JP2007047046A - 電波受信計時装置 - Google Patents

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JP2007047046A JP2005232500A JP2005232500A JP2007047046A JP 2007047046 A JP2007047046 A JP 2007047046A JP 2005232500 A JP2005232500 A JP 2005232500A JP 2005232500 A JP2005232500 A JP 2005232500A JP 2007047046 A JP2007047046 A JP 2007047046A
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和之 久米
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Abstract

【課題】 小型でかつ低コストの電波受信計時装置を提供する。
【解決手段】 受信部が長波標準電波を受信していない通常時は、前記計時部よりの計数結果に基づいた時刻データを採用すると共に、前記受信部が前記長波標準電波を受信した受信時に、前記計時部よりの計数結果に基づく時刻データを前記長波標準電波で修正する時刻データ調整手段とを有する電波受信計時装置であって、水晶振動子と、前記水晶振動子が、前記長波標準電波の受信期間中においては受信部のフィルタとして使用され、前記長波標準電波の非受信期間中においては、前記計時部の基準クロック源として使用されるように切り替える切替手段と、を具備する構成となっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、受信部が長波標準電波を受信して、計時部よりの計数結果に基づく時刻データを長波標準電波で修正する電波受信計時装置に関し、特に、小型でかつ低コストの電波受信計時装置に関するものである。
現在、世界各国(アメリカ、ドイツ、日本等)で長波標準電波(60kHz、77.5kHz、40kHz等)を利用したタイムコード(時刻、日付等)が発信されており、この長波標準電波を受信し、時刻の修正をする、いわゆる電波時計が実用化されている。図2は、日本において、独立行政法人情報通信研究機構が送信している標準電波のタイムコードを示す図である。
長波標準電波を受信する受信部の受信方式としては、一般的に、1.ストレート方式(非特許文献1参照)と、2.スーパーへテロダイン方式(非特許文献2参照)の2方式が用いられている。
図3は、従来の電波受信計時装置の構成ブロック図である。
図3に示すように、従来の電波受信計時装置は、受信部と計時部とからなり、受信部として、アンテナ1と、アンテナ1に接続された第1および第2のアンプ3、5と、第2のアンプ5に接続されたキャパシタ7および第1の水晶振動子9と、キャパシタ7および第1の水晶振動子9に接続されたレクティファイア11と、レクティファイア11と第1のアンプ3との間にフィードバックして接続されたAGC17と、レクティファイア11に接続されたフィルタ13と、フィルタ13に接続されたデコーダ15とを有しており、アンテナ1により受信された長波標準電波が増幅・検波・複合されて、第1の時刻データとなる。そして、計時部として、第2の水晶振動子23を有する水晶発振器21と、水晶発振器21に接続された分周器19と、通常時には分周器19よりの第2の時刻データを入力して時刻表示すると共に、受信部が長波標準電波を受信している時には第1の時刻データを入力し、第1の時刻データに基づいて第2の時刻データを修正して正確な時刻データを得る時刻データ調整部25とを有している。
なお、先行技術としては、特許文献1として、分周器で基準クロックを分周したカウンター値と、発振回路からの基準クロック、また1/2文周したクロックにより、同期クロック生成回路でリアルタイムクロック装置内部の同期クロックを生成し、これを同期回路に分配し、同期クロック生成回路の入力と、基準クロックをカウントする分周器の入力と、発振回路からの基準クロック出力、または1/2文周回路で基準クロックを1/2文周したクロック出力とを、互いに直近に配置する技術が開示されている。
特開2001−277572公報 佐藤貴司:電波時計への取り組みと今後,長波標準電波シンポジウム集録,pp.17-21, 2001. 八宗岡 正 他:長波電波ウォッチの受信システム,日本時計学会誌,pp.64-72, No.146(1993)
しかしながら、上記図3に示すような従来の電波受信計時装置では、水晶フィルタとして、少なくとも1個の水晶振動子9が受信部に設けられていると共に、計時部においても、水晶振動子23を基準クロック源として設けており、少なくとも2個の水晶振動子が必要であり、装置全体が大型化してしまうと共に、高コストになるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、小型でかつ低コストの電波受信計時装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、長波標準電波を受信する受信部と、基準クロック源から発せられる基準クロックを計数する計時部と、前記受信部が長波標準電波を受信していない通常時は、前記計時部よりの計数結果に基づいた時刻データを採用すると共に、前記受信部が前記長波標準電波を受信した受信時に、前記計時部よりの計数結果に基づく時刻データを前記長波標準電波で修正する時刻データ調整手段とを有する電波受信計時装置であって、水晶振動子と、前記水晶振動子が、前記長波標準電波の受信期間中においては受信部のフィルタとして使用され、前記長波標準電波の非受信期間中においては、前記計時部の基準クロック源として使用されるように切り替える切替手段と、を具備することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記時刻データ調整手段が、半導体発振器を有する半導体装置からなり、前記長波標準電波の受信期間中においては、前記半導体発振器が、前記計時部の基準クロック源として使用されることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、電波時計において、小型化・低コスト化の障害となる水晶振動子をこれまでは最低2個は必要であったものを1個ですませることができ、装置の小型化・低コスト化が可能になる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施例)
図1は、本発明による電波受信計時装置の一実施形態の構成ブロック図である。
図1に示すように、この電波受信計時装置は、受信部と計時部とからなり、受信部として、アンテナ1と、アンテナ1に接続された第1および第2のアンプ3、5と、第2のアンプ5に接続されたキャパシタ7および水晶振動子9と、キャパシタ7および水晶振動子9に接続されたレクティファイア11と、レクティファイア11と第1のアンプ3との間にフィードバックして接続されたAGC17と、レクティファイア11に接続されたフィルタ13と、フィルタ13に接続されたデコーダ15とを有しており、アンテナ1により受信された長波標準電波が増幅・検波・複合されて、第1の時刻データとなる。そして、水晶振動子9は、スイッチ8、10を介して第2のアンプ5とレクティファイア11との間に接続されており、スイッチ8、10の切替により、後述する水晶発振器21に接続されるようになっている。
そして、計時部として、スイッチ8、10の切替により水晶振動子9に接続される水晶発振器21と、水晶発振器21に接続された分周器19と、通常時には、分周器19よりの第2の時刻データを入力して時刻表示すると共に、受信部が長波標準電波を受信している時には第1の時刻データを入力し、第1の時刻データに基づいて第2の時刻データを修正して正確な時刻データを得る時刻データ調整部25とを有している。そして、この時刻データ調整部25は、CPU、ROM、RAM等を有する半導体1チップ装置からなっており、基準クロックを発生する半導体クロック回路を有している。なお、半導体1チップ装置に、前述した第1および第2のアンプ3、5、キャパシタ7および水晶振動子9、レクティファイア11、AGC17、フィルタ13、デコーダ15、水晶発振器21、分周器19等を形成しても良い。
次に、図1に示した電波受信計時装置の動作について説明する。
まず、受信部が長波標準電波を受信していない通常時では、スイッチ8、10の切替により水晶振動子9は、水晶発振器21に接続されており、時刻データ調整部25は、分周器19よりの第2の時刻データを入力して時刻表示している。
そして、受信部が長波標準電波を受信している受信時では、スイッチ8、10の切替により水晶振動子9は、水晶フィルタとして第2のアンプ5とレクティファイア11との間に接続されており、時刻データ調整部25は、第1の時刻データを入力し、第1の時刻データに基づいて第2の時刻データを修正して正確な時刻データを得て時刻表示をする。
なお、受信部が長波標準電波を受信している受信時では、スイッチ8、10の切替により水晶振動子9は、水晶フィルタとして第2のアンプ5とレクティファイア11との間に接続されている。そのため、電波の受信に成功した場合は、時刻が標準時刻に修正され問題ないが、受信に失敗した場合、計時部の時刻データを修正せずそのまま使用するため、受信を試みた期間、計時部の計時動作が停止し、結果として時刻が遅れる。従って、その間、水晶発振器21には、時刻データ調整部25の半導体クロック回路よりのクロック信号が入力されて使用されるようになっている。
ここで、半導体クロック回路は、一般的な半導体回路であるCR発振回路・リング発振器等であり、さらには、標準電波の搬送波を抽出したクロックでもよく、電波時計としてのトータル精度に合わせるようにし、適当なものを使用すればよい。
なお、スイッチ8、10の切替は、前もって設定された長波標準電波の受信時刻を元にした時刻データ調整部25よりの指示信号により行われている。すなわち、水晶振動子9が計時部のクロック源から受信部のフィルタに切り替わるタイミングは、一般的には、CPUからの受信開始命令、もしくは計時部(水晶時計)が定刻になった時とし、逆の受信部のフィルタ機能からクロック源の機能に切り替わるタイミングは、標準電波を受信完了し、計時部の時刻データを修正した後となる。
本発明による電波受信計時装置の一実施形態の構成ブロック図である。 日本において、独立行政法人情報通信研究機構が送信している標準電波のタイムコードを示す図である。 従来の電波受信計時装置の構成ブロック図である。
符号の説明
1…アンテナ、3…アンプ、5…アンプ、7…キャパシタ、8、10…スイッチ、9…水晶振動子、11…レクティファイア、13…フィルタ、15…デコーダ、17…AGC、19…分周器、21…水晶発振器、25…時刻データ調整部

Claims (2)

  1. 長波標準電波を受信する受信部と、基準クロック源から発せられる基準クロックを計数する計時部と、前記受信部が長波標準電波を受信していない通常時は、前記計時部よりの計数結果に基づいた時刻データを採用すると共に、前記受信部が前記長波標準電波を受信した受信時に、前記計時部よりの計数結果に基づく時刻データを前記長波標準電波で修正する時刻データ調整手段とを有する電波受信計時装置であって、
    水晶振動子と、
    前記水晶振動子が、前記長波標準電波の受信期間中においては受信部のフィルタとして使用され、前記長波標準電波の非受信期間中においては、前記計時部の基準クロック源として使用されるように切り替える切替手段と、を具備することを特徴とする電波受信計時装置。
  2. 前記時刻データ調整手段が、半導体発振器を有する半導体装置からなり、前記長波標準電波の受信期間中においては、前記半導体発振器が、前記計時部の基準クロック源として使用されることを特徴とする請求項1記載の電波受信計時装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2555064A4 (en) * 2010-03-26 2017-12-27 Citizen Watch Co., Ltd. Atomic clock

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