JP2007041429A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧保持率を高い状態で維持するとともに、駆動電圧の低い光散乱型の液晶表示装置を提供する。
【解決手段】一主面側に第1電極11が設けられた第1基板10と、一主面側に第2電極21が設けられた第2基板20と、第1基板10と第2基板20との間に、第1電極11および第2電極21を介して挟持される光散乱性の液晶層30とを備えた液晶表示装置において、少なくとも一方の第1電極11および第2電極21と液晶層30との間に垂直配向膜40が設けられている液晶表示装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関するものであって、特には、電界の印加により光散乱性が変化する液晶層を備えた液晶表示装置に関する。
近年、携帯電話、携帯情報端末などのモバイル機器の発達に伴い、低消費電力かつ高品位画質の表示素子の需要が高まってきている。その中でも、電子書籍配信事業の出現により、読書用携帯端末用途として、長時間の読書に適した表示品位を持った「読む」ディスプレイの実現が期待されている。
「読む」ディスプレイとしては、コレステリック液晶ディスプレイ、電子インクディスプレイ、ツイストボール型ディスプレイなどが提案されているが、その中で、偏光板が不要で明るく、紙と同様に外光の散乱を用いて明表示を行うものは、紙に近い表示品位で長時間の読書に最も適していると言うことができる。また、バックライトを用いず、外光の反射(散乱)により表示するため、非常に低消費電力である。
その中の有力な候補として、ポリマーネットワーク型液晶ディスプレイ(以下、PN−LCD)がある(例えば、下記特許文献1参照)。このディスプレイは、液晶中に三次元網目状に形成された高分子ネットワークが張り巡らされた構造を持ち、印加電界により液晶の位相を変化させることで光散乱強度を制御する表示モードである。光散乱表示である他に、中諧調表示が容易である、表示書き換え時間が短い、一般的なアモルファスシリコン薄膜トランジスタ(以下、a−SiTFT)で駆動が可能である、など多くの特徴がある。
ここで、反射型のPN−LCDの一例を図2に示す。この図に示すように、PN−LCDの背面側基板となる第1基板10には、各画素を独立に駆動する画素電極となる第1電極11がマトリクス状に設けられている。また、ここでの図示は省略するが、第1基板10には、第1電極11に電気的に接続された駆動素子としての薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor(TFT))および配線などを含むアクティブ型の駆動回路が形成されている。また、第1基板10における第1電極11の形成面側とは反対側の面には、光吸収層12が設けられている。一方、表面側基板となる第2基板20には、一主面側の全域に第2電極21が設けられている。
そして、第1基板10と第2基板20との間には、第1電極11、第2電極21を介して光散乱性の液晶層30が挟持されている。この液晶層30は、三次元網目状のネットワーク構造を有するポリマー31と、ポリマー31のネットワーク構造中に分散された液晶ドロプレット32とを備えている。各液晶ドロプレット32中には液晶分子33が包括されている。
上述したようなPN−LCDは、無電界時には、液晶ドロプレット32中の液晶分子33がランダムに配向するため、第2基板20側からの入射光が散乱されて白表示となる。一方、電界を印加したときには、液晶分子33が第1基板10および第2基板20に対して垂直方向に配向し、入射光が透過して光吸収層12で吸収されることで黒表示となる。
特許第2724596号公報
しかしながら、上述したようなPN−LCDでは、第1電極11および第2電極21と液晶層30とが直接接触しているため、電極表面から液晶層30への電荷注入が起こり、TFT駆動する場合に重要な電圧保持率が低下してしまう。電圧保持率が低いと、駆動電圧が高くなるだけでなく、電力が無駄に消費され、消費電力が上昇してしまう。
この改善策として、電圧保持率の低下を防ぐために、第1電極11および第2電極21と液晶層30との間に、絶縁性材料からなる保護膜を介在させることも考えられるが、駆動電圧が上昇してしまう。
かかる問題点を改善するため、本発明は、電圧保持率を高い状態で維持するとともに、駆動電圧の低い液晶表示装置を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明の液晶表示装置は、一対の基板と、基板の一主面側にそれぞれ設けられた電極と、基板間に電極を介して挟持される光散乱性の液晶層とを備えた液晶表示装置において、少なくとも一方の電極と液晶層との間に垂直配向膜が設けられていることを特徴としている。
このような液晶表示装置によれば、少なくとも一方の電極と液晶層との間に垂直配向膜が設けられていることで、電極と液晶層とが直接接触しないため、電極から液晶層への電荷注入が抑制される。これにより、電圧保持率が高い状態で維持される。また、電極と液晶層との間に介在される膜が垂直配向膜であることで、電圧印加時に液晶分子が基板面に対して垂直方向に配向され易くなる。これにより、駆動電圧を低くすることができる。
以上説明したように、本発明の液晶表示装置によれば、電圧保持率が高い状態で維持されるとともに、駆動電圧を低くすることができるため、液晶表示装置の低消費電力化を図ることができる。
以下、本発明の液晶表示装置に係わる実施の形態の一例を、詳細に説明する。ここでは、反射型のPN−LCDの例について、図1を用いて説明する。なお、背景技術で図2を用いて説明したものと同様の構成には、同一の番号を付して説明する。
この液晶表示装置は、透明性基板からなる第1基板10と第2基板20との間に、光散乱性の液晶層30が挟持されている。
第1基板10は、背面側の基板であり、例えばガラスなどの透明材料により構成されている。第1基板10の一主面側には、各画素を独立に駆動する画素電極となる第1電極11がマトリクス状に設けられている。第1電極11は、透明性を有する例えばITO(Indium Tin Oxide)膜により構成されている。また、ここでの図示は省略するが、第1基板10には、第1電極11に電気的に接続された駆動素子としてのTFTおよび配線などを含むアクティブ型の駆動回路が形成されている。
また、第1基板10における第1電極11の形成面側とは反対側の面には、光吸収層12が設けられている。この光吸収層12は、例えばカーボンナノ粒子により構成されている。
一方、第1基板10に対向配置される第2基板20は、表示側の基板であり、例えばガラスなどの透明材料により構成されている。第2基板20には、第1基板10と対向する側の全域に、透明性を有する例えばITO膜からなる第2電極21が設けられている。
上記第1基板10と第2基板20との間には、第1電極11および第2電極21を介して、光散乱性のポリマーネットワーク(PN)型の液晶層30が挟持されている。この液晶層30は、三次元網目状のネットワーク構造を有するポリマー31と、ポリマー31のネットワーク構造中に分散された液晶ドロプレット32(液晶部)とを備えている。各ドロプレット32中には液晶分子33が包括されている。各ドロプレット32は連通した状態で設けられていてもよく、ドロプレット32中の液晶分子33の一部が後述する垂直配向膜と接触していてもよい。この液晶分子33は、誘電率異方性が正であり、後述するように、第1電極11と第2電極21との間に電界をかけた場合には、基板面に対して垂直方向に配向される。
そして、本発明の特徴的な構成として、上記第1電極11および第2電極21のうちの少なくとも一方と液晶層30との間には、垂直配向膜40が設けられている。ここでは、第1電極11および第2電極21の両方と液晶層30との間に垂直配向膜40が設けられることする。ここで、垂直配向膜40とは、例えば垂直配向(Vertically Aligned(VA))モードの液晶表示装置において、無電界時に液晶分子を略垂直方向に配向させる配向膜として用いられるものである。この垂直配向膜40は、例えばポリイミド樹脂を主成分とする有機材料で構成されている。
上述したように、第1電極11および第2電極21と液晶層30との間に垂直配向膜40が介在されることで、第1電極11および第2電極12と液晶層30とが直接接触しないため、電極表面から液晶層30への電荷の注入が防止され、電圧保持率が高い状態で維持される。
また、本実施形態の液晶表示装置では、上述したように、液晶分子33は、ポリマー31のネットワーク構造中に分散された液晶ドロプレット32中に包括されているため、垂直配向膜40が設けられていても、無電界時にはランダムに配向されている。しかし、上記垂直配向膜40が設けられることで、電界印加時に、液晶分子33が基板面に対して垂直方向に配向し易くなるため、駆動電圧が低くなる。
そして、この垂直配向膜40は、液晶分子のプレチルト角を80度以上90度以下に制御することが好ましい。ここで、本発明における光散乱型の液晶表示装置では、上述したように、無電界時に液晶ドロプレット32中の液晶分子33はランダムに配向しているため、プレチルト角は測定不能である。このため、第1電極11上および第2電極21上に垂直配向膜40が設けられた状態の第1基板10と第2基板20とを貼り合わせ、基板間に液晶材料のみを封入した場合のプレチルト角を測定する。
本実施形態では、第1電極11および第2電極21の両方と液晶層30との間に垂直配向膜40が設けられることとしたが、垂直配向膜40はどちらか一方の電極と液晶層30との間に設けられていればよい。ただし、垂直配向膜40が両方の電極と液晶層30との間に設けられていた方が、電極表面から液晶層30への電荷の注入が防止され、電圧保持率が高い状態で維持されるだけでなく、電界を正負対照に印加することができるため、好ましい。
上記第1基板10と第2基板20とは、周縁に設けられたシール材34により接着されている。また、シール材34中を含む第1基板10と第2基板20との間には、スペーサ35が点在しており、セルギャップgが上記基板間の全域で維持されるように構成されている。ここでは、例えば直径50μmの球形のスペーサ35を用いることで、セルギャップgが50μmに調整されることとする。
上述したような構成の液晶表示装置は、無電界時には、液晶ドロプレット32中の液晶分子33がランダムに配向している。したがって、第2基板20側から入射した光に対してポリマー31と液晶ドロプレット32との間で屈折率差が生じ、光が散乱されて白表示となる(ノーマリーホワイト)。
一方、第1電極11と第2電極21との間に電界を印加したときには、基板面に対して液晶分子33が垂直方向に配向する。これにより、第2基板20側から入射する光に対して液晶ドロプレット32の屈折率がポリマー31の屈折率と等しくなるので、この光は散乱されることなく液晶層30および第1基板10を透過して下側に設けられた光吸収層12で吸収されることで黒表示される。
このような構成の液晶表示装置は、次のような方法により製造される。
まず、図1に示すように、第1基板10上にTFTを配列形成した後、TFTを覆う状態で、平坦化絶縁膜(図示省略)を形成する。その後、この平坦化絶縁膜にTFTに達する接続孔を形成する。次いで、平坦化膜上に、例えば蒸着法、スパッタリング法、または化学的気相成長(Chemical Vapor Deposition(CVD))法により、上記接続孔を埋め込む状態で、例えばITO膜を形成する。次いで、通常のリソグラフィ技術により、ITO膜をパターン加工することで、第1電極11を形成する。
また、第2基板20上にも、ITO膜からなる第2電極21を形成する。この場合の第2電極21はベタ膜状に設けられることとする。
次いで、例えばスピンコート法により、例えばポリイミド樹脂を主成分とする垂直配向材料を第1電極11上および第2電極21上に塗布することで、第1基板10および第2基板20に垂直配向膜40をそれぞれ形成する。その後、焼成を行うことで、溶剤を蒸発させる。
続いて、各垂直配向膜40の形成面を対向させた状態で、第1基板10と第2基板20とをスペーサ35を挟んで重ね合わせ、第1基板10と第2基板20の周囲に設けられたシール材34により接着する。続いて、第1基板10と第2基板20との間に、例えば架橋性のモノマーと液晶材料との混合液を注入し、このモノマーを重合することで、ポリマー31と液晶分子33が包括された液晶ドロプレット32とからなる液晶層30を形成する。以上により、図1に示した液晶表示装置が完成する。
このような液晶表示装置によれば、第1電極11および第2電極21と液晶層30との間に垂直配向膜40が設けられていることで、第1電極11および第2電極21と液晶層30とが直接接触しないため、電極表面から液晶層30への電荷注入が防止される。これにより、電圧保持率を高い状態で維持することができる。また、電極と液晶層30との間に垂直配向膜40が介在することで、電圧印加時に液晶分子33が基板面に対して垂直方向に配向され易い。これにより、駆動電圧を低くすることができる。以上のことから、液晶表示装置の低消費電力化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、垂直配向膜40として、ポリイミド系の樹脂からなる有機材料を塗布形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば二酸化珪素(SiO2)等の無機材料を斜方蒸着法により成膜してもよい。
この場合には、例えば第1電極11が形成された第1基板10の一主面の法線に対して所定の角度(蒸着角度)から蒸着分子を供給することで、基板面に対して液晶分子を略垂直方向に配向させる垂直配向膜40が形成される。この際、蒸着角度を適宜設定して垂直配向膜40を形成することで、液晶分子のプレチルト角を80度以上90度以下に制御することが可能となる。
なお、この斜方蒸着法により成膜される垂直配向膜40としては、上述した二酸化珪素(SiO2)の他に、一酸化珪素(SiO)や、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化タンタル(Ta25)等の金属酸化物、フッ化セリウム(CeF3)、フッ化ランタン(LaF3)、フッ化マグネシウム(MgF2)、フッ化ネオジウム(NdF3)、フッ化ナトリウム(NaF)等の金属フッ化物がある。
また、上記実施形態では、反射型の液晶表示装置の例を用いて説明したが、透過型の液晶表示装置であっても、本発明は適用可能である。この場合には、第1基板10の光吸収層12は設けられず、例えば第1基板10側から入射した光を第2基板20側へ透過させる。このため、電界を印加していない状態が遮光となり、電界を印加した状態が透過となる。
さらに上記実施形態は、PN型の液晶層30を備えた液晶表示装置について説明したが、本発明は光散乱型の液晶表示装置であればよく、樹脂中に液晶マイクロカプセルを分散させた高分子分散型液晶(Polymer Dispersion Liquid Crystal(PDLC))を用いた液晶表示装置であっても適用可能である。ただし、PN型の液晶層30を備えた液晶表示装置の方が、液晶分子33と垂直配向膜40とが接触する部分が存在するため、本発明の効果を顕著に奏することができる。
(実施例1)
上述した実施形態と同様に、図1に示す液晶表示装置を製造した。すなわち、ガラス基板からなる第1基板10上にITOからなる第1電極11を30nmの膜厚で形成した。次いで、第1電極11上に、垂直配向材料(JSR社製垂直配向材料JALS−682-R6)を塗布形成し、クリーンオーブンで180℃、2時間焼成して垂直配向膜40を形成した。また、第2基板20上にも、ITOからなる第2電極21を30nmの膜厚で形成した後、第1基板10と同様に、第2電極21上に垂直配向膜40を形成した。
次いで、垂直配向膜40を対向させた状態で、第1基板10と第2基板20とをスペーサ35(積水化学社製スペーサーミクロパールSP−250(直径50μm))を挟んで重ね合わせ、第1基板10と第2基板20の周囲に設けられたシール材34(積水化学社製フォトレックA−785)により接着することで、セルを作製した。
続いて、第1基板10と第2基板20との間に、架橋性のモノマーと液晶材料との混合液(大日本インキ化学工業社製液晶(モノマーミクスチャーFS−100)を注入し、このモノマーを照度40mW/cm2のUVランプで10秒間照射することで、ポリマー31と液晶分子33が包括された液晶ドロプレット32とからなる液晶層30を形成した。以上のようにして、液晶表示装置を作製した。
なお、予め、上記垂直配向膜40により制御される液晶分子のプレチルト角をAutronic-Melchers Gmbh社製プレチルト角測定システムTBA-105を用いて測定したところ、88度であった。
(比較例1)
上述した実施例1に対する比較例1として、背景技術で図2を用いて説明した垂直配向膜40が設けられていない液晶表示装置を製造した。
(比較例2)
上述した実施例1に対する比較例2として、垂直配向膜40の代わりに、無電界時に液晶分子を水平方向に配向させる水平配向膜を用いて実施例1と同様の方法により液晶表示装置を作製した。具体的には、第1電極11上および第2電極21上に、水平配向材料(JSR社製ポリイミド配向材料AL−1524))を塗布形成し、クリーンオーブンで180℃、1時間焼成して水平配向膜を形成した。
なお、比較例2の液晶表示装置に用いる水平配向膜により制御される液晶分子のプレチルト角を実施例1と同様に測定したところ、3度であった。
上述した実施例1および比較例1、2の液晶表示装置のセルギャップは50μmであることとする。
これらの液晶表示装置について、東陽テクニカ製電圧保持率測定装置6254により、印加電圧10V、周波数30Hz、ゲート幅60μ秒の場合における電圧保持率を測定した。
また、リング系のランプで45度で光が入射するように光学系を設定した後、大塚電子製瞬間マルチ測光システムMCPD−7000を用いて、受光光学系における標準散乱板に対する反射率を印加電圧を変化させて測定した。この際、コントラストが10以上となる印加電圧を駆動電圧として測定した。
以上の結果を表1に示す。
Figure 2007041429
この表に示すように、実施例1の液晶表示装置は、比較例1、2の液晶表示装置と比較して、高い電圧保持率を示した。特に、液晶層と電極とが直接接触する比較例1の液晶表示装置と比較して、顕著に効果があることが確認された。また、実施例1の液晶表示装置は、比較例1、2の液晶表示装置と比較して駆動電圧が低くなることが確認された。特に、液晶層と電極との間に水平配向膜が介在されている比較例2の液晶表示装置と比較して、駆動電圧は1/2以下に低減されることが確認された。
本発明の液晶表示装置に係る実施形態を説明するための断面図である。 従来の液晶表示装置を説明するための断面図である。
符号の説明
10…第1基板、11…第1電極、20…第2基板、21…第2電極、30…液晶層、31…ポリマー、32…液晶ドロプレット、33…液晶分子、40…垂直配向膜

Claims (4)

  1. 一対の基板と、当該基板の一主面側にそれぞれ設けられた電極と、前記基板間に前記電極を介して挟持される光散乱性の液晶層とを備えた液晶表示装置において、
    少なくとも一方の前記電極と前記液晶層との間に垂直配向膜が設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 両方の前記電極と前記液晶層との間に前記垂直配向膜が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記垂直配向膜は、液晶分子のプレチルト角を80度以上90度以下に制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記液晶層は、ネットワーク構造を有するポリマーと、当該ポリマーのネットワーク構造中に分散された液晶部とを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。

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