JP6666585B2 - 車両用照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、車両用照明装置に関する。
口金を有さないウェッジベース電球が車両用照明装置として用いられている。ウェッジベース電球は白熱電球である。そのため、省電力化、長寿命化などの観点から、ウェッジベース電球は、発光ダイオードを備えた車両用照明装置と置き換えられるようになってきている。
ここで、ウェッジベース電球を発光ダイオードを備えた車両用照明装置と置き換える場合、ウェッジベース電球が装着されていたソケットはそのまま用いられる。そのため、発光ダイオードを備えた車両用照明装置のリード部は、ウェッジベース電球のリード部と同じ形状と寸法を有している。
ウェッジベース電球においては、ウェッジベース電球をソケットに装着した際に、リード部がめくれ上がらないように、リード部が本体部に沿ってU字状に折り返されている。そのため、発光ダイオードを備えた車両用照明装置のリード部も本体部に沿ってU字状に折り返されている。
リード部をU字状に折り返すようにすると、車両用照明装置をソケットに装着する際に、リード部がめくれ上がらないようにすることができる。ところが、リード部をU字状に折り返すようにすると、リード部の加工が困難となる。
そのため、車両用照明装置をソケットに装着する際にリード部がめくれ上がるのを抑制することができ、且つ、リード部の加工が容易な車両用照明装置の開発が望まれていた。
特開2013−224073号公報
本発明が解決しようとする課題は、車両用照明装置をソケットに装着する際にリード部がめくれ上がるのを抑制することができ、且つ、リード部の加工が容易な車両用照明装置を提供することである。
実施形態に係る車両用照明装置は、収納部と;前記収納部の一方の端部に設けられた装着部と;前記収納部の前記装着部側とは反対側に設けられた発光素子と;一方の端部側が前記収納部の内部に設けられ、他方の端部側が前記装着部の表面に設けられ、前記発光素子と電気的に接続されたリード部と;前記装着部の表面に設けられ、前記装着部の前記収納部側とは反対側の端部の近傍に位置し、前記リード部の前記収納部側とは反対側の端部の位置を保持する保持部と;前記保持部と対峙し、前記装着部の、前記保持部が設けられる側とは反対側の表面から突出する凸部と;を具備している。
本発明の実施形態によれば、車両用照明装置をソケットに装着する際にリード部がめくれ上がるのを抑制することができ、且つ、リード部の加工が容易な車両用照明装置を提供することができる。
図1(a)は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式図である。図1(b)は、図1(a)において車両用照明装置1をA方向から見た模式図である。図1(c)は、図1(b)におけるB部の模式拡大図である。 図2(a)は、比較例に係る車両用照明装置101を例示するための模式図である。図2(b)は、図2(a)において車両用照明装置101をC方向から見た模式図である。 図3(a)は、他の実施形態に係る保持部6を例示するための模式図である。図3(b)は、図3(a)において車両用照明装置1をD方向から見た模式図である。図3(c)は、図3(b)におけるE部の模式拡大図である。 図4(a)は、他の実施形態に係る保持部16を例示するための模式図である。図4(b)は、図4(a)において車両用照明装置1をF方向から見た模式図である。図4(c)は、図4(a)において車両用照明装置1をG方向から見た模式図である。 図5(a)は、図4(c)におけるH部の模式拡大図である。図5(b)は、図5(a)における車両用照明装置1のI−I線方向の模式断面図である。 図6(a)は、他の実施形態に係る装着部2bを例示するための模式図である。図6(b)は、図6(a)において車両用照明装置1をJ方向から見た模式図である。 図7(a)は、他の実施形態に係る装着部2bを例示するための模式図である。図7(b)は、図7(a)において車両用照明装置1をK方向から見た模式図である。
実施形態に係る発明は、収納部と;前記収納部の一方の端部に設けられた装着部と;前記収納部の前記装着部側とは反対側に設けられた発光素子と;一方の端部側が前記収納部の内部に設けられ、他方の端部側が前記装着部の表面に設けられ、前記発光素子と電気的に接続されたリード部と;前記装着部の表面に設けられ、前記装着部の前記収納部側とは反対側の端部の近傍に位置し、前記リード部の前記収納部側とは反対側の端部の位置を保持する保持部と;前記保持部と対峙し、前記装着部の、前記保持部が設けられる側とは反対側の表面から突出する凸部と;を具備した車両用照明装置である。
この車両用照明装置によれば、車両用照明装置をソケットに装着する際にリード部がめくれ上がるのを抑制することができる。また、リード部の加工が容易となる。
また、車両用照明装置をソケットに装着する際に、車両用照明装置が傾くのを抑制することができる。
また、前記保持部は、前記リード部が延びる方向と直交し、且つ、前記装着部の表面に平行な方向において、前記リード部の少なくとも片側に設けられているようにすることができる。
この様にすれば、リード部の端部の位置を保持するのが容易となる。
また、前記リード部の前記収納部側とは反対側の端部近傍は、前記装着部の内部に向けて屈曲しているようにすることができる。
この様にすれば、車両用照明装置をソケットに装着する際に、リード部がめくれ上がるのをさらに効果的に抑制することができる。
また、前記装着部の前記保持部が設けられる側とは反対側の表面と車両用照明装置の中心軸との間の距離は、前記装着部の前記保持部が設けられる側の表面と前記中心軸との間の距離よりも長くすることができる。
この様にすれば、車両用照明装置をソケットに装着する際に、車両用照明装置が傾くのを抑制することができる。また、車両用照明装置をソケットに装着するのが容易となる。
また、前記リード部は、直線状の形態を有しているものとすることができる。
この様にすれば、リード部の加工がさらに容易となる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、二輪車(オートバイ)、四輪車(自動車)、鉄道車両などに設けることができる。二輪車や四輪車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、制動灯、方向指示灯あるいは尾灯などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
図1(a)は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式図である。 図1(b)は、図1(a)において車両用照明装置1をA方向から見た模式図である。 図1(c)は、図1(b)におけるB部の模式拡大図である。
図1(a)〜図1(c)に示すように、車両用照明装置1には、本体部2、発光モジュール3、カバー4、リード部5、および保持部6が設けられている。
本体部2は、収納部2aおよび装着部2bを有する。
収納部2aの装着部2b側とは反対側には発光モジュール3(基板3a)が設けられている。発光モジュール3は、収納部2aの内部に収納される。そのため、収納部2aは、筒状を呈している。収納部2aは、例えば、円筒状を呈したものとすることができる。収納部2aの装着部2b側の端部は閉鎖されている。収納部2aのカバー4側の端部は開口している。
装着部2bは、収納部2aの、カバー4側とは反対側の端部に設けられている。装着部2bは、収納部2aの閉鎖された側の端部に設けられている。
装着部2bは、車両用灯具に設けられたソケットに装着される。そのため、装着部2bは、平板状を呈している。
本体部2は、収納部2aおよび装着部2bを一体成形して形成することもできるし、これらを接合して形成することもできる。ただし、収納部2aおよび装着部2bを一体成形すれば、外力に対する耐性の向上、製造コストの低減などを図ることができる。
本体部2は、発光モジュール3を収納する機能と、リード部5を絶縁する機能を有する。
そのため、収納部2aおよび装着部2bは絶縁性材料から形成することが好ましい。絶縁性材料は、例えば、樹脂などの有機材料、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)やガラスなどの無機材料などとすることができる。
この場合、軽量化、低コスト化を考慮して、収納部2aおよび装着部2bは、樹脂などの有機材料から形成することが好ましい。
また、発光モジュール3において発生した熱を外部に伝えることを考慮して、収納部2aおよび装着部2bを絶縁性と高い熱伝導率を有する材料から形成することもできる。絶縁性と高い熱伝導率を有する材料は、例えば、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)、高熱伝導性樹脂などとすることができる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、熱伝導率の高い酸化アルミニウムなどからなる繊維や粒子を混合させたものである。
発光モジュール3は、基板3a、発光素子3b、抵抗3c、および制御素子3dを有する。
基板3aは、平板状を呈している。基板3aの表面には、配線パターンを設けることができる。配線パターンは、基板3aの両面に設けることもできるし、基板3aの片面に設けることもできる。なお、図1(a)に例示をしたものの場合には、配線パターンは、基板3aの両面に設けられている。
基板3aの材料や構造には特に限定はない。例えば、基板3aは、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板3aは、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
発光素子3bの発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板3aを形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。
また、基板3aは、単層であってもよいし、多層であってもよい。なお、多層基板の場合には、配線パターンを基板3aの内部に設けることもできる。
発光素子3bは、基板3aのカバー4側の表面に設けられている。発光素子3bは、基板3aの表面に設けられた配線パターンと電気的に接続されている。発光素子3bは、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
発光素子3bの形式には特に限定はない。
発光素子3bは、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子とすることができる。なお、図1(a)に例示をした発光素子3bは、表面実装型の発光素子である。
発光素子3bは、例えば、砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。
また、発光素子3bは、COB(Chip On Board)により実装されるものとすることもできる。COBにより実装される発光素子3bとする場合には、チップ状の発光素子3bと、発光素子3bと配線パターンを電気的に接続する配線と、発光素子3bと配線を囲む枠状の部材と、枠状の部材の内部に設けられた封止部などを基板3aの上に設けることができる。
この場合、封止部には、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)とすることができる。例えば、発光素子3bが青色発光ダイオード、蛍光体がYAG系蛍光体である場合には、発光素子3bから出射した青色の光によりYAG系蛍光体が励起され、YAG系蛍光体から黄色の蛍光が放射される。そして、青色の光と黄色の光が混ざり合うことで、白色の光が車両用照明装置1から出射される。なお、蛍光体の種類や発光素子3bの種類は、例示をしたものに限定されるわけではない。蛍光体の種類や発光素子3bの種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所望の発光色が得られるように適宜変更することができる。
発光素子3bの光の出射面は、車両用照明装置1の正面側(カバー4側)に向けられている。発光素子3bは、主に、車両用照明装置1の正面側に向けて光を出射する。
発光素子3bの数、大きさなどは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
抵抗3cは、基板3aの収納部2a側の表面、もしくは、発光素子3b側の表面に設けられている。抵抗3cは、基板3aの表面に設けられた配線パターンと電気的に接続されている。抵抗3cは、発光素子3bに流れる電流を制御する。
発光素子3bの順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子と、グランド端子と、の間の印加電圧を一定にすると、発光素子3bの明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる。そのため、発光素子3bの明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗3cにより、発光素子3bに流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗3cの抵抗値を変化させることで、発光素子3bに流れる電流の値が所定の範囲内となるようにすることができる。
抵抗3cは、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1に例示をした抵抗3cは、膜状の抵抗器である。
抵抗3cの数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子3bの数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
なお、膜状の抵抗器は、抵抗値の調整が容易である。そのため、抵抗3cは膜状の抵抗器とすることが好ましい。この場合、抵抗値の調整は、以下の様にして行うことができる。まず、スクリーン印刷法などを用いて、基板3aの表面に膜状の抵抗器(抵抗3c)を形成する。次に、抵抗3cにレーザ光を照射して、抵抗3cの一部を除去する。そして、除去した部分の大きさなどにより、抵抗3cの抵抗値を変化させる。この場合、抵抗3cの一部を除去すれば、抵抗値は増加することになる。
制御素子3dは、基板3aの収納部2a側の表面、もしくは、発光素子3b側の表面に設けられている。制御素子3dは、基板3aの表面に設けられた配線パターンと電気的に接続されている。
制御素子3dは、逆方向電圧が発光素子3bに印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子3bに印加されないようにするために設けられている。制御素子3dは、例えば、ダイオードとすることができる。
また、制御素子3dは、保護素子の他に、電流を制御する素子としても良い。この場合、制御素子3dは、例えば、抵抗、トランジスタ、コンデンサ等を用いた定電流回路等とすることができる。
発光素子3bを基板3aのカバー4側の表面に実装し、抵抗3cおよび制御素子3dを基板3aの収納部2a側の表面に実装すれば、スペース効率を向上させることができる。そのため、発光モジュール3の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
制御素子3dの数、種類、機能、組み合わせ、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子3bの数や仕様などに応じて適宜変更することができる。また、抵抗3cと制御素子3dを兼用したり、どちらか一方を省略する構成としても良い。
また、配線パターンや膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むものとすることができる。
カバー4は、収納部2aの開口を塞ぐように設けられている。カバー4は、透光性を有する材料から形成されている。透光性を有する材料は、例えば、ガラスなどの無機材料、透明樹脂などの有機材料などとすることができる。透明樹脂は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などとすることができる。また、カバー4は、レンズなどの機能を有するものとすることもできる。
リード部5は、線状体である。リード部5は、直線状の形態を有している。リード部5の断面形状は、円形とすることができる。リード部5の断面寸法(直径寸法)は、例えば、0.4mm以上1.5mm以下とすることができる。リード部5は、例えば、銅などの導電性材料から形成することができる。
リード部5は、一対設けられている。一対のリード部5の一方は、装着部2bの一方の表面上に設けられ、一対のリード部5の他方は、装着部2bの反対側の表面上に設けられている。すなわち、一対のリード部5が、装着部2bを挟んで設けられている。一対のリード部5は、車両用照明装置1の中心軸1aに対して点対称となる位置に設けることができる。なお、一対のリード部5は、装着部2bの同じ側の表面上に設けることもできる。
リード部5の、発光モジュール3側の端部側は、収納部2aの内部に設けられている。リード部5の、発光モジュール3側の端部は、基板3aを貫通し、基板3aの表面に設けられた配線パターンと電気的に接続されている。
リード部5の、発光モジュール3側とは反対側の端部側は、収納部2aから突出し、装着部2bの表面上に設けられている。リード部5の、発光モジュール3側とは反対側の端部は、装着部2bの、収納部2a側とは反対側の端部の近傍に位置している。
保持部6は、装着部2bの表面上に設けられている。保持部6は、装着部2bの、収納部2a側とは反対側の端部の近傍に位置している。保持部6は、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部の位置を保持する。
保持部6は、絶縁性材料から形成されている。保持部6の材料は、装着部2bの材料と同じとすることができる。保持部6は、装着部2bと一体に形成することができる。
保持部6の断面寸法は、リード部5の断面寸法よりも僅かに長くなっている。保持部6の頂部6aと装着部2bの表面との間の距離L1は、リード部5と装着部2bの表面との間の距離L2よりも短くなるようにすることが好ましい。
ここで、リード部5の、装着部2bの表面上にある部分の全体を保持するようにすると、リード部5を本体部2に組み付ける際に、リード部5が変形したり、傷や凹みが生じたりするおそれがある。
そのため、本実施の形態においては、保持部6は、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部の位置を保持するようにしている。
この様にすれば、リード部5を本体部2に組み付ける際に、リード部5が変形したり、傷や凹みが生じたりするのを抑制することができる。
装着部2bには、リード部5の位置決めを行う溝2b1を設けることが好ましい。溝2b1は、リード部5の位置決めをするために設けられる。そのため、溝2b1は、保持部6と同芯となるように設けられている。すなわち、溝2b1の中心軸と、保持部6の中心軸は、ほぼ同じ位置にある。また、溝2b1の断面寸法は、保持部6の断面寸法よりも僅かに長くすることが好ましい。溝2b1の深さ寸法L3は、リード部5の半径寸法以下とすることが好ましい。
溝2b1を設けるようにすれば、リード部5を本体部2に組み付ける際に、溝2b1により、リード部5の先端を保持部6に導くことができる。溝2b1はリード部5の位置決めを行うが、リード部5を保持するわけではない。そのため、リード部5を本体部2に組み付ける際に、溝2b1により、リード部5が変形したり、傷や凹みが生じたりすることはない。
ここで、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部側を装着部2bに沿ってU字状に折り返すようにすると、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、リード部5がめくれ上がらないようにすることができる。
図2(a)は、比較例に係る車両用照明装置101を例示するための模式図である。
図2(b)は、図2(a)において車両用照明装置101をC方向から見た模式図である。
図2(a)、(b)に示すように、車両用照明装置101には、本体部2、発光モジュール3、カバー4、およびリード部105が設けられている。
リード部105の、収納部2a側とは反対側の端部105a側は、装着部2bに沿ってU字状に折り返されている。この様にすれば、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、リード部105がめくれ上がらないようにすることができる。
ところが、製造工程においてリード部105をU字状に折り返す際に、折り返し部分の一部が膨らむと、車両用照明装置1がソケットに装着できなくなるおそれがある。
この場合、治具などを用いてリード部105をU字状に折り返えせば、リード部105が膨らむのを抑制することができる。しかしながら、治具とリード部105との間に異物が侵入したり、長期間の使用により治具の各動作部に摩耗が生じ加工精度が低下したりすると、リード部105に傷や凹みが生じるおそれがある。
そのため、本実施の形態においては、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部側は、直線状の形態を有している。すなわち、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部側は、折り返されていない。この様にすれば、製造工程においてリード部5に傷や凹みが生じるのを抑制することができる。
しかしながら、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部側が直線状の形態を有している場合には、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、リード部5がめくれ上がるおそれがある。
そのため、本実施の形態においては、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部の位置を保持する保持部6を設けるようにしている。
この様にすれば、車両用照明装置1をソケットに装着する際にリード部5がめくれ上がるのを抑制することができ、且つ、リード部5の加工を容易とすることができる。
また、装着部2bに溝2b1を設けるようにすれば、リード部5を本体部2に組み付ける際に、リード部5の先端部分を保持部6の内部に挿入するのが容易となる。そのため、製造工程においてリード部5に変形、傷、凹みなどが生じるのをさらに効果的に抑制することができる。
図3(a)は、他の実施形態に係る保持部6を例示するための模式図である。
図3(b)は、図3(a)において車両用照明装置1をD方向から見た模式図である。 図3(c)は、図3(b)におけるE部の模式拡大図である。
図1(a)〜図1(c)に例示をした保持部6は、リード部5が延びる方向と直交し、且つ、前記装着部の表面に平行な方向において、リード部5の両側に設けられていた。本実施の形態に係る保持部6は、図3(a)〜図3(c)に示すように、リード部5が延びる方向と直交し、且つ、前記装着部の表面に平行な方向において、リード部5の片側に設けられている。
すなわち、保持部6は、リード部5が延びる方向と直交し、且つ、前記装着部の表面に平行な方向において、リード部5の少なくとも片側に設けられていればよい。
リード部5の片側に保持部6を設けるようにすれば、保持機構を簡略化できる。
図4(a)は、他の実施形態に係る保持部16を例示するための模式図である。
図4(b)は、図4(a)において車両用照明装置1をF方向から見た模式図である。 図4(c)は、図4(a)において車両用照明装置1をG方向から見た模式図である。 図5(a)は、図4(c)におけるH部の模式拡大図である。
図5(b)は、図5(a)における車両用照明装置1のI−I線方向の模式断面図である。
図4(a)〜図4(c)、図5(a)、図5(b)に示すように、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部近傍は、装着部2bの内部に向けて屈曲している。
保持部16は、装着部2bの、収納部2a側とは反対側の端部の近傍に設けられている。保持部16は、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部の位置を保持している。保持部16は、リード部5の先端部分が挿入される孔とすることができる。保持部16の断面寸法(孔の断面寸法)は、リード部5の断面寸法よりも僅かに長くなっている。
また、装着部2bの、保持部16が設けられる部分の表面2b2は、盛り上がっているようにすることができる。なお、装着部2bの、保持部16が設けられる部分の表面2b2は、平坦となっていてもよい。
この場合、装着部2bの、保持部16が設けられる部分の表面2b2と、装着部2bの、保持部16が設けられていない部分の表面2b3との間の距離L4は、リード部5と装着部2bの表面2b3との間の距離L5よりも短くなるようにすることが好ましい。
この様にすれば、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、装着部2bの、保持部16が設けられる部分がソケットに設けられた電極に引っかかるのを抑制することができる。
また、リード部5の、収納部2a側とは反対側の端部近傍は、装着部2bの内部に向けて屈曲しているので、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、リード部5がめくれ上がるのをさらに効果的に抑制することができる。
図6(a)は、他の実施形態に係る装着部2bを例示するための模式図である。
図6(b)は、図6(a)において車両用照明装置1をJ方向から見た模式図である。
図6(a)、(b)に示すように、装着部2bの保持部6が設けられる側とは反対側の表面と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離は、装着部2bの保持部6が設けられる側の表面と中心軸1aとの間の距離よりも長くしている。すなわち、装着部2bを偏芯させている。また、装着部2bの、保持部6が設けられる側とは反対側の表面は平坦面とすることができる。
この場合、装着部2bの、保持部6が設けられる側とは反対側の表面と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離L6は、リード部5と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離L7と同じとなるようにすることが好ましい。
この様にすれば、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、車両用照明装置1が傾くのを抑制することができる。また、車両用照明装置1をソケットに装着するのが容易となる。
図7(a)は、他の実施形態に係る装着部2bを例示するための模式図である。
図7(b)は、図7(a)において車両用照明装置1をK方向から見た模式図である。 図7(a)、(b)に示すように、装着部2bの表面には、凸部2b4をさらに設けることができる。凸部2b4は、装着部2bの、保持部6が設けられる側とは反対側の表面から突出している。
凸部2b4は、リード部5が延びる方向に延びた形態を有している。凸部2b4は、例えば、装着部2bの収納部2a側の端部と、装着部2bの、収納部2a側とは反対側の端部の近傍との間を延びている。
凸部2b4の断面形状には、特に限定はない。例えば、凸部2b4の断面形状は、半円とすることもできるし、長方形や台形などの多角形とすることもできる。
凸部2b4の材料は、装着部2bの材料と同じとすることができる。凸部2b4は、装着部2bと一体に形成することができる。
凸部2b4は、装着部2bの、保持部6が設けられる側とは反対側に設けられている。凸部2b4の配設位置には特に限定はないが、凸部2b4は、保持部6と対峙する位置に設けることが好ましい。
また、凸部2b4の頂部2b4aと車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離L6は、リード部5と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離L7と同じとなるようにすることが好ましい。
凸部2b4を設けるようにすれば、車両用照明装置1をソケットに装着する際に、車両用照明装置1が傾くのを抑制することができる。
なお、装着部2bの表面から突出する凸部2b4を例示したが、装着部2bの、保持部6が設けられる側とは反対側の表面と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離が、リード部5と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離と同じとなるようにすることもできる。すなわち、装着部2bは、保持部6が設けられる側とは反対側が厚くなっているようにすることもできる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 車両用照明装置、2 本体部、2a 収納部、2b 装着部、2b1 溝、2b2 表面、2b3 表面、2b4 凸部、3 発光モジュール、3a 基板、3b 発光素子、5 リード部、6 保持部

Claims (8)

  1. 収納部と;
    前記収納部の一方の端部に設けられた装着部と;
    前記収納部の前記装着部側とは反対側に設けられた発光素子と;
    一方の端部側が前記収納部の内部に設けられ、他方の端部側が前記装着部の表面に設けられ、前記発光素子と電気的に接続されたリード部と;
    前記装着部の表面に設けられ、前記装着部の前記収納部側とは反対側の端部の近傍に位置し、前記リード部の前記収納部側とは反対側の端部の位置を保持する保持部と;
    前記保持部と対峙し、前記装着部の、前記保持部が設けられる側とは反対側の表面から突出する凸部と;
    を具備した車両用照明装置。
  2. 前記保持部は、前記リード部が延びる方向と直交し、且つ、前記装着部の表面に平行な方向において、前記リード部の少なくとも片側に設けられている請求項1記載の車両用照明装置。
  3. 前記リード部の前記収納部側とは反対側の端部近傍は、前記装着部の内部に向けて屈曲している請求項1または2に記載の車両用照明装置。
  4. 前記装着部の前記保持部が設けられる側とは反対側の表面と車両用照明装置の中心軸との間の距離は、前記装着部の前記保持部が設けられる側の表面と前記中心軸との間の距離よりも長い請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  5. 前記リード部は、直線状の形態を有している請求項1〜のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  6. 前記凸部は、前記リード部が延びる方向に延びている請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  7. 前記凸部は、前記装着部の前記収納部側の端部と、前記装着部の前記収納部側とは反対側の端部の近傍との間を延びている請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  8. 前記凸部の頂部と車両用照明装置の中心軸との間の距離は、前記リード部と前記中心軸との間の距離と同じである請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
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