JP2005163882A - リニアガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷路における案内面ところの側面の摩耗を抑制することができるリニアガイド装置を提供する。
【解決手段】レール軌道面4a,4bを備えたレール2と、レール2を直線的に往復移動する鞍状のスライダ5と、スライダ5の移動方向の前後端部に設けられ方向転換路14a,14bを有するエンドキャップ6と、循環路を転動しながら循環するころ7とを備えたリニアガイド装置1において、ころ7の両方の側面7aと円筒面7bとの角部にそれぞれ面取部7cを設け、面取部7cを除く円筒面7bの軸方向長さをころ有効長Lweとし、ころ有効長の円筒面7bの両方の側面側にクラウニング部8を形成し、このクラウニング部8を除く円筒面7bの軸方向長さを非クラウニング長さLwsとしたときに、非クラウニング長さLwcところの有効長Lweとの比Lws/Lweを0.3≦Lws/Lwe≦0.7の範囲とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械や製造装置、測定機器の案内部に設けられ、テーブル等の移動台を直線的に移動させるためのリニアガイド装置に関する。
一般に、ころを用いたリニアガイド装置の循環路を転動するころは、その負荷路において軌道面をほぼ純粋な転がり運動により転動しながら循環している。
この場合に、ころの軸線が循環方向と直交せずに斜めに傾いて斜行するスキュー(この時の直交方向からの傾き角をスキュー角θという。)が生じると、負荷路の案内面ところの側面との接触が生じ、これによる滑り摩擦によりころの側面や案内面に摩耗が生じやすくなり、リニアガイド装置の寿命を低下させる原因となる。
このようなスキューを防止するために従来のリニアガイド装置は、鞍状のスライダに設けた戻し路とエンドキャップに設けた方向転換路と、レールの側面に設けた一対のレール軌道面とスライダに設けた一対のスライダ軌道面とを対向させて負荷路を形成し、これら戻し路と方向転換路と負荷路により形成した循環路を転動しながら循環するころによりスライダがレールを直線的に移動するようにし、方向転換路と負荷路の接続部にころをその軸方向に押圧する押圧部を設け、これにより負荷路に進入するころの姿勢を正してころのスキューを防止し、負荷路の案内面ところの側面との接触を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−227541号公報(主に第3頁左欄1行−25行、第7図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、押圧部が繰返しころによる荷重を受けるため、摩耗により早期にその機能を維持できなくなって負荷路におけるスキューを誘発し、負荷路の案内面ところの側面とが接触して早期に摩耗が生じやすくなるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、負荷路における案内面ところの側面の摩耗を抑制することができるリニアガイド装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、レール軌道面を備えたレールと、前記レール軌道面と対向するスライダ軌道面と戻り路とを有し、前記レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、該スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、前記レール軌道面とスライダ軌道面とにより形成される負荷路と、該負荷路を前記方向転換路と戻り路により連結した循環路を転動しながら循環するころとを備えたリニアガイド装置において、前記ころの両方の側面と円筒面との角部にそれぞれ面取部を設け、該面取部を除く前記円筒面の軸方向長さをころ有効長Lweとし、該ころ有効長の円筒面の前記両方の側面側にクラウニング部を形成し、該クラウニング部を除く前記円筒面の軸方向長さを非クラウニング長さLwsとしたときに、該非クラウニング長さLwsと前記ころの有効長Lweとの比Lws/Lweが、0.3≦Lws/Lwe≦0.7であることを特徴とする。
これにより、本発明は、ころの剛性を適切に維持して高剛性のリニアガイド装置とすることができると共に、ころの側面と案内面との接触点に生じる接触力を小さくすることができ、ころや案内面の摩耗を抑制することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明によるリニアガイド装置の実施例について説明する。
図1は実施例のころを示す正面図、図2は実施例のリニアガイド装置を示す斜視図、図3は図2のA−A断面線の右側半断面図である。
図2において、1はリニアガイド装置である。
2はリニアガイド装置1のレールであり、合金鋼等の鋼材で製作された略I字状の断面形状を有する長尺の棒状部材であって、その上面2aには工作機械の基台等にレール2を固定するための段付ボルト穴3が所定のピッチで複数設けられている。
4は軌道凹部であり、レール2の両方の側面の長手方向に沿って形成された一対のレール軌道面4a、4bを有する略V字状の溝である。
5はスライダであり、合金鋼等の鋼材で製作された略コの字状の断面形状を有する鞍状部材であって、その上面にはねじ穴5aが設けられており、このねじ穴5aを用いて工作機械の移動台等がボルト等により締結される。
6はエンドキャップであり、金属材料や樹脂材料等で製作され、スライダ5の移動方向の前後端に配置され、ボルト等によりスライダ5に締結される。
図1、図3において、7は転動体としてのころであり、合金鋼等の鋼材を円柱状に成形して製作され、図1に示すように両方の側面7aと円筒面7bとの角部には面取部7cが設けられている。本実施例では面取部7cはフィレットRとして形成されている。
8はクラウニング部であり、バレル研磨等によりころ7の両側の面取部7cを除く円筒面7bの軸方向長さ(ころ有効長Lweという。)の両方の側面側に比較的大きな半径(クラウニング半径Rwcという。)で形成された円弧面である。
また、クラウニング部8と円筒面7bとはその境が明確に区別できない程に滑らかに接続され、クラウニングの程度を示すためにクラウニング半径Rwcと円筒面7bからのころ7の半径方向の変化量(落ち量Δといい、その最大落ち量をΔmaxで示す。)とを用いて示すと共に、ころ有効長Lweの間の円筒面7bのクラウニング部8を除く円筒面7bの軸方向長さを非クラウニング長さLwsとして示す。
なお、図1は説明のためにクラウニング半径Rwcを小さく図示してクラウニング部8の部位が明確となるように図示しているが、実際には視認が不可能な程に僅かな円弧面として形成される。
9a、9bは一対のスライダ軌道面であり、スライダ5の両方の側壁5bの内側にレール軌道面4a、4bと対向して設けられる。
この対向配置されたスライダ軌道面9a、9bとレール軌道面4a、4bとの間にはころ7が転動し、レール2を移動するスライダ5の荷重を支える負荷路10a、10bが形成される。
11a、11bは戻り路であり、スライダ5の両方の側壁5bに設けられた貫通穴に嵌合する樹脂材料からなる円柱状のホルダ12a、12bに略長方形断面の貫通穴として形成されており、これらの内部を転動するころ7の移動を案内する。
ホルダ12a、12bの両端のエンドキャップ6との接合部には図示しない凹部と凸部とが設けられており、戻り路11a、11bが所定の角度で傾斜した略長方形断面となるように位置決めされて係止される。
14a、14bはエンドキャップ6に設けられた方向転換路であり、負荷路10a、10bと戻り路11a、11bとをそれぞれ接続するための略長方形断面を有する湾曲した通路であって、互いの交差を避けるために襷掛けに立体交差となるように形成され、ころ7を案内してその循環方向を転向させる機能を有している。
15は保持器であり、図3に示すようにポリアセタール等の樹脂材料等のころ7の材料とは異なる材料で製作され、その中央部にはスライダ5の側壁5bに設けられたスライダ軌道面9a、9bの間にスライダ5の移動方向に形成された平面である保持器当接面16に当接する保持器柱17が形成されている。
この保持器柱17の両側には腕部18a、18bが設けられており、腕部18a、18bには窓部が形成され、その窓部のころ7の側面7aと対向する内面(案内面19という。)によりそれぞれの負荷路10a、10bを転動するころ7の側面7aが循環方向に案内される。
保持器15の両端のエンドキャップ6との接合部には図示しない凹部と凸部とが設けられており、保持器当接面16と保持器柱17とを当接させて保持器15がスライダ軌道面9a、9b上に位置決めされて係止される。
このようにして負荷路10a、10bに配置された保持器15は、その腕部18a、18bの窓部の案内面19によりレール軌道面4aとスライダ軌道面9aとの間を転動するころ7を保持してその脱落を防止する。
また、負荷路10a、10bに配置されたころ7が、レール軌道面4aとスライダ軌道面9aとの間を転動してスライダ5に加えられた荷重を往復動自在に支持する。
この負荷路10aと、その両側のエンドキャップ6の方向転換路14aと、両側の方向転換路14aを接続する戻り路11aとが連結されて循環路が形成され、この循環路には複数のころ7と所定の量の潤滑剤、例えばグリースが封入される。
このような循環路は、他方の負荷路10bおよびスライダ5の反対側の側壁5bにおいても同様に形成され、循環路を潤滑剤により潤滑されながら転動するころ7よりスライダ5がレール2に直線往復運動可能に支持される。
上記の構成の作用について説明する。
なお、以下の説明においては、負荷路10aを例に説明するが、他方の負荷路10bおよび反対側の側壁5bの負荷路においても同様である。
図4は本実施例のころのスキュー状態を示す説明図であり、負荷路10aを転動するころ7にスキューが生じた状態を示している。
負荷路10aを荷重を支持しながら転動するころ7にスキュー角θのスキューが発生すると、ころ7の側面7aが保持器15の案内面19に接触してその接触点に図4に示す矢印B方向に接触力が発生し、この接触力によりスキューが生じたころ7を元の正常な転動状態に復元させるための復元モーメントが生じる。
この時、スキューを復元させるために必要な復元モーメントが大きい、つまり接触力が大きいと接触点に生ずる矢印C方向の滑り摩擦力が大きくなり、案内面19やころ7の側面7aに摩耗が生じやすくなる。
この復元モーメントを低減するためには、図1に示すクラウニング部8を設けて非クラウニング長さLwsを短くすること、つまりころ7とレール軌道面4aやスライダ軌道面9aとの接触長さを短くすることが有効であるため、表1に示す5つの供試品についてころ7に荷重1000Nを負荷したときの復元モーメントを数値実験により計算した。
表1に示す各供試品は、直径が5.5mm、ころの全長8mm、面取部7cの軸方向の長さ0.3mm、ころ有効長さLwe=7.4mmのころ7に、クラウニング部8の最大落ち量Δmaxを同一(11μm)とし、クラウニング半径Rwcを変化させて非クラウニング長さLwsを変化させた供試品とした。
なお、表1に示した非クラウニング長さLwsは、クラウニング部8と円筒面7bとの接続部が明確に区別できない程に滑らかであるため、円筒面7bの軸方向の中央部から側面7aに向かってその形状を測定し、落ち量Δがころ7の直径の1/10000となる位置までの長さとした。
また、クラウニング部8と面取部7cとの接続部も滑らかに接続されているので、上記と同様に形状を測定して落ち量Δがころ7の直径の2/1000となる位置までの長さをころ有効長さLweとし、そのときの落ち量Δを最大落ち量Δmaxとした。
図5に上記の5つの供試品の復元モーメントの計算結果を示す。
なお、図5の横軸は上記のようにして測定した非クラウニング長さLwsのころ有効長さLweに対する比Lws/Lwe(その値を表1の最右欄に示す。)であり、縦軸はそれぞれの供試品について計算した復元モーメントをN・mmで示してある。
図5に示すように、Lws/Lwe=1(供試品1)、つまり通常のころ7に較べてLws/Lweが小さくなる程、すなわち非クラウニング長さLwsが短くなる程復元モーメントが減少することが判る。またLws/Lwe=0.7(供試品3)を境に復元モーメントが急増していることが判る。
すなわち、Lws/Lwe=0.7以下とすれば、復元モーメントが低減して接触点に生じる滑り摩擦力を低減することができ、保持器15の案内面19やころ7の側面7aの摩耗を抑制することができる。
一方、Lws/Lwe=0.3より小さい領域では復元モーメントがほぼ一定となっており、また非クラウニング長さLwsを短くしすぎると、ころ7の剛性が低下して負荷路10aにより支持することができるスライダ5の荷重が小さくなるため、リニアガイド装置1が工作機械等の荷重に対して十分な剛性を発揮することを考慮すれば、Lws/Lwe=0.3以上とすることが適切である。
従って、リニアガイド装置1の剛性を確保しつつ案内面19やころ7の側面7aの摩耗を抑制するためには、Lws/Lweを0.3以上、かつ0.7以下とするとよい。
上記のように本実施例では、ころ7と案内面19との接触点における接触力を小さくすることが可能となり、保持器15をスライダ軌道面9aとは別部品としてポリアセタール等の樹脂材料を用いて製作すること、つまり案内面19をころ7の材料とは異なる材料として製作することができ、ころ7と案内面19との凝着による摩耗を防止することができると共に、スライダ5と保持器15とを別部品として形成するようにしたことによって、スライダ5の内面側の形状を簡素化することができ、リニアガイド装置の製造の簡素化を図ることができる。
以上説明したように、本実施例では、ころの円筒面にクラウニング部を設け、非クラウニング長さLwsところ有効長さLweとの比Lws/Lweを0.3≦Lws/Lwe≦0.7としたことによって、ころの剛性を適切に維持して高剛性のリニアガイド装置とすることができると共に、ころの側面と案内面との接触点に生じる接触力を小さくすることができ、ころや案内面の摩耗を抑制することができる。
また、接触点に生じる接触力を小さくして案内面ところとを異なる材料で製作するようにしたことによって、ころと案内面との凝着による摩耗を防止することができ、ころや案内面の摩耗を一層抑制することができる。
なお、本実施例においては、循環路にころのみを装填した総ころ式のリニアガイド装置を例に説明したが、本発明を適用するリニアガイド装置は前記に限らず、ころ同士の接触を防止するための保持ピースをころ間に間装したリニアガイド装置および保持ピースを連結した保持チェーンを用いたリニアガイド装置においても本発明を適用すれば上記と同様の効果を得ることができる。
実施例のころを示す正面図 実施例のリニアガイド装置を示す斜視図 図2のA−A断面線の右側半断面図 実施例のころのスキュー状態を示す説明図 復元モーメントの計算結果を示すグラフ
符号の説明
1 リニアガイド装置
2 レール
2a 上面
3 段付ボルト穴
4 軌道凹部
4a、4b レール軌道面
5 スライダ
5a ねじ穴
5b 側壁
6 エンドキャップ
7 ころ
7a 側面
7b 円筒面
7c 面取部
8 クラウニング部
9a、9b スライダ軌道面
10a、10b 負荷路
11a、11b 戻り路
12a、12b ホルダ
14a、14b 方向転換路
15 保持器
16 保持器当接面
17 保持器柱
18a、18b 腕部
19 案内面

Claims (2)

  1. レール軌道面を備えたレールと、前記レール軌道面と対向するスライダ軌道面と戻り路とを有し、前記レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、該スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、前記レール軌道面とスライダ軌道面とにより形成される負荷路と、該負荷路を前記方向転換路と戻り路により連結した循環路を転動しながら循環するころとを備えたリニアガイド装置において、
    前記ころの両方の側面と円筒面との角部にそれぞれ面取部を設け、該面取部を除く前記円筒面の軸方向長さをころ有効長Lweとし、該ころ有効長の円筒面の前記両方の側面側にクラウニング部を形成し、該クラウニング部を除く前記円筒面の軸方向長さを非クラウニング長さLwsとしたときに、該非クラウニング長さLwsと前記ころの有効長Lweとの比Lws/Lweが、
    0.3≦Lws/Lwe≦0.7
    であることを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 請求項1において、
    前記スライダ軌道面の両側に、前記ころの側面を案内する案内面を設け、該案内面が、前記ころを形成する材料と異なった材料で形成されていることを特徴とするリニアガイド装置。

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