JP2007044554A - 防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造 - Google Patents
防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】火災発生時に閉鎖動作を行う防火用シャッター装置のシャッターカーテン7の閉鎖側先端部は座板20となっており、この座板20は、立上部21Aが火災で加熱される露出した加熱面となっている第1部材としての化粧部材21と、立上部21Aで少なくとも一部が覆われた第2部材としての芯部材22〜24とからなり、立上部21Aの加熱で化粧部材21がシャッターカーテン閉鎖方向へ湾曲変形しようとするのを、化粧部材21よりも厚さが大きい芯部材22〜24の曲げ強度で抑える。
【選択図】図2
Description
座板30の構造は、加熱による化粧部材31のシャッターカーテン閉鎖方向への湾曲変形強度よりも芯部材22〜24のシャッターカーテン閉鎖方向への曲げ強度が大きくなっている曲げ強度強大構造になっているとともに、この曲げ強度強大構造には、スリット31Cによって化粧部材31の湾曲変形強度を芯部材22〜24の曲げ強度に対して相対的に低下させたという構造が含まれている。ボルト25の軸部と、この軸部が貫通挿入された化粧部材31の立上部31Aの孔や芯部材22〜24の孔との間に隙間があって、化粧部材31の立上部31Aにこの化粧部材31の曲げ強度を低下させるスリット31Cが形成されているため、火災の発生で立上部31Aが加熱されたときには、立上部31Aは下向きに凸形状又は下向きに凹形状に湾曲変形するが、この湾曲変形は芯部材22〜24に伝達されない又は殆ど伝達されない。
座板40の構造には、化粧部材41を複数の分割片45で形成することにより化粧部材41の湾曲変形強度が実質的に零になっているという構造と、加熱による化粧部材41のシャッターカーテン閉鎖方向への湾曲変形強度よりも芯部材22〜24のシャッターカーテン閉鎖方向への曲げ強度が大きくなっている構造とが含まれ、これらの構造により、座板40の構造は、加熱による化粧部材41のシャッターカーテン閉鎖方向への湾曲変形強度よりも芯部材22〜24のシャッターカーテン閉鎖方向への曲げ強度が大きい曲げ強度強大構造となっていることになる。そして、火災の発生で立上部41Aが加熱されても、立上部41Aは湾曲変形しないため、芯部材22〜24が湾曲変形することはない。
7 閉鎖体であるシャッターカーテン
7A カーテン本体
13 相手部材である床
20,30,40,50,60,70,80 シャッターカーテンの閉鎖側先端部である座板
21,31,41,51,61,81 第1部材である化粧部材
21A,31A,41A,51A,61A 第1部材の加熱面
22〜24,52〜54,62〜64,72〜74,82〜84 第2部材である芯部材
25 挿入部材であるボルト
26 火災
45,55,85 分割片
65,75 長孔
91 カーテン本体主部材
91A 脱出口
92 脱出口覆い部材
Claims (8)
- 閉鎖動作を行う閉鎖体を有し、この閉鎖体の閉鎖側先端部が相手部材に接触することにより防火区画を形成するとともに、前記閉鎖側先端部が、前記閉鎖体の厚さ方向に向いている加熱面が露出している第1部材と、この第1部材と連結されているとともに、第1部材によって加熱側の少なくとも一部が覆われた第2部材とを含んで形成されている防火用閉鎖装置において、
前記閉鎖体は下方向が閉鎖方向になっているシャッターカーテンであり、前記閉鎖側先端部はこのシャッターカーテンの座板であり、前記相手部材は床であり、
前記座板が、加熱による第1部材の前記閉鎖方向への湾曲変形強度よりも第2部材の前記閉鎖方向への曲げ強度が大きい曲げ強度強大構造となって形成され、
この曲げ強度強大構造は、前記シャッターカーテンの厚さ方向における第2部材の厚さが第1部材よりも大きくなっていることを含む構造であることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。 - 閉鎖動作を行う閉鎖体を有し、この閉鎖体の閉鎖側先端部が相手部材に接触することにより防火区画を形成するとともに、前記閉鎖側先端部が、前記閉鎖体の厚さ方向に向いている加熱面が露出している第1部材と、この第1部材と連結されているとともに、第1部材によって加熱側の少なくとも一部が覆われた第2部材とを含んで形成されている防火用閉鎖装置において、
前記閉鎖体は下方向が閉鎖方向になっているシャッターカーテンであり、前記閉鎖側先端部はこのシャッターカーテンの座板であり、前記相手部材は床であり、
前記座板に、前記シャッターカーテンの厚さ方向への曲げ強度を低下させる曲げ強度低下手段が設けられ、
第1部材と第2部材の連結はこれらの第1部材と第2部材に挿入された挿入部材によってなされ、前記曲げ強度低下手段は、この挿入部材が貫通する第1部材の孔が前記座板の長さ方向の成分を有する長孔となっていることを含む手段であることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。 - 閉鎖動作を行う閉鎖体を有し、この閉鎖体の閉鎖側先端部が相手部材に接触することにより防火区画を形成するとともに、前記閉鎖側先端部が、前記閉鎖体の厚さ方向に向いている加熱面が露出している第1部材と、この第1部材と連結されているとともに、第1部材によって加熱側の少なくとも一部が覆われた第2部材とを含んで形成されている防火用閉鎖装置において、
前記閉鎖体は下方向が閉鎖方向になっているシャッターカーテンであり、前記閉鎖側先端部はこのシャッターカーテンの座板であり、前記相手部材は床であり、
前記座板が、加熱による第1部材の前記閉鎖方向への湾曲変形強度よりも第2部材の前記閉鎖方向への曲げ強度が大きい曲げ強度強大構造となって形成され、かつ、前記座板に、前記シャッターカーテンの厚さ方向への曲げ強度を低下させる曲げ強度低下手段が設けられ、
前記曲げ強度強大構造は、前記シャッターカーテンの厚さ方向における第2部材の厚さが第1部材よりも大きくなっていることを含む構造であることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。 - 閉鎖動作を行う閉鎖体を有し、この閉鎖体の閉鎖側先端部が相手部材に接触することにより防火区画を形成するとともに、前記閉鎖側先端部が、前記閉鎖体の厚さ方向に向いている加熱面が露出している第1部材と、この第1部材と連結されているとともに、第1部材によって加熱側の少なくとも一部が覆われた第2部材とを含んで形成されている防火用閉鎖装置において、
前記閉鎖体は下方向が閉鎖方向になっているシャッターカーテンであり、前記閉鎖側先端部はこのシャッターカーテンの座板であり、前記相手部材は床であり、
前記座板が、加熱による第1部材の前記閉鎖方向への湾曲変形強度よりも第2部材の前記閉鎖方向への曲げ強度が大きい曲げ強度強大構造となって形成され、かつ、前記座板に、前記シャッターカーテンの厚さ方向への曲げ強度を低下させる曲げ強度低下手段が設けられ、
第1部材と第2部材の連結はこれらの第1部材と第2部材に挿入された挿入部材によってなされ、前記曲げ強度低下手段は、この挿入部材が貫通する第1部材の孔が前記座板の長さ方向の成分を有する長孔となっていることを含む手段であることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。 - 閉鎖動作を行う閉鎖体を有し、この閉鎖体の閉鎖側先端部が相手部材に接触することにより防火区画を形成するとともに、前記閉鎖側先端部が、前記閉鎖体の厚さ方向に向いている加熱面が露出している第1部材と、この第1部材と連結されているとともに、第1部材によって加熱側の少なくとも一部が覆われた第2部材とを含んで形成されている防火用閉鎖装置において、
前記閉鎖体は下方向が閉鎖方向になっているシャッターカーテンであり、前記閉鎖側先端部はこのシャッターカーテンの座板であり、前記相手部材は床であり、
前記座板が、加熱による第1部材の前記閉鎖方向への湾曲変形強度よりも第2部材の前記閉鎖方向への曲げ強度が大きい曲げ強度強大構造となって形成され、
前記曲げ強度強大構造は、第1部材が前記座板の長さ方向に分割された複数の分割片で形成されていることを含む構造であることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。 - 閉鎖動作を行う閉鎖体を有し、この閉鎖体の閉鎖側先端部が相手部材に接触することにより防火区画を形成するとともに、前記閉鎖側先端部が、前記閉鎖体の厚さ方向に向いている加熱面が露出している第1部材と、この第1部材と連結されているとともに、第1部材によって加熱側の少なくとも一部が覆われた第2部材とを含んで形成されている防火用閉鎖装置において、
前記閉鎖体は下方向が閉鎖方向になっているシャッターカーテンであり、前記閉鎖側先端部はこのシャッターカーテンの座板であり、前記相手部材は床であり、
前記座板が、加熱による第1部材の前記閉鎖方向への湾曲変形強度よりも第2部材の前記閉鎖方向への曲げ強度が大きい曲げ強度強大構造となって形成され、かつ、前記座板に、前記シャッターカーテンの厚さ方向への曲げ強度を低下させる曲げ強度低下手段が設けられ、
前記曲げ強度強大構造は、第1部材が前記座板の長さ方向に分割された複数の分割片で形成されていることを含む構造であることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造において、第2部材は前記座板の厚さ方向に並設された3個の芯部材の組み合わせからなり、第1部材は、これらの芯部材が内部に配置されて上部が開口した上向きのチャンネル形状の部材であり、前記3個の芯部材のうちの前記座板の厚さ方向中央の芯部材は、前記シャッターカーテンのカーテン本体の下部に形成されている袋部に挿入配置されていることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。
- 請求項7に記載の防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造において、前記シャッターカーテンのカーテン本体は、前記シャッターカーテンによって前記防火区画が形成されたときに前記カーテン本体を通過できるようにするための脱出口が形成されたカーテン本体主部材と、前記座板まで達している前記脱出口の全体を覆い、かつ前記カーテン本体主部材からめくり自在となっている脱出口覆い部材とにより形成され、前記袋部は前記脱出口の部分で切除されているとともに、前記3個の芯部材のうちの前記座板の厚さ方向中央の芯部材の上端は他の芯部材よりも上方の位置に達しており、前記脱出口覆い部材の下部と、前記座板の厚さ方向中央の芯部材の上部とが、前記脱出口が前記脱出口覆い部材で覆われているときに前記シャッターカーテンの厚さ方向に対面していることを特徴とする防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造。
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