JP2014017874A

JP2014017874A - 携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法

Info

Publication number: JP2014017874A
Application number: JP2013213788A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Hashimoto; 匡広橋本
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2013-10-11
Filing date: 2013-10-11
Publication date: 2014-01-30

Abstract

【課題】装置構成及び処理方法を複雑化させることなく、一定時間の放置でアプリケーションを終了させることを可能にする。
【解決手段】周辺の照度を検知する照度センサー１０５と、照度センサー１０５により検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了させて、省電力モードに遷移させる中央制御部１０１を有する携帯端末装置。
【選択図】図１

Description

本発明は、携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法に関し、特に、携帯端末装置の消費電力を低減させるのに有効な携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法に関する。

近年、携帯電話端末装置は、多種多様な機能を備えてシステムが複雑化している。この結果、消費電力の増加に伴い電池残量の減少が激しく、これを防ぐことは急務となっている。

例えば、一定時間の放置でアプリケーションを終了させる方法はあるが、ユーザの意図に反して省電力モードへ遷移することは不便である。

これに関連する技術として、例えば、特開２００７−２５８８０１号公報（特許文献１）がある。この特許文献１では、一定時間の放置でアプリケーション（テレビジョン放送の表示）を終了させる方法として、携帯電話端末装置の表示部の姿勢と表示方向を求めている。

特開２００７−２５８８０１号公報

上述のように、特許文献１では、携帯電話端末装置の表示部の姿勢と表示方向を求めている。具体的には、地磁気センサー及び回転角度センサーの検出信号に基づいて、携帯電話端末装置の姿勢と表示部の表示方向を認識している。このため、装置構成及び処理方法が複雑化してしまう。

本発明の目的は、上述した課題を解決するための技術を提供することにあり、装置構成及び処理方法を複雑化させることなく、一定時間の放置でアプリケーションを終了させることが可能な携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法を提供することにある。

本発明に係る携帯端末装置は、
周辺の照度を検知する照度検知手段と、
前記照度検知手段により検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了させて、省電力モードに遷移させる制御手段を有することを特徴とする。

また、本発明に係る携帯端末装置の制御方法は、
周辺の照度を検知し、
前記検知された照度が予め定められた規定値より大きいか否かを判定し、
この判定の結果、前記照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了し、
省電力モードに遷移することを特徴とする。

本発明によれば、装置構成及び処理方法を複雑化させることなく、一定時間の放置でアプリケーションを終了させることができる。

本発明の実施の形態に係る携帯端末装置のブロック図である。本発明の第１の実施の形態の動作を示すフローチャートである。本発明の第２の実施の形態の動作を示すフローチャートである。

本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。

図１を参照して、本発明の第１の実施の形態に係る携帯端末装置（例えば、携帯電話端末装置）の構成について説明する。

携帯端末装置は、中央制御部１０１、アンテナ１０２、無線制御部１０３、記憶部１０４、照度センサー１０５、テレビ用アンテナ１０６、テレビチューナモジュール１０７、音声制御部１０８、ＭＩＣ（マイク）１０９、ＲＥＣ（レシーバ）１１０、ＳＰＫ（スピーカ）１１１、入力部１１２、表示部１１３、電源制御部１１４、電池１１５、タイマ１１６を有する。

このような構成の下、無線制御部１０３は、アンテナ１０２を介して基地局との送受信を行い、通信データは中央制御部１０１を介して処理される。

また、電池１１５から電源制御部１１４を介して電力を供給する。記憶部１０４には、各種のデータを保存する。入力部１１２よりキー押下情報を入力し、表示部１１３にて各種表示を行う。また、音声制御部１０８は、ＳＰＫ（スピーカ）１１１、ＲＥＣ（レシーバ）１１０及びＭＩＣ（マイク）１０９を介して各種の音情報を制御する。

また、照度センサー１０５から携帯端末装置の状態情報を検知し、中央制御部１０１にて演算処理される。テレビチューナモジュール１０７は、テレビ用アンテナ１０６を介して入力される電波からテレビ画像再生データを生成し、中央制御部１０１を介して処理し、表示部１１３にて再生表示を行う。タイマ（タイマ手段）１１２は、一定時間の経過を監視する。

ここで、通話時のデータの流れについて説明する。

アンテナ１０２を介して無線制御部１０３に入力される音声データは、中央制御部１０１により処理され、音声制御部１０８を介して、ＳＰＫ（スピーカ）１１１又はＲＥＣ（レシーバ）１１０へ出力される。逆に、発話音声は、ＭＩＣ（マイク）１０９から入力され、音声制御部１０８を介して中央制御部１０１にて処理され、無線制御部１０３を介してアンテナ１０２から基地局へと出力する。

また、データ通信時のデータの流れについて説明する。

入力部１１２からキーデータ等を入力し、中央制御部１０１にて処理されて記憶部１０４にて一時保存される。そして、適時、中央制御部１０１から無線制御部１０３を介してアンテナ１０２から基地局へと出力する。また、アンテナ１０２を介して無線制御部１０３に入力される通信データは、中央制御部１０１により処理され、記憶部１０４にて一時保存された後、表示部１１３に表示される。

なお、携帯端末装置の周辺の照度に変化が発生した場合、照度センサー１０５を介して変化情報が中央制御部１０１に入力される。中央制御部１０１は、状況に応じて、記憶部１０４へ状態を保存し、各制御部へ制御の通知を行う。

ここで、携帯端末装置周辺の照度に変化が発生した場合とは、例えば、携帯電話端末装置をかばんの中に入れてしまったような場合や、部屋の電気を消してしまったような場合などが想定される。

次に、図１及び図２を参照して、本発明の第１の実施の形態の動作について説明する。

まず、入力部１１２の電源キー押下により携帯端末装置の電源がＯＮされて、本体の起動処理が実行される（ステップＳ１）。

次に、入力部１１２の各種キー押下により、テレビアプリケーションが起動される（ステップＳ２）。

次に、照度センサー１０５により入力される情報から、検知された照度（輝度）が設定された一定の照度（ここではαとする）より大きいか否かを判定する（ステップＳ３）。

この判定の結果、設定された一定の照度（α）より大きければ、アプリケーションは継続状態と判断して前のステップに戻る。また、判定の結果、設定された一定の照度（α）以下であれば、ユーザがテレビを見ていない可能性があると判断して次のステップへ進む。

次に、タイマ１１６を起動させ、テレビアプリケーションの使用時間を計測する（ステップＳ４）。

次に、設定された一定時間を経過しているか監視する（ステップＳ５）。この監視の結果、一定時間を経過している場合には、次のステップへ進む。

次に、ユーザに対してアプリケーションを継続するか否かの警告画面を表示する（ステップＳ６）。

次に、所望のキー入力があるか否かを判定する（ステップＳ７）。この判定の結果、何らかのキー入力があり、ユーザがテレビ視聴を継続した場合には前のステップに戻る。

判定の結果、何らのキー入力もなく、反応が無い場合にはユーザが携帯端末装置を使用していないと判断してアプリケーションを終了する（ステップＳ８）。

最後に、画面表示をオフしたり、バックライトをオフするなど動作状態を最小限にする省電力モードへ遷移する（ステップＳ９）。

本発明の第１の実施の形態によれば、ユーザの使用有無を判断可能なので、携帯端末装置の無用な消費電力を抑制することができる。さらに、ユーザの意図を判別しているので、消費電力を効果的に抑制できる。

次に、本発明の第２の実施の形態について説明する。

第２の実施の形態に係る携帯端末装置の構成は、図１に示した第１の実施の形態に係る携帯端末装置の構成と同じなのでその説明は省略する。

次に、図３を参照して、本発明の第２の実施の形態の動作について説明する。

一定時間経過するまでの過程（図３のステップＳ５）までは、図２に示した第１の実施の形態の動作と同じなのでその説明は省略する。

このような状況の下、設定された一定時間を経過していた場合には、ユーザに対してアプリケーションを継続するか否かの警告音を発生する（ステップＳ６０）。このように、警告音を発生させることが、図２に示した第１の実施の形態の動作と異なる点である。

そして、ユーザがテレビ視聴を継続した場合には前のステップに戻り、反応が無い場合にはユーザが携帯端末装置を使用していないと判断してアプリケーションを終了する（ステップＳ８）。

以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明技術的思想に基づく各種の変形が可能である。

例えば、上述の実施形態では、テレビアプリケーションを例に取り説明してきたが、他のアプリケーションでも良い。

１０１中央制御部
１０２アンテナ
１０３無線制御部
１０４記憶部
１０５照度センサー
１０６テレビ用アンテナ
１０７テレビチューナモジュール
１０８音声制御部
１０９ＭＩＣ（マイク）
１１０ＲＥＣ（レシーバ）
１１１ＳＰＫ（スピーカ）
１１２入力部
１１３表示部
１１４電源制御部
１１５電池
１１６タイマ

Claims

所定の表示を行う表示手段と、
周辺の照度を検知する照度検知手段と、
前記照度検知手段により検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了させて、前記表示手段の画面表示をオフするか又はバックライトをオフする省電力モードに遷移させる制御手段と、
所定の表示を行う表示手段と、
所定の時間を計測するタイマ手段を有し、
前記制御手段は、前記照度検知手段により検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、前記タイマ手段を起動させ、所定の時間が経過したときに、前記表示手段に前記動作中のアプリケーションを継続するか否かの警告画面を表示し、
前記表示手段に前記警告画面を表示後、応答がない場合には、前記制御手段は、前記動作中のアプリケーションを終了させて前記省電力モードに遷移させることを特徴とする携帯端末装置。
所定の表示を行う表示手段と、
周辺の照度を検知する照度検知手段と、
前記照度検知手段により検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了させて、前記表示手段の画面表示をオフするか又はバックライトをオフする省電力モードに遷移させる制御手段と、
所定の音を発生させる音発生手段と、
所定の時間を計測するタイマ手段を有し、
前記制御手段は、前記照度検知手段により検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、前記タイマ手段を起動させ、所定の時間が経過したときに、前記音発生手段に前記動作中のアプリケーションを継続するか否かの警告音を発生させ、
前記音発生手段に前記警告音を発生後、応答がない場合には、前記制御手段は、前記動作中のアプリケーションを終了させて前記省電力モードに遷移させることを特徴とする携帯端末装置。
所定の表示を行い、
周辺の照度を検知し、
前記検知された照度が予め定められた規定値より大きいか否かを判定し、
この判定の結果、前記照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了し、画面表示をオフするか又はバックライトをオフする省電力モードに遷移し、
前記検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、所定の時間が経過したか否かを判定し、
この判定の結果、所定の時間が経過したときに、前記動作中のアプリケーションを継続するか否かの警告画面を表示し、
前記警告画面を表示後、応答がない場合には、前記動作中のアプリケーションを終了させて前記省電力モードに遷移することを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
所定の表示を行い、
周辺の照度を検知し、
前記検知された照度が予め定められた規定値より大きいか否かを判定し、
この判定の結果、前記照度が予め定められた規定値以下のときに、動作中のアプリケーションを終了し、画面表示をオフするか又はバックライトをオフする省電力モードに遷移し、
前記検知された照度が予め定められた規定値以下のときに、所定の時間が経過したか否かを判定し、
この判定の結果、所定の時間が経過したときに、前記動作中のアプリケーションを継続するか否かの警告音を発生し、
前記警告音を発生後、応答がない場合には、前記動作中のアプリケーションを終了させて前記省電力モードに遷移することを特徴とする携帯端末装置の制御方法。