JP2007046361A - 建物の外壁通気構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物の構造躯体の外側に、断熱材、木製素材又は無機素材からなる平板体を設け、次いで該平板体の外側に、面方向に連通する通気空気層を形成することが可能な凹凸部を表面上に有するシートを設け、さらに該シートの表面上に、外装材又は外装下地材を設けることにより、建物の外部と連通する通気空気層が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
(実施例1)
図面を用いて、本発明の実施態様の一例を以下に説明する。図1は、本発明の外壁通気構造を用いた木造軸組建物外壁の断面構造の一例を表す概略図を示す。図1において、構造躯体の柱1に、発泡プラスチックス(押出発泡ポリスチレン)製の断熱材2を設け、その表面上に、表裏面に突起部を形成されたプラスチックス製のシート3を積層する。ビス5にてプラスチックス製のシート3を発泡プラスチックス製の断熱材2とともに構造躯体の柱1に固定する。さらに、ラス網4の上からモルタル6を塗装する。ここで、モルタル6はラス網4の下層部にも充填される。このようにして得られた外壁構造は、モルタル6と発泡プラスチックス製の断熱材2との間には外部と連通する通気空気層が形成されているので、建物の壁内及び構造躯体への漏水の防止と壁内結露の防止を効果的に行なうことができる。
図1において、発泡プラスチックス製の断熱材の代わりに合板を用いたこと、及びモルタル塗装に際して、シート上にラス網を設けずに、直接ガラス繊維を混合したモルタルを用いたこと以外は、実施例1と同様に行った。このようにして得られた外壁構造は、モルタルと合板の間には外部と連通する通気空気層が形成されているので、建物の壁内及び構造躯体への漏水の防止と壁内結露の防止を効果的に行なうことができる。
図1において、表裏面に突起部を形成されたプラスチックス製のシートの代わりに片面のみ凸部を有するシートを該凸部が断熱材に接するように積層したこと、及びモルタル塗装に際して、シート上にラス網を設けずに、直接エチレン酢酸ビニル共重合体を混合したモルタルを用いたこと以外は、実施例1と同様に行った。このようにして得られた外壁構造は、モルタルと断熱材の間には外部と連通する通気空気層が形成されているので、建物の壁内及び構造躯体への漏水の防止と壁内結露の防止を効果的に行なうことができる。
2 発泡プラスチックス製の断熱材
3 プラスチックス製のシート
4 ラス網
5 ビス
6 モルタル
7 突起部
Claims (7)
- 建物の構造躯体の外側に、断熱材、木製素材又は無機素材からなる平板体を設け、次いで該平板体の外側に、面方向に連通する通気空気層を形成することが可能な凹凸部を表面上に有するシートを設け、さらに該シートの表面上に、外装材又は外装下地材を設けることにより、建物の外部と連通する通気空気層が形成されていることを特徴とする、建物の外壁面に用いる外壁通気構造。
- 前記シートは、少なくとも片面に、断面が円形、楕円形、矩形、多角形、波形又はそれらの組合せからなる形状を有し、高さが1〜10mmであり、かつ上面部の面積が0.1〜1平方センチメートルである突起部を多数有することを特徴とする請求項1に記載の外壁通気構造。
- 前記突起部は、エンボス加工又は真空成形により形成されていることを特徴とする請求項2に記載の外壁通気構造。
- 前記シートは、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール又はナイロンから製造されたプラスチックス製シート、或いはステンレス、アルミニウム又は銅から製造された金属薄膜であることを特徴とする請求項1に記載の外壁通気構造。
- 前記シートは、微多孔性を有する又は粗い表面状態であることを特徴とする請求項1に記載の外壁通気構造。
- 前記外装材は、網状体を埋設されたモルタル、或いは繊維、合成樹脂又は無機質を混練して強化されたモルタルであることを特徴とする請求項1に記載の外壁通気構造。
- 前記網状体は、ラス網、ガラスネット又はプラスチックスネットであることを特徴とする請求項6に記載の外壁通気構造。
Priority Applications (1)
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JP2005232932A JP2007046361A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | 建物の外壁通気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005232932A JP2007046361A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | 建物の外壁通気構造 |
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JP2005232932A Pending JP2007046361A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | 建物の外壁通気構造 |
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- 2005-08-11 JP JP2005232932A patent/JP2007046361A/ja active Pending
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