JP2007036878A - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタル放送受信機能を備えるデジタル放送受信装置の待ち受け時の消費電力を低減することを目的とする。
【解決手段】 移動通信網の基地局から送信される報知信号を所定の受信タイミングで間欠的に受信する第1受信手段と、デジタル放送信号を間欠的に受信する第2受信手段と、前記第1受信手段による報知信号の受信状態に基づいて前記第2受信手段の受信処理を制御する制御手段とを具備する、という手段を採用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法に関する。
地上波デジタル放送において、緊急警報放送を受信するには、チューナを起動させてデジタル放送信号に含まれる緊急情報記述子を常時監視し、当該緊急情報記述子が変化した場合、つまり緊急警報放送が行われる場合に、受信装置を起動して緊急警報放送の受信及び再生を行う。このように、一時的且つ即時性が求められる緊急警報放送を受信するために、チューナを常時動作させてデジタル放送信号を受信し続ける必要がある。
しかしながら、デジタル放送受信機能を備える携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)等のようなバッテリ電源のデジタル放送受信装置において、上記のように緊急警報放送を受信するためにチューナを常時動作させると、消費電力が増大し、通話着信やメール着信等の待ち受け時間が減少するという問題がある。このため、定期的にチューナを起動してデジタル放送信号を間欠受信することで、チューナの動作時間を短縮し、消費電力を抑える技術が提案されている。例えば、デジタル放送信号の受信とは異なるが、特開2003−318807号公報には、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線データ通信機能を有する移動通信端末において、移動通信用の間欠受信動作と、Bluetoothによる間欠受信動作とを同期させて間欠受信時における動作時間を短縮することで、待ち受け時の消費電力を低減する技術が開示されている。
特開2003−318807号公報
しかしながら、上記従来技術をデジタル放送受信機能を備えるデジタル放送受信装置に適用した場合、つまり、移動体通信基地局から送信される報知信号の間欠受信動作と、デジタル放送信号の間欠受信動作とを同期させた場合、チューナを起動してデジタル放送信号を受信し、緊急情報記述子を検出するという一連の動作時間が、報知信号の間欠受信動作時間と比較して長いため、結果的に報知信号の間欠受信動作中に常にチューナが動作することになってしまい、待ち受け時の消費電力が増大するという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、デジタル放送受信機能を備えるデジタル放送受信装置の待ち受け時の消費電力を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、デジタル放送受信装置に係る第1の解決手段として、移動通信網の基地局から送信される報知信号を所定の受信タイミングで間欠的に受信する第1受信手段と、デジタル放送信号を間欠的に受信する第2受信手段と、前記第1受信手段による報知信号の受信状態に基づいて前記第2受信手段の受信処理を制御する制御手段とを具備する、という手段を採用する。
また、本発明では、デジタル放送受信装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御手段は、前記第1受信手段が前記報知信号を受信できた場合、デジタル放送信号の受信処理を行うように前記第2受信手段を制御することを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信装置に係る第3の解決手段として、上記第1の解
決手段において、前記制御手段は、前記第1受信手段が報知信号を受信できない場合、次回のタイミングで行われるデジタル放送信号の受信処理を行わないように前記第2受信手段を制御することを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信装置に係る第4の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御手段は、前記第1受信手段が前記報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止するように前記第2受信手段を制御することを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信装置に係る第5の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御手段は、前記第1受信手段による報知信号の受信タイミングと同時に第2受信手段によるデジタル放送信号の受信処理を行うように制御し、前記第1受信手段が報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止するように前記第2受信手段を制御することを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信装置に係る第6の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御手段は、前記第1受信手段の前回の受信タイミングにおける報知信号の受信状態に基づいて前記第2受信手段の受信処理を制御することを特徴とする。
一方、本発明では、デジタル放送受信方法に係る第1の解決手段として、移動通信網の基地局から送信される報知信号を所定の受信タイミングで間欠的に受信し、前記報知信号の受信状態に基づいてデジタル放送信号の受信処理を行うか否かを判定し、該判定に基づいてデジタル放送信号の間欠受信を制御する、という手段を採用する。
また、本発明では、デジタル放送受信方法に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記報知信号を受信できた場合に、デジタル放送信号の受信処理を行うことを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信方法に係る第3の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記報知信号を受信できない場合、次回のタイミングで行われるデジタル放送信号の受信処理を行わないことを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信方法に係る第4の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止することを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信方法に係る第5の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記報知信号の受信タイミングと同時にデジタル放送信号の受信処理を行い、前記報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止することを特徴とする。
また、本発明では、デジタル放送受信方法に係る第6の解決手段として、上記第1の解決手段において、前回の受信タイミングにおける報知信号の受信状態に基づいてデジタル放送信号の受信処理を制御することを特徴とする。
本発明によれば、移動通信網の基地局から送信される報知信号の受信状態に基づいてデジタル放送信号の受信タイミングを動的に制御するので、チューナの動作時間が短縮され、待ち受け時の消費電力を低減することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。尚、本実施形態では、デジタル放送受信装置の例として、デジタル放送受信機能を備える無線通信端末を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信機能を備える無線通信端末(例えば携帯電話機)のブロック図である。この図に示すように、本無線通信端末は、移動通信用アンテナ1、RF(無線)通信部2、デジタル放送用アンテナ3、デジタル放送チューナ部4、制御部5及び放送再生部6から構成されている。さらに、制御部5は、その機能構成要素として、CPU(Central Processing Unit)5a、ROM(Read Only Memory)5b及びRAM(Random Access Memory)5cを備え、また、放送再生部6は、表示部6a及びスピーカ6bを備えている。なお、上記移動通信用アンテナ1及びRF通信部2は第1受信手段を構成し、デジタル放送用アンテナ3及びデジタルチューナ部4は第2受信手段を構成している。
移動通信用アンテナ1は、図示しない移動通信網の基地局から送信される報知信号の受信等の信号の受信及び送信を行う。RF通信部2は、CPU5aの制御の下、移動通信用アンテナ1によって受信した報知信号等の各受信信号の周波数変換及び復調を行い、当該復調後の各受信信号をCPU5aに出力する。また、このRF通信部2は、CPU5aから入力される送信用の音声信号及びデータ信号等を変調及び周波数変換し、送信信号として移動通信用アンテナ1を介して移動通信網の基地局に送信する。
デジタル放送用アンテナ3は、図示しないデジタル放送局から送信されるデジタル放送信号を受信するデジタル放送受信用アンテナである。デジタル放送チューナ部4は、デジタル放送用チューナであり、CPU5aの制御の下、デジタル放送用アンテナ3によって受信したデジタル放送信号の周波数変換及び復調を行い、当該復調後のデジタル放送信号をCPU5aに出力し、また、各デジタル放送番組(サービス)や緊急警報放送へのチューニングを行う。
制御部5のCPU5aは、ROM5bに予め記憶された所定の制御プログラムに基づいて、本無線通信端末の全体動作を制御するものである。また、この制御部5は、RF通信部2から入力される各受信信号に基づいて、電子メールの内容を表示部6aに表示させたり、音声をスピーカ6bから出力さたりする。また、制御部5は、デジタル放送チューナ部4から入力されるデジタル放送信号に基づいて、表示部6aにデジタル放送番組の映像を表示させたり、その放送の音声をスピーカ6bから出力させる。なお、この制御部5は、上記制御プログラムに基づく特徴的な制御処理として、移動通信網の基地局から送信される報知信号の受信状態に基づいて、デジタル放送チューナ部4によるデジタル放送信号の受信処理を制御する。このような制御処理の詳細については後述する。
ROM5bは、上記CPU5aで実行される制御プログラムや、その他の不揮発性のデータを記憶している。RAM5cは、上記CPU5aによる制御処理のためのワーキングエリアとして用いられる。表示部6aは、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等であり、CPU5aの制御の下、電子メールの内容やデジタル放送番組の映像等を表示する。スピーカ6bは、CPU5aの制御の下、電話機能としての音声やデジタル放送番組の音声を外部に出力する。
次に、このように構成された本無線通信端末における制御部5の特徴的な制御処理、つまり移動通信網の基地局から送信される報知信号の受信状態に基づくデジタル放送信号の受信処理について説明する。なお、この制御処理には以下説明するように第1実施例と第2実施例とがあり、まず第1実施例について説明する。また、第1実施例及び第2実施例共に、本無線通信端末が待ち受け状態にある場合を想定している。
[第1実施例]
図2は、上記制御処理の第1実施例におけるフローチャートである。まず、制御部5は、制御パラメータであるチューナ起動フラグを「0」に初期設定する(ステップS1)。続いて、制御部5は、一定時間Tを計測するタイマが満了したか否かを判定する(ステップS2)。このステップS2で、「NO」、つまりタイマが満了していない場合、制御部5はタイマが満了するまで待機し、タイマが満了すると、つまり報知信号の間欠受信のタイミングになると(「YES」)、RF通信部2を起動させて移動通信網の基地局から送信される報知信号を受信する(ステップS3)。そして、制御部5は、RF通信部2により受信した報知信号の電波強度等に基づいて、通信圏内か否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、「YES」、つまり通信圏内であると判定した場合、制御部5は、チューナ起動フラグを「1」に設定する(ステップS5)。一方、ステップS4において、「NO」、つまり通信圏外であると判定した場合、制御部5は、チューナ起動フラグを「0」に設定する(ステップS6)。そして、制御部5は、RF通信部2の間欠受信を終えるとスリープモードに移行させ(ステップS7)、チューナ起動フラグが「1」か否かを判定する(ステップS8)。このステップS8において、「YES」、つまりチューナ起動フラグが「1」である場合、制御部5は、デジタル放送チューナ部4を起動する(ステップS9)。一方、ステップS8において、「NO」、つまりチューナ起動フラグが「0」である場合、制御部5は、ステップS2の処理に移行する。
移動通信網の基地局から送信される報知信号とデジタル放送信号とは、どちらもトンネル内や室内等、同様な遮蔽物が存在する場合には受信できない可能性が高い。よって、上記のように本無線通信端末が通信圏内にあり、通信及び通話の発着信が可能な状態である場合には、デジタル放送信号の受信も可能であるとみなしてデジタル放送チューナ部4を起動し、通信圏外であれば、デジタル放送信号の受信も不可能であるとみなしてデジタル放送チューナ部4を起動しないようにする。
続いて、デジタル放送チューナ部4を起動した場合、制御部5は、デジタル放送チューナ部4にてデジタル放送信号を捕捉可能か否かを判定し(ステップS10)、デジタル放送信号を捕捉できない場合(「NO」)、ステップS16に移行してデジタル放送チューナ部4を停止(もしくはスリープモード)にして、ステップS2の処理に戻る。一方、デジタル放送信号を捕捉可能である場合(「YES」)、制御部5は、デジタル放送チューナ部4にデジタル放送信号を受信させ(ステップS11)、当該デジタル放送信号の復調後のストリームデータに含まれる緊急情報記述子を確認する(ステップS12)。なお、受信するデジタル放送信号のチャンネルは、予め設定されたものでも良いし、待ち受け状態に移行する前に受信していたデジタル放送番組のチャンネルでも良い。
そして、制御部5は、上記緊急情報記述子の内容から緊急警報放送が行われているか否かを判定する(ステップS13)。図3は、緊急情報記述子の構成を示す模式図である。この図に示すように、緊急情報記述子には、緊急警報放送の開始及び終了を示すフラグ(開始/終了フラグ)や放送される地域を示す地域符号等が含まれている。すなわち、開始/終了フラグを確認することによって緊急警報放送が行われるか否かを判定することができる。この開始/終了フラグが「1」の場合は、緊急警報放送の開始若しくは緊急警報放送中であることを示し、開始/終了フラグが「0」の場合は、緊急警報放送の終了を示している。よって、制御部5は、ステップS13において、開始/終了フラグが「1」か「0」かを確認し、「0」の場合、緊急警報放送は行われていないと判定してステップS16に移行してデジタル放送チューナ部4を停止し、ステップS2の処理に戻る。一方、開始/終了フラグが「1」である場合、制御部5は、緊急警報放送が行われていると判定し、緊急警報放送が行われているチャンネルにチューニングするようにデジタル放送チューナ部4を制御し、緊急警報放送信号を受信させる(ステップS14)。
制御部5は、上記のようにデジタル放送チューナ部4に緊急警報放送信号を受信させると、復調後の緊急警報放送信号に基づいて、表示部6a及びスピーカ6bに緊急警報放送に関する映像の表示及び音声の出力を行わせる(ステップS15)。そして、緊急警報放送が終了すると、制御部5は、デジタル放送チューナ部4を停止し(ステップS16)、ステップS2の処理に移行する。
以上のような、制御部5の制御処理をタイムチャートに表すと図4のようになる。例えば、時間T11のタイミングで通信圏内判定を行い、無線通信の通信エリアが通信圏内(OK)であると判定された場合(B11)、デジタル放送チューナ部4は起動され、緊急警報放送の検出処理が行われる(D11)。そして、間欠受信タイマが満了して時間T12に示す次のタイミングで通信圏内判定を行い、通信圏外(NG)であると判定された場合(B12)、デジタル放送チューナ部4は起動されない(D12)。また、次の間欠時間T13のタイミングでも通信圏外(NG)であると判定されている(B13)ので、同様にデジタル放送チューナ部4は起動されない(D13)。そして、次の間欠受信時間T14のタイミングで通信圏内(OK)であると判定されると(B14)、デジタル放送チューナ部4は起動され、緊急警報放送の検出処理が行われる(D14)。
このように、第1実施例によれば、RF通信部2による報知信号の間欠受信の受信状態に基づいて、デジタル放送の受信処理、つまりデジタル放送チューナ部4を起動するか否かを制御するので、デジタル放送チューナ部4の起動回数を減らすことができ、結果的にデジタル放送受信の動作時間を短縮し、無線通信端末の消費電力を低減することが可能である。
[第2実施例]
図5は、制御部5の制御処理における第2実施例のフローチャートである。まず、制御部5は、制御パラメータであるチューナ起動フラグを「1」に初期設定する(ステップS20)。続いて、制御部5は、一定時間Tを計測するタイマが満了したか否かを判定する(ステップS21)。このステップS21で、「NO」、つまりタイマが満了していない場合、制御部5はタイマが満了するまで待機し、タイマが満了すると、つまり報知信号の間欠受信のタイミングになると(「YES」)、チューナ起動フラグが「1」か否かを判定する(ステップS22)。ステップS22において、「YES」、つまりチューナ起動フラグが「1」の場合、制御部5は、通信圏外検出処理及び緊急警報放送検出処理を同時に行う(ステップS23)。一方、ステップS22において、「NO」、つまりチューナ起動フラグが「0」の場合、制御部5は、通信圏外検出処理のみを行う(ステップS24)。
以下、図5に示す通信圏外検出処理及び緊急警報放送検出処理について説明する。
図6は図5に示す通信圏外検出処理を示すフローチャートである。通信圏外検出処理において、制御部5は、まず、RF通信部2を起動させて移動通信網の基地局から送信される報知信号を受信する(ステップS30)。そして、制御部5は、RF通信部2により受信した報知信号の電波強度等に基づいて、通信圏内か否かを判定する(ステップS31)。
ステップS31において、「YES」、つまり通信圏内であると判定した場合、制御部5は、チューナ起動フラグを「1」に設定する(ステップS32)。一方、ステップS31において、「NO」、つまり通信圏外であると判定した場合、制御部5は、同時に処理を開始していた緊急警報放送検出処理を中止(中断)し(ステップS33)、チューナ起動フラグを「0」に設定する(ステップS34)。つまり、例えば、通信圏外検出処理及び緊急警報放送検出処理が同時に行われている場合、RF通信部2による受信状態が通信圏外であった場合、強制的に緊急警報放送検出処理を中止し終了するのである。
そして、間欠受信が終了すると、制御部5は、RF通信部2の処理を停止し、次の間欠受信のタイミングまでスリープモード(省電力モード)に移行し(ステップS35)、通信圏外検出処理を終了して図5のステップS21の処理に戻る。
図7は、図5に示す緊急警報放送検出処理を示すフローチャートである。緊急警報放送検出処理において、制御部5は、まず、デジタル放送チューナ部4を起動する(ステップS40)。続いて、制御部5は、デジタル放送チューナ部4にてデジタル放送信号を捕捉可能か否かを判定し(ステップS41)、デジタル放送信号を捕捉できない場合(「NO」)、ステップS47に移行してデジタル放送チューナ部4を停止し、緊急警報放送検出処理を終了して図5のステップS21の処理に戻る。一方、デジタル放送信号を捕捉可能である場合(「YES」)、制御部5は、デジタル放送チューナ部4にデジタル放送信号を受信させ(ステップS42)、当該デジタル放送信号の復調後のストリームデータに含まれる緊急情報記述子を確認する(ステップS43)。
そして、制御部5は、上記緊急情報記述子の内容から緊急警報放送が行われているか否かを判定する(ステップS44)。制御部5は、ステップS44において、緊急情報記述子に含まれる開始/終了フラグが「1」か「0」かを確認し、「0」の場合、緊急警報放送は行われていないと判定してステップS47に移行してデジタル放送チューナ部4を停止し、緊急警報放送検出処理を終了して図5のステップS21の処理に戻る。一方、開始/終了フラグが「1」である場合、制御部5は、緊急警報放送が行われていると判定し、緊急警報放送が行われているチャンネルにチューニングするようにデジタル放送チューナ部4を制御し、緊急警報放送信号を受信させる(ステップS45)。
制御部5は、上記のようにデジタル放送チューナ部4が緊急警報放送信号を受信すると、復調後の緊急警報放送信号に基づいて、表示部6a及びスピーカ6bに緊急警報放送に関する映像の表示及び音声の出力を行わせる(ステップS46)。そして、緊急警報放送が終了すると、制御部5は、デジタル放送チューナ部4を停止し(ステップS47)、緊急警報放送検出処理を終了して図5のステップS21の処理に戻る。
以上のような、図5〜図7における制御処理をタイムチャートに表すと図8のようになる。例えば、時間T21のタイミングでチューナ起動フラグが「1」とすると、通信圏外検出処理(B21)及び緊急警報放送検出処理(D21)が同時に並行して行われ、無線通信の通信エリアが通信圏内(OK)であればデジタル放送の緊急警報放送検出処理(D21)は終了されない。そして、次の無線通信における間欠受信の時間T22のタイミングにおいて、前回の無線通信における通信圏外検出処理(B21)で通信圏内(OK)と判定されたのでチューナ起動フラグは「1」のままであるため、通信圏外検出処理(B22)及び緊急警報放送検出処理(D22)が同時に並行して行われる。しかしながら、同時に並行して行われている通信圏外検出処理(B22)において、通信圏外(NG)と判定されると、同時に並行して行われている緊急警報放送検出処理(D22)を途中で強制終了(停止)する。続いて、次の無線通信における間欠受信の時間T23のタイミングにおいて、前回の通信圏外検出処理(B22)で通信圏外(NG)と判定されたのでチューナ起動フラグは「0」に変更されているため、通信圏外検出処理(B23)のみが行われ、デジタル放送におけるこのタイミングでの緊急警報放送検出処理は行わない。さらに、この時には、通信圏外検出処理(B23)において、通信圏外(NG)と判定されたとする。
次に、無線通信における間欠受信の時間T24のタイミングにおいて、前回の通信圏外検出処理(B23)で通信圏外(NG)と判定されたのでチューナ起動フラグは「0」のままであるため、通信圏外検出処理(B24)のみが行われ、デジタル放送におけるこのタイミングでの緊急警報放送検出処理は行わない。この時も、通信圏外検出処理(B24)において、通信圏内(OK)と判定されたとする。すると、無線通信における間欠受信の時間T25のタイミングにおいて、前回の通信圏外検出処理(B24)で通信圏内(OK)と判定されたのでチューナ起動フラグは「1」に変更されているため、通信圏外検出処理(B25)及び緊急警報放送検出処理(D25)が同時に並行して行われることになる。
このように、第2実施例によれば、RF通信部2による報知信号の間欠受信の受信状態に基づいて、デジタル放送チューナ部4を起動するか否かを制御するので、デジタルチューナ部4の起動回数を減らすことができ、さらに無線通信における間欠受信タイミングの前回のタイミングでの通信圏外検出処理の結果に基づいてデジタル放送の緊急警報放送検出処理を行うか否かを制御するので、第1実施例と比べてデジタル放送チューナ部4の動作時間を短縮し、無線通信端末の待ち受け時の消費電力をより低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定するものではない。例えば、無線通信システムは携帯電話通信網であっても、公衆ブロードバンド無線通信網であっても良い。また、無線通信機能とデジタル放送受信機能を合わせ持つ装置であれば、パソコンのように機能を追加して構成されるものでも良い。
本発明の一実施形態に係わる携帯通信端末の構成ブロック図である 制御部5による制御処理の第1実施例を示すフローチャート図である。 緊急情報記述子の構成を示す模式図である。 制御部5による制御処理の第1実施例に関するタイムチャート図である。 制御部5による制御処理の第2実施例を示すフローチャート図である。 制御部5による制御処理の第2実施例における通信圏外検出処理を示すフローチャート図である。 制御部5による制御処理の第2実施例における緊急警報放送検出処理を示すフローチャート図である。 制御部5による制御処理の第2実施例に関するタイムチャート図である。
符号の説明
1…移動通信用アンテナ、2…RF通信部、3…デジタル放送用アンテナ、4…デジタル放送チューナ部、5…制御部、5a…CPU(Central Processing Unit)、5b…ROM(Read Only Memory)、5c…RAM(Random Access Memory)、6…放送再生部、6a…表示部、6b…スピーカ

Claims (12)

  1. 移動通信網の基地局から送信される報知信号を所定の受信タイミングで間欠的に受信する第1受信手段と、
    デジタル放送信号を間欠的に受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段による報知信号の受信状態に基づいて前記第2受信手段の受信処理を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1受信手段が前記報知信号を受信できた場合、デジタル放送信号の受信処理を行うように前記第2受信手段を制御することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1受信手段が報知信号を受信できない場合、次回のタイミングで行われるデジタル放送信号の受信処理を行わないように前記第2受信手段を制御することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1受信手段が報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止するように前記第2受信手段を制御することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1受信手段による報知信号の受信タイミングと同時に第2受信手段によるデジタル放送信号の受信処理を行うように制御し、前記第1受信手段が報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止するように前記第2受信手段を制御することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1受信手段の前回の受信タイミングにおける報知信号の受信状態に基づいて、前記第2受信手段の受信処理を制御することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  7. 移動通信網の基地局から送信される報知信号を所定の受信タイミングで間欠的に受信し、
    前記報知信号の受信状態に基づいてデジタル放送信号の受信処理を行うか否かを判定し、該判定に基づいてデジタル放送信号の間欠受信を制御することを特徴とするデジタル放送受信方法。
  8. 前記報知信号を受信できた場合に、デジタル放送信号の受信処理を行うことを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信方法。
  9. 前記報知信号を受信できない場合、次回のタイミングで行われるデジタル放送信号の受信処理を行わないことを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信方法。
  10. 前記報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止することを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信方法。
  11. 前記報知信号の受信タイミングと同時にデジタル放送信号の受信処理を行い、前記報知信号を受信できない場合、デジタル放送信号の受信処理を中止することを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信方法。
  12. 前回の受信タイミングにおける報知信号の受信状態に基づいてデジタル放送信号の受信処理を制御することを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信方法。
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