JP3151914U - ポジションランプ - Google Patents

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【課題】高輝度LEDを用いた場合、必要なLEDの駆動回路の配置を効率よく行い、大型化を抑制したポジションランプを提供する。【解決手段】前方に向けて光を照射可能な高輝度LED5と、高輝度LED5が表面に取り付けられ、この表面が前方を向くように配置されるLED基板4と、高輝度LED5を駆動するための駆動回路が設けられた駆動回路基板6と、LED基板4および駆動回路基板6が収容されるカバー本体と、を備え、駆動回路基板6は、LED基板4の裏面側に、LED基板4に対して垂直姿勢もしくは略垂直姿勢で配置される。【選択図】図2

Description

本考案は、高輝度LEDを用いたポジションランプに関し、特に、基板配置を工夫することで小型化したポジションランプに関するものである。
ポジションランプは、車両の車幅灯等に用いられており、その光源としてLEDが使用されている。光源の輝度を高めるために、複数のLEDを用いたポジションランプが公知である。例えば、3つのLEDをLED基板の表面に取り付けたポジションランプが公知であり、LED基板の裏面には、LEDを駆動するための駆動回路(抵抗など)が設けられている。
LEDを複数搭載して輝度を高める構成は、それぞれのLEDの色合わせが難しく、所望の色を実現できないことがありうる。また、複数のLEDが同時に光るため、見栄えの点で問題が残る。
そこで、通常のLEDではなく、高輝度LED(超高輝度LEDを含む)を1つだけ用いる構成が考えられる。高輝度LEDを用いた場合、例えば、700mA程度の大きな電流を流すことも可能であるが、発熱の抑制という点を考慮すると、例えば、130mA程度に抑制する必要がある。
従来の構造においても、同様の課題は存在するが、LEDを複数個直列接続することによる電圧降下を利用して電流を調整している。
しかし、高輝度LEDを1つだけ用いる場合、LEDを複数個接続するという手法は採用できない。そこで、電流を抑制するための抵抗(ディップタイプ)や電圧降下をさせるための専用回路が別途必要となるが、ポジションランプの大きさ自体は抑制しなければならない。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、高輝度LEDを用いた場合、必要なLEDの駆動回路の配置を効率よく行い、大型化を抑制したポジションランプを提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係るポジションランプは、
前方に向けて光を照射可能な高輝度LEDと、
前記高輝度LEDが表面に取り付けられ、この表面が前方を向くように配置されるLED基板と、
前記高輝度LEDを駆動するための駆動回路が設けられた駆動回路基板と、
前記LED基板および駆動回路基板が収容されるカバー本体と、を備え、
前記駆動回路基板は、前記LED基板の裏面側に、LED基板に対して垂直姿勢もしくは略垂直姿勢で配置されることを特徴とするものである。
かかる構成によるポジションランプの作用・効果を説明する。まず、前方に向けて光を照射可能な高輝度LEDは、LED基板に搭載される。LED基板は、その表面が前方を向くように配置される。また、高輝度LEDを駆動するための駆動回路は、駆動回路基板に搭載される。この駆動回路基板は、LED基板の裏面に、LED基板に対して垂直姿勢(もしくは、ほぼ垂直姿勢)になるように配置される。すなわち、側面視で2つの基板がT字状に配置される。このように配置することで、スペースを効率よく利用することができ、必要な回路素子をスペースの無駄なく配置することができる。その結果、高輝度LEDを用いた場合、必要なLEDの駆動回路の配置を効率よく行い、大型化を抑制したポジションランプを提供することができる。
本考案において、前記カバー本体の側面部に放熱用の穴を少なくとも1か所形成していることが好ましい。
高輝度LEDを使用すると、通常のLEDを使用する場合に比べて発熱量が増加するので、放熱対策を確実に行う必要がある。そこで、カバー本体の側面部に放熱用の穴を形成することで、放熱を促進させることができる。
本考案において、前記LED基板には放熱用のスルーホールを多数形成していることが好ましい。かかる構成を採用することで、スルーホールを介して放熱を促進させることができる。
本考案において、前記LED基板の裏面に放熱用のメッキを形成していることが好ましい。かかるメッキを施すことで、発生した熱を伝わりやすくし、前述のスルーホールや放熱用の穴などを介して放熱効果を高めることができる。
本考案における前記駆動回路として電圧降下用ICを用いることが好ましい。高輝度LEDに流れる電流を抑制するために、ディップタイプの抵抗を接続すると必要なスペースが大きくなり、ポジションランプも大きくしなければならない。そこで、電圧降下用ICを使用することで、少ないスペースで回路を構成することができる。
ポジションランプの外観構成を示す斜視図 図1に示すポジションランプの分解斜視図 ポジションランプの内部構造を示す縦断面図 駆動回路の構成を示す図
本考案に係るポジションランプの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、ポジションランプの外観構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すポジションランプの分解斜視図である。図3は、ポジションランプの縦断面図であり、図3(a)は、後述する駆動回路基板に平行な面で切断した断面図であり、(b)は駆動回路基板に垂直な面で切断した断面図である。
<ポジションランプの構成>
ポジションランプは、カバー本体1と、LEDカバー2とで、外環部材が構成される。カバー本体1は、略円筒形の本体部1aと、配線用のリード端子3,3が保持されるリード保持部1bとが樹脂により一体成型されている。本体部1aの側面部には、放熱用の穴1cが2か所形成されている。穴1cは、側面視で略X形状を呈している。この穴1cの形状や配置個数等については、適宜設定することができる。
LEDカバー2は、好ましくは無色透明の樹脂により成型される。LEDカバー2は、半球面状に形成されており、端部に3か所取り付け用の爪2aが一体形成されている。LEDカバー2は、カバー本体1の前面側に接着等により結合される。
カバー本体1の内部には、高輝度LED5を搭載するためのLED基板4と、この高輝度LED5を駆動するための駆動回路が搭載される駆動回路基板6が収容される。
LED基板4は、円板状に形成された基板から3か所円弧状に切り欠いた切り欠き部4aを有する。このLED基板4のほぼ中央部に高輝度LED5が搭載され、樹脂製の透明接着剤により固定される。高輝度LED5から照射される光は、LEDカバー2を介して前方(図3の矢印参照)に向けて照射される。
LED基板4には、多数のスルーホール4bが形成される。これにより、高輝度LED5により発生する熱を効率よく放熱させる。また、LED基板4の表面には、白色のシルク印刷を施しており、これにより、光の反射効率を高めている。また、LED基板4の裏面には、金属メッキ(ニッケル等)を施しており、伝熱効果を高めている。これにより、高輝度LED5が発生する熱を効率よく放熱させることができる。
図3に示すように、LED基板4は、カバー本体1の先端部に設けられた段差部1dにはめ込まれるように取り付けられる。取り付けは、接着等により行われる。また、LEDカバー2の爪2aもカバー本体1の先端部に嵌合する形で取り付けられる。また、LEDカバー2の爪2aのない個所では、図3(b)に示すように、LEDカバー2の後端面とカバー本体1の先端面の間には、隙間Sが形成される。この隙間Sも放熱の促進効果を高めるために設けられている。
高輝度LED5を駆動するための駆動回路が搭載された駆動回路基板6には、駆動回路を構成するICやチップなどの素子が搭載される。駆動回路基板6は両面基板であり、基板両面に部品が搭載される。高輝度LED5のリード端子5a,5aは、駆動回路基板6の適宜のか所にハンダにより接続される。なお、リード端子5a,5aは、被覆により絶縁された状態であるので、前述のスルーホール4bやメッキとは電気的に絶縁される。
駆動回路基板6は、LED基板4の裏面側に、LED基板4に対して垂直姿勢もしくはほぼ垂直姿勢で取り付けられる。図3(b)に示すように、取り付け状態では、両基板は、T字状に配置されている。仮に、駆動回路基板6もLED基板4と平行姿勢で配置すると、カバー本体1の外径を大きくせざるを得なくなるが、本考案のごとくT字状に配置することで、収容スペースを効率よく使用し、カバー本体1も大型化しなくて済む。
カバー本体1には、図2、図3(b)に示すように、駆動回路基板6を位置決めしやすいように位置決め用の溝1e,1eが形成されている。かかる溝1eを設けることで、駆動回路基板6を組み込む時のガイドにすることができ、組立性も向上する。溝1e,1eは、互いに向かい合うように一対形成され、同じく互いに向かい合うように形成された放熱用の穴1c,1cとは、位相が90°ずれた状態に形成される。駆動回路基板6の表裏面が、それぞれ穴1c,1cに向かい合っており、放熱効果を高めている。
図2に示すように、駆動回路基板6には、リード端子3,3が2本取り付けられている。カバー本体1の底部には、穴1f,1fが2か所形成されており、この穴1f,1fを介して、リード端子3,3を外部に露出させる。カバー本体1のリード保持部1bには、端子保持用の溝1g,1gが形成されており、リード端子3,3を確実に保持させる。
なお、LED基板4と駆動回路基板6は、表面に防湿コーティングを施すことが好ましい。これにより、耐汚れ性や防湿性を高めると共に、難燃性も向上させることができる。
<回路構成>
次に、駆動回路の構成を図4により説明する。リード端子3,3は、図4において符号J1,J2で示される。端子J1が例えば13.5Vの直流電源に接続される。端子J2は、GND端子でもある。
降圧型LEDドライバU1(電圧降下用ICに相当:商品名ZXLD1350)は、高輝度LED5に印加される電圧を降圧させる機能を有するICである。ドライバU1のVin端子は、ダイオードD2,D3を介して電源に接続される。ドライバU1のISENSE端子は高輝度LED5のアノード端子に接続される。ドライバU1のADJ端子は、コンデンサーC2を介してGND端子に接続される。ドライバU1のGND端子は、そのまま外部のGND端子に接続される。ドライバU1のLX端子は、ツェナーダイオードD1のアノード及びコイルL1に接続される。
高輝度LED5(商品名:LXML-PWC1-0080)のアノードは、チップ抵抗R1を介して、電源端子側に接続される。高輝度LED5のカソード側には、ヒューズF1及びコイルL1が接続される。ヒューズF1を設けることで安全性を高めている。また、ツェナーダイオードD1を設けることで、高輝度LED5に所定の電圧を印加するように構成している。コンデンサーC1は、平滑用コンデンサーとして機能する。コンデンサーC2は、ソフトスタート時間の延長を行うものである。
高輝度LED5は、700mAの電流を流すことができるが、本考案に係るポジションランプでは、発熱との関係で130mAの電流を流すようにしている。そのため、前述の降圧型LEDドライバU1を用いることで電圧を降下させて、電流を制限している。これにより、限られたスペース内に必要な部品を配置しながら発熱を抑制することができる。
<別実施形態>
(1)本考案における高輝度LEDには、超高輝度LEDも含まれるものである。
(2)高輝度LEDは1つだけではなく、複数搭載してもよい。
1 カバー本体
1a 本体部
1b リード保持部
1c 穴
1d 段差部
1e 溝
1f 穴
2 LEDカバー
2a 爪
3 リード端子
4 LED基板
4a 切り欠き部
4b スルーホール
5 高輝度LED
6 駆動回路基板

Claims (5)

  1. 前方に向けて光を照射可能な高輝度LEDと、
    前記高輝度LEDが表面に取り付けられ、この表面が前方を向くように配置されるLED基板と、
    前記高輝度LEDを駆動するための駆動回路が設けられた駆動回路基板と、
    前記LED基板および駆動回路基板が収容されるカバー本体と、を備え、
    前記駆動回路基板は、前記LED基板の裏面側に、LED基板に対して垂直姿勢もしくは略垂直姿勢で配置されることを特徴とするポジションランプ。
  2. 前記カバー本体の側面部に放熱用の穴を少なくとも1か所形成していることを特徴とする請求項1に記載のポジションランプ。
  3. 前記LED基板には放熱用のスルーホールを多数形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載のポジションランプ。
  4. 前記LED基板の裏面に放熱用のメッキを形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポジションランプ。
  5. 前記駆動回路として電圧降下用ICを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のポジションランプ。
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