JP2007042669A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 片面側に導体パターンを備える金属プリント配線板20であって、前記導体パターンが、プリント配線板の一端部に形成される一対の端子用パターン22を含む、金属プリント配線板20と、前記金属プリント配線板20に実装される光源10と、及び前記金属プリント配線板に取り付けられ、前記金属プリント配線板の前記一端部の裏面側を被覆する絶縁性の筐体30とを備える光源装置とする。
【選択図】図1
Description
ところで、LEDランプ等の光源を内蔵した装置では、近年の高輝度化に伴い通電量が増加し、発熱の問題が顕著になってきている。そこで放熱性を高めるために、このような装置においては金属プリント配線板などの放熱基板が使用される。金属プリント配線板では、ショートの問題があるため、ピンの挿入や両面導体パターンを利用した導通方法は現実的でない。従って金属プリント配線板を使用する場合は通常、実装面側にコネクタを接続する方法によって回路部品と導通を取ることになる。当該導通方法を採用する構成は例えば特許文献1に開示されている。
片面側に導体パターンを備える金属プリント配線板であって、前記導体パターンが、金属プリント配線板の一端部に形成される一対の端子用パターンを含む、金属プリント配線板と、
前記金属プリント配線板に実装される光源と、及び
前記金属プリント配線板に取り付けられ、前記金属プリント配線板の前記一端部の裏面側を被覆する絶縁性の筐体と、を備える光源装置である。
一方、本発明の構成では、従来の構成において信頼性の低下の原因となるストレスに弱い構造(プリント配線板とコネクタとの接合部のハンダ部分)が端子部にないため信頼性の高い装置となる。
以上のように本発明の構成によれば、金属プリント配線板の使用によって高い放熱性を得つつ、汎用性の向上、及び信頼性の向上を達成できる。また、本発明の構成では金属プリント配線板を汎用的なソケットに直接接続することが可能となることから、部品点数の削減、光源装置を組み立てる際の作業性の向上といった効果も奏される。
本発明では金属プリント配線板が使用される。これによって、金属プリント配線板を介して光源の熱の一部を効率的に放散することができ、放熱特性が向上する。金属プリント配線板は一般に、銅、アルミ、鉄などからなる金属板の表面に絶縁層を被覆した後、銅メッキなどで導体パターンを形成することによって作製される。このような金属プリント配線板では、熱の良導体である金属芯の存在によって高い放熱性が得られる。
一対の端子用パターンを対称の位置関係で端子部に形成することもできるが、非対称の位置関係で形成することが好ましい。即ち、端子用パターンの中間位置が端子部の中央から左右いずれかの方向にずれているように形成することが好ましい。このように端子用パターンの位置をずらすことによって、端子部を誤って逆挿入したときに通電することを防止できる。
導体パターンにおいて光源が実装される領域と、光源駆動用デバイスが実装される領域とを離間して配置することが好ましい。光源駆動用デバイスの熱が直接又は導体パターンを介して光源へと伝導することを抑制するためである。特に、光源駆動用デバイスの中で発熱量の大きいもの(例えば抵抗)が光源から可能な限り離れて配置されるように導体パターンを形成することが好ましい。
筐体は絶縁性材料で構成される。例えば、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、PET樹脂、PBT樹脂、絶縁性セラミックスなどを筐体の材料として用いることができる。筐体を介した効率的な放熱を可能とするために、放熱性に優れた樹脂を採用することが好ましい。この観点から例えば放熱性のPBT樹脂、金属酸化物で表面被覆された粒子状の金属フィラーを含有するポリエステル系樹脂やナイロン系樹脂等で筐体を構成するとよい。筐体は、それによって被覆された部分の絶縁性を確保できればよく、例えば表面のみが絶縁性材料で構成されるようなものであってもよい。
例えば、透光性材料(例えば透明樹脂)を用いれば、このようなカバー一体型の筐体を作製することができる。透光性が不要な部分又は透光性であることが好ましくない部分については、例えば非透光性材料をその表面に印刷、塗布、メッキなどすればよい。勿論、透光性が必要な部分とそれ以外の部分を別の材料で形成することにしてもよい。
光源のカバーとして利用される部分にレンズを形成し、配光制御を行っても良い。このような構成によれば、別途レンズを設ける必要がない。また、筐体と金属プリント配線板との固定によってレンズ位置も自ずと定まるため、レンズ位置の調整が容易である。
以下、図面を参照しながら、本発明の構成をより詳細に説明する。
LEDランプ10は、白色系の外装樹脂で形成されるカップ状部に青色発光LEDチップを配置し、LEDチップを被覆するようにカップ状部に封止樹脂を充填してなる表面実装型発光ダイオード装置である。封止樹脂内には黄色系蛍光体(例えばYAG)が分散されており、これによってLEDチップの光の一部で蛍光体が励起されて黄色光が生じる。その結果、当該黄色光とLEDチップの青色光が混合して白色光が生成される。このようにしてLEDランプ10は白色光を放出する。
ここで、金属プリント配線板20の一部を端子部21としたことによって外部衝撃に強い端子部が形成される。従って、ソケットへの挿入及びソケットからの抜き取りの際に端子部が損傷し、接触不良などが発生することを防止できる。このように、光源装置1では端子部21を介した信頼性の高い電気的接続を確立することができる。また、このように外部衝撃に強い構造の端子部21を備えることによって、光源装置1はその取り扱いが容易な装置となる。
一方、上記のように、汎用的なソケットに適合するように端子部21を構成したことによって、接続相手として汎用的なソケットを利用することができる。従って、光源装置1は汎用性が高く且つ使い勝手の良い装置となる。尚、金属プリント配線板20の一部を端子部21として利用することができる構成としたことによって、このような汎用的なソケットに適合する端子部を構成することが可能になるものである。
一対の端子用パターン27は、それら中間点が光源装置1の中心軸x上に位置しないように形成されている。換言すれば、端子用パターン27の中間位置が金属プリント配線板25の狭幅部の中心線からずれている。このように非対称の位置関係で端子用パターン27を設けることによって、端子部26を誤ってソケットに逆挿入したときに通電することを防止できる。
尚、端子部26は汎用的なソケットに適合するようにその形状及び大きさが設計されている。また、端子用パターン27の間隔は汎用的なソケットに適合するように約4mmとした。
一方、カバー42の収納部43の裏面側は、縁部を除いて開口している(図7を参照)。このよう開口部46を設けたことによって、金属プリント配線板25がカバー42に収納、固定された際、金属プリント配線板25の広幅部の裏面側の大部分が露出する。これによって、金属プリント配線板25の裏面側を介した放熱が効率的に行われ、放熱特性が向上する。
一方で、金属プリント配線板25を使用することで高い放熱特性が得られることに加えて、金属プリント配線板25の裏面側の多くを露出してその放熱効率を高めたことから、極めて放熱特性に優れた装置となる。また、端子用パターン27を非対称な位置に形成したことによって、端子部26を誤ってソケットに逆挿入したときに通電することを防止でき、安全性の向上も図られる。
尚、光源装置2では、LEDランプ10から放出された白色光がカバー42を通り外部放射することになるが、上記実施例の光源装置1のカバー40と同様にカバー42にレンズ効果を付与することでカバー42による配光制御を行ってもよい。
本明細書の中で明示した論文、公開特許公報、及び特許公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10 表面実装型LEDランプ
20、25 金属プリント配線板
21、26 端子部
22、27 端子用パターン
30 筐体
40、42 カバー
43 カバーの収納部
45 金属プリント配線板固定用の爪
Claims (6)
- 片面側に導体パターンを備える金属プリント配線板であって、前記導体パターンが、金属プリント配線板の一端部に形成される一対の端子用パターンを含む、金属プリント配線板と、
前記金属プリント配線板に実装される光源と、及び
前記金属プリント配線板に取り付けられ、前記金属プリント配線板の前記一端部の裏面側を被覆する絶縁性の筐体と、
を備える光源装置。 - 前記金属プリント配線板の裏面側において、前記一端部を除く領域の少なくとも一部が前記筐体で被覆されない、請求項1に記載の光源装置。
- 前記一対の端子用パターンの中間位置が、前記金属プリント配線板の前記一端部の中央からずれている、請求項1又は2に記載の光源装置。
- 前記筐体が、前記光源の上方を覆う透光性部分を備える、請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置。
- 前記透光性部分にレンズが形成されている、請求項4に記載の光源装置。
- 光源装置用の金属プリント配線板であって、
片面側の一端部に一対の端子用パターンを備え、
該一端部が、ソケットに直接挿入されるコネクタ部となる金属プリント配線板。
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