JP6132233B2 - 発光ユニット - Google Patents

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本発明は、特に、金属基台とこれに載置された発光モジュールとを備える発光ユニットに関する。
近年、省エネルギーの観点から、光源としてLED(Light Emitting Diode)を利用した各種の発光ユニットが提案されている(例えば、特許文献1)。
図23は、特許文献1に係る発光ユニット9000を示す図である。図23(a)は、発光ユニット9000の構成を示す斜視図であり、図23(b)は、図23(a)におけるC−C線矢視断面図である。発光ユニット9000は、金属基台901、発光モジュール902を備える。
発光モジュール902は、絶縁材料で構成された基板903、基板903に実装された発光素子904、発光素子904と電気接続された導電ランド905を含む。商用電源につながるリード線および導電ランド905を介して発光素子904に電力が供給されることで、発光素子904が発光する。また、発光モジュール902で発生した熱を発光ユニット9000の外部へ効率良く放熱させる観点から、金属基台901はアルミニウム等の金属材料で構成されている。
特開2012−003999号公報
上記のような構成の発光ユニットにおいては、金属材料で構成された金属基台901と、リード線が接続される導電ランド905との絶縁性を確保する必要がある。発光素子904の輝度を向上させるために発光素子904に供給する電圧を高める場合、基板903のサイズや厚みを大きくするという方法が採られている。このようにすることで、金属基台901と導電ランド905との間の沿面距離が長くなり、絶縁性が向上する。
しかしながら、この方法によると、基板903が大型化することで発光ユニット9000の重量が増加する。その結果、照明器具に発光ユニット9000を取り付ける際の作業性が低下したり、発光ユニット9000が照明器具から落下し易くなる可能性が高くなったりするおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発光素子が実装される基板を大型化することなく、金属基台と導電ランドとの間の絶縁性を向上させることが可能な発光ユニットの提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、本明細書に開示される発光ユニットは、金属材料で構成された金属基台と、前記金属基台に載置された基板と、前記基板に実装された発光素子と、前記基板上に配設され、前記発光素子と電気接続された導電ランドと、を備え、前記金属基台と前記基板の外周部との界面領域のうち、少なくとも前記金属基台と前記導電ランドとを前記基板に沿った最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に間隙が設けられているとともに、当該間隙に電気絶縁部材が介挿されており、前記電気絶縁部材は、前記基板よりも外方へ延出していることを特徴とする。
また、前記電気絶縁部材における前記最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に相当する領域の外縁が、前記最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に相当する領域を除く領域の外縁よりも外方にあることを特徴とする。
さらに、前記電気絶縁部材は、前記基板の形状に対応した環状であることを特徴とする。
あるいは、前記電気絶縁部材は、外縁全周が前記基板よりも外方へ延出していることを特徴とする。
また、前記金属基台から前記基板へ向かう方向を上方とした場合に、前記外方へ延出した部分が前記上方へ向けて屈曲するとともに前記上方へ延伸していることを特徴とする。
さらに、前記上方へ延伸した部分の頂部の位置が、前記基板の上面よりも高いことを特徴とする。
あるいは、前記電気絶縁部材はシート状の部材であることを特徴とする。
また、前記電気絶縁部材が存在する領域に対応する前記金属基台の外縁の少なくとも一部が、前記電気絶縁部材の外縁より内方に存在することを特徴とする。
さらに、平面視において、前記金属基台は、前記発光素子が形成されている領域よりも大きいことを特徴とする。
あるいは、前記発光素子が存在する領域に対応する前記金属基台と前記基板との界面には、前記電気絶縁部材が介挿されていないことを特徴とする。
また、前記電気絶縁部材の厚みは、前記間隙の厚み以下であることを特徴とする。
さらに、前記電気絶縁部材の厚みは0.3[mm]以上であることを特徴とする。
あるいは、前記電気絶縁部材は、熱伝導性を有する材料で構成されていることを特徴とする。
また、前記電気絶縁部材は、ポリカーボネート、プロピレンカーボネート、ポリイミド、エポキシ、シリコーン、マイカ、エナメル、ガラスのいずれかを含み構成されていることを特徴とする。
導電ランドにリード線が接続されるが、発光素子の出射光を遮らないようにする観点から、導電ランドは基板の外周部に配設されることが多い。そのため、発光素子に供給する電圧を高める場合は、特に金属基台と導電ランドとを基板に沿った最短沿面距離で結ぶ経路における絶縁距離を確保する必要がある。
そこで、本明細書に開示される発光ユニットでは、金属基台と基板の外周部との界面領域のうち、少なくとも金属基台と導電ランドとを基板に沿った最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に間隙が設けられている。そして、金属基台と基板との界面領域に設けられた間隙に、電気絶縁部材が介挿されている。さらに、電気絶縁部材は、基板よりも外方へ延出している。このように基板よりも外方へ延出した電気絶縁部材が存在することで、金属基台と導電ランドとの間の沿面距離を長くすることができる。この結果、基板の大きさをそのままに、金属基台と導電ランドとの間の絶縁性を向上させることが可能である。
したがって、本明細書に開示される発光ユニットによれば、発光素子を実装する基板を大型化することなく、金属基台と導電ランドとの絶縁性を向上させることが可能である。
第1の実施形態に係る照明器具を示す断面図である。 第1の実施形態に係る発光ユニットを示す斜視図である。 第1の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。 (a)カバーと配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図と、(b)図4(a)におけるA−A線断面図と、(c)図4(a)におけるB−B線断面図である。 載置部が形成されている領域について説明するための図である。 リード線71の導電ランド14への電気的接続方法について説明するための側面図である。 第2の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。 (a)カバーと配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図と、(b)図8(a)におけるA−A線断面図と、(c)図8(a)におけるB−B線断面図である。 第3の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。 (a)カバーと配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図と、(b)図10(a)におけるA−A線断面図である。 第4の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。 (a)カバーと配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図と、(b)図12(a)におけるA−A線断面図と、(c)図12(a)におけるB−B線断面図である。 第5の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。 第6の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。 (a)第7の実施形態に係る発光ユニットを示す斜視図と、(b)カバーを取り除いた状態の発光ユニットの斜視図である。 変形例に係る発光ユニットの構造を模式的に示す一部断面図である。 変形例に係る金属基台の構成を示す斜視図である。 変形例に係る金属基台の構成を示す斜視図である。 変形例に係るカバーを示す斜視図である。 変形例に係るカバーを示す斜視図である。 変形例に係るカバーを示す斜視図である。 変形例に係るカバーを示す斜視図である。 特許文献1に係る発光ユニット9000を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る発光ユニットについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
≪第1の実施形態≫
[構成]
<照明器具1の全体構成>
図1は、第1の実施形態に係る照明器具を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る照明器具1は、天井2に埋め込むようにして取り付けられるダウンライトであって、器具3、回路ユニット4および発光ユニット6を備える。
器具3は、例えば、金属製であって、ランプ収容部3a、回路収容部3bおよび外鍔部3cを有する。ランプ収容部3aは、例えば有底円筒状であって、内部に発光ユニット6が着脱自在に取り付けられる。回路収容部3bは、例えばランプ収容部3aの底側に延設されており、内部に回路ユニット4が収容される。外鍔部3cは、例えば円環状であって、ランプ収容部3aの開口部から外方へ向けて延設されている。器具3は、ランプ収容部3aおよび回路収容部3bが天井2に貫設された埋込穴2aに埋め込まれ、外鍔部3cが天井2の下面2bにおける埋込穴2aの周部に当接された状態で、例えば取付ねじ(不図示)によって天井2に取り付けられる。
回路ユニット4は、発光ユニット6を点灯させるためのものであって、発光ユニット6と電気接続される電源線4aを有し、電源線4aの先端には発光ユニット6のリード線71のコネクタ72と着脱自在に接続されるコネクタ4bが取り付けられている。
<発光ユニット6の構成>
図2は、第1の実施形態に係る発光ユニットを示す斜視図である。図3は、第1の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。図2および図3に示すように、発光ユニット6は、発光モジュール10、金属基台20、カバー30、電気絶縁部材40および配線部材70を備える。
(発光モジュール10)
図4(a)は、カバー30と配線部材70を取り除いた状態の発光ユニットの平面図である。図4(b)は、図4(a)におけるA−A線断面図であり、図4(c)は、図4(a)におけるB−B線断面図である。図3、図4に示すように、発光モジュール10は、基板11、発光部12、配線パターン13および導電ランド14を備える。図4(b),(c)の断面図においては、説明を簡略化するため、図4(a)のA−A線上およびB−B線上に存在する構成のみを図示している。
基板11は、発光部12、配線パターン13および導電ランド14が配設される基部である。本実施形態に係る基板11は、平面視形状が矩形をしており、例えば、セラミックやガラスエポキシ等の電気絶縁部材からなる。
図4(a)における拡大図に示すように、発光部12は、基板11の上面に実装された複数の発光素子12aと、発光素子12a全体を覆う波長変換部材12bとを含む。本実施形態に係る複数の発光素子12aは、例えば青色LEDであり、基板11の上面にCOB(Chip on Board)技術を用いてフェイスアップ実装されている。波長変換部材12bは、例えば、透光性樹脂と蛍光体とを含む。透光性樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッソ樹脂、シリコーン・エポキシのハイブリッド樹脂、ユリア樹脂等を用いることができる。蛍光体としては、例えば、緑色蛍光体と赤色蛍光体との組み合わせ、黄色蛍光体等を用いることができる。
配線パターン13は、配線部材70から供給される電力を発光部12に給電するためのものである。配線パターン13は、例えば、銅箔等の金属箔で構成されている。
導電ランド14は、基板11上における外周部に配設されており、発光部12を構成する各発光素子12aと電気接続されている。導電ランド14は、配線パターン13と配線部材70とを接続するためのものであり、配線パターン13と同様に、銅箔等の金属箔で構成されている。導電ランド14の上面には、配線部材70の速結端子73が半田付けされている。速結端子73は、一対のリード線71と導電ランド14とを電気接続するためのものである。速結端子73の差込口73aにリード線71が差し込まれることで、リード線71と導電ランド14とが電気接続される。この接続の詳細については配線部材70の説明の際に併せて説明する。なお、導電ランド14は速結端子73の平面視形状と対応した形状をしており、また導電ランド14上には速結端子73が存在するため、導電ランド14は図3には現れていない。
平面視において、速結端子73は、その差込口73aにリード線71が差し込まれる際の差込方向に延伸する仮想線同士が交差するように、かつ、当該仮想線が発光部12の輪郭に沿うように配置されている。ここで、上述したように、導電ランド14は速結端子73の平面視形状と対応した形状および配置をしている。そのため、導電ランド14は、その長手方向に延伸する仮想線同士が交差するように、かつ、仮想線が発光部12の輪郭に沿うように配置されている。これにより、リード線71にさほどストレスを加えることなくリード線71を束ね、発光ユニット6の外部に導出することが可能である。
(金属基台20)
金属基台20は、アルミニウム等の熱伝導に優れた金属材料で構成された板状部材である。金属基台20は、発光モジュール10の基板11を載置するための載置台としての機能を有している。金属基台20の上面に発光モジュール10の基板11が載置されていることで、金属基台20と基板11との界面が形成される。さらに、金属基台20は、発光モジュール10で発生した熱を発光ユニット6の外部へ放熱させる放熱部材としての機能も併せ持つ。この機能を十分に発揮させるため、図3および図4に示すように、平面視において、金属基台20は、発光素子12aが形成されている領域である発光部12よりも大きくしている。
金属基台20の外周部には、ねじ孔21が3箇所形成されている。ねじ孔21は、金属基台20とカバー30との接合用の組立ねじ33を螺合するためのものである。
また、金属基台20の上面には、他の領域よりも厚みが薄い載置部22が形成されている。載置部22は、金属基台20と基板11との界面に電気絶縁部材40を介挿するための間隙として形成されているものであり、電気絶縁部材40の形状に合わせて形成されている。
図5は、載置部が形成されている領域について説明するための図である。図5(a)は、図4(a)に示す平面図における導電ランド14付近を取り出した拡大図である。図5(a)におけるA−A線は、図4(a)におけるA−A線と同じ位置にある。図5(b),(c)は、図5(a)におけるA−A線断面図である。但し、説明の都合上、図5(b)では載置部22が形成されていない状態を、図5(c)では電気絶縁部材40が介挿されていない状態を示している。また、図5(b),(c)では、説明を簡略化するため切欠部23を省略している。さらに、図5(b),(c)の断面図においては、図5(a)のA−A線上に存在する構成のみを図示している。
まず、載置部22が形成されている領域は、金属基台20と基板11との界面のうち、金属基台20と基板11の外周部との界面領域に含まれる。ここで、「基板11の外周部」とは、基板11における発光部12が配設された領域を除く領域をいう。A−A線上における基板11の外周部は、図5において領域(X)で示している。したがって、A−A線上においては、金属基台20と基板11との界面のうち、領域(X)で示す領域が界面領域に相当し、載置部22は、一部が領域(X)に含まれることになる。
また、載置部22は、界面領域のうち、金属基台20と導電ランド14とを基板11に沿った最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分を含むように設けられた間隙である。ここで、「金属基台20と導電ランド14とを基板11に沿った最短沿面距離で結ぶ経路」とは、金属基台20と導電ランド14とを最短距離で結ぶ経路のうち、基板11に沿った沿面距離が最短であるものを指す。すなわち、図5(b)における矢印(Y)で示すものが、金属基台20と導電ランド14とを基板11に沿った最短沿面距離に相当する。以下、基板11に沿った金属基台20と導電ランド14との最短沿面距離を、単に「最短沿面距離」と記載する。なお、図5(a)に示すA−A線は、金属基台20と導電ランド14とを基板11に沿った最短沿面距離で結ぶ経路を通る線である。
図5(c)に示すように、界面領域に相当する領域(X)のうち、最短沿面距離を示す矢印(Y)と交わる部分を含むように、載置部22が形成されている。さらに、図5(a),(c)に示すように、載置部22は基板11の外縁よりも外方にも広がっている。本実施形態の載置部22は、特に、Y軸方向の導電ランド14側の方向(図5における左の方向)において、より外方に広がっている。また、導電ランド14と金属基台20との間の絶縁性を向上させるために、電気絶縁部材40をY軸方向(図5における右の方向)へより奥まったところまで介挿すべく、Y軸方向へより奥まった形状の載置部22が形成されている。
なお、図5においては、Y軸方向に沿った最短沿面距離を取り上げて説明したが、X軸方向に沿った最短沿面距離についても同様である。
図2〜図4に戻り、金属基台20の外周部には、さらに、金属基台20と導電ランド14とを基板11に沿った最短沿面距離で結ぶ経路上に相当する領域に切欠部23が形成されている。切欠部23は、導電ランド14と金属基台20との間の絶縁性を向上させるために形成されているものである。
(カバー30)
カバー30は、例えば、白色不透明の樹脂等の非透光性材料で構成され、発光モジュール10の発光部12からの出射光を出射させるための光出射窓31が設けられている。光出射窓31の内周面31aは、発光部12の主出射方向に向かって拡径するテーパー状となっている。内周面31aには、発光部12からの出射光を拡散させる拡散処理、例えば、フロスト処理やブラスト処理、又は、微粒子の吹き付けや塗布処理が施されている。
カバー30には切欠部32が形成されており、この切欠部32には組立ねじ33を挿通させるための挿通孔32aが形成されている。金属基台20にカバー30を接合する際、まず、カバー30の外縁部に形成されたツメ部34を金属基台20の外縁部に係合させる。そして、この状態でカバー30の上方から挿通孔32aに組立ねじ33を挿通し、組立ねじ33をねじ孔21に螺合させることによって、カバー30を金属基台20に取り付ける。
カバー30の光出射窓31からの外周の領域は、内部が中空になっている。そのため、金属基台20とカバー30とが接合された状態において、速結端子73はこの内部空間に収容される。
また、カバー30には、2つのノッチ部35が形成されている。さらに、各ノッチ部35には、速結端子73の開口部73aと連通する開口部35aが形成されている。ノッチ部35と開口部35aの機能については、配線部材70についての説明の際に併せて説明する。
カバー30の上面には、カバー30の内部空間と連通する貫通孔36が形成されている。貫通孔36は、速結端子73からリード線71を外す冶具を挿入するためのものである。また、切欠部37は、発光ユニット6の器具3への取付時において、2本のリード線71を金属基台20の裏側へ案内するためのものである。
(電気絶縁部材40)
金属基台20と基板11の外周部との界面領域のうち、少なくとも金属基台20と導電ランド14とを基板11に沿った最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に間隙が設けられているとともに、当該間隙に電気絶縁部材40が介挿されている。具体的には、金属基台20に形成された載置部22と基板11との間隙に電気絶縁部材40が介挿されている。
図4(a)に示すように、電気絶縁部材40は、基板11よりも外方へ延出している。このような構成とするため、図5(c)に示すように、載置部22が領域(X)と矢印(Y)と交わる部分よりも外方へ広がって形成されている。基板11より外方への延出量は、電気絶縁部材40の全周に亘って均一である必要はない。実際、本実施形態に係る電気絶縁部材40は、X軸方向よりもY軸方向がより外方へ延出している。
電気絶縁部材40を構成する材料としては、例えば、ポリカーボネート、プロピレンカーボネート、ポリイミド、エポキシ、シリコーン等の樹脂やマイカ、エナメル、ガラス等の無機材料等が挙げられる。また、電気絶縁部材40は、熱伝導性を有する材料で構成されていれば、より望ましい。熱伝導性を有していることにより、点灯中に発光モジュール10で発生した熱を、電気絶縁部材40に蓄熱することなく金属基台20に伝熱させることができるので、放熱性の観点で望ましい。
電気絶縁部材40の形成方法としては、例えば、シート状の部材を載置部22に貼付する、ペースト状の材料を載置部22に塗布して乾燥させる等の方法を採用することできる。本実施形態においては、導電ランド14と金属基台20との間の絶縁性の観点から、載置部22にシート状の部材を貼付する方法を採用している。シート状の部材を貼付する方法は、ペースト状の材料を塗布する方法と比較して、電気絶縁部材40中にピンホールが生成されにくい。そのため、導電ランド14と金属基台20との間の絶縁性を向上させる機能を十分に果たすことが可能となる。
電気絶縁部材40のZ軸方向における厚みの具体的な数値は特に限定されるものではないが、金属基台20の上面と載置部22の上面との差と同じとするか、当該差よりも小さいものとすることが望ましい。このようにすることで、発光モジュール10が金属基台20から浮き上がることを防止し、発光モジュール10と金属基台20との密着性を向上させることができる。この結果、発光モジュール10で発生した熱を効率良く金属基台20に放熱させることが可能である。
電気絶縁部材40のZ軸方向における厚みの具体的な数値としては、例えば、0.3[mm]以上であることが望ましい。ペースト状の材料を塗布する方法を採る場合には、0.3[mm]以上の膜厚にすることで、ピンホールの生成を抑制することが可能である。また、シート状の部材を貼付する方法を採る場合には、膜厚0.3[mm]以上のシート状部材を電気絶縁部材40に用いる材料として選択することで、ピンホールの少ない電気絶縁部材40を形成することが可能である。
電気絶縁部材40が存在する領域に対応する金属基台20の外縁の少なくとも一部が、電気絶縁部材40の外縁より内方に存在する。本実施形態においては、金属基台20に切欠部23が形成されていることにより、金属基台20の外縁の少なくとも一部が、電気絶縁部材40の外縁より内方に存在する。切欠部23は、導電ランド14と金属基台20とを最短沿面距離で結ぶ経路付近の金属基台20に形成されている。
また、上述したように、金属基台20は、発光モジュール10で発生した熱を発光ユニット6の外部へ放熱させる機能を有する。この機能をより効果的に発揮させるために、本実施形態においては、図3に示すように、発光素子12aを含んでなる発光部12が存在する領域に対応する金属基台20と基板11との界面には、電気絶縁部材40が介挿されていない。
(配線部材70)
配線部材70は、回路ユニット4と発光ユニット6とを電気接続するものであり、2本のリード線71、コネクタ72、速結端子73を含む。リード線71の一端は速結端子73を介して導電ランド14に電気接続される。リード線71の他端は、コネクタ72が回路ユニット4のコネクタ4bに接続されることで、回路ユニット4に電気接続される。
図6は、リード線71の導電ランド14への電気的接続方法について説明するための側面図である。まず、図6(a)に示すように、速結端子73は2枚の板金73bを備えている。半田付けにより速結端子73を導電ランド14に取着することにより、図6(b)に示すように、下方側の板金73bと導電ランド14とが電気接続されるとともに、2本の板金73bが対向する。そして、上述した方法により、金属基台20とカバー30とを接合する。図3に示すように、ノッチ部35には開口部35aが形成されており、金属基台20とカバー30とが接合された状態において、開口部35aは速結端子73の開口部73aと連通している。
次に、図6(c)に示すように、カバー30の開口部35a(図3)を介して速結端子73の開口部73aにリード線71を差し込む。ここで、板金73bは、先端部73b間の距離S1がリード線71における金属線71aの直径S2よりも小さくなるように形成されている。これにより、図6(d)に示すように、リード線71が板金73bと電気接続される。板金73bと導電ランド14とが電気接続されている結果、リード線71が導電ランド14に電気接続される。
説明しているように、導電ランド14とリード線71とを電気接続する際には、リード線71を速結端子73に差し込む。カバー30に形成されたノッチ部35は、このリード線71を速結端子73に差し込む作業を行う際の、作業性を向上させる機能を有する。ノッチ部35の構造を具体的に説明すると、ノッチ部35は、カバー30の側壁の一部がリード線71の差込方向に凹入してなる。カバー30の側壁の一部が凹入することにより、側壁の一部がノッチ部35の内側面を構成しているが、この内側面における差込口73aに対向する面に開口部35aが形成されている。開口部35aは、リード線71を挿通させるためのものであり、開口部35aに挿通されたリード線71は、速結端子73の差込口73aに差し込まれる。さらに、ノッチ部35の内側面は、ノッチ部35にリード線71を挟持した指を案内した状態において、当該指と当接する形状に形成されている。
ノッチ部35がこのような形状をしていることで、開口部35aの位置を目視せずとも、リード線71を挟持した指をノッチ部35に差し入れるだけで、簡単にリード線71を差込口73aに差し込むことができる。したがって、発光ユニット6組立時の作業性を向上させることが可能である。
[金属基台20と導電ランド14との沿面距離]
金属基台20と導電ランド14との間の絶縁性が向上する理由について、図4(b)を用いて説明する。ここでは、X軸方向における絶縁性について説明する。
まず、従来例(図23)における金属基台901と導電ランド905との沿面距離について説明する。電気絶縁部材を有しない場合、図23に示すように、導電ランド905の外縁と基板903の外縁との距離をa1、基板903の厚みをb1とすると、金属基台901と導電ランド905との沿面距離は、a1+b1で表される。
次に、本実施形態における場合について説明する。以下の説明において、導電ランド14の外縁と基板11の外縁との距離をa1、基板11の外縁と電気絶縁部材40の外縁との距離をa2、電気絶縁部材40の外縁と金属基台20の外縁との距離(切欠部23の深さ)をa3、基板11の厚みをb1、電気絶縁部材40の厚みをb2とする。ここで、図23における距離a1と図4における距離a1とは等価であり、図23における距離b1と図4における距離b1とは等価であると考えることができる。本実施形態の場合、金属基台20と導電ランド14との沿面距離は、a1+a2+a3+b1+b2で表される。
本実施形態の場合における金属基台20と導電ランド14との沿面距離は、従来例の場合と比較して、a2+a3+b2の分だけ長くなっている。このうち、a2+b2で表される延長分は、電気絶縁部材40が設けられていることによるものである。また、a3で表される延長分は、電気絶縁部材40が存在する領域に対応する金属基台20の外縁の少なくとも一部が、電気絶縁部材40の外縁より内方に存在すること、すなわち、切欠部23が設けられていることによるものである。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、従来例と比較して、金属基台20と導電ランド14との沿面距離を長くすることができる。また、本実施形態における沿面距離の延長方法を採用した場合、従来よりも導電ランド14を基板11の外縁側に寄せて配置することができる。そのため、基板11のサイズを大きくする必要がなく、基板11のサイズを大きくする分の重量が増えることはない。さらに、金属基台20に切欠部23が形成されていることにより、金属基台20と導電ランド14との沿面距離をさらに延長することが可能であるとともに、発光ユニット6としての重量をさらに軽量化することが可能である。
発光ユニット6が軽量化されることで、器具3に発光ユニット6を取り付ける際の作業性が向上したり、発光ユニット6が器具3から落下しにくくなるといった効果を得ることができる。さらに、本実施形態のように、発光モジュール10を金属基台20に対して下方側にして器具3に取り付ける場合、基板11を軽量化することで、基板11の反りを低減することが可能である。この結果、基板11の反りに伴う発光部12の位置ずれにより発光特性が変化したり、金属基台20から発光モジュール10が脱離したりするおそれを低減することが可能である。
また、基板11に配設されている配線パターン13も、導電ランド14と同じく金属材料で構成されているが、通常、配線パターン13の上面には樹脂やガラス等によるコーティングが施される。一方、導電ランド14にリード線71を接続する必要がある関係上、導電ランド14の上面は露出した状態となる。そのため、金属基台20と導電ランド14との間は、金属基台20と配線パターン13との間よりも、絶縁性が維持されにくい。したがって、金属基台20と配線パターン13との間に電気絶縁部材40を介挿する場合と比較して、金属基台20と導電ランド14との間に電気絶縁部材40を介挿する場合の方が、絶縁性向上の実効は高い。
≪第2の実施形態≫
ここでは、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との間の絶縁性の向上を図ることが可能な例について説明する。
[構成]
図7は、第2の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。また、図8(a)は、カバー38と配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図である。図8(b)は、図8(a)におけるA−A線断面図であり、図8(c)は、図8(a)におけるB−B線断面図である。図8(b),(c)の断面図においては、説明を簡略化するため、図8(a)のA−A線上およびB−B線上に存在する構成のみを図示している。また、図7および図8において、第1の実施形態に係るものと同様の構成には同符号を付し、本実施形態における説明を省略する。
本実施形態に係る発光ユニット61における第1の実施形態に係る発光ユニット6との相違点は、カバー38および電気絶縁部材41の構成である。以下、これらの相違点を中心に説明する。
図7および図8(a),(c)に示すように、本実施形態に係る電気絶縁部材41は、立設部42を有することが特徴である。立設部42は、金属基台20から基板11へ向かう方向を上方とした場合に、電気絶縁部材41のうち基板11の外方へ延出した部分が上方へ向けて屈曲するとともに上方へ延伸した部分である。また、図8(c)に示すように、電気絶縁部材41のうち上方へ延伸した部分の頂部の位置、すなわち立設部42の頂部の位置は、基板11の上面よりも高い。
さらに、図7に示すように、カバー38にはスリット39が形成されている。このスリット39と、切欠部32により形成された周壁32bにより、金属基台20とカバー38とが接合された状態において、立設部42の立設姿勢を保持することができる。
本実施形態においては、立設部42が基板11の側面に沿って立設されている。立設部42が基板11の側面に沿って立設している場合、立設部42の頂部が基板11の上面よりも高い位置であることが必要である。このようにすることで、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との沿面距離がより延長され、絶縁性が向上する。立設部42の頂部の位置は、カバー30に干渉しない範囲であれば特に限定されるものではない。立設部42の頂部の位置を可能な限り高くする方が、導電ランド14と金属基台20との沿面距離を延長することが可能な観点で望ましい。
[金属基台20と導電ランド14との沿面距離]
導電ランド14と金属基台20との沿面距離について、図4(c)および図8(c)を参照しながら説明する。ここではX軸方向における場合について説明する。また、Y軸方向における沿面距離は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
まず、第1の実施形態では、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との沿面距離は、図4(c)に示すように、a4+b1で表される。ここで、a4は、X軸方向における導電ランド14の外縁と基板11の外縁との距離である。
一方、図8(c)に示すように、第2の実施形態では、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との沿面距離は、a4+b2+b3+b4で表される。ここで、b3は、立設部42の頂部と基板11の上面との距離であり、b4は、立設部42の頂部と金属基台20の上面との距離である。また、図8(c)に示すように、b3およびb4はb1よりも大きい。したがって、本実施形態によれば、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との沿面距離を、第1の実施形態よりも長くすることが可能である。この結果、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との間の絶縁性をより強化することができる。
また、b3およびb4は、立設部42の頂部の位置を高くするほど大きくなる。したがって、立設部42の頂部の位置を高くするほど、導電ランド14と金属基台20との沿面距離が延長され、絶縁性が向上する。さらに、本実施形態においては、電気絶縁部材41の厚みが全体に亘って一定である例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、立設部42における厚さ(b2に相当)のみを大きくすることで、導電ランド14と金属基台20との沿面距離をさらに延長することができる。
≪第3の実施形態≫
図9は、第3の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。また、図10(a)は、カバー30と配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図であり、図10(b)は、図10(a)におけるA−A線断面図である。図10(b)の断面図においては、説明を簡略化するため、図10(a)のA−A線上に存在する構成のみを図示している。
本実施形態に係る発光ユニット62における第1の実施形態に係る発光ユニット6との相違点は、電気絶縁部材43および金属基台24の構成である。図9および図10(a)に示すように、本実施形態に係る電気絶縁部材43は、主に基板11におけるX軸に沿った外縁から外方に延出していることが特徴である。すなわち、電気絶縁部材43は、主にY軸方向に延出した形状である。また、金属基台24には、電気絶縁部材43の平面視形状に応じた載置部25が形成されている。
Y軸方向における導電ランドと金属基台24との沿面距離は、第1の実施形態の場合と同様である。したがって、本実施形態においても、Y軸方向における導電ランドと金属基台24との間の絶縁性を向上させることが可能である。また、本実施形態に係る電気絶縁部材43は、第1および第2の実施形態に係る電気絶縁部材と比較して、サイズが小さい。したがって、Y軸方向における導電ランドと金属基台24との間の絶縁性を向上させつつ、電気絶縁部材43の材料コストを削減することが可能である。
また、導電ランドが上述したような配置をしているため、導電ランドの角部と金属基台24との沿面距離が短くなっている。このため、導電ランドの角部と金属基台24との間が最も絶縁性が保たれにくくなる。ここで、基板11における紙面手前の辺には、2つの導電ランドの角部が面しており、紙面手前の辺に隣接する辺には、それぞれ1つの導電ランドの角部が面している。本実施形態においては、特に絶縁性を向上させるべき基板11における紙面手前の辺と金属基台24との間に電気絶縁部材43が介挿されている。このようにすることで、導電ランドと金属基台24との絶縁性向上の実効を図りつつ、電気絶縁部材の材料コスト削減が実現できる。
≪第4の実施形態≫
図11は、第4の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。また、図12(a)は、カバー300と配線部材を取り除いた状態の発光ユニットの平面図である。図12(b)は、図12(a)におけるA−A線断面図であり、図12(c)は、図12(a)におけるB−B線断面図である。図12(b),(c)の断面図においては、説明を簡略化するため、図12(a)のA−A線上およびB−B線上に存在する構成のみを図示している。
本実施形態に係る発光ユニット63における第1の実施形態に係る発光ユニット6との相違点は、電気絶縁部材44、金属基台26およびカバー300の構成である。図11および図12(a),(c)に示すように、本実施形態に係る電気絶縁部材44は、第1の実施形態に係る電気絶縁部材40と比較して、X軸方向にも拡張した形状であることが特徴である。電気絶縁部材44の平面視形状が変化したことに対応して、載置部28の形状も変化している。
また、電気絶縁部材44がX軸方向にも拡張している形状としたことに応じて、組立ねじ33を挿通するための切欠部301および挿通孔301a、組立ねじ33が螺合されるねじ孔27は、Y軸方向に沿った辺の中心付近に設けられている。さらに、金属基台26に形成されている切欠部29は、第1の実施形態に係る切欠部23と比較して、より金属基台26の中心方向に拡大している。これにより、導電ランド14と金属基台26との沿面距離を長くすることができるとともに、発光ユニット63をさらに軽量化することが可能である。
図12(b)に示すように、Y軸方向における導電ランド14と金属基台26との沿面距離は、第1の実施形態の場合と同様に、a1+a2+a3+b1+b2で表される。しかしながら、本実施形態では切欠部29が拡大している分、a3が大きくなる。したがって、本実施形態によれば第1の実施形態と比較して、Y軸方向における導電ランド14と金属基台26との間の絶縁性を向上させることができる。
一方、図12(c)に示すように、X軸方向における導電ランド14と金属基台26との沿面距離は、a4+a5+b1+b2で表される。a5は、基板11の外縁と電気絶縁部材44の外縁との距離である。ここで、図4(c)に示すように、第1の実施形態の場合、X軸方向における導電ランド14と金属基台20との沿面距離は、a4+b1で表される。すなわち、電気絶縁部材44が介挿されていることによりb2で表される分が、電気絶縁部材44がX軸方向にも拡張した形状であることによりa5で表される分が、それぞれ延長したことになる。
≪第5の実施形態≫
図13は、第5の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。本実施形態に係る発光ユニット64における第1の実施形態に係る発光ユニット6との相違点は、電気絶縁部材45および金属基台200の構成である。
上述したように、導電ランドと同様に配線パターンも金属材料で構成されている。そのため、配線パターンと金属基台との間の絶縁性を確保することも、発光ユニットとしての絶縁性向上において重要である。そのため、本実施形態においては、図13に示すように、電気絶縁部材45を基板11の形状に対応した環状としている。ここで、「基板11の形状に対応した環状」とは、外縁が基板11の形状の略相似形であり、かつ、外縁が基板11よりも大きい環状をいう。
さらに、電気絶縁部材45における導電ランド14付近の外縁だけでなく、外縁全周が基板11よりも外方へ延出している。ここで、電気絶縁部材が環状である場合の「電気絶縁部材の外縁」とは、内側の環の周縁ではなく、外側の環の周縁を指す。また、金属基台200においては、電気絶縁部材45の形状に対応した載置部201が形成されている。
本実施形態によれば、導電ランド14と金属基台200との沿面距離だけでなく、配線パターン13と金属基台200との沿面距離も延長することが可能である。その結果、発光ユニット64における絶縁性のさらなる向上を図ることができる。
≪第6の実施形態≫
図14は、第6の実施形態に係る発光ユニットを示す分解斜視図である。本実施形態に係る発光ユニット65における第1の実施形態に係る発光ユニット6との相違点は、電気絶縁部材47および金属基台206の構成である。
本実施形態に係る電気絶縁部材47は、導電ランド14と金属基台206とを最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に相当する領域の外縁が、当該最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に相当する領域を除く領域の外縁よりも外方にある。すなわち、電気絶縁部材47における導電ランド14付近の外縁が、導電ランド14から離れた位置の外縁よりも外方にある。また、金属基台206には、電気絶縁部材47の形状に対応した載置部207が形成されている。
本実施形態によれば、特に絶縁性を高く維持する必要のある、導電ランド14と金属基台206との間の絶縁性を向上させつつ、電気絶縁部材47の材料コストを抑制することが可能である。
≪第7の実施形態≫
第1〜第6の実施形態においては、カバーおよび金属基台の平面視形状が、角のとれた矩形状であった。本実施形態においては、カバーおよび金属基台の平面視形状が、略円形である例について説明する。
図15(a)は、第7の実施形態に係る発光ユニットを示す斜視図であり、図15(b)は、カバー302を取り除いた状態の発光ユニットの斜視図である。図15では、第1の実施形態におけるものと同様の構成、または同等の機能を有する構成には、同符号を付している。
本変形例に係る発光ユニットは、発光モジュール10、金属基台202、カバー302、電気絶縁部材46、配線部材70を備える。
図15(b)に示すように、金属基台202には、組立ねじ33を螺合するためのねじ孔203が2箇所形成されている。また、金属基台202には、発光ユニット66の器具3への取付時において、リード線71を金属基台202の裏側へ案内する際に、リード線71と金属基台202の外縁とが干渉しないようにするための切欠部204が形成されている。さらに、金属基台202には、金属基台202と基板11との界面領域に電気絶縁部材46を介挿するための載置部205が形成されている。
カバー302には、切欠部303が2箇所形成されており、切欠部303には組立ねじ33を挿通する挿通孔が形成されている。また、カバー302には、リード線71を挿通させるための開口部が形成された切欠部304が設けられている。
図15(b)に示すように、電気絶縁部材46は、第5の実施形態と同様に基板11の形状に対応した環状である。また、第6の実施形態と同様に、電気絶縁部材46は、電気絶縁部材46における導電ランド付近の外縁が、導電ランドからから離れた位置の外縁よりも外方にある形状となっている。なお、導電ランドは、基板11の上面における速結端子73の下方に配設されており、図15には現れていない。
本実施形態によれば、導電ランドと金属基台202との間の絶縁性を向上させるとともに、配線パターン13と金属基台202との間の絶縁性向上効果をより高めることができる。
≪変形例・その他≫
以上、本発明の構成を第1から第7の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、以下のような変形例等を挙げることができる。
(1)上記実施形態では、金属基台と基板の外周部との界面領域のうち、上記最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分よりも奥まったところまで間隙としての載置部を形成し、この載置部に合わせて電気絶縁部材を介挿することとした。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、間隙は、金属基台と基板の外周部との界面領域のうち、少なくとも金属基台と導電ランドとを基板に沿った最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分に設けられていればよい。
図16は、変形例に係る発光ユニットの構造を模式的に示す一部断面図である。図16(a)に示すように、上記交わる部分よりも僅かに奥まったところまで載置部を設け、電気絶縁部材48を介挿することとしてもよい。電気絶縁部材48が基板11の外方に延出している限り、このような構成であっても、導電ランド14と金属基台20との沿面距離を長くすることが可能である。
(2)上記実施形態では、平面視において、金属基台の載置部の全体を覆うように電気絶縁部材が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。上述した理由により、金属基台と基板と界面においては、電気絶縁部材が完全に充填されている必要がある。しかしながら、基板の外縁から外方の領域においては、必ずしも露出した載置部の全面を覆うように電気絶縁部材を設ける必要はない。したがって、図16(a),(b)に示す電気絶縁部材48,49のように、外縁が金属基台20の外縁まで延出している必要はない。
(3)上記実施形態では、発光素子としてLEDを例示したが、本発明はこれに限定されない。LEDの他には、例えば、LD(レーザダイオード)や、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)等を用いることとしてもよい。また、これらの光源を組み合わせて使用することとしてもよい。
(4)上記実施形態では、行列状に配列された複数の発光素子のうちの一行全ての発光素子を1つの波長変換部材で覆う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、1つの発光素子を1つの波長変換部材で被覆してもよいし、行列状に配列された複数の発光素子全体を1つの波長変換部材で被覆してもよいし、上記複数の発光素子のうちの一列全ての発光素子を1つの波長変換部材で被覆することとしてもよい。
(5)上記実施形態では、発光素子として青色LEDを用い、蛍光体としては緑色蛍光体と赤色蛍光体との組み合わせ、黄色蛍光体を用いる例を示したが、これに限定されない。他の例としては、例えば、白色を発光させる場合、LEDの発光色を紫外線光とし、蛍光体として、赤色蛍光体、緑色蛍光体および青色蛍光体の3種類を用いるものがある。
また、赤色発光、緑色発光、青色発光の3種類のLED素子を用いて、混色させて白色光としてもよい。さらに、発光部から発せられる光色は白色に限定されるものでなく、その他の光色であってもよい。
(6)上記実施形態では、発光部の形状を円形であることとしたが、これに限定されない。円形以外の形状としては、例えば、円環状、正方形、長方形、三角形、五角形以上の多角形等がある。
(7)上記実施形態では、配線部材の速結端子が導電ランドに取着される例を示したが、カバーに取着されることとしてもよい。
(8)第2の実施形態では、基板の外縁(基板の側面)に沿って立設部を立設させることとしたが、これに限定されない。基板の外縁から離間した位置で上方へ向けて屈曲するとともに上方へ延伸していることとしてもよい。
(9)第2の実施形態では、立設部がZ軸方向に屈曲するとともに、Z軸方向に延伸している例を示したが、本発明はこれに限定されない。立設部は、金属基台から基板へ向かう方向を上方とした場合に、電気絶縁部材のうちの基板の外方へ延出した部分が、上方へ向けて屈曲するとともに上方へ延伸している部分である。ここでの「金属基台から基板へ向かう方向」は、Z軸方向だけでなく、Z軸方向から傾いた方向も含むものとする。したがって、Z軸方向から傾いた方向に屈折および延伸してなる立設部であってもよい。
また、第2の実施形態では、立設部が直線的に延伸する構成であったが、これに限定されない。例えば、立設部が湾曲している形状であってもよいし、立設部の基部から頂部までの間に、1以上の屈曲点が存在することとしてもよい。
(10)第2の実施形態では、立設部と立設部以外の部分とが同一材料で構成されていることとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、立設部と立設部以外の部分が別部材で構成されていることとしてもよい。この場合、立設部と立設部以外の部分とを、絶縁性材料からなる接着剤で固定することで、一体化することができる。
(11)第5および第7の実施形態では電気絶縁部材が環状である例を示したが、図13および図15に示しているように、外環と内環との差が場所によって変化することとしてもよい。
(12)上記実施形態における金属基台には、導電ランドと金属基台との沿面距離を延長するための切欠部が形成されていることとしたが、この切欠部は本発明に係る発光ユニットに必須の構成要件ではない。図17は、変形例に係る金属基台の構成を示す斜視図である。図17に示すように、導電ランドと金属基台との沿面距離を延長するための切欠部が形成されていない金属基台を用いることも可能である。
また、発光ユニットの器具への取付時において、リード線を金属基台の裏側へ案内する機能を有する切欠部が、カバーにのみ形成されていることしたが、本発明はこれに限定されない。図18は、変形例に係る金属基台の構成を示す斜視図である。図18に示すように、金属基台にさらに、2本のリード線を金属基台の裏側へ案内するための切欠部208を形成することとしてもよい。切欠部208が形成されていることにより、リード線を金属基台の裏側へ案内する際に、リード線が金属基台の外縁と干渉することを防止できる。
なお、切欠部208を設ける場合、切欠部208の形状に合わせて電気絶縁部材にも切欠部を設けることが望ましい。切欠部208が形成されている領域は導電ランドや配線パターンから離れているため、電気絶縁部材を切り欠いたとしても絶縁性にはさほど影響しない。
(13)上記実施形態および変形例で説明したカバーの構成は単なる一例である。例えば、リード線を挟持した指を案内するノッチ部の形状を他の形状とすることもできる。図19は、変形例に係るカバーを示す斜視図である。上記実施形態および変形例では、速結端子の差込口毎にノッチ部が設けられていたが、図19に示す変形例では、2つの速結端子の差込口に対して1つのノッチ部が設けられている。すなわち、1つのノッチ部に、速結端子の差込口と連通する開口部が2箇所形成されている。この場合、開口部にリード線を挿通させる際は、リード線を挟持した指の一方だけをノッチ部の内側面と当接させながら当該指を差込方向に摺動させることになる。
さらに、上記実施形態および変形例では、ノッチ部に形成された開口部がノッチの内底面にも延設されているが、これに限定されるものではない。開口部がノッチ部の内側面における速結端子の差込口と対向する面のみに形成されていることとしてもよい。
(14)上記実施形態および変形例では、カバーにリード線を挟持した指を案内するノッチ部が形成されていることとしたが、このノッチ部は本発明に係る発光ユニットに必須の構成要件ではない。図20、図21および図22は、変形例に係るカバーを示す斜視図である。図20〜図22に示すカバーのように、指を案内するノッチ部を形成しないこととしてもよい。図20では、リード線を挿通させるための開口部が形成されるカバーの側壁が、リード線の差込方向に後退している。これにより、図20のカバーの場合、図21および図22のカバーと比較して、開口部と速結端子の差込口との距離をより近接させることができ、リード線の差込作業の効率を向上させることが可能である。
また、図20および図21に示すカバーには、リード線を金属基台の裏側へ案内するための切欠部305が形成されているが、これも必須の構成要件ではない。図22に示すカバーのように、リード線を金属基台の裏側へ案内するための切欠部が形成されていないものであってもよい。
(15)上記実施形態では、基板の形状を長方形とする例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、正方形、円形、ブロック状等であってもよい。
(16)上記実施形態では、電気絶縁部材を介挿するための間隙が、載置部として金属基台に形成されている例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。間隙が基板に設けられていることとしてもよい。ただし、金属基台をプレス加工により成形する場合は、基板に間隙を形成する場合と異なり、金属基台に間隙を形成したとしても工程数が増加しないという利点がある。
(17)上記の実施形態では、発光ユニットの使用態様として、ダウンライトに使用する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、天井や壁面に取り付けられるスポットライトや、天井面に取り付けられるシーリングライト、天井面から吊り下げるペンダントライト等の光源として用いることも可能である。
(18)上記の実施形態で使用している、材料、数値等は好ましい例を例示しているだけであり、この形態に限定されることはない。また、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。また、他の実施形態との組み合わせは、矛盾が生じない範囲で可能である。さらに、各図面における部材の縮尺は実際のものとは異なる。なお、数値範囲を示す際に用いる符号「〜」は、その両端の数値を含む。
1 照明器具
2 天井
3 器具
4 回路ユニット
6、61、62、63、64、65、66 発光ユニット
10 発光モジュール
11 基板
12 発光部
12a 発光素子
12b 波長変換部材
13 配線パターン
14 導電ランド
20、24、26、200、202、206 金属基台
21、27、203 ねじ孔
22、25、28、201、205、207 載置部
23、29、204、208 切欠部
30、38、300、302 カバー
31 光出射窓
32、301、303 切欠部
33 組立ねじ
34 ツメ部
35、304 ノッチ部
36 貫通孔
37、305 切欠部
39 スリット
40、41、43、44、45、46、47、48、49 電気絶縁部材
42 立設部
70 配線部材
71 リード線
72 コネクタ
73 速結端子
9000 発光ユニット
901 金属基台
902 発光モジュール
903 基板
904 発光素子
905 導電ランド

Claims (13)

  1. 金属材料で構成された板状部材である金属基台と、
    前記金属基台の上面に載置された基板と、
    前記基板の上面形成された発光素子と、
    前記基板上に配設され、前記発光素子と電気接続された導電ランドと、を備え、
    前記基板の上面における前記発光素子が形成されている領域を除く領域を前記基板の外周部とし、
    前記金属基台と前記基板との接触部分を含み、前記基板の平面視において前記金属基台と前記基板とが重なる領域を外縁とする界面のうち、前記基板の外周部と重なる領域を前記金属基台と前記基板との界面領域とするとき、
    前記界面領域のうち、少なくとも前記金属基台と前記導電ランドとを前記基板に沿った最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分には、前記金属基台と前記基板との間に間隙が設けられているとともに、当該間隙に電気絶縁部材の一部分が介挿されており、
    前記電気絶縁部材の前記一部分を除く残部は、前記基板の上面外縁よりも前記基板の平面視における外方へ延出しており、
    前記基板の平面視において、前記最短沿面距離で結ぶ経路が前記金属基台に到達する部分と近接する前記金属基台の外縁には、前記金属基台の外縁が平面視における内方に凹入した切欠部が設けられており、
    前記基板の平面視において、前記電気絶縁部材の外縁の少なくとも一部が前記金属基台の前記切欠部における外縁よりも前記金属基台の外方に位置している
    ことを特徴とする発光ユニット。
  2. 前記基板の平面視において、前記界面領域における前記最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分と重なる前記電気絶縁部材の部分付近に位置する前記電気絶縁部材の外縁が、前記最短沿面距離で結ぶ経路と交わる部分と重なる前記電気絶縁部材の部分から離れた位置の外縁よりも、前記基板の平面視において外方にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  3. 前記基板は平面視において円弧を含む形状であり、
    前記基板の平面視において、前記電気絶縁部材の形状は環状であって、前記電気絶縁部材の外縁は前記基板の外縁の形状の略相似形であり、かつ、前記電気絶縁部材の外縁に囲まれる範囲が前記基板よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  4. 前記電気絶縁部材は、前記基板の平面視において外縁全周が前記基板よりも外方へ延出している
    ことを特徴とする請求項3に記載の発光ユニット。
  5. 前記金属基台から前記基板へ向かう方向を上方とした場合に、前記電気絶縁部材は、前記基板の平面視において前記基板外縁よりも前記外方へ延出した部分が前記上方へ向けて屈曲するとともに前記上方へ延伸している
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  6. 前記上方へ延伸した部分の頂部の位置が、前記基板の上面よりも高い
    ことを特徴とする請求項5に記載の発光ユニット。
  7. 前記電気絶縁部材はシート状の部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  8. 前記金属基台の平面視において、前記金属基台は、前記発光素子が形成されている領域よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  9. 前記界面領域のうち、前記基板の平面視において、前記発光素子が形成されている領域と重なる範囲には、前記電気絶縁部材が介挿されていない
    ことを特徴とする請求項に記載の発光ユニット。
  10. 前記電気絶縁部材の厚みは、前記間隙の厚み以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  11. 前記電気絶縁部材の厚みは0.3mm以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  12. 前記電気絶縁部材は、熱伝導性を有する材料で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
  13. 前記電気絶縁部材は、ポリカーボネート、プロピレンカーボネート、ポリイミド、エポキシ、シリコーン、マイカ、エナメル、ガラスのいずれかを含み構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。
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