JP2007040571A - 加湿装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】加湿能力を向上させ得る加湿装置を提供する。
【解決手段】水を蒸発させる加湿フィルタと、該加湿フィルタの水分を気化させるための空気を送る送風機と、気化した水分を含む空気を放出する吹出口とを備え、加湿フィルタよりも空気の流れ方向で上流側に形成された空気導入口と、加湿フィルタよりも空気の流れ方向で下流側において前記吹出口に連通する空気導出口とが設けられ、該空気導入口と空気導出口とが加湿フィルタに対して対角上に配置される。これにより、空気が加湿フィルタを通る経路が長くなり、加湿能力を向上させることができ、加湿フィルタを従来よりも小型化できる。
【選択図】 図6
【解決手段】水を蒸発させる加湿フィルタと、該加湿フィルタの水分を気化させるための空気を送る送風機と、気化した水分を含む空気を放出する吹出口とを備え、加湿フィルタよりも空気の流れ方向で上流側に形成された空気導入口と、加湿フィルタよりも空気の流れ方向で下流側において前記吹出口に連通する空気導出口とが設けられ、該空気導入口と空気導出口とが加湿フィルタに対して対角上に配置される。これにより、空気が加湿フィルタを通る経路が長くなり、加湿能力を向上させることができ、加湿フィルタを従来よりも小型化できる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、水を蒸発させる加湿フィルタを備えた気化式の加湿装置に関するものである。
従来の加湿装置は、例えば特許文献1に示されるように、水槽に下部が浸るように加湿フィルタ(特許文献1では気化エレメントと称している)が配設され、この加湿フィルタの毛細管現象によって水を全面に行き渡るように吸い上げる一方、送風ファンの運転により吸込口から室内の乾燥した空気を吸込み、この乾燥した空気を加湿フィルタを通すことで水分を含ませ、装置本体の上面板側の吹出口から外部に放出させることによって、室内の加湿を行うようになっている。
特開2002−295872号
ところで、近年では、加湿装置の小型化と加湿能力を向上させる要望がなされている。しかし、特許文献1に示す加湿装置では、シロッコファン等の送風ファンの軸方向に加湿フィルタが配置されており、全体を小型化するには限界がある。
全体の小型化を図るため、送風機の下側に加湿フィルタを配置し、送風機によって送られた空気を下方の加湿フィルタを通して装置本体の上面板側の吹出口から放出する構成も提案されているが、加湿フィルタの上流側に形成された空気導入口と加湿フィルタの下流側に形成された空気導出口とが加湿フィルタの対面位置に配置されているため、空気が加湿フィルタを通る経路が短くなり、必然的に加湿能力が悪くなるといった難点があった。
本発明は、上記に鑑み、加湿能力を向上させ得る加湿装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、装置本体に、水を蒸発させる加湿フィルタと、該加湿フィルタの水分を気化させるための空気を送る送風機と、気化した水分を含む空気を放出する吹出口とを備えた加湿装置において、前記加湿フィルタよりも空気の流れ方向で上流側に形成された空気導入口と、加湿フィルタよりも空気の流れ方向で下流側において前記吹出口に連通する空気導出口とが設けられ、該空気導入口と空気導出口とが加湿フィルタに対して対角上に配置されたことを特徴としている。
上記構成によると、空気導入口と空気導出口とが加湿フィルタに対して対角上に配置されているので、空気が加湿フィルタを通る経路が長くなり、加湿能力を向上させることができる。したがって、加湿フィルタの占める体積を従来よりも小型化することができる。また、空気を加温して加湿フィルタに送る加熱体を備えた加湿装置においては、加熱体による加熱量を抑えることができ、省エネ型の加湿装置を提供することができる。
また、本発明においては、加湿フィルタの両面に沿って空気の流れ方向で上流側の空気通路と下流側の空気通路とが設けられ、前記空気導入口が上流側の空気通路に連通され、前記空気導出口が下流側の空気通路に連通されている構成とすることができる。
上記構成によると、空気導入口から送られた空気は上流側の空気通路に隈なく行き渡り加湿フィルタの上流側フィルタ面の全面から空気を通すことができ、また、加湿フィルタの下流側フィルタ面の全面から水分を含んだ空気を下流側の空気通路を通して空気導出口に導くことができる。このように、加湿フィルタの両面に沿って空気の流れ方向で上流側の空気通路と下流側の空気通路とを設けているので、加湿フィルタの全面を有効に機能させて加湿能力を向上させることができる。
上記のような加湿装置の具体的な構成としては、装置本体の内部が中仕切壁によって上下に区画され、該中仕切壁の下側には加湿フィルタを収容する加湿室が形成され、中仕切壁の上側には、該中仕切壁から縦方向に延びる通路仕切板によって送風機を収納する送風機室と、加湿室からの空気を吹出口に導く吹出し側空気通路とが区画形成され、送風機室に前記空気導入口が形成され、前記吹出し側空気通路と下流側空気通路とが空気導出口により連通されたものを例示することができる。
上記構成によると、中仕切壁によって送風機室と加湿室とを上下に区画し、かつ、中仕切壁から縦方向に延びる通路仕切板によって送風機室と、加湿室からの空気を吹出口に導く吹出し側空気通路とに区画形成するので、装置本体自体をコンパクトに構成することができる。
また、加湿フィルタを収容する水受けトレーが装置本体に着脱自在に収納され、該水受けトレーには、加湿フィルタの両側に前記上流側の空気通路と下流側の空気通路とが形成された構成とすることができる。
上記構成によると、加湿フィルタおよびこれに水を供給する水受けトレーを装置本体に対して着脱自在に構成しているので、水経路構成部品のメンテナンスを容易に行うことができる。また、装置本体に対して着脱自在な水受けトレーを利用して、該トレーに上流側の空気通路と下流側の空気通路とを形成しているので、装置本体内の送風路の構成を簡単にすることができる。
以上のとおり、本発明によると、空気導入口と空気導出口とが加湿フィルタに対して対角上に配置されているので、空気が加湿フィルタを通る経路が長くなり、加湿能力を向上させることができる。
以下、本発明に係る加湿装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は加湿装置の正面側から見た外観斜視図、図2は同じく加湿装置の各構成部品を取り外す状態を背面側から見た分解斜視図、図3は加湿装置の背面側ケーシングを取り外した状態を背面側から見た斜視図、図4は同じく加湿装置の背面側ケーシングの一部を切欠いて送風路を背面側から見た斜視図、図5は同じく加湿装置のケーシングを取り外して送風路を背面側から見た斜視図である。また、図6は給水タンクおよび加湿フィルタを搭載した水受けトレーの平面図、図7は装置本体の吹出し側空気通路を示す斜視図、図8は図7の吹出し側空気通路の背面図である。
図に示すように、加湿装置1は、箱形の装置本体2と、装置本体内に設けられた送風機4と、装置本体2に隣接して配置された給水タンク5と、装置本体に引き出し自在に設けられた水受けトレー6と、水受けトレー6に設置された気化式の加湿フィルタ7とを備えている。
この加湿装置では、給水タンク5内の水が水受けトレー6から加湿フィルタ7に供給され、該加湿フィルタ7で水を蒸発させる一方、送風機4により吸込口8から吸い込まれた空気を送風路9の途中の加湿室2a内で加湿フィルタ7を通し、ここで気化した水分を含む空気を吹出口10から室内に放出するようになっている。
装置本体2は、前面部分並びに側面および底面の前部分の外郭を担う前面板12と、背面部分並びに側面および底面の後部分の外郭を担う背面板13と、タンク側の側面部の外郭を担う側面板14と、上面の外郭を担う上面板15とから箱形に形成される。
装置本体2には、その内部を上下に仕切る中仕切壁18が設けられる。中仕切壁18の下側には加湿フィルタ7を収容する加湿室2aが形成される。また、中仕切壁18の上側には、給水タンク5の収容位置と反対側の端部において該中仕切壁18から縦方向に延びる通路仕切板18bによって、送風機4を収納する送風機室2bと、加湿室2aからの空気を吹出口10に導く吹出し側空気通路9bとが区画形成される。
吸込口8は、背面板13に形成され、吹出口10は上面板15の一側であって給水タンク5の配置側と反対側に形成される。そして、背面側から吸い込んだ空気を送風機室2bから加湿室2aを通し、吹出し側空気通路9bを上昇させて上面板15の吹出口10から上方に放出するようにしている。
送風機室2bは、その前後方向で中央位置に送風機4のファン4bを収容するハウジングの一部を構成する前後仕切部18cが形成される。ハウジング19は、装置本体の前面板12と、前後仕切部18cと、前記中仕切壁18とによって区画形成され、ハウジングの下方の給水タンク側には加湿室2aと連通する空気導入口21が形成される。
加湿室2aには、水受けトレー6が収容される。水受けトレー6は、給水タンク5からの水を一時的に貯えて加湿フィルタ7に供給する上面開放の箱型形状のもので、タンク側の側面板14の下部に形成された開口17を通して装置本体の加湿室2aに引き出し自在に収容される。
この水受けトレー6の前後方向の中央位置には、図6に示すように、直方体状の加湿フィルタ7が着脱自在に収容される。そして、加湿フィルタ7の前面側および背面側には、空気の流れ方向で上流側の空気通路23および下流側の空気通路24が形成される。上流側空気通路23は、前記送風機室2bの空気導入口21に連通され、下流側の空気通路24は、装置本体の給水タンクと反対側の端部において中仕切壁18に形成された空気導出口22を介して、吹出し側の空気通路9bに連通される。したがって、空気導入口21と空気導出口22とは加湿フィルタ7に対して対角上に配置された構成とされる。図6に空気導入口21と空気導出口22の位置を2点鎖線で示す。
また、吸込口8の中央部には、室内の空気の状況を検出する環境センサとして、温度を検出する温度センサ27及び湿度を検出する湿度センサ28が配置される。これら温度センサ27および湿度センサ28は、吸込口8の中央軸方向に配置された送風機4のモータ取付アングル29に取り付けられる。
送風機4は、図3に示すように、モータ4aおよびファン4bから構成され、モータ4aが前後仕切部18cの開口部に差し渡された取付アングル29に取付固定される。モータ軸に取り付けられるファン4bは、シロッコファンであって、装置本体2の前側に位置するハウジング内に収容され、軸方向から吸い込んだ空気を半径方向に外側に吹出すようになっている。
取付アングル29のモータ固定側と反対側の面には、センサを収容する収容箱30が一体形成される。収容箱30は、吸込口8側が開放した直方体形状であり、内部に温度センサ27および湿度センサ28を収容可能とされ、収容箱30の貫通穴(図示せず)を通って配線が外部に引き出される。引き出された配線は取付アングル29に沿って配線されて装置本体上部の操作部32の制御基板(図示略)に結線される。
また、吸込口8は、背面板13に形成された桝目状の開口を有するフィルタ部33と、このフィルタ部33に着脱自在に装着される同じく桝目状の開口を有するフィルタカバー34と、前記フィルタ部33とフィルタカバー34との間に介在された繊維状フィルタ35とを備え、温度センサ27や湿度センサ28に埃が付着するのを防止できるようになっている。
さらに、本実施形態では、背面板13のフィルタ部33の前記センサ対向面36の開口度が他の部分の開口度に比べて小さく設定され、センサに埃が付着するのを極力回避できるように設定されている。また、このようなセンサに対向する対向面36の大きさは、前記温度センサ27や湿度センサ28を装着する収容箱30の開口部の大きさよりも大きく設定され、温度センサ27や湿度センサ28に埃が付着しないように設定される。
なお、図示しないが、送風機室2bに吸込口8から吸込んだ空気を加熱する加熱体を設け、加温された空気を加湿フィルタ7に送ることにより加湿能力を向上させるようにしてもよい。
また、吹出し側の通路9bには、吹出口10の近傍で、プラスイオンとしてH+(H2O)m(mは任意の自然数)とマイナスイオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の自然数)を発生するイオン発生装置38が設けられ、室内にイオンを発生させて除菌などを行うことができるようになっている。空気中にH+(H2O)mとO2 −(H2O)nの両方を放出させることにより、これらのイオンが空気中の浮遊カビ菌やウィルスの周りを取り囲み、その際、生成される活性種の水酸基ラジカル(・OH)の作用により浮遊カビ菌等を殺菌・不活化することが可能となる。
さらに、詳述すると、イオン発生装置38の電極間に交流電圧を印加することにより、空気中の酸素分子ないしは水分子が放電によって生成された電子からエネルギーを受けてイオン化し、H+(H2O)m(mは任意の自然数)とO2 −(H2O)n(nは任意の自然数)のイオンを生成し、これらをファン等により空間に放出させる。これらH+(H2O)m及びO2 −(H2O)nは、浮遊菌の表面に付着し、化学反応して活性種であるH2O2または(・OH)を生成する。H2O2または(・OH)は、極めて強力な活性を示すため、これらにより、空気中の浮遊細菌を取り囲んで殺菌・不活化することができる。ここで、(・OH)は活性種の一種であり、ラジカルのOHを示している。
活性種である過酸化水素H2O2または水酸基ラジカル(・OH)は、有害物質を酸化若しくは分解して、ホルムアルデヒドやアンモニアなどの化学物質を、二酸化炭素や、水、窒素などの無害な物質に変換することにより、実質的に無害化することが可能である。
このイオン発生装置38の上方には湾曲状のカバー41が設けられる。このカバー41は、吹出し側通路の壁面の役割を果たて風の流れをスムーズにさせる。また、カバー41には、多数の小孔41aが形成されイオン発生装置38から発生したイオンを吹出し側空気通路9bに供給できるようになっている。
次に、加湿フィルタ7に水を供給する水供給系統について説明すると、給水タンク5、水受けトレー6、および加湿フィルタ7は、装置本体2に着脱自在に装着される態様となっており、これにより水供給系統の清掃メンテナンスも容易に行えるようになっている。
また、水受けトレー6は、図6に示すように、上面が開放した箱型形状とされ、加湿フィルタ7を収容するフィルタ収容部6aと、その一側に形成されトレー収納姿勢で装置本体から露出するタンク収容部6bとを備えている。タンク収容部6bは、上面が開放し、その開放部に給水タンク5が上方から着脱自在に装着される。
そして、タンク収容部6bの底面には給水タンク5の弁機構(図示略)に対向して受け部が突出形成され、給水タンク5の弁機構を開放して水受けトレー6に水を一時的に貯めることができるようになっている。
給水タンク5は、図1および図2に示すように、略四角形状の透光性の容器から構成され、下部開口に弁機構付きのタンクキャップ39が着脱自在に装着されている。給水タンク5の成形は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリプロピレン等の合成樹脂素材を使用してブロー成形等により成形される。タンク表面には剛性を確保するために凹凸波形形状に形成される。また、タンクキャップ39と反対側の面にはタンク把手40が嵌着されている。
加湿フィルタ7は、例えば、直方体状の箱形の枠体に不織布等からなるフィルタを取付けたものであって、加湿フィルタ7を水受けトレー6内の水に浸すことにより、フィルタの毛細管現象が働く、フィルタ全面に水が行き渡るようになっている。
上記構成において、給水タンク5を水受けトレー6にセットし、操作部32の運転スイッチをONにすると、例えば、加湿運転モードが実行される。加湿運転モードは、送風機4により吸込口8から吸込まれた空気が加熱体(図示略)で加温され、温度の高くなった空気が送風機室2bから空気導入口21を通って加湿室2aに送られる。加湿室2aでは送られてきた加温空気により加湿フィルタ7の水分が蒸発し、水分を含んだ空気が加湿フィルタ7を通り、空気通路24から空気導出口22を経て吹出し側通路9bに流れ、この吹出し通路9bを上昇して吹出口10から室内に放出される。
このとき、空気導入口21と空気導出口22とが加湿フィルタ7に対して対角上に配置されているので、空気導入口21から空気導出口22に至る経路Sは加湿フィルタ7の対角線上に位置する経路となり、加湿フィルタ7を通る経路が長くなる。そのため、加湿能力を向上させることができる。
したがって、加湿フィルタ7を従来よりも小型化することができる。また、加湿フィルタ7の体積を従来と同じように設定した場合、加湿量を増加させることができる。さらに、空気を加温して加湿フィルタ7に送る加熱体を備えた加湿装置においては、加熱体による加熱量を抑えることができ、省エネ型の加湿装置を提供することができる。
また、加湿フィルタ7の両面に沿って空気の流れ方向で上流側の空気通路23と下流側の空気通路24とを配置し、空気導入口21が上流側の空気通路23に連通し、空気導出口22が下流側の空気通路24に連通しているので、空気導入口21から送られた空気は上流側の空気通路23に隈なく行き渡り加湿フィルタ7の上流側フィルタ面の全面から空気を通すことができる。また、加湿フィルタ7の下流側フィルタ面の全面から水分を含んだ空気を下流側の空気通路24を通して空気導出口22に導くことができる。したがって、加湿フィルタ7の全面を有効に機能させて加湿能力を向上させることができる。
また、装置本体に着脱自在に収納された水受けトレー6を利用して、該水受けトレー6に上流側の空気通路23と下流側の空気通路24とを形成しているので、装置本体内の送風路9の構成を簡単にすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正変更を加えることができるのは勿論である。
1 加湿装置
2 装置本体
4 送風機
5 給水タンク
6 水受けトレー
6a フィルタ収容部
6b タンク収容部
7 加湿フィルタ
8 吸込口
9 送風路
9a 吹出し側の空気通路
10 吹出口
12 前面板
13 背面板
14 側面板
15 上面板
18 中仕切壁
21 空気導入口
22 空気導出口
23 上流側の空気通路
24 下流側の空気通路
38 イオン発生装置
41 カバー
2 装置本体
4 送風機
5 給水タンク
6 水受けトレー
6a フィルタ収容部
6b タンク収容部
7 加湿フィルタ
8 吸込口
9 送風路
9a 吹出し側の空気通路
10 吹出口
12 前面板
13 背面板
14 側面板
15 上面板
18 中仕切壁
21 空気導入口
22 空気導出口
23 上流側の空気通路
24 下流側の空気通路
38 イオン発生装置
41 カバー
Claims (4)
- 装置本体に、水を蒸発させる加湿フィルタと、該加湿フィルタの水分を気化させるための空気を送る送風機と、気化した水分を含む空気を放出する吹出口とを備えた加湿装置において、
前記加湿フィルタよりも空気の流れ方向で上流側に形成された空気導入口と、加湿フィルタよりも空気の流れ方向で下流側において前記吹出口に連通する空気導出口とが設けられ、該空気導入口と空気導出口とが加湿フィルタに対して対角上に配置されたことを特徴とする加湿装置。 - 前記加湿フィルタの両面に沿って空気の流れ方向で上流側の空気通路と下流側の空気通路とが設けられ、前記空気導入口が上流側の空気通路に連通され、前記空気導出口が下流側の空気通路に連通されていることを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
- 装置本体の内部が中仕切壁によって上下に区画され、該中仕切壁の下側には加湿フィルタを収容する加湿室が形成され、中仕切壁の上側には、該中仕切壁から縦方向に延びる通路仕切板によって送風機を収納する送風機室と、加湿室からの空気を吹出口に導く吹出し側空気通路とが区画形成され、送風機室に前記空気導入口が形成され、前記吹出し側空気通路と下流側空気通路とが空気導出口により連通されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿装置。
- 加湿フィルタを収容する水受けトレーが装置本体に着脱自在に収納され、該水受けトレーには、加湿フィルタの両側に前記上流側の空気通路と下流側の空気通路とが形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の加湿装置。
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-
2005
- 2005-08-01 JP JP2005223432A patent/JP2007040571A/ja active Pending
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