JP2006237500A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配光特性に優れた発光装置を簡易な構成で提供する。また、汎用性に優れた発光装置を簡易な構成で提供する。
【解決手段】 LED実装部近傍に貫通孔が形成されたフレキシブル・フラットケーブルと、前記フレキシブル・フラットケーブルに実装されるLED及び該LED保護用素子と、前記フレキシブル・フラットケーブルの前記LED実装部に取り付けられるケースであって、前記フレキシブル・フラットケーブルの前記貫通孔を利用して前記フレキシブル・フラットケーブルが固定されるとともに、前記LEDの光出射位置に光透過孔を有するケースと、を備える発光装置とする。
【選択図】 図2

Description

本発明はフラットケーブルを利用した発光装置に関する。
発光輝度の向上や製造コストの低減等を背景として、従来のバルブ(電球)に代えてLEDを使用した発光装置(照明装置)が様々な分野で利用されつつある。例えば車両室内照明など、設置場所や供給電力に関して制約の大きい用途では、小型、省電力、更には発熱も少ないというLEDの利点を有効に活用できることから、バルブからLEDへの移行が確実に進むと考えられている。LEDを光源とした発光装置では一般に、LEDの実装基板として硬質な基板が利用されてきた。ところが、車両室内で使用する場合、設置場所となる天井やドアなどには曲面部が多いことから、硬質な基板を使用した発光装置では、このような設置面の状態に柔軟に対応することができない。つまり、取付位置、取付態様に関して大きな制約を受け、用途の幅の狭小化や取付時の作業性の低下などを招くことになる。
一方、フレキシブルなフラットケーブルを利用することで、様々な設置面の状態に対応することが可能な発光装置が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2004−179481号公報
ところで、例えば車両室内用のマップランプなど、照明エリアが限定される用途に使用される発光装置には、設置面の状態に柔軟に対応することに加えて、配光特性に優れた光を生成することが要求される。また、部品の共通化による製造コストの低減のため、様々な設置場所に適用でき、また車両デザインの変更にも柔軟に対応できるよう、汎用性に高い構成であることが望まれる。
そこで本発明は、配光特性に優れた発光装置を簡易な構成で提供することを目的の一つとする。また、汎用性に優れた発光装置を簡易な構成で提供することを目的の一つとする。一方、安定性ないし信頼性に優れた発光装置を提供することを更なる目的とする。
以上の目的の少なくとも一つを達成すべく、本発明は次の構成からなる。即ち、
LED実装部近傍に貫通孔が形成されたフレキシブル・フラットケーブルと、
前記フレキシブル・フラットケーブルに実装されるLED及び該LED保護用素子と、
前記フレキシブル・フラットケーブルの前記LED実装部に取り付けられるケースであって、前記貫通孔を利用して前記フレキシブル・フラットケーブルが固定されるとともに、前記LEDの光出射位置に光透過孔を有するケースと、
を備える発光装置である。
以上の構成によれば、LEDが実装されたフラットケーブルが貫通孔を利用してケースに固定される。これによってフラットケーブルは、ケースに対して所定位置に固定される。その結果、ケースに対するLEDの位置が固定され、LEDの光はケースの光透過孔を介して外部に放出されることになる。即ち、光透過孔によって配光制御された光が生成する。
このように本発明では簡易な構成によって良好な配光特性の光を得ることができる。また、貫通孔を利用することによってフラットケーブルをケースに強固且つ確実に固定できることから取付時及び使用時にフラットケーブルがケースから外れることを有効に防止でき、安定性ないし信頼性に優れた発光装置となる。
本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態を示す発光装置1の斜視図、図2は同分解斜視図、図3は発光装置1のLED実装部11を示す平面図である。
発光装置1は大別して、LED実装部11が形成されたフレキシブル・フラットケーブル10とケース(筐体)20とから構成される。フラットケーブル10はその延在方向に沿った二つの導線(導体部)12、13を備える。導線12上にはLED保護用の素子であるツェナーダイオード(定電圧ダイオード)31と、LED30に流れる電流を制限する抵抗32が実装されている。具体的には、各素子の実装部直下の導線12が打ち抜かれており、これによって形成された貫通孔31a、32aを跨ぐような状態で各素子と当該導線12とが接続されている。一方、ツェナーダイオード31と抵抗32との間の位置にLED30が実装されている。LED30はSMD(表面実装型)タイプのLEDであって、他の素子が接続された導線12と、もう一つの導線13に接続されている。尚、この実施形態では白色発光のLEDを使用している。
一方、フラットケーブル10の一端部14において、かしめスリーブ33を用いて導線12と導線13とが導通している。以上の構成によって図4に示す回路が形成される。
LED実装部11の近傍において、フラットケーブル10の一部が打ち抜かれている。これによって貫通孔16が形成される。貫通孔16は、フラットケーブル10の幅方向で中央に、導線12、13に掛からない大きさで設けられている。
フラットケーブル10の他端部15では、導線12、13に末端処理が施されており(この例ではかしめ)、コネクタハウジング(図示せず)が取り付けられる。
ケース20は光透過性樹脂製であり、その片面側の表面21には、中央領域を除いて粗面加工(例えばシボ加工)が施されている。粗面加工が施されない中央領域が光透過孔21a(主発光部)となる。尚、粗面加工を施すことによって、発光装置1を設置したときにケース20の表面21が露出する場合における意匠性の向上が図られる。
ケース20は一端22側が開口した略直方体、中空の部材であり、内側に一対のガイド溝23を備える。このガイド溝23を利用してフラットケーブル10がケース20内に収納される。ケース20の片面側(上記の光透過孔21aが形成されない側)の壁面において開口部近傍には貫通孔24が形成されている。この貫通孔24はフラットケーブル10の固定及び位置決めに利用される。
この実施形態では、フラットケーブル10をケース20に固定するための固定具40が用いられる。固定具40は、ケース20の開口部側の外形に合わせて一部で屈曲した形状を有す。また、固定具40の一端側には突起41が備えられる。
フラットケーブル10がケース20に収納、固定されることによって発光装置1が構築される。まず、フラットケーブル10の端部14の両側部をそれぞれ、ケース20のガイド溝23に入れた後、ケース20の奥に向かってフラットケーブル10を押し込む。これによって、その両側部がガイド溝23に沿った状態でフラットケーブル10がケース20内に収納される。フラットケーブル10が完全に押し込まれた状態において、フラットケーブル10に形成された貫通孔16が、ケース20に形成された貫通孔24と重なる位置となるように、両貫通孔の位置関係を設計しておくことが好ましい。これによって、特に注意を払うことなく、両貫通孔の位置合わせを行うことができる。
次に、固定具40を利用してフラットケーブル10をケース20に固定する。即ち、固定具40の突起41をまずケース20の貫通孔24に通し、続いてフラットケーブル10の貫通孔16に通す。尚、固定具40の突起41の先端に係止め用の爪を設けても良い。これによって突起41が抜けるのを防止できる。
ケース20に対して着脱可能に固定具40を構成してもよい。かかる構成を採用すれば必要に応じて容易にケース20からフラットケーブル10をはずすことが可能となる。従って、ケース20(又はフラットケーブル10)の交換を自由に行える。また、LED実装部11の保守、点検などにも好都合となる。
次に、発光装置1の動作について説明する。まず、フラットケーブル10の導線12、13がコネクタを介して電源に接続されることによって所定の電力が供給されると抵抗32、LED30に電流が流れ、これによってLED30が点灯する。
以上のようにして生じたLED光は、ケース20の光透過孔21aが形成された壁面に内側より照射する。そして、LED光の中で主たる成分は光透過孔21aを通って外部に放射する。その他の光成分は光透過孔21aの周囲の壁面を通って前方へと取り出される。ここで、光透過孔21aを介する光は特に拡散作用を受けることなく外部に放射し、他方で光透過孔21a以外の部分を介する光は外部に放射する際に拡散作用を受ける。その結果、光透過孔21aを介して放射する光による指向性の高い光(白色光)が得られるとともに、発光装置1の表面21(光透過孔21aの周囲)が低輝度で拡散発光する。
以上の構成からなる発光装置1ではフラットケーブル10に貫通孔16を設け、これを利用してフラットケーブル10をケース20に固定することにしている。これによって簡易な構成ながらも十分な力でフラットケーブル10を所定の位置に固定することができる。即ち、確実な固定及び位置決めが簡易な構成によって達成される。フラットケーブル10をケース20に対して確実に固定できることによって、発光装置1の取付時及び使用時にフラットケーブル10がケース20から外れることを有効に防止できる。その結果、安定性ないし信頼性に優れた発光装置となる。一方、位置決めが確実に行われることによって、ケース20の光透過孔21aとLED30が所望の位置関係となる。従って、光透過孔21aによる期待通りの配光制御が行われ、配光特性に優れた光が生成する。
以上の実施形態では、フラットケーブル10のケース20への固定をフラットケーブル10の貫通孔16、ケース20の貫通孔24、及び固定具40の突起41を利用して行うことにしたが、固定方式はこれに限定されるものではない。例えば、ケース20の所定位置に内側に向けた突起を設けることにし、当該突起をフラットケーブル10の貫通孔16に通すことによってフラットケーブル10をケース20に固定することにしてもよい。かかる構成では固定具40を省略することができ、更なる構成の簡略化が達成される。
以上の実施形態では導線(導体部)が2本のフラットケーブルを用いたが、導線の数はこれに限定されるものではない。例えば3本、4本、又は5本の導線を備えるフラットケーブルを用いることができる。このような多数の導線を備えるフラットケーブルを採用する場合、導線の一部を信号線として利用してもよい。一方、導線の数が増加すれば回路構成の自由度が増す。例えば、より複雑な回路を構成しやすくなる。また後述のように複数箇所のLED実装部を設ける場合において回路を構成する際にも有利となる。
以上の構成では光透過孔21aの表面には粗面加工を施さないことにしたから、LED30の光は光透過孔21aを通る際に積極的な拡散作用を受けることなく外部放射する。ところで、外部放射光を拡散させたい場合には光透過孔21aの表面にも粗面加工を施せばよい。このように光透過孔21aの表面状態を変化させることによって、様々な特性の光を生成することが可能である。尚、光透過孔21aの内側表面を粗面加工することによって又は光透過孔21aを構成する樹脂材料中に拡散剤(例えばシリカや酸化チタン)を含有させることによっても同様に拡散光を得ることができる。
光透過孔21aにレンズ効果を付与することもできる。例えば、光透過孔部分を凸レンズ状に形成することで、そこを通って外部放射する光を収斂することができる。このようにレンズ効果による配光制御を行ってもよい。ケース20と別体のレンズを用意してもよい。例えば、光透過孔21aの上にレンズを被せることにすれば、上記同様にレンズ効果が得られる。尚、ケース20内側にレンズを設置することもできる。例えば光透過孔21aのケース20内側に所望のレンズ効果が得られるようにレンズ状に窪みを設ける。又は、別途用意したレンズをLED30と光透過孔の間に設置することにしてもよい。
一方、ケース20の形成材料として光非透過性材料を採用してもよい。この場合、例えば一部に貫通孔を設け、この貫通孔を光透過孔とすることができる。一方、光透過孔部分を光透過性材料で形成することにしてもよい。具体的には、ケースの一部に設けた貫通孔内にポリカーボネート樹脂等を充填することにより、導光体からなる光透過孔を形成することができる。また、所望の大きさ及び形状の導光体を、光を透過しない材料を成型したものに取り付けることにより、一部に光透過孔(導光体)を備えるケースを構成することもできる。
光透過孔を光透過性材料で構成する場合(上記実施形態のようにそれ以外の部分も光透過性材料で構成する場合も含む)、光透過孔に色変換材料を含有させ、当該光透過孔を通る際に光の色を変換させることができる。色変換部材を含有した層を光透過孔の表面などに設けることによって同様の色変換効果を得てもよい。また、光透過孔を構成する光透過性材料中に光拡散剤や蛍光体を含有させてもよい。光拡散剤の使用によって光の均一化が図られる。また、蛍光体の使用によって一部の光を波長変換し、これによって発光色を変化させることができる。
以上の実施形態では略直方体のケースを用いたが、例えば図5に示すような部分的に屈曲ないし湾曲した形状のケースを用いることもできる。図5に示す実施形態のケースはケース本体45とカバー46とから構成される。ケース本体45は光を通さない材料からなり、カバー46は光透過性材料からなる。ケース本体45とカバー46によってフラットケーブル10のLED実装部近傍が狭持された状態となる。カバー46は、発光装置の設置面70に連続した状態で露出することになる。この形態では基本的に、フラットケーブル10はケースの形状に対応して一部が屈曲等した状態となる。但し、必ずしもフラットケーブルの状態(屈曲等)をケースの形状に完全に対応させなくてもよい。この実施形態の構成は、発光装置の設置面が平坦でない場合に好適に利用される。換言すれば、設置面の形状に合わせた形状のケースを用いることによって、設置面に対して良好に適合する(フィットする)発光装置が提供される。
ここで、柔軟性に富む材料でケースを形成することにすれば、設置面の状態に合わせてケース(及びフラットケーブル)を変形させることが可能である。従って、ケースの柔軟性を利用して、フラットケーブルに実装されたLEDの光照射方向を変化、調節可能となる。このように柔軟性に富む材料でケースを形成すれば、ケースを交換することなく様々な設置面に対して適用可能な汎用性の高い発光装置となる。また、設置時に光照射方向を微調整することも容易となる。尚、ここでの柔軟性に富む材料としては例えばゴムやエラストマーを用いることができる。
以上の実施形態ではSMDタイプのLEDを使用したが、砲弾型(レンズタイプ)LED、LEDチップを基板上に直接実装するタイプ(チップオンボード(COB)タイプ)など、他の種類のLEDを使用してもよい。
LEDの発光色も特に限定されない。例えば、赤、橙、緑、青等の可視領域の発光波長を有するLEDを採用できる。また、紫外領域の発光波長を有するLEDを用いることもできる。この場合には、紫外領域の光を受けて蛍光する蛍光体を併せて用いることができ、当該蛍光を照明光として利用することも可能である。
LEDの使用数も特に限定されず、複数個のLEDを組み合わせて発光装置を構成してもよい。その際には発光色の異なるLEDを組み合わせても良い。かかる構成によれば各LEDを点灯制御することによって多色発光の発光装置となる。
フラットケーブルにおけるLED実装部の位置(場所)は、上記実施形態で示したようなフラットケーブル端部に限られない。即ちフラットケーブルの端部以外の領域にLED実装部を設けても良い。また、以上の実施形態ではLED実装部を一つ設けたが、一つのフラットケーブルに対して二つ以上のLED実装部を設けても良い。例えばフラットケーブルの一の端部と当該端部から一定距離を置いた領域にLED実装部を設ける。二つ以上のLED実装部を設ける場合、各LED実装部の構成は同一であっても、一部が異なっていても、或いは全部が互いに異なっていてもよい。
ツェナーダイオードを使用するのではなく、他の種類のダイオード(例えば赤色LED)を逆接続することによってLEDを保護してもよい。
(他の実施形態)
図6〜図10に本発明の他の実施形態を示す。図6はこの実施形態の発光装置2を示す斜視図、図7は発光装置2のLED実装部51を示す平面図、図8は発光装置2のケース60の斜視図、図9はケース60の断面図(図8のA−A線断面図)、図10はケース60の平面図である。
発光装置2では導線が四本のフレキシブル・フラットケーブル50が使用される。説明の便宜上これら四本の導線を、図示上から下に向かって順に第1導線52、第2導線53、第3導線54、及び第4導線55と呼ぶ。
この実施形態ではフラットケーブル50の一端部にLED実装部51が形成される。LED実装部51ではまず、LED66の各端子が第1導線52及び第2導線53にかしめスリーブ80、81によって接続されている。一方、同様に抵抗67が第3導線54及び第4導線55に接続されている。また、LED66と抵抗67が直列接続されるように、第2導線53と第3導線54がかしめスリーブ82によって接続されている。そしてこの接続部の近傍においてフラットケーブル50の中央領域が第2導線53及び第3導線54ごと打ち抜かれている。これによって貫通孔68が形成される。尚、LED66は白色発光のレンズ型LEDである。
尚、図では省略しているが、この実施形態においてもフラットケーブル50の他端にはコネクタハウジングが取り付けられている。そして第1導線52及び第4導線55が電源に接続され、LED66は電力の供給を受ける。
ケース60は光非透過性樹脂製(例えば黒色のポリプロピレン樹脂製)であって、円筒部61及びインテグラルヒンジ63を介して左右に延びるように形成された一対の平板状部62からなる。図9に示すように円筒部61の意匠面側は、所定角度で中央に向かって傾斜した形状(すり鉢状の面61a)を有する。また、円筒部61の先端には左右対象に突起部61bが形成されている。この突起部61bは発光装置2の設置及び固定に利用される。即ち、当該突起部61bを取付相手と係合することによって、照明装置を固定することができる。
各平板状部62の端部(円筒部側と反対側の端部)には、フラットケーブル固定用の突起64が設けられている。取付相手の係合させることによって固定することができる。
この実施形態では次の手順でフラットケーブル50がケース60に固定される。まず、フラットケーブル50に実装されたLED66がケース60の円筒部61内に配置されるようにし、その状態でフラットケーブル50を上下から挟むようにケース60の平坦状部62をインテグラルヒンジ63部分で折り曲げる。このとき平坦状部62とフラットケーブル50とを平行に保ち、最終的に平坦状部62内にフラットケーブル50のLED実装部51を収納する。ここで、以上のようにケース60を被せたときにフラットケーブル50の貫通孔68にケース平坦状部62の各突起部64が上下から嵌入するように設計されている。従って、貫通孔68と突起部64によってフラットケーブル50がケース60に確実に固定される。これによって、簡易な構成ながらも十分な力でフラットケーブル50を所定の位置に固定することができる。即ち、確実な固定及び位置決めが簡易な構成によって達成される。その結果、上記実施形態と同様に、フラットケーブル50がケース60から外れることを有効に防止でき、安定性ないし信頼性に優れた発光装置となる。また、良好な配光特性の光が得られる。一方、LED66としてレンズ型LEDを用いたことにより、指向性の高い光が放出される。しかも、ケース60において円筒部61を上記の通りの形状としたことによって、ケース60を通る際にLED66の光はさらに配光制御される。その結果、この実施形態の発光装置では極めて配光特性に優れた光が得られる。
尚、この実施形態においても上記実施形態と同様に、フラットケーブルの構成、LEDの構成、回路構成、ケースの構成などについて様々な変形が可能である。
本発明の発光装置は、自動車、電車などの車両や航空機などの室内における照明光を得るために利用できる。例えば、自動車のドア(ドアトリム)、天井、座席に設置してマップライト、読書用のライト、フットランプ(足下照明)などとして利用することができる。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
図1は本発明の一実施形態を示す発光装置1の斜視図である。 図2は発光装置1の分解斜視図である。 図3は発光装置1のLED実装部11を示す平面図である。 図4は発光装置1の回路図である。 図5は本発明の発光装置に利用されるケースの変形例を示す断面図である。 図6は本発明の他の実施形態である発光装置2の斜視図である。 図7は発光装置2のLED実装部51を示す平面図である。 図8は発光装置2のケース60を示す斜視図である。 図9はケース60の断面図(図8のA−A線断面図)である。 図10はケース60の平面図である。
符号の説明
1、2 発光装置
10、50 フレキシブル・フラットケーブル
11、51 LED実装部
16、68 貫通孔
20、60 ケース
21a 光透過孔(主発光部)
30 SMDタイプLED
31 ツェナーダイオード
32、67 抵抗
40 固定具
66 レンズ型LED

Claims (4)

  1. LED実装部近傍に貫通孔が形成されたフレキシブル・フラットケーブルと、
    前記フレキシブル・フラットケーブルに実装されるLED及び該LED保護用素子と、
    前記フレキシブル・フラットケーブルの前記LED実装部に取り付けられるケースであって、前記貫通孔を利用して前記フレキシブル・フラットケーブルが固定されるとともに、前記LEDの光出射位置に光透過孔を有するケースと、
    を備える発光装置。
  2. 前記ケースの内側に一対のガイド溝が形成されており、該ガイド溝にその側部が沿った状態で前記フレキシブル・フラットケーブルが前記ケースに収納される、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記ケースが、発光装置の使用目的にあわせて部分的に屈曲ないし湾曲した形状を有し、該形状に対応して、前記フラットケーブルが部分的に屈曲ないし湾曲した状態で前記ケース内に収納される、請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記ケースの光透過孔が光拡散剤含有の光透過性材料からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
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