JP2007046690A - リニアガイド装置 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0635Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
    • F16C29/065Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C33/37Loose spacing bodies
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】スライダをレールから引き抜いたときに転動体が脱落するのを防止する手段を提供する。
【解決手段】 レール転動体ガイド面を備えたレールと、前記レール転動体ガイド面と対向するスライダ転動体ガイド面と戻り路とを有し、該転動体を隔置して転動体同士の接触を防止する隔置部を有する複数の保持ピースとを備えたリニアガイド装置において、前記保持ピースの隔置部の両側に、ガイド腕部を設け、循環路の外側を上部とし、内側を下部とし、前記転動体を挟んで隣り合う2つの保持ピースのそれぞれのガイド腕部の下部を、前記隔置部から両側に前記転動体の中心に達しない位置まで同じ長さで伸長させてその先端を円弧状とし、前記2つの保持ピースのガイド腕部の対向する端部の一方の保持ピースの一の側の前記端部に、他方の保持ピースのガイド腕部の上部の他の側の端部を噛み合わせることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械や製造機械、測定機械等の機械装置の案内部に設けられ、テーブル等の移動台を直線的に移動させるためのリニアガイド装置に関する。
従来のリニアガイド装置は、レール転動体ガイド面とスライダ転動体ガイド面により形成される負荷路と、戻り路と、方向転換路とにより形成した循環路に複数の転動体を装填し、これらの転動体が循環路を循環してスライダがレールを直線往復運動するように構成し、転動体の間に互いの接触を防止するための隔置部を備えた保持ピースを間装し、この保持ピースの隔置部に設けた比較的短い鍔状の案内部を循環路に設けた案内溝に案内させて循環路を循環する転動体を保持している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−92800号公報(第3頁43行目―第4頁8行目)
しかしながら、上述した従来の技術においては、案内溝により案内される保持ピースの案内部が比較的短い鍔状であるため、リニアガイド装置のスライダをレールから引き抜いたときに案内溝と案内部の間の隙間による保持ピースの回転角度が大きくなり、状況によっては保持ピースの隔置部に移動方向の前後で挟まれている転動体が脱落する可能性があるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、スライダをレールから引き抜いたときに転動体が脱落するのを防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、レール転動体ガイド面を備えたレールと、前記レール転動体ガイド面と対向するスライダ転動体ガイド面と戻り路とを有し、前記レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、該スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、前記レール転動体ガイド面とスライダ転動体ガイド面とにより形成される負荷路と、該負荷路を前記方向転換路と戻り路により連結した循環路を循環する複数の転動体と、該転動体を隔置して転動体同士の接触を防止する隔置部を有する複数の保持ピースとを備えたリニアガイド装置において、前記保持ピースの隔置部の両側に、前記転動体の中心を結ぶ方向に伸長するガイド腕部を設け、該ガイド腕部の前記転動体の中心を結ぶ中心線を境にした前記循環路の外側を上部とし、内側を下部とし、前記転動体を挟んで隣り合う2つの保持ピースのそれぞれのガイド腕部の下部を、前記隔置部から両側に前記転動体の中心に達しない位置まで同じ長さで伸長させてその先端を円弧状とし、前記2つの保持ピースのガイド腕部の対向する端部の一方の保持ピースの一の側の前記端部に、他方の保持ピースのガイド腕部の上部の他の側の端部を噛み合わせることを特徴とする。
このように、本発明は、一方の保持ピースのガイド腕部の一端に他方の保持ピースのガイド腕部の他端を噛み合わせて循環路の案内溝に案内されるガイド腕部の長さを長くするようにしたことによって、案内溝とガイド腕部の間の隙間による保持ピースの回転角度を小さくすることができ、レールからスライダを引き抜いたときに隔置部に移動方向の前後で挟まれている転動体の脱落を防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明によるリニアガイド装置の実施例について説明する。
図1は実施例1のリニアガイド装置を示す斜視図、図2はA−A断面線の右側半断面図、図3は実施例1の保持ピースを示す説明図である。
図1において、1はリニアガイド装置である。
2はリニアガイド装置1のレールであり、合金鋼等の鋼材で製作された略I字状の断面形状を有する長尺の棒状部材であって、その上面2aには機械装置の基台等にレール2を固定するための段付ボルト穴3が所定のピッチで複数設けられている。
4は軌道凹部であり、レール2の両方の側面の長手方向に沿って形成された一対のレール転動体ガイド面としてのレール軌道面4a、4bを有する略V字状の溝である。
5はスライダであり、合金鋼等の鋼材で製作された略コの字状の断面形状を有する鞍状部材であって、その上面にはねじ穴5aが設けられており、このねじ穴5aを用いて機械装置の移動台等がボルト等により締結される。
6a、6bは一対のスライダ転動体ガイド面としてのスライダ軌道面であり、スライダ5の両方の袖壁5bの内側にレール軌道面4a、4bと対向して設けられる。
7はエンドキャップであり、金属材料や樹脂材料等で製作され、スライダ5の移動方向の前後端に配置され、ボルト等により締結される。
8は転動体としてのころであり、合金等の鋼材を円柱状に成形して製作される。
9は保持ピースであり、樹脂材料等により射出成形等の成形手段で製作され、図3に2点鎖線で示すころ8を隔置してころ8同士の接触を防止するために矢印Aで示すスライダ移動方向の前後にころ8の外径より大きい円弧状の凹部を背面配置で掘り込んだ隔置部10と隔置部10のころ8の軸方向の両側にころ8の中心を結ぶ方向に伸長する一対のガイド腕部11とが形成されている。
ガイド腕部11は保持ピース9のスライダ移動方向の前後のころ8の中心を結ぶ線(中心線という。)を境にして後述する循環路の内側に位置する下部12は隔置部10から両側にころ8の中心に達しない中心付近の位置まで同じ長さで伸長し、その端部12a、12bの先端が円弧状に形成されている。そして中心線を境にして後述する循環路の外側に位置する上部13の一の側は中心線を対称軸として下部12の一の側と対称、つまりころ8の中心に達しない中心付近の位置まで伸長してその端部13aの先端が円弧状であり、他の側の端部13bは対向するガイド腕部11の上部13の端部13aに沿うように円弧状に湾曲し、先端がころ8の中心の位置より長く伸長している。
このように、ころ8を挟んで隣り合う保持ピース9は対向する一方の保持ピース9のガイド腕部11の上部13の一の側の端部13aに他方のガイド腕部11の上部13の他の側の端部13bが噛み合うように形成されている。
14は保持器であり、金属材料や樹脂材料等で製作され、レール軌道面4a、4bおよびスライダ軌道面6a、6bを転動するころ8と共に移動する保持ピース9の一方のガイド腕部11を案内する案内溝14aが設けられ、この案内溝14aの両側に案内面14bが形成されている。
15は保持体であり、金属材料や樹脂材料等で製作され、保持ピース9の他方のガイド腕部11を案内する案内溝15aが設けられ、また保持器14の案内面14bところ8を挟んで対向する案内面15bが形成されている。
保持器14と保持体15はそれぞれ両側のエンドキャップ7との接合部に設けられた図示しない凹部と凸部によって係止されており、これにより保持ピース9のガイド腕部11を案内溝14a、15aにより案内すると同時に、案内面14b、15bにより転動するころ8の側面を保持してその脱落を防止している。
上記の対向配置されたレール軌道面4a、4bとスライダ軌道面6a、6bとの間には、隣り合う保持ピース9のガイド腕部11の端部13aと端部13bを噛み合わせた保持ピース9に保持されたころ8が転動し、レール2を移動するスライダ5の荷重を支える負荷路16a、16bが形成される。
17a、17bは戻り路であり、スライダ5の両方の袖壁5bに設けられた貫通穴に嵌合する樹脂材料からなる円柱状のホルダ18a、18bに保持ピース9のガイド腕部11を案内する案内溝19を有する長方形断面の貫通穴として形成されており、これらの内部を転動するころ8および保持ピース9の移動を案内する。
ホルダ18a、18bの両端のエンドキャップ7との接合部には図示しない凹部と凸部とが設けられており、戻り路17a、17bが所定の角度で傾斜した長方形断面となるように位置決めされて係止される。
20a、20bはエンドキャップ7に設けられた方向転換路であり、負荷路16a、16bと戻り路17a、17bとをそれぞれ接続するための略長方形断面を有する湾曲した通路であって、互いの交差を避けるために襷掛けに立体交差となるように形成され、保持ピース9のガイド腕部11を案内するための湾曲した図示しない案内溝が形成されており、ころ8および保持ピース9を案内してその循環方向を転向させる機能を有している。
負荷路16aと、その両側のエンドキャップ7の方向転換路20aと、両側の方向転換路20aを接続する戻り路17aとが連結されて閉じたループである循環路が形成され、この循環路にころ8とガイド腕部11の端部13aと端部14bを互いに噛み合わせた保持ピース9を間装し、所定の量の潤滑剤、例えばグリースを封入して循環路に複数のころ8を装填する。
この循環路は、他方の負荷路16bおよびスライダ5の反対側の側壁5bにおいても同様に形成され、これによりスライダ5がレール2に直線往復運動可能に支持される。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下の説明においては、負荷路16a、その両側の方向転換路20aおよび戻り路17aとの連結で形成された循環路を例に説明するが、他方の循環路および反対側の側壁5bの循環路においても同様である。
保持ピース9は隣り合う保持ピース9のガイド腕部11の端部、つまり一方のガイド腕部11の上部13の端部13aおよび下部12の端部12aと他方のガイド腕部11の上部13の端部13bおよび下部12の端部12bとが対向して配置され、その隣り合う保持ピース9のガイド腕部11の上部13の端部13aに他方の保持ピース9のガイド腕部11の上部13の端部13bが噛み合った状態で循環路を移動する。
そして、方向転換路20aを通るときは、図4に示すように、ガイド腕部11の下部12が円弧状であるために隣り合う保持ピース9のガイド腕部11に当たることなく方向転換することができる。
また、ころ8を挟んで隣り合う保持ピース9の対向する一方のガイド腕部11の上部13の端部13aに他方のガイド腕部11の上部13の端部13bが噛み合っているため、ころ8および保持ピース9が循環路の外側に向いた力を受けたとき、ころ8および保持ピース9が循環路の外側に動くのを抑えることができる。
以上説明したように、本実施例では、隣り合う保持ピースのガイド腕部の端部を噛み合わせてころの中心付近の位置までガイド腕部を伸長させて形成したため、スライダをレールから外しても案内溝と案内部の間の隙間による保持ピースの回転角度を小さくすることができ、ころが隔置部から脱落するのを防止することができる。
また、隣り合う一方のガイド腕部の上部の端部と他方のガイド腕部の上部の端部が噛み合っているので、保持ピースに循環路の外側に向いた力が作用した場合、保持ピースが循環路の外側に動くのを抑えることができる。
図5は実施例2の保持ピースを示す説明図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
保持ピース9は上記実施例1と同様にころ8を挟んで隣り合って循環路に装填されている。
本実施例のガイド腕部11は、下部12を上記実施例1と同様に形成し、上部13はその長さが下部12と同等の長さで、他の側の端部13bをころ8の中心の位置より隣り合う保持ピース9の側に寄せて配置し、その結果として一の側の端部13aは下部12の一の側の端部12aよりも隔置部10の側に寄った位置となり、それぞれの端部13a、13bの先端は四角状に形成される。
上記のような保持ピース9によっても、ころ8を挟んで隣り合う保持ピース9は、対向する一方の保持ピース9のガイド腕部11の下部12の端部12aに他方のガイド腕部11の上部13の端部13bが噛み合った状態で循環路を移動させることができ、上記実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、図6に示す保持ピース9のガイド腕部11の下部12を上記実施例1と同様に形成し、上部13を下部12と同等の長さで、端部13bをころ8の中心の位置より隣り合う保持ピース9の側に寄せて配置し、結果として端部13aが下部12の端部12aより隔置部10の側に寄った位置にしてそれぞれの端部13a、13bの先端を円弧状となるように形成しても前記と同様の効果を得ることができる。
図7は実施例3の第1の保持ピースと第2の保持ピースを示す説明図である。
なお、上記各実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において30は第1の保持ピースであり、樹脂材料等により射出成形等の成形手段で製作され、隔置部10と隔置部10のころ8の軸方向の両側にころ8の中心を結ぶ方向に伸長する一対の第1のガイド腕部32とが形成されている。
第1のガイド腕部32は下部33を上記実施例1の下部12と同様に形成し、循環路の外側に位置する上部34は中心線を対称軸として下部33と対称に形成される。
40はころ8を挟んで第1の保持ピース30と隣り合って配置される第2の保持ピースであり、樹脂材料等により射出成形等の成形手段で製作され、隔置部10と隔置部10のころ8の軸方向の両側にころ8の中心を結ぶ方向に伸長する一対の第2のガイド腕部42とが形成されている。
第2のガイド腕部42は下部43を上記実施例1の下部12と同様に形成し、循環路の外側に位置する上部44は一の側の端部44aは隣り合う第1のガイド腕部32の他の側の端部32bに沿うように円弧状に湾曲し、他の側の端部44bは隣り合う第1のガイド腕部32の一の側の端部32aに沿うように円弧状に湾曲し、それぞれの端部44a、44bの先端はころ8の中心の位置よりも長く伸長している。
このように、ころ8を挟んで交互に循環路に装填されている第1の保持ピース30と第2の保持ピース40は、第1のガイド腕部32の一の側の端部32aにこれに対向する第2のガイド腕部42の上部44の他の側の端部44bが噛み合い、第1のガイド腕部32の他の側の端部32bにはこれに対向する第2のガイド腕部42の上部44の一の側の端部44aが噛み合う、つまり第1のガイド腕部32の両側の端部32a、32bにそれぞれ隣り合う第2のガイド腕部42の上側の端部44a、44bが噛み合うように形成されている。
上記の構成の作用について説明する。
なお、以下の説明においては、負荷路16a、その両側の方向転換路20aおよび戻り路17aとの連結で形成された循環路を例に説明するが、他方の循環路および反対側の側壁5bの循環路においても同様である。
ころ8を挟んで隣り合う第1の保持ピース30と第2の保持ピース40は、第1のガイド腕部32の端部32aに、これに対向する第2のガイド腕部42の上部44の端部44bが噛み合い、第1のガイド腕部32の端部32bに、これに対向する第2のガイド腕部42の上部44の端部44aが噛み合ったまま移動し、第1の保持ピース30および第2の保持ピース40が方向転換路18aを通るときは、図8に示すように第1のガイド腕部32および第2のガイド腕部42の下部43が円弧状であるために互いに当たることなく方向転換することができる。
また、ころ8を挟んで隣り合う第1の保持ピース30と第2の保持ピース40は第1のガイド腕部32の端部32aに、これに対向する第2のガイド腕部42の上部44の端部44bが噛み合い、第1のガイド腕部32の端部32bに、これに対向する第2のガイド腕部42の上部44の端部44aが噛み合っているため、第1の保持ピース30、第2の保持ピースおよびころ8が循環路の外側に向いた力を受けたとき、第1の保持ピース30、第2の保持ピースおよびころ8が循環路の外側に動くのを抑えることができる。
以上説明したように、本実施例では、第1のガイド腕部の両側の端部にそれぞれ隣り合う第2のガイド腕部の上部の端部が噛み合うため、上述した実施例1と同様の効果を得ることができる。
図9は実施例4の第1の保持ピースと第2の保持ピースを示す説明図である。
なお、上記各実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の第1のガイド腕部32は、中心線を境にして循環路の内側に位置する下部33は上記実施例1の下部12と同様に形成され、循環路の外側に位置する上部34は下部33よりも短い長さで、端部34a、34bが隔置部10から両側に同じ長さで伸長し、先端が角状に形成される。
第2ガイド腕部42はその下部43が上記実施例1の下部12と同様に形成され、上部44は端部44a、44bがそれぞれ同じ長さで、かつころ8の中心の位置より長くなるように伸長して先端が角状に形成される。
上記のような第1の保持ピース30と第2の保持ピース40によっても、ころ8を挟んで隣り合う第1の保持ピース30と第2の保持ピース40は、第1のガイド腕部32の下部33の一の側の端部33aにこれと隣り合う第2のガイド腕部42の上部44の他の側の端部44bが噛み合い、第1のガイド腕部32の下部33の他の側の端部33bにこれと隣り合う第2のガイド腕部42の上部44の一の側の端部44aが噛み合った状態で循環路を移動させることができ、上記実施例3と同様の効果を得ることができる。
なお、図10に示す第1のガイド腕部30はその下部33を上記実施例1の下部12と同様に形成し、上部34を下部33よりも短い長さで、端部34a、34bが隔置部10から両側に同じ長さで伸長し、かつ先端を円弧状に形成して、第2ガイド腕部42はその下部43を上記実施例1の下部12と同様に形成し、上部44は端部44a、44bがそれぞれ同じ長さで、かつころ8の中心の位置より長くなるように伸長して先端を円弧状となるように形成しても前記と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施例においては、転動体としてころを用いたリニアガイド装置を例に説明したが、転動体としてボールを用いたリニアガイド装置においても同様である。
実施例1のリニアガイド装置を示す斜視図 図1のA−A断面線の右側半断面図 実施例1の保持ピースを示す説明図 保持ピースの方向転換を示す説明図 実施例2の保持ピースを示す説明図 ガイド腕部の上部の端部が円弧状の保持ピースを示す説明図 実施例3の第1の保持ピースと第2の保持ピースを示す説明図 第1の保持ピースと第2の保持ピースの方向転換を示す説明図 実施例4の第1の保持ピースと第2の保持ピースを示す説明図 ガイド腕部の上部の端部が円弧状の第1の保持ピースと第2の保持ピースを示す説明図
符号の説明
1 リニアガイド装置
2 レール
2a 上面
3 段付ボルト穴
4 軌道凹面
4a、4b レール軌道面
5 スライダ
5a ねじ穴
5b 袖壁
6a、6b スライダ軌道面
7 エンドキャップ
8 ころ
9 保持ピース
10 隔置部
11、32、42 ガイド腕部
11a、12a、13a、32a、33a、34a、43a、44a 一の側の端部
11b、12b、13b、32b、33b、34b、43b、44b 他の側の端部
12、33、43 下部
13、34、44 上部
14 保持器
14b、15b 案内面
15 保持体
16a、16b 負荷路
17a、17b 戻り路
18a、18b ホルダ
19、14a、15a 案内溝
20a、20b 方向転換路
30 第1の保持ピース
32 第1のガイド腕部
40 第2の保持ピース
42 第2のガイド腕部

Claims (5)

  1. レール転動体ガイド面を備えたレールと、前記レール転動体ガイド面と対向するスライダ転動体ガイド面と戻り路とを有し、前記レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、該スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、前記レール転動体ガイド面とスライダ転動体ガイド面とにより形成される負荷路と、該負荷路を前記方向転換路と戻り路により連結した循環路を循環する複数の転動体と、該転動体を隔置して転動体同士の接触を防止する隔置部を有する複数の保持ピースとを備えたリニアガイド装置において、
    前記保持ピースの隔置部の両側に、前記転動体の中心を結ぶ方向に伸長するガイド腕部を設け、該ガイド腕部の前記転動体の中心を結ぶ中心線を境にした前記循環路の外側を上部とし、内側を下部とし、
    前記転動体を挟んで隣り合う2つの保持ピースのそれぞれのガイド腕部の下部を、前記隔置部から両側に前記転動体の中心に達しない位置まで同じ長さで伸長させてその先端を円弧状とし、
    前記2つの保持ピースのガイド腕部の対向する端部の一方の保持ピースの一の側の前記端部に、他方の保持ピースのガイド腕部の上部の他の側の端部を噛み合わせることを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 請求項1において、
    前記2つの保持ピースのガイド腕部の上部の一の側を、前記中心線を対称軸として下部と対称に形成し、前記ガイド腕部の上部の他の側の端部の先端を、前記転動体の中心より長く伸長させると共に、前記一の側のガイド腕部の上部の先端の形状に沿う形状としたことを特徴とするリニアガイド装置。
  3. 請求項1において、
    前記2つの保持ピースのガイド腕部の上部の長さを下部の長さと同等の長さに形成し、前記ガイド腕部の上部の他の側の端部の先端を、前記転動体の中心より隣り合う保持ピースの側に寄せて配置したことを特徴とするリニアガイド装置。
  4. 請求項1において、
    前記一方の保持ピースのガイド腕部の上部を、前記中心線を対称軸として下部と対称に形成し、前記他方の保持ピースのガイド腕部の上部の両側の先端を、前記転動体の中心より長く伸長させると共に前記一方の保持ピースのガイド腕部の上部の形状に沿う形状としたことを特徴とするリニアガイド装置。
  5. 請求項1において、
    前記一方の保持ピースのガイド腕部の上部の両側の先端を同じ長さで下部よりも短い長さに形成し、前記他方の保持ピースのガイド腕部の上部の両側の先端を、同じ長さで前記転動体の中心より長く伸長させたことを特徴とするリニアガイド装置。
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