JP3903986B2 - 時刻情報送受信装置、及び、時刻情報送受信用回路 - Google Patents

時刻情報送受信装置、及び、時刻情報送受信用回路 Download PDF

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Description

本発明は、時刻情報を含む信号を送受信する時刻情報送受信装置、及び、時刻情報送受信用回路に関する。
現在、各国(例えばドイツ、イギリス、スイス、日本等)において、時刻情報即ちタイムコード入りの標準電波が送出されている。我が国(日本)では、2つの送信所(福島県及び佐賀県)より、図9に示すようなフォーマットのタイムコードで振幅変調した40kHz及び60kHzの長波標準電波が送出されている。同図によれば、タイムコードは、正確な時刻の分の桁が更新される毎即ち1分毎に、1周期60秒のフレームで送出されている。
近年では、このようなタイムコード入り標準電波を受信してこれにより現在時刻データを修正する、いわゆる電波時計が実用化されている。電波時計は、所定時間毎に内蔵しているアンテナを介して標準電波を受信し、増幅変調してタイムコードを解読することにより現在時刻を修正している。
この種の電波時計は、室内に設置される場合、その設置場所、例えば鉄骨住宅内や地下室などでは標準電波の受信が不可能となることが多い。そこで、電波時計の設置場所の制限を解消するために、標準電波を受信し、受信した標準電波のタイムコードを所定の搬送波で変調して中継電波として送出する中継器等の時刻情報送受信装置が知られている。電波時計は、中継器から送出される中継電波を受信することで、設置場所に制限されることなく確実に時刻修正を行うことが可能となる。
このような中継装置には、例えば特許文献1に開示されている時刻信号中継装置等のように、中継電波の送信時刻を、電波時計における標準電波の受信時刻と異ならせたものが知られている。かかる時刻信号中継装置等では、予め定められた、電波時計が標準電波を受信して時刻情報を修正する時間帯とは異なる時刻に中継電波を送信することで、中継電波と標準電波との電界強度が近くなっても時刻情報中継装置からの中継電波が妨害電波となることを最小限に抑止でき、電波時計での時刻修正を精度高く確実に行うことができる。
また、特許文献2に開示されている時刻情報中継装置等のように、標準電波の受信頻度よりも中継電波の送信頻度の方を多くしたものも知られている。かかる時刻情報中継装置等では、ウオッチや携帯型クロック、時計機能付き家電製品のリモコンのように、比較的小さな受信機で受信部のアンテナも小さい場合や、或いは自在に移動可能である場合等、時刻情報中継装置から搬送される時刻情報を正確に受信しにくいものに対してより多くの標準時刻等の時刻情報を供給できる。
特開2000−75064号公報 特開2000−235091号公報
このように、中継器等の時刻情報送受信装置では、標準電波や他の中継器から送出された中継電波等の外部電波を受信し、所定の搬送波をタイムコードで振幅変調した中継電波を送出する。また、中継器では、送信する中継電波を生成する際の搬送波の周波数を、受信した外部電波の周波数と同一とすることが多いが、この場合、中継器が有するフィルタ等により、送信される中継電波と外部電波との間に位相のずれ(遅延)が生じる。
このため、図10に示すように、中継器3から送信される中継電波を受信する電波時計5では、互いに位相がずれた外部電波と中継電波とが重畳された合成信号を受信することになる。即ち、外部電波の搬送波を「Asin(ωt)」とし、外部電波に対する中継電波の位相のずれをφとすると、中継電波の搬送波は「Bsin(ωt+φ)」となる。従って、電波時計5が受信する電波(受信電波)は、次式(1)で与えられる信号となる。
Figure 0003903986
つまり、上式(1)によれば、外部電波に対する中継電波の位相のずれφによって合成信号の振幅が減少してしまい、電波時計5の受信感度が却って劣化する可能性があるという問題が生じていた。
上記事情に鑑み、本発明は、受信した時刻情報を含む信号の位相と、送信する時刻情報を含む信号との位相のずれを防止することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の時刻情報送受信装置は、
現在時刻を計時する計時手段(例えば、図1の計時回路部80)と、
第1のアンテナと、
この第1のアンテナで受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力手段(例えば、図1の受信回路62、図2の受信回路62A、図8の受信回路62B)と、
この時刻情報出力手段によって出力された時刻情報に基づいて前記計時手段によって計時されている現在時刻を修正すると共に、この修正した現在時刻から送信用時刻情報を生成する送信時刻生成手段(例えば、図1のCPU10;図5のステップS14、ステップS17)と、
前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成手段によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成手段(例えば、図2の変調器923a、図8の変調器923b;図5のステップS18)と、
この送信用信号生成手段によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化手段(例えば、図2の移相器925a、図8の移相器925b;図5のステップS19)と、
この位相変化手段によって位相変化された送信用信号を送信する第2のアンテナとを備え、
前記位相変化手段は、前記送信用信号の位相が前記第2のアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする。
また、請求項6記載の時刻情報送受信用回路は、
現在時刻を計時する計時回路(例えば、図1の計時回路部80)と、
受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力回路(例えば、図1の受信回路62、図2の受信回路62A、図8の受信回路62B)と、
この時刻情報出力回路によって出力された時刻情報に基づいて前記計時回路によって計時されている現在時刻を修正すると共に、この修正した現在時刻から送信用時刻情報を生成する送信時刻生成回路(例えば、図1のCPU10)と、
前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成回路によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成回路(例えば、図2の変調器923a、図8の変調器923b)と、
この送信用信号生成回路によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化回路(例えば、図2の移相器925a、図8の移相器925b)と、
前記位相変化回路は、前記送信用信号の位相がアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする。
この請求項1、及び請求項6に記載の発明によれば、受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する。そして、この出力された時刻情報に基づいて現在時刻を修正すると共に、この修正した現在時刻から送信用時刻情報を生成し、前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する。そして、この生成された送信用信号の位相を前記受信信号の位相に一致させて送信する。即ち、受信された受信信号と周波数が同一で且つ位相が同期した信号を送信することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の時刻情報送受信装置において、
前記時刻情報出力手段は、 所定周波数の信号を生成し出力する制御を行う発振制御手段(例えば、図3のVCO6315)と、
受信された所定周波数の受信信号と前記発振制御手段によって生成された信号との位相を比較する位相比較手段(例えば、図3の位相比較器6311)と、
この位相比較手段によって比較された結果を保持する比較結果保持手段(例えば、図3の電圧保持回路6314)と、
受信信号を受信しているときには前記位相比較手段による比較結果を出力し、送信用信号を送信しているときには前記比較結果保持手段によって保持された比較結果を出力するように比較結果を切替えて出力する切替え出力手段(例えば、図3のスイッチ回路6313)と、
この切替え出力手段によって出力された比較結果に基づいて前記発振制御手段によって生成される信号の周波数を帰還制御する帰還制御手段(例えば、図3の位相比較期6311、ループフィルタ6312、VCO6315)とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の時刻情報送受信装置において、前記時刻情報出力手段は、
アンテナで受信した受信信号を所定周波数の発振信号と合成して中間周波信号に変換する周波数変換手段(例えば、図8の周波数変換回路623)と、
前記中間周波信号と位相が同期する信号を生成する基準発振信号生成手段(例えば、図8の位相検波回路6316、LPF6317、電圧保持回路6318及び基準発振回路6241)と、
この基準発振信号生成手段によって生成された信号に基づいて前記中間周波信号を検波して時刻情報を出力する時刻情報検波出力手段(例えば、図8の乗算器6321及びLPF6322)と、
を含み、
前記送信用信号生成手段は、
前記基準発振信号生成手段によって生成された信号を逓倍又は分周することにより前記所定周波数の発振信号を生成する発振信号生成手段(例えば、図8の周波数生成回路6242)と、
前記基準発振信号生成手段によって生成された信号と前記所定周波数の発振信号とを乗算して乗算信号を生成する乗算信号生成手段(例えば、図8の乗算器921)と、
この乗算信号を前記受信信号と同一周波数の搬送波として前記送信用信号を生成する変調手段(例えば、図8の変調器923b)とを備えたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の時刻情報送受信装置は、
現在時刻を計時する計時手段(例えば、図1の計時回路部80)と、
第1のアンテナと、
この第1のアンテナで受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力手段(例えば、図1の受信回路62、図2の受信回路62A、図8の受信回路62B)と、
この時刻情報出力手段によって出力された時刻情報に基づいて前記計時手段によって計時されている現在時刻を修正する時刻修正手段(例えば、図1のCPU10;図7のステップS14)と、
前記計時手段によって計時された現在時刻に基づいて送信用時刻情報を生成する送信時刻生成手段(例えば、図1のCPU10;図7のステップS17)と、
前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成手段によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成手段(例えば、図2の変調器923a、図8の変調器923b;図7のステップS18)と、
この送信用信号生成手段によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化手段(例えば、図2の移相器925a、図8の移相器925b;図7のステップS17)と、
この位相変化手段によって位相変化された送信用信号を送信する第2のアンテナと、
この第2のアンテナによる前記送信用信号の送信と前記第1のアンテナによる前記受信信号の受信とを同時に行うように制御する送受信制御手段(例えば、図1の受信回路62及び送信回路90、図2の受信回路62A及び送信回路92A、図8の受信回路62B及び送信回路92B;図7のステップS21、ステップS19)とを備え、
前記位相変化手段は、前記送信用信号の位相が前記第2のアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする。
また、請求項7に記載の時刻情報送受信用回路は、
現在時刻を計時する計時回路(例えば、図1の計時回路部80)と、
受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力回路(例えば、図1の受信回路62、図2の受信回路62A、図8の受信回路62B)と、
この時刻情報出力回路によって出力された時刻情報に基づいて前記計時回路によって計時されている現在時刻を修正する時刻修正回路(例えば、図1のCPU10)と、
前記計時回路によって計時された現在時刻に基づいて送信用時刻情報を生成する送信時刻生成回路(例えば、図1のCPU10)と、
前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成回路によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成回路(例えば、図2の変調器923a、図8の変調器923b)と、
この送信用信号生成回路によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化回路(例えば、図2の移相器925a、図8の移相器925b)と、
この位相変化回路によって位相変化された送信用信号の送信と前記受信信号の受信とを同時に行うように制御する送受信制御回路(例えば、図1の受信回路62及び送信回路90、図2の受信回路62A及び送信回路92A、図8の受信回路62B及び送信回路92B)とを備え、
前記位相変化回路は、前記送信用信号の位相がアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させるたことを特徴とする。
この請求項4、及び請求項7に記載の発明によれば、受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する。そして、この出力された時刻情報に基づいて時刻を修正すると共に送信用時刻情報を生成する。そして、受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成し、この生成された中継電波の位相が前記受信信号の位相に一致するように送信用信号の位相を変化させ、この位相が変化された送信用信号の送信と受信信号の受信とを同時に行うことを可能とする。
更に、請求項5に記載の時刻情報送受信装置は、
前記時刻情報検波出力手段は、
所定周波数の信号を生成し出力する制御を行う発振制御手段(例えば、図6のVCO6315)と、
受信された所定周波数の受信信号と前記発振制御手段によって生成された信号との位相を比較する位相比較手段(例えば、図6の位相比較器6311)と、
この位相比較手段によって比較された結果に基づいて前記発振制御手段によって生成される信号の周波数を帰還制御する帰還制御手段(例えば、図6の位相比較期6311、ループフィルタ6312、VCO6315)とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、時刻情報を含む信号を送受信する時刻情報送受信装置、及び、時刻情報送受信用回路において、受信した時刻情報を含む信号に対して同一の位相、且つ同一の周波数を有する時刻情報を含む信号を送信することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
尚、以下では、本発明を時刻情報送受信装置の一種である中継器に適用した場合について説明するが、本発明の適用がこれに限定されるものではない。
<中継器の構成>
図1は、本実施の形態における中継器1の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、中継器1は、CPU(Central Processing Unit)10と、入力部20と、表示部30と、ROM(Read Only Memory)40と、RAM(Random Access Memory)50と、受信制御部60と、外部電波を受信する受信用のアンテナANT1と、タイムコード生成部70と、計時回路部80と、発振回路部82と、送信制御部90と、中継電波を送信する送信用のアンテナANT2とを備えて構成される。また、アンテナANT1、ANT2及び発振回路部82を除く各部はバスBによって接続され、発振回路部82は計時回路部80に接続されている。
CPU10は、所定のタイミング或いは入力部20から入力された操作信号に応じてROM40に格納されたプログラムを読み出してRAM50に展開し、該プログラムに基づいて中継器1を構成する各部への指示やデータの転送等を行う。具体的には、例えば所定時間毎に受信制御部60を制御して外部電波の受信処理を実行させ、タイムコード生成部70から入力された標準タイムコードに基づいて計時回路部80で計時される現在時刻データを修正する。また、計時回路部80で計時される現在時刻データ又はタイムコード生成部70で生成される標準タイムコードに基づいて送信用タイムコードを生成し、送信制御部90を制御して送信用タイムコードを含む中継電波の送信処理を実行させる。尚ここで、「外部電波」とは、送信所から送信された長波標準電波の他、他の中継器等から送出された長波標準電波と同一周波数の中継電波のことである。
入力部20は、中継器1の各種機能を実行させるためのスイッチ等で構成され、これらのスイッチが操作された場合には対応する操作信号をCPU10に出力する。
表示部30は、小型液晶ディスプレイ等で構成され、CPU10から入力される表示信号に基づいて現在時刻をデジタル表示等する。
ROM40は、中継器1にかかるシステムプログラムやアプリケーションプログラム、本実施の形態を実現するためのプログラムやデータ等を記憶する。
RAM50は、CPU10の作業領域として用いられ、ROM40から読み出されたプログラムや、CPU10で処理されたデータ等を一時的に記憶する。
受信制御部60は、受信回路62を備え、例えば所定時間毎に時刻情報を含む外部電波の受信処理を行う。受信回路62は、アンテナANT1で受信した電波信号から不要な周波数成分をカットして該当する周波数信号を取り出し、この周波数信号を対応する電気信号に変換してタイムコード生成部70へ出力する。
タイムコード生成部70は、受信回路62から入力された電気信号をデジタル信号に変換し、標準時刻コードや積算日コード、曜日コード等の計時機能に必要なデータを含む標準タイムコード(時刻情報)を生成してCPU10に出力する。
計時回路部80は、発振回路部82から入力される信号を計数して現在時刻を計時し、現在時刻データをCPU10に出力する。また、この現在時刻データは、CPU10により修正される。発振回路部82は、常時一定周波数のクロック信号を出力する回路である。
送信制御部90は、送信回路92を備え、計時回路部80で計時される現在時刻データ又はタイムコード生成部70で生成される標準タイムコードに基づく送信用タイムコードを含む中継電波の送信処理を行う。送信回路92は、CPU10で生成された送信用タイムコードで所定の搬送波を振幅変調し、中継電波としてアンテナANT2から送信する。
このように構成される中継器1に適用される2つの実施形態を、以下、順に説明する。
[第1実施形態]
先ず、第1実施形態を説明する。
第1実施形態では、受信回路62としてストレート方式を用いる。
<構成>
図2は、第1実施形態における中継器1の受信回路62及び送信回路92の回路構成を示すブロック図である。尚、同図では、外部電波の受信及び中継電波の送信にかかる構成要素のみを示している。第1実施形態では、受信回路62としてストレート方式の受信回路62Aが用いられ、送信回路92として送信回路92Aが用いられる。
同図によれば、受信回路62Aは、アンテナANT1と、RF増幅回路621と、フィルタ回路622と、AGC回路628aと、検波回路629aとを備えて構成される。
アンテナANT1は、所定周波数の外部電波を受信することができ、例えばバーアンテナによって構成される。アンテナANT1で受信された外部電波は、電気信号に変換されて出力される。
RF増幅回路621は、アンテナANT1から入力された電気信号を、AGC回路628aから入力される利得制御信号に応じた増幅度で増幅(或いは減衰)して出力する。
フィルタ回路622は、バンドパスフィルタ等で構成され、RF増幅回路621から入力された信号に対して受信周波数(アンテナANT1で受信する外部電波の周波数)を中心とする所定範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分を遮断して信号a1として出力する。
AGC回路628aは、フィルタ回路622から入力された信号a1の強弱(レベル強弱)に従って、RF増幅回路621の増幅度を調整する制御信号を出力する。
検波回路629aは、キャリア抽出回路631aと、信号再生回路632aとを有しており、フィルタ回路622から入力された信号a1を検波し、検波信号を時計データ信号c1として出力する。検波回路629aから出力された時計データ信号c1はタイムコード生成部70に入力され、標準タイムコードが生成される。生成された標準タイムコードはCPU10に入力され、現在時刻データの修正等の各種処理に利用される。
キャリア抽出回路631aは、PLL回路等で構成され、フィルタ回路622から入力された信号a1と同一周波数且つ同一位相のキャリア信号b1を生成して出力する。
図3に、キャリア抽出回路631aの詳細な回路構成を示す。同図によれば、キャリア抽出回路631aは、位相比較器6311と、ループフィルタ6312と、スイッチ回路6313と、電圧保持回路6314と、VCO(Voltage Controlled Oscillator;電圧制御発振器)6315とを有している。
位相比較器6311は、フィルタ回路622から入力された信号a1の位相とVCO6315から入力された信号b1との位相を比較し、位相差に応じた信号(パルス信号)を生成して出力する。
ループフィルタ6312は、LPF等で構成され、位相比較器6311から入力された信号に対して高周波成分を遮断し、平滑化(積分)した信号を出力する。
スイッチ回路6313は、CPU10から入力される送受信切替信号d4に応じて端子i1、i2の接続を切り換える。具体的には、送受信切替信号d4が受信側に切り替えられている場合には端子i1を接続(ON)し、送受信切替信号d4が送信側に切り替えられている場合には端子i2を接続(OFF)する。
電圧保持回路6314は、コンデンサ等で構成され、信号が入力されている間はこの入力信号の信号レベル(電圧)を保持するとともに、入力が切断されると、その直前の入力信号の信号レベル(電圧)を保持し続ける。即ち、スイッチ回路6313がONされている間は、ループフィルタ6312から入力される信号の信号レベル(電圧)を保持し、スイッチ回路6313がOFFされると、その直前にループフィルタ6312から入力された信号の信号レベル(電圧)を保持し続ける。
VCO6315には、スイッチ回路6313がONされている場合には、ループフィルタ6312から出力される信号の信号レベル(電圧)が制御電圧として入力され、スイッチ回路6313がOFFされている場合には、電圧保持回路6314に保持されている電圧が制御電圧として入力される。そして、VCO6315は、入力される制御電圧に応じて位相を調整した所定周波数の発振信号をキャリア信号b1として出力する。
従って、キャリア抽出回路631aからは、送受信切替信号d4が受信側に切り替えられている(即ち、外部電波を受信している)間は、受信した外部電波に基づく信号a1に位相同期したキャリア信号b1が出力される。また、送受信切替信号d4が送信側に切り替えられている(即ち、外部電波を受信していない)間は、外部電波の受信を終了する直前に受信された外部電波に基づく信号a1に位相同期したキャリア信号b1が出力される。
また、図2において、信号再生回路632aは、キャリア抽出回路631aから入力されたキャリア信号b1に基づいてフィルタ回路622から入力された信号a1を検波(再生)し、検波信号を時計データ信号c1としてタイムコード生成部70へ出力する。
送信回路92Aは、変調器923aと、フィルタ回路924、927と、移相器925aと、送信電力増幅回路926と、アンテナANT2とを備えて構成される。
変調器923aには、キャリア抽出回路631aから出力されたキャリア信号b1と、CPU10から出力された送信用タイムコードd1とが入力される。そして、変調器923aは、入力されたキャリア信号b1を送信用タイムコードd1で振幅変調した振幅変調信号を生成する。
フィルタ回路924は、バンドパスフィルタ等で構成され、変調器923aから入力された信号に対して送信周波数(アンテナANT2から送信する中継電波の周波数)を中心とする所定範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分を遮断して出力する。
移相器925aは、フィルタ回路924から入力された信号の位相を所定量だけ変化(進ませる又は遅らせる;移相)させて出力する。
送信電力増幅回路926は、移相器925aから入力された信号の電力を増幅して出力する。
フィルタ回路927は、バンドパスフィルタ等で構成され、送信電力増幅回路926から入力された信号に対して送信周波数を中心とする所定範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分を遮断して出力する。フィルタ回路927から出力された信号は、中継電波としてアンテナANT2から送信される。
ここで、移相器925aによる信号の移相について説明する。
図4は、アンテナANT1で受信する外部電波及び送信回路92A内の各信号の位相の変化を概念的に示す図である。同図中、上部左から順に、(a)外部電波、(b)フィルタ回路924から出力される信号、(c)移相器925aから出力される信号、(d)送信電力増幅回路926から出力される信号、(e)フィルタ回路927から出力させる信号(即ち、中継電波)、のそれぞれについて、(a)外部電波の位相を「0」とした相対的な位相がベクトルで示されている。
同図によれば、(b)フィルタ回路924から出力される信号は、主に、受信回路62Aが有するフィルタやフィルタ回路924を通過することで、(a)外部電波に対して位相がθ1だけ遅れている。
また、移相器925aは、入力される信号の位相をγだけ進ませることとすると、(c)移相器925aから出力される信号は、(b)フィルタ回路924から出力される信号に対して位相がγだけ進んでいる。
また、(d)送信電力増幅回路926から出力される信号は、送信電力増幅回路926を通過することで、(c)移相器925aから出力される信号に対して位相がθ2だけ遅れている。
また、(e)フィルタ回路927から出力される信号は、フィルタ回路927を通過することで、(d)送信電力増幅回路926から出力される信号に対して位相がθ3だけ遅れる。
即ち、(e)中継電波の位相は、(a)外部電波の位相に対して「θ1+θ2−γ+θ3」だけ遅れることになる。従って、移相器925aが、この位相の遅れ(遅延)を補正するよう、入力される信号の位相を「γ=θ1+θ2+θ3」だけ進めることで、(a)中継電波と、(e)外部電波と、の位相のずれが「0」となる。
<動作>
第1実施形態における中継器1の動作を説明する。
図5は、中継器1の動作をフローチャートの形態で表した図である。
同図によれば、先ず、CPU10は、受信制御部60を制御して外部電波の受信を開始させるとともに、受信回路62Aのキャリア抽出回路631aに対して受信切替信号を出力する(ステップS11)。
すると、受信回路62Aにおいては、アンテナANT1で受信された外部電波を増幅した信号a1が検波回路629aに入力される。そして、キャリア抽出回路631aにより、信号a1と同一周波数且つ同一位相のキャリア信号b1が生成されるとともに、信号再生回路632aにより、信号a1を検波した検波信号として時計データ信号c1が生成される(ステップS12)。
次いで、タイムコード生成部70により、受信回路62Aから出力された時計データ信号c1に基づく標準タイムコードが生成され(ステップS13)、CPU10は、生成された標準タイムコードに従って計時回路部80の現在時刻データを修正する(ステップS14)。
その後、CPU10は、受信制御部60を制御して外部電波の受信を終了させるとともに、受信回路62Aのキャリア抽出回路631aに送信切替信号を出力する(ステップS15)。従って、これ以降、キャリア抽出回路631aでは、送信切替信号が入力された直前に入力された信号a1、即ち受信終了直前に受信された外部電波に基づく信号a1に位相同期したキャリア信号b1が生成され続ける。
また、CPU10は、修正した現在時刻データに基づいて、表示部30に表示させている現在時刻を修正し(ステップS16)、続いて、修正した現在時刻データに基づく送信用タイムコードd1を生成する(ステップS17)。その後、送信制御部90を制御して中継電波の送信を開始させる。
すると、送信回路92Aでは、変調器923aにより、CPU10で生成された送信用タイムコードd1でキャリア抽出回路631aから出力されるキャリア信号b1を振幅変調した振幅変調信号が生成され(ステップS18)、次いで、この振幅変調信号が位相器925aによって移相され、外部電波と位相同期した中継電波がアンテナANT2から送信される(ステップS19)。
そして、中継電波の送信が所定時間の間行われると、CPU10は、送信制御部90を制御して中継電波の送信を終了させる(ステップS20)。
このように、中継器1において、第1実施形態における外部電波の受信及び中継電波の送信が行われる。
<作用・効果>
以上、第1実施形態によれば、先ず、受信回路62Aにおいて外部電波の受信処理がなされて、受信した外部電波を増幅させた信号a1と同一周波数且つ同一位相のキャリア信号b1が生成されるとともに、このキャリア信号b1に基づいて信号a1が検波(同期検波)されて時計データ信号c1が出力される。次いで、CPU10により、時計データ信号c1に基づく標準タイムコードに従って現在時刻データの修正がなされ、送信用タイムコードd1が生成される。その後、送信回路92Aにおいて中継電波の送信処理がなされて、受信終了直前に受信された外部電波に基づく信号a1に位相同期したキャリア信号b1を送信用タイムコードd1で振幅変調した振幅変調信号が生成されるとともに、アンテナANT2から送信される中継電波が外部電波と位相同期するよう、移相器925bによって振幅変調信号が移相される。即ち、中継器1から送信される中継電波は、外部電波と同一周波数であるとともに、位相同期した(位相ずれがない)信号となる。
尚、第1実施形態では、外部電波を受信した後、中継電波の送信を行っている。即ち、外部電波の受信と中継電波の送信とを同時に行っていないが、外部電波の受信と中継電波の送信とを同時に行うこととしても良い。この場合には、キャリア抽出回路631aを、図6に示すキャリア抽出回路631bに置き換えることができる。
同図によれば、キャリア抽出回路631b、スイッチ回路6313及び電圧保持回路6314を不要とし、位相比較器6311と、ループフィルタ6312と、VCO6315と、を有して構成される。そして、ループフィルタ6312から出力される信号が、常に制御電圧としてVCO6315に入力される。
そして、外部電波の受信と中継電波の送信とを同時に行う場合の中継器1の動作をフローチャートの形態で表した図を図7に示す。尚、同図において、図5と同一のステップについては同一のステップ番号を付している。
図7によれば、CPU10は、先ず、受信制御部60を制御して外部電波の受信を開始させるとともに、送信制御部90を制御して中継電波の送信を開始させる(ステップS21)。
すると、受信回路62Aにおいては、アンテナANT1で受信した外部電波を増幅した信号a1が検波回路629aに入力される。そして、キャリア抽出回路631aにより、信号a1と同一周波数且つ同一位相のキャリア信号b1が生成されるともに、信号再生回路632aにより、信号a1を検波した検波信号として時計データ信号c1が生成される(ステップS12)。
次いで、タイムコード生成部70により、受信回路62Aから出力された時計データ信号c1に基づく標準タイムコードが生成され(ステップS13)、CPU10は、生成された標準タイムコードに従って計時回路部80の現在時刻データを修正し(ステップS14)、時刻の表示を修正する(ステップS16)。
またその一方で、CPU10は、計時回路部80で計時されている現在時刻データに基づく送信用タイムコードd1を生成する(ステップS17)。そして、送信回路92Aにおいては、変調器923aにより、送信用タイムコードd1が、キャリア抽出回路631aから出力されるキャリア信号b1で振幅変調した振幅変調信号が生成され(ステップS18)、次いで、この振幅変調信号が位相器925aによって移相され、外部電波と位相同期した中継電波がアンテナANT2から出力される(ステップS19)。
そして、外部電波の受信及び中継電波の送信が所定時間の間行われると(ステップS22:YES)、CPU10は、受信制御部60を制御して外部電波の受信を終了させるとともに、送信制御部90を制御して中継電波の送信を終了させる。
このように、中継器1において、外部電波の受信及び中継電波の送信が同時に行われる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、受信回路62としてスーパーヘテロダイン方式を用いる。尚、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<構成>
図8は、第2実施形態における中継器1の受信回路62及び送信回路92の回路構成を示すブロック図である。尚、同図では、外部電波の受信及び中継電波の送信にかかる構成要素のみを示している。第2実施形態では、受信回路62としてスーパーヘテロダイン方式の受信回路62Bが用いられ、送信回路92として送信回路92Bが用いられる。
同図によれば、受信回路62Bは、アンテナANT1と、RF増幅回路621と、フィルタ回路622、625、627と、周波数変換回路623と、周波数シンセサイザ回路624と、IF増幅回路626と、AGC回路628bと、検波回路629bと、を備えて構成される。
周波数変換回路623は、フィルタ回路622から入力された信号と周波数シンセサイザ回路624から入力された局部発振信号eとを合成し、中間周波数の信号(中間周波信号)に変換して出力する。
周波数シンセサイザ回路624は、基準発振回路6241と、周波数生成回路6242と、を有しており、所定周波数の局部発振信号eを生成する。
基準発振回路6241は、VCO等で構成され、電圧保持回路6318から入力された位相補正信号(制御電圧)に応じて位相を補正した基準発振信号b2を生成して出力する。
周波数生成回路6242は、CPU10から入力される周波数設定データd3に従って、基準発振回路6241から入力される基準発振信号b2を分周(或いは逓倍)し、局部発振信号eを生成して出力する。尚、この周波数設定データは、受信する外部電波の周波数(受信周波数;例えば、40kHz又は60kHz)に基づき、所定の中間周波数の信号(中間周波信号;例えば、50kHz)が生成されるように決定される。
フィルタ回路625は、バンドパスフィルタ等で構成され、周波数変換回路623から入力された中間周波信号に対して中間周波数を中心とした所定範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分を遮断して出力する。
IF増幅回路626は、フィルタ回路625から入力された信号を、AGC回路628bから入力された制御信号に応じて増幅(或いは減衰)して出力する。
フィルタ回路627は、バンドパスフィルタ等で構成され、IF増幅回路626から入力された信号に対して中間周波数を中心とする所定範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分を遮断して信号a2として出力する。
AGC回路628bは、フィルタ回路627から入力された信号a2の強弱に従って、RF増幅回路621及びIF増幅回路626の増幅度を調整する利得制御信号を生成して出力する。
検波回路629bは、位相検波回路6316と、LPF6317、6322と、電圧保持回路6318と、乗算器6321とを有しており、フィルタ回路627から入力された信号a2を検波し、検波信号を時計データ信号c2として出力する
位相検波回路6316は、フィルタ回路627から入力された信号a2を、基準発振回路6241から入力される基準発振信号b2に基づいて検波(位相検波)する。
LPF6317は、位相検波回路6316から入力された信号に対して所定の低域範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分(高周波成分)を遮断した信号を出力する。
電圧保持回路6318は、コンデンサ等を有して構成され、CPU10から入力される送受信切替信号d4に応じて、LPF6317から入力される信号の信号レベル(電圧)を保持する。具体的には、送受信切替信号d4が受信側に切り替えられている間は、LPF6317から入力されている信号の信号レベル(電圧)を位相補正信号として出力し、送受信切替信号d4が送信側に切り替えられている間は、この送受信切替信号d4が入力される直前に入力された信号の信号レベル(電圧)を保持し続け、位相補正信号として出力する。
従って、基準発振回路6241からは、送受信切替信号d4が受信側に切り替えられている(即ち、外部電波を受信している)間は、受信した外部電波に基づく信号a2に位相同期した基準発振信号b2が出力される。また、送受信切替信号d4が送信側に切り替えられている(即ち、外部電波を受信していない)間は、外部電波の受信を終了する直前に入力された外部電波に基づく信号a2に位相同期した基準発振信号b2が出力される。
乗算器6321は、基準発振回路6241から入力される基準発振信号b2と、フィルタ回路627から入力される信号a2とを乗算(合成)し、合成後の信号を出力する。
LPF6322は、乗算器6321から入力された信号に対して所定範囲の低域周波数を通過させ、範囲外の周波数成分(高周波成分)を遮断した信号を、検波信号である時計データ信号c2として出力する。
また、送信回路92Bは、乗算器921と、フィルタ回路922、924、927と、変調器923bと、移相器925bと、送信電力増幅回路926と、アンテナANT2とを備えて構成される。
乗算器921には、周波数生成回路6242から出力された局部発振信号eと、基準発振回路6241から出力された基準発振信号b2とが入力される。そして、乗算器921は、入力された局部発振信号eと基準信号とを乗算(合成)し、乗算した後の信号を出力する。
フィルタ回路922は、バンドパスフィルタ等で構成され、乗算器921から入力された信号に対して送信周波数を中心とする所定範囲の周波数を通過させ、範囲外の周波数成分を遮断して出力する。
変調器923bは、フィルタ回路922から入力された信号を搬送波としてCPU10から入力された送信用タイムコードd2で振幅変調した振幅変調信号を生成する。
移相器925bは、フィルタ回路924から入力された信号の位相を所定量だけ変化(進ませる又は遅らせる;移相)させて出力する。即ち、移相器925bは、第1実施形態1における移相器925aと同様に、アンテナANT2から送信される中継電波の、アンテナANT1で受信される外部電波に対する位相遅延を補正するように、振幅変調信号を移相する。
<動作>
次に、第2実施形態における中継器1の動作を説明する。
第2実施形態における中継器1の動作は、上述した第1実施形態における動作(図5参照)と同様である。即ち、先ず、CPU10は、受信制御部60を制御して外部電波の受信処理を開始させるとともに、受信回路62Bの電圧保持回路6318に対して受信切替信号を出力する(ステップS11)。
すると、受信回路62Bにおいては、アンテナANT1で受信された外部電波が、周波数生成回路6242から出力される局部発振信号eと合成されて中間周波信号に変換され、この中間周波信号を増幅した信号a2が検波回路629bに入力される。そして、検波回路629bにおいて、電圧保持回路6318から出力される位相補正信号により、信号a2と位相同期した信号が基準発振回路6241から出力されるとともに、信号a2を検波した検波信号として時計データ信号c2が生成される(ステップS12)。
次いで、タイムコード生成部70により、受信回路62Bから出力された時計データ信号c2に基づく標準タイムコードが生成され、CPU10は、生成された標準タイムコードに従って計時回路部80の現在時刻データを修正する(ステップS13)。
その後、CPU10は、受信制御部60を制御して外部電波の受信を終了させるとともに、受信回路62Bの電圧保持回路6318に送信切替信号を出力する(ステップS15)。従って、これ以降、基準発振回路6241からは、電圧保持回路6318に送信切替信号が入力された直前の信号a2、即ち受信終了直前に受信された外部電波に基づく信号a2に位相同期した基準発振信号b2が生成され続ける。
また、CPU10は、修正した現在時刻データに基づいて、表示部30に表示させている現在時刻を修正し(ステップS16)、続いて、修正した現在時刻データに基づく送信用タイムコードd2を生成する(ステップS17)。その後、送信制御部90を制御して中継電波の送信を開始させる。
すると、送信回路92Bでは、変調器923bにより、CPU10で生成された送信用タイムコードd2で、局部発振信号eと基準発振信号b2とを合成した信号を振幅変調した振幅変調信号が生成され(ステップS18)、次いで、この振幅変調信号が移相器925bにより移相されることで、外部電波と位相同期した中継電波がアンテナANT2から送信される(ステップS19)。
そして、中継電波の送信が所定時間の間行われると、CPU10は、送信制御部90を制御して中継電波の送信を終了させる(ステップS20)。
このように、中継器1において、第2実施形態における外部電波の受信及び中継電波の送信が行われる。
<作用・効果>
以上、第2実施形態によれば、先ず、受信回路62Bにおいて外部電波の受信処理がなされて、受信した外部電波が局部発振信号eと合成されて中間周波信号に変換され、この中間周波信号を増幅しフィルタを通過させた信号a2に位相同期した基準発振信号b2が生成されるとともに、この基準発振信号b2に基づいて信号a2が検波されて時計データ信号c2が生成される。次いで、CPU10により、時計データ信号c2に基づく標準タイムコードに従って現在時刻の修正がなされ、送信用タイムコードd2が生成される。その後、送信回路92Bにおいて中継電波の送信がなされて、局部発振信号eと受信終了直前に受信された外部電波に基づく信号a2に位相同期した基準発振信号b2とを合成した信号を搬送波として送信用タイムコードd2で振幅変調されて振幅変調信号が生成されるとともに、アンテナANT2から送信される中継電波が外部電波と位相同期するよう、移相器925bによって振幅変調信号が移相される。
即ち、局部発振信号eは基準発振信号b2を分周(或いは逓倍)することで生成されるため、基準発振信号b2と局部発振信号eとは位相同期した信号となり、この基準発振信号b2と局部発振信号eとを合成した信号(即ち、振幅変調に用いる搬送波)は、基準発振信号b2及び局部発振信号eと位相同期した信号であるとともに、外部電波の周波数(受信周波数)と同一周波数の信号となる。従って、中継器1から送信される中継電波は、外部電波と同一周波数であるとともに、位相同期した(位相ずれがない)信号となる。
尚、第2実施形態において、位相検波回路6316では、基準発振信号b2に基づいて位相検波を行っているが、更にこの基準発振信号b2を逓倍又は分周した信号を用いて位相検波を行うこととしても良い。
[変形例]
尚、本発明の適用は、上述した第1、第2実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であるのは勿論である。
本実施形態における中継器の内部構成図。 第1実施形態における中継器の受信回路と送信回路の内部構成図。 第1実施形態におけるキャリア抽出回路の回路構成図。 第1実施形態における移相器による信号の移相を説明するための図。 第1実施形態における中継器の動作をフローチャートの形態で表した図。 第1実施形態におけるキャリア抽出回路の変形例。 外部電波の受信と中継電波の送信とを同時に行う場合の中継器の動作をフローチャートの形態で表した図。 第2実施形態における中継器の回路構成図。 タイムコードのフォーマット。 外部電波と中継電波との位相ずれによる問題を説明する図。
符号の説明
1 中継器
10 CPU
20 入力部
30 表示部
40 ROM
50 RAM
60 受信制御部
62(62A、62B) 受信回路
ANT1 アンテナ
621 RF増幅回路
622、625、627 フィルタ回路
623 周波数変換回路
624 周波数シンセサイザ
6241 基準発振回路
6242 周波数生成回路
626 IF増幅回路
628a、628b AGC回路
629a、629b 検波回路
631a、631b キャリア抽出回路
6311 位相比較器
6312 ループフィルタ
6313 スイッチ回路
6314、6318 電圧保持回路
6315 VCO(電圧制御発振器)
632a 信号再生回路
6316 位相検波回路
6317、6322 LPF
6321 乗算器
70 タイムコード生成部
80 計時回路部
82 発振回路部
90 送信制御部
92(92A、92B) 送信回路
921 乗算器
922、924、926 フィルタ回路
923a、923b 変調器
925a、925b 移相器
926 送信電力増幅回路
ANT2 アンテナ

Claims (7)

  1. 現在時刻を計時する計時手段と、
    第1のアンテナと、
    この第1のアンテナで受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力手段と、
    この時刻情報出力手段によって出力された時刻情報に基づいて前記計時手段によって計時されている現在時刻を修正すると共に、この修正した現在時刻から送信用時刻情報を生成する送信時刻生成手段と、
    前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成手段によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成手段と、
    この送信用信号生成手段によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化手段と、
    この位相変化手段によって位相変化された送信用信号を送信する第2のアンテナとを備え、
    前記位相変化手段は、前記送信用信号の位相が前記第2のアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする時刻情報送受信装置。
  2. 前記時刻情報出力手段は、
    所定周波数の信号を生成し出力する制御を行う発振制御手段と、
    受信された所定周波数の受信信号と前記発振制御手段によって生成された信号との位相を比較する位相比較手段と、
    この位相比較手段によって比較された結果を保持する比較結果保持手段と、
    受信信号を受信しているときには前記位相比較手段による比較結果を出力し、送信用信号を送信しているときには前記比較結果保持手段によって保持された比較結果を出力するように比較結果を切替えて出力する切替え出力手段と、
    この切替え出力手段によって出力された比較結果に基づいて前記発振制御手段によって生成される信号の周波数を帰還制御する帰還制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の時刻情報送受信装置。
  3. 前記時刻情報出力手段は、
    アンテナで受信した受信信号を所定周波数の発振信号と合成して中間周波信号に変換する周波数変換手段と、
    前記中間周波信号と位相が同期する信号を生成する基準発振信号生成手段と、
    この基準発振信号生成手段によって生成された信号に基づいて前記中間周波信号を検波して時刻情報を出力する時刻情報検波出力手段と、
    と、を含み、
    前記送信用信号生成手段は、
    前記基準発振信号生成手段によって生成された信号を逓倍又は分周することにより前記所定周波数の発振信号を生成する発振信号生成手段と、
    前記基準発振信号生成手段によって生成された信号と前記所定周波数の発振信号とを乗算して乗算信号を生成する乗算信号生成手段と、
    この乗算信号を前記受信信号と同一周波数の搬送波として前記送信用信号を生成する変調手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の時刻情報送受信装置。
  4. 現在時刻を計時する計時手段と、
    第1のアンテナと、
    この第1のアンテナで受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力手段と、
    この時刻情報出力手段によって出力された時刻情報に基づいて前記計時手段によって計時されている現在時刻を修正する時刻修正手段と、
    前記計時手段によって計時された現在時刻に基づいて送信用時刻情報を生成する送信時刻生成手段と、
    前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成手段によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成手段と、
    この送信用信号生成手段によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化手段と、
    この位相変化手段によって位相変化された送信用信号を送信する第2のアンテナと、
    この第2のアンテナによる前記送信用信号の送信と前記第1のアンテナによる前記受信信号の受信とを同時に行うように制御する送受信制御手段とを備え、
    前記位相変化手段は、前記送信用信号の位相が前記第2のアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする時刻情報送受信装置。
  5. 前記時刻情報出力手段は、
    所定周波数の信号を生成し出力する制御を行う発振制御手段と、
    受信された所定周波数の受信信号と前記発振制御手段によって生成された信号との位相を比較する位相比較手段と、
    この位相比較手段によって比較された結果に基づいて前記発振制御手段によって生成される信号の周波数を帰還制御する帰還制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の時刻情報送受信装置。
  6. 現在時刻を計時する計時回路と、
    受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力回路と、
    この時刻情報出力回路によって出力された時刻情報に基づいて前記計時回路によって計時されている現在時刻を修正すると共に、この修正した現在時刻から送信用時刻情報を生成する送信時刻生成回路と、
    前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成回路によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成回路と、
    この送信用信号生成回路によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化回路とを備え、
    前記位相変化回路は、前記送信用信号の位相がアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする時刻情報送受信用回路。
  7. 現在時刻を計時する計時回路と、
    受信した受信信号から時刻情報を検出し出力する時刻情報出力回路と、
    この時刻情報出力回路によって出力された時刻情報に基づいて前記計時回路によって計時されている現在時刻を修正する時刻修正回路と、
    前記計時回路によって計時された現在時刻に基づいて送信用時刻情報を生成する送信時刻生成回路と、
    前記受信信号と同一周波数の搬送波を前記送信時刻生成回路によって生成された送信用時刻情報で変調することにより前記受信信号と同一周波数の送信用信号を生成する送信用信号生成回路と、
    この送信用信号生成回路によって生成された送信用信号の位相を変化させる位相変化回路と、
    この位相変化回路によって位相変化された送信用信号の送信と前記受信信号の受信とを同時に行うように制御する送受信制御回路とを備え、
    前記位相変化回路は、前記送信用信号の位相がアンテナによる送信時に前記受信信号の位相に一致するように当該送信用信号の位相を変化させることを特徴とする時刻情報送受信用回路
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