JP2007040366A - 平バンド付連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】先端を環状に形成した平バンドを簡単に連結具に連結して完成することができる上、平バンドなどの交換作業も容易に行われる平バンド付連結具を提供すること。
【解決手段】 一側にフック部1B或いは連結環部1Cが設けられ、他側に前記フック部1B或いは連結環部1Cとは別に少なくとも棒状の構成部材10の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中部に近接して着脱用間隙Aを介して環状に形成した間隙付連結環部1Aが設けられた連結具1と、この連結具1の間隙付連結環部1Aに着脱自在に連結した平帯状の平バンド2とから成る構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、平バンド付の連結具に関するものである。
従来から、例えば棒材を環状に屈曲形成して成る連結具に平バンドを連結した平バンド付連結具が実施されているが、この平バンドは、連結具に対する抜け外れを防止するため、開口部のない連結環部に連結される。
具体的には、例えば、棒材を環状に屈曲させこの屈曲先端を棒材の途中部に当接させることで開口部のない連結環部を構成し、この連結環部内に平バンドの先端部を通して基端側へ折り返し重合し、この重合部を縫製することで環状として連結具に平バンド(の環状先端部)を抜け止め状態に連結している。
しかし、平バンドの先端部を連結環部に通した上で環状に縫製することは決して容易な作業ではない上、この平バンドが連結される連結具は前記したように開閉部や開口部のないものの場合が多いため、連結具から連結した平バンドを取り外すためには、縫製を解いたり平バンドの環状先端部を切断したりしなければならず、この平バンド或いは連結具が劣化した際の交換作業も容易でないという問題点があった。
本発明は、このような従来の平バンド付連結具の問題点に注目し、これを解決するもので、予め先端を環状に形成した平バンドを簡単に連結具に連結して完成することができ、また、平バンドなどの交換作業も容易に行われる画期的な平バンド付連結具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
一側にフック部1B或いは連結環部1Cが設けられ、他側に前記フック部1B或いは連結環部1Cとは別に少なくとも棒状の構成部材10の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中部に近接して着脱用間隙Aを介して環状に形成した間隙付連結環部1Aが設けられた連結具1と、この連結具1の間隙付連結環部1Aに着脱自在に連結した平帯状の平バンド2とから成る平バンド付連結具であって、前記間隙付連結環部1Aの前記着脱用間隙Aを、ロープや他の連結具等の厚みのあるものが通過できない間隙であって且つ前記平バンド2を前記構成部材10の途中部に沿わせて移動させることで平バンド2が通過し得る間隙に設定し、前記平バンド2は先端部を予め環状に形成したものを採用し、この平バンド2の環状先端部2Aを前記連結具1の一側から被嵌して前記間隙付連結環部1A側へと移動させ、この間隙付連結環部1Aの構成部材10に沿わせて前記着脱用間隙Aを通過させて間隙付連結環部1Aに配設することで、この間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結する構成としたことを特徴とする平バンド付連結具に係るものである。
また、一側にフック部1B或いは連結環部1Cが設けられ、他側に前記フック部1B或いは連結環部1Cとは別に少なくとも棒状の構成部材10の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中部に近接して着脱用間隙Aを介して環状に形成した間隙付連結環部1Aが設けられた連結具1と、この連結具1の間隙付連結環部1Aに着脱自在に連結した平帯状の平バンド2とから成る平バンド付連結具であって、前記間隙付連結環部1Aの前記着脱用間隙Aを、ロープや他の連結具等の厚みのあるものが通過できない間隙であって且つ前記平バンド2を前記構成部材10の途中部に沿わせて移動させることで平バンド2が通過し得る間隙に設定し、前記平バンド2は先端部を予め環状に形成したものを採用し、少なくともこの環状先端部2Aを構成する平バンド2の先端部を柔軟性を有する素材で形成して、この柔軟性を有する環状先端部2Aを撓ませることで前記間隙付連結環部1Aに被嵌し得るように構成し、この環状先端部2Aを撓ませながら間隙付連結環部1Aに被嵌して前記着脱用間隙Aを通過させることで、間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結する構成としたことを特徴とする平バンド付連結具に係るものである。
また、前記平バンド2は柔軟性を有する布製とし、この布製の平バンド2の先端部を環状に形成することで柔軟性を有する前記環状先端部2Aを構成したことを特徴とする請求項2記載の平バンド付連結具に係るものである。
また、棒状の構成部材10の一側端部を屈曲することで一側にフック部1B或いは連結環部1Cが設けられ、前記構成部材10の他側端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中部に近接して着脱用間隙Aを介して環状に形成することで他側に間隙付連結環部1Aが設けられた前記連結具1を採用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の平バンド付連結具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、平バンドの先端部を連結具の間隙付連結環部に通した上で環状に縫製するような面倒な作業を要せず、予め先端を環状に形成した平バンドを着脱用間隙を通過させて簡単に間隙付連結環部に連結することができ、しかも、連結後に平バンドを着脱用間隙を通過させることで間隙付連結環部より取り外すこともできるので、例えば平バンドの交換作業などを容易に行うことができる極めて実用性に秀れた画期的な平バンド付連結具となる。
また、請求項2記載の発明においては、上述のように構成したから、平バンドの先端部を連結具の間隙付連結環部に通した上で環状に縫製するような面倒な作業を要せず、予め先端を環状に形成した平バンドを撓ませて間隙付連結環部に被嵌させつつ着脱用間隙を通過させて簡単に間隙付連結環部に連結することができ、しかも、連結後に平バンドの環状先端部を撓ませながら着脱用間隙を通過させることで間隙付連結環部より取り外すこともできるので、例えば平バンドの交換作業などを容易に行うことができる極めて実用性に秀れた画期的な平バンド付連結具となる。
また、請求項3記載の発明においては、環状先端部が柔軟性を有する平バンドを簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の平バンド付連結具となる。
また、請求項4記載の発明においては、棒状の構成部材を屈曲して成る既存の様々な連結具に適用可能となる一層実用性に秀れた構成の平バンド付連結具となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
請求項1記載の発明の場合を説明すると、連結具1の他側の間隙付連結環部1Aは、その着脱用間隙Aをロープや他の連結具等の厚みのあるものが通過できない間隙であって且つ平バンド2を間隙付連結環部1Aを構成する構成部材10の途中部に沿わせて移動させることで平バンド2が通過し得る間隙に設定しているため、先端部を予め環状に形成した平バンド2のこの環状先端部2Aを、連結具1の一側から被嵌して前記間隙付連結環部1A側へと移動させ、この間隙付連結環部1Aの構成部材10に沿わせながら前記着脱用間隙Aを通過させて間隙付連結環部1Aに配設することで、この間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結することができる。
従って、平バンド2の先端部を連結具1の間隙付連結環部1Aに通した上で環状に縫製するような面倒な作業を要せず、予め先端を環状に形成した平バンド2を着脱用間隙Aを通過させて簡単に間隙付連結環部1Aに連結して平バンド付連結具を完成することができる。
また、このようにして連結具1の他側の間隙付連結環部1Aに連結した平バンド2は、前記着脱用間隙Aが、平バンド2を構成部材10の途中部に沿わせて移動させなければ通過させることができない間隙に設定されているため、この着脱用間隙Aを簡単に平バンド2(環状先端部2A)が通過して抜け外れてしまうようなことがない。
しかし、連結状態であっても、構成部材10の途中部に沿わせて移動させれば着脱用間隙Aを通過させて平バンド2(環状先端部2A)を間隙付連結環部1Aより取り外すことができるので、この平バンド2或いは連結具1が劣化した場合などは、いずれの交換作業も容易に行うことができる。
また、請求項2記載の発明の場合を説明すると、平バンド2の柔軟性を有する環状先端部2Aを撓ませることで間隙付連結環部1Aに被嵌することができ、この撓ませた被嵌状態のまま着脱用間隙Aを通過させて間隙付連結環部1Aに配設することで、この間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結することができる。
従って、請求項1の発明と同様に、平バンド2の先端部を連結具1の間隙付連結環部1Aに通した上で環状に縫製するような面倒な作業を要せず、予め先端を環状に形成した平バンド2を撓ませることで着脱用間隙Aを通過させて簡単に間隙付連結環部1Aに連結して平バンド付連結具を完成することができる。
また、このようにして連結具1の他側の間隙付連結環部1Aに連結した平バンド2は、前記着脱用間隙Aが、平バンド2を構成部材10の途中部に沿わせて移動させなければ通過させることができない間隙に設定されていると共に、撓ませなければ環状先端部2Aが着脱用間隙Aを通過できない構成であるため、この着脱用間隙Aを簡単に環状先端部2A(平バンド2)が通過して抜け外れてしまうようなことがない。
しかし、連結状態であっても、平バンド2の環状先端部2Aを撓ませれば着脱用間隙Aを通過させて平バンド2(環状先端部2A)を間隙付連結環部1Aより取り外すことができるので、この平バンド2或いは連結具1が劣化した場合などは、いずれの交換作業も容易に行うことができる。
本発明の具体的な実施例1について図1,図2に基づいて説明する。
本実施例は、一側にフック部1B或いは連結環部1Cが設けられ、他側に前記フック部1B或いは連結環部1Cとは別に少なくとも棒状の構成部材10の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中部に近接して着脱用間隙Aを介して環状に形成した間隙付連結環部1Aが設けられた連結具1と、この連結具1の間隙付連結環部1Aに着脱自在に連結した平帯状の平バンド2とから成る平バンド付連結具を構成している。
具体的には、本実施例の連結具1は、図1に示すように棒状の構成部材(例えば金属棒)を略S字状に屈曲形成して一側(図面左側)にC状のフック部1Bを有し、他側に前記構成の間隙付連結環部1Aを有する構成としている。
また、間隙付連結環部1Aについて更に説明すると、略C状の前記フック部1Bの基端部から傾斜状にストレート杆が延設し、この傾斜ストレート杆の延設端部(図面右側端部)を丸形に屈曲形成してこの屈曲先端部が前記ストレート杆の途中部に近接状態で配設するように前記構成部材10を屈曲形成して構成している。
また、本実施例は、前記間隙付連結環部1Aの前記着脱用間隙Aを、ロープや他の連結具等の厚みのあるものが通過できない間隙であって且つ前記平バンド2を前記構成部材10の途中部に沿わせて移動させることで平バンド2が通過し得る間隙に設定している。
また、本実施例の平バンド2は、先端部を予め環状に形成したものを採用している。
具体的には、平バンド2の先端部を折り返してこの折り返し先端部を平バンドの先端側途中部に重合し、この重合部を縫製することで平バンド2の先端部を前記連結具1の構成部材10に被嵌し得る環状先端部2Aとしている。図中符号4は縫製部である。また、この環状先端部2Aの環径を、構成部材10に被嵌してこの構成部材10に沿って移動可能となるように、構成部材10の外径よりも径大な環径寸法に設定構成している。
そして、本実施例では、この平バンド2の環状先端部2Aを図1に示すように前記連結具1の一側から被嵌して構成部材10に沿わせて前記間隙付連結環部1A側へと移動させ、図2に示すようにこの間隙付連結環部1Aの構成部材10に沿わせて前記着脱用間隙Aを通過させて間隙付連結環部1Aに配設することで、この間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結して完成する構成としている。
このように構成した本実施例によれば、連結具1の他側の間隙付連結環部1Aに連結した平バンド2は、平バンド2を構成部材10の途中部に沿わせて移動させなければ前記着脱用間隙Aを通過させることができない上、フック部1Bを所望箇所に連結すると共に、平バンド2を他の箇所に連結した状態では、平バンド2(環状先端部2A)が着脱用間隙Aの略反対側に引っ張られて着脱用間隙A位置に移動しづらいため、この着脱用間隙Aを簡単に平バンド2(環状先端部2A)が通過して抜け外れてしまうようなことがなく、非常に信頼性が高い。
しかして、本実施例によれば、構成部材10の途中部に沿わせて移動させれば着脱用間隙Aを通過させて平バンド2(環状先端部2A)を間隙付連結環部1Aより取り外すことができるので、この平バンド2或いは連結具1が劣化した場合などは、いずれの交換作業も容易に行うことができる。
本発明の具体的な実施例2について図3に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1とは異なり、一側(図面左側)に連結環部1Cを有する連結具1を採用した場合である。
具体的には、本実施例の連結具1は、前記実施例1の連結具1と同様の形状であるが、一側の略C状のフック形部分の開口部に開閉体3を開閉自在に枢着することで環状の連結環部1Cを構成している。また、開閉体3は、略コ字状に屈曲形成した線材で構成し、基端左右の枢着位置をずらした構成とすることで、常にこの開閉体3が前記開口部を閉塞する弾性を生じ、この閉塞弾性に抗して開閉体3を開放回動できるように設けている。
このような構成の連結具1によると、開閉体3があることで前記実施例1で示したように連結部1の一側から平バンド2を沿わせて通すことが難しい。
そのため、本実施例では、連結具1の一側からでなく、間隙付連結環部1A側(図面右側)から前記着脱用間隙Aに平バンド2の環状先端部2Aを通過させることができるようにしている。
具体的には、少なくともこの環状先端部2Aを構成する平バンド2の先端部を柔軟性を有する素材で形成して、この柔軟性を有する環状先端部2Aを撓ませることで前記間隙付連結環部1Aに被嵌し得るように構成し、この環状先端部2Aを間隙付連結環部1Aに被嵌させながら前記着脱用間隙Aを通過させることで、間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結する構成としている。
更に詳しくは、平バンド2を柔軟性を有する布製として、環状先端部2Aが柔軟性を有する構成としている。
また、この環状先端部2Aは、図3に示すようにこの環状先端部2Aの常態での先端から基端(縫製部4)までの幅lを、間隙付連結環部1Aの径幅Lよりも小さく設定すると共に、この環状先端部2Aを、前記歯場lを広げるように撓ませることで、この環状先端部2Aの環径を間隙付連結環部1Aの幅Lよりもやや大きくできる柔軟性を有するように設定し、これにより図示したように環状先端部2Aを前記のように撓ませながら間隙付連結環部1Aの下方よりこの間隙付連結環部1Aに被嵌しつつ、環状先端部2の先端縁を着脱用間隙Aに通過させて間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結することができる(平バンド付連結具を完成できる)構成としている。
このように構成した本実施例によれば、連結具1の他側の間隙付連結環部1Aに連結した平バンド2は、環状先端部2Aを撓ませて移動させなければ前記着脱用間隙Aを通過させることができない上、フック部1Bを所望箇所に連結すると共に、平バンド2を他の箇所に連結した状態では、平バンド2(環状先端部2A)が着脱用間隙Aの略反対側に引っ張られて着脱用間隙A位置に移動しづらいため、この着脱用間隙Aを簡単に平バンド2(環状先端部2A)が通過して抜け外れてしまうようなことがなく、非常に信頼性が高い。
しかして、本実施例においても、環状先端部2Aを撓ませて移動させれば着脱用間隙Aを通過させて平バンド2(環状先端部2A)を間隙付連結環部1Aより取り外すことができるので、この平バンド2或いは連結具1が劣化した場合などは、いずれの交換作業も容易に行うことができる。
本発明の具体的な実施例3について図4に基づいて説明する。
本実施例は、棒状の構成部材10の一側(図面左側)端部を屈曲することで一側にフック部1B或いは連結環部1Cが設けられ、前記構成部材10の他側(図面右側)端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中部に近接して着脱用間隙Aを介して環状に形成することで他側に間隙付連結環部1Aが設けられた前記連結具1を採用している。
具体的には、本実施例の連結具1は、実施例1,実施例2とは異なり全体的に略C状を呈するように構成部材10を屈曲したものとし、更にこの連結具1を構成する構成部材10の他側(図面右側)の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材10の途中のストレート杆部に近接することで前記実施例1,2と同等の着脱用間隙Aを有する環状に形成して、この他側部分を間隙付連結環部1Aとしている。
また、このC状の連結具1の開口部に、前記実施例2と同様の構成の開閉体3を開閉自在に枢着することで、前記間隙付連結環部1Aより一側部分を連結環部1Cとしている。
本実施例の平バンド2は、前記実施例1と同様のものを採用している。
本実施例の場合、図4に示すように開閉体3を開放して連結具1の一側端部より平バンド2の環状先端部2Aを被嵌し、この連結具1の構成部材10に沿って他側へと移動させて前記着脱用間隙Aを通過させることで間隙付連結環部1Aに平バンド2の環状先端部2Aを連結することができる(平バンド付連結具を完成できる)構成としている。
このように構成した本実施例によれば、連結具1の他側の間隙付連結環部1Aに連結した平バンド2は、平バンド2を構成部材10の途中部に沿わせて移動させなければ前記着脱用間隙Aを通過させることができない上、連結杆部1Cを所望箇所に連結すると共に、平バンド2を他の箇所に連結した状態では、平バンド2(環状先端部2A)が着脱用間隙Aの略反対側に引っ張られて着脱用間隙A位置に移動しづらいため、この着脱用間隙Aを簡単に平バンド2(環状先端部2A)が通過して抜け外れてしまうようなことがない。しかも、仮に平バンド2の環状先端部2Aが着脱用間隙A(間隙付連結部1A)から抜脱してしまっても、開閉体3によって連結具1は閉塞状態となって平バンド2が抜け止め状態に保持されるため、非常に信頼性が高い。
しかして、本実施例によれば、構成部材10の途中部に沿わせて移動させれば着脱用間隙Aを通過させて平バンド2(環状先端部2A)を間隙付連結環部1Aより取り外すことができ、開閉体3を開放することで連結具1より取り外すことができるので、この平バンド2或いは連結具1が劣化した場合などは、いずれの交換作業も容易に行うことができる。
尚、本発明は、実施例1〜3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1の連結具の一側に平バンドの環状先端部を被嵌した状態を示す説明正面図である。 実施例1を示す説明正面図である。 実施例2を示す説明正面図である。 実施例3を示す説明正面図である。
符号の説明
1 連結具
1A 間隙付連結環部
1B フック部
1C 連結環部
2 平バンド
2A 環状先端部
10 構成部材
A 着脱用間隙

Claims (4)

  1. 一側にフック部或いは連結環部が設けられ、他側に前記フック部或いは連結環部とは別に少なくとも棒状の構成部材の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材の途中部に近接して着脱用間隙を介して環状に形成した間隙付連結環部が設けられた連結具と、この連結具の間隙付連結環部に着脱自在に連結した平帯状の平バンドとから成る平バンド付連結具であって、前記間隙付連結環部の前記着脱用間隙を、ロープや他の連結具等の厚みのあるものが通過できない間隙であって且つ前記平バンドを前記構成部材の途中部に沿わせて移動させることで平バンドが通過し得る間隙に設定し、前記平バンドは先端部を予め環状に形成したものを採用し、この平バンドの環状先端部を前記連結具の一側から被嵌して前記間隙付連結環部側へと移動させ、この間隙付連結環部の構成部材に沿わせて前記着脱用間隙を通過させて間隙付連結環部に配設することで、この間隙付連結環部に平バンドの環状先端部を連結する構成としたことを特徴とする平バンド付連結具。
  2. 一側にフック部或いは連結環部が設けられ、他側に前記フック部或いは連結環部とは別に少なくとも棒状の構成部材の先端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材の途中部に近接して着脱用間隙を介して環状に形成した間隙付連結環部が設けられた連結具と、この連結具の間隙付連結環部に着脱自在に連結した平帯状の平バンドとから成る平バンド付連結具であって、前記間隙付連結環部の前記着脱用間隙を、ロープや他の連結具等の厚みのあるものが通過できない間隙であって且つ前記平バンドを前記構成部材の途中部に沿わせて移動させることで平バンドが通過し得る間隙に設定し、前記平バンドは先端部を予め環状に形成したものを採用し、少なくともこの環状先端部を構成する平バンドの先端部を柔軟性を有する素材で形成して、この柔軟性を有する環状先端部を撓ませることで前記間隙付連結環部に被嵌し得るように構成し、この環状先端部を撓ませながら間隙付連結環部に被嵌して前記着脱用間隙を通過させることで、間隙付連結環部に平バンドの環状先端部を連結する構成としたことを特徴とする平バンド付連結具。
  3. 前記平バンドは柔軟性を有する布製とし、この布製の平バンドの先端部を環状に形成することで柔軟性を有する前記環状先端部を構成したことを特徴とする請求項2記載の平バンド付連結具。
  4. 棒状の構成部材の一側端部を屈曲することで一側にフック部或いは連結環部が設けられ、前記構成部材の他側端部を屈曲すると共にこの屈曲先端部を構成部材の途中部に近接して着脱用間隙を介して環状に形成することで他側に間隙付連結環部が設けられた前記連結具を採用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の平バンド付連結具。
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