたはカバーと強固に接合することが可能となる。また、載置部補強体の存在により、ペリクル用収納容器の強度が増し、変形しにくくなる。特に、載置部補強体を、ペリクル用収納容器を構成する材料よりも剛性の高い材料で構成しているので、載置部の変形を防止でき、支持枠にかかる荷重をより均一に保つことができる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、載置部補強体は、凹部の開口側から底面に向かって幅を広めるようにテーパ若しくは段差を有しているものである。このように、載置部補強体は、凹部の開口側から底面に向かって幅が広くなるようにトレイまたはカバーの裏側に嵌合配置されているため、載置部補強体をトレイまたはカバーに対してさらに強固に接合することが可能となると共に、載置部補強体が凹部から容易に抜けるのを防止することが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、載置部補強体と凹部との接触面に、プライマー処理を施している。このため、載置部補強体とトレイまたはカバーとの接合強度をさらに向上させることが可能となる。
本発明によると、ペリクル支持枠を配置するための部材がペリクル用収納容器から外れにくくなる。
以下、本発明の各実施の形態に係るペリクル用収納容器について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るペリクル用収納容器1の分解斜視図である。また、図2は、図1に示すペリクル用収納容器1の斜視図である。図3は、図2に示すペリクル用収納容器1をA−A線で切断したときの断面図である。
図1に示すように、ペリクル用収納容器1は、トレイ部10と、その蓋であるカバー2とを備えている。トレイ部10は、トレイ3と、カバー2およびトレイ部10によって形成される内部空間において固定されるペリクルを載置するための載置部材4と、から主に構成されている。
カバー2は外形が略長方形をした蓋部材である。また、トレイ3は、一端側が開口した略長方形の箱型部材である。カバー2とトレイ3の外形は共に同じ大きさとなっている。また、トレイ3の底面30aには、後述する略長方形の凹部30bが形成されている。当該凹部30bには、載置部材4が嵌め込まれている。
カバー2およびトレイ3は、後述するように、元板の厚さが約3mmのABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエンおよびスチレンの3種の単量体からなる共重合体)を真空成型用金型を用いて真空成形することにより製造される。ただし、カバー2およびトレイ3の材料はABS樹脂に限られるものではない。さらに、元板の厚みは3mmに限定されず、3mmより薄くしても良いし、3mmより厚くしても良い。
ここで、「真空成形」とは、軟化状態の樹脂を金型に配置して、その樹脂と金型との間の空間を真空にすることによって、樹脂を金型に吸い付けて成形する方法をいい、金型への樹脂の供給方法は問わない。したがって、シート形状の樹脂を金型に配置したり、あるいは溶融状態の樹脂を金型に吐出しても良い。真空成形の例としては、雌型を用いるストレート法、雄型によるドレープ法、樹脂シートを半球状に膨らませてその中に雄型を入れて成形するエアスリップ法、エアスリップ法で用いられる雄型の代わりに雌型を用いるリバースドロー法、雌型上にクランプした樹脂シートをプラグで雌型につき降ろし、樹脂シートを予張して真空にひく補助プラグ法などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
載置部材4は、比較的高い剛性と低比重とを兼ね備えたアルミニウム合金の成形体である。ただし、載置部材4の材料としては、アルミニウム合金に限らず例えば、チタニウム、アルミニウム、ステンレスを採用しても良い。また、金属に限ることなく、PEEK(Poly-ether-ether-ketone)、PPS(Poly Phenylene Sulfide)、PC(Polycarbonate)、ABS(Acrylonitrile-butadiene-styrene)の他、GF(Grass Fiber)等を分散させて強化された樹脂を採用しても良い。
図1および図3に示すように、載置部材4は、略長方形の枠型形状をしており、その上端面4aと下端面4bは互いに平行な水平面となっている。これは、後述するペリクル6を構成する支持枠7の下面と載置部材4の上端面4aとを隙間なく接触させ、支持枠7の下面に均一の負荷がかかるようにするためである。ただし、載置部材4を、完全に閉じた枠型形状の構成部材に限らず、枠型形状の一部を欠くような構成部材としても良い。載置部材4における上端面4aと下端面4bを繋ぐ内周面4cと外周面4dは、下端面4bから上端面4aに向かって幅を狭くするようにテーパ状に形成されている。すなわち、図3に示す載置部材4の断面形状は台形形状となっている。ただし、載置部材4のテーパ形状は、下端面4bの両端から同一の角度で上端面4aに向かう形状に限定されない。内周面4cを垂直面とし、外周面4dを傾斜面としたり、逆に内周面4cを傾斜面とし、外周面4dを垂直面としても良い。また、内周面4cおよび外周面4dを、それぞれ異なる角度を有する傾斜面としても良い。
後述するペリクルを製造者から使用者に輸送する場合には、トレイ部10における載置部材4の上端面4aに後述するペリクルを載置して、トレイ部10の上からカバー2を被せる。トレイ部10は、真空成形用金型を用いて真空成形により形成される。また、トレイ部10は、トレイ3と載置部材4とが一体化した状態で成形される。そのため、載置部材4は、その上端面4aに後述するペリクルを載置する際には、予めトレイ3における凹部30bに嵌まり込んだ状態となっている。この他に、トレイ部10を成形する方法として、例えば、圧空成形、圧空真空成形等の成形方法を採用しても良い。
カバー2をトレイ3にはめ込んだ状態でのペリクル用収納容器1は、図2に示すような状態となる。このように、ペリクル用収納容器1にペリクルを収納した状態にて、ペリクルの輸送が行われる。
図3に示すように、カバー2は、トレイ3と対向する側に開口部を有する凹状のカバー本体20と、当該カバー本体20の外周縁部から外方に向かって水平に延出する外延部21とを有している。カバー本体20の上面20aからは、後述する凹部30bと対向するように、カバー2の開口部に向かって突出する突起部20bが形成されている。突起部20bは、後述する凹部30bと対向するように、略長方形の枠状に形成されている。
トレイ3は、カバー2と対向する側に開口部を有する略凹状をしたトレイ本体30と、当該トレイ本体30の外周縁部から外方に向かって水平に延出する外延部31とを有している。外縁部21と外縁部31とを不図示のクリップで挟むことにより、カバー2とトレイ3とを安定して結合することができる。トレイ本体30の底面30aにおける外周縁近傍には、図3に示すように、凹形状のくぼみ部30cが形成されている。また、くぼみ部30cの内周面30dの周端面から内方に向かって底面30aの一部となる外側底面31aが延出している。さらに、外側底面31aの内側には、トレイ本体30の外形に沿った略長方形の枠状をした凹部30bが形成されている。そして、凹部30bのさらに内側は、底面30aの一部となる内側底面31bとなっている。また、内側底面31bの高さと外側底面31aの高さは同じ高さとなっている。凹部30bは、図3に示すように、底面30aから凹部30bの底部30fに向かって凹部30bの幅がテーパ状に広くなるような形状となっている。凹部30bには、上述した載置部材4の一部が嵌め込まれている。すなわち、載置部材4は、下端面4bから内周面4cおよび外周面4dの所定の位置まで凹部30bによって覆われている。また、載置部材4の上端面4aは、底面30aより上方に位置している。ただし、載置部材4は、その上端面4aを凹部30bの開口面よりも低くなるように凹部30bに嵌め込むようにしても良い。
図4は、図3に示すペリクル用収納容器1に収納されるペリクル5を、図2に示すA−A線で切断したときの断面図である。
ペリクル5は、ニトロセルロース等の材質からなる厚さ10ミクロン以下のペリクル膜6を、四角形の枠型形状をした支持枠7の一方の端面に展張して貼り付けた構成を有している。支持枠7の高さは約5ミリメートルである。ただし、ペリクル膜5の材質および厚さ並びに支持枠7の高さは、上記に限定されない。
図4におけるXで示す部分の拡大図に示すように、ペリクル膜6が貼り付けられている支持枠7の周端面と反対側の周端面には粘着材8が備えられている。粘着材8の表面には薄い剥離シート(不図示)が貼られている。ペリクル5を使用する場合には、当該剥離シートを粘着材8から剥がして、粘着材8が粘着力を発揮し得る状態としてから、支持枠7をフォトマスクに貼り付けて固定する。この粘着材8の厚みが不均一になると、フォトマスクとの間に隙間が生じるおそれがあるため、粘着材8の厚みを不均一な状態としないように、ペリクル5を輸送する必要がある。
図5は、図3に示すペリクル用収納容器1内に、図4に示すペリクル5を収納した状態を示す図である。
ペリクル5は、載置部材4と突起部20bとによって狭持されることによりペリクル用収納容器1内に固定される。ペリクル5が固定された状態では、当該ペリクル5はその支持枠7の下端面が載置部材4の上端面4aに接しており、支持枠7の上端面は突起部20bの先端部と接している。このようにペリクル5は、ペリクル用収納容器1内に固定された状態で収納されるため、ペリクル5が輸送時に載置部材4から脱落することはない。また、載置部材4の存在により、トレイ3の強度は増しており、当該トレイ3は、ゆがみ、反り等の変形を生じにくくなる。仮に、トレイ3がわずかに変形しても、載置部材4の剛性はトレイ3の剛性に比べて大きい。したがって、載置部材4自体が変形を起こすことはない。このため、支持枠7の下端面に存在する粘着材8の厚みが不均一になる危険性は極めて小さくなる。
次に、トレイ部10の製造方法について説明する。
図6は、金型50の構成を示す部分断面図である。また、図7は、金型50に載置部材4をインサートした状態を示す部分断面図である。図8は、金型50に載置部材4をインサートした後、その上から加熱された状態の板部材60を配置し、金型50側から真空に引いて成形した状態を示す部分断面図である。図9は、板部材60と載置部材4とを一体化した状態のものを、金型50から離型した状態を示す部分断面図である。なお、図6から図9において、一端側とは左側を指し、他端側とは右側を指すものとする。
ペリクル用収納容器が大型化した場合、射出成形よりも真空成形のほうが有利となる。そのため、本実施の形態に係るトレイ部10の製造方法においては真空成形を採用している。なお、成形方法としては、真空成形に限ることなく、圧空成形あるいは圧空真空成形等の他の成形方法を採用しても良い。
図6に示すように、金型50には、載置部材4を配置するための被載置部52が設けられている。被載置部52は断面が下方に狭まるような台形をした凹部となっていて、略長方形の枠状に形成されている。被載置部52の一端側と他端側には、水平面を持つ底部54が設けられており、さらにその一端側には、底部54から上方に向かって突出する凸部56が形成されている。凸部56も略長方形の枠状に形成されている。また、被載置部52の他端側に位置する底部54のさらに他端側には、底部54に対して上方に向かって段差を有する段部58が設けられている。
次に、載置部材4を被載置部52にインサートする。載置部材4は、その上端面4aが被載置部52の底面52aと接触するようにインサートされる。予め被載置部52の凹形状は載置部材4の形状に合わせて形成されている。そのため、載置部材4を被載置部52にインサートした状態では、載置部材4は被載置部52と隙間なく接触している(図7参照)。
次に、載置部材4および金型50の上方にABSを材料とする板部材60を加熱して配置する。載置部材4と板部材60との接触面には、予め接着剤を介在させている。このようなプライマー処理を施すことにより、載置部材4と板部材60との接合力が大きくなる。続いて、金型50側から真空にひくと、板部材60は載置部材4および金型50で形成された凹凸に沿った形状に成形され、板部材60と載置部材4とが一体化する(図8参照)。
次に、板部材60と載置部材4を冷却する。その後、板部材60と載置部材4を金型50から離型すると、板部材60と載置部材4とが一体化されたトレイ部10ができる(図9参照)。載置部材4はテーパを有するため、板部材60から外れにくくなる。
以上のようにして構成されたペリクル用収納容器1では、載置部材4が凹部30bに嵌まりこんでいるため、載置部材4とトレイ3とを強固に接合することが可能となる。また、載置部材4を別部材として形成しているため、載置部材4をより平担に形成することが可能となり、トレイ部10の成形や精度管理の負担を軽減できる。また、載置部材4の存在により、ペリクル用収納容器1の強度が増し、変形しにくくなる。特に、載置部材4を、ペリクル用収納容器1を構成する材料よりも剛性の高い材料で構成しているので、載置部材4自体の変形を防止でき、支持枠7の底面にかかる荷重をより均一に保つことができる。
また、載置部材4の内周面4cおよび外周面4dは幅を広げるようにテーパを形成して下端面4bに繋がっており、内周面4cおよび外周面4dの途中までを凹部30bに嵌め込んでいる。すなわち、載置部材4は、下端面4aから内周面4cおよび外周面4dの所定の位置にかけて、凹部30bと密着して接触している。したがって、載置部材4をトレイ3に対してさらに強固に接合することが可能となると共に、載置部材4が凹部30bから容易に抜けるのを防止することが可能となる。
また、トレイ部10は、載置部材4を金型50にインサートした状態で真空成形によって製造されている。そのため、載置部材4の外寸とトレイ3に設けられる載置部材との接合部分(凹部30b)との間に隙間が形成されることがなくなる。したがって、載置部材4とトレイ3との接合をより強固に行うことが可能となる。また、載置部材4とトレイ3とを容易に一体化できるため、低コストで載置部材4とトレイ3とを強固に接合することが可能となる。さらに、載置部材4とトレイ3との接触面にプライマー処理が施されているため、載置部材4とトレイ3との接合強度をさらに向上させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係るペリクル用収納容器80について説明する。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と多くの共通部分を有しているため、主として第1の実施の形態との相違部分について説明する。また、第1の実施の形態と同一の部材、同一の部分には同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。
図10は、第2の実施の形態に係るペリクル用収納容器80を、図2に示すA−A線と同様の線で切断したときの断面図である。
ペリクル用収納容器80は、カバー2とトレイ3とを有している。カバー2は、第1の実施の形態の場合と同様に、カバー本体20と、外延部21と、突起部20bとを有している。
トレイ3は、第1の実施の形態の場合と同様に、トレイ本体30と、外延部31とを有している。トレイ本体30の底面30aにおける外周縁近傍には、図10に示すように、当該底面30a側からトレイ3の開口側に向かってへこむ凹状をした凹状部82が形成されている。凹状部82は、底面30aにおける外周縁近傍にトレイ本体30の外形に沿った略長方形の枠状に形成されており、ペリクル5を載置する載置部として機能する。図10に示すように、凹状部82はトレイ3の開口側に向かってへこんでいるため、上側底面82bは底面30aよりも開口側に位置している。また、上側底面82bは、水平な平面となっている。これは、ペリクル5を構成する支持枠7の下面と上側底面82bの上面とを隙間なく接触させ、支持枠7の下面に均一の負荷がかかるようにするためである。また、凹状部82は、図10に示すように、底面30aから上側底面82bに向かって凹状部82の幅がテーパ状に広くなるような形状となっている。
凹状部82には、載置部補強体85が嵌め込まれている。載置部補強体85は、略長方形の枠型形状をしており、その上端面85aと下端面85bは互いに平行な水平面となっている。載置補強体85における上端面85aと下端面85bを繋ぐ内周面85cと外周面85dは下端面85bから上端面85aに向かって幅を広くするようにテーパ状に形成されている。すなわち、図10に示すように、載置部補強体85の断面形状は台形形状となっている。ただし、載置補強体85のテーパ形状は、上端面85aの両端から同一の角度で下端面85bに向かう形状に限定されない。内周面85cを垂直面とし、外周面85dを傾斜面としたり、逆に内周面85cを傾斜面とし、外周面85dを垂直面としても良い。また、内周面85cおよび外周面85dをそれぞれ異なる角度を有する傾斜面としても良い。また、載置部補強体85の下端面85bは、底面30aの底側面30kと同一平面上に位置している。載置部補強体85の材料としては、比較的高い剛性と低比重とを兼ね備えたアルミニウム合金の成形体を採用しているが、第1の実施の形態と同様に他の材料を採用しても良い。
図11は、図10に示すペリクル用収納容器80内に、図4に示すペリクル5を収納した状態を示す図である。
ペリクル5は、凹状部82の上側底面82bと突起部20bとによって狭持されることによりペリクル用収納容器80内に固定される。ペリクル5が固定された状態では、当該ペリクル5はその支持枠7の下端面が上側底面82bの上面に接しており、支持枠7の上端面は突起部20bの先端部と接している。このようにペリクル5は、ペリクル用収納容器80内に固定された状態で収納されるため、ペリクル5が輸送時に上側底面82bから脱落することはない。
トレイ3と載置部補強体85とは、第1の実施の形態の場合と同様、真空成形方法を用いて一体化されているため、その説明を省略する。なお、成形方法としては、真空成形に限ることなく、圧空成形あるいは圧空真空成形等の他の成形方法を採用しても良い。
以上のようにして構成されたペリクル用収納容器80では、載置部補強体85が凹状部82に嵌まりこんでいるため、載置部補強体85とトレイ3とを強固に接合することが可能となる。また、載置部補強体85を別部材として形成しているため、載置部補強体85をより平担に形成することでき、その結果、上側底面82bを平坦に形成することが可能となる。したがって、トレイ3の成形や精度管理の負担を軽減できる。また、載置部補強体85の存在により、ペリクル用収納容器80の強度が増し、変形しにくくなる。特に、載置部補強体85を、ペリクル用収納容器80を構成する材料よりも剛性の高い材料で構成しているので、載置部補強体85自体の変形を防止でき、支持枠7の底面にかかる荷重をより均一に保つことができる。
また、載置部補強体85の内周面85cおよび外周面85dには幅を狭めるようにテーパを形成して下端面85bに繋がっており、内周面85cおよび外周面85dの全体が凹状部82に嵌め込まれている。すなわち、載置部補強体85の上端面85a、内周面85cおよび外周面85dは、凹状部82と密着して接触している。したがって、載置部補強体85をトレイ3に対してさらに強固に接合することが可能となると共に、載置部補強体85が凹状部82から容易に抜けるのを防止することが可能となる。
また、載置部補強体85とトレイ3とは、真空成形によって一体化されている。そのため、載置部補強体85の外寸とトレイ3に設けられる凹状部82との間に隙間が形成されることがなくなる。したがって、載置部補強体85とトレイ3との接合をより強固に行うことが可能となる。また、載置部補強体85とトレイ3とを容易に一体化できるため、低コストで載置部補強体85とトレイ3とを接合することが可能となる。さらに、載置部補強体85とトレイ3との接触面にプライマー処理が施されているため、載置部補強体85とトレイ3との接合強度をさらに向上させることができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の各実施の形態では、突起部20bによりペリクル5を保持しているが、これに限ることなく、カバー本体20に凹部30bあるいは凹状部82と同様の構成部を設け、載置部材4あるいは載置部補強体85をそれぞれ嵌め込むようにしても良い。また、上面20aに下方に向かって、くぼんだくぼみ部を形成し、当該くぼみ部と載置部材4または上側底面82bによりペリクル5を保持するようにしても良い。
また、上述の第1の実施の形態では、載置部材4の上端面4aの全体が平坦な面となっているが、上端面4aから載置部材4の内周側および外周側を直角に切り欠いて段差部を設けることにより、当該段差部に支持枠7を嵌め込む構成としても良い。また、上端面4aに凹部を形成して、当該凹部に支持枠7を嵌め込む構成としても良い。
また、上述の各実施の形態では、載置部材4と凹部30bおよび載置部補強体85と凹状部82との各接触面には、プライマー処理を施しているが、プライマー処理を施さなくても良い。
また、上述の各実施の形態では、予めトレイ3と載置部材4および載置部補強体85は成形により一体化されているが、トレイ3を成形した後、凹部30bに載置部材4を嵌め込む構成または凹状部82に載置部補強体85を嵌め込む構成を採用しても良い。
また、上述の各実施の形態では、載置部材4における上端面4aと下端面4bを繋ぐ内周面4cと外周面4dは、下端面4bから上端面4aに向かって幅を狭くするようにテーパ状に形成されているが、図12に示すように、下端面4bから上端面4aに向かって幅が狭くなるような段差4gを有する形状としても良い。また、載置部補強体85に関しても同様、内周面85cと外周面85dを、下端面85bから上端面85aに向かって幅が広くなるようなテーパを有する場合に限らず、図13に示すように、下端面85bから上端面85aに向かって幅が広くなるような段差85gを有する形状としても良い。
本発明は、ペリクルを輸送するための収納容器を製造あるいは使用する産業において利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るペリクル用収納器の分解斜視図である。 図1に示すペリクル用収納容器の斜視図である。 図2に示すペリクル用収納容器をA−A線で切断したときの断面図である。 図3に示すペリクル用収納容器に収納されるペリクルを、図2に示すA−A線で切断したときの断面図である。 図3に示すペリクル用収納容器内に、図4に示すペリクルを収納した状態を示す図である トレイ部を製造するために用いられる金型の構成を示す部分断面図である。 図6の金型に載置部材をインサートした状態を示す部分断面図である。 図6の金型に載置部材をインサートした後、その上から加熱された状態の板部材を配置し、金型側から真空に引いて成形した状態を示す部分断面図である。 図6の金型から板部材と載置部材とを一体化した状態のものを、金型から離型した状態を示す部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るペリクル用収納容器を、図2に示すA−A線とで切断したときの断面図である。 図10に示すペリクル用収納容器内に、図4に示すペリクルを収納した状態を示す図である。 本発明の変形例を示す図であり、載置部材に段差を設けた場合のペリクル用収納容器を、図2に示すA−A線とで切断したときの断面図である。 本発明の変形例を示す図であり、載置部補強体に段差を設けた場合のペリクル用収納容器を、図2に示すA−A線とで切断したときの断面図である。
符号の説明
1…ペリクル用収納容器
2…カバー
3…トレイ
4…載置部材
4g,85g…段差
5…ペリクル
6…ペリクル膜
7…支持枠
30b…凹部
82…凹状部(凹部、載置部を兼ねる)
85…載置部補強体

Claims (6)

  1. ペリクル膜と当該ペリクル膜を支持する支持枠とを有するペリクルを輸送するためのペリクル用収納容器において、
    トレイと、
    当該トレイの蓋となるカバーと、
    上記トレイおよび上記カバーのいずれか一方の内側に形成される凹部と、
    上記支持枠が載置されると共に、上記凹部を形成している上記いずれか一方よりも剛性の高い材料で構成されている載置部材と、
    を有し、
    上記載置部材は上記凹部に嵌合配置されていることを特徴とするペリクル用収納容器。
  2. 前記載置部材は、前記凹部の底面から前記支持枠を載置している面に向かって幅を狭めるようにテーパ若しくは段差を有していることを特徴とする請求項1記載のペクリル用収納容器。
  3. 前記載置部材と前記凹部との接触面には、プライマー処理が施されていることを特徴とする請求項1または2に記載のペリクル用収納容器。
  4. ペリクル膜と当該ペリクル膜を支持する支持枠とを有するペリクルを輸送するためのペリクル用収納容器において、
    トレイと、
    当該トレイの蓋となるカバーと、
    上記トレイおよび上記カバーのいずれか一方の内側において内側に向かって凸となるように形成され、上記支持枠を載置する載置部と、
    当該載置部の裏側に形成される凹部と、
    上記載置部よりも剛性の高い材料で構成されている載置部補強体と、
    を有し、
    上記載置部補強体は、上記凹部に嵌合配置されていることを特徴とするペリクル用収納容器。
  5. 前記載置部補強体は、前記凹部の開口側から底面に向かって幅を広めるようにテーパ若しくは段差を有していることを特徴とする請求項4に記載のペクリル用収納容器。
  6. 前記載置部補強体と前記凹部との接触面には、プライマー処理が施されていることを特徴とする請求項4または5に記載のペリクル用収納容器。
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