JP2007040015A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連動機構の構造が簡単化でき、部品点数が削減できて低コスト化を促進させることが可能で、連動動作を安定させることができ、操作性にも優れた建具を提供すること。
【解決手段】障子10Bにおける縦框(召合せ框)13の摺動部材18にローラー18Dが設けられ、このローラー18Dが障子10Aの少なくとも上框11と上枠3の上レール3Bとに当接して転動することで、2枚の障子10A,10Bが連動して開閉移動されるので、簡単な構造で連動機構20を構成することができ、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。ガタが全くなく見込み方向にずれることのない上レール3Bにローラー18Dが当接して転動することで、ローラー18Dと上レール3Bおよび障子10Aの上辺部とのずれ量を小さくすることができ、2枚の障子10A,10Bを円滑に連動させて良好な操作性を確保することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、建具に関し、詳しくは、2枚の障子が連動して開閉する建具に関する。
出入口等に用いられる建具として、見込み方向に隣接して設けられた3枚の戸(障子)を備え、そのうち2枚の戸が連動して開閉する連動三連式引き戸が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の引き戸は、3枚の戸のうち見込み方向中間に位置する第2の戸の上面両端に設けられた2つの歯車と、これらの歯車に懸け渡された無端帯状体(ベルトやチェーン)と、見込み方向両側の第1および第3の戸に設けられて無端帯状体と噛み合うラックとを有して構成されている。そして、第1の戸を固定した状態で、第3の戸を開閉操作することで、第3の戸のラックを介して無端帯状体および歯車が回転するとともに、第1の戸のラックに噛み合った無端帯状体を介して第2の戸に開閉力が伝達されて、第2の戸が第1の戸と同一方向かつ半分の開閉速度で連動開閉されるようになっている。
特開平9−151668号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の連動三連式引き戸では、2つの歯車、無端帯状体およびラックを介して3枚の戸を連動させているため、連動機構が複雑になり部品点数が増大してしまうため、低コスト化が困難であるという問題がある。さらに、2つの歯車および無端帯状体が第2の戸の上面に取り付けられており、この第2の戸における高さ寸法や上端部(上框等)の構造が第1および第3の戸と異なってしまうため、戸自体やその構成部材を共通化することができず、この点でも低コスト化が困難になってしまう。
また、従来の連動三連式引き戸では、第2の戸に設けられた無端帯状体が第1および第3の戸のラックに噛み合う構造となっているため、レールに支持された第1および第3の戸がガタにより見込み方向にずれると、ラックとの噛み合いが外れて無端帯状体が空回りし、第1および第2の戸が円滑に連動せず、操作性が悪くなってしまうという問題もある。
本発明の目的は、連動機構の構造が簡単化でき、部品点数が削減できて低コスト化を促進させることが可能で、連動動作を安定させることができ、操作性にも優れた建具を提供することにある。
本発明の建具は、枠体と、この枠体にスライド開閉自在に支持された少なくとも2枚の障子とを備え、前記少なくとも2枚の障子のうちの第1の障子と第2の障子とが連動して開閉される建具であって、前記枠体の上枠には、前記第1および第2の障子を各々案内する案内部が当該上枠の長手方向に沿って形成され、前記第1および第2の障子は、それぞれ上下框および左右縦框からなる框材と、これらを四周框組みした内部に嵌め込まれた面材とを有し、前記縦框のうちの召合せ框同士が見込み方向に重なって閉鎖される閉鎖位置から、各々同一方向に開移動され当該第1の障子と第2の障子とが見込み方向に略重なって開放される開放位置まで開閉移動可能に構成され、かつ前記各縦框の上端には、各々開閉移動時に前記上枠の前記各案内部に沿って案内される摺動部材が取り付けられ、前記閉鎖位置にて開移動方向側に位置する第2の障子における前記召合せ框上端の前記摺動部材には、前記第1の障子の少なくとも上框と前記第2の障子を案内する上枠の案内部とに当接しかつ前記第1の障子の開閉移動に伴って転動する転動部材が設けられ、この転動部材を介して前記第2の障子が前記第1の障子の移動に連動して開閉されることを特徴とする。
ここで、本発明の建具は、第1および第2の障子に加えて第3の障子を有した三連引き戸や窓として構成されていてもよく、この場合には、枠体に固定された第3の障子の見込み方向に略重なって第1および第2の障子が開放されるような構成が採用可能である。この際、第2の障子が3枚のうちの中間に位置する中障子となり、第1の障子が閉鎖状態で第3の障子(固定障子)の反対側(戸先側)に位置する可動障子となる。
また、第3の障子に限らず、枠体に固定された壁体(面状体)に略重なって第1および第2の障子が開放されてもよく、また枠体に設けられた戸袋に収納されて第1および第2の障子が開放されるような構成でもよい。この際、第2の障子が閉鎖状態で壁体や戸袋側に位置する障子となり、第1の障子が壁体や戸袋の反対側(戸先側)の障子となる。
このような本発明によれば、第2の障子における召合せ框の摺動部材に転動部材を設け、この転動部材が第1の障子と上枠の案内部とに当接して転動することで、2枚の障子が連動して開閉移動されるので、従来のように複雑な構造を採用する必要がなく、簡単な構造で部品点数を削減でき、低コストで製造することができる。さらに、転動部材を摺動部材に設けたことで、第2の障子の上框を特殊な構造にしたり、特殊な加工を施したりする必要がなく、第1の障子や第3の障子、あるいは他の引き違い形式や片引き形式の建具における障子と、框材の部品を共通化することができ、より一層低コスト化を促進させることができる。また、第2の障子における召合せ框の見込み面よりも外側に転動部材が位置するように摺動部材を形成すれば、上框の位置を下げて第2の障子の高さ寸法を第1の障子よりも低くしたり、召合せ框の上端を切断したりすることなく転動部材が配置可能となり、第1および第2の障子の高さ寸法を同一にすることができ、障子自体を共通化することができる。
また、転動部材が第1の障子の少なくとも上框と第2の障子を案内する上枠の案内部とに当接して転動するように構成されているので、少なくとも上枠の案内部側にはガタが全くなく、見込み方向にずれることがないため、従来のように3枚の戸が各々がたつく場合と比較して、転動部材と案内部および第1の障子とのずれ量を小さくすることができる。さらに、摺動部材は、そもそも案内部を見込み方向両側から挟むことで障子のがたつきを防止する部材であり、この摺動部材に転動部材を設けたことで、転動部材位置におけるずれ量をより一層小さくすることができる。従って、転動部材を案内部および第1の障子に確実に当接させることができ、第1および第2の障子を円滑に連動させて良好な操作性を確保することができる。
さらに、転動部材を摺動部材に設けたことで、第2の障子における左右の縦框のいずれか一方に摺動部材を取り付けるだけで、開き勝手を左右反転した勝手違いの建具に対応でき、摺動部材自体の共通化も図ることができる。
この際、本発明の建具では、前記転動部材は、その転動面が弾性材料で形成されたローラーであり、前記転動部材が当接する前記第1の障子の少なくとも上框および前記第2の障子を案内する上枠の案内部には、所定の摩擦係数を有した被当接部材が取り付けられていることが好ましい。
このような構成によれば、転動面が弾性材料で形成されたローラーを被当接部材に押圧して若干変形させた状態で当接させることで、より一層確実に当接状態を維持することができる。そして、被当接部材との間に所定の摩擦力を生じさせることで、ローラーと被当接部材との滑りが防止でき、障子の開閉操作がより円滑にできる。
また、歯車、無端帯状体およびラックを介した従来の連動引き戸においては、障子を強引に開閉操作するなど連動機構に過負荷が掛かった場合、連動機構が破損して開閉操作できなくなるが、本発明の転動部材では、転動部材と被当接部材とに所定の摩擦力以上の負荷が掛かるような開閉操作が行われても、転動部材が被当接部材に対して滑るだけで破損することがなく、連動開閉しないものの開閉操作は可能である。また、その後の開閉操作により閉鎖位置または開放位置まで第1および第2の障子を移動すれば、再度連動開閉が可能となり、初期の性能を回復することができる。
また、被当接部材が第1の障子の少なくとも上框および第2の障子を案内する上枠の案内部に取り付けられるので、障子の框材や枠体の上枠自体に加工を施す必要がなく、部品の共通化を図ることができるとともに、勝手違いの建具においても被当接部材の取付位置を変更するだけで容易に対応することができる。
また、本発明の建具では、前記転動部材は、その転動面に凹凸が形成された歯車であり、前記転動部材が当接する前記第1の障子の少なくとも上框および前記第2の障子を案内する上枠の案内部には、歯車と噛み合う凹凸を有した噛合部材が取り付けられていてもよい。
このような構成によれば、転動部材と噛合部材とが噛み合う、つまり噛合部材がラックとして機能し、転動部材がピニオンとして機能する(ラック&ピニオン)ことで、滑りを防止して障子の開閉操作がより円滑にできる。また、噛合部材が第1の障子の少なくとも上框および第2の障子を案内する上枠の案内部に取り付けられるので、障子の框材や枠体の上枠自体に凹凸加工を施す必要がなく、部品の共通化を図ることができるとともに、勝手違いの建具においても噛合部材の取付位置を変更するだけで容易に対応することができる。
さらに、本発明の建具では、前記第1の障子には、当該第1の障子の上框を前記第2の障子に向かって押圧する押圧手段が設けられていることが好ましい。
この際、前記押圧手段は、前記第1の障子に取り付けられた前記摺動部材に設けられ、この摺動部材を案内する前記上枠の案内部に当接して転動するサブローラーを有して構成されたものが採用可能である。
また、前記押圧手段は、前記第1の障子の上框に少なくとも1箇所設けられ、当該第1の障子の摺動部材を案内する前記上枠の案内部に当接する当接部材を有して構成されたものでもよい。
ここで、押圧手段としては、サブローラーと当接部材とを併用してもよく、いずれか一方のみを用いてもよい。
このような構成によれば、押圧手段であるサブローラーや当接部材によって、第1の障子の摺動部材や上框が第2の障子側、つまり転動部材に向かって押圧されるので、転動部材と第1の障子の上框や縦框の上端部との当接状態を良好に維持することができる。
さらに、本発明の建具では、前記枠体は、前記少なくとも2枚の障子を各々案内するレールが上面に形成された下枠を有し、前記少なくとも2枚の障子の下框または縦框の下端部には、それぞれ前記レールに案内される戸車が設けられたものが採用可能である。
また、前記少なくとも2枚の障子の上框または縦框の上端部には、それぞれ戸車が設けられ、前記枠体の上枠には、前記戸車を案内しかつ前記少なくとも2枚の障子を各々吊り下げ支持する吊下げ支持部が形成されていてもよい。
このような構成によれば、障子の下部に戸車が設けられて下枠のレールに支持される下支持形式の建具、または障子の上部に戸車が設けられて上枠の吊下げ支持部に支持される上吊り形式の建具のいずれにおいても、上述したような作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、図面を見やすくするために、主要な構成部材については、その断面部分のハッチングを省略することがある。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る建具である浴室出入口用建具について説明する。
図1は、本実施形態の浴室出入口用建具1を示す縦断面図である。図2および図3は、それぞれ浴室出入口用建具1の横断面図であり、図2には、閉鎖状態が示され、図3には、開放状態が示されている。図4および図5は、それぞれ浴室出入口用建具1における障子を示す斜視図であり、図4には、閉鎖状態の障子が示され、図5には、開放状態の障子が示されている。
図1〜図5において、浴室出入口用建具1は、ユニットバス等の浴室の出入口開口部に設けられて浴室と脱衣室とを仕切るもので、枠体としての建具枠2と、この建具枠2内に支持された3枚の障子10(10A,10B,10C)とを備えた連動三連式建具である。
建具枠2は、上枠3、下枠4、および左右の縦枠5を四周枠組みして構成されており、上枠3および縦枠5は、それぞれアルミ押出形材製の部材であり、下枠4は、それぞれアルミ押出形材製の下枠本体4Aと、この下枠本体4A上に載置された下枠上面部材4Bとで構成されている。そして、下枠上面部材4Bの上面には3本の下レール4Cが形成されており、これら3本の下レール4Cで3枚の障子10を支持するように構成されている。一方、上枠3には、下方に突出して各障子10の上部を案内する案内部としての3つの上レール3A,3B,3Cが、上枠3の長手方向に沿って連続して形成されている。
3枚の障子10は、それぞれアルミ押出形材製の上框11、下框12、および左右の縦框13,14と、これらを四周枠組みした内部にガラス製や樹脂製の面材15を組み込んで形成されている。3枚の障子10の下框12には、下枠4の下レール4Cに支持される戸車12Aが設けられ、縦框13,14の上端には、後述する摺動部材16,17,18が取り付けられている。そして、3枚の障子10のうち、第1の障子である浴室側の障子(戸先障子)10Aと、この障子10Aに隣接する第2の障子である障子(中障子)10Bとは、戸車12Aが下枠4の下レール4Cに案内され、摺動部材16,17,18が上枠3の上レール3A,3Bに案内されて建具枠2内をスライド開閉可能に支持された可動障子とされている。また、脱衣室側の障子(第3の障子)10Cは、その縦框(戸尻框)14が縦枠5に固定された固定障子とされている。そして、障子10Aの一方(図2、3中、左側)の縦框(戸先框)13には、浴室側および脱衣室側の両面にハンドル13Aが取り付けられ、このハンドル13Aを引いて障子10Aの開閉操作が実施できるようになっている。
以上の3枚の障子10は、図2および図4に示すように、障子10Aの一方の縦框(戸先框)13が縦枠5に当接するとともに、障子10Aの他方(図2、3中、右側)の縦框(召合せ框)14と障子10Bの一方の縦框(召合せ框)13とが見込み方向に重なり、障子10Bの他方の縦框(召合せ框)14と障子10Cの一方の縦框(召合せ框)13とが見込み方向に重なって閉じるようになっている(閉鎖状態)。そして、ハンドル13Aを引いて障子10Aを開方向(図中、右側)にスライドさせることで、障子10Bも連動して同一方向にスライド移動し、図3および図5に示すように、3枚の障子10A,10B,10Cが見込み方向に略重なって開くようになっている(開放状態)。さらに、障子10Aを閉方向(図中、左側)にスライドさせることで、障子10Bも連動して同一方向にスライド移動し、3枚の障子10が閉じるようになっている。
このように、障子10Bを障子10Aの開閉移動に連動させる連動機構20が、障子10A,10B上部と上枠3との間に設けられている。
以下、連動機構20について、図6〜図11も参照して説明する。
図6および図7は、浴室出入口用建具1の上部を拡大して示す縦断面図および横断面図である。図8〜図10 (A),(B)は、それぞれ障子10の縦框13,14上端に取り付けられる摺動部材16,17,18を示す斜視図および平面図である。図11(A),(B)は、障子10Aの上框11に取り付けられる当接部材を示す側面図である。
摺動部材16,17,18は、それぞれ障子10の縦框13,14上端に挿入して取り付けられる樹脂製の部材であって、摺動部材16は、障子10Aの縦框(戸先框)13および障子10Cの縦框(戸先框)14に取り付けられ、摺動部材17は、障子10Aおよび障子10Bの縦框(召合せ框)14、障子10Cの縦框(召合せ框)13に取り付けられ、摺動部材18は、障子10Bの縦框(召合せ框)13に取り付けられている。これらの摺動部材16,17,18は、それぞれ上方に開口した凹溝状の被案内部16A,17A,18Aを有し、この被案内部16A,17A,18Aで上枠3の上レール3A,3B,3Cを見込み方向両側から挟むことで、建具枠2に対して障子10のがたつきを防止するものである。
摺動部材18には、障子10Bの縦框13の見込み面から側方に突出する突出部18Cが一体に形成されるとともに、この突出部18Cの上側に支持されて鉛直軸回りに水平回転可能なローラー(転動部材)18Dが設けられている。このローラー18Dは、障子10Aの上辺部である上框11および縦框13,14上端部の脱衣室側側面に当接可能、かつ上レール3Bの浴室側側面に当接可能に構成されており、この当接面がゴム等の弾性材料から形成されている。ここで、図示を省略するが、ローラー18Dと当接する上框11の脱衣室側側面および上レール3Bの浴室側側面には、ゴムシート等の所定の摩擦係数を有した被当接部材が張り付けられていてもよい。
以上のような、ローラー18D、障子10Aの上辺部、および上レール3Bによって連動機構20が構成されており、障子10Aの開閉操作に伴い障子10Aの上辺部に沿ってローラー18Dが転動し、この回転したローラー18Dが上レール3Bに沿って転動することで、障子10Bも連動して障子10Aの半分の速度で開閉移動するようになっている。
一方、摺動部材16,17には、それぞれ上レール3A,3B,3Cの側面に当接して転動する押圧手段としてのサブローラー16B,17Bが設けられている。そして、障子10Aにおいてサブローラー16B,17Bが上レール3Aの脱衣室側側面を押圧することで、障子10Aの上辺部(縦框13,14上端部)が脱衣室側に付勢されるようになっている。
さらに、図11に示すように、障子10Aの上框11には、上レール3Aの脱衣室側側面に当接して押圧する押圧手段としての当接部材19が設けられている。この当接部材19は、上框11にビス止め固定される支持部19Aと、この支持部19Aから上方に延びるとともに上レール3A側に折れ曲がった当接部19Bとを有して形成された樹脂製一体部材であって、上框11の長手方向略中央の1箇所、または上框11を長手方向に等分した2箇所以上に取り付けられている。このような当接部材19が、上レール3Aの脱衣室側側面を押圧することで、障子10Aの上辺部(上框11)が脱衣室側に付勢されるようになっている。
以上のようなサブローラー16B,17Bおよび当接部材19からなる押圧手段によって、障子10Aの上辺部が脱衣室側に付勢されることで、障子10Aの上辺部とローラー18Dとが押圧され、およびローラー18Dと上レール3Bとが押圧され、これらの間の摩擦力が確保されてローラー18Dの空転(滑り)が防止できるようになっている。
以上の浴室出入口用建具1では、障子10Aの縦框(戸先框)13と、障子10Cの縦框(戸先框)14とが同一断面を有した共通部材から構成され、障子10Aの縦框(召合せ框)14と、障子10Bの左右の縦框(召合せ框)13,14と、障子10Cの縦框(召合せ框)13とが同一断面を有した共通部材から構成されている。また、各障子10A,10B,10Cにおいて、上框11および下框12は、それぞれ同一断面を有した共通部材から構成されている。ここで、図2、3における右側の障子10A,10Bを連動開閉可能に構成する場合、つまり左右勝手違いの浴室出入口用建具1を構成する場合には、3枚の障子10A,10B,10Cを反転させて障子10Aと障子10Cの位置を入れ替える。この際、入れ替えられた障子10Aの上辺部は、摺動部材16,17のサブローラー16B,17Bおよび上框11の当接部材19によって浴室側に付勢されるようになっている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、障子10Bにおける縦框(召合せ框)13の摺動部材18にローラー18Dが設けられ、このローラー18Dが障子10Aの上辺部と上枠3の上レール3Bとに当接して転動することで、2枚の障子10A,10Bが連動して開閉移動されるので、簡単な構造で連動機構20を構成することができ、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
(2)さらに、ローラー18Dを摺動部材18に設けたことで、障子10Bの上框11を特殊な構造にしたり、特殊な加工を施したりする必要がなく、障子10A,10Cと、框材11,12,13の部品を共通化することができ、低コスト化をより一層促進させることができる。また、ローラー18Dが予め摺動部材18と一体になっているため、ローラー18Dの取り付けに際し、摺動部材18や上レール3Bとの位置関係を微調整する必要がなくなり、施工不良がなく安定した連動動作が可能になる。また、メンテナンスに際しても、摺動部材18を取り替えるだけでよいので、容易に実施できる。
(3)また、障子10Bにおける縦框(召合せ框)13の見込み面よりも外側にローラー18Dが位置されているので、上框11の位置を下げて障子10Bの高さ寸法を障子10A,10Cよりも低くしたり、縦框13の上端を切断したりすることなくローラー18Dが配置可能となり、3枚の障子10A,10B,10Cの高さ寸法を同一にすることができ、障子10自体を共通化することができる。
(4)さらに、ガタが全くなく見込み方向にずれることのない上レール3Bにローラー18Dが当接して転動することで、ローラー18Dと上レール3Bおよび障子10Aの上辺部とのずれ量を小さくすることができる。さらに、上レール3Bを挟む被案内部18Aを備えた摺動部材18にローラー18Dを設けたことで、見込み方向のずれ量をより一層小さくすることができる。従って、ローラー18Dを上レール3Bおよび障子10Aの上辺部に確実に当接させることができ、2枚の障子10A,10Bを円滑に連動させて良好な操作性を確保することができる。
(5)また、摺動部材16,17のサブローラー16B,17Bおよび上框11の当接部材19からなる押圧手段によって、障子10Aの上辺部が障子10Bのローラー18Dに向かって押圧されるので、ローラー18Dと障子10Aの上辺部との当接状態を良好に維持することができ、2枚の障子10A,10Bをより円滑に連動させることができる。
(6)さらに、ローラー18Dの転動面が弾性材料で形成されているので、このローラー18Dの転動面を上レール3Bおよび障子10Aの上辺部に押圧して若干変形させた状態で当接させることで、より一層確実に当接状態を維持することができる。そして、上レール3Bおよび障子10Aの上辺部に摩擦係数の大きな被当接部材を取り付ければ、ローラー18Dと被当接部材との滑りが防止でき、障子10A,10Bの開閉操作がより円滑にできる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る浴室出入口用建具における連動機構20Aについて、図12に基づいて説明する。
図12は、浴室出入口用建具1の上部を拡大して示す横断面図である。
第2実施形態における連動機構20Aは、転動部材、障子10Aの上辺部、および上レール3Bの構成が前記第1実施形態と相違するもので、その他の構成は、第1実施形態と略同様である。すなわち、本実施形態では、転動部材としてのローラー18Dに替えて周面に歯形を有した歯車(ピニオン)18Eが摺動部材18に軸支されている。そして、障子10Aの上辺部の脱衣室側側面、および上レール3Bの浴室側側面には、歯車18Eと噛み合う凹凸(歯形)を有した噛合部材(ラック)21,22が取り付けられている。これらの噛合部材21,22は、片側に接着面を有したテープ状の部材に歯形を形成したもので、障子10Aの上辺部および上レール3Bに接着固定されている。
このような連動機構20Aによれば、障子10Aの開閉操作に伴い障子10Aの上辺部の噛合部材21に噛み合った歯車18Eが回転し、この回転した歯車18Eが上レール3Bの噛合部材22に沿って転動することで、障子10Bが障子10Aに連動して開閉移動するようになっている。
そして、歯車18Eと噛合部材21,22とが噛み合うことで、これらの滑りを防止して障子10A,10Bの開閉操作がより円滑にでき、操作性を向上させることが可能である。
また、噛合部材21,22が障子10Aの上辺部および上枠3の上レール3Bに取り付けられるので、障子10Aの框材11,13,14や上枠3自体に凹凸加工を施す必要がなく、部品の共通化を図ることができるとともに、勝手違いの建具においても噛合部材21,22の取付位置を変更するだけで容易に対応することが可能である。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係る浴室出入口用建具1Aについて、図13に基づいて説明する。
図13は、浴室出入口用建具1Aの上部を拡大して示す縦断面図である。
第3実施形態の浴室出入口用建具1Aは、前記第1実施形態の建具が障子10の下框12に設けられた戸車12Aが下枠4の下レール4Cに支持された下支持形式であったのに対し、上吊り形式の建具である点が相違するもので、その他の構成は、第1実施形態と略同様である。すなわち、浴室出入口用建具1Aでは、上枠3の上レール3A,3B,3Cにおける浴室側側面に浴室側に突出した吊下げ支持部3Dが形成されている。そして、障子10の上框11には、戸車11Aが設けられ、この戸車11Aが吊下げ支持部3Dに支持されている。このような浴室出入口用建具1Aによれば、下枠4の上面から上方に突出したレールを省略することが可能となり、下枠上面をフラットに形成することができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記各実施形態においては、浴室出入口用建具について説明したが、本発明の建具はこのような浴室出入口用建具に限られず、玄関に用いてもよく、部屋や収納、倉庫等の出入り口、あるいは窓に本発明の建具を用いてもよい。
また、本発明の建具は三連引き戸に限らず、前記実施形態の固定障子(障子10C)に替えて壁体(面状体)や戸袋が設けられていてもよく、この壁体に略重なって2枚の障子が開放されるような構成や、2枚の障子が戸袋に収納されて開放されるような構成が採用可能である。
また、前記各実施形態では、転動部材であるローラー18Dまたは歯車18Eが上レール3Bに沿って転動するように構成されていたが、転動部材は上レール3Bに限らず、上枠3の上面や、上枠3に上レール3Bとは別に形成した突片等に沿って転動するように構成されていてもよい。そして、ローラー18Dや歯車18Eは、鉛直軸回りに回転可能に構成されたものに限らず、水平軸回りに縦回転可能に構成されていてもよく、また傾斜した軸回りに回転可能に構成されていてもよい。さらに、転動部材が当接する第1の障子(障子10A)の部位としては、上框11や縦框13,14上端部の側面に限らず、第1の障子に設けられた突片等に転動部材が当接するように構成してもよい。
また、前記実施形態において押圧手段を構成するサブローラー16B,17Bは、回転可能なローラーに限らず、樹脂製の突片等でもよく、さらに、サブローラー16B,17Bや当接部材19を付勢手段によって付勢するように構成し、所定の付勢力で第1の障子の上框や縦框上端部を転動部材に押圧するようにしてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 前記建具の横断面図であり、障子が閉じた状態を示す図である。 前記建具の横断面図であり、障子が開いた状態を示す図である。 前記建具の障子を示す斜視図であり、障子が閉じた状態を示す図である。 前記建具の障子を示す斜視図であり、障子が開いた状態を示す図である。 前記建具の上部を拡大して示す縦断面図である。 前記建具の上部を拡大して示す横断面図である。 (A),(B)は、前記障子の縦框に取り付けられる摺動部材を示す斜視図および平面図である。 (A),(B)は、前記障子の縦框に取り付けられる摺動部材を示す斜視図および平面図である。 (A),(B)は、前記障子の縦框に取り付けられる摺動部材を示す斜視図および平面図である。 (A),(B)は、前記障子の上框に取り付けられる当接部材を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る建具の上部を拡大して示す横断面図である。 本発明の第3実施形態に係る建具の上部を拡大して示す縦断面図である。面図である。
符号の説明
2…枠体である建具枠、3…上枠、3A,3B…案内部である上レール、3D…吊下げ支持部、4…下枠、4C…下レール、10,10A,10B…障子、11…上框、11A…戸車、12…下框、12A…戸車、13,14…縦框、15…面材、16,17,18…摺動部材、16B,17B…サブローラー、18D…ローラー、18E…歯車、19…当接部材、21,22…噛合部材。

Claims (8)

  1. 枠体と、この枠体にスライド開閉自在に支持された少なくとも2枚の障子とを備え、前記少なくとも2枚の障子のうちの第1の障子と第2の障子とが連動して開閉される建具であって、
    前記枠体の上枠には、前記第1および第2の障子を各々案内する案内部が当該上枠の長手方向に沿って形成され、
    前記第1および第2の障子は、それぞれ上下框および左右縦框からなる框材と、これらを四周框組みした内部に嵌め込まれた面材とを有し、前記縦框のうちの召合せ框同士が見込み方向に重なって閉鎖される閉鎖位置から、各々同一方向に開移動され当該第1の障子と第2の障子とが見込み方向に略重なって開放される開放位置まで開閉移動可能に構成され、かつ前記各縦框の上端には、各々開閉移動時に前記上枠の前記各案内部に沿って案内される摺動部材が取り付けられ、
    前記閉鎖位置にて開移動方向側に位置する第2の障子における前記召合せ框上端の前記摺動部材には、前記第1の障子の少なくとも上框と前記第2の障子を案内する上枠の案内部とに当接しかつ前記第1の障子の開閉移動に伴って転動する転動部材が設けられ、この転動部材を介して前記第2の障子が前記第1の障子の移動に連動して開閉される建具。
  2. 前記転動部材は、その転動面が弾性材料で形成されたローラーであり、
    前記転動部材が当接する前記第1の障子の少なくとも上框および前記第2の障子を案内する上枠の案内部には、所定の摩擦係数を有した被当接部材が取り付けられている請求項1に記載の建具。
  3. 前記転動部材は、その転動面に凹凸が形成された歯車であり、
    前記転動部材が当接する前記第1の障子の少なくとも上框および前記第2の障子を案内する上枠の案内部には、前記歯車と噛み合う凹凸を有した噛合部材が取り付けられている請求項1に記載の建具。
  4. 前記第1の障子には、当該第1の障子の上框を前記第2の障子に向かって押圧する押圧手段が設けられている請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。
  5. 前記押圧手段は、前記第1の障子に取り付けられた前記摺動部材に設けられ、この摺動部材を案内する前記上枠の案内部に当接して転動するサブローラーを有して構成されている請求項4に記載の建具。
  6. 前記押圧手段は、前記第1の障子の上框に少なくとも1箇所設けられ、当該第1の障子の摺動部材を案内する前記上枠の案内部に当接する当接部材を有して構成されている請求項4または請求項5に記載の建具。
  7. 前記枠体は、前記少なくとも2枚の障子を各々案内するレールが上面に形成された下枠を有し、
    前記少なくとも2枚の障子の下框または縦框の下端部には、それぞれ前記レールに案内される戸車が設けられている請求項1から請求項6のいずれかに記載の建具。
  8. 前記少なくとも2枚の障子の上框または縦框の上端部には、それぞれ戸車が設けられ、
    前記枠体の上枠には、前記戸車を案内しかつ前記少なくとも2枚の障子を各々吊り下げ支持する吊下支持部が形成されている請求項1から請求項6のいずれかに記載の建具。
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