JP2005256962A - リニアガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアガイド装置のころのスキューを抑制することができる手段を提供する。
【解決手段】側面に一対のレール軌道面を備えたレールと、レール軌道面と対向する一対のスライダ軌道面と戻り路とを有し、レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、レール軌道面とスライダ軌道面とにより形成される負荷路と、この負荷路を方向転換路と戻り路により連結した循環路を循環するころと、負荷路を転動するころを保持する保持器とを備えたリニアガイド装置において、保持器とスライダとを別に設けると共に、保持器にころの軸方向の両側面を案内する案内面を設け、この案内面を保持器と同一材料で形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、工作機械や製造装置、測定機器等の機械装置の案内部に設けられ、テーブル等の移動台を直線的に移動させるためのリニアガイド装置に関する。
一般にリニアガイド装置は、被案内物を直線的に案内するための装置であり、転動体としてころを用いたリニアガイド装置は剛性が高く、耐荷重性を高くすることができるため特に工作機械に用いられる場合が多い。
このようなリニアガイド装置においては、ころは循環路を循環しながらその負荷路においてレール軌道面とスライダ軌道面の間を転動する。この際にころの軸線が転動方向と直交せずに斜めに傾いて斜行するスキューが生じると、ころと軌道面に滑りが生じて滑り摩擦力によりスライダがレールを直線的に移動するときの摺動抵抗やその変動を増大させると共に、滑り摩擦によりころの転動面とレール軌道面やスライダ軌道面に摩耗が生じやすくなり、リニアガイド装置の寿命を低下させる原因となる。このため負荷路にころの両側面を案内する保持器を設けてスキューの発生を防止している。
従来のリニアガイド装置は、鞍状のスライダに設けた戻し路と、エンドキャップに設けた方向転換路と、レールに設けた一対のレール軌道面とスライダに設けた一対のスライダ軌道面とを対向させて形成した負荷路とを連結した循環路にころをローラ保持帯に保持して装填し、負荷路を転動するころの軸方向の一方の側面を一対のスライダ軌道面の間に配置された樹脂材料からなる保持器を構成する第2保持部材に案内させると共に、第2保持部材にローラ保持体の一方の側縁部を案内する案内溝を設け、ころの他方の側面側に樹脂材料からなる保持器の第1、第3保持部材を配置し、第1、第3保持部材とスライダのスライダ軌道面から突出する突出部とによりころの他方の側面を案内する案内面と、ローラ保持体の他方の側縁部を案内する案内溝を構成してスライダとレールとをころを介して相対往復運動可能に構成している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−54633号公報(主に第2頁右欄、第1図、第11図、第15図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、ころの側面の一方を樹脂材料からなる案内面に案内させ、他方を樹脂材料からのなる案内面と金属材料からなる案内面に案内させる構成としているため、例えば金属材料からなるころがスキューを起こしたときにこれを抑制する案内面の材料が一方が樹脂材料であり、他方が金属材料であるとこれらの間の摩擦係数が異なり、返ってころのスキューを助長する恐れがあるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ころのスキューを抑制することができる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、側面に一対のレール軌道面を備えたレールと、前記レール軌道面と対向する一対のスライダ軌道面と戻り路とを有し、前記レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、該スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、前記レール軌道面とスライダ軌道面とにより形成される負荷路と、該負荷路を前記方向転換路と戻り路により連結した循環路を循環するころと、前記負荷路を転動するころを保持する保持器とを備えたリニアガイド装置において、前記保持器と前記スライダとを別に設けると共に、前記保持器に前記ころの軸方向の両側面を案内する案内面を設け、該案内面を前記保持器と同一材料で形成したことを特徴とする。
これにより、本発明は、ころの両側面を同等の摩擦係数で案内面に接触させることが可能になり、そこに生じるモーメントのバランスを保って案内面による安定した姿勢回復機能を発揮させることができ、ころのスキューを確実に抑制することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明によるリニアガイド装置の実施例について説明する。
図1は実施例1のリニアガイド装置を示す斜視図、図2は図1のA−A断面線の右側半断面図、図3は実施例1のスライダを示す断面図、図4は実施例1の保持器を示す断面図、図5は実施例1のアーム部を示す側面図、図6は図5のB−B断面図、図7は図5のC−C断面図、図8は実施例1のコネクタを示す側面図、図9は図8のD方向矢視図、図10は実施例1の鍔部を示す側面図、図11は図10のE方向矢視図、図12は実施例1の保持ピースを示す斜視図、図13は実施例1の保持ピースを示す説明図である。
図1において、1はリニアガイド装置である。
2はリニアガイド装置1のレールであり、合金鋼等の鋼材で製作された略I字状の断面形状を有する長尺の棒状部材であって、その上面2aには機械装置の基台等にレール2を固定するための段付ボルト穴3が所定のピッチで複数設けられている。
段付ボルト穴3には、樹脂材料等で製作された埋め栓3aが埋め込まれ、レール2の上面2aと埋め栓3aの上面は面一となるように構成されている。
4は軌道凹部であり、レール2の両方の側面の長手方向に沿って形成された一対のレール軌道面4a、4bを有する略V字状の溝である。
5はスライダであり、合金鋼等の鋼材で製作された略コの字状の断面形状を有する鞍状部材であって、その上面にはねじ穴5aが設けられており、このねじ穴5aを用いて機械装置の移動台等がボルト等により締結される。
6はエンドキャップであり、金属材料や樹脂材料等で製作され、スライダ5の移動方向の前後端に配置され、ボルト等によりスライダ5に締結される。
図2、図3において、7は転動体としてのころであり、合金鋼等の鋼材を円柱状に成形して製作される。
8は転動体隔置部材としての保持ピースであり、図12、図13に示すように樹脂材料等により射出成形等の成形手段で製作され、図13に2点鎖線で示すころ7を隔置してころ7同士の接触を防止するためにスライダ移動方向の前後にころ7の外径より大きく背面配置で円弧状に掘り込んだ一対のころ保持部8aところ7の軸方向の両側にころ7の中心を結ぶ方向に伸長するガイド部としての一対のガイド腕部8bとが形成されている。
9a、9bは一対のスライダ軌道面であり、スライダ5の両方の袖壁5bの内側にレール軌道面4a、4bと対向して設けられる。
この対向配置されたスライダ軌道面9a、9bとレール軌道面4a、4bとの間には、保持ピース8を間装したころ7が転動し、レール2を移動するスライダ5の荷重を支える負荷路10a、10bが形成される。
11a、11bは戻り路であり、スライダ5の両方の袖壁5bに設けられた貫通穴に嵌合する樹脂材料からなる円柱状のホルダ12a、12bに保持ピース8のガイド腕部8bを案内する案内溝13を有する長方形断面の貫通穴として形成されており、これらの内部を転動するころ7および保持ピース8の移動を案内する。
ホルダ12a、12bの両端のエンドキャップ6との接合部には図示しない凹部と凸部とが設けられており、戻り路11a、11bが所定の角度で傾斜した長方形断面となるように位置決めされて係止される。
14a、14bはエンドキャップ6に設けられた方向転換路であり、負荷路10a、10bと戻り路11a、11bとをそれぞれ接続するための略長方形断面を有する湾曲した通路であって、互いの交差を避けるために襷掛けに立体交差となるように形成され、保持ピース8のガイド腕部8bを案内するための湾曲した図示しない案内溝が形成されており、ころ7および保持ピース8を案内してその循環方向を転向させる機能を有している。
15はサイドシールであり、合金鋼等の板材で製作された芯金とこの芯金に天然ゴムや合成ゴム等の弾性材料でレール2の外径形状に沿って形成したシール部16とで構成され、ボルト等の締結手段でエンドキャップ6の外側の端面に固定され、レール2の外周面に摺接する接触式シールを構成している。
20は保持器であり、図4に示す同一材料で製作された2つのアーム部21、コネクタ22、2つの鍔部23で構成される略W字状の組立体である。
保持器20を製作する材料は、黄銅や青銅等の金属材料またはポリアセタール樹脂やポリアミド樹脂等の樹脂材料の中から1種類の材料を選択する。本実施例では樹脂材料であるポリアセタール樹脂を射出成形等の成形手段により成形して保持器20が製作されている。
24はインナシールであり、天然ゴムや合成ゴム等の弾性材料で製作されたスライダ5の全長より長い長さを有する長尺のシール体であって、リップ片24aが図4に2点鎖線で示すレール2の側面に摺接して軌道凹部4への塵芥等の侵入を防止する。
図5、図6、図7に示すアーム部21は、スライダ5の全長より長い長さでころ7の軸方向長さと略同等の幅を有して負荷路を転動するころを案内する窓部25を備えたころ案内板26に複数のコネクタ取付部27を形成した略L字状の板状部材であり、その長手方向の両端部にはエンドキャップ6に係止される係止部28a、28bが設けられており、係止部28a、28bの窓部25側には略円弧状の傾斜した湾曲面である掬い面29が形成されている。
本実施例では3箇所にコネクタ取付部27が形成されており、その中央のコネクタ取付部27には図6に示すコネクタ嵌合基準孔30aが、他のコネクタ取付部27には長孔のコネクタ嵌合孔30bが、いずれも口元を小径とした段付孔として形成されている。
また、各コネクタ取付部27のころ案内板26の反対側には円柱状のころ案内板嵌合突起31が設けられており、図6においてコネクタ嵌合基準孔30aの軸芯CLを中心として反転させたもう一つのアーム部21と組合わせるときに図7に示すころ案内板嵌合穴32が嵌合する。
33鍔部嵌合穴であり、ころ案内板26のコネクタ取付部27の反対側に複数設けられ、図11に示す鍔部23の円柱状の鍔部嵌合突起34が嵌合する。
35はシール嵌合溝であり、ころ案内板26のコネクタ取付部27の反対側にころ案内板26の全長に渡って設けられ、インナシール24が嵌合する。
図8、図9に示すコネクタ22は、スライダ5の全長と略同等の長さを有する略くの字状の棒状部材であり、その長手方向の両端部にはエンドキャップ6に当接する当接部36a、36bが設けられている。
コネクタ22の略くの字状の内側にはアーム部21に設けられたコネクタ取付部27の2倍の数のコネクタ嵌合突起37が設けられ、図9に示すように先端側を大径とした段付軸状に形成されている。
図10、図11に示す鍔部23は、スライダ5の全長と略同等の長さを有する略L字状の棒状部材であり、その長手方向の両端部にはエンドキャップ6に当接する当接部38a、38bが設けられている。
また、鍔部23の鍔部嵌合突起34の反対側には鍔部23の長手方向に鍔部突出部39が形成されている。
上記した2つのアーム部21、コネクタ22、2つの鍔部23は図4に示す状態に組合わされて保持器20として組立てられる。
すなわち、2つのアーム部21は、その一方をコネクタ嵌合基準孔30aの軸芯CLを中心として反転させ、ころ案内板嵌合突起31を案内板嵌合穴32に嵌合して2つのアーム部21のコネクタ取付部27を交互に配置して組合わす。
そして、組合わされたコネクタ取付部27のコネクタ嵌合基準孔30aとコネクタ嵌合孔30bにコネクタ22のコネクタ嵌合突起37をスナップオン式に嵌合してコネクタ22により2つのアーム部21を組付けると共に、ころ案内板26に設けられた鍔部嵌合穴33に鍔部23の鍔部嵌合突起34を嵌合させて2つのアーム部21のそれぞれに鍔部23を取付けて保持器20を組立てる。
これにより、窓部25の一方の側面25aと略くの字状のコネクタ22に外側面22aがころ7の一方の側面を案内する案内面40aとして機能し、窓部25の他方の側面25bと鍔部23の突出部39の端面39aがころ7の他方の側面を案内する案内面40bとして機能する。
また、ころ案内板26の略L字状の内側面26aと略くの字状のコネクタ22の端面22bにより保持ピース8の一方のガイド腕部8bを案内する案内溝41aが形成され、ころ案内板26の一の面26bと鍔部23のL字状の内側面23aにより保持ピース8の他方のガイド腕部8bを案内する案内溝41bが形成される。
このようにして組立てられた保持器20のアーム部21のシール嵌合溝35にインナシール24が取付けられ、図4に一点鎖線で示すスライダ5の袖壁5bに設けられた一対のスライダ軌道面9a、9bの間にスライダ5の移動方向に形成されたV字状の溝である図3に示す内側係合溝45にコネクタ22の外側面22aの山部を係合させ、スライダ軌道面9a、9bを挟んで反対側、つまり一対のスライダ軌道面9a、9bの外側に形成された略台形断面形状の図3に示す外側係合溝46にアーム部21に組付けられた鍔部23の外側面23bを係合させる。
この場合に、図4に示す保持器の挟み角αを図3に示すスライダ軌道面9a、9bの挟み角βより小さな角度とすれば、外側係合溝46と鍔部23の外側面23bを軽い圧力をもって接触させることが可能になる。
そして、アーム部21の係止部28a、28bをエンドキャップ6に係止させ、コネクタ22の当接部36a、36bと鍔部23の当接部38a、38bとをエンドキャップ6に当接させてスライダ5のスライダ軌道面9a、9b上に保持器20が配置される。
これにより負荷路10a、10bに保持器20が配置され、その案内溝41a、41bにより保持ピース8のガイド腕部8bの移動を案内すると共に、その案内面40a、40bによりレール軌道面4a、4bとスライダ軌道面9a、9bとの間を保持ピース8を間装して転動するころ7の側面を保持してその脱落を防止する。
また、負荷路10aと、その両側のエンドキャップ6の方向転換路14aと、両側の方向転換路14aを接続する戻り路11aとが連結されて循環路が形成され、この循環路にころ7と保持ピース8とを交互に装填し、所定の量の潤滑剤、例えばグリースを封入して循環路に複数のころ7を装填する。
そして、負荷路10aを移動する保持ピース8を間装したころ7が、レール軌道面4aとスライダ軌道面9aとの間を転動してスライダ5に加えられた負荷を往復動自在に支持する。
この循環路は、他方の負荷路10bおよびスライダ5の反対側の袖壁5bにおいても同様に形成され、これによりスライダ5がレール2に直線往復運動可能に支持される。
上記の構成の作用について説明する。
スライダ5のレール2上での直線往復運動に伴い、ころ7はスライダ5に加えられた負荷を支持しながら、例えば負荷路10aを転動する。
この時、負荷路10aを転動するころ7にスキューが発生したとしても、ころ7の外周面が転動するレール軌道面4aとスライダ軌道面9aは略同等の金属材料で製作されており、スキュー時にころ7の両側面が接触する案内面40a、40bは同一の材料(本実施例では同一の樹脂材料)で形成されているので、ころ7の外周面においては同等の摩擦係数により滑りが発生し、ころ7の両側面においては同等の摩擦係数で接触するため、モーメントを生じる各面におけるバランスが保たれ、案内面40a、40bによる安定した姿勢回復機能を発揮させることができる。
また、保持ピース8のガイド腕部8bを案内する保持器20の案内溝41a、41bのおいても同様に案内溝41a、41bが同一材料で形成されているので、両方のガイド腕部8bが接触する場合に同等の摩擦係数で接触するため、これにより生じるモーメントのバランスを保って案内面40a、40bによる安定した姿勢回復機能を阻害することがない。
なお、保持ピース8を間装しないころ7の場合にも上記の案内面40a、40bによる安定した姿勢回復機能を発揮させることができるのは無論である。
上記は他方の負荷路10bおよび反対側の負荷路においても同様である。
更に、スライダ5の袖壁5bの内側に形成されるスライダ軌道面9a、9bおよびそれぞれのスライダ軌道面9a、9bの外側に配置される外側嵌合溝46を一体に成形するようにすれば、鍔部23をスライダ軌道面9a、9bに対して正確に位置合せすることができ、ころ7のスキューを更に効果的に抑制することが可能になり、リニアガイド装置1の摺動抵抗やその変動の低減を図ることができると共にリニアガイド装置1の寿命の向上を図ることができる。
この場合に、スライダ5の袖壁5bの内側のスライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46の成形は以下のようにする。
図14は実施例1のスライダ軌道面の研削加工を示す説明図、図15は実施例1の総形砥石の成形を示す説明図である。
図14、図15において、50は総形砥石であり、スライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46の形状に沿った外形形状を有する研削砥石である。
51はドレッサであり、スライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46の形状と同様の外形形状を有するダイヤモンドドレッサ等である。
このような総形砥石50を用いてスライダ5の袖壁5bの内側にスライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46を成形する場合は、図15に示すように総形砥石50の素材を回転させてその表面にドレッサ51を切込ませ、総形砥石50の素材の表面にスライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46の形状に沿った外形形状を形成する。
そして、この総形砥石50を研削盤に取付け、研削盤の基台に固定したスライダ5の袖壁5bの内側を適度な切込みを与えて総形砥石59を回転させながら移動させ、片側づつ研削して両側の袖壁5bの内側にスライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46を削り出す。これによりスライダ5の袖壁5bの内側にスライダ軌道面9a、9bおよび外側嵌合溝46が一体に成形される。
以上説明したように、本実施例では、保持器とスライダとを別に設け、保持器にころの両側面を案内する同一材料からなる案内面を設けたことによって、ころの両側面を同等の摩擦係数で案内面に接触させることが可能になり、そこに生じるモーメントのバランスを保って案内面による安定した姿勢回復機能を発揮させることができ、ころのスキューを確実に抑制することができる。
また、保持器に保持ピースのガイド腕部を案内する同一材料で形成した案内溝を設けたことによって、ガイド腕部が案内溝に接触した場合においても同等の摩擦係数で接触させることができ、これにより生じるモーメントのバランスを保って案内面による安定した姿勢回復機能を発揮させることができる。
更に、保持器を窓部を有する2つのアーム部とコネクタと2つの鍔部との3種類5部品による組立体としたことによって、保持器を構成する部品の種類を削減することができると共に、一対のスライダ軌道面周りの形状を単純化することができ、総形砥石の割れ、欠け等を防止してスライダを容易に製造することができる。
更に、スライダの一対のスライダ軌道面の間に保持器を構成するコネクタを係合する内側係合溝を形成すると共に一対のスライダ軌道面の外側に保持器を構成する鍔部を係合する外側嵌合部を形成するようにしたことによって、保持器を負荷路に正確に配置することができ、ころのスキューを更に効果的に抑制することができる。
更に、保持器を樹脂材料で形成するようにしたことによって、保持器を容易に成形することができると共に、保持器の案内面ところの両側面との接触による摩擦係数を減少させることができ、ころのスキューに伴うリニアガイド装置1の摺動抵抗の変動を低減させることができる。
図16は実施例2の保持器のスライダへの装着状態を示す説明図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
60は保持器である。本実施例の保持器60は同一材料で別体として製作された内側保持部材61および2つの外側保持部材62により構成され、それぞれの保持部材の両端の図示しない係止部が実施例1と同様にエンドキャップ6に係止されてスライダ軌道面9a、9b上に配置されたときに保持器60として機能する。
保持器60を製作する材料は、黄銅や青銅等の金属材料またはポリアセタール樹脂やポリアミド樹脂等の樹脂材料の中から1種類の材料を選択する。本実施例では樹脂材料であるポリアセタール樹脂を射出成形等の成形手段により成形して保持器60が製作されている。
内側保持部材61は、スライダ5の全長と略同等の長さを有する略三角形断面を有する棒状部材であり、その2辺には長手方向の全長に渡る案内溝41aが形成されており、その2辺の表面61aはころの一方の側面を案内する案内面40aとして機能する。
また、内側保持部材61の2辺の頂部は実施例1のコネクタ22の外側面22aの山部と同様にスライダ5の袖壁5bの一対のスライダ軌道面9a、9bの間に形成された内側係合部45に係合する。
外側保持部材62は、スライダ5の全長と略同等の長さを有する略コの字状断面を有する棒状部材であり、内側保持部材61と対向する対向面62aには長手方向の全長に渡る案内溝41bが形成されており、対向面62aはころの他方の側面を案内する案内面40bとして機能する。
また、外側保持部材62の対向面62aの反対側には実施例1の鍔部23の外側面23bと同様の外側面62bが形成されており、一対のスライダ軌道面9a、9bの外側に形成された外側係合部46に係合する。
このような内側保持部材61および2つの外側保持部材62は、エンドキャップ6に係止されてスライダ軌道面9a、9b上に配置される。
この時、案内面40aとしての内側保持部材61の表面61aと、案内面40bとしての外側保持部材62の対向面62aとはころ7の軸方向長さと略同等の間隔を保って対向配置され、内側保持部材61の案内溝41aと外側保持部材62の案内溝41bとはスライダ軌道面9a、9bと平行な同一面上に対向配置される。
これにより、スライダ5のスライダ軌道面9a、9b上に保持器60が配置され、レール2のレール軌道面4a、4bとにより形成される負荷路10a、10bに保持器60が配置され、その案内溝41a、41bにより保持ピース8のガイド腕部8bの移動を案内すると共に、その案内面40a、40bによりレール軌道面4a、4bとスライダ軌道面9a、9bとの間を保持ピース8を間装して転動するころ7の両側面を保持してその脱落を防止する。
その他の構成は、上記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
このような構成においても、実施例1と同様にスキュー時にころ7の両側面が接触する案内面40a、40bは同一の材料(本実施例では同一の樹脂材料)で形成されているので、ころ7の両側面において同等の摩擦係数で接触するため、そこに生じるモーメントのバランスが保たれ、案内面40a、40bによる安定した姿勢回復機能を発揮させることができる。
保持ピース8のガイド腕部8bを案内する案内溝41a、41bのおいても実施例1と同様である。
上記は他方の負荷路10bおよび反対側の負荷路においても同様である。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様のスキュー抑制の効果に加えて、保持器を内側保持部材と2つの外側保持部材との2種類3部品により構成したことによって、保持器を構成する部品の種類を更に削減することができると共に、一対のスライダ軌道面周りの形状を単純化することができ、スライダを容易に製造することができる。
また、スライダの一対のスライダ軌道面の間に保持器を構成する内側保持部材を係合する内側係合溝を形成すると共に一対のスライダ軌道面の外側に保持器を構成する外側保持部材を係合する外側嵌合部を形成するようにしたことによって、保持器を負荷路に正確に配置することができ、ころのスキューを更に効果的に抑制することができる。
なお、上記各実施例においては、転動体隔置部材は保持ピースであるとして説明したが、転動体隔置部材は前記に限らず、ガイド腕部を連結してガイド部としたベルト式のものであってもよい。
また、上記各実施例においては、レールの上面を水平方向に設置する場合を例に説明したが、上面を垂直方向または上下を逆にして、もしくは傾斜させて設置する場合も同様である。
実施例1のリニアガイド装置を示す斜視図 図1のA−A断面線の右側半断面図 実施例1のスライダを示す断面図 実施例1の保持器を示す断面図 実施例1のアーム部を示す側面図 図5のB−B断面図 図5のC−C断面図 実施例1のコネクタを示す側面図 図8のD方向矢視図 実施例1の鍔部を示す側面図 図10のE方向矢視図 実施例1の保持ピースを示す斜視図 実施例1の保持ピースを示す説明図 実施例1のスライダ軌道面の研削加工を示す説明図 実施例1の総形砥石の成形を示す説明図 実施例2の保持器のスライダへの装着状態を示す説明図
符号の説明
1 リニアガイド装置
2 レール
2a 上面
3 段付ボルト穴
3a 埋め栓
4 軌道凹部
4a、4b レール軌道面
5 スライダ
5a ねじ穴
5b 袖壁
6 エンドキャップ
7 ころ
8 保持ピース
8a ころ保持部
8b ガイド腕部
9a、9b スライダ軌道面
10a、10b 負荷路
11a、11b 戻り路
12a、12b ホルダ
13、 案内溝
14a、14b 方向転換路
15 サイドシール
16 シール部
20 保持器
21 アーム部
22 コネクタ
22a、23b 外側面
22b、39a 端面
23 鍔部
23a、26a 内側面
24 インナシール
24a リップ片
25 窓部
25a、25b 側面
26 ころ案内板
27 コネクタ取付部
28a、28b 係止部
29 掬い面
30a コネクタ嵌合基準孔
30b コネクタ嵌合孔
31 ころ案内板嵌合突起
32 ころ案内板嵌合穴
33 鍔部嵌合穴
34 鍔部嵌合突起
35 シール嵌合溝
37 コネクタ嵌合突起
36a、36b、38a、38b 当接部
39 鍔部突出部
40a、40b 案内面
41a、41b 案内溝
45 内側係合溝
46 外側係合溝

Claims (5)

  1. 側面に一対のレール軌道面を備えたレールと、前記レール軌道面と対向する一対のスライダ軌道面と戻り路とを有し、前記レールを直線的に往復移動する鞍状のスライダと、該スライダの移動方向の前後端部に設けられ、方向転換路を有するエンドキャップと、前記レール軌道面とスライダ軌道面とにより形成される負荷路と、該負荷路を前記方向転換路と戻り路により連結した循環路を循環するころと、前記負荷路を転動するころを保持する保持器とを備えたリニアガイド装置において、
    前記保持器と前記スライダとを別に設けると共に、前記保持器に前記ころの軸方向の両側面を案内する案内面を設け、該案内面を前記保持器と同一材料で形成したことを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 請求項1において、
    前記ころを隔置する転動体隔置部材を設け、該転動体隔置部材にその移動を案内するガイド部を設けると共に、前記保持器に前記ガイド部を案内する案内溝を設け、該案内溝を前記保持器と同一材料で形成したことを特徴とするリニアガイド装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記保持器を、前記負荷路を転動するころを案内する窓部を形成したアーム部と、該アーム部の外側に組付ける鍔部と、2つの前記アーム部を反転させて互いに嵌合させて組合わせ、該組合わせた前記2つのアーム部を結合するコネクタとにより構成し、前記スライダの一対のスライダ軌道面の間に前記コネクタが係合する内側係合溝と、前記一対のスライダ軌道面の外側に前記鍔部が係合する外側係合溝とを形成したことを特徴とするリニアガイド装置。
  4. 請求項1または請求項2において、
    前記保持器を、前記一対のスライダ軌道面の内側で前記ころの一方の側面を案内する内側保持部材と、前記一対のスライダ軌道面の外側で前記ころの他方の側面を案内する外側保持部材とにより構成し、前記スライダの一対のスライダ軌道面の間に前記内側保持部材が係合する内側係合溝と、前記一対のスライダ軌道面の外側に前記外側保持部材が係合する外側係合溝とを形成したことを特徴とするリニアガイド装置。
  5. 請求項1から請求項3または請求項4において、
    前記保持器を、樹脂材料で形成したことを特徴とするリニアガイド装置。
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